JPS60215022A - ポリカ−ボネ−ト樹脂の製法及びそれを用いた光学成形品 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂の製法及びそれを用いた光学成形品Info
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- JPS60215022A JPS60215022A JP7128784A JP7128784A JPS60215022A JP S60215022 A JPS60215022 A JP S60215022A JP 7128784 A JP7128784 A JP 7128784A JP 7128784 A JP7128784 A JP 7128784A JP S60215022 A JPS60215022 A JP S60215022A
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- dihydric phenol
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流動性に優れた新規なポリカーボネート樹脂
の製法並びにそれを用いて射出成形、圧縮成形等によっ
て製造される透明なポリカーボネート樹脂光学成形品、
例えば、光読み取り方式のデジタル・オーディオディス
ク、ビデオディスク、メモリーディスク等及び光学用レ
ンズ類等に関する。
の製法並びにそれを用いて射出成形、圧縮成形等によっ
て製造される透明なポリカーボネート樹脂光学成形品、
例えば、光読み取り方式のデジタル・オーディオディス
ク、ビデオディスク、メモリーディスク等及び光学用レ
ンズ類等に関する。
従来、光学用透明成形品の材料としては、アクリル樹脂
が、(1)透明性が良い、(2)流動性が良い、(3)
複屈折が小さい等の特徴を有していることから、光学用
透明成形品の材料として使用出来ることが知られている
(例えば、特開昭56−131654号)。
が、(1)透明性が良い、(2)流動性が良い、(3)
複屈折が小さい等の特徴を有していることから、光学用
透明成形品の材料として使用出来ることが知られている
(例えば、特開昭56−131654号)。
しかし、アクリル樹脂は、耐熱性が低く (約70℃)
、耐衝撃性も低い上に、水分によって反りを生じること
がある。
、耐衝撃性も低い上に、水分によって反りを生じること
がある。
上記のような欠点をなくす為、粘度平均分子iが15,
000〜18.000のポリカーボネート樹脂がディス
ク類及びレンズ類等の成形材料として検討されているが
(特開昭58−180553号)、なお流動性が不十分
であり、これらの用途としては、最も重要視される複屈
折が大きい等の欠点を有しており、ポリカーボネート樹
脂の使用にあたっては、分子量を下げたり、成形温度を
上げる事により、流動性を向上させてきた。このため、
強度不足を呈したり、成形時に糸ひき等が現れ、連続成
形不能になったりして、未だにその使用には限界がある
。
000〜18.000のポリカーボネート樹脂がディス
ク類及びレンズ類等の成形材料として検討されているが
(特開昭58−180553号)、なお流動性が不十分
であり、これらの用途としては、最も重要視される複屈
折が大きい等の欠点を有しており、ポリカーボネート樹
脂の使用にあたっては、分子量を下げたり、成形温度を
上げる事により、流動性を向上させてきた。このため、
強度不足を呈したり、成形時に糸ひき等が現れ、連続成
形不能になったりして、未だにその使用には限界がある
。
精密光学系においては、光学用透明成形品の複屈折性は
大きな問題であり、より複屈折が小さく、強度の優れた
、しかも糸ひきかなく連続成形できるプラスチック光学
材料の開発が望まれていた。
大きな問題であり、より複屈折が小さく、強度の優れた
、しかも糸ひきかなく連続成形できるプラスチック光学
材料の開発が望まれていた。
ところで、上記のように樹脂製光学用透明成形品の複屈
折は、素材そのものの特性と共に、成形条件によって変
化する。
折は、素材そのものの特性と共に、成形条件によって変
化する。
即ち、透明な光学成形品の成形においては、樹脂を溶融
させ金型内で冷却して、成形品を得るが、溶融時の粘性
が高いと樹脂が不均一なまま冷却され、成形品に光学的
な歪みが残り、それが複屈折として現れる。
させ金型内で冷却して、成形品を得るが、溶融時の粘性
が高いと樹脂が不均一なまま冷却され、成形品に光学的
な歪みが残り、それが複屈折として現れる。
特に、射出成形の場合、金型内に樹脂を射出するため、
粘性の高い状態では、流れの方向に樹脂の配向が残り、
