JPS6020065B2 - 物品保持治具 - Google Patents
物品保持治具Info
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- JPS6020065B2 JPS6020065B2 JP9134181A JP9134181A JPS6020065B2 JP S6020065 B2 JPS6020065 B2 JP S6020065B2 JP 9134181 A JP9134181 A JP 9134181A JP 9134181 A JP9134181 A JP 9134181A JP S6020065 B2 JPS6020065 B2 JP S6020065B2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、被膜の葵着、塗装等の際に、被処理物品を
保持する物品保持拾臭に関するものである。
保持する物品保持拾臭に関するものである。
一般に、照明器具や光学器具に用いられる材料、例えば
反射板等には高品質な被膜を設けることが要求される。
反射板等には高品質な被膜を設けることが要求される。
そのため、これまでは、それ自身自転しながら所定の軌
道上を公転する軸を備えた治具を用い、その袷具の上誌
軸の下端に反射板用材料等の材料(被処理物品)を吊る
し、その軸を自公転させながら真空蒸着等によって被処
理物品に高品質な被膜を形成させることが行われていた
。この場合、上記治具は、真空燕着時における蒸発源と
被処理物品との位置関係が、上記目公転により一義的に
定まる関係以外にとりようがなかった。そのため、被処
理物品の形状、寸法が異なるごとに葵着状態が異なるよ
うになるという欠点を有している。したがって、形状、
寸法等が異なる多種類の被処理物品に対応することがで
きなかった。しかしながら、一合の治具で多種類の被処
理物品に対応できれば治具の交換等の手間が省け操業時
間の短縮化を実現しうる。この発明は、このような事情
に鑑みなされたもので、それ自身自転しながら定められ
た軌道上を公転する駆動軸の下端に物品保持部を設け、
その物品保持部に物品を保持させる物品保持治具であっ
て、上記駆動軸が上下に分割されており、上部駆動軸と
下部駆動軸の間に、動力の伝達方向を変える薮手部とそ
の懐手部による動力伝達方向の変更状態を保持する保持
部とが設けられていることを特徴とする物品保持拾具を
第1の要旨とし、それ自身自転しながら定められた軌道
上を公転する駆動軸に、その駆動軸を中心に駆動軸と直
角な平面上を揺動し所定の位置まで揺動したときにその
状態を保持しうる保持手段付きの支持板が取付けられ、
この支持板に、下端に物品保持部を備えた回転軸が設け
られ、この回転軸と上記駆動軸との間にその駆動軸から
回転軸に動力を伝達する動力伝達手段が設けられている
ことを特徴とする物品保持治具を第2の要旨とするもの
である。
道上を公転する軸を備えた治具を用い、その袷具の上誌
軸の下端に反射板用材料等の材料(被処理物品)を吊る
し、その軸を自公転させながら真空蒸着等によって被処
理物品に高品質な被膜を形成させることが行われていた
。この場合、上記治具は、真空燕着時における蒸発源と
被処理物品との位置関係が、上記目公転により一義的に
定まる関係以外にとりようがなかった。そのため、被処
理物品の形状、寸法が異なるごとに葵着状態が異なるよ
うになるという欠点を有している。したがって、形状、
寸法等が異なる多種類の被処理物品に対応することがで
きなかった。しかしながら、一合の治具で多種類の被処
理物品に対応できれば治具の交換等の手間が省け操業時
間の短縮化を実現しうる。この発明は、このような事情
に鑑みなされたもので、それ自身自転しながら定められ
た軌道上を公転する駆動軸の下端に物品保持部を設け、
その物品保持部に物品を保持させる物品保持治具であっ
て、上記駆動軸が上下に分割されており、上部駆動軸と
下部駆動軸の間に、動力の伝達方向を変える薮手部とそ
の懐手部による動力伝達方向の変更状態を保持する保持
部とが設けられていることを特徴とする物品保持拾具を
第1の要旨とし、それ自身自転しながら定められた軌道
上を公転する駆動軸に、その駆動軸を中心に駆動軸と直
角な平面上を揺動し所定の位置まで揺動したときにその
