JPS60208332A - オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物の製法 - Google Patents
オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物の製法Info
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- JPS60208332A JPS60208332A JP6548084A JP6548084A JPS60208332A JP S60208332 A JPS60208332 A JP S60208332A JP 6548084 A JP6548084 A JP 6548084A JP 6548084 A JP6548084 A JP 6548084A JP S60208332 A JPS60208332 A JP S60208332A
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- organopolysiloxane
- catalyst
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- substituted polyacetylene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、オルガノポリシロキサン変性と換ポリアセチ
レン化合物に関し、詳しくは気体透過性特に酸素透過性
および耐紫外線性に優れ、機械的強度の高い成形物を与
えるオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化
合物に関する。
レン化合物に関し、詳しくは気体透過性特に酸素透過性
および耐紫外線性に優れ、機械的強度の高い成形物を与
えるオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化
合物に関する。
アセチレンを重合して得られるポリマーは。
主鎖に共役二重結合を有し反応性に富んでいるので、種
々の特性が期待されるのであるが、最近、かさ高い置換
基を有する置換アセチレンの重合についていくつか報告
されており、このポリマーの特性が注目されている[P
ol!l1erPreprints 、 31(8)+
189(1982) 、同32(2)181(+983
)、同…(8)+171(+983) 、回目2(8)
1175(1983)等]、特にポリトリメチルシリル
プロピiMe3 大きな気体透過性を有する素材であることが報告されて
いる[Po1y+ser Preprints 、 3
2(10)2881(1883)]。
々の特性が期待されるのであるが、最近、かさ高い置換
基を有する置換アセチレンの重合についていくつか報告
されており、このポリマーの特性が注目されている[P
ol!l1erPreprints 、 31(8)+
189(1982) 、同32(2)181(+983
)、同…(8)+171(+983) 、回目2(8)
1175(1983)等]、特にポリトリメチルシリル
プロピiMe3 大きな気体透過性を有する素材であることが報告されて
いる[Po1y+ser Preprints 、 3
2(10)2881(1883)]。
しかしながら、ある種の置換ポリアセチレンは、主鎖の
共役二重結合およびかさ高い置換基の立体障害などのた
めに、紫外線その他の放射線により顕著な分子量低下を
示すことが報告されており [Po12mer Pre
prints 、 32(8)+879(+983)]
、本発明者らも後記する一般式(1)の繰返し単位か
らなるかさ高い置換基を有する置換ポリアセチレンにつ
いて検討したところ、適当な溶媒に可溶性であり、成形
性1強度がすぐれているが、反面、200〜300n+
sの紫外線を吸収し、酸素の共存下において比較的容易
に分解され、分子量低下を引き起こしやすく、その結果
、強度不足で成形物が破損しやすくなるという欠点を有
するものであることを確認した。
共役二重結合およびかさ高い置換基の立体障害などのた
めに、紫外線その他の放射線により顕著な分子量低下を
示すことが報告されており [Po12mer Pre
prints 、 32(8)+879(+983)]
、本発明者らも後記する一般式(1)の繰返し単位か
らなるかさ高い置換基を有する置換ポリアセチレンにつ
いて検討したところ、適当な溶媒に可溶性であり、成形
性1強度がすぐれているが、反面、200〜300n+