成形品に複屈折が生しやすい。 ゛ そこで、成形条件の緩和の手段として、従来から周知の
方法、即ち、可塑剤を配合することによって高流動性の
成形材料とする方法が考えられる。ところが、通常のポ
リカーボネート樹脂用の可塑剤を成形性の改良に充分な
量添加−例えば、オレフィン系の可塑剤、リン酸エステ
ル系の可塑剤−した場合、流動性は良好となるが、可塑
剤によって金型に汚れが生じ、成形品が汚染されたり、
あるいは相溶性不良に基づいて透明性が低下する等の外
観不良を呈し、又、物性の低下が許容不可能となったり
して所望の光学成形品は得られない。
粘性の高い状態では、流れの方向に樹脂の配向が残り、
成形品に複屈折が生しやすい。 ゛ そこで、成形条件の緩和の手段として、従来から周知の
方法、即ち、可塑剤を配合することによって高流動性の
成形材料とする方法が考えられる。ところが、通常のポ
リカーボネート樹脂用の可塑剤を成形性の改良に充分な
量添加−例えば、オレフィン系の可塑剤、リン酸エステ
ル系の可塑剤−した場合、流動性は良好となるが、可塑
剤によって金型に汚れが生じ、成形品が汚染されたり、
あるいは相溶性不良に基づいて透明性が低下する等の外
観不良を呈し、又、物性の低下が許容不可能となったり
して所望の光学成形品は得られない。
′又、ポリカーボネート樹脂の可塑剤としては極めて相
溶性の良好なポリカーボネート樹脂オリゴマーを配合す
る方法が考えられるが、この場合、成形性の改良が通常
の使用量ではなお不十分であり、且つ、使用量を増加さ
せれば成形性はかなり改良されるが、これは結果的に、
粘度平均分子量が下がった為であり、同一粘度平均分子
量のポリカーボネート樹脂に比べ、若干の成形性向上は
認められるものの大幅な改良はできず、初期の目的を達
成出来ない。
溶性の良好なポリカーボネート樹脂オリゴマーを配合す
る方法が考えられるが、この場合、成形性の改良が通常
の使用量ではなお不十分であり、且つ、使用量を増加さ
せれば成形性はかなり改良されるが、これは結果的に、
粘度平均分子量が下がった為であり、同一粘度平均分子
量のポリカーボネート樹脂に比べ、若干の成形性向上は
認められるものの大幅な改良はできず、初期の目的を達
成出来ない。
そのため、これまで光学用透明成形品の複屈折の低減化
は、成形条件に頼るのが普通であった。しかし、より精
密な光学用成形品に対する要求が高まるに従って、成形
条件のみでは回避しがたい複屈折性の改良を素材そのも
のの変性で行う必要性が生じて来ている。
は、成形条件に頼るのが普通であった。しかし、より精
密な光学用成形品に対する要求が高まるに従って、成形
条件のみでは回避しがたい複屈折性の改良を素材そのも
のの変性で行う必要性が生じて来ている。
そこで、本発明者らは、射出成形、圧縮成形において、
より改良された複屈折性を示す光学用プラスチック素材
を提供し、この素材を成形することにより、複屈折性、
強度、糸ひき等が改良された光学用透明成形品を提供す
べく鋭意検討した結果、本発明を完成させるに至った。
より改良された複屈折性を示す光学用プラスチック素材
を提供し、この素材を成形することにより、複屈折性、
強度、糸ひき等が改良された光学用透明成形品を提供す
べく鋭意検討した結果、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、二価フェノール系化合物を用い、
末端停止剤として下記一般式(1)、(2)で表される
一官能性有機化合物を、更に分岐化剤としてフェノール
性水酸基を有する三官能以上の多官能性有機化合物を用
いることを特徴とする流動性の改良されたポリカーボネ
ート樹脂の製法であり、 一般式(1): %式%(1) (式中のXは、−coc t 、 −coonを表し、
Yは単なる結合−若しくは−COO−を表し、nは8〜
30の整数を表す) より好ましい実施態様においては分岐化剤の使用量が、
二価フェノール系化合物に対して、0002〜3モル%
、特に、0.1〜1.0モル%でもちいるものであり、
さらに該製法で得た粘度平均分子量が、13,000〜
23,000、特に、16,000〜20.000のも
のを成形してなる透明なポリカーボネート樹脂光学成形
品である。
末端停止剤として下記一般式(1)、(2)で表される
一官能性有機化合物を、更に分岐化剤としてフェノール
性水酸基を有する三官能以上の多官能性有機化合物を用
いることを特徴とする流動性の改良されたポリカーボネ
ート樹脂の製法であり、 一般式(1): %式%(1) (式中のXは、−coc t 、 −coonを表し、
Yは単なる結合−若しくは−COO−を表し、nは8〜
