JPS60191046A - 石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法 - Google Patents
石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60191046A JPS60191046A JP4688384A JP4688384A JPS60191046A JP S60191046 A JPS60191046 A JP S60191046A JP 4688384 A JP4688384 A JP 4688384A JP 4688384 A JP4688384 A JP 4688384A JP S60191046 A JPS60191046 A JP S60191046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal ash
- gypsum
- raw material
- coal
- hardened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/18—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、石炭燃焼時に排出される石炭灰を主原料とし
て硬化体を製造する方法、詳しくは石炭灰に消石灰また
は/および生石灰、ならびに2水石こう、半水石こうま
たは/および■型態水石こうを添加してなる混合粉体を
水とともに混練し、ついでこの混練物を湿空雰囲気中で
養生した後、80〜100°Cの常圧水蒸気処理によっ
て機械的強度の大きい水和硬化体を製造する方法に関す
るものである。
て硬化体を製造する方法、詳しくは石炭灰に消石灰また
は/および生石灰、ならびに2水石こう、半水石こうま
たは/および■型態水石こうを添加してなる混合粉体を
水とともに混練し、ついでこの混練物を湿空雰囲気中で
養生した後、80〜100°Cの常圧水蒸気処理によっ
て機械的強度の大きい水和硬化体を製造する方法に関す
るものである。
近年我国においては、石油依存度を小さくするための石
油代替エネルギーの開発が国家的な課題であシ、なかで
も石炭エネルギーが一つの柱として注目されている。−
次エネルギー源としての石炭の大量消費に対処するだめ
の石炭利用技術の実用化における課題の一つに石炭燃焼
時に発生する多線の石炭灰の処理および処分に係わる問
題が挙げられる。
油代替エネルギーの開発が国家的な課題であシ、なかで
も石炭エネルギーが一つの柱として注目されている。−
次エネルギー源としての石炭の大量消費に対処するだめ
の石炭利用技術の実用化における課題の一つに石炭燃焼
時に発生する多線の石炭灰の処理および処分に係わる問
題が挙げられる。
石炭燃焼時には通常、石炭使用量のほぼ10〜20 w
t%の石炭灰が発生ずる。通常の微わ)炭燃焼ボイラよ
り発生する、いわゆる微粉炭燃焼灰は、その発生湯所に
よってボトムアッシュ、シンダアツシュおよびフライア
ッシュに区分され、そのうちフライアッシュが発生量の
大部分を占める。従来我国においては、フライアッシュ
の一部ハセメント混和材、セメント原料などに再利用さ
れており、残りは埋S2地などに処分されている。しか
しながら、従来の方式による再利用だけでは、将来発生
するであろう膨大な石炭灰量に対応し得るだけの需要の
増加は期待できず、一方、現行の石炭灰の埋立地などへ
の処分については、環境保全に係わる規制の強化に伴い
石炭灰処分用地の確保が難しくなりつつあり、本格的な
石炭火力発電所の稼動の際には、現状の石炭灰の有効利
用方式および処分方式によっては、発生する全ての石炭
灰を処理することは難しくなる見通しである。また石炭
灰の大量処理方式の検討に際しては、環境汚染が無くか
つできるだけ再利用を志向することが必要である。これ
は、国産資源に乏しく国土が狭隘な我国においては、単
なる投棄処分ではなく石炭灰を資源として再利用を図る
ことが重要となるためである。
t%の石炭灰が発生ずる。通常の微わ)炭燃焼ボイラよ
り発生する、いわゆる微粉炭燃焼灰は、その発生湯所に
よってボトムアッシュ、シンダアツシュおよびフライア
ッシュに区分され、そのうちフライアッシュが発生量の
大部分を占める。従来我国においては、フライアッシュ
の一部ハセメント混和材、セメント原料などに再利用さ
れており、残りは埋S2地などに処分されている。しか
しながら、従来の方式による再利用だけでは、将来発生
するであろう膨大な石炭灰量に対応し得るだけの需要の
増加は期待できず、一方、現行の石炭灰の埋立地などへ
の処分については、環境保全に係わる規制の強化に伴い
石炭灰処分用地の確保が難しくなりつつあり、本格的な
石炭火力発電所の稼動の際には、現状の石炭灰の有効利
用方式および処分方式によっては、発生する全ての石炭
灰を処理することは難しくなる見通しである。また石炭