状態を保持しうる保持手段付きの支持板が取付けられ、
この支持板に、下端に物品保持部を備えた回転軸が設け
られ、この回転軸と上記駆動軸との間にその駆動軸から
回転軸に動力を伝達する動力伝達手段が設けられている
ことを特徴とする物品保持治具を第2の要旨とするもの
である。
すなわち、物品保持治具を上記のように構成することに
より、真空蒸着の際等に被処理物品と蒸発源との距離等
を被処理物品の形状、寸法等に合わせて変えられるよう
になる。
より、真空蒸着の際等に被処理物品と蒸発源との距離等
を被処理物品の形状、寸法等に合わせて変えられるよう
になる。
したがって、一合の治具で多種類の彼処理物品に対応で
きるようになり、操業時間の短縮化を実現できるように
なるのである。つぎに、実施例にもとづきこの発明を詳
しく説明する。
きるようになり、操業時間の短縮化を実現できるように
なるのである。つぎに、実施例にもとづきこの発明を詳
しく説明する。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図はその要
部断面図である。これらの図において、1は支柱、2は
その支柱1の下端に取付けられた固定歯車、3はその固
定歯車2の下側に回転自在に設けられている回転円板、
4はその回転円板3の下側に設けられているリング状の
公転歯車である。この公転歯車4は、ピン5により回転
円板3に一体的に固定されており、中間歯車6を介して
モータ7の回転軸8に取付けられた歯車9と噛合してい
る。1川ま、回転円板3に、上部を突出させた状態で垂
直に取付けられている駆動軸である。
部断面図である。これらの図において、1は支柱、2は
その支柱1の下端に取付けられた固定歯車、3はその固
定歯車2の下側に回転自在に設けられている回転円板、
4はその回転円板3の下側に設けられているリング状の
公転歯車である。この公転歯車4は、ピン5により回転
円板3に一体的に固定されており、中間歯車6を介して
モータ7の回転軸8に取付けられた歯車9と噛合してい
る。1川ま、回転円板3に、上部を突出させた状態で垂
直に取付けられている駆動軸である。
この駆動軸1川ま、抜手部11を狭んで上下2つに分割
されており、上部駆動軸12の、回転円板3から突出し
ている部分に公転歯車2と噛合している自転歯車13を
備え、下部駆動軸14の下端には物品保持部15を備え
ている。16は物品保持部15に保持された被処理物品
である。
されており、上部駆動軸12の、回転円板3から突出し
ている部分に公転歯車2と噛合している自転歯車13を
備え、下部駆動軸14の下端には物品保持部15を備え
ている。16は物品保持部15に保持された被処理物品
である。
抜手部11は、駆動軸12の動力伝達方向を変更するも
のでありつぎのように構成されている。すなわち、上部
駆動軸12の下部に、上部に軸穴17を有する断面下向
きコ字状の支持体18を、その軸穴17を上部駆動軸1
2の軸に遊鉄して装着し、その下側にベアリング軸受1
9を装着し、さらにその下側に第1のかご歯車20を装
着している。この断面下向きコ字状の支持体18のコ字
状の一側部21には、第3のかさ歯車22が軸23によ
り第1のかさ歯車20と噛合した状態で設けられている
。また、断面下向きコ字状の支持体18のコ字状の開□
部には、その支持体18よりも寸法の小さい断面上向き
コ字状の可動支持体24が軸25により揺動自在に設け
られている。この可動支持体24の断面上向コ字状の底
面部には、下部駆動軸14が取付けられ、その下部駆動
軸14に第2のかさ歯車26が第3のかさ歯車22と噛
合した状態で設けられている。このようにして鞍手部1
1が構成されている。この構成により、下部駆動軸14
は、断面下向きコ字状の支持体18のコ字状の一側面2
1と平行な面(垂直面)に沿って揺動(角度を変えた状
態)できるようになる。そして、その状態で回転できる
ようになる。なお、27は下部駆動軸14を角度を変え
た状態で保持するため、可動支持体24に設けられてい
るセットピンで、その頭部が支持体18に設けられたガ
イド穴から突出している。また、28はベアリング軸受
である。この物品保持拾具は、モーター7の回転により
、公転歯車4を駆動して公転させ、かっこの公転により
