JPS60202781A - 原油タンク内のスラツジ堆積防止及び除去方法 - Google Patents
原油タンク内のスラツジ堆積防止及び除去方法Info
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- JPS60202781A JPS60202781A JP59056884A JP5688484A JPS60202781A JP S60202781 A JPS60202781 A JP S60202781A JP 59056884 A JP59056884 A JP 59056884A JP 5688484 A JP5688484 A JP 5688484A JP S60202781 A JPS60202781 A JP S60202781A
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- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
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- B08B9/093—Cleaning containers, e.g. tanks by the force of jets or sprays
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原油タンク内に堆積しているスラッジの堆積防
止及び除去方法に関する。
止及び除去方法に関する。
一般に原油タンク内に長時間原油を貯蔵しておくと、タ
ンク底部に原油中のワックス分、アスファルテン分、泥
分、水分等からなる粘土状のスラッジが堆積する。この
ようなスラ・ンジの性状、生成量は、油の種類、貯蔵期
間、方法によって異なるが、時には5mの高さにも達す
る事があり、このようなスランジを放置しておくと、貯
油能力の低下の他に、フローティングルーフの傾斜、油
流出路の低下等の問題が派生する為、これを定期的に除
去又はその堆積を防止する必要がある。
ンク底部に原油中のワックス分、アスファルテン分、泥
分、水分等からなる粘土状のスラッジが堆積する。この
ようなスラ・ンジの性状、生成量は、油の種類、貯蔵期
間、方法によって異なるが、時には5mの高さにも達す
る事があり、このようなスランジを放置しておくと、貯
油能力の低下の他に、フローティングルーフの傾斜、油
流出路の低下等の問題が派生する為、これを定期的に除
去又はその堆積を防止する必要がある。
従来よりかかる原油タンク内のスラッジの堆積防止法と
して、前記タンク内に攪拌機を据え付は該攪拌機により
原油を攪拌して原油に流れを与えてスラッジの堆積を防
止抑制する方法を採っているが、近年のタンクの大型化
と輸入原油の質低ドが進むにつれ、前記方法ではタンク
全域内のスラ・ンジの堆積防止を行なう車は出来ず、そ
の効果は単に機器据え伺は部周辺の攪拌効果を得るに過
ぎない。
して、前記タンク内に攪拌機を据え付は該攪拌機により
原油を攪拌して原油に流れを与えてスラッジの堆積を防
止抑制する方法を採っているが、近年のタンクの大型化
と輸入原油の質低ドが進むにつれ、前記方法ではタンク
全域内のスラ・ンジの堆積防止を行なう車は出来ず、そ
の効果は単に機器据え伺は部周辺の攪拌効果を得るに過
ぎない。
この為、本共同出願人は先に、原油タンク内の任意の個
所に直立管を設け、該直立管上に管内の液圧によって回
転又は揺動しつつ液を噴出する噴出装置を配置した後、
タンク内の原油循環時又は外部よりの送油時の油圧を利
用して前記噴出装置を駆動させ、常時直立管の周囲に油
を噴出して、タンク内原油を常時攪拌するように構成す
る事により前記スラッジの堆積を防止し得る技術を開示
している。(実開昭51−36119号、以下基本技術
という) かかる基本技術によれば前記ノズルよりの油の噴出によ
りタンク内全域の原油の撹拌が可能であ] リ、前記従
来技術の欠点を解消する事が出来るのみならず、更に一
歩進めて、前記噴油を原油タンク底部に堆積したスラッ
ジ堆積層に噴出衝突させ、前記スラッジを積極的に打壊
攪拌する11yにより、該スラッジをタンク内の原油中
に溶解させてしまう事も可能である。
所に直立管を設け、該直立管上に管内の液圧によって回
転又は揺動しつつ液を噴出する噴出装置を配置した後、
タンク内の原油循環時又は外部よりの送油時の油圧を利
用して前記噴出装置を駆動させ、常時直立管の周囲に油
を噴出して、タンク内原油を常時攪拌するように構成す
る事により前記スラッジの堆積を防止し得る技術を開示
している。(実開昭51−36119号、以下基本技術
という) かかる基本技術によれば前記ノズルよりの油の噴出によ
りタンク内全域の原油の撹拌が可能であ] リ、前記従
来技術の欠点を解消する事が出来るのみならず、更に一
歩進めて、前記噴油を原油タンク底部に堆積したスラッ
ジ堆積層に噴出衝突させ、前記スラッジを積極的に打壊
攪拌する11yにより、該スラッジをタンク内の原油中
に溶解させてしまう事も可能である。
しかしながら原油タンク底部に堆積したスラッジをノズ
ルより噴出される噴油により打壊攪拌させる為には、相
当な圧力と噴出エネルギーが必要であり、一方前記噴出
装舒の噴射能力には限界かあり、又タンク内部にはルー
フドレン管を始め種々の付属品か設置ξされている為、
前記噴出装置を無制限に配置する7バは技術的にも又コ
スト的にも不可能である。
ルより噴出される噴油により打壊攪拌させる為には、相
当な圧力と噴出エネルギーが必要であり、一方前記噴出
装舒の噴射能力には限界かあり、又タンク内部にはルー
フドレン管を始め種々の付属品か設置ξされている為、
前記噴出装置を無制限に配置する7バは技術的にも又コ
スト的にも不可能である。
又例え前記ノズルより噴出される噴油が前記スラッジを
打壊撹拌可能なエネルギーを有していても、前記噴出装
置の据伺位置及びタンクの構造上の間過から前記スラッ
ジの打壊攪拌が充分行われない場合が、ある。
打壊撹拌可能なエネルギーを有していても、前記噴出装
置の据伺位置及びタンクの構造上の間過から前記スラッ
ジの打壊攪拌が充分行われない場合が、ある。
更に前記噴出装置の据付場所によっては、前記噴出流が
タンク側壁その他に作用し、騒音や振動が発生する場合
もある。
タンク側壁その他に作用し、騒音や振動が発生する場合
もある。