灰の大量処理方式の検討に際しては、環境汚染が無くか
つできるだけ再利用を志向することが必要である。これ
は、国産資源に乏しく国土が狭隘な我国においては、単
なる投棄処分ではなく石炭灰を資源として再利用を図る
ことが重要となるためである。
本発明は上記の諸点に鑑み、石炭灰を上水・建築分野に
て大量に活用すべく、石炭灰を原料として圧縮強度の大
きい硬化体を製造することを目的としてなされたもので
、石炭灰を60〜35wt%、消石灰または/および生
石灰(以下、消石灰などと略す)10〜25wt%、2
水石こう、半水石こうまたは/および■型態水石こう(
以下、2水石こうなどと略す)5〜25wt%からなる
混合粉体に、20〜B□wt%の混水量(粉体100w
t%に対して添加する水のWj、%)の水を添加し混練
した後、この混練物を型枠または成形容器などを用いて
成形し、ついでこの成形体を35〜75°C1相対湿度
80%以上の湿空雰囲気中で5〜25時間養生した後、
80〜100°Cの常圧水蒸気にて処理することにより
機械的強度の大きい硬化体を製造する方法を提供するも
のである。
て大量に活用すべく、石炭灰を原料として圧縮強度の大
きい硬化体を製造することを目的としてなされたもので
、石炭灰を60〜35wt%、消石灰または/および生
石灰(以下、消石灰などと略す)10〜25wt%、2
水石こう、半水石こうまたは/および■型態水石こう(
以下、2水石こうなどと略す)5〜25wt%からなる
混合粉体に、20〜B□wt%の混水量(粉体100w
t%に対して添加する水のWj、%)の水を添加し混練
した後、この混練物を型枠または成形容器などを用いて
成形し、ついでこの成形体を35〜75°C1相対湿度
80%以上の湿空雰囲気中で5〜25時間養生した後、
80〜100°Cの常圧水蒸気にて処理することにより
機械的強度の大きい硬化体を製造する方法を提供するも
のである。
また本発明は該硬化体を粉砕することによって機械的強
度の大きい粒状硬化体の製造方法、すなわち、石炭燃焼
時に排出される石炭灰60〜85wt%、消石灰まだは
/および生石灰10〜25wt%、2水石こう、半水石
こうまたは/および■型態水石こう5〜25wt%から
なる混合粉体に20〜80W七%の混水量の水を添加し
混練し、ついでとの混練物を35〜75°C1相対湿度
80%以上の湿空雰囲気中で5〜25時間養生した後、
80〜100°Cの常圧水蒸気にて処理し、ついで粒径
4 Q +、qm以下の粒状硬化体に粉砕することによ
り、機械的強度の大きい粒状硬化体を製造する方法を提
供するものである。
度の大きい粒状硬化体の製造方法、すなわち、石炭燃焼
時に排出される石炭灰60〜85wt%、消石灰まだは
/および生石灰10〜25wt%、2水石こう、半水石
こうまたは/および■型態水石こう5〜25wt%から
なる混合粉体に20〜80W七%の混水量の水を添加し
混練し、ついでとの混練物を35〜75°C1相対湿度
80%以上の湿空雰囲気中で5〜25時間養生した後、
80〜100°Cの常圧水蒸気にて処理し、ついで粒径
4 Q +、qm以下の粒状硬化体に粉砕することによ
り、機械的強度の大きい粒状硬化体を製造する方法を提
供するものである。
以下、本発明の構成を詳細に説明する。一般に、石炭灰
の代表的性状である成分、組成および粒度性、布?L+
石炭の露地ふ一士γド撚怖時の謄歴に大た(俵存する。
の代表的性状である成分、組成および粒度性、布?L+
石炭の露地ふ一士γド撚怖時の謄歴に大た(俵存する。
まず第一に、石炭の産出地によって5i02、Al2O
3、Cab、Na20SK20など)構成成分の配合割
合が異なり、第2に、我国にて現在発生する石炭灰は微
粉炭燃焼灰が主であり、発生湯所ならびに採取方式によ
ってそれぞれ粒度分布が異なる。
3、Cab、Na20SK20など)構成成分の配合割
合が異なり、第2に、我国にて現在発生する石炭灰は微
粉炭燃焼灰が主であり、発生湯所ならびに採取方式によ
ってそれぞれ粒度分布が異なる。
このため、石炭灰を主原料とし常圧水蒸気処理によって
機械的強度の大きい硬化体を製造する際には、石炭灰の
成分配合ならびに粒度分布によって硬化体の適正製造条
件は微妙に異なる。製造条件として寄与率が大きい要因
は、原料粉体の配合割合、混水量、混練方式、湿空養生
条件および水蒸気処理条件である。なお水蒸気処理の際
には常圧水蒸気を用いる。
機械的強度の大きい硬化体を製造する際には、石炭灰の
成分配合ならびに粒度分布によって硬化体の適正製造条
件は微妙に異なる。製造条件として寄与率が大きい要因
は、原料粉体の配合割合、混水量、混練方式、湿空養生
条件および水蒸気処理条件である。なお水蒸気処理の際
には常圧水蒸気を用いる。
水蒸気処理によって生成する水利硬化体の主成分は、エ
トリンカイl−(3CaO−Al2O3−a Ca50
4・32H2o ) 、種々の形態のケイ酸カルシウム
水和物(xcaO−yS:LO2・zH20)であるが