sの紫外線を吸収し、酸素の共存下において比較的容易
に分解され、分子量低下を引き起こしやすく、その結果
、強度不足で成形物が破損しやすくなるという欠点を有
するものであることを確認した。
そこで本発明の目的は、成形体の気体透過性が優れてい
るばかりでなく1機械的強度がさらに改良され耐紫外線
性も高い置換ポリアセチレン化合物の製法を提供するこ
とにある。
るばかりでなく1機械的強度がさらに改良され耐紫外線
性も高い置換ポリアセチレン化合物の製法を提供するこ
とにある。
本発明によると、
一般式(1) R1
%式%(1)
[式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、
R2,R3およびR4は、同一でも異なってもよく水素
原子、炭素原子数1〜8の1価炭価水素基またはケイ素
原子含有1倫有機基を示す。] で表わされる繰返し単位の1種もしくは2種以上からな
るホモポリマーもしくはコポリマーまたはこれらの混合
ポリマーと、」二重ポリマーに対して0.1〜50重量
%の、1分子中に少なくとも2ケの5i−H結合を有す
るオルガノポリシロキサンとを含有する組成物を、触媒
の存在または不存在下で、60℃以上の温度で加熱する
ことからなるオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセ
チレン化合物の製法が提供される。
R2,R3およびR4は、同一でも異なってもよく水素
原子、炭素原子数1〜8の1価炭価水素基またはケイ素
原子含有1倫有機基を示す。] で表わされる繰返し単位の1種もしくは2種以上からな
るホモポリマーもしくはコポリマーまたはこれらの混合
ポリマーと、」二重ポリマーに対して0.1〜50重量
%の、1分子中に少なくとも2ケの5i−H結合を有す
るオルガノポリシロキサンとを含有する組成物を、触媒
の存在または不存在下で、60℃以上の温度で加熱する
ことからなるオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセ
チレン化合物の製法が提供される。
本発明の方法により製造されるオルガノポリシロキサン
変性置換ポリアセチレンは、上記一般式(1)で表わさ
れる置換ポリアセチレンと比較して成形物としての機械
的強度が大きく、しかも太陽光等の曝露下で使用しても
安定で、紫外線等による強度低下を起こしにくい成形物
を提供することができる。またこのオルガ/ホl)シロ
キサン変性M換ポリアセチレンは気体透過性が大きく、
しかも酸素と窒素の透過係数の比が大きいために特に酸
素透過性が大きい。また水よりもエタノールなど有機溶
媒に対する親和性の大きな物質である。
変性置換ポリアセチレンは、上記一般式(1)で表わさ
れる置換ポリアセチレンと比較して成形物としての機械
的強度が大きく、しかも太陽光等の曝露下で使用しても
安定で、紫外線等による強度低下を起こしにくい成形物
を提供することができる。またこのオルガ/ホl)シロ
キサン変性M換ポリアセチレンは気体透過性が大きく、
しかも酸素と窒素の透過係数の比が大きいために特に酸
素透過性が大きい。また水よりもエタノールなど有機溶
媒に対する親和性の大きな物質である。
本発明が対象とする前記一般式(1)で表わされる繰返
し単位の1種もしくは2種以上からなる、ホモポリマー
もしくはコポリマーは。
し単位の1種もしくは2種以上からなる、ホモポリマー
もしくはコポリマーは。
式R” −C=C−9i (R2) (R3) (R’
)で示される置換アセチレン化合物(モノマー)の1
種または2種以」−を(共)重合することにより製造さ
れる。すなわち、トルエン、シクロヘキサンなどの有機
溶媒中でWCla、NbCl5、TaCIL5などの重
合触媒の存在下に温度30〜130℃で重合あるいは共
重合させることにより行われ、生成したポリマーはメタ
ノール中で沈殿させ精製し、回収される。
)で示される置換アセチレン化合物(モノマー)の1
種または2種以」−を(共)重合することにより製造さ
れる。すなわち、トルエン、シクロヘキサンなどの有機
溶媒中でWCla、NbCl5、TaCIL5などの重
合触媒の存在下に温度30〜130℃で重合あるいは共
重合させることにより行われ、生成したポリマーはメタ
ノール中で沈殿させ精製し、回収される。
以」二重合方法を例示したがこれらに限定されるもので
ない。またけい素を含まない他のアセチレン誘導体と共
重合することもでき、あるいはまたポリマーの不飽和結
合の一部を水添したものも用いることができる。
ない。またけい素を含まない他のアセチレン誘導体と共
重合することもでき、あるいはまたポリマーの不飽和結