従って前記問題点を解決しながらタンク内全域1こ亙っ
て前記噴射流が有効に作用し得るように構成するには、
前記噴射装荷の噴射能力に対応させて、該装Mの取付位
置、取付間隔、取り付は方法等を適宜選釈すればよい訳
であるが、前記問題点を解決する為の技術的要素が多過
ぎ、前記基本技術が開発されて既に10年近く立つにも
拘らず、未だに前記問題点を全て解決し得る応用技術の
提案がなされていなかった。
て前記噴射流が有効に作用し得るように構成するには、
前記噴射装荷の噴射能力に対応させて、該装Mの取付位
置、取付間隔、取り付は方法等を適宜選釈すればよい訳
であるが、前記問題点を解決する為の技術的要素が多過
ぎ、前記基本技術が開発されて既に10年近く立つにも
拘らず、未だに前記問題点を全て解決し得る応用技術の
提案がなされていなかった。
この為、前記基本技術によりタンク内に堆積したスラッ
ジを除去し得るにも拘らず、前記タンク内にスラッジ等
が堆積した場合は、該タンクを開放し、人間の力で前記
スラッジの除去を行なっていた。
ジを除去し得るにも拘らず、前記タンク内にスラッジ等
が堆積した場合は、該タンクを開放し、人間の力で前記
スラッジの除去を行なっていた。
しかしながらこのようlヨタンクを開放して人の作業で
スラッジ除去する方法では、除去作業に多大の労力と時
間を必要とするのみならず、極めて危険であり、人的災
害も生じ易い。
スラッジ除去する方法では、除去作業に多大の労力と時
間を必要とするのみならず、極めて危険であり、人的災
害も生じ易い。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、永年に亙り鋭意
研究すると共に、実証実験を繰り返し行なう事により、
ようやくにして前記問題点を全て解決しながらタンク内
全域に亙って前記噴射流が有効に作用し、この結果、前
記タンク内のいずれの個所にスラッジが堆積していても
これを完全に除去し得るスラッジ堆積防止及び除去方法
を開発し得た。
研究すると共に、実証実験を繰り返し行なう事により、
ようやくにして前記問題点を全て解決しながらタンク内
全域に亙って前記噴射流が有効に作用し、この結果、前
記タンク内のいずれの個所にスラッジが堆積していても
これを完全に除去し得るスラッジ堆積防止及び除去方法
を開発し得た。
而して本発明の特徴とする所は、前記スラッジ除去方法
において、タンク底面より前記ノズルまでの高さが1乃
至3mの間に位置するよう前記噴出装置を設置すると共
に、タンク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速が2.
0 m/sec以下になるように、又前記噴出装置より
噴出させた噴出流の流速がタンク内の何れの地点でも0
.4 m/see以−ヒの流速が得られるように前記噴
出装置をタンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去
を行なう事にある。
において、タンク底面より前記ノズルまでの高さが1乃
至3mの間に位置するよう前記噴出装置を設置すると共
に、タンク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速が2.
0 m/sec以下になるように、又前記噴出装置より
噴出させた噴出流の流速がタンク内の何れの地点でも0
.4 m/see以−ヒの流速が得られるように前記噴
出装置をタンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去
を行なう事にある。
以下、本発明を下記スラッジ除去装置による実験結果に
従って説明する。
従って説明する。
第1図は本発明の実験に使用されるスラッジ除去装置の
要部構成を示す。
要部構成を示す。
1は、浮屋根1aが原油充填量により−L下に昇降可能
に構成した原油タンクで、その直径80〜85 mφ、
原油貯蔵量か100,000k l有する日本最大規模
のものを用いる。
に構成した原油タンクで、その直径80〜85 mφ、
原油貯蔵量か100,000k l有する日本最大規模
のものを用いる。
2は円周面上に左右に変向させて配置した一対のノズル
2aを有する噴出装 2で、外部ポンプ3より圧送され
た原油をノズル2aより噴出させなから、該装置62が
回転又は揺動する如く構成され、そして該噴出装置2は
後言己実験を容易にする為にタンク浮屋根1aのマンホ
ール1bを利用してタンク内に吊下し、該装置2の設置
高さと設置位il五を可変に構成する。
2aを有する噴出装 2で、外部ポンプ3より圧送され
た原油をノズル2aより噴出させなから、該装置62が
回転又は揺動する如く構成され、そして該噴出装置2は
後言己実験を容易にする為にタンク浮屋根1aのマンホ
ール1bを利用してタンク内に吊下し、該装置2の設置
高さと設置位il五を可変に構成する。
次に、かかる噴出装置2の主要諸元について説明するに
、該装置2はタイホー工業(株)製のノズル280径7
5mmのロータリージェットミキザー(商品名)を用い
、吐出論量が0〜1200kl/Hr 、吐出圧力をO
〜e、Okg/cm 2の範囲で制御可能に構成するど
共に、該製鎖2の原油中での回転数を1〜2Hr/1回
転になるよう内部機構の設定を変えられるように製作ネ
れている。又、ノズル2a角度も水平ブ〕向に対し」−
下方向に角度偏位可能に構成している。
、該装置2はタイホー工業(株)製のノズル280径7
5mmのロータリージェットミキザー(商品名)を用い
、吐出論量が0〜1200kl/Hr 、吐出圧力をO
〜e、Okg/cm 2の範囲で制御可能に構成するど
共に、該製鎖2の原油中での回転数を1〜2Hr/1回
転になるよう内部機構の設定を変えられるように製作ネ
れている。又、ノズル2a角度も水平ブ〕向に対し」−
下方向に角度偏位可能に構成している。
次にかかる装置を用いて行なった実験結果をR’G細に
説明する。
説明する。
「実験−1」
先ず、スラッジ衝突位置での流速とスラツジ打壊効果の
関係を調べる為、スラッジ衝突位置での流速が3.6m
/see、0.5m/see、0.4m/see、0.
3m/sec、0.2m/secの各流速におけるスラ
・ンジ打壊効果を下記実験条件で調へてみた。そのスラ
ッジ除去率と時間との関係を第3図に示す。
関係を調べる為、スラッジ衝突位置での流速が3.6m
/see、0.5m/see、0.4m/see、0.
