JPS60190859A - イオン種の分析方法およびその装置 - Google Patents
イオン種の分析方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS60190859A JPS60190859A JP59046894A JP4689484A JPS60190859A JP S60190859 A JPS60190859 A JP S60190859A JP 59046894 A JP59046894 A JP 59046894A JP 4689484 A JP4689484 A JP 4689484A JP S60190859 A JPS60190859 A JP S60190859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eluate
- liquid
- eluent
- elution
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/26—Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
- G01N30/28—Control of physical parameters of the fluid carrier
- G01N30/34—Control of physical parameters of the fluid carrier of fluid composition, e.g. gradient
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、イオンクロマトグラフィ等を用いて被測定液
中のイオン糧を分析する方法およびその装置に関する。
中のイオン糧を分析する方法およびその装置に関する。
一般に、イオンクロマトグラフィにおいては、分離カラ
ムに充填された光填剤の表面に存在する反対電荷のイオ
ン交換基に、溶離液中のイオン棟と被測定液中のイオン
種が競合しながら着脱(結合と離脱)を繰り返すことに
より、イオン種の分離や溶出が行なわれるようになって
いる。また、固定相である上記充填剤と移動相である上
記溶離液との間における各イオン種の分配係数に対応し
て上記分離溶出にかかる時間の速さが異なり、該分配係
数の大きいイオン耐勝離溶出にかかる時…1が遅くなっ
ている。このため、分配係数が広範囲に亘る数種のイオ
ン種が含捷れている被測定液を分析する場合には、これ
らイオン種の全てをj禅の溶離液を用いて分離カラムで
良好に分離させることが著しく困難になる不都合があっ
た。第1図および第2図は、このような状態を示す従来
例のクロマトグラムであり、図中、横軸は各イオン種が
溶出する溶出内聞(min)を示しており、縦軸は各イ
オン種の計度に対応して変化する(この濃度まピーク面
積により止e、に対応することも多い)ソロマドグラム
ピークの高さを示しでいる。筐だ、1図においては、溶
離力の弱い溶離液が1更用されており、分配係数の小さ
なイオンm (F−、CH,Coo−。
ムに充填された光填剤の表面に存在する反対電荷のイオ
ン交換基に、溶離液中のイオン棟と被測定液中のイオン
種が競合しながら着脱(結合と離脱)を繰り返すことに
より、イオン種の分離や溶出が行なわれるようになって
いる。また、固定相である上記充填剤と移動相である上
記溶離液との間における各イオン種の分配係数に対応し
て上記分離溶出にかかる時間の速さが異なり、該分配係
数の大きいイオン耐勝離溶出にかかる時…1が遅くなっ
ている。このため、分配係数が広範囲に亘る数種のイオ
ン種が含捷れている被測定液を分析する場合には、これ
らイオン種の全てをj禅の溶離液を用いて分離カラムで
良好に分離させることが著しく困難になる不都合があっ
た。第1図および第2図は、このような状態を示す従来
例のクロマトグラムであり、図中、横軸は各イオン種が
溶出する溶出内聞(min)を示しており、縦軸は各イ
オン種の計度に対応して変化する(この濃度まピーク面