、固定歯車2と噛合している自転歯車13を回転駆動し
、それによって上部駆動軸12を回転させ、その回転力
を第1、第3、第2のかご歯車20,22,26を介し
て下部駆動軸14に伝達し、下部駆動軸14を回動させ
るようになつている。
のでありつぎのように構成されている。すなわち、上部
駆動軸12の下部に、上部に軸穴17を有する断面下向
きコ字状の支持体18を、その軸穴17を上部駆動軸1
2の軸に遊鉄して装着し、その下側にベアリング軸受1
9を装着し、さらにその下側に第1のかご歯車20を装
着している。この断面下向きコ字状の支持体18のコ字
状の一側部21には、第3のかさ歯車22が軸23によ
り第1のかさ歯車20と噛合した状態で設けられている
。また、断面下向きコ字状の支持体18のコ字状の開□
部には、その支持体18よりも寸法の小さい断面上向き
コ字状の可動支持体24が軸25により揺動自在に設け
られている。この可動支持体24の断面上向コ字状の底
面部には、下部駆動軸14が取付けられ、その下部駆動
軸14に第2のかさ歯車26が第3のかさ歯車22と噛
合した状態で設けられている。このようにして鞍手部1
1が構成されている。この構成により、下部駆動軸14
は、断面下向きコ字状の支持体18のコ字状の一側面2
1と平行な面(垂直面)に沿って揺動(角度を変えた状
態)できるようになる。そして、その状態で回転できる
ようになる。なお、27は下部駆動軸14を角度を変え
た状態で保持するため、可動支持体24に設けられてい
るセットピンで、その頭部が支持体18に設けられたガ
イド穴から突出している。また、28はベアリング軸受
である。この物品保持拾具は、モーター7の回転により
、公転歯車4を駆動して公転させ、かっこの公転により
、固定歯車2と噛合している自転歯車13を回転駆動し
、それによって上部駆動軸12を回転させ、その回転力
を第1、第3、第2のかご歯車20,22,26を介し
て下部駆動軸14に伝達し、下部駆動軸14を回動させ
るようになつている。
これにより、駆動軸10は自転しつつ回転円板3による
公転軌道上を公転する。そして、この間に駆動軸10の
下端の被処理物品16に真空黍着等の処理がなされる。
つぎに、第1図の被処理物品16に代えて、他の種類の
被処理物品を処理する場合において、蒸発源等からの角
度(距離)を変える必要があるときは、セットピン27
を操作して下部駆動軸14を例えば第3図に示すような
角度に保持させ、その状態でモーター7をスイッチオン
すると下部駆動軸14が第3図の状態を保って自転する
ようになる。
公転軌道上を公転する。そして、この間に駆動軸10の
下端の被処理物品16に真空黍着等の処理がなされる。
つぎに、第1図の被処理物品16に代えて、他の種類の
被処理物品を処理する場合において、蒸発源等からの角
度(距離)を変える必要があるときは、セットピン27
を操作して下部駆動軸14を例えば第3図に示すような
角度に保持させ、その状態でモーター7をスイッチオン
すると下部駆動軸14が第3図の状態を保って自転する
ようになる。
公転は第1図と同様、回転円板3による公転軌道上を公
転する。なお、下部駆動軸14は第3図の矢印Aの範囲
で揺動角度の調節が可能である。このように、この実施
例によれば、被処理物品に応じセットピン27を操作し
て下部駆動軸14の角度を調節し、蒸発源からの距離を
変えることができるため、形状、寸法が異なる多種類の
彼処理物品に対応できるようになる。
転する。なお、下部駆動軸14は第3図の矢印Aの範囲
で揺動角度の調節が可能である。このように、この実施
例によれば、被処理物品に応じセットピン27を操作し
て下部駆動軸14の角度を調節し、蒸発源からの距離を
変えることができるため、形状、寸法が異なる多種類の
彼処理物品に対応できるようになる。
また、下部駆動軸14の角度の調節により、彼処理物品
の被蒸着面を蒸発源に最適な角度で向けることができる
ようになるため、曲面形状、多面形状被処理物品に対し
て均一な被膜を形成できるようになり、干渉縞等が生じ
なくなる。さらに、被膜組織が被処理面に対して直角に
成長するようになるため、蒸着時に被膜のいわゆるにご
りが発生しなくなる。なお、上記の実施例は、垂直面(
角度を変えるための案内面)内で角度を変えるようにし