3m/sec、0.2m/secの各流速におけるスラ
・ンジ打壊効果を下記実験条件で調へてみた。そのスラ
ッジ除去率と時間との関係を第3図に示す。
[実験条件]
使用原油はマヤ原油を使用し、前記噴出装置の原油吐出
流量を700kl/Hr、吐出圧力を4.0kg/cm
’に夫々設定した後、前記タンク内に堆積しているスラ
ツジ部分に夫/、−噴出装置からスランシ打壊血までの
距〜しを17m(流速0.6m/5ec) 、 20m
(0,5m/5ec) 、25m (0,4m/5eC
) 、 32m (0,3m/5ec) 、 42m
(0,2m/5ec)に夫ノンNFシて4川定する。
流量を700kl/Hr、吐出圧力を4.0kg/cm
’に夫々設定した後、前記タンク内に堆積しているスラ
ツジ部分に夫/、−噴出装置からスランシ打壊血までの
距〜しを17m(流速0.6m/5ec) 、 20m
(0,5m/5ec) 、25m (0,4m/5eC
) 、 32m (0,3m/5ec) 、 42m
(0,2m/5ec)に夫ノンNFシて4川定する。
この結果、少なく共前記流速が0.3 m/secあれ
はほぼ除去する事か出来、好ましくはQ、5 m/se
e以」−の流速があればスラッジを完全に除去しイ1!
る事か判明した。
はほぼ除去する事か出来、好ましくはQ、5 m/se
e以」−の流速があればスラッジを完全に除去しイ1!
る事か判明した。
次にこの結果に基ついて第2図に示す如く、噴出装置2
を中央と側壁のほぼ中間地点の対称位置にネ(数個適宜
配置し、その取(=J高さを1.8m、又配器間隔を、
夫々20m(タンク内の何れの地点でも0.5m/se
c以上の流速が得られる。)25m(同上0゜4+n/
see以上) 、 32m (同上0.3m/see以
上)、になるように配置した後、該装置のノズルを水平
位置より僅かに下向きにして、夫々44時間の連続運転
を行なう。
を中央と側壁のほぼ中間地点の対称位置にネ(数個適宜
配置し、その取(=J高さを1.8m、又配器間隔を、
夫々20m(タンク内の何れの地点でも0.5m/se
c以上の流速が得られる。)25m(同上0゜4+n/
see以上) 、 32m (同上0.3m/see以
上)、になるように配置した後、該装置のノズルを水平
位置より僅かに下向きにして、夫々44時間の連続運転
を行なう。
尚、前記図中の数値、3ehはスラッジか除去された萌
のj重転時間を示す。
のj重転時間を示す。
この結果、前記流速か0.3 m/seeの場合では除
去効果か少なく、寅質的な除去効果を−1−げる為には
、0.4m/seC以」−の流速が必要であり、好まし
くはQ、5 m/sec以」−の流速があればスラツジ
を完全に除去し得る21Xが判明した。
去効果か少なく、寅質的な除去効果を−1−げる為には
、0.4m/seC以」−の流速が必要であり、好まし
くはQ、5 m/sec以」−の流速があればスラツジ
を完全に除去し得る21Xが判明した。
「実験−2」
次に噴出装置2の取り伺は高さとスラツジ打壊効果の関
係をしらべる為、前記高さ位置を夫々1m、 2m、
3m、4mに設定し、前記実験条件下で、流速か0.5
m/seeになるよう夫々噴出装f 2を配I〆1して
、タンク1内スラツジ量の変化を調へて見た。
係をしらべる為、前記高さ位置を夫々1m、 2m、
3m、4mに設定し、前記実験条件下で、流速か0.5
m/seeになるよう夫々噴出装f 2を配I〆1して
、タンク1内スラツジ量の変化を調へて見た。
表−2
尚、前記図中の数値、17h、38h、は夫々スラッジ
か除去された時の運転時間を示す。
か除去された時の運転時間を示す。
本実験結果より明らかな如く、前記ノズル2a位置は低
く設置すればする程そのスラッジ打壊効果は大きいが、
余りにタンクl底面に近接して配置するとスラッジの堆
積圧力により前記噴出装置が駆動不能の常態になる場合
がある為、1〜3+n’、好ましくは1.5〜2.5m
の間に設置するのが好ましい事が判明した。
く設置すればする程そのスラッジ打壊効果は大きいが、
余りにタンクl底面に近接して配置するとスラッジの堆
積圧力により前記噴出装置が駆動不能の常態になる場合
がある為、1〜3+n’、好ましくは1.5〜2.5m
の間に設置するのが好ましい事が判明した。
「実験−3」
次にタンク側壁面1cに衝突時点の流速と振動及び騒音
の関係を調べる為、最も振動の生じ易い浮屋$11a下
に前記噴出流が衝突するように前記噴出装置を配置し、
前記衝突時点での流速を夫々 3m/sec (側壁よ
りの噴出装置の距離: 2m) 、2.5m/seC(
同上圧@ : 4m) 2rn/sec (同上圧#:
7m) 1.5m/sec (同上圧@:10m)に
なるよう前記噴出装置のタンク側壁面1cからの距離を
変化させ、振動及び騒音の関係を調べてみた。
の関係を調べる為、最も振動の生じ易い浮屋$11a下
に前記噴出流が衝突するように前記噴出装置を配置し、
前記衝突時点での流速を夫々 3m/sec (側壁よ
りの噴出装置の距離: 2m) 、2.5m/seC(
同上圧@ : 4m) 2rn/sec (同上圧#:
7m) 1.5m/sec (同上圧@:10m)に
なるよう前記噴出装置のタンク側壁面1cからの距離を
変化させ、振動及び騒音の関係を調べてみた。
この結果、前記流速が2.5 m/seeで浮屋根1a
の支柱か僅かに揺れるのが確認出来、3m1sec以上
になると前記支柱が激しく揺れるのが確認出来た。 尚
、騒音はタンク外壁面1.5mの地点でいずれも60ホ
ン以下であり1問題はなかった。
の支柱か僅かに揺れるのが確認出来、3m1sec以上
になると前記支柱が激しく揺れるのが確認出来た。 尚
、騒音はタンク外壁面1.5mの地点でいずれも60ホ
ン以下であり1問題はなかった。
従って前記タンク側壁面1cjlij突時の流速はすく
なく共2.Om/see以下になるように設定する必要
がある。
なく共2.Om/see以下になるように設定する必要
がある。
更にスラッジはタンク側壁面IC近傍に多く集る習性か
らしても、又前記振動の発生の防止を極力すくなくする
必要性からしても、前記噴出流をタンク側壁面ICに直
接接触させる本なしに、前記噴出装置のノズル2aを僅
かながら下向きにして前記タンクの側壁面IC基部に衝
突するよう構成した方がスラッジ打壊効果と振動防止効
果を高める事が出来、好ましい。
らしても、又前記振動の発生の防止を極力すくなくする
必要性からしても、前記噴出流をタンク側壁面ICに直