合の一部を水添したものも用いることができる。
このようにして得られる置換ポリアセチレンは、ポリス
チレン換算の数平均分子量がおおよそ105以上である
ことが望ましく、分子量があまりに小さいものであると
、フィルム等にした場合の機械的強度が低くなり実用的
でない。
チレン換算の数平均分子量がおおよそ105以上である
ことが望ましく、分子量があまりに小さいものであると
、フィルム等にした場合の機械的強度が低くなり実用的
でない。
前記一般式(1)において、R1は水素原子またはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の低級アルキ
ル基であり、またR2.1(3,14は同一でも異なっ
てもよく、水素原子または炭素原子数1〜8の1価炭化
水素基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニ
ル基;フェニル基等のアリール基、または式 で示されるけい素原子含有1個有機基(式中のR5はメ
チル基、クロロメチル基またはフェニル基であり、aは
1または2の数である:Meはメチル基を意味する)で
ある。
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の低級アルキ
ル基であり、またR2.1(3,14は同一でも異なっ
てもよく、水素原子または炭素原子数1〜8の1価炭化
水素基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニ
ル基;フェニル基等のアリール基、または式 で示されるけい素原子含有1個有機基(式中のR5はメ
チル基、クロロメチル基またはフェニル基であり、aは
1または2の数である:Meはメチル基を意味する)で
ある。
つぎに本発明に用いられる1分子中に少なくとも2ケの
5i−H結合を有するオルガノポリシロキサンとしては
、平均組成式(2) [式中、aおよびbは正の数であって、ただし2≦a+
b≦3であり、Rは炭素原子数1〜8の1価炭化水素基
、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ビニル
基、フェニル基である。〕で表わされ、1分子中にケイ
素原子に直結した水素原子を少なくとも2個有するもの
が挙げられ、線状、分枝状、あるいは部分的に交叉結合
したもの、またはこれらの2種以上の混合物が包含され
る。具体的には、 (n2Z、m≧13゜ H(n≧4) などが例示される。
5i−H結合を有するオルガノポリシロキサンとしては
、平均組成式(2) [式中、aおよびbは正の数であって、ただし2≦a+
b≦3であり、Rは炭素原子数1〜8の1価炭化水素基
、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ビニル
基、フェニル基である。〕で表わされ、1分子中にケイ
素原子に直結した水素原子を少なくとも2個有するもの
が挙げられ、線状、分枝状、あるいは部分的に交叉結合
したもの、またはこれらの2種以上の混合物が包含され
る。具体的には、 (n2Z、m≧13゜ H(n≧4) などが例示される。
上記する5i−H結合を有するオルガノポリシロキサン
は1種類のみに限らず、それらの2種以上を組合わせて
使用してもよい。
は1種類のみに限らず、それらの2種以上を組合わせて
使用してもよい。
本発明のオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレ
ン化合物は、一般式(1)で示される置換ポリアセチレ
ンのベンゼン、トルエン、ヘキサンなどの炭化水素、ク
ロロホルム、テトラクロロエチレンなどのハロゲン化炭
化水素、テトラヒドロフランなどの溶液に上記一般式(
2)で示されるオルガノポリシロキサンを添加し、板状
、フィルム状、糸状、中空繊維状等に成形して後、80
℃以上、好ましくは80〜130℃に加熱して変性する
ことにより得られる。
ン化合物は、一般式(1)で示される置換ポリアセチレ
ンのベンゼン、トルエン、ヘキサンなどの炭化水素、ク
ロロホルム、テトラクロロエチレンなどのハロゲン化炭
化水素、テトラヒドロフランなどの溶液に上記一般式(
2)で示されるオルガノポリシロキサンを添加し、板状
、フィルム状、糸状、中空繊維状等に成形して後、80
℃以上、好ましくは80〜130℃に加熱して変性する
ことにより得られる。
また溶液状で加熱、変性処理して後に成形することもで
きる。
きる。
また変性処理を促進するために、触媒の存在下で加熱処
理することができる。触媒としては、白金系、ロジウム