積により止e、に対応することも多い)ソロマドグラム
ピークの高さを示しでいる。筐だ、1図においては、溶
離力の弱い溶離液が1更用されており、分配係数の小さ
なイオンm (F−、CH,Coo−。
HCOO−など)は良好なピーク形状を示しているが、
分配係数の大きなイオン種(C1”−、NO:なと)は
溶出時間が長くピーク形状も山なりとなって悪くなって
いる。第2図においては、溶離力の強い溶離液が使用さ
れてお91分配係数の大きなイオン種(C1”−、NC
); 、B; 等)は良好なピーク形状を示しているが
、分配係数の小さなイオンi4 (F−、CH3COO
−等)は分離が著しく悪化している。このように溶離液
の溶離力の強弱に応じて各イオン種のピーク形状が変化
するため、分配係数が広範囲に亘るイオン種を含む上記
被測定液の分析に際しては、溶離力の強い溶離液を用い
て分配係数の大きなイオン種を分析し、その後、溶離力
の弱い溶離液を用いて分配係数の小さなイオン種を分析
するといういわば2回分析方式を行なう必要があった。
分配係数の大きなイオン種(C1”−、NO:なと)は
溶出時間が長くピーク形状も山なりとなって悪くなって
いる。第2図においては、溶離力の強い溶離液が使用さ
れてお91分配係数の大きなイオン種(C1”−、NC
); 、B; 等)は良好なピーク形状を示しているが
、分配係数の小さなイオンi4 (F−、CH3COO
−等)は分離が著しく悪化している。このように溶離液
の溶離力の強弱に応じて各イオン種のピーク形状が変化
するため、分配係数が広範囲に亘るイオン種を含む上記
被測定液の分析に際しては、溶離力の強い溶離液を用い
て分配係数の大きなイオン種を分析し、その後、溶離力
の弱い溶離液を用いて分配係数の小さなイオン種を分析
するといういわば2回分析方式を行なう必要があった。
然し乍ら、このような2回分析方式を採用すると、分析
時間が通常の1回分析方式に比して約2倍も長くなっ/
こすするため、分析の迅速化という侠請に大きく反する
ようになる欠点がめった。”また、分析の途中で溶離液
の交換を行なう必要があるため、゛分析操作が上記1回
分析方式の場合に比して煩雑化してくるという欠点もあ
った。
時間が通常の1回分析方式に比して約2倍も長くなっ/
こすするため、分析の迅速化という侠請に大きく反する
ようになる欠点がめった。”また、分析の途中で溶離液
の交換を行なう必要があるため、゛分析操作が上記1回
分析方式の場合に比して煩雑化してくるという欠点もあ
った。
本発明はかかる欠点等に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、溶真1・液の交換等全行なうことなく分配係
数が広い範囲に亘る複数のイオン種を同時に分析できる
ようなイオン種分析方法およびその装置を提供すること
にある。
の目的は、溶真1・液の交換等全行なうことなく分配係
数が広い範囲に亘る複数のイオン種を同時に分析できる
ようなイオン種分析方法およびその装置を提供すること
にある。
本発明の特徴は、被測定液を所定量採取し7て溶離液で
分離カラムに搬送し、該カラムの溶出液の検出信号バン
クグランドを除去してのち該溶出液の物理郁を検出する
ことにより、被測定液中のイオン種を分析する方法およ
びその装置において、溶1i1[1力の弱い溶離原液と
両力自刃の強い溶離原液とを経時的に混会し、上記溶離
液の溶離力に所定の勾配をもたせるようにしたことにあ
る。
分離カラムに搬送し、該カラムの溶出液の検出信号バン
クグランドを除去してのち該溶出液の物理郁を検出する
ことにより、被測定液中のイオン種を分析する方法およ
びその装置において、溶1i1[1力の弱い溶離原液と
両力自刃の強い溶離原液とを経時的に混会し、上記溶離
液の溶離力に所定の勾配をもたせるようにしたことにあ
る。
以下、本発明について図を用いて詳細に説明する。第6
図は本発明実施例の構成説明図であp、図中、1aは被
測定液が貯留されてなる槽、1bは溶離力の狗い例えば
10 mM Na2B40,15mM Na0I]でな
る第1浴離原液が貯留されて〃る槽、1cは溶離力の強