、早期の強度発現に最も寄与する5のはエトリンガイト
である。
トリンカイl−(3CaO−Al2O3−a Ca50
4・32H2o ) 、種々の形態のケイ酸カルシウム
水和物(xcaO−yS:LO2・zH20)であるが
、早期の強度発現に最も寄与する5のはエトリンガイト
である。
このため、原料粉体の配合割合は、エトリンガイトの生
成に最も好都合なものが適切であシ、消石灰などの添加
量は10〜25wt%、2水石こうなどの添加量は5〜
25wt%に限定される。
成に最も好都合なものが適切であシ、消石灰などの添加
量は10〜25wt%、2水石こうなどの添加量は5〜
25wt%に限定される。
石炭灰の粒度分布も水利硬化体の性状に大きな影響をお
よほす。一般に石炭灰の粒度が小さくなるにしたがって
、すなわち比表面積が大きくなるにしたがって短い時間
で水和硬化体は所定の強度を呈する傾向にある。こハは
、エトリンガイトの生成反応ハスルーソルーションリア
クション(through so土u、tion re
aclon ) fあシ、また石ノ・々灰中に含有され
るアルミナ(A、1□03)の水中への溶出胡度が他の
原料、すなわち消石灰など、2水石こうなどに1咬べて
著しく小さく、エトリンガイトの生成速度はアルミナの
溶解速度に依存すると推定されるためである。このよう
に、石炭灰を主原料とする水利硬化体の製造の際には、
水和硬化体に対する要求性能を満足させるよう石炭灰の
成分組成ならびに粒度分布にあわせて、他の原料粉体の
添加量、1発水量、混練方式、湿空養生条件ならびに水
蒸気処理条件を適切に選定することが必要である。
よほす。一般に石炭灰の粒度が小さくなるにしたがって
、すなわち比表面積が大きくなるにしたがって短い時間
で水和硬化体は所定の強度を呈する傾向にある。こハは
、エトリンガイトの生成反応ハスルーソルーションリア
クション(through so土u、tion re
aclon ) fあシ、また石ノ・々灰中に含有され
るアルミナ(A、1□03)の水中への溶出胡度が他の
原料、すなわち消石灰など、2水石こうなどに1咬べて
著しく小さく、エトリンガイトの生成速度はアルミナの
溶解速度に依存すると推定されるためである。このよう
に、石炭灰を主原料とする水利硬化体の製造の際には、
水和硬化体に対する要求性能を満足させるよう石炭灰の
成分組成ならびに粒度分布にあわせて、他の原料粉体の
添加量、1発水量、混練方式、湿空養生条件ならびに水
蒸気処理条件を適切に選定することが必要である。
本発明は、原料混合粉体と水とを混練し、型枠または成
形容器などにて成形し、ついでこの成形体を35〜75
°CSA・目射湿度80%以−Lにて湿空養生を施すこ
とによって、湿空養生時間を大幅に短縮させることを目
的としたものである。
形容器などにて成形し、ついでこの成形体を35〜75
°CSA・目射湿度80%以−Lにて湿空養生を施すこ
とによって、湿空養生時間を大幅に短縮させることを目
的としたものである。
(以下余白)
硬化体の製造において、比較的低温(例えば、常温〜7
5°C)の湿空養生だけでは硬化体の機械的強度はあ1
り大きくない。コンクリートとほぼ同等の圧縮強度(例
えば、800 kg/crj以」二)を発現するには、
低温での湿空養生工程と80〜100°Cでの常圧水蒸
気処理工程が必須である。この湿空養生工程において、
湿空養生温度が20〜30°Cの常温近傍では、常圧水
蒸気処理後の圧縮強度を約300kg/cl1以上とす
るには、3〜7日を要し硬化体の製造に長期間を必要と
する。しかし本発明者らは、坤々の実験により、湿空養
生温度を35〜75°Cとすることによって、湿空養生
期間を大幅に短縮することができることを知見した。本
発明はこの知見に括づいてなされたもので、これにより
、本硬化体の工業的大規模製造時の工程が著しく簡素化
されることになる。
5°C)の湿空養生だけでは硬化体の機械的強度はあ1
り大きくない。コンクリートとほぼ同等の圧縮強度(例
えば、800 kg/crj以」二)を発現するには、
低温での湿空養生工程と80〜100°Cでの常圧水蒸
気処理工程が必須である。この湿空養生工程において、
湿空養生温度が20〜30°Cの常温近傍では、常圧水
蒸気処理後の圧縮強度を約300kg/cl1以上とす
るには、3〜7日を要し硬化体の製造に長期間を必要と
する。しかし本発明者らは、坤々の実験により、湿空養
生温度を35〜75°Cとすることによって、湿空養生
期間を大幅に短縮することができることを知見した。本
発明はこの知見に括づいてなされたもので、これにより
、本硬化体の工業的大規模製造時の工程が著しく簡素化
されることになる。
また本発明は、注型成形もしくは加圧成形などによる所
定の形状を有する硬化体のみならず、粉砕によって得ら
れる粒状硬化体の製造方法をも提供するものである。す
なわち、粉砕によって粒状硬化体を製造する際には、予
