JPS6021992Y2 - インキユベ−タ−の結露防止装置 - Google Patents
インキユベ−タ−の結露防止装置Info
- Publication number
- JPS6021992Y2 JPS6021992Y2 JP14484782U JP14484782U JPS6021992Y2 JP S6021992 Y2 JPS6021992 Y2 JP S6021992Y2 JP 14484782 U JP14484782 U JP 14484782U JP 14484782 U JP14484782 U JP 14484782U JP S6021992 Y2 JPS6021992 Y2 JP S6021992Y2
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- Japan
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- culture tank
- incubator
- temperature
- evaporation
- water jacket
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- Expired
Links
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、培養槽の加熱初期において、蒸発部から発生
する蒸気を制限して、棚及び棚受に起る水滴の防止に係
るものである。
する蒸気を制限して、棚及び棚受に起る水滴の防止に係
るものである。
従来の熱媒体に水等の液体を使用したウォータジャケッ
トでは、ヒータの昇温による蒸発部の蒸発が早いと培養
槽の棚受及び棚の温度が上らず、水滴が付着して雑菌の
増殖やこの雑菌の増殖した水滴が試料に落ちることがあ
った。
トでは、ヒータの昇温による蒸発部の蒸発が早いと培養
槽の棚受及び棚の温度が上らず、水滴が付着して雑菌の
増殖やこの雑菌の増殖した水滴が試料に落ちることがあ
った。
このためヒータの昇温する初期には、蒸発部に水を入れ
ずに、培養槽内の棚及び棚受が昇温してからでないと蒸
発水を入れることができず。
ずに、培養槽内の棚及び棚受が昇温してからでないと蒸
発水を入れることができず。
作業が煩雑であった。
本考案は、培養槽の周囲にウォータジャケットを設けた
インキュベーターの前面を開放し、前記開放された前面
に開閉自在の扉を設け、前記ウォータジャケットのパイ
プヒータと前記培養槽の蒸発部との間に蒸発防止剤を設
けたことにより、パイプヒータの収容したウォータジャ
ケットと蒸発部との間に遮熱層を形成して、棚及び棚受
の温度と蒸発部から発生する蒸気の温度とを一致させる
ことにより、水滴の発生を防止しようとするものである
。
インキュベーターの前面を開放し、前記開放された前面
に開閉自在の扉を設け、前記ウォータジャケットのパイ
プヒータと前記培養槽の蒸発部との間に蒸発防止剤を設
けたことにより、パイプヒータの収容したウォータジャ
ケットと蒸発部との間に遮熱層を形成して、棚及び棚受
の温度と蒸発部から発生する蒸気の温度とを一致させる
ことにより、水滴の発生を防止しようとするものである
。
以下、図面により本考案の一実施例について詳細な説明
を行なう。
を行なう。
第1図、第2図において、1は前方を開放した箱型の培
養槽3や収容されているインキュベーターである。
養槽3や収容されているインキュベーターである。
この培養槽3は周囲に内壁5と外壁7との2重壁の密封
したウォータジャケット9であり、このウォータジャケ
ット9には、水や水容液等の熱媒体11が収容されてい
る。
したウォータジャケット9であり、このウォータジャケ
ット9には、水や水容液等の熱媒体11が収容されてい
る。
またこのウォータジャケット9の底部の熱媒体11内に
は、3本捏度のパイプヒータ13が取付られている。
は、3本捏度のパイプヒータ13が取付られている。
パイプヒータ13と培養槽3低部の内壁5との熱媒体1
1内には、皿状の蒸発防止材17が取付剤15によって
固定されている。
1内には、皿状の蒸発防止材17が取付剤15によって
固定されている。
この蒸発防止材17は培養槽3の低面よりやや大きい阻
止板19であり、立上り21は阻止板19から垂直に培
養槽3の低面の内壁5より上方に位置している。
止板19であり、立上り21は阻止板19から垂直に培
養槽3の低面の内壁5より上方に位置している。
前記蒸発防止材17と培養槽3低部の内壁5との間は、
蒸発防止室23であり、立上り21によりウォータジャ
ケット9と通じている。
