[go: up one dir, main page]

JPS6019572B2 - Vtrの露結ドラム乾燥装置 - Google Patents

Vtrの露結ドラム乾燥装置

Info

Publication number
JPS6019572B2
JPS6019572B2 JP52017926A JP1792677A JPS6019572B2 JP S6019572 B2 JPS6019572 B2 JP S6019572B2 JP 52017926 A JP52017926 A JP 52017926A JP 1792677 A JP1792677 A JP 1792677A JP S6019572 B2 JPS6019572 B2 JP S6019572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
windmill
case
vtr
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52017926A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53102726A (en
Inventor
秀樹 井上
彬 田尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP52017926A priority Critical patent/JPS6019572B2/ja
Publication of JPS53102726A publication Critical patent/JPS53102726A/ja
Publication of JPS6019572B2 publication Critical patent/JPS6019572B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ははVTR(ビデオテープレコーダ)のドラムが
霧結したときに、このドラムを乾燥するための露結ドラ
ム乾燥装置に関する。
VTRにおいてはビデオ信号を記録再生するための磁気
ヘッドを回転ドラムの外周面に取付け、走行する磁気テ
ープに対して磁気ヘッドを対援させている。
回転ドラムは一般に金属によってつくられているために
、気温が低くなるとその表面が霧結し易く、霧結した回
転ドラムに対して磁気テープを対接羊せて走行させると
。磁気テープが回転ドラムに巻付き、これによって大き
な事故が発生することになる。そこで従来は回転ドラム
の近傍に専用の乾燥用ファンを設置し、回転ドラムが霧
結したらこのファンによってドラムを乾燥させる等の対
策をとっていた。
しかしこのようなものではVTR本体が大型化し、また
装置が複雑になるという問題点があった。本発明はこの
ような問題点に鑑みてなされたものであって、テープカ
セットとほぼ同一形状のケースとこのケース内に回転可
能に配されている複数の羽根を備えた風車リールと、こ
の風車リールに駆動力を伝達するための駆動リールと、
前記風車リール及び前記駆動リールを前記ケース内底面
に向けて付勢する板ばねと、前記風車リール及び前記駆
動リールにそれぞれ配設の歯車と噛合する中間歯車とか
ら成り、前記ケースをカセット装置位置に装着してリー
ル台からの回動力により前記駆動リールを駆動させると
共に、前記中間歯車にて増速したこの駆動リールの回転
を前記風車リールに伝えることによって前記風車を回転
駆動して、前記風車からの空気流によって霧結したドラ
ムを乾燥するようにしたことを特徴とするVTRの露結
ドラム乾燥装置に係るものである。
従って本発明によれば、必要に応じてこの乾燥装置をV
TR本体に装着して霧結ドラムを乾燥することができ、
使用上非常に便利であるばかりでなく、VTR本体が大
型化することもない。以下本発明の一実施例を図面につ
き説明する。
まず第1図および第2によって乾燥装置の概略を説明す
ると、この装置のケースーは合成樹脂によってつくられ
た上下一対のハーフ2,3から成り、これらがビスによ
って結合されて偏平な直方体を構成している。このケー
ス1はカセット式VTRにおいて用いられるテープカセ
ットのケースとほぼ同一の形状をしており、VTR本体
のカセットホルダに挿入してカセット装着位置に装着す
ることができるようになっている。そしてこのケース1
内には、テープカセットの巻取り側のりールの配設され
ている位置に相当する位置に風車4が配設されている。
この風車4はハブ5と、このハブ5の外周部に設けられ
ている例えば1勿女の羽根6と、ハブ5の上端に形成さ
れている歯車7とから成り、これらは合成樹脂によって
一体に成型されたものである。そしてハブ5にはリール
軸挿通孔が形成されており、この挿通孔8の内周面には
さらに係合用突起9が形成されている。そしてこの風車
4はケースー内に設けられているほぼ円形の壁部10の
内側に配設されている。
この壁部1川こは空気取入れ用の閉口部11および空気
を送り出すための関口部12が設けられている。そして
この空気を送り出すための関口部12は一対の壁部13
によって形成された案内孔14に蓮通されており、風車
4によって送られてきた空気を、後述するようにドラム
の外周面に吹き付けるように構成されている。前記風車
4の歯車7はケースーのほぼ中央部に配設されている歯
車15と噛合っている。
この歯車15にはピニオン16が一体に蓮設されている
。そしてこれらの歯車15とピニオン16とはケースー
に取付けられている固定軸17によって回転可能に支持
されている。なお、上誌ピニオン16は空気を取入れる