め特定の形状に成形する必要がなく大鼠生産に適してい
る。水蒸気処理後の粉砕の際にはインパクトクラッシャ
ー、ショークラッシャーなど通常の粉1j4”4が適用
しうる。
定の形状を有する硬化体のみならず、粉砕によって得ら
れる粒状硬化体の製造方法をも提供するものである。す
なわち、粉砕によって粒状硬化体を製造する際には、予
め特定の形状に成形する必要がなく大鼠生産に適してい
る。水蒸気処理後の粉砕の際にはインパクトクラッシャ
ー、ショークラッシャーなど通常の粉1j4”4が適用
しうる。
なお粉砕方式については粒状硬化体の用途に適合した粒
度分布、粒子形状となるよう粉砕機ならびに操作条件を
選定することが望−ましい。
度分布、粒子形状となるよう粉砕機ならびに操作条件を
選定することが望−ましい。
つぎに実施例および比1咬例について説明する。
実施例における原料石炭灰は市販フライアッシュであり
、組成および性状を第1表に示す。ブレーン比表面積測
定は、島原製作所製の粉′体比表面債測定器5S−10
0形を使用し空気透過法によった。
、組成および性状を第1表に示す。ブレーン比表面積測
定は、島原製作所製の粉′体比表面債測定器5S−10
0形を使用し空気透過法によった。
(以下余白)
第2表は第1番目の発明の実施例および比較例を示して
いる。第2表において、圧縮強度試験は試験片として4
ox4ox4o(m)のものを使用し、曲げ強度試験は
試験片として40 X40X160 (ux)のものを
使用し、試験装置としてインストロン社の万能試験機を
使用した。試験方法は定たわみ法によった。また第3表
および第4表は第2番目の発明の実施例を示している。
いる。第2表において、圧縮強度試験は試験片として4
ox4ox4o(m)のものを使用し、曲げ強度試験は
試験片として40 X40X160 (ux)のものを
使用し、試験装置としてインストロン社の万能試験機を
使用した。試験方法は定たわみ法によった。また第3表
および第4表は第2番目の発明の実施例を示している。
実施例1
第1表に示す組成および性状の石炭灰8QVi7t、%
、消石灰12wt%、2水石こう3wt%からなる混合
粉体に34wt%の混水量の水を添加し混練した後、こ
の混練物を40°C1相対湿度95〜100%の湿空雰
囲気中で24時間養生1−た後、92°Cの常圧水蒸気
で10時間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に
示す如くであった。
、消石灰12wt%、2水石こう3wt%からなる混合
粉体に34wt%の混水量の水を添加し混練した後、こ
の混練物を40°C1相対湿度95〜100%の湿空雰
囲気中で24時間養生1−た後、92°Cの常圧水蒸気
で10時間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に
示す如くであった。
実施例2
第1表に示す組成および性状の石炭灰sowt%、消石
灰12wt%、2水石こ、う8wt%からなる混合粉体
に34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混
練物を50°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気
中で15時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10
時間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如
くであった。
灰12wt%、2水石こ、う8wt%からなる混合粉体
に34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混
練物を50°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気
中で15時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10
時間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如
くであった。
実施例3
第1表に示す組成および性状の石炭灰8Qwt%、消石
灰12wt%、2水石こう3wt%からなる混合粉体に
34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を70°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で10時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10時
間処理した。得られた硬rヒ体の特性は第2表に示す々
■くであった。
灰12wt%、2水石こう3wt%からなる混合粉体に
