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JPS60207237A - イオンをエネルギ選択法により分離し所望のイオンを生成する装置 - Google Patents

イオンをエネルギ選択法により分離し所望のイオンを生成する装置

Info

Publication number
JPS60207237A
JPS60207237A JP60037778A JP3777885A JPS60207237A JP S60207237 A JPS60207237 A JP S60207237A JP 60037778 A JP60037778 A JP 60037778A JP 3777885 A JP3777885 A JP 3777885A JP S60207237 A JPS60207237 A JP S60207237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ions
ion
predetermined type
group
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60037778A
Other languages
English (en)
Inventor
ミシエル ブリユエル
ベアトリス ビアス
アンヌ マリー カルテイエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Commissariat a lEnergie Atomique CEA filed Critical Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Publication of JPS60207237A publication Critical patent/JPS60207237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3171Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
    • H01J37/05Electron or ion-optical arrangements for separating electrons or ions according to their energy or mass

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、イオンを他のイオンから分離するためのエネ
ルギー選択法を使用して、ある所定の種類のイオンを生
成する装置に関するものである。
該装置は更に特定すればイオン注入に使用されるもので
ある。” イオン注入法は、「不純物」を基板の中へ、極めて選択
性のある方法、すなわちそういう「不純物」を、何の関
係もないか、°あるいは実施しようとするイオン注入に
害のある他の粒子と厳密に選別することによって、導入
することを可能にすることはよく知られている。このた
め例えば11B+イ′オンを抽出することのできる、質
量による同位体選別装置が使用される。このイオンは、
その他には寄生あるいは無関係なイオン、例えばF+、
耐、O+、H+ 、、、、、、といりたイオンよ構成る
粒子束でドープされる基板に与えられる。
前記選別装置は偏向用磁石を備えているが、これは大電
力を消費し、広い場所を占有し、「多電位構造」を有し
、遠隔制御システムや遠隔通信システムだけでなく、電
気エネルギー移送システム(絶縁トランス、電気的に絶
縁された熱伝達流体ループ)を有するという、数々の短
所が麺って不都合である。 。
その上11B+イオンを注入するには、BF3を供給し
たイオン源を使うことが知られているが、このイ′オン
源からは10B+、1B+、10BF+、1 + Bp
+、10BF2+、11 Bp 2+といった複数イオ
ンのビームが抽出される。11B+イオンは、普通、質
量による同位体分離によって選別されるのである。しか
しある特別の場合には、次のような諸理由によシBF2
 イオンの選択の方が良いとされることがある。
・ それらは明かにホウ素を含んでいる。
・ 分子イオン11BF2+中に存在する11B原竿の
エネルギーは、大体、上記分子イオンのエネルギーの1
75に過ぎず、従ってこの分子イオンが、11B原子の
