JPS6023097Y2 - 低圧鋳造炉 - Google Patents
低圧鋳造炉Info
- Publication number
- JPS6023097Y2 JPS6023097Y2 JP13286181U JP13286181U JPS6023097Y2 JP S6023097 Y2 JPS6023097 Y2 JP S6023097Y2 JP 13286181 U JP13286181 U JP 13286181U JP 13286181 U JP13286181 U JP 13286181U JP S6023097 Y2 JPS6023097 Y2 JP S6023097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- casting furnace
- pressure casting
- iron
- low pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は密閉した炉内に送気して鋳造を行なう低内鋳
造炉に関し、一層詳細には、炉の熱ロスを減少して溶湯
温度保持を溶湯とするとともに、溶湯内に生じて鋳造不
良を起こす酸化物の生皮を減少してなる低内鋳造炉に関
する。
造炉に関し、一層詳細には、炉の熱ロスを減少して溶湯
温度保持を溶湯とするとともに、溶湯内に生じて鋳造不
良を起こす酸化物の生皮を減少してなる低内鋳造炉に関
する。
低圧鋳造法においても複雑形状で高度な品質水準を要求
される鋳造品においては収縮巣とともにわずかな酸化物
の巻込みでも酸化物が鋳造品表面または内部に存在する
こととなると要求品質において重大な欠陥となる。
される鋳造品においては収縮巣とともにわずかな酸化物
の巻込みでも酸化物が鋳造品表面または内部に存在する
こととなると要求品質において重大な欠陥となる。
また低内鋳造炉の炉壁は１８００を超えることがあり、
草大な熱ロスのみでなく作業者にとっても危険であり作
業環境を悪化させている。
草大な熱ロスのみでなく作業者にとっても危険であり作
業環境を悪化させている。
この熱ロスを減少することおよび酸化物発生の問題を解
決することが望まれており、本考案はこの点に鑑みてな
されたものである。
決することが望まれており、本考案はこの点に鑑みてな
されたものである。
すなわち本考案の目的は、低内鋳造炉において、炉外周
を一定間隔を保って空間が形成されるように金属板で密
閉し、この密閉空間に最大路程を保つように気体流入口
および気体流出口を設け、気体流出口を炉内と連通ずる
ことを特徴とする低内鋳造炉を提供するにある。
を一定間隔を保って空間が形成されるように金属板で密
閉し、この密閉空間に最大路程を保つように気体流入口
および気体流出口を設け、気体流出口を炉内と連通ずる
ことを特徴とする低内鋳造炉を提供するにある。
以下図面に従い本考案の実施例について詳細に説明する
。
。
第１図において１０は上面を開口した炉体であり、内側
から耐火レンガ等の耐火材１２、保温材１４、耐火モル
タル等の外装材１６を層状に積層して構築して威る。
から耐火レンガ等の耐火材１２、保温材１４、耐火モル
タル等の外装材１６を層状に積層して構築して威る。
１８は炉体１０の最外層を形成する外装材１６外局面を
間装する鉄製ジャケット１８であって、気密状態を維持
することのできる２重筒体状を威す。
間装する鉄製ジャケット１８であって、気密状態を維持
することのできる２重筒体状を威す。
この鉄製ジャケット１８の一部、例えば下端部に圧縮空
気の送気パイプ２０を連通する。
気の送気パイプ２０を連通する。
鉄製ジャケット１８内には下端から上端に向って螺旋状
の案内鉄板２２が設けられ、鉄製ジャケット１８上部に
は圧縮空気の給気パイプ２４一端を連通ずる。
の案内鉄板２２が設けられ、鉄製ジャケット１８上部に
は圧縮空気の給気パイプ２４一端を連通ずる。
２６は炉体１０内に若干の間隔を隔てて内挿される。
耐熱鋼からなる気密室形成用のケースであり、下部に炉
体１０を貫通して外部へ導出される排融液口２８を設け
て戊る。
体１０を貫通して外部へ導出される排融液口２８を設け
て戊る。
３０は特に通気性を高めたセラミックファイバーから成
る通気構造部であり、ケース２６内面に接してその内周
面を被覆している。
る通気構造部であり、ケース２６内面に接してその内周
面を被覆している。
３２はその通気構造部３０を介してケース２６内に形成
された、耐火レンガ、耐火モルタルによって構築される
耐火壁であり、３４はこの耐火壁３２内面に止着された
発熱体である。
された、耐火レンガ、耐火モルタルによって構築される
耐火壁であり、３４はこの耐火壁３２内面に止着された
発熱体である。
３６はケース２６上面を閉塞する蓋体であり、この蓋体
３６に上記鉄製シャケシト１８上部に連通された圧縮空
気の給気パイブ２４他端を連通ずる。
３６に上記鉄製シャケシト１８上部に連通された圧縮空
気の給気パイブ２４他端を連通ずる。
この蓋体３６とケース２６とにより気密室３８を形成す
る。
る。
４０はこの気密室３８内に設置した黒鉛等の耐火物ルツ
ボ、４２はこのルツボ内に収容されている金属融液、４
４は蓋体３６上に設置してなる鋳型、４６はこの鋳型と
ルツボとを連通ずるストークである。
ボ、４２はこのルツボ内に収容されている金属融液、４
４は蓋体３６上に設置してなる鋳型、４６はこの鋳型と
ルツボとを連通ずるストークである。
上記構成の低圧鋳造炉を常法に従って操業する。
送気パイプ２０から送出され鉄製ジャケット１８中を下
方から上方に向って螺旋状に案内されて上昇しながら加
熱された圧縮空気は、給気パイプ２４から蓋体２６を通
り気密室３８内に給気される。
方から上方に向って螺旋状に案内されて上昇しながら加
熱された圧縮空気は、給気パイプ２４から蓋体２６を通
り気密室３８内に給気される。
この間において鉄製ジャケット１８から熱が奪い取られ
、その表面温度は約６０℃と危険の少ない温度にまで低
下する。
、その表面温度は約６０℃と危険の少ない温度にまで低