い例えば8 mM Na 2 CO5/8 mM Na
l(COs でなる第2溶離原液が貯留されてなる槽
、1dは例えば低濃度のドデシルベンゼンスルホン酸溶
液でなる除去液が貯留されてなる槽、2a〜2dは送液
ポンプ、3は第1〜第6接続ロ3a〜3fおよび計量管
3gを有するインジェクタ、4.5は例えば陰イオン交
換樹脂が充填されてなるプレカラムと分離カラム、6は
例えば陽イオン交換膜でなるチューブ6aによって内部
が外室6bと内室6cに区分けされてなる二重管構造の
バンクグランド除去器、7は例えば導電率検出器でなる
検出器、8はプレカラム41分離カラム5.バックグラ
ンド除去器6.および検出器7を収容しこれらを所定温
度(例えば40℃)に保つ恒温槽、1e〜1gは夫々被
測定液、除去液、および検出器7からの排出液を貯留す
る檜、9は送液ポンプ2b、2cの送液景を制御するプ
ログラマ、10はT字型配管接手である。尚、検出器7
としては導電率検出器以外に紫外吸収検出器、電気化学
検出器などが使用できるが、溶離液の性質変化に鋭敏に
感応するもの(例えば屈折率検出器)は使用できない。
図は本発明実施例の構成説明図であp、図中、1aは被
測定液が貯留されてなる槽、1bは溶離力の狗い例えば
10 mM Na2B40,15mM Na0I]でな
る第1浴離原液が貯留されて〃る槽、1cは溶離力の強
い例えば8 mM Na 2 CO5/8 mM Na
l(COs でなる第2溶離原液が貯留されてなる槽
、1dは例えば低濃度のドデシルベンゼンスルホン酸溶
液でなる除去液が貯留されてなる槽、2a〜2dは送液
ポンプ、3は第1〜第6接続ロ3a〜3fおよび計量管
3gを有するインジェクタ、4.5は例えば陰イオン交
換樹脂が充填されてなるプレカラムと分離カラム、6は
例えば陽イオン交換膜でなるチューブ6aによって内部
が外室6bと内室6cに区分けされてなる二重管構造の
バンクグランド除去器、7は例えば導電率検出器でなる
検出器、8はプレカラム41分離カラム5.バックグラ
ンド除去器6.および検出器7を収容しこれらを所定温
度(例えば40℃)に保つ恒温槽、1e〜1gは夫々被
測定液、除去液、および検出器7からの排出液を貯留す
る檜、9は送液ポンプ2b、2cの送液景を制御するプ
ログラマ、10はT字型配管接手である。尚、検出器7
としては導電率検出器以外に紫外吸収検出器、電気化学
検出器などが使用できるが、溶離液の性質変化に鋭敏に
感応するもの(例えば屈折率検出器)は使用できない。
以下、本発明実施例の動作について説明する。
第6図において、最初、プログラマ9にプログラミング
し、ポンプ2b、2cから夫々送出される第1および第
2浴離原液の合計流鉦が常に例えば2mt/min で
あり且つ所定のスタートボタンが押圧されるとこれら混
合液中に占める第2溶離原液の割合が例えば10分間で
D%から100%に変化するようにする。次に、ポンプ
2aを駆動し、槽la内の被測定液を、ポンプ2a→イ
ンジエクタ3の第5.第6接続口3e、3f−+計M管
3g→第6.第4接続口3c、3d→槽1eの流路で流
す。また、ポンプ2dを駆動し、槽ld内の除去液を、
ポンプ2d→バツクグランド除去器6の外室6b−+@
lfの流路で流す。尚、プログラマ9の上記スタートボ
タンが押圧される前は、ポンプ2bが駆動しポンプ2c
id:停止している。このため、槽lb内の第1溶離鳳
液は、ポンプ2b→配管接手10→インジェクタ3の第
1.第2接続口3a、3b→プレ力ラム4→分離カラム
5→バックグランド除去器6の内室6c→検出器7→槽
1gの流路で流れる。この状態で、インジェクタ3をオ
ンにし、その内部流路を第5図の実線接続状態から破線
接続状態に切換えると共に、プログラマ9の上記スター
トボタンを押圧する。インジェクタ3がオンになってそ
の内部流路が切換わることにより、配管接手10を経由
した第1溶離原液は、インジェクタ3の第1.第6接続
ロ3a。
し、ポンプ2b、2cから夫々送出される第1および第
2浴離原液の合計流鉦が常に例えば2mt/min で
あり且つ所定のスタートボタンが押圧されるとこれら混