30の整数を表す) より好ましい実施態様においては分岐化剤の使用量が、
二価フェノール系化合物に対して、0002〜3モル%
、特に、0.1〜1.0モル%でもちいるものであり、
さらに該製法で得た粘度平均分子量が、13,000〜
23,000、特に、16,000〜20.000のも
のを成形してなる透明なポリカーボネート樹脂光学成形
品である。
以下、本発明の構成について説明する。
本発明のポリカーボネート樹脂の製法は、従来のポリカ
ーボネート樹脂の製法と比較して、分子量調節剤若しく
は末端停止剤として、長鎖アルキル酸クロライド若しく
は長鎖アルキルもしくは長鎖アルキルエステル置換フェ
ノールを、更に分岐化剤としてフェノール性水酸基を有
する三官能以上の多官能性有機化合物の両者を用いるこ
とを除き従来のポリカーボネート樹脂の製法と同様の製
法、即ち、二価フェノール系化合物(以下、BPと略記
する)を主成分としてホスゲン又は炭酸のジエステルと
反応させることによって作られる芳香族ポリカーボネー
ト樹脂のホモ−ポリマー若しくはコーポリマーである。
ーボネート樹脂の製法と比較して、分子量調節剤若しく
は末端停止剤として、長鎖アルキル酸クロライド若しく
は長鎖アルキルもしくは長鎖アルキルエステル置換フェ
ノールを、更に分岐化剤としてフェノール性水酸基を有
する三官能以上の多官能性有機化合物の両者を用いるこ
とを除き従来のポリカーボネート樹脂の製法と同様の製
法、即ち、二価フェノール系化合物(以下、BPと略記
する)を主成分としてホスゲン又は炭酸のジエステルと
反応させることによって作られる芳香族ポリカーボネー
ト樹脂のホモ−ポリマー若しくはコーポリマーである。
本発明の二価フェノール系化合物として好ましいものは
、下記一般式(3)で表される化合物で一般式(3): (式中のRは、炭素数1〜15の二価の脂肪族、脂環族
、もしくはフェニル置換アルキル基、又は、−0−、−
3−、−3o−、−3Oa−GO−である。Xはアルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子あり、l’+Qは0〜
2の整数である。) あり、具体的には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)ケトン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、
l、1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、2゜2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)プロ
パン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルフェニル)プロパン、1.1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)、−1−フェニルエタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ジフェニルメタンが例示される上記一般
式(11で示される末端停止剤として用いる一官能性有
機化合物としては、カプリン酸クロライド、ラウリル酸
クロライド、ミリスチン酸クロライド、パルミチン酸ク
ロライド、ステアリン酸クロライド、セロチン酸クロラ
イド等の脂肪族酸クロライド;カプリン酸、ラウリル酸
、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、セロチ
ン酸などの脂肪酸などが例示される。
、下記一般式(3)で表される化合物で一般式(3): (式中のRは、炭素数1〜15の二価の脂肪族、脂環族
、もしくはフェニル置換アルキル基、又は、−0−、−
3−、−3o−、−3Oa−GO−である。Xはアルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子あり、l’+Qは0〜
2の整数である。) あり、具体的には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)ケトン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、
l、1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、2゜2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)プロ
パン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチ
ルフェニル)プロパン、1.1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)、−1−フェニルエタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ジフェニルメタンが例示される上記一般
式(11で示される末端停止剤として用いる一官能性有
機化合物としては、カプリン酸クロライド、ラウリル酸
クロライド、ミリスチン酸クロライド、パルミチン酸ク
ロライド、ステアリン酸クロライド、セロチン酸クロラ
イド等の脂肪族酸クロライド;カプリン酸、ラウリル酸
、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、セロチ
ン酸などの脂肪酸などが例示される。
又、一般式(2)で示される末端停止剤として用いる一
官能性有機化合物としては、オクチルフェノール、ノリ
ルフェノール、ラウリルフェノール、パルミチルフェノ
ール、ステアリルフェノール等の長鎖アルキル置換フェ
ノール;ヒドロキシ安息香酸オクチル、ヒドロキシ安息
香酸ラウリル、ヒドロキシ安息香酸ノリル、ヒドロキシ
安息香酸ステアリル等のヒドロキシ安息香酸長鎖アルキ
ルエステル等が例示される。
官能性有機化合物としては、オクチルフェノール、ノリ
ルフェノール、ラウリルフェノール、パルミチルフェノ
ール、ステアリルフェノール等の長鎖アルキル置換フェ
ノール;ヒドロキシ安息香酸オクチル、ヒドロキシ安息
香酸ラウリル、ヒドロキシ安息香酸ノリル、ヒドロキシ
安息香酸ステアリル等のヒドロキシ安息香酸長鎖アルキ
ルエステル等が例示される。
更に、分岐化剤としては、フロログリシン、2.6−シ
メチルー2.4.6− トリ (4−ヒドロキシフェニ
ル)へブテン−3,4,6−シメチルー2.4.6−1
−リ(4−ヒドロキシフェニル)へブテン−2,1,3
,5−トリ (2−ヒドロキシフェニル)ペンゾール、
■。
メチルー2.4.6− トリ (4−ヒドロキシフェニ
ル)へブテン−3,4,6−シメチルー2.4.6−1
−リ(4−ヒドロキシフェニル)へブテン−2,1,3
,5−トリ (2−ヒドロキシフェニル)ペンゾール、
■。
1.1−)IJ (4−ヒドロキシフェニル)エタン、
2゜6−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)
−4−メチルフフエノール、α、α1.α”−トリ(4
−ヒドロキシフェニル) −1,3,5−トリイソプロ
ピルベンゼンなどで例示されるポリヒドロキシ化合物、
及び3.3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オキシイ
ンドール(=イサチンビスフェノール)、5−クロルイ
号チン、5.7−シクロルイサチ゛ン、5−ブロムイサ
チンなどが例示される。
2゜6−ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)
−4−メチルフフエノール、α、α1.α”−トリ(4
−ヒドロキシフェニル) −1,3,5−トリイソプロ
ピルベンゼンなどで例示されるポリヒドロキシ化合物、
及び3.3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オキシイ
ンドール(=イサチンビスフェノール)、5−クロルイ
号チン、5.7−シクロルイサチ゛ン、5−ブロムイサ
チンなどが例示される。
上記、一般式(3)の二価フェノール系化合物に対する
一般式(1)又は(2)の−官能性有機化合物の使用量
は、目的とする分子量等により当業者の周知の如く適宜
選択されるが、通常、3.0〜1O00モル%、好まし
くは4.4〜7.0モル%の範囲である。
一般式(1)又は(2)の−官能性有機化合物の使用量
は、目的とする分子量等により当業者の周知の如く適宜
選択されるが、通常、3.0〜1O00モル%、好まし
くは4.4〜7.0モル%の範囲である。
また、一般式(3)の二価フェノール系化合物に対する
分岐化剤であるフェノール性水酸基を有する三官能以上
の多官能性有機化合物の使用量は、通常0.02〜3モ
ル%、好ましくは0.1−1゜0モル%の範囲である。
分岐化剤であるフェノール性水酸基を有する三官能以上
の多官能性有機化合物の使用量は、通常0.02〜3モ
ル%、好ましくは0.1−1゜0モル%の範囲である。
分岐化剤の使用量が0゜02モル%未満では、分岐構造
が充分に生成されず、又、3モル%を越えると一部高分
子量物が生成し、この為成形品の透明性が劣化する等の
不都合が生じて本発明の目的が達成されない。