系等の触媒を用いることができ、好ましくは白金系触媒
であり、具体的には塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィ
ン又はビニルシロキサンとの錯体等を例示することがで
きる。
理することができる。触媒としては、白金系、ロジウム
系等の触媒を用いることができ、好ましくは白金系触媒
であり、具体的には塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィ
ン又はビニルシロキサンとの錯体等を例示することがで
きる。
オルガノポリシロキサンの添加量は、置換ポリアセチレ
ンに対し0.1〜50重量%、好ましくは1〜30重量
%の範囲である。オルガノポリシロキサンの添加量が0
.1重量%より少ないと、得られる成形物の機械的強度
向上効果が充分発揮されないことがあり、逆に添加量が
50重量%を越えると置換ポリアセチレン化合物との相
溶性が不十分で組成物に濁りが生じ、かつ得られる成形
物がもろくて実用に耐えなくなる。
ンに対し0.1〜50重量%、好ましくは1〜30重量
%の範囲である。オルガノポリシロキサンの添加量が0
.1重量%より少ないと、得られる成形物の機械的強度
向上効果が充分発揮されないことがあり、逆に添加量が
50重量%を越えると置換ポリアセチレン化合物との相
溶性が不十分で組成物に濁りが生じ、かつ得られる成形
物がもろくて実用に耐えなくなる。
本発明の製法により得られるオルガノポリシロキサン変
性置換ポリアセチレン化合物は、特に、酸素透過性が大
きく酸素分離膜、コンタクトレンズなどの材料として好
適である。また、該化合物は水よりもエタノール等の有
機溶媒との親和性が大きいので、例えばアルコールを含
む溶液からアルコールを分離する液体分離膜としての利
用や、あるいはレジスト材料としての利用が期待される
。
性置換ポリアセチレン化合物は、特に、酸素透過性が大
きく酸素分離膜、コンタクトレンズなどの材料として好
適である。また、該化合物は水よりもエタノール等の有
機溶媒との親和性が大きいので、例えばアルコールを含
む溶液からアルコールを分離する液体分離膜としての利
用や、あるいはレジスト材料としての利用が期待される
。
つぎに実施例をあげ、本発明を具体的に説明する。
実施例1
トルエン150m見に重合触媒TaC立5を500mg
1d解し、ついでl−メチル−2−トリメチルシリルア
セチレンMe −C=:C−9iC−9i(を15g添
加し、80℃で6時間重合した。生成したポリマーを過
剰メタノール中で沈殿させ、濾過およびメタノールによ
る洗浄を繰り返し行ない乾燥したところ、式 Me +C=C−)−n Si (Me)3 に相当するポリマー(置換ポリアセチレン)が13.5
g得られた。
1d解し、ついでl−メチル−2−トリメチルシリルア
セチレンMe −C=:C−9iC−9i(を15g添
加し、80℃で6時間重合した。生成したポリマーを過
剰メタノール中で沈殿させ、濾過およびメタノールによ
る洗浄を繰り返し行ない乾燥したところ、式 Me +C=C−)−n Si (Me)3 に相当するポリマー(置換ポリアセチレン)が13.5
g得られた。
この置換ポリアセチレンの2重量%トルエンMe
(n = 28)の構造をするメチルハイドロジエンポ
リシロキサン(信越化学制、製品名KF−98)を 1
00gと、白金触媒として塩化白金酸とビニルシロキサ
ンの錯体をメチルハイドロジエンポリシロキサンに対し
0.3重量%の量で添加し混合し1次に得られた組成物
をキャスティングにより最高温度50℃で溶媒を蒸発さ
せてフィルムとした。さらに120℃でIHr加熱変性
処理を行ない、膜厚10ル】の均質で透明なフィルムを
作った。
リシロキサン(信越化学制、製品名KF−98)を 1
00gと、白金触媒として塩化白金酸とビニルシロキサ
ンの錯体をメチルハイドロジエンポリシロキサンに対し
0.3重量%の量で添加し混合し1次に得られた組成物
をキャスティングにより最高温度50℃で溶媒を蒸発さ
せてフィルムとした。さらに120℃でIHr加熱変性
処理を行ない、膜厚10ル】の均質で透明なフィルムを
作った。
得られたフィルムのIRスペクトルを図1に示す。21
80cm−’には残存する5i−H結合による吸収が見
られ、また1040cm’、1100cm−’にはシロ
キサン結合による吸収が見られる。
80cm−’には残存する5i−H結合による吸収が見
られ、また1040cm’、1100cm−’にはシロ
キサン結合による吸収が見られる。
このフィルムについてJIS K7+13−IE17?