エネルギーが非常に小さいイオン注入を容易に行うこと
ができるようにする。
B イオンの注入とは対照的に、シリコン基板内のBF
2+の注入は、その基板を非晶質(アモルファス)とし
、上記基板゛がより有効にアニール(熱処理)される。
ただし、BF2+イオンを使用・すると男実上解決でき
ない問題にぶ?かるのであって、それは他の粒子、例え
ばイオン注入器中の残留真空中の分子との相互作用によ
って、上記真空がIQ−4ieスカル(PA)程度のと
きでも、前記BF2+イオンは容易に次の形の反応によ
って分解し、ここで BF2 → B +X XはF2、F、F+、・・・等を代表するものとする。
従って上の反応の断面積は非常に大きく、約10−15
m2である。
発明の要約 本発明の目的は、他のイオンから分離するためにエネル
ギー選別を用いて所定の種類のイオンを生成する装置を
提案することによって、上記の欠点を取除くことにある
。このエネルギー選別においては、上記で考察した種類
の分解反応を起すことが望ましく、先行技術で行われた
ことと対照的である。
本発明は、特に、以下に述べるものから成る、所定の種
類のイオンを生成する装置に関するものである。
・ 所定の種類のイオンを含み、該種類のイオンで構成
される該イオンをイオン化形に分解できる、等エネルギ
ーのイオンビームを生じるイオン源手段、 ・ 所定の種類のイオンを含むイオン群と提案する方法
で相互作用を行い、イオン群を分解し、所定の種類から
成るイオン群をイオン化された形で現わすようにする分
解手段、 ・ イオン化された形で所定の種類から成るイオン群と
、 ビームの残シの部分との間のエネルギー分離を行う分離
手段。
説明上且つ少しも制限を受けない方法として、所定の種
類とはホウ素であり、上記種類を含むイオン群はBF2
+イオンである。
′先行技術と比較して、本発明は次のような利点を有す
る。質量による同位体選別の代りに、本発明は高エネル
ギー選別法を使用するが、この方法は例えば静電フィル
タめ助けによって容易に行うことができ、少量の電力し
か消費せず1、全体の寸法も小さくてすむ。この方法は
低工坏ルギーのイオン束及び高エネルギー粒子ビームを
得ることを可能とする、ことができる。これは超大規模
集積回路(VLS I )の分野でのイオン注入にとっ
て大いに利便があるものであシ、ホウ素の注入の場合は
、使用可能の電流ダインを得ることを可能とする。その
理由は、多数のイオン源のスイクトルにおいてBF2+
に対応するピークが最も強く、従って本発明によって分
離されBF2+イオン群から来るB+ビームは、直接イ
オン源から抽出されるB イオンのビームよりも強いか
らである。
本発明にもとづく装置の特別の実施態様によれば、分解
手段はイオンビームが通過する領域に含まれる、プラズ
マの低圧ガスから成る。例えば、このガスはアルゴンで
あってもよく、「低圧」とは約二百〜三百分の一パスカ
ルから数十分の一ツヤスカル程度の圧力を言うものと理
解される。
他の特別の実施態様によれば、前記分解装置はイオンビ
ームの方へ導かれる粒子束から成る。
「粒子」という用語は原子、分子、正又は負イオン、電
子又は光子(例えば紫外線、X線、あるいはγ線光子)
等を意味するものと解せられる。
又別の特別の実施態様によれば、分離手段は少くとも一
つの静電フィルタから成る。
最後に、別の特別の実施態様によれば、分離手段は少く
とも一つの電磁界によるフィルタから成る。
実施例 本発明は、付図を参照して、例示する実施態様に関する
以下の説明を読めば、更に良く塩1解することができる
。図1乃至図6は本発明にもとづく装置の特別の実施態
様を図式的に示したものであって、分解手段に関しては
それぞれ、ガス、プラズマ、X線又はr線光子束、光束
、電子ビーム、及びイオンビームの形で利用がなされて
いる。
図1は本発明にもとづく装置の特別の実施態様を図式的
に示している。この装置は容器2の中に置かれ、この中
は図示していないポンプ手段によって真空が形成されて
おシ、事実上イオン源手段構造並びに機能は以下に、B
+イオンの生成を例にとって説明する。
イオン源手段3は、B+イオン、BF2+イオン、種々
の二次的に電離した不純物という成分から成るビーム8
を生ずるように、管7によってBF3が供給される、先
行技術で得られるイオン源から成る。イオン源手段3は
