JPS6019989Y2 - ロ−タリコンプレツサ - Google Patents
ロ−タリコンプレツサInfo
- Publication number
- JPS6019989Y2 JPS6019989Y2 JP1979121561U JP12156179U JPS6019989Y2 JP S6019989 Y2 JPS6019989 Y2 JP S6019989Y2 JP 1979121561 U JP1979121561 U JP 1979121561U JP 12156179 U JP12156179 U JP 12156179U JP S6019989 Y2 JPS6019989 Y2 JP S6019989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction cup
- compressor
- suction
- pipe
- compressor case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロータリコンプレッサに係り、特にそのサクシ
ョンカップの改良に関する。
ョンカップの改良に関する。
第1図は従来のロータリコンプレッサの側面図であり、
コンプレッサケース1の一側部にはサクションカップ2
がブラケット3を介して固着されている。
コンプレッサケース1の一側部にはサクションカップ2
がブラケット3を介して固着されている。
上記サクションカップ2にはその頂端中央部に蒸発器(
図示せず)からの冷媒を上記サクションカップ2内に送
入するための送入パイプ4が突設されており、また上記
サクションカップ2の底面には、コンプレッサの吸入口
に接続され、上記サクションカップ2内の冷媒をコンプ
レッサ内に供給する吸込パイプ5が装着されている。
図示せず)からの冷媒を上記サクションカップ2内に送
入するための送入パイプ4が突設されており、また上記
サクションカップ2の底面には、コンプレッサの吸入口
に接続され、上記サクションカップ2内の冷媒をコンプ
レッサ内に供給する吸込パイプ5が装着されている。
ところで、上記送入パイプ4および吸込パイプ5は、第
2図に示すように、サクションカップ2の中心線上に配
設されており、また吸込パイプ5は曲率半径がγ1の曲
線部によりほぼ90°折曲されている。
2図に示すように、サクションカップ2の中心線上に配
設されており、また吸込パイプ5は曲率半径がγ1の曲
線部によりほぼ90°折曲されている。
上記吸込パイプ5の上記曲率半径は、該パイプ5の外径
に応じてパイプを折曲したときそのパイプの折曲部がつ
ぶれてしまうことがないように決定される。
に応じてパイプを折曲したときそのパイプの折曲部がつ
ぶれてしまうことがないように決定される。
また、吸込パイプ5の中心とコンプレッサケース1の外
壁面との間隔aは、吸込パイプ5の曲率半径およびその
パイプとコンプレッサケース1との接続および銀ロー付
は作業等の製造性の点から、サクションカップ2の半径
りに対して、a = 1.2〜2.0Dになるように普
通選定されている。
壁面との間隔aは、吸込パイプ5の曲率半径およびその
パイプとコンプレッサケース1との接続および銀ロー付
は作業等の製造性の点から、サクションカップ2の半径
りに対して、a = 1.2〜2.0Dになるように普
通選定されている。
しかして、サクションカップ2の外壁面からコンプレッ
サケースの中心までの寸法R□はかなり大きな値となっ
ており、上記従来のコンプレッサではセットへの組込性
が悪<、またコンプレッサの重心がサクションカップ側
へ偏心し、コンプレッサが傾動しやすい等の不都合があ
った。
サケースの中心までの寸法R□はかなり大きな値となっ
ており、上記従来のコンプレッサではセットへの組込性
が悪<、またコンプレッサの重心がサクションカップ側
へ偏心し、コンプレッサが傾動しやすい等の不都合があ
った。
本考案は、このような点に鑑み、サクションカップを装
着したコンプレッサを比較的コンパクトな形に構成する
ことができ、さらにコンプレッサの傾動性を減少せしめ
たロータリコンプレッサを提供することを目的とする。
着したコンプレッサを比較的コンパクトな形に構成する
ことができ、さらにコンプレッサの傾動性を減少せしめ
たロータリコンプレッサを提供することを目的とする。
以下、第3図乃至第5図を参照して本考案の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第3図は本考案のロータリコンプレッサの側面図であり
、従来のコンプレッサと同様に、コンブレツサケース1
の一側にはサクションカップ2がブラケット3により装
着されている。
、従来のコンプレッサと同様に、コンブレツサケース1
の一側にはサクションカップ2がブラケット3により装
着されている。
ところで、上記サクションカップ2の頂部には送入パイ
プ4がその取付部がサクションカップ2の中心から直径
方向−側方に寸法Aだけ偏心せしめられて取付けられて
おり、またサクションカップ2の底部に取付けられた吸
込パイプは、その取付部が前記送入パイプ4とサクショ
ンカップの軸心に対して反対側に寸法Bだけ偏心せしめ
られている(第4図)。
プ4がその取付部がサクションカップ2の中心から直径
方向−側方に寸法Aだけ偏心せしめられて取付けられて
おり、またサクションカップ2の底部に取付けられた吸
込パイプは、その取付部が前記送入パイプ4とサクショ
ンカップの軸心に対して反対側に寸法Bだけ偏心せしめ
られている(第4図)。
しかして、上記サクションカップ2のコンプレッサケー
ス1への取付けに際して、上記吸込パイプ5のサクショ
ンカップ2への取付部がコンプレッサケース1の側面か
ら遠くなり、送入パイプ4の取付部がコンプレッサケー
ス1の側面に近づくように装着されている。
ス1への取付けに際して、上記吸込パイプ5のサクショ
ンカップ2への取付部がコンプレッサケース1の側面か
ら遠くなり、送入パイプ4の取付部がコンプレッサケー
ス1の側面に近づくように装着されている。
したがって、吸込パイプ5の屈曲部を従来と同じ曲率半
径で折曲しても、サクションカップ2の外壁面とコンプ
レッサの中心間の寸法R2を従来の当該部寸法R□に比
べて小さくすることができ、さらにR2をR1より小さ
く保ちながら吸込パイプ5の曲率半径をγ1よりも大き
なγ2に選定することができることとなり、吸込パイプ
5の折曲によるつぶれに可能性を少なくすることができ
る。
径で折曲しても、サクションカップ2の外壁面とコンプ
レッサの中心間の寸法R2を従来の当該部寸法R□に比
べて小さくすることができ、さらにR2をR1より小さ
く保ちながら吸込パイプ5の曲率半径をγ1よりも大き
なγ2に選定することができることとなり、吸込パイプ
5の折曲によるつぶれに可能性を少なくすることができ
る。
また、一般にロータリコンプレッサにおいてはコンプレ
ッサケースの円周方向の振動が比較的大きく、当然のこ
とながら振巾はコンプレッサケースの軸心から遠い程大
きくなる。