ための開ロー1と対向しており、これによって前記壁部
10から逃げている。また歯車15は壁部10に形成さ
れた切欠き18によって壁部10の内側に入り込んでい
る。ケース1のテープカセットの送り出し側のり−ルの
配設されている位置に相当する位置には駆動歯車19が
配設されている。この駆動歯車19はハブ20と一体に
合成樹脂によって成型されたものである。この歯車19
は前記ピニオン16と噛合っている。そしてこのハブ2
0にもリール軸挿通孔21が形成されており、この挿通
孔21の内周面にはリール髄と係合するための突起22
が形タ成されている。従ってこの挿通孔21内にリール
軸が挿通されると、駆動歯車19は回転駆動されるよう
に構成されて、ケースー内には風車4を駆動するための
特別なモータや電源部が全く必要でなくなる。このため
前記乾燥装置はコンパクトに0かつ安価に構成される。
またケース1の上端のハーフ2の底面にはほぼ十字型を
なす板ばね23が設けらている。
この板ばね23はそのほぼ中央部においてハーフ2に接
着されており、左右に延びる押圧片24,25が夕それ
ぞれ前記駆動歯車19のハブ20および風車4のハブ5
の上端面を押圧するように構成されている。次に以上の
ように構成されている乾燥装置を用いて回転ヘッドドラ
ムの乾燥を行う方法を第3図0および第4図につき述べ
ると、ケース1をカセットホルダ26に挿入してカセッ
ト装着位置に装着する。
するとこのケースー内の駆動歯車19のハブ20のIJ
−ル軸挿通孔21内には線出し側のりール台に設けられ
ているリール軸27が挿通ご夕れ、また風車4のハブ5
リール軸挿通孔8には巻取り側のりール台に設けられて
いる1」−ル軸28が挿通される。これによって駆動歯
車19および風車4はそれぞれ板ばね23の押圧片24
,25に抗して第2図において上方に若干量だけ移動0
し、ハブ20およびハブ5の下端部はそれぞれハーフ3
の上面から離間することになり、駆動歯車19および風
車4が回転した時の摩擦抵抗が非常に小さくなる。この
状態においてVTRを巻戻しモ−ド‘こ切換夕えると、
駆動歯車19と係合しているリール軸27が高速で、例
えば30仇pmで回転を開始する。
なおこの巻戻しモード‘こおいては風車4と係合してい
るリール軸28は回転が自由となる。そしてリール軸2
7によって駆動歯車19が回転駆動されると、この回転
はピニオン16、歯車15および歯車7を介して風車4
に伝達され、風車4は回転する。そして上記歯車19,
16,15,7から成る伝動機構によって回転が増速さ
れ、例えば7倍に増遠されて風車4は2100回転で回
転することになる。従って風車4は関口部11から空気
を取入れて、関口部12および案内孔14からこの空気
を送り出す。
このようにして送り出された空気はローディングリング
29の内側であって案内孔14の前方に位置する回転ド
ラム30および固定ドラム31の外周面に吹き付けられ
、霧結状態にあるこれらのドラム30,31は乾燥する
。なおこの巻戻しモード‘こおいては、ビデオ用ヘッド
32,33を支持してし、回転ドラム3川ま回転駆動さ
れているために、特に回転ドラム30の外周面に付着し
ている霧は完全に除去されることになる。以上本発明を
実施例につき述べたが、本発明はこの実施例によって限
定されるものではなく、本発明の技術的思想に基いて各
種変更が可能である。例えば上記実施例の乾燥装置にお
いて、風車4と駆動歯車19とを入れ換えるようにする
ことも可能である。
このようにするときは、VTRを早送りモードに切換え
て操作すればよい。なお風車4は、カセット内蔵のモー
タによって駆動させることもできる。さらにまたケース
1の壁部13の内側にヒータを配して送り出された空気
を加熱することも可能である。
このようにすれば乾燥効率がより一層向上することにな
る。以上述べたことから明らかなように、本発明はテー
プカセットとほぼ同一形状のケース内に風車を配し、カ
セット装着位置にこのケースを装着して上記風車をVT
Rのリール軸によって回転駆動させるようにしたもので
あるから、VTR本体側には特別な乾燥装置を設ける必
要がなく、このためVTR本体が大型化することがない
また本発明の乾燥装置はテープカセットと同大の大きさ
になっており、必要に応じてVTRに装着することがで
きるようになっているために、取扱いや保管に非常に好
都合となる。
さらに上記ケース内には、風車回転用のモータやその電
源部などが全く存在しないから、上記ケースをコンパク
トに構成できるほか、その製造コストも低減させること
ができる。また本発明の乾燥装置では、VTRのリール
軸で駆動される駆動リールの回転は中間歯車によって適
当に増速されるから、風車には常に最適の回転速度が与
えられる。
さらに風車リールと駆動リールとは、板ばねによりケー
ス内底面に向けて付勢されているから、VTRのリール
軸がこれらのリールに結合されると、これらのリールは
上記内底面から僅かに浮き上った状態となる。したがっ
てこれらのリールの回転時における摩擦損は著しく減少
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
その乾燥装置の横断面図、第2図は第1タ図における0
−ロ線断面図、第3図はこの乾燥装置を装着した状態の
VTRの要部平面図、第4図は同斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、1はケース、
4は風車、27はリール軸、30は回転0ドラムである