下する。
また、加熱された鉄製ジャケットおよび案内鉄板の広い
表面が加熱された圧縮空気によって酸化され、この酸化
によって消費された分だけ、気密室３８内に送られて金
属融液４２を酸化することが少なくなる。
表面が加熱された圧縮空気によって酸化され、この酸化
によって消費された分だけ、気密室３８内に送られて金
属融液４２を酸化することが少なくなる。
この目的のためには鉄製ジャケットの内表面積を拡大す
ることおよび鉄粒子等を介在させるなどの酸素消費およ
び熱交換促進手段を設けることが好適となる。
ることおよび鉄粒子等を介在させるなどの酸素消費およ
び熱交換促進手段を設けることが好適となる。
なお炉外表面の炉密閉用金属製本体フレームと金属製ジ
ャケットの内側面とを共用することも容易に行なえる。
ャケットの内側面とを共用することも容易に行なえる。
このように本考案によるときは炉表面、特に炉外周の広
面積に互って熱を放散させないで熱ロスを大幅に減少し
て金属融液の保温を促すことができ、しかも配化物生成
を減少させることにより鋳造品の品質を向上させること
ができる。
面積に互って熱を放散させないで熱ロスを大幅に減少し
て金属融液の保温を促すことができ、しかも配化物生成
を減少させることにより鋳造品の品質を向上させること
ができる。
また、人体が触れ易い炉外周に付設することにより炉外
周の高温化を防ぎ作業者に対する安全性の大幅な向上が
図れ、作業環境をも良好に改善することができるという
顕著な効果を奏する。
周の高温化を防ぎ作業者に対する安全性の大幅な向上が
図れ、作業環境をも良好に改善することができるという
顕著な効果を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、考案
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、考案
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
第１図は低圧鋳造炉の正面断面図、第２図は第１図の部
分拡大図である。 １０・・・・・・炉体、１２・・・・・・耐火材、１４
・・・・・・保温材、１６・・・・・・外装材、１８・
・・・・・鉄製ジャケット、２０・・・・・・送気パイ
プ、２２・・・・・・案内鉄板、２４・・・・・・給気
パイプ、２６・・・・・・ケース、２８・・・・・・排
融液口、３０・・・・・・通気構造部、３２・・・・・
・耐火壁、３４・・・・・・発熱体、３６・・・・・・
蓋体、３８・・・・・・気密室、４０・・・・・・耐火
物ルツボ、４２・・・・・・金属融液、４４・・・・・
・鋳型、４６・・・・・・ストーク。
分拡大図である。 １０・・・・・・炉体、１２・・・・・・耐火材、１４
・・・・・・保温材、１６・・・・・・外装材、１８・
・・・・・鉄製ジャケット、２０・・・・・・送気パイ
プ、２２・・・・・・案内鉄板、２４・・・・・・給気
パイプ、２６・・・・・・ケース、２８・・・・・・排
融液口、３０・・・・・・通気構造部、３２・・・・・
・耐火壁、３４・・・・・・発熱体、３６・・・・・・
蓋体、３８・・・・・・気密室、４０・・・・・・耐火
物ルツボ、４２・・・・・・金属融液、４４・・・・・
・鋳型、４６・・・・・・ストーク。
Claims (1)
- 低圧鋳造炉において、炉外周に一定間隔を保った鉄製ジ
ャケットを配設して密閉空間を形成するとともに、該鉄
製ジャケットと前記炉外周間に下方から上方へ最大路程
を保つ案内鉄板を設け、当該密閉空間の下部に気体流入
口を、上部に気体流出口をそれぞれ設けて該気体流出口
を炉内を連通せしめたことを特徴とする低内鋳造炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13286181U JPS6023097Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 低圧鋳造炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13286181U JPS6023097Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 低圧鋳造炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838366U JPS5838366U (ja) | 1983-03-12 |
| JPS6023097Y2 true JPS6023097Y2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=29926360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13286181U Expired JPS6023097Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 低圧鋳造炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023097Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60257961A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-19 | Toshiba Ceramics Co Ltd | アンダ−ヒ−ト式低圧鋳造炉 |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP13286181U patent/JPS6023097Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5838366U (ja) | 1983-03-12 |
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