ッサケースの円周方向の振動が比較的大きく、当然のこ
とながら振巾はコンプレッサケースの軸心から遠い程大
きくなる。
したがって、上述のようにサクションカップ2の外壁面
とコンプレッサの中心間の寸法を従来のものより小さく
すること、すなわちサクションカップ2のコンプレッサ
ケース側に寄せることができることによって、サクショ
ンカップ2の振動および振巾を小さくすることができる
。
とコンプレッサの中心間の寸法を従来のものより小さく
すること、すなわちサクションカップ2のコンプレッサ
ケース側に寄せることができることによって、サクショ
ンカップ2の振動および振巾を小さくすることができる
。
そして、さらに送入パイプ4がコンプレッサケース1側
に偏心して取付けられていることにより、上記サクショ
ンカップ2の振動の減少と相まって一層送入パイプの振
動・振巾を小さくすることができる。
に偏心して取付けられていることにより、上記サクショ
ンカップ2の振動の減少と相まって一層送入パイプの振
動・振巾を小さくすることができる。
したがって、その送入パイプに接続される冷凍サイクル
の配管の振動を小さくすることができて、防振効果を向
上できる。
の配管の振動を小さくすることができて、防振効果を向
上できる。
なお、サクションカップ2は通常は円形断面を有するも
のであるが、第5図に示すように、これをコンプレッサ
ケースに沿う方向の寸法Fがこれに直交する方向の寸法
Eより大きくなるような楕円形断面のものとすることに
より、一層コンプレツサの中心からサクションカップ2
の外面までの距離R2を小さくすることができる。
のであるが、第5図に示すように、これをコンプレッサ
ケースに沿う方向の寸法Fがこれに直交する方向の寸法
Eより大きくなるような楕円形断面のものとすることに
より、一層コンプレツサの中心からサクションカップ2
の外面までの距離R2を小さくすることができる。
以上説明したように、本考案によればサクションカップ
の外側面とコンプレッサケースの中心との間の寸法を従
来のものに比して短かくすることができ、その結果コン
プレッサのセットへの組込性を良好にするとともに、コ
ンプレッサの重心位置の偏心によるコンプレッサの傾動
性を少なくすることができ、さらにサクションカップお
よびそれに接続される配管の振動を効果的の小さくする
ことができる。
の外側面とコンプレッサケースの中心との間の寸法を従
来のものに比して短かくすることができ、その結果コン
プレッサのセットへの組込性を良好にするとともに、コ
ンプレッサの重心位置の偏心によるコンプレッサの傾動
性を少なくすることができ、さらにサクションカップお
よびそれに接続される配管の振動を効果的の小さくする
ことができる。
第1図は従来のロータリコンプレッサの側面図、第2図
は同サクションカップの側面図、第3図は本考案のロー
タリコンプレッサの側面図、第4図は同上サクションカ
ップの側面図、第5図は本考案の他の実施例を示す平面
図である。 1・・・・・・コンプレッサケース、2・・・・・・サ
クションカップ、4・・・・・・送入パイプ、5・・・
・・・吸込パイプ。
は同サクションカップの側面図、第3図は本考案のロー
タリコンプレッサの側面図、第4図は同上サクションカ
ップの側面図、第5図は本考案の他の実施例を示す平面
図である。 1・・・・・・コンプレッサケース、2・・・・・・サ
クションカップ、4・・・・・・送入パイプ、5・・・
・・・吸込パイプ。
Claims (1)
- コンプレッサケースの一側部にサクションカップを装着
したロータリコンプレッサにおいて、上記サクションカ
ップに装着された送入パイプおよびコンプレッサの吸入
口に接続する吸込パイプの各サクションカップへの取付
部を互いにサクションカップの軸心に対して反対方向に
偏心せしめ、上記吸込パイプの上記サクションカップへ
の取付部を前記コンプレッサケースより遠ざかる方に配
設するとともに、送入パイプの取付部を前記コンプレッ
サケースに近づく方に配設したことを特徴とするロータ
リコンプレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979121561U JPS6019989Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | ロ−タリコンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979121561U JPS6019989Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | ロ−タリコンプレツサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639873U JPS5639873U (ja) | 1981-04-14 |
JPS6019989Y2 true JPS6019989Y2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=29353690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979121561U Expired JPS6019989Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | ロ−タリコンプレツサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019989Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010004766A (ko) * | 1999-06-29 | 2001-01-15 | 윤종용 | 로터리 압축기 |
JP2019138576A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | アキュムレータおよび空調用圧縮機 |
JP7227530B1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-02-22 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機ユニット及び冷凍装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE826474C (de) * | 1949-12-10 | 1952-01-03 | Siemens Ag | Anzeigeroehre mit Leuchtschirm |
-
1979
- 1979-09-03 JP JP1979121561U patent/JPS6019989Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639873U (ja) | 1981-04-14 |
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