接接触させる本なしに、前記噴出装置のノズル2aを僅
かながら下向きにして前記タンクの側壁面IC基部に衝
突するよう構成した方がスラッジ打壊効果と振動防止効
果を高める事が出来、好ましい。
以」二記載の如く、本発明によれば、タンク底面より前
記ノズルまでの高さが1乃至3mの間に位置するよう前
記噴出装置を設置すると共に、前記噴出装置より噴出さ
せた噴出流の流速がタンク内の何れの地点でも0.4
m/see以上の流速が得られるように前記噴出装置を
タンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去を行なう
事により、最も効率よく且つ最小数量の噴出装置で該ス
ラッジが完全に除去されると共に、技術的にも又コスト
的に問題のないスラッジ除去装置の提供が可能となり、
その実用価値は極めて大きい。
記ノズルまでの高さが1乃至3mの間に位置するよう前
記噴出装置を設置すると共に、前記噴出装置より噴出さ
せた噴出流の流速がタンク内の何れの地点でも0.4
m/see以上の流速が得られるように前記噴出装置を
タンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去を行なう
事により、最も効率よく且つ最小数量の噴出装置で該ス
ラッジが完全に除去されると共に、技術的にも又コスト
的に問題のないスラッジ除去装置の提供が可能となり、
その実用価値は極めて大きい。
又本発明はタンク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速
が2.5 m/see以下になるように前記噴出装置を
配置した為、振動等が生じる事なく、この結果、永年使
用によってもタンクの亀裂等が生じる事がなく、極めて
安全である。
が2.5 m/see以下になるように前記噴出装置を
配置した為、振動等が生じる事なく、この結果、永年使
用によってもタンクの亀裂等が生じる事がなく、極めて
安全である。
等の種々の著効を有する。
尚本発明の適用し得る範囲は原油タンクのみに限定され
る事なくコム等の貯蔵タンクにも適用す得る事は自明で
ある。
る事なくコム等の貯蔵タンクにも適用す得る事は自明で
ある。
第1図は本発明の実験に使用yれるスラッジ除去装置の
要部構成を示す。第2図は本発明に基づいて配置した噴
出装置のレイアウト図を示す。第3図はスラッジ除去率
と時間との関係を示すグラフ図である。 特許出願人;鹿島エンジニアリング株式会社第1図 第2図 手糸光有口正書(自発) 1層相59年7月lt日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第58884号 2、発明の名称 液状タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方法3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 l)鹿島エンジニアリング株式会社2)タイホ
ーエ業株式会社 4、代理人〒104 flt552−2544住所 東
京都中央区八丁堀4丁目10番1号6、補正の対象 発明の名称及び明細書(全文) 7、補正の内容 l)発明の名称を「液状タンク内のスラッジ堆積防IJ
二及び除去方法」と補正する。 2)明細書 別紙の通り明細書全文を補正する。 以」二 明 細 書 1、発明の名称 液状タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方法2、特許
請求の範囲 ノズルより液を噴出させながら回転又は揺動する噴出装
置を液状タンク内の任意の個所に配置した後、該タンク
内の液体循環時又は外部よりの液送時の液圧を利用して
該噴出装置を駆動させながら、前記タンク内に液体を噴
出させ、該噴出流によりタンク内に堆積しているスラ・
ンジを除去する方法において、タンク底面より前記ノズ
ルまでの高さが0.5乃至3.0mの間に位置するよう
に前記噴出装置を設置すると共に、タンク側壁面に衝突
時点の前記噴出流の流速が2.4−/sec以下になる
ように、又前記噴出装置より噴出させた噴出流の流速が
タンク内の何れの地点でも少なくとも0.3tn7se
c以上の流速が得られるように前記噴出装置をタンク内
の適宜位置に配置してスラッジの除去1 を行なう事を
特徴とする液状タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方
法 3、発明の詳細な説明 本発明は原油タンク、コム等の貯蔵タンク、及び水処理
用汚泥タンク等の液状タンク内に堆積しているスラッジ
の堆積防止及び除去方法に関する。 一般に、例えば原油タンク内に長時間原油を貯蔵してお
くと、タンク底部に原油中のワ・ンクス分、アスファル
テン分、泥分、水分等からなる粘土状のスラッジが堆積
する。このようなスラッジの性状、生成量は、油の種類
、貯蔵期間、方法によって異なるが、時には5mの高さ
にも達する事があり、このようなスラッジを放置してお
くと、貯油能力の低下の他に、フローティングルーフの
傾斜、油流出路の低下等の問題が派生する為、これを定
期的に除去又はその堆積を防止する必要がある。 従来よりかかる原油タンク内のスラッジの堆積防止法と
して、前記タンク内に攪拌機を据え伺け、該攪拌機によ
り原油を攪拌して原油に流れを与えてスラッジの堆積を
防止抑制する方法を採つているが、近年のタンクの大型
化と輸入原油の質低下が進むにつれ、前記方法ではタン
ク全域内のスラッジの堆積防止を行なう事は出来ず、そ
の効果は単に機器据え付は部周辺の攪拌効果を得る←こ
過ぎない。 この為、本共同出願人は先に、原油タンク内の任意の個
所に直立管を設け、該直立管上に管内の液圧によって回
転又は揺動しつつ液を噴出する噴出装置を配置した後、
タンク内の原油循環時又は外部よりの送油時の油圧を利
用して前記噴出装置を駆動させ、常時直立管の周囲に油
を噴出して、タンク内原油を常時攪拌するように構成す
る事により前記スラッジの堆積を防止し得る技術を開示
している。(実開昭5l−3f(119号、以下基本技
術という) かかる基本技術によれば前記ノズルよりの油の噴出によ
りタンク内全域の原油の攪拌が可能であり、前記従来技
術の欠点を解消する事が出来るのみならず、更に一歩進
めて、前記噴油を原油タンク底部に堆積したスラッジ堆
積層に噴出衝突させ、前記スラッジを積極的に打壊攪拌
する事により、該スラッジをタンク内の原油中lこ溶解