また、ビーム8がイオン源6を離れるとき、ビームを加
速するための電極9から成る。電極9には開口9aがあ
って上記ビームを通過させ、イオン源6に関して、直流
電圧発生器10によって、負の電位例−えば約−25k
Vに高められている。
分解手段4は、箱11の対向する両側面にある二つの向
き合った開口13.14を備え、管12よシアルボンが
供給されている1、箱11に含まれている数十分の−・
ぐスカルの圧力に保たれている、アルゴンのようなガス
で構成されている。これら二つの開口はビーム8が電極
9を離れるとき、ビーム8の描く軌道に位置するように
配置されている。電極の開口9aは、従って、箱11の
開口13.14と一線上にそろえられる。開口13゜1
4の寸法は明かにイオンビーム8が通過できるように選
ばれる。
加速電極9から離れる際、イオンビーム8は事実上等エ
ネルギー性となってオシ、ビームを形成するイオンは大
抵の場合荷電しており、従って電極9に電位を与えた結
果として事実上25 keVに等しいエネルギーE。を
持っている。
容器11中では、ビーム8のBF2+イオンは事実上前
述の分解反応によシ、アルゴン原子と相互作用する唯一
のイオンである。なぜなら、B−2+イオンの分−解析
面積は非常に大きく、10 ”” ”cm2の程度であ
るが、イオン−原子衝突に関する断面積は一般に1O−
16crn2程度だからである。そこでBF2+イオン
の衝突は大きな衝撃パラメータの衝突であシ、その間は
当ったアルゴン原子への運動エネルギーの移動はないの
であるが、一方、容器11内を通過している間BF2+
イオン以外のビーム8の粒子は、それらの衝突断面積は
約10−16(1)2であるから、アルゴン原子と相互
作用は行わない。
従って容器11を離れる際は、ビーム8は二つのグルー
プのイオンを含んでいることになる。容器11内でBF
2+イオンが分解した結果化じるB+イオンから成る第
一のグループでは、上記B+イオンはけりきシ定義され
たエネルギーαEoを有し、係数αが、問題としている
ホウ素同位体の原子量の、対応する化合物BF2の原子
量(48又は49)゛に対する比に等しい、従って事実
上0.2に等しいゆ廠、10B+イオン及び11B+イ
オンに対して事実上5 keVに等しい。第二のグルー
プは、アルゴン原子と相互作用をしなかった、従ってエ
ネルギーEoを保持しているBF2+イオンと、B+イ
オン及びビーム8内に初めから存在していて電離された
二次不純物とから成シ、これらは事実上アルゴン原子と
衝突せずE。というエネルギーを保持している。
従ってエネルギーEoは、BF2+イオンの分解の結果
比てくるB イオンを本質的に特徴づけている。
容器11の長さしは、BF2+イオンの゛分解断面積に
関する平均自由行程、即ち、約3乃至30crnの長さ
しに等しくとることができる。
分離手段5は容器11の後に位置し、二枚の電気伝導性
の偏向板1’5 、16から成る静電フィルタ含む。こ
の偏向板は容器11を離れるときビーム8がその間を通
過できるように配置され、その中一枚は正の高電圧に高
められており、他の一枚は負の高電圧に彦っている〇 この静電フィルタは第一のグループのイオンと第二のグ
ループのイオンとの間のエネルギーによる分離を可能に
する。それ故、本フィルタを離れる際には二つのビーム
が得られる。一つはエネルギーαEoのB+イオンから
成る第一のビーム17で、他ハエネルギーE0のビーム
8中の他の粒子から成る第二のビーム18(従ってエネ
ルギーαEoのB+イオンよシも曲シ方が少い)である
厳密に言えば、10B+イオンと11B+イオンは精確
には同じエネルギーを持っていない(10B+に対して
は10 EO/(10+2X19)で11B+イオンに
対しては11EO/(11+2X19) )ので、分離
はできる。
更に、容器11を離れて行く際、ビーム8はまた粒子X
を含んでおシ、そ9反応は前に記したとおシである。前
記の粒子Xの中、幾つかは中性で他は電離されている。
分離手段を離れて行くとき、別のビーム18aが得られ
、これは中性の形にある粒子Xを成分とし、従って分離
手段と相互作用を行わず、直線の径路に従って行く。電
荷をもった粒子Xは、分離手段中を通過した後は、それ
ぞれが所定のエネルギーの粒子に対応した幾つかの二次
ビーム(subbeams)を生じるが、図には示して
いない。例えばそのエネルギーが19 Eo/、(11