蒸発防止室23であり、立上り21によりウォータジャ
ケット9と通じている。
前記培養槽3低部は、槽内に湿度を与えるため水を溜め
る蒸発部24である。
る蒸発部24である。
培養槽3の奥側には、ウォータジャケット9の外壁7と
内壁5とを貫通した温度調節器25が設けられている。
内壁5とを貫通した温度調節器25が設けられている。
また培養槽3の上面には、ウォータジャケット9の内壁
5と外壁7とを貫通したファン取付口27に循環ファン
29が形成されており、この循環ファン29は外壁7に
モーター等の駆動部材31の回転軸33を内壁5まで挿
入して取付でいる。
5と外壁7とを貫通したファン取付口27に循環ファン
29が形成されており、この循環ファン29は外壁7に
モーター等の駆動部材31の回転軸33を内壁5まで挿
入して取付でいる。
培養槽3には、上記以外に内壁5に固定している棚受3
5が左右壁に2本づつ垂直に取付けられており、この棚
受35に取外し自在の棚37が多段に一定間隔をおいて
取付けられている。
5が左右壁に2本づつ垂直に取付けられており、この棚
受35に取外し自在の棚37が多段に一定間隔をおいて
取付けられている。
この棚37は循環ファン29の空気が流通できる多孔板
39になっている。
39になっている。
ウォータジャケット9と外板41の間には、前面を除い
てガラスウールは又は発泡材等の断熱材43が埋設され
ている。
てガラスウールは又は発泡材等の断熱材43が埋設され
ている。
インキュベータ−1正面のウォータジャケット9には、
密閉材45が全周に取付けられており、この密閉材45
は透明内扉46を閉じた時に培養槽3内の空気を密閉す
るものである。
密閉材45が全周に取付けられており、この密閉材45
は透明内扉46を閉じた時に培養槽3内の空気を密閉す
るものである。
この透明内扉47は蝶番47により開放自在であり、外
板41に取付けたもう1つの蝶番49により外扉51が
開閉自在に取付けられている。
板41に取付けたもう1つの蝶番49により外扉51が
開閉自在に取付けられている。
外扉51の内部はインキュベーター1の断熱材43と同
様なものが内装されている。
様なものが内装されている。
以上インキュベーター1には、図示していないが、普通
側面に制御装置が取付けられている。
側面に制御装置が取付けられている。
以上の実施例において、まずインキュベーター1の制御
装置により温度調節器25の温度設定、例えば培養試験
の場合に3TOに設定する。
装置により温度調節器25の温度設定、例えば培養試験
の場合に3TOに設定する。
この温度設定によってウォータジャケット9内のパイプ
ヒータ13は昇温か始まる。
ヒータ13は昇温か始まる。
この昇温により熱媒体11である水等に熱エネルギーが
伝達されるものである。
伝達されるものである。
熱媒体11の昇温によって培養槽3は、内壁5から棚受
35に熱が伝わり、その後多段の棚37へと伝わる。
35に熱が伝わり、その後多段の棚37へと伝わる。
この時循環ファン29の攪拌により培養槽3の空気は、
はぼ棚受35や棚37と同一温度で昇温する。
はぼ棚受35や棚37と同一温度で昇温する。
一方蒸発防止材17は熱媒体11の熱で阻止板19から
蒸発防止室23へ伝達する。
蒸発防止室23へ伝達する。
また、ウォータジャケット9の熱媒体11と蒸発防止室
23の熱媒体11との温度差により立上り21の開口を
介して流通するのとによって温度上昇する。
23の熱媒体11との温度差により立上り21の開口を
介して流通するのとによって温度上昇する。
その後培養槽3の下面の内壁5は加熱されるので、内壁
5に溜った蒸発部24の水が徐々に加熱しながら、蒸発
を始める。
5に溜った蒸発部24の水が徐々に加熱しながら、蒸発
を始める。
循環ファン29の回転によって、蒸気は培養槽3の全体
に広がり温度を高めて行くことになる。
に広がり温度を高めて行くことになる。
この時すでに培養槽3の棚受35又は棚37は、設定温
度近くに高められているので蒸気による結露の発生がな
いことになる。
度近くに高められているので蒸気による結露の発生がな
いことになる。
その後設定温度湿度に調整されてインキュベーター1は
外扉51の透明内扉46とを順次開けて試料を棚37に
乗せて試験が開始されるものである。
外扉51の透明内扉46とを順次開けて試料を棚37に
乗せて試験が開始されるものである。
なお、蒸発阻止材17はパイプヒータ13で加熱する初
期において遮蔽できるもの、例えば樹脂材又はゴム材で
も良いが、しかしこの場合加熱初期以外はパイプヒータ
13の加熱によって蒸発部24の水が蒸発できる半熟遮
蔽層であれば良いものである。