させてしまう事もfTf能である。 しかしながら原油タンク底部に堆積したスラッジをノズ
ルより噴出される噴油により打壊攪拌させる為には、相
当な圧力と噴出エネルギーが必要であり、一方前記噴出
装置の噴射能力には限界があり、メタンク内部にはルー
フドレン管を始め種々の付属品が設置されている為、前
記噴出装置を無制限に配置する事は技術的にも又コスト
的にも不可能である。 又例え前記ノズルより噴出される噴油が前記スラッジを
打壊撹拌可能なエネルギーを有していても、前記噴出装
置の据付位置及びタンクの構造」二の問題から前記スラ
ッジの打壊攪拌が充分性われない場合がある。 更に前記噴出装置の据付場所によっては、前記噴出流が
タンク側壁その他に作用し、騒音や振動が発生する場合
もある。 従って前記問題点を解決しながらタンク内全域に亙って
前記噴射流が有効に作用し得るように構成するには、前
記噴射装置の噴射能力に対応させて、該装置の取付位置
、取付間隔、取り付は方法等を適宜選択すればよい訳で
あるが、前記問題点を解決する為の技術的要素が多過ぎ
、前記基本技術が開発されて既に10年近く立つにも拘
らず、未だに前記問題点を全て解決し得る応用技術の提
案がなされていなかった。 この為、前記基本技術によりタンク内に堆積したスラッ
ジを除去し得るにも拘らず、前記タンク内にスラッジ等
が堆積した場合は、該タンクを開放し、人間の力で前記
スラッジの除去を行なっていた。 しかしながらこのようなタンクを開放して人の作業でス
ラッジ除去する方法では、除去作業に多大の労力と時間
を必要とするのみならず、極めて危険であり、人的災害
も生じ易い。 本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、永年に亙り鋭意
研究すると共に、実証実験を繰り返し行なう事により、
ようやくにして前記問題点を全て解決しながらタンク内
全域に亙って前記噴射流が有効に作用し、この結果、前
記タンク内のいずれの個所にスラッジが堆積していても
これを完全に除去し得るスラッジ堆積防止及び除去方法
を開発し得た。 而して本発明の特徴とする所は、 原油タンク、コム等の貯蔵タンク、及び水処理用汚泥タ
ンク等の液状タンク内に堆積しているスラッジを前記ノ
ズルを回転させながら除去する方法において、タンク底
面より前記ノズルまでの高さが0.5乃至3.0mの間
に位置するように前記噴出装置を設置すると共に、タン
ク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速が2.4 m/
see以下になるように、又前記噴出装置より噴出させ
た噴出流の流速がタンク内の何れの地点でも少なくとも
0.3 m/380以上の流速が得られるように前記噴
出装置をタンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去
を行なう事にある。 以下、本発明の実施例を下記スラッジ除去装置による実
験結果に従って説明する。 第1図は本発明の実験に使用されるスラッジ除去装置の
要部構成を示す。 ■は、浮屋根1aが原油充填量により上下に昇降fif
能に構成した原油タンクで、その直径80〜85 mφ
、原油貯蔵量が100,000k l有する日本最大規
模のものを用いる。 2は円周面上に左右に変向させて配置した一対のノズル
2aを有する噴出装置2で、外部ポンプ3より圧送され
た原油をノズル2aより噴出させながら、該装置2が回
転又は揺動する如く構成され、そして該噴出装置2は後
記実験を容易にする為にタンク浮屋根1aのマンホール
1bを利用してタンク内に吊下し、該装置2の設置高さ
と設置位置を可変に構成する。 次に、かかる噴出装置2の主要諸元について説明するに
、該装置2はタイホー工業(株)製のノズル2a口径7
5mmのロータリージェッI・ミキサー(商品名)を用
い、吐出流量が0〜1200k110r吐出圧力をO〜
6.0 kg/cm 2の範囲で制御可能に構成すると
共に、該装置2の原油中での回転数を1〜2Hr/1回
転になるよう内部機構の設定を変えられるように製作さ
れている。又、ノズル28角度も水平方向に対し」−下
方向に角度偏位可能に構成している。 次にかかる装置を用いて行なった実験結果を詳細に説明
する。 「実験−1」 先ず、スラッジ衝突位置での流速とスラッジ打壊効果の
関係を調へる為、スラッジ衝突位置での流速が0.6m
/see、0.5m/see、0.4m/sec、0.
3m/sec、0.2m/seeの各流速におけるスラ
ッジ打壊効果を下記実験条件で調べてみた。そのスラッ
ジ除去率と時間との関係を第3図に示す。 [実験条件] 使用原油はマヤ原油を使用し、前記噴出装置の原油吐出
流量を700kl/Hr、吐出圧力を4.0 kg/c
mlに夫々設定した後、前記タンク内に堆積しているス
ラッジ部分に夫々噴出装置からスラッジ打壊面までの距
離を17m(流速0.6m/5ee) 、 20m (
0゜5m/5ec) 、25m (0,4m/5ee)
、 32m (0,3m/see)42m (0,2
m/5ec)に夫々離して測定する。 この結果、少なく共前記流速が0.3 m/seeあれ
ばほぼ除去する車が出来、好ましくは0.4〜0.5m
/sec以上の流速があればスラッジを完全に除去し得
る事が判明した。 次にこの結果に基づいて第2図に示す如く、噴出装置2
を中央と側壁のほぼ中間地点の対称位置に複数個適宜配
置し、その取付高さを1.8m、又配置間隔を、夫々2
0m (タンク内の何れの地点でも0.5m/sec以
上の流速が得られる。)25m(同上0゜4m1sec
以上) 、 32n+ (同上0.3m/sec以上)
、になるように配置した後、該装置のノズルを水平位置
より僅かに下向きにして、夫々44時間の連続運転を行
なう。 表−1 尚、前記図中の数値、3Bhはスラッジが除去された時
の運転時間を示す。 この結果、前記流速が0.2 m/secでは6制量」
−のスラッジが除去されず、0.3 m1secの場合
では9割以上のスラ・ンジが除去され、実質的な除去効
果を上げている。 しかしながらスラッジ除去効果を完全に達成するには0
.4m/see以上の流速が必要であり、好ましくはQ
、5 m/see以上の流速があればスラッジを完全に
除去し得る事が判明した。 「実験−2」 次に噴出装置2の取り付は高さとスラッジ打壊効果の関
係をしらべる為、前記高さ位置を夫々1I11、2m、
3m、4mに設定し、前記実験条件下で、流速が0.