。 第2図 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テープカセツトとほぼ同一形状のケースと、このケ
    ース内に回転可能に配されている複数の羽根を備えた風
    車リールと、この風車リールに駆動力を伝達するための
    駆動リールと、前記風車リール及び前記駆動リールを前
    記ケース内底面に向けて付勢する板ばねと、前記風車リ
    ール及び前記駆動リールにそれぞれ配設の歯車と噛合す
    る中間歯車とから成り、前記ケースをカセツト装置位置
    に装着してリール台からの回動力により前記駆動リール
    を駆動させると共に、前記中間歯車にて増速したこの駆
    動リールの回転を前記風車リールに伝えることによつて
    前記風車を回転駆動して、前記風車からの空気流によつ
    て露結したドラムを乾燥するようにしたことを特徴とす
    るVTRの露結ドラム乾燥装置。
JP52017926A 1977-02-21 1977-02-21 Vtrの露結ドラム乾燥装置 Expired JPS6019572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52017926A JPS6019572B2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 Vtrの露結ドラム乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52017926A JPS6019572B2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 Vtrの露結ドラム乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53102726A JPS53102726A (en) 1978-09-07
JPS6019572B2 true JPS6019572B2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=11957365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52017926A Expired JPS6019572B2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 Vtrの露結ドラム乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019572B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1001875A5 (fr) * 1988-12-05 1990-04-03 Staar Sa Perfectionnements apportes aux appareils d'enregistrement et/ou de lecture de bandes magnetiques.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53102726A (en) 1978-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4243186A (en) Low profile magnetic tape drive with vacuum actuated auto-threading
GB2089317A (en) Miniature type tape cassette and adapter
US4185307A (en) Tape cassette
US4260120A (en) Tape driving apparatus
US3677494A (en) Tape cartridge construction
US5099378A (en) Carrier with external interlock for videocassette
JPS6019572B2 (ja) Vtrの露結ドラム乾燥装置
US3334831A (en) Transport system for limp magnetic tapes
US5034842A (en) Carrier with thumb wind advance for videocassette
EP0373138B1 (en) A drying device for recorder/player units
SU605561A3 (ru) Кассета дл ленточного носител записи
US4106725A (en) Drive unit for magnetic tape-recorders
JPS61258365A (ja) テ−プロ−デイング装置
JP2822235B2 (ja) テープカセット
JPS5814450Y2 (ja) カセツトテ−ププレ−ヤ
JPS581888Y2 (ja) カセツトテ−ププレ−ヤ
JPH0349609U (ja)
JP2615580B2 (ja) テープ状体のローデイング装置
JPH0419623Y2 (ja)
JPH02116071A (ja) ディスクプレーヤ付テープレコーダ
KR960015992B1 (ko) 헤드드럼의 습기 제거장치
JPH0345298Y2 (ja)
JPS629545Y2 (ja)
KR790000820B1 (ko) 카세트 테이프
JP2570516B2 (ja) 記録再生装置用リ−ルディスク