期において遮蔽できるもの、例えば樹脂材又はゴム材で
も良いが、しかしこの場合加熱初期以外はパイプヒータ
13の加熱によって蒸発部24の水が蒸発できる半熟遮
蔽層であれば良いものである。
また蒸発阻止材17の立上り21にある開口通路は、な
くともよい。
くともよい。
この場合熱媒体11の熱伝導が遅れて蒸発部24の蒸発
の量は減ることになる。
の量は減ることになる。
しかし本考案の効果は変らないものである。
なおまた、蒸発部24は培養槽3の内壁5で代用してい
るが、別に蒸発部を取外しできる皿状のものであっても
同様な効果を生じるものである。
るが、別に蒸発部を取外しできる皿状のものであっても
同様な効果を生じるものである。
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であるから、
運転初期におけるインキュベーターの培養に起る結露、
特に棚受または棚に発生する結露、つまり水滴の付着が
ないものである。
運転初期におけるインキュベーターの培養に起る結露、
特に棚受または棚に発生する結露、つまり水滴の付着が
ないものである。
このため水滴に発生する細菌の繁殖が防げると共に、こ
の細菌の含んだ水滴が試料に入ることがないものである
。
の細菌の含んだ水滴が試料に入ることがないものである
。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるものでなく、
他の態様においても実施しうるものである。
他の態様においても実施しうるものである。
図面は本考案の一実施例であり、第1図は本考案の正断
面図、第2図は同のX−Xの底断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3・・・・・・
培養槽、9・・・・・・ウォータジャケット、13・・
・・・・パイプヒータ、17・・・・・・蒸発阻止材、
24・・・・・・蒸発部、41・・・・・・外板。
面図、第2図は同のX−Xの底断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3・・・・・・
培養槽、9・・・・・・ウォータジャケット、13・・
・・・・パイプヒータ、17・・・・・・蒸発阻止材、
24・・・・・・蒸発部、41・・・・・・外板。
Claims (1)
- 培養槽の周囲にウォータジャケットを設けたインキュベ
ーターの前面を開放し前記開放された前面に開閉自在の
扉を設け、前記ウォータジャケットのパイプヒータと前
記培養槽の蒸発部との間に蒸発阻止材を設けたことを特
徴としたインキュベーターの結露防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14484782U JPS6021992Y2 (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | インキユベ−タ−の結露防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14484782U JPS6021992Y2 (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | インキユベ−タ−の結露防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950300U JPS5950300U (ja) | 1984-04-03 |
JPS6021992Y2 true JPS6021992Y2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=30322893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14484782U Expired JPS6021992Y2 (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | インキユベ−タ−の結露防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021992Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP14484782U patent/JPS6021992Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5950300U (ja) | 1984-04-03 |
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