ているが、上記の援手11に代えて、自在鞍手を用いれ
ば、垂直面だけでなく、斜面(角度を変えるための案内
面)に沿って角度を変えることもできる。また、この斜
面自体の傾斜角度を変えることができるようにしておけ
ばなお一層自由に取付角度ならびに距離の変更ができる
ようになるのである。第4図はこの発明の他の実施例の
斜視図、第5図はその要部断面図である。この実施例は
、駆動軸3川こ、その駆動軸30と直角な平面上を駆動
軸30を中心に揺動する支持板31を設け、その支持板
31にセットピン32を楯設してその頭部を、第1の回
転円板3と一体的に設けられている第2の回転円板33
のガイド穴32aから突出させている。そして、支持板
31の下面に、相互に噛合している第2、第3の駆動歯
車34,35を設けて駆動軸30の下端に設けられた第
1の駆動歯車36と噛合させ第3の歯車35の物品保持
部(第3の歯車35の軸の下面に形成されている)に被
処理物品36を保持させるようになっている。37は軸
受、38は蒸発源、39は電源である。
の被蒸着面を蒸発源に最適な角度で向けることができる
ようになるため、曲面形状、多面形状被処理物品に対し
て均一な被膜を形成できるようになり、干渉縞等が生じ
なくなる。さらに、被膜組織が被処理面に対して直角に
成長するようになるため、蒸着時に被膜のいわゆるにご
りが発生しなくなる。なお、上記の実施例は、垂直面(
角度を変えるための案内面)内で角度を変えるようにし
ているが、上記の援手11に代えて、自在鞍手を用いれ
ば、垂直面だけでなく、斜面(角度を変えるための案内
面)に沿って角度を変えることもできる。また、この斜
面自体の傾斜角度を変えることができるようにしておけ
ばなお一層自由に取付角度ならびに距離の変更ができる
ようになるのである。第4図はこの発明の他の実施例の
斜視図、第5図はその要部断面図である。この実施例は
、駆動軸3川こ、その駆動軸30と直角な平面上を駆動
軸30を中心に揺動する支持板31を設け、その支持板
31にセットピン32を楯設してその頭部を、第1の回
転円板3と一体的に設けられている第2の回転円板33
のガイド穴32aから突出させている。そして、支持板
31の下面に、相互に噛合している第2、第3の駆動歯
車34,35を設けて駆動軸30の下端に設けられた第
1の駆動歯車36と噛合させ第3の歯車35の物品保持
部(第3の歯車35の軸の下面に形成されている)に被
処理物品36を保持させるようになっている。37は軸
受、38は蒸発源、39は電源である。
それ以外の部分は前記の実施例と同じであり、同一部分
に同一符号を付している。このように構成したため、セ
ットピン32を第2の回転円板33のガィ・ド穴32a
に沿わせて移動させると、それによって支持板31が駆
動軸30を中心に揺動するため、第3の歯車35と蒸発
源38との距離が調節できるようになる。
に同一符号を付している。このように構成したため、セ
ットピン32を第2の回転円板33のガィ・ド穴32a
に沿わせて移動させると、それによって支持板31が駆
動軸30を中心に揺動するため、第3の歯車35と蒸発
源38との距離が調節できるようになる。
これを第5図のけ−の断面図である第6図に示す。すな
わち、支持板31は、第2の回転円板33に、駆動軸3
0を中心にして円弧状に形成されているガイド穴32a
の円弧の長さ分だけ、駆動軸30を中心に揺動する。し
たがって、支持板31の揺動範囲は点線の位置から2点
鎖線の位置までとなる。この揺動範囲内における第3の
歯車35の軸の移動軌跡をAで示す。そして、蒸発源3
8から点線の位置における第3の歯車35の軸までの距
離(最大距離)をBとし、蒸発源から2点鎖線の位置に
おける第3の歯車35までの距離(最小距離)をCとす
ると、B−CすなわちDが距離調節範囲となる。したが
って、セットピン32を操作し支持板31を駆動軸30
を中心に揺動させることにより、Dの範囲内で蒸発源3
8から被処理物品36(第3の歯車35の軸の下面に保
持されている)までの距離を調節できるようになるので
ある。そして、セットピン32をセットしモーター7の
スイッチをオンすると、被処理物品36は、その距離調
節された位置で、駆動軸30の回転力を駆動歯車36,
34,35を経て受け回転する。このように、この実施