+2X19)に等しい、F+粒子の場合がそれである。
粒子Xに関するこれらの諸点は明かに、図2乃至図6に
関しても成立つ。
本発明による装置の他に、容器2内、B+イオンビーム
17の軌道に置かれた標的19、すなわちイオン注入装
置が得られ、ビーム17のB イオンを標的19に注入
することを可能とする。標的19は例えば集積回路で形
成される。必要ならば、分離手段5と標的19の間でビ
ーム17の通路に位置し、B イオンビーム17を通過
させ得るように穴をあけた二枚の導電板20 、21の
間に作った電界によって、ビーム17のB+イオンを注
入前に加速することができる。上記イオンの通路にある
第一の板20は、続く板21に関して負の電位に高めて
おく。
適当ならば、上記第二のビーム中のイオンを上記他の標
的に(特別に付加する場合は先づ加速を ′行りてから
)注入するため、第二のビームの径路に別の標的をおく
ことも可能であろう。
電極9と容器11との間にビーム8を集束するため、静
電レンズを挿入することも出来る。例えば、3個の隣接
する電極22,23.24によって、静電収束レンズを
生成することができる。これらの電極はビーム8が通過
できるように穴を開けてあシ、電極23が電極22と2
4の間に置かれ、電圧発生器25.26によって上記2
電極に関して負の電位にしである。
更ニ、ビーム8及びビーム17のイオンが浮動電位を受
けないように、電気的接続27,28゜29がそれぞれ
電極9と電極22の間、電極24と加速板20の間、加
速板21と標的19の間に行われていて、最後の接続は
アースされている。
集束レンズ22,23.24が使用されていないとする
と、接続27と28はイオン源6と加速板20との間の
単一電気的接続にとって代ることになるであろう。
図2は本発明にもとづく装置の他の特別な実施態様を図
式的に示したもので、図1の実施態様と比較して唯一の
相違点は、分解子■4がプラズマから成っていることで
あって、容器11と関連して前述したように位置し開口
で穴がおいている容器30の中に、図示されてはいない
が既知の手段で閉じこめられている。ビーム8中のBF
2 イオンはプラズマの粒子と相互作用を行ってB イ
オノを生じるが、ビーム8中の他のイオンは事実上プラ
ズマと相互作用は行わない。
図3は本発明にもとづく装置の別の特別な実施態様を図
式的に、しかし部分的に示し、図1の実施態様と比較し
てその唯一の相違は、分解手段4が適切な発生器31か
ら発射されるX線又はγ線の光子束から成っているこ、
とであって、上記光子束は例えば分離手段5と電極9あ
るいは存在するときは静電レンズ22,23.24との
間で、ビーム8の部分に横から供給されるのである。前
記のように、X線又はγ線ビームの相互作用は事実上ビ
ーム8のBF2+イオンとの間に起るのみでアリ、これ
が分解してB+イオンを作り出すのである。
図4は本発明にもとづく装置のまた別の特別な実施態様
を図式的、且つ部分的に示すものである。
これと図3に示された実施態様とを比べて唯一の違いは
、X線やγ線光子束が紫外域又は可視域の光子束4と置
き換っただけである。これらの光子束は容器2の外部に
あって光学系33を備えた光源32から発するもので、
適切な波長を持っている。光源32からの光は遮へい窓
又は銃眼様(porthole)の穴を経由して容器2
を通過し、横方向からビーム8に到達し、実質的には上
記ビーム80BF2+イオンとのみ相互作用を行う。
図5は本発明にもとづく装置の更に別の実施態様を図式
的に示すもので、図1の実施態様と異る点は、分解手段
4が今度は適切なエネルギーレベルを有する電子ビーム
から成るとい、う点だけであって、事実上ビーム8のB
F2+イオンとのみ相互作用を行い、分離手段5が電界
並びに磁界のフィルタ40から成るという事と相まって
、分解してB+イオンを生ずる。
電流発生器37によって熱せられたとき電子を放射する
フィラメント36から成る電子源35と、フィラメント
36からの電子が通過する穴のあいた電極38とによっ
て電子ビーム4が放射されるO電極38は、フィラメン
ト36からの電子を加速するように、直流電圧発生器3
9によってフィラメント36に関して正電位に保たれる
。電子源35は、それが作る加速電子をイオンビーム8
に、例えばビームに関して横方向から、分離手段5と電
極9(又は備わっているときは静電レンズ22゜23.