が充分に生成されず、又、3モル%を越えると一部高分
子量物が生成し、この為成形品の透明性が劣化する等の
不都合が生じて本発明の目的が達成されない。
以上の方法で製造される本発明の分岐化した末端変性ポ
リカーボネート樹脂は、分岐化された上に更に分子末端
が長鎖アルキル基をもっていることから、強度などの物
性、成形時の糸ひき並びにその流動特性「Q値」が大幅
に改善されている。即ち、本発明者らの検討によれば、
粘度平均分子量が通常的25,000以下では、分岐化
された通常の末端(例えば、末端P−ターシャリーブチ
ルフェノール)を有するポリカーボネート樹脂は、非分
岐化ポリカーボネート樹脂に比べ、成形品の物性、特に
折り曲げに対する延性もあり、優れた流動性を示すもの
であり、さらに、末端に長鎖アルキル基を有することか
らその流動性の改良は著しいものである。
リカーボネート樹脂は、分岐化された上に更に分子末端
が長鎖アルキル基をもっていることから、強度などの物
性、成形時の糸ひき並びにその流動特性「Q値」が大幅
に改善されている。即ち、本発明者らの検討によれば、
粘度平均分子量が通常的25,000以下では、分岐化
された通常の末端(例えば、末端P−ターシャリーブチ
ルフェノール)を有するポリカーボネート樹脂は、非分
岐化ポリカーボネート樹脂に比べ、成形品の物性、特に
折り曲げに対する延性もあり、優れた流動性を示すもの
であり、さらに、末端に長鎖アルキル基を有することか
らその流動性の改良は著しいものである。
但し、「Q値」とは、高架式フローテスターで測定した
溶融粘度で、280℃、160kir/−の圧力下にl
■−φX10+ulのノズルより流出する溶融樹脂量を
CC/ sの単位で表したものであり、溶融粘度の低下
と共に流れ値「Q値」は増加する。
溶融粘度で、280℃、160kir/−の圧力下にl
■−φX10+ulのノズルより流出する溶融樹脂量を
CC/ sの単位で表したものであり、溶融粘度の低下
と共に流れ値「Q値」は増加する。
又、末端に長鎖アルキル基を有するポリカーボネート樹
脂においては、樹脂の「Q値」と成形品の複屈折とが相
関関係にある。即ち、「Q値」が、通常、20x Ig
”cc/ sec以上、好ましくは、3Qx Ij’c
c / sec以上あれば、従来、光学用材料として用
いられてきたポリカーボネート樹脂あるいはその組成物
に比べ、複屈折が改善される。従って、本発明の分岐化
末端変性ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、「
Q値」が20×1(1’ cc / sec以上、好ま
しくは30 X l(i” cc /Sec以上となる
ように設定すれば良く、この為には、粘度平均分子量は
、13,000〜23,000、好ましくは16,00
0〜20,000に設定すれば良い。
脂においては、樹脂の「Q値」と成形品の複屈折とが相
関関係にある。即ち、「Q値」が、通常、20x Ig
”cc/ sec以上、好ましくは、3Qx Ij’c
c / sec以上あれば、従来、光学用材料として用
いられてきたポリカーボネート樹脂あるいはその組成物
に比べ、複屈折が改善される。従って、本発明の分岐化
末端変性ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、「
Q値」が20×1(1’ cc / sec以上、好ま
しくは30 X l(i” cc /Sec以上となる
ように設定すれば良く、この為には、粘度平均分子量は
、13,000〜23,000、好ましくは16,00
0〜20,000に設定すれば良い。
又、分子量が13,000未満では、その流動性は充分
であるが、機械的強度などに問題を生し望ましくない。
であるが、機械的強度などに問題を生し望ましくない。
以上の如くである本発明の分岐化した末端長鎖アルキル
のポリカーボネート樹脂を成形して、本発明の透明なポ
リカーボネート樹脂光学成形品を得ることができる。
のポリカーボネート樹脂を成形して、本発明の透明なポ
リカーボネート樹脂光学成形品を得ることができる。
成形方法は、通常、射出成形、圧縮成形などの通常の方
法による。射出成形の場合、樹脂温度280〜360℃
、好ましくは320〜340℃である。
法による。射出成形の場合、樹脂温度280〜360℃
、好ましくは320〜340℃である。
本発明の分岐化末端変性ポリカーボネート樹脂を材料と
した本発明の光学成形品は、同一粘度平均分子量、成形
条件による従来の光学用のポリカーボネート樹脂を材料
とした光学成形品に比べ、複屈折が大幅に改良されるば
かりでなく、成形時の糸ひきかない為に連続成形に支障
をきたすこともなく、又、手によって折り曲げても脆性