5m/secになるよう夫々噴出装置2を配置して、タ
ンク1内スラツジ量の変化を調べて見た。 表−2 尚、前記図中の数値、17h、38h、は夫々スラッジ
が除去された時の運転時間を示す。 本実験結果より明らかな如く、前記ノズル2a位置は低
く設置すればする程そのスラッジ打壊効果は大きいが、
余りにタンクl底面に近接して配置するとスラッジの堆
積圧力により前記噴出装置が駆動不能の状態になる場合
がある為、0.5〜3.0m、好ましくは1〜2.5I
11の間に設置するのが好ましい事が判明した。 「実験−3」 次にタンク側壁面1cに衝突時点の流速と振動及び騒音
の関係を調べる為、最も振動の生じ易い浮屋根la下に
前記噴出流が衝突するように前記噴出装置を配置し、前
記衝突時点での流速を夫々 3+a/sec (側壁よ
りの噴出装置の距離: 2m) 、2.5m/seC(
同上距@: : 4++) 2+*/sec (同上距
@: 7m) 1.5m/sec (同上距#に:10
m)になるよう前記噴出装置のタンク側壁面ICからの
距離を変化させ、振動及び騒音の関係を調べてみた。 この結果、前記流速が2.5 m/secで浮屋根1a
の支柱が僅かに揺れるのが確認出来、3Il/SeC以
」二になると前記支柱が激しく揺れるのが確認出来た。 尚、騒音はタンク外壁面1.5mの地点でいずれも6
0ホン以下であり、問題はなかった。 従って前記タンク側壁面IC衝突時の流速はすくなく共
2.4 m/see以下になるように設定する必要があ
る。 更にスラッジはタンク側壁面IC近傍に多く集る習性か
らしても、又前記振動の発生の防止を極力すくなくする
必要性からしても、前記噴出流をタンク側壁面ICに直
接接触させる事なしに、前記噴出装置のノズル2dを僅
かながら下向きにして前記タンクの側壁面1c基部に衝
突するよう構成した方がスラッジ打壊効果と振動防止効
果を高める事が出来、好ましい。 以上記載の如く、本発明によれば、タンク底面より前記
ノズルまでの高さが0.5乃至3.0mの間に位置する
よう前記噴出装置を設置すると共に、Fiilj記噴出
装置より噴出させた噴出流の流速がタンク内の何れの地
点でも0.3 mlsec以上、好ましくは0.4 m
lsec以上の流速が得られるように前記噴出装置をタ
ンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去を行なう事
により、最も効率よく且つ最小数量の噴出装置で該スラ
ッジがほぼ完全に除去されると共に、技術的にも又コス
ト的に問題のないスラッジ除去装置の提供が可能となり
、その実用価値は極めて大きい。 又本発明はタンク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速
が2.4 m/sec以下になるように前記噴出装置を
配置した為、振動等が生じる事なく、この結果、永年使
用によってもタンクの亀裂等が生じる事がなく、極めて
安全である。 等の種々の著効を有する。 尚本発明の適用し得る範囲は原油タンクのみに限定され
る事なくコム等の貯蔵タンク、及び水処理用汚泥タンク
等の液状タンクにも適用す得る71¥は自明である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実験に使用されるスラッジ除去装置の
要部構成を示す。第2図は本発明に基づいて配置した噴
出装置のレイアウト図を示す。第3図はスラッジ除去率
と時間との関係を示すグラフ図である。 特許出願人:鹿島エンジニアリング株式会社同上 :タ
イホー工業株式会社
要部構成を示す。第2図は本発明に基づいて配置した噴
出装置のレイアウト図を示す。第3図はスラッジ除去率
と時間との関係を示すグラフ図である。 特許出願人;鹿島エンジニアリング株式会社第1図 第2図 手糸光有口正書(自発) 1層相59年7月lt日 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第58884号 2、発明の名称 液状タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方法3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 l)鹿島エンジニアリング株式会社2)タイホ
ーエ業株式会社 4、代理人〒104 flt552−2544住所 東
京都中央区八丁堀4丁目10番1号6、補正の対象 発明の名称及び明細書(全文) 7、補正の内容 l)発明の名称を「液状タンク内のスラッジ堆積防IJ
二及び除去方法」と補正する。 2)明細書 別紙の通り明細書全文を補正する。 以」二 明 細 書 1、発明の名称 液状タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方法2、特許
請求の範囲 ノズルより液を噴出させながら回転又は揺動する噴出装
置を液状タンク内の任意の個所に配置した後、該タンク
内の液体循環時又は外部よりの液送時の液圧を利用して
該噴出装置を駆動させながら、前記タンク内に液体を噴
出させ、該噴出流によりタンク内に堆積しているスラ・
ンジを除去する方法において、タンク底面より前記ノズ
ルまでの高さが0.5乃至3.0mの間に位置するよう
に前記噴出装置を設置すると共に、タンク側壁面に衝突
時点の前記噴出流の流速が2.4−/sec以下になる
ように、又前記噴出装置より噴出させた噴出流の流速が
タンク内の何れの地点でも少なくとも0.3tn7se
c以上の流速が得られるように前記噴出装置をタンク内
の適宜位置に配置してスラッジの除去1 を行なう事を
特徴とする液状タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方
法 3、発明の詳細な説明 本発明は原油タンク、コム等の貯蔵タンク、及び水処理
用汚泥タンク等の液状タンク内に堆積しているスラッジ
の堆積防止及び除去方法に関する。 一般に、例えば原油タンク内に長時間原油を貯蔵してお
くと、タンク底部に原油中のワ・ンクス分、アスファル
テン分、泥分、水分等からなる粘土状のスラッジが堆積