24)との間に上記ビームの部分に供給するように明ら
かに向けである。
電界及び磁界によるフィルタ40、例えば交差電磁界フ
ィルタから成る分離手段5は、静電フィルタ15.16
に関連して図1について述べたように配置され、電子ビ
ームによってBF2 イオンの分解の結果生ずるB+イ
オンと、上記電子ビームと相互作用しなかったビーム8
の残りの部分とにそれぞれ対応する二つのビーム17 
、18にビーム8を分割するように、ビーム8のイオン
をイ士分けすることも可能にする。
フィルタ40は実際磁気的手段を有する〃;、これらは
磁気的な同位体の質量による分離手段よりは遥かに簡単
で扱いやすいのである。
電気的接続27及び29は図5の、装置と関連して先に
述べたとおりであるが、接続線28は無くなっている。
これは電極24と電極38間の電気接続41、及び電極
38と偏向板20との間の接続42にとって代っている
。集束レンズ22゜23.24が使われていないとする
と、接続線27と41は電極9と電極38との間の電気
的接続に代ることになろう。
図6は本発明にもとづく装置に関する他の実施態様を図
式的に且つ部分的に示したもので、図5のものとの相違
は、分解子1段4が今度は適切なエネルギーを有するイ
オンビームから成る点だけであって、このイオンビーム
は事実上ビーム8のBF2 イオノとだけ相互作用を行
い、従ってビーム8はB+イオンを放出するように分解
され、この分解用イオンビームはまた例えば、管44か
らヘリウムを供給されているイオン源43から放射され
るHe イオンから成る。H−イオンゞ−1はイオ+ ン源43を離れる際電極45で加速される。電極45は
He イオンを通過させるように穴が開いておシ、直流
電圧発生器46によってイオン源43から見て負の電位
が与えられている。こうして加速されたHe+イオンビ
ームは、分離手段5と電極9(あるいは備わっている場
合はレンズ22゜23.24)との間のビーム8の部分
に、例えば横方向から加えられる。
図1に示した電気的接続27と29はこの場合も存在す
るが、接続線28は無くなっている。この接続線は電極
24と45の間の電気的接続、及びイオン源43と偏向
板20との間の電気的接続48にとって代っている。集
束レンズ22.23゜24が使用されない場合は、接続
線27と48は電極9とイオン−源43との間の電気的
接続に代ることになる。
化合物BP をB+イオンのビーム17を生じるために
使う代シに、BCl2という化合物を使うことも可能で
あって、本化合物はイオン源の中で例えばアルゴン原子
と相互作用を行うことによって分解することができる、
BCt2+イオンを供給し、B+イオンを生じさせる。
なお、本発明にもとづく装置を使用するのは、何もB+
イオンのビームを生成するだけには限らない。この装置
は、P+イオン(化合物PF3から得られる、PF+P
+イオン生成)やAs+イオン(化合物AsF 3から
得られる、AsF 2+イオンから生成)のような、他
の電離形イオンのビームを得ることを可能にする◎ 本発明は、一般的に言って、イオン化化合物の生成を、
許してどんな形のイオン化物(原子、分子)のビームを
生成するのに応用される。このイオン化化合物はイオン
源中で形成し、そ9から抽出して形成することができ、
また分解して希望する形のビームを電離した形で作るこ
とができ、また好ましいことには、中性原子、イオン、
電子、及び光子との相互作用断面積が大きいのである。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の実施例を示す図、図2と図3と図4は本
発明の特別の実施態様を示す図、図−5は本発明の別の
実施例を示す図、図6は本発明の更に別の実施例を示す
図である。 特許出願人 コミッサリア ア レネルジイ アトミック特許出願代
理人 弁 理 士 山 本 恵 −

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次のものから成る、所定の種類のイオンを生成す
    る装置: a)所定の種類のイオンを含むイオン群から成シ、その
    イオン群は分解して所定の種類のイオンを成分とするイ
    オンを電離した形で与えることのできる、等エネルギー
    イオンを生成する、イオン源手段、 b)所定の種類のイオンを含むイオン群と提案する方法
    で相互作用を行い、そのイオンは所定の種類のイオンを
    成分とするイオイを電離した形で出現させるように所定
    の種類のイオンを分解する、分解手段、及び C)所定の種類のイオンを電離した形で成分とするイオ
    ン群と、ビームの残余の部分との間でエネルギー分離を
    行う分離手段。
  2. (2)分解手段が、イオンビームの横切る領域に含まれ
    る低圧のガス又はプラズマから成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. (3)分解手段が、イオンビームの方へ導入される粒子
    束よシ成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の装置。
  4. (4)分離手段が少くとも一つの静電フィルタから成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  5. (5)分離手段が少くとも一つの、電界及び磁界による
    フィルタから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の装置◎
  6. (6)特許請求の範囲第1項に記載の装置のイオン注入
    への応用。
JP60037778A 1984-02-28 1985-02-28 イオンをエネルギ選択法により分離し所望のイオンを生成する装置 Pending JPS60207237A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8403028A FR2560426A1 (fr) 1984-02-28 1984-02-28 Dispositif de production d'ions d'une espece determinee, utilisant pour les separer d'autres ions, une selection en energie, application a l'implantation ionique
FR8403028 1984-02-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60207237A true JPS60207237A (ja) 1985-10-18

Family

ID=9301473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60037778A Pending JPS60207237A (ja) 1984-02-28 1985-02-28 イオンをエネルギ選択法により分離し所望のイオンを生成する装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0155875A1 (ja)
JP (1) JPS60207237A (ja)
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