の方法に準拠して引張強度の測定を行なったところ、4
79kg1c■2であった。このフィルムを空気の存在
下toow高圧水銀灯により光源から約4C11の距離
で紫外線を120Hr照射した後の引張強度は441k
g/cm2であり、依然として強いフィルムであった。
の方法に準拠して引張強度の測定を行なったところ、4
79kg1c■2であった。このフィルムを空気の存在
下toow高圧水銀灯により光源から約4C11の距離
で紫外線を120Hr照射した後の引張強度は441k
g/cm2であり、依然として強いフィルムであった。
比較例1
実施例1と同様にキャスティングにより最高温度50℃
で溶媒を蒸発させて得たフィルムについて、 120°
C1IHrの加熱、変性処理を行なわずに引張強度を測
定したところ、 304kg/Cm2であった。このフ
ィルムに実施例1と同様に紫外線を72Hr照射した後
の引張強度は150kg/C112であった。
で溶媒を蒸発させて得たフィルムについて、 120°
C1IHrの加熱、変性処理を行なわずに引張強度を測
定したところ、 304kg/Cm2であった。このフ
ィルムに実施例1と同様に紫外線を72Hr照射した後
の引張強度は150kg/C112であった。
2
実施例1と比較例1との比較から、加熱、変形処理によ
って成形物の強度が増大し、かつ耐紫外線性が向上する
ことが確認された。
って成形物の強度が増大し、かつ耐紫外線性が向上する
ことが確認された。
実施例2〜15
実施例1と同様に触媒Ta(4sを用いてトルエン溶液
中で各種置換ポリアセチレンモノマーを重合または共重
合させ、得られたポリマーについて、トルエン溶液に5
i−H結合を有するオルガノポリシロキサンと白金触媒
を添加しキャスティングによりフィルムとした後、加熱
、変性処理を行なった。これらのフィルムの引張強度を
実施例1と同様にして測定した。また比較のために、加
熱、変性処理する前のフィルムの引張強度も測定した。
中で各種置換ポリアセチレンモノマーを重合または共重
合させ、得られたポリマーについて、トルエン溶液に5
i−H結合を有するオルガノポリシロキサンと白金触媒
を添加しキャスティングによりフィルムとした後、加熱
、変性処理を行なった。これらのフィルムの引張強度を
実施例1と同様にして測定した。また比較のために、加
熱、変性処理する前のフィルムの引張強度も測定した。
結果を表−1に示す、用いた白金触媒の種類および対ポ
リオルガノシロキサン添加重量%は実施例1と同様であ
る。
リオルガノシロキサン添加重量%は実施例1と同様であ
る。
なお、表中モノマーA−Gとしては、下記の構造式を有
するものを使用した。
するものを使用した。
七ツマ−A: Me
Me−C=C−5i −Me
■
1
Me −C= C−3i−Ph
Me
モノマーD : )Ie
■
HC= C−3i−>!e
Me
モノマーE: Me
’14e −C== C−3i−Et
IIP
Me−C+a=C−3i−Pr
■
Me
千ツマ−H: Me
HCミC−3i−Ph
Me
ただし、Me : −CH3、Et : −CH2(J
13 、 Pr :CH2CH2CH3,Ph :フェ
ニル基を示す。
13 、 Pr :CH2CH2CH3,Ph :フェ
ニル基を示す。
実施例16
白金触媒を使用しない以外、実施例1と全く同様の操作
により、キャスティングにょリフィ5 ルムとした0次いで120℃、3Hrの加熱、変性処理
を行ない、膜厚10μ腸の均質なフィルムを作った。加
熱、変性処理の前後および紫外線照射後におけるフィル
ムの引張強度を測定した。
により、キャスティングにょリフィ5 ルムとした0次いで120℃、3Hrの加熱、変性処理
を行ない、膜厚10μ腸の均質なフィルムを作った。加
熱、変性処理の前後および紫外線照射後におけるフィル
ムの引張強度を測定した。
結果を表−lシこ示す。
実施例17
実施例1と同様にして、1−メチル−2−トリメチルシ
リルアセチレンMe−C=C−5i(Me) 3の重合
により得た置換ポリアセチレンの2重擾%トルエン溶液
100gに、実施例1と同様のオルガノポリシロキサン
KF−911を200mgと白金触媒を微績添加、混合
し、この溶液を110°Cで3)1r加熱、変性処理し
た。この溶液を過剰メタノール中で沈殿させ、濾過およ
びメタノールによる洗浄を繰り返し行ない乾燥した。得
られたオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン
をトルエンに溶解し、キャスティングにより膜厚10g
mのフィルムを作った。このフィルムのIRスペク)・
ルを測定したところ104104O’、1100c「1
にシロキサン結合による吸6 収、2180c+s−”に5i−H結合による吸収が見
られた。
リルアセチレンMe−C=C−5i(Me) 3の重合
により得た置換ポリアセチレンの2重擾%トルエン溶液
100gに、実施例1と同様のオルガノポリシロキサン
KF−911を200mgと白金触媒を微績添加、混合
し、この溶液を110°Cで3)1r加熱、変性処理し
た。この溶液を過剰メタノール中で沈殿させ、濾過およ
びメタノールによる洗浄を繰り返し行ない乾燥した。得
られたオルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン
をトルエンに溶解し、キャスティングにより膜厚10g
mのフィルムを作った。このフィルムのIRスペク)・
ルを測定したところ104104O’、1100c「1
にシロキサン結合による吸6 収、2180c+s−”に5i−H結合による吸収が見
られた。
このフィルムの引張強度は451kg/c腸2であった
。
。
図1は、実施例1で得られたフィルムのIRスペクトル
を示す。 特許出願人 信越化学工業株式会社 代理人 弁理士 岩見谷 周志 毛続補正書(自船 昭和59年5月1日 特許庁長官 若杉和失殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第0135480
号2、発明の名称 オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物
の製法 3、補正をする者 1バ件との関係 特許出願人 氏 名 代表者 小板 雄太部 4、代理人 住 所 東京都港区赤坂6丁目10番45号74補正の