34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を70°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で10時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10時
間処理した。得られた硬rヒ体の特性は第2表に示す々
■くであった。
比較例1
第1表に示す組成および性状の石炭灰3Qwt%、消石
灰12wt%、2水石こう8wt%からなる混合粉体に
34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を80°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で10時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10時
間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如く
であった。
灰12wt%、2水石こう8wt%からなる混合粉体に
34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を80°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で10時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10時
間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如く
であった。
比較例2
第1表に示す組成および性状の石炭灰8Qwt%、消石
灰12wt%、2水石こう8wt%からなる混合粉体に
34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を20°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で70時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10時
間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如く
であった。
灰12wt%、2水石こう8wt%からなる混合粉体に
34wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を20°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で70時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10時
間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如く
であった。
比較例3
第1表に示す組成および性状の石炭灰8Qwt%、消石
灰12wt%、2水石こう8wt%からなる混合粉体に
84wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を20°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で120時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10
時間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如
くであった。
灰12wt%、2水石こう8wt%からなる混合粉体に
84wt%の混水量の水を添加し混練した後、この混練
物を20°C1相対湿度95〜100%の湿空雰囲気中
で120時間養生した後、92°Cの常圧水蒸気で10
時間処理した。得られた硬化体の特性は第2表に示す如
くであった。
(以下余白)
また第1表に示す組成および性状の石炭灰79重量部、
消石灰18重量部、2水石こう8重量部、水30重量部
を混練し、ついでこの混練物を45°C1相対湿度95
〜100%の湿空雰囲気中で20時間養生した後、92
°Cの常圧水蒸気にて15時間処理して粉砕前の硬化体
を得た。この硬化体の圧縮強度および曲げ強度は第3表
に示す4口くであった。
消石灰18重量部、2水石こう8重量部、水30重量部
を混練し、ついでこの混練物を45°C1相対湿度95
〜100%の湿空雰囲気中で20時間養生した後、92
°Cの常圧水蒸気にて15時間処理して粉砕前の硬化体
を得た。この硬化体の圧縮強度および曲げ強度は第3表
に示す4口くであった。
(以下余白)
実施例4
第3表に示す粉砕前の硬化体をショークラッシャーにて
粉砕し、40〜20fl 16.4%、20〜10朋
19,4%、10〜5朋 23.2%、5〜1.7朋
15.8%、1.7〜0.074朋 23.0%、0.