例によれば、セットピン32を操作して支持部31を駆
動軸30を中心に揺動させることにより蒸発源38から
の被処理物品36の距離を変えることができるため、形
状、寸法が異なる多種類の被処理物品に対応できるよう
になる。
わち、支持板31は、第2の回転円板33に、駆動軸3
0を中心にして円弧状に形成されているガイド穴32a
の円弧の長さ分だけ、駆動軸30を中心に揺動する。し
たがって、支持板31の揺動範囲は点線の位置から2点
鎖線の位置までとなる。この揺動範囲内における第3の
歯車35の軸の移動軌跡をAで示す。そして、蒸発源3
8から点線の位置における第3の歯車35の軸までの距
離(最大距離)をBとし、蒸発源から2点鎖線の位置に
おける第3の歯車35までの距離(最小距離)をCとす
ると、B−CすなわちDが距離調節範囲となる。したが
って、セットピン32を操作し支持板31を駆動軸30
を中心に揺動させることにより、Dの範囲内で蒸発源3
8から被処理物品36(第3の歯車35の軸の下面に保
持されている)までの距離を調節できるようになるので
ある。そして、セットピン32をセットしモーター7の
スイッチをオンすると、被処理物品36は、その距離調
節された位置で、駆動軸30の回転力を駆動歯車36,
34,35を経て受け回転する。このように、この実施
例によれば、セットピン32を操作して支持部31を駆
動軸30を中心に揺動させることにより蒸発源38から
の被処理物品36の距離を変えることができるため、形
状、寸法が異なる多種類の被処理物品に対応できるよう
になる。
なお、以上の実施例の物品保持拾具は、真空葵着に用い
ているが、真空黍着以外に静電、粉体塗装やそれ以外の
場合にも用いうるのである。
ているが、真空黍着以外に静電、粉体塗装やそれ以外の
場合にも用いうるのである。
以上のように、この発明にかかる第一の物品保持指具は
、それ自身自転しながら定められた軌道上を公転する駆
動軸の下端に物品保持部を設け、その物品保持部に物品
を保持させる物品保持俗臭であって、上記駆動軸が上下
に分割されており、上部駆動軸と下部駆動軸の間に、動
力の伝達方向を変える接手部とその鞍手部による動力伝
達方向の変更状態を保持する保持部とが設けられている
ため、接手部および保持部を操作して、保持物品と蒸発
源等との角度(距離)を変えることができる。そのため
、多種類の被処理物品に対応できるようになる。また、
保持物品の被処理面を蒸発源等に最適な角度で向けるこ
とができるようになるため、曲面形状や多面形状をもつ
物品に対して、例えば均一な被膜が形成できるようにな
り干渉縞が生じなくなる。そのうえ、被膜ににごり等も
生じなくなる。またこの発明にかかる第二の物品保持治
具は、それ自身自転しながら定められた軌道上を公転す
る駆動軸に、その駆動軸を中心に駆動軸と直角な平面上
を移動し所定の位置まで揺動したと封こその状態を保持
しうる保持手段付きの支持板が取付けられ、この支持板
に、下端に物品保持部を備えた回転軸が設けられ、この
回転軸と上記駆動軸との間にその駆動軸から回転軸に動
力を伝達する動力伝達手段が設けられているため、支持
板を揺動させることにより、保持物品と蒸発源等の距離
を変えることができる。そのため、多種類の被処理物品
に対応できるのである。
、それ自身自転しながら定められた軌道上を公転する駆
動軸の下端に物品保持部を設け、その物品保持部に物品
を保持させる物品保持俗臭であって、上記駆動軸が上下
に分割されており、上部駆動軸と下部駆動軸の間に、動
力の伝達方向を変える接手部とその鞍手部による動力伝
達方向の変更状態を保持する保持部とが設けられている
ため、接手部および保持部を操作して、保持物品と蒸発
源等との角度(距離)を変えることができる。そのため
、多種類の被処理物品に対応できるようになる。また、
保持物品の被処理面を蒸発源等に最適な角度で向けるこ
とができるようになるため、曲面形状や多面形状をもつ
物品に対して、例えば均一な被膜が形成できるようにな
り干渉縞が生じなくなる。そのうえ、被膜ににごり等も
生じなくなる。またこの発明にかかる第二の物品保持治
具は、それ自身自転しながら定められた軌道上を公転す
る駆動軸に、その駆動軸を中心に駆動軸と直角な平面上