合液中に占める第2溶離原液の割合が例えば10分間で
D%から100%に変化するようにする。次に、ポンプ
2aを駆動し、槽la内の被測定液を、ポンプ2a→イ
ンジエクタ3の第5.第6接続口3e、3f−+計M管
3g→第6.第4接続口3c、3d→槽1eの流路で流
す。また、ポンプ2dを駆動し、槽ld内の除去液を、
ポンプ2d→バツクグランド除去器6の外室6b−+@
lfの流路で流す。尚、プログラマ9の上記スタートボ
タンが押圧される前は、ポンプ2bが駆動しポンプ2c
id:停止している。このため、槽lb内の第1溶離鳳
液は、ポンプ2b→配管接手10→インジェクタ3の第
1.第2接続口3a、3b→プレ力ラム4→分離カラム
5→バックグランド除去器6の内室6c→検出器7→槽
1gの流路で流れる。この状態で、インジェクタ3をオ
ンにし、その内部流路を第5図の実線接続状態から破線
接続状態に切換えると共に、プログラマ9の上記スター
トボタンを押圧する。インジェクタ3がオンになってそ
の内部流路が切換わることにより、配管接手10を経由
した第1溶離原液は、インジェクタ3の第1.第6接続
ロ3a。
3f→計量管3g→第6.第2接続ロ3c、3b→プレ
カラム4の流路で溶離液として流れ、計量管3g内の被
測定液をプレカラム4以降に搬送するようになる。該プ
レカラム4に搬送された被測定液は含有する干渉成分等
が除去されてのち分離カラム5に搬送されて含有する各
種イオン種が分離される。該分離カラム5からの溶出液
は、再び上記溶離液で搬送されてバックグランド除去器
6の内室6cに至り、ここでチューブ6aを介して外室
6b内の除去液と接し、例えば含肩する陽イオンの交換
が行なわれることによって検出信号バックグランドが低
下させられる。核内室6cからの溶出液は、上記溶離液
によって検出器7に搬送されて例えばその導電率が検出
され、該検出器7に後続された記録計等(図示せず)に
上記各穐イオン量に対応したクロマトグラムを与えるよ
うになる。一方、プログラマ9からの指令によりポンプ
2bの送液量は除々に減少すると共にポンプ2bの送液
量が漸増するようになる。このため、配管接+10以降
を流れる上記溶離液は、流量が一定の状態を保持しなが
ら、第2浴離液の占める割合が0%から100%に漸増
するようになる。従って、分離カラム5には、最初溶離
力の弱い溶離液が流され、除々に溶離力の強い溶離液が
供給されることになる。このように溶離力が漸増する溶
離液が分離カラム5に流されるため、該分離カラム5か
らは、分配係数の小さいイオン種が最初溶出し除々に分
配係数の大きいイオン種がほぼ一定のjbJ隔を保ちな
がら溶出するようになる。第4図は、このようなイオン
種の浴出に対応して上記記録計等に描かれ/こクロマト
グラムであ91分配係数の小さなイオンわi(F−、C
H,COO−等)は前記第1図のクロマトグラ1ムピー
クと同様に良好なピーク形状となると共に、分配係数の
大きなイオン種(Ct−。
カラム4の流路で溶離液として流れ、計量管3g内の被
測定液をプレカラム4以降に搬送するようになる。該プ
レカラム4に搬送された被測定液は含有する干渉成分等
が除去されてのち分離カラム5に搬送されて含有する各
種イオン種が分離される。該分離カラム5からの溶出液
は、再び上記溶離液で搬送されてバックグランド除去器
6の内室6cに至り、ここでチューブ6aを介して外室
6b内の除去液と接し、例えば含肩する陽イオンの交換
が行なわれることによって検出信号バックグランドが低
下させられる。核内室6cからの溶出液は、上記溶離液
によって検出器7に搬送されて例えばその導電率が検出
され、該検出器7に後続された記録計等(図示せず)に
上記各穐イオン量に対応したクロマトグラムを与えるよ
うになる。一方、プログラマ9からの指令によりポンプ
2bの送液量は除々に減少すると共にポンプ2bの送液
量が漸増するようになる。このため、配管接+10以降
を流れる上記溶離液は、流量が一定の状態を保持しなが
ら、第2浴離液の占める割合が0%から100%に漸増
するようになる。従って、分離カラム5には、最初溶離