破壊せず、強度的にも優れたものである。
した本発明の光学成形品は、同一粘度平均分子量、成形
条件による従来の光学用のポリカーボネート樹脂を材料
とした光学成形品に比べ、複屈折が大幅に改良されるば
かりでなく、成形時の糸ひきかない為に連続成形に支障
をきたすこともなく、又、手によって折り曲げても脆性
破壊せず、強度的にも優れたものである。
以下、実施例および比較例によっ°ζ具体的に説明する
が、本発明は、これら実施例に限定されるものではない
。
が、本発明は、これら実施例に限定されるものではない
。
実施例−1
水酸化ナトリウム3.7kgを水421に熔解し、20
℃に保ちながら、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン(ビスフェノールA)7.3kg、2.6
−シメチルー2.4.6− )リ (4−ヒドロキシフ
ェニル)へブテン−325g、ハイドロサルファイド
8gを溶、解した。
℃に保ちながら、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン(ビスフェノールA)7.3kg、2.6
−シメチルー2.4.6− )リ (4−ヒドロキシフ
ェニル)へブテン−325g、ハイドロサルファイド
8gを溶、解した。
′これにメチレンクロライド28 fを加えて攪拌しつ
つラウリン酸クロライド455gを加え、ついでホスゲ
ン3.5kgを60分で吹き込んだ。
つラウリン酸クロライド455gを加え、ついでホスゲ
ン3.5kgを60分で吹き込んだ。
ホスゲン吹き込み終了後、激しく攪拌して反応液を乳化
させ、乳化後、8gのトリエチルアミンを加え約1時間
攪拌を続は重合させた。
させ、乳化後、8gのトリエチルアミンを加え約1時間
攪拌を続は重合させた。
重合液を、水相と有機相に分離し、有機相をリン酸で中
和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返し
た後、イソプロパツールを351!加えて、重合物を沈
澱させた。沈澱物を減退し、その後乾燥する事により、
白色粉末状のポリカーボネート樹脂を得た。
和した後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返し
た後、イソプロパツールを351!加えて、重合物を沈
澱させた。沈澱物を減退し、その後乾燥する事により、
白色粉末状のポリカーボネート樹脂を得た。
つぎに、このポリカーボネート樹脂をベントイ1き40
龍押出機で、240〜260℃の温度で押し出ししてペ
レットを得た。
龍押出機で、240〜260℃の温度で押し出ししてペ
レットを得た。
このペレットのメチレンクロライド溶液での極限粘度か
らめた粘度平均分子量、及び高架式フローテスターでめ
た流れ値(Q値)は第1表に示したようであった。
らめた粘度平均分子量、及び高架式フローテスターでめ
た流れ値(Q値)は第1表に示したようであった。
実施例−2〜4
実施例−1において、ラウリン酸クロライドに代えて、
ステアリン酸クロライド504g 、2゜6−シメチル
ー2.4.6− )リ (4−ヒドロキシフェニル)へ
ブテン−3に代えて2,6−ビス(2−ヒドロキ□シー
5−メチルベンジル)−4−メチルフェノール11.2
gに変更したもの(実施例−2)、実施例−1において
、ラウリン酸クロライドに代えて、ステアリルフェノー
ル691gに変更したもの(実施例−3)及び実施例−
1において、ラウリン酸クロライドに代えて、ヒドロキ
シ安息香酸ステアリル722g 、 2.6−シメチル
ー2.4.6−トリ (4−ヒドロキシフェニル)へブ
テン−3に代えて2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール16.7gに
変更したもの(実施例−4)にそれぞれ変更する他は同
様とした。結果を第1表に示した。
ステアリン酸クロライド504g 、2゜6−シメチル
ー2.4.6− )リ (4−ヒドロキシフェニル)へ
ブテン−3に代えて2,6−ビス(2−ヒドロキ□シー
5−メチルベンジル)−4−メチルフェノール11.2
gに変更したもの(実施例−2)、実施例−1において
、ラウリン酸クロライドに代えて、ステアリルフェノー
ル691gに変更したもの(実施例−3)及び実施例−
1において、ラウリン酸クロライドに代えて、ヒドロキ
シ安息香酸ステアリル722g 、 2.6−シメチル
ー2.4.6−トリ (4−ヒドロキシフェニル)へブ
テン−3に代えて2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール16.7gに