対象 明細書の発明の詳細な説+!1の欄 8、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄を次のとおりに補正する
。 (1)明細書の下表に示す箇所の「補正前」の記(2)
第8頁第1行の次の記載 「 (R)a HbSi04−a−b −= (2)1− 」。 (3)第12頁第1O行の次の式 [ %式%() を、次のとおりに補正する: (Me)35i−(−0−5i−)y O−Si (M
e)3Me 1 。
を示す。 特許出願人 信越化学工業株式会社 代理人 弁理士 岩見谷 周志 毛続補正書(自船 昭和59年5月1日 特許庁長官 若杉和失殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第0135480
号2、発明の名称 オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物
の製法 3、補正をする者 1バ件との関係 特許出願人 氏 名 代表者 小板 雄太部 4、代理人 住 所 東京都港区赤坂6丁目10番45号74補正の
対象 明細書の発明の詳細な説+!1の欄 8、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄を次のとおりに補正する
。 (1)明細書の下表に示す箇所の「補正前」の記(2)
第8頁第1行の次の記載 「 (R)a HbSi04−a−b −= (2)1− 」。 (3)第12頁第1O行の次の式 [ %式%() を、次のとおりに補正する: (Me)35i−(−0−5i−)y O−Si (M
e)3Me 1 。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式:R1 3 [式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、
R2,)i3およびR4は、同一でも異なってもよく水
素原子、炭素原子数1〜8の1価炭価水素基またはケイ
素原子含有1倫有機基を示す、] で表わされる繰返し単位の1種もしくは2種以」−から
なるホモポリマーもしくはコポリマーまたはこれらの混
合ポリマーと、上記ポリマーに対して0.1〜50重量
%の、1分子中に少なくとも2ケの5i−H結合を有す
るオルガノポリシロキサンとを含有する組成物を、触媒
の存在または不存在下で、60°C以」−の温度で加熱
することからなるオルガノポリシロキサン変性置換ポリ
アセチレン化合物の製法。 (2、特許請求の範囲第1項記載の製法であって、前記
触媒が白金系触媒である製法。 (3)特許請求の範囲第1項またはff12項記載の製
法であって、前記組成物が成形処理された状態で加熱さ
れる製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6548084A JPS60208332A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6548084A JPS60208332A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60208332A true JPS60208332A (ja) | 1985-10-19 |
JPH0326701B2 JPH0326701B2 (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=13288298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6548084A Granted JPS60208332A (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | オルガノポリシロキサン変性置換ポリアセチレン化合物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60208332A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0237581A1 (en) * | 1985-10-07 | 1987-09-23 | Sagami Chemical Research Center | Poly(di-substituted acetylene)/polyorganosiloxane graft copolymer and gas separation membrane |
EP0245516A1 (en) * | 1985-11-14 | 1987-11-19 | Sagami Chemical Research Center | Polymer membrane for separating liquid mixture |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP6548084A patent/JPS60208332A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0237581A1 (en) * | 1985-10-07 | 1987-09-23 | Sagami Chemical Research Center | Poly(di-substituted acetylene)/polyorganosiloxane graft copolymer and gas separation membrane |
EP0245516A1 (en) * | 1985-11-14 | 1987-11-19 | Sagami Chemical Research Center | Polymer membrane for separating liquid mixture |
EP0245516A4 (en) * | 1985-11-14 | 1987-12-10 | Sagami Chem Res | POLYMER MEMBRANE FOR SEPARATING LIQUID MIXTURES. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0326701B2 (ja) | 1991-04-11 |
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