する。このようなスラッジの性状、生成量は、油の種類
、貯蔵期間、方法によって異なるが、時には5mの高さ
にも達する事があり、このようなスラッジを放置してお
くと、貯油能力の低下の他に、フローティングルーフの
傾斜、油流出路の低下等の問題が派生する為、これを定
期的に除去又はその堆積を防止する必要がある。 従来よりかかる原油タンク内のスラッジの堆積防止法と
して、前記タンク内に攪拌機を据え伺け、該攪拌機によ
り原油を攪拌して原油に流れを与えてスラッジの堆積を
防止抑制する方法を採つているが、近年のタンクの大型
化と輸入原油の質低下が進むにつれ、前記方法ではタン
ク全域内のスラッジの堆積防止を行なう事は出来ず、そ
の効果は単に機器据え付は部周辺の攪拌効果を得る←こ
過ぎない。 この為、本共同出願人は先に、原油タンク内の任意の個
所に直立管を設け、該直立管上に管内の液圧によって回
転又は揺動しつつ液を噴出する噴出装置を配置した後、
タンク内の原油循環時又は外部よりの送油時の油圧を利
用して前記噴出装置を駆動させ、常時直立管の周囲に油
を噴出して、タンク内原油を常時攪拌するように構成す
る事により前記スラッジの堆積を防止し得る技術を開示
している。(実開昭5l−3f(119号、以下基本技
術という) かかる基本技術によれば前記ノズルよりの油の噴出によ
りタンク内全域の原油の攪拌が可能であり、前記従来技
術の欠点を解消する事が出来るのみならず、更に一歩進
めて、前記噴油を原油タンク底部に堆積したスラッジ堆
積層に噴出衝突させ、前記スラッジを積極的に打壊攪拌
する事により、該スラッジをタンク内の原油中lこ溶解
させてしまう事もfTf能である。 しかしながら原油タンク底部に堆積したスラッジをノズ
ルより噴出される噴油により打壊攪拌させる為には、相
当な圧力と噴出エネルギーが必要であり、一方前記噴出
装置の噴射能力には限界があり、メタンク内部にはルー
フドレン管を始め種々の付属品が設置されている為、前
記噴出装置を無制限に配置する事は技術的にも又コスト
的にも不可能である。 又例え前記ノズルより噴出される噴油が前記スラッジを
打壊撹拌可能なエネルギーを有していても、前記噴出装
置の据付位置及びタンクの構造」二の問題から前記スラ
ッジの打壊攪拌が充分性われない場合がある。 更に前記噴出装置の据付場所によっては、前記噴出流が
タンク側壁その他に作用し、騒音や振動が発生する場合
もある。 従って前記問題点を解決しながらタンク内全域に亙って
前記噴射流が有効に作用し得るように構成するには、前
記噴射装置の噴射能力に対応させて、該装置の取付位置
、取付間隔、取り付は方法等を適宜選択すればよい訳で
あるが、前記問題点を解決する為の技術的要素が多過ぎ
、前記基本技術が開発されて既に10年近く立つにも拘
らず、未だに前記問題点を全て解決し得る応用技術の提
案がなされていなかった。 この為、前記基本技術によりタンク内に堆積したスラッ
ジを除去し得るにも拘らず、前記タンク内にスラッジ等
が堆積した場合は、該タンクを開放し、人間の力で前記
スラッジの除去を行なっていた。 しかしながらこのようなタンクを開放して人の作業でス
ラッジ除去する方法では、除去作業に多大の労力と時間
を必要とするのみならず、極めて危険であり、人的災害
も生じ易い。 本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、永年に亙り鋭意
研究すると共に、実証実験を繰り返し行なう事により、
ようやくにして前記問題点を全て解決しながらタンク内
全域に亙って前記噴射流が有効に作用し、この結果、前
記タンク内のいずれの個所にスラッジが堆積していても
これを完全に除去し得るスラッジ堆積防止及び除去方法
を開発し得た。 而して本発明の特徴とする所は、 原油タンク、コム等の貯蔵タンク、及び水処理用汚泥タ
ンク等の液状タンク内に堆積しているスラッジを前記ノ
ズルを回転させながら除去する方法において、タンク底
面より前記ノズルまでの高さが0.5乃至3.0mの間
に位置するように前記噴出装置を設置すると共に、タン
ク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速が2.4 m/
see以下になるように、又前記噴出装置より噴出させ
た噴出流の流速がタンク内の何れの地点でも少なくとも
0.3 m/380以上の流速が得られるように前記噴
出装置をタンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去
を行なう事にある。 以下、本発明の実施例を下記スラッジ除去装置による実
験結果に従って説明する。 第1図は本発明の実験に使用されるスラッジ除去装置の
要部構成を示す。 ■は、浮屋根1aが原油充填量により上下に昇降fif
能に構成した原油タンクで、その直径80〜85 mφ
、原油貯蔵量が100,000k l有する日本最大規
模のものを用いる。 2は円周面上に左右に変向させて配置した一対のノズル
2aを有する噴出装置2で、外部ポンプ3より圧送され
た原油をノズル2aより噴出させながら、該装置2が回
転又は揺動する如く構成され、そして該噴出装置2は後
記実験を容易にする為にタンク浮屋根1aのマンホール
1bを利用してタンク内に吊下し、該装置2の設置高さ
と設置位置を可変に構成する。 次に、かかる噴出装置2の主要諸元について説明するに
、該装置2はタイホー工業(株)製のノズル2a口径7
5mmのロータリージェッI・ミキサー(商品名)を用
い、吐出流量が0〜1200k110r吐出圧力をO〜
6.0 kg/cm 2の範囲で制御可能に構成すると
共に、該装置2の原油中での回転数を1〜2Hr/1回
転になるよう内部機構の設定を変えられるように製作さ
れている。又、ノズル28角度も水平方向に対し」−下
方向に角度偏位可能に構成している。 次にかかる装置を用いて行なった実験結果を詳細に説明
する。 「実験−1」 先ず、スラッジ衝突位置での流速とスラッジ打壊効果の
関係を調へる為、スラッジ衝突位置での流速が0.6m
/see、0.5m/see、0.4m/sec、0.