変更したもの(実施例−4)にそれぞれ変更する他は同
様とした。結果を第1表に示した。
実施例−5〜8及び比較例−1〜4
実施例−1〜4で得たペレットを用い、コンパクトディ
スク金型を用いて、樹脂温度340℃、金型温度90℃
、射出圧1000kg/cd、保持圧3001g/cI
Iにて、外径120 u、厚さ1.2 m−の円板を射
出成形(射出成形機、住人重機工業■製;ネオマット3
50/120 (SYCAP付)し、成形後48時間経
過した成形品の複屈折を測定した。
スク金型を用いて、樹脂温度340℃、金型温度90℃
、射出圧1000kg/cd、保持圧3001g/cI
Iにて、外径120 u、厚さ1.2 m−の円板を射
出成形(射出成形機、住人重機工業■製;ネオマット3
50/120 (SYCAP付)し、成形後48時間経
過した成形品の複屈折を測定した。
複屈折の測定は、偏向顕微鏡(オリンパス光学工業■製
i POM型偏向顕微鏡)を用い、測定位置を円板の中
心から、R= 24mm、R= 42mm、R= 56
mmの円周上の任意の点を選んだ。
i POM型偏向顕微鏡)を用い、測定位置を円板の中
心から、R= 24mm、R= 42mm、R= 56
mmの円周上の任意の点を選んだ。
また、この成形品を急激に手で折り曲げて破壊の有無を
調べたところ延性変形するのみで、ガラス、ポリスチレ
ン、ポリメチルメタクリレートおよび従来の同一粘度平
均分子量のポリカーボネート樹脂などのように粉々に脆
性破壊することは無かった。結果を第2表に示した。
調べたところ延性変形するのみで、ガラス、ポリスチレ
ン、ポリメチルメタクリレートおよび従来の同一粘度平
均分子量のポリカーボネート樹脂などのように粉々に脆
性破壊することは無かった。結果を第2表に示した。
尚、比較の為、従来のポリカーボネート樹脂として粘度
平均分子量16,000のもの(比較例−1) 、19
,000のもの(比較例−2) 、19,000のもの
にトリクレジルホスフェート(TCP)を5wt%添加
したもの(比較例−3)および19,000のものに数
平均重合度7のBPA−オリゴマーを20w t%添加
したもの(比較例−4)を用いる他は実施例と同様にし
た。
平均分子量16,000のもの(比較例−1) 、19
,000のもの(比較例−2) 、19,000のもの
にトリクレジルホスフェート(TCP)を5wt%添加
したもの(比較例−3)および19,000のものに数
平均重合度7のBPA−オリゴマーを20w t%添加
したもの(比較例−4)を用いる他は実施例と同様にし
た。
結果を第2表に併記した。
第1表
ノソルλ −4−メ ナルフェノ −ル第2表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二価フェノール系化合物を用い、末端停止剤として
下記一般式(1)、(2)で表される一官能性有機化合
物を、更に分岐化剤としてフェノール性水酸基を有する
三官能以上の多官能性有機化合物を用いることを特徴と
する流動性の改良されたポリカーボネート樹脂の製法。 一般式(1): %式%(1) (式中のXは、−coci、−coonを表し、Yは単
なる結合−若しくは−000−を表し、nは8〜30の
整数を表す) 2、分岐化剤の使用量が、二価フェノール系化合物に対
して、0.02〜3モル%である特許請求の範囲第1項
記載のポリカーボネート樹脂の製法。 3、分岐化剤の使用量が、二価フェノール系化合物に対
して、0.1〜1.0モル%である特許請求の範囲第1
項記載のポリカーボネート樹脂の製法。 4、二価フェノール系化合物を用い、末端停止剤として
下記一般式ill、(2)で表される一官能性有機化合
物を、更に分岐化剤としてフェノール性水酸基を有する
三官能以上の多官能性有機化合物を用いて得た粘度平均
分子量が13,000〜23,000のポリカーボネー
ト樹脂を成形してなる透明なポリカーボネート樹脂光学
成形品。 一般式(1): %式%(1) (式中のXは、−coct、−coonを表し、Yは単
なる結合−若しくは−COO−を表し、nは8〜30の
整数を表す) 5、成形に用いる該ポリカーボネート樹脂の粘度平均分
子量が、16.000〜20,000である特許請求の
範囲第4項記載の透明なポリカーボネート樹脂光学成形
品。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7128784A JPS60215022A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | ポリカ−ボネ−ト樹脂の製法及びそれを用いた光学成形品 |