を移動し所定の位置まで揺動したと封こその状態を保持
しうる保持手段付きの支持板が取付けられ、この支持板
に、下端に物品保持部を備えた回転軸が設けられ、この
回転軸と上記駆動軸との間にその駆動軸から回転軸に動
力を伝達する動力伝達手段が設けられているため、支持
板を揺動させることにより、保持物品と蒸発源等の距離
を変えることができる。そのため、多種類の被処理物品
に対応できるのである。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図はその要
部断面図、第3図はその動作説明図、第4図は他の実施
例の斜視図、第5図はその要部断面図、第6図はその動
作説明図である。 1・・・・・・支柱、2・・…・固定歯車、3・・・・
・・回転円板、4・・・…公転歯車、5・・・・・・ピ
ン、6,9・・・・・・歯車、7・・・・・・モーター
、10・・・・・・駆動軸、11・・…・援手部、12
・・・・・・上部駆動軸、13・・・・・・自転歯車、
14・・・・・・下部駆動軸、15・・・・・・物品保
持部、16・・・・・・被処理物品、18・・・・・・
支持体、19・・・・・・ベアリング軸受、20,22
,26・・・・・・かさ歯車、24・・・・・・可動支
持体、25・・・・・・軸。 第1図第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図
部断面図、第3図はその動作説明図、第4図は他の実施
例の斜視図、第5図はその要部断面図、第6図はその動
作説明図である。 1・・・・・・支柱、2・・…・固定歯車、3・・・・
・・回転円板、4・・・…公転歯車、5・・・・・・ピ
ン、6,9・・・・・・歯車、7・・・・・・モーター
、10・・・・・・駆動軸、11・・…・援手部、12
・・・・・・上部駆動軸、13・・・・・・自転歯車、
14・・・・・・下部駆動軸、15・・・・・・物品保
持部、16・・・・・・被処理物品、18・・・・・・
支持体、19・・・・・・ベアリング軸受、20,22
,26・・・・・・かさ歯車、24・・・・・・可動支
持体、25・・・・・・軸。 第1図第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それ自身自転しながら定められた軌道上を公転する
駆動軸の下端に物品保持部を設け、その物品保持部に物
品を保持させる物品保持治具であつて、上記駆動軸が上
下に分割されており、上部駆動軸と下部駆動軸の間に、
動力の伝達方向を変える接手部とその接手部による動力
伝達方向の変更状態を保持する保持部とが設けられてい
ることを特徴とする物品保持治具。 2 動力の伝達方向を変える接手部が、下部駆動軸が垂
直面に沿つて揺動しかつその垂直面を上部駆動軸の軸線
を中心に任意の角度で回転しうるように下部駆動軸を上
部駆動軸に取付ける取付け部材と、上部駆動軸の下端に
説けられた第1のかさ歯車と、下部駆動軸の上端に設け
られた第2のかさ歯車と、第1のかさ歯車の回転力を第
2のかさ歯車に伝達する第3のかさ歯車からなるもので
ある特許請求の範囲第1項記載の物品保持治具。 3 動力の伝達方向の変更状態を保持する保持部が、取
付け部材に装着されていて下部駆動軸の任意の位置まで
の揺動をその状態で保持するセツトピンである特許請求
の範囲第2項記載の物品保持治具。 4 動力の伝達方向を変える接手部が、自在継手である
特許請求の範囲第1項記載の物品保持治具。 5 物品保持治具が、真空蒸着用の物品保持治具である
特許請求の範囲第1項ないし第4項にいずれかに記載の
物品保持治具。 6 それ自身自転しながら定められた軌道上を公転する
駆動軸に、その駆動軸を中心に駆動軸と直角な平面上を
揺動し所定の位置まで揺動したときにその状態を保持し
うる保持手段付きの支持板が取付けられ、この支持板に
、下端に物品保持部を備えた回転軸が設けられ、この回
転軸と上記駆動軸との間にその駆動軸から回転軸に動力
を伝達する動力伝達手段が設けられていることを特徴と
する物品保持治具。 7 動力伝達機構が歯車列である特許請求の範囲第6項
記載の物品保持治具。 8 物品保持治具が真空蒸着用の物品保持治具である特