3m/sec、0.2m/seeの各流速におけるスラ
ッジ打壊効果を下記実験条件で調べてみた。そのスラッ
ジ除去率と時間との関係を第3図に示す。 [実験条件] 使用原油はマヤ原油を使用し、前記噴出装置の原油吐出
流量を700kl/Hr、吐出圧力を4.0 kg/c
mlに夫々設定した後、前記タンク内に堆積しているス
ラッジ部分に夫々噴出装置からスラッジ打壊面までの距
離を17m(流速0.6m/5ee) 、 20m (
0゜5m/5ec) 、25m (0,4m/5ee)
、 32m (0,3m/see)42m (0,2
m/5ec)に夫々離して測定する。 この結果、少なく共前記流速が0.3 m/seeあれ
ばほぼ除去する車が出来、好ましくは0.4〜0.5m
/sec以上の流速があればスラッジを完全に除去し得
る事が判明した。 次にこの結果に基づいて第2図に示す如く、噴出装置2
を中央と側壁のほぼ中間地点の対称位置に複数個適宜配
置し、その取付高さを1.8m、又配置間隔を、夫々2
0m (タンク内の何れの地点でも0.5m/sec以
上の流速が得られる。)25m(同上0゜4m1sec
以上) 、 32n+ (同上0.3m/sec以上)
、になるように配置した後、該装置のノズルを水平位置
より僅かに下向きにして、夫々44時間の連続運転を行
なう。 表−1 尚、前記図中の数値、3Bhはスラッジが除去された時
の運転時間を示す。 この結果、前記流速が0.2 m/secでは6制量」
−のスラッジが除去されず、0.3 m1secの場合
では9割以上のスラ・ンジが除去され、実質的な除去効
果を上げている。 しかしながらスラッジ除去効果を完全に達成するには0
.4m/see以上の流速が必要であり、好ましくはQ
、5 m/see以上の流速があればスラッジを完全に
除去し得る事が判明した。 「実験−2」 次に噴出装置2の取り付は高さとスラッジ打壊効果の関
係をしらべる為、前記高さ位置を夫々1I11、2m、
3m、4mに設定し、前記実験条件下で、流速が0.
5m/secになるよう夫々噴出装置2を配置して、タ
ンク1内スラツジ量の変化を調べて見た。 表−2 尚、前記図中の数値、17h、38h、は夫々スラッジ
が除去された時の運転時間を示す。 本実験結果より明らかな如く、前記ノズル2a位置は低
く設置すればする程そのスラッジ打壊効果は大きいが、
余りにタンクl底面に近接して配置するとスラッジの堆
積圧力により前記噴出装置が駆動不能の状態になる場合
がある為、0.5〜3.0m、好ましくは1〜2.5I
11の間に設置するのが好ましい事が判明した。 「実験−3」 次にタンク側壁面1cに衝突時点の流速と振動及び騒音
の関係を調べる為、最も振動の生じ易い浮屋根la下に
前記噴出流が衝突するように前記噴出装置を配置し、前
記衝突時点での流速を夫々 3+a/sec (側壁よ
りの噴出装置の距離: 2m) 、2.5m/seC(
同上距@: : 4++) 2+*/sec (同上距
@: 7m) 1.5m/sec (同上距#に:10
m)になるよう前記噴出装置のタンク側壁面ICからの
距離を変化させ、振動及び騒音の関係を調べてみた。 この結果、前記流速が2.5 m/secで浮屋根1a
の支柱が僅かに揺れるのが確認出来、3Il/SeC以
」二になると前記支柱が激しく揺れるのが確認出来た。 尚、騒音はタンク外壁面1.5mの地点でいずれも6
0ホン以下であり、問題はなかった。 従って前記タンク側壁面IC衝突時の流速はすくなく共
2.4 m/see以下になるように設定する必要があ
る。 更にスラッジはタンク側壁面IC近傍に多く集る習性か
らしても、又前記振動の発生の防止を極力すくなくする
必要性からしても、前記噴出流をタンク側壁面ICに直
接接触させる事なしに、前記噴出装置のノズル2dを僅
かながら下向きにして前記タンクの側壁面1c基部に衝
突するよう構成した方がスラッジ打壊効果と振動防止効
果を高める事が出来、好ましい。 以上記載の如く、本発明によれば、タンク底面より前記
ノズルまでの高さが0.5乃至3.0mの間に位置する
よう前記噴出装置を設置すると共に、Fiilj記噴出
装置より噴出させた噴出流の流速がタンク内の何れの地
点でも0.3 mlsec以上、好ましくは0.4 m
lsec以上の流速が得られるように前記噴出装置をタ
ンク内の適宜位置に配置してスラッジの除去を行なう事
により、最も効率よく且つ最小数量の噴出装置で該スラ
ッジがほぼ完全に除去されると共に、技術的にも又コス
ト的に問題のないスラッジ除去装置の提供が可能となり
、その実用価値は極めて大きい。 又本発明はタンク側壁面に衝突時点の前記噴出流の流速
が2.4 m/sec以下になるように前記噴出装置を
配置した為、振動等が生じる事なく、この結果、永年使
用によってもタンクの亀裂等が生じる事がなく、極めて
安全である。 等の種々の著効を有する。 尚本発明の適用し得る範囲は原油タンクのみに限定され
る事なくコム等の貯蔵タンク、及び水処理用汚泥タンク
等の液状タンクにも適用す得る71¥は自明である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実験に使用されるスラッジ除去装置の
要部構成を示す。第2図は本発明に基づいて配置した噴
出装置のレイアウト図を示す。第3図はスラッジ除去率
と時間との関係を示すグラフ図である。 特許出願人:鹿島エンジニアリング株式会社同上 :タ
イホー工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l) ノズルより液を噴出させながら回転又は揺動する
噴出装置を原油タンク内の任意の個所に配置した後、該
タンク内の原油循環時又は外部よりの送油時の油圧を利
用して該噴出装置を駆動させながら、前記タンク内に油
を噴出させ、該噴出流によりタンク内に堆積しているス
ラッジを除去する方法において、タンク底面より前記ノ
ズルまでの高さが1乃至3mの間に位竹するよう前記噴
出装置を設iδすると共に、タンク側壁面に衝突時点の
前記噴出流の流速が2.0 m1sec以下になるよう
に、又前記噴出装置より噴出させた噴出流の流速がタン
ク内の何れの地点でも9.4 m/sec以上の流速が
得られるように前記噴出装置をタンク内の適宜位1市に
配置してスラッジの除去を行なう市を特徴とする原油タ
ンク内のスラッジ堆積防止及び除去方法 2)前記ノズルをタンク側壁基部又は/及び底板に向け
て僅かに下むきになる如く配置した特許請求の範囲第1
項記載の原油タンク内のスラッジ堆積防止及び除去方法
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056884A JPS60202781A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 原油タンク内のスラツジ堆積防止及び除去方法 |
US06/706,980 US4642138A (en) | 1984-03-24 | 1985-03-01 | Method of preventing deposition of sludge in liquid tank and of removing deposited sludge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056884A JPS60202781A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 原油タンク内のスラツジ堆積防止及び除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60202781A true JPS60202781A (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=13039842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59056884A Pending JPS60202781A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | 原油タンク内のスラツジ堆積防止及び除去方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4642138A (ja) |
JP (1) | JPS60202781A (ja) |
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US4642138A (en) | 1987-02-10 |
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