074朋以下 2.2%の粒度分布の粒状硬化体を得た
。この粒状硬化体の特性は第4表に示す如くであった。
粉砕し、40〜20fl 16.4%、20〜10朋
19,4%、10〜5朋 23.2%、5〜1.7朋
15.8%、1.7〜0.074朋 23.0%、0.
074朋以下 2.2%の粒度分布の粒状硬化体を得た
。この粒状硬化体の特性は第4表に示す如くであった。
実施例5
第8表に示す粉砕前の硬化体をショークラッシャーにて
粉砕し、5〜1.7H47,0%、1.7〜0.074
闘 50,6%、0.074朋以下 2.4%の粒度分
布の粒状硬化体を得た。この粒状硬化体の特性は第4表
に示す如くであった。
粉砕し、5〜1.7H47,0%、1.7〜0.074
闘 50,6%、0.074朋以下 2.4%の粒度分
布の粒状硬化体を得た。この粒状硬化体の特性は第4表
に示す如くであった。
(以下余白)
なお第4表における一軸圧縮強度は、セメントlO%添
加のうえ、水中で7日間養生した後、測定(ただし修正
CBHに対応する突固め時)したものである。丑たCB
Rは、J工5A1211(路床土支持力比試験方法)に
より、直径5αの貫入棒の貫入抵抗より次式で与えられ
る。
加のうえ、水中で7日間養生した後、測定(ただし修正
CBHに対応する突固め時)したものである。丑たCB
Rは、J工5A1211(路床土支持力比試験方法)に
より、直径5αの貫入棒の貫入抵抗より次式で与えられ
る。
修正CBRは、J工S A 1210 (突固めによる
土の締固め試験方法)によって、上下方向に3層に分け
て、各層92回突固めたときの最大乾燥密度の95%の
締固め度に相当する4日水浸後のCBRをいう。
土の締固め試験方法)によって、上下方向に3層に分け
て、各層92回突固めたときの最大乾燥密度の95%の
締固め度に相当する4日水浸後のCBRをいう。
第2表〜第4表より、原料粉体と水とを混練し、35〜
75°C1相対湿度80%以上にて湿空養生した後、8
0〜100°Cの常圧水蒸気にて水蒸気処理を施すこと
によって、強度の大きい硬rヒ体ならびに粒状硬化体を
極めて短期間に製造し得ることがわかる。
75°C1相対湿度80%以上にて湿空養生した後、8
0〜100°Cの常圧水蒸気にて水蒸気処理を施すこと
によって、強度の大きい硬rヒ体ならびに粒状硬化体を
極めて短期間に製造し得ることがわかる。
以上説明したように、本発明によれば石炭燃焼時の排出
物である石炭灰に安価な原料である消石灰または/およ
び生石灰、2水石こう、半水石こうまだは/および■型
態水石こうを添加し、35〜75°Cの湿空養生の後に
常圧水蒸気処理を施すことによって、強度の大きい硬化
体ならびに粉砕によって得られる粒状硬化体を短時間に
かつ容易に製造することが可能であり、本発明は石炭灰
を有効列用した七本・建築の分野における各種建材およ
び構造材の製造に寄与する技術としてきわめて有益であ
る。
物である石炭灰に安価な原料である消石灰または/およ
び生石灰、2水石こう、半水石こうまだは/および■型
態水石こうを添加し、35〜75°Cの湿空養生の後に
常圧水蒸気処理を施すことによって、強度の大きい硬化
体ならびに粉砕によって得られる粒状硬化体を短時間に
かつ容易に製造することが可能であり、本発明は石炭灰
を有効列用した七本・建築の分野における各種建材およ
び構造材の製造に寄与する技術としてきわめて有益であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石炭燃焼時に排出される石炭灰60〜85wt%、
消石灰または/および生石灰lO〜25wt%、2水石
こう、半水石こうまたは/および■型態水石こう5〜2
5 wt%からなる混合粉体に20〜8Q wt%の混
水量の水を添加し混練した後、との混練物を型枠または
成形容器などを用いて成形し、ついでこの成形体を35
〜75°C1相対湿度80%以上の湿空雰囲気中で5〜
25時間養生した後、80〜100″Cの常圧水蒸気に
て処理することを特徴とする石炭灰を主原料とする硬化
体の製造方法。 2 石炭燃焼時に排出される石炭灰60〜85wt%、
消石灰または/および生石灰10〜25wt%、2水石
こう、半水石こうまたは/および■型態水石こう5〜2
5wt%からなる混合粉体に20〜R(1wt%の氾7
に量の7に′6L−湊加1.泪励1.一ついでとの混練
物を35〜75°C1相対湿度80%以上の湿空雰囲気
中で5〜25時間養生した後、80〜100’Cの常圧
水蒸気にて処理し、ついで粒径4QMM以下の粒状硬化
体に粉砕することを特徴とする石炭灰を主原料とする硬
化体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4688384A JPS60191046A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4688384A JPS60191046A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60191046A true JPS60191046A (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=12759754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4688384A Pending JPS60191046A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60191046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009122439A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-10-08 | Tata Chemicals