許請求の範囲第6項または第7項記載の物品保持治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134181A JPS6020065B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 物品保持治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134181A JPS6020065B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 物品保持治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57207570A JPS57207570A (en) | 1982-12-20 |
JPS6020065B2 true JPS6020065B2 (ja) | 1985-05-20 |
Family
ID=14023712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9134181A Expired JPS6020065B2 (ja) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | 物品保持治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020065B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5618388A (en) * | 1988-02-08 | 1997-04-08 | Optical Coating Laboratory, Inc. | Geometries and configurations for magnetron sputtering apparatus |
EP0409451A1 (en) * | 1989-07-18 | 1991-01-23 | Optical Coating Laboratory, Inc. | Process for depositing optical thin films on both planar and non-planar substrates |
JP4966774B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2012-07-04 | オリジン電気株式会社 | 塗布物展延装置 |
CN102312203A (zh) * | 2010-07-01 | 2012-01-11 | 向熙科技股份有限公司 | 可使工件摇摆的真空镀膜系统及摇摆载具 |
CN102560372A (zh) * | 2010-12-21 | 2012-07-11 | 向熙科技股份有限公司 | 多层薄膜备制系统及其方法 |
CN103920615B (zh) * | 2014-04-30 | 2016-04-20 | 常州君合科技股份有限公司 | 多篮行星式涂覆机的传动装置 |
CN104588234A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-05-06 | 苏州欣航微电子有限公司 | 一种风扇底盘镀膜保护处理装置 |
CN104549877A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-04-29 | 苏州用朴合金工具有限公司 | 一种数控刀片润滑器 |
CN111001543A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-04-14 | 西安双德喜信息科技有限公司 | 一种电子元器件用电子元器件点胶装置 |
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-
1981
- 1981-06-12 JP JP9134181A patent/JPS6020065B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57207570A (en) | 1982-12-20 |
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