US06/721,604 US4631334A (en) | 1984-04-10 | 1985-04-10 | Optical articles of branched polycarbonate resin |
DE19853512838 DE3512838A1 (de) | 1984-04-10 | 1985-04-10 | Optischer gegenstand aus verzweigtem polykarbonatharz |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7128784A JPS60215022A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | ポリカ−ボネ−ト樹脂の製法及びそれを用いた光学成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60215022A true JPS60215022A (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=13456328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7128784A Pending JPS60215022A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | ポリカ−ボネ−ト樹脂の製法及びそれを用いた光学成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60215022A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6397627A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-28 | Sony Corp | 光学式情報記録媒体 |
JPS63183925A (ja) * | 1987-01-26 | 1988-07-29 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
JPH02103228A (ja) * | 1988-09-06 | 1990-04-16 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 分岐ポリカーボネート及びその製造方法 |
JPH059283A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-19 | Nippon G Ii Plast Kk | ポリカーボネートの製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134992A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | Mitsubishi Gas Chemical Co | Ryudoseikairyohorikaaboneeto no seizohoho |
JPS55162728A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-18 | Gen Electric | Polyhydric phenol compound |
JPS5655328A (en) * | 1979-09-20 | 1981-05-15 | Gen Electric | Tetraphenol compound and polycarbonate |
JPS58126119A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-27 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 光学的特性のすぐれた成形物の製造法 |
JPS5945318A (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-14 | Teijin Chem Ltd | 分岐ポリカ−ボネ−トの製造方法 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP7128784A patent/JPS60215022A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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