Limited | A process of preparing a building material from fly ash and effluent from a soda ash plant and a building material thereof |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155064A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Manufacture of hardened body made from coal ash as main raw material |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP4688384A patent/JPS60191046A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155064A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Manufacture of hardened body made from coal ash as main raw material |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009122439A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-10-08 | Tata Chemicals Limited | A process of preparing a building material from fly ash and effluent from a soda ash plant and a building material thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kaur et al. | Compressive strength of rice husk ash based geopolymer: The effect of alkaline activator | |
Mallikarjuna Rao et al. | Final setting time and compressive strength of fly ash and GGBS-based geopolymer paste and mortar | |
Adajar et al. | Optimization of the strength properties of expansive soil stabilized with agricultural wastes | |
CN114057419A (zh) | 一种循环流化床炉渣强化改性方法及其应用 | |
Chindaprasirt et al. | The properties and durability of high-pozzolanic industrial by-products content concrete masonry blocks | |
JPH0416534A (ja) | スラグ・石炭灰の利用方法 | |
CN115925343B (zh) | 一种长效稳定固化工业固废的免烧铺路砖及其制备方法 | |
CN117964285A (zh) | 一种寒区再生沥青混凝土复合路面材料及其制备方法和使用方法 | |
WO2020148786A1 (en) | Method for producing angular shaped fly ash aggregate | |
CN107879682B (zh) | 一种以矿渣为基质的加气砖及其加工方法 | |
JPS60191046A (ja) | 石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法 | |
JP3072423B2 (ja) | 高強度人工骨材の製造方法 | |
JPS58115060A (ja) | 石炭灰を主原料とする硬化体の製造方法 | |
JPH06191919A (ja) | 石炭殻と石炭灰のれんが状ブロックの製造方法 | |
JPH04187551A (ja) | 路床材および路床材の製造方法 | |
CN110240445A (zh) | 一种非烧结尾矿砖及其制备方法 | |
Shah et al. | Incorporation of Rice Husk Ash and Metakaolin as Partial Replacement of Cement in M20 Concrete | |
CN114477932B (zh) | 一种无水泥低碳胶凝材料道路工程制品 | |
JPH0629159B2 (ja) | 流動層燃焼灰を原料とする硬化体の製造方法 | |
JPS6310110B2 (ja) | ||
JPS59232957A (ja) | 石炭灰を主原料とする粒状硬化体の製造方法 | |
Ibrahim et al. | CHARACTERIZATION OF MORTAR WITH PENNISETUM PURPUREUM ASHES AS CEMENT REPLACEMENT MATERIAL | |
Shanmukh et al. | A study on the efficacy of RHA as a full replacement for clay in brick-blocks | |
Cava et al. | 25 RECYCLED AGGREGATES WITH FLY-ASH: AN ECOLOGICAL AND ENERGY SAVING CONCRETE | |
JPS60221351A (ja) | 石炭灰を主原料とする粒状硬化体の製造方法 |