力の弱い溶離液が流され、除々に溶離力の強い溶離液が
供給されることになる。このように溶離力が漸増する溶
離液が分離カラム5に流されるため、該分離カラム5か
らは、分配係数の小さいイオン種が最初溶出し除々に分
配係数の大きいイオン種がほぼ一定のjbJ隔を保ちな
がら溶出するようになる。第4図は、このようなイオン
種の浴出に対応して上記記録計等に描かれ/こクロマト
グラムであ91分配係数の小さなイオンわi(F−、C
H,COO−等)は前記第1図のクロマトグラ1ムピー
クと同様に良好なピーク形状となると共に、分配係数の
大きなイオン種(Ct−。
NO;等)は前記第2図のクロマトグラムビークと同様
に良好なピーク形状となっている。
に良好なピーク形状となっている。
以上詳しく説明したような本発明の実施例によれば、前
記従来例の欠点を一挙に解決し、分配係数が広い範囲に
亘る複数のイオン種を同時に分析できる利点がある。ま
た、上記分離カラム5の直後に導電率検出器でなる検出
器7が接続されているような装置では、上記第1および
第2溶離原液の混合比が変化すると溶離液の導電率が変
化することに起因し、検出器7の検出信号のベースライ
ンが大幅に変化する欠点があるが、本発明によれば、バ
ンクグランド除去器6が用いられているため、このよう
なベースラインの変動は極めて小さく第4図のような良
好なりロマトグラムが得られる利点もある。尚、本発明
は上述の実施例に限定されることなく抽々の変形が可能
であり、例えば上記第1溶離原液として水を用い第2浴
離yAtLとして炭酸ナトリウム(N a 2 CO5
)を用いたシ、あるいは第1および第2溶離原液として
夫々炭酸水素ナトリウム(Na HCOs )および炭
酸ナトリウム(Na 2C03)を用いたりするように
してもよい。また、溶離液の溶離力を漸増させる代わり
に、一定の溶離力を有する溶離液の流箪を漸増させるよ
うにしてもよい。
記従来例の欠点を一挙に解決し、分配係数が広い範囲に
亘る複数のイオン種を同時に分析できる利点がある。ま
た、上記分離カラム5の直後に導電率検出器でなる検出
器7が接続されているような装置では、上記第1および
第2溶離原液の混合比が変化すると溶離液の導電率が変
化することに起因し、検出器7の検出信号のベースライ
ンが大幅に変化する欠点があるが、本発明によれば、バ
ンクグランド除去器6が用いられているため、このよう
なベースラインの変動は極めて小さく第4図のような良
好なりロマトグラムが得られる利点もある。尚、本発明
は上述の実施例に限定されることなく抽々の変形が可能
であり、例えば上記第1溶離原液として水を用い第2浴
離yAtLとして炭酸ナトリウム(N a 2 CO5
)を用いたシ、あるいは第1および第2溶離原液として
夫々炭酸水素ナトリウム(Na HCOs )および炭
酸ナトリウム(Na 2C03)を用いたりするように
してもよい。また、溶離液の溶離力を漸増させる代わり
に、一定の溶離力を有する溶離液の流箪を漸増させるよ
うにしてもよい。
第1図および第2図は従来のイオン種分析方法や装置を
用いて作成したクロマトグラム、第6図は本発明実施例
の構成説明図、第4図は本発明実施例を用いて作成した
クロマトグラムである。 la〜1g・・・槽、2a〜2c・・・送液ポンプ、3
・・・インジェクタ、 3g・・・計量管、4・・・プ
レカラム、 5・・・分離カラム、6・・・バックグラ
ンド除去装置、7・・・検出器、8・・・恒温槽、9・
・・プログラマ、10・・・配管接手・。 爪1図 鵠 M2図 0 2 4 6[minl
用いて作成したクロマトグラム、第6図は本発明実施例
の構成説明図、第4図は本発明実施例を用いて作成した
クロマトグラムである。 la〜1g・・・槽、2a〜2c・・・送液ポンプ、3
・・・インジェクタ、 3g・・・計量管、4・・・プ
レカラム、 5・・・分離カラム、6・・・バックグラ
ンド除去装置、7・・・検出器、8・・・恒温槽、9・
・・プログラマ、10・・・配管接手・。 爪1図 鵠 M2図 0 2 4 6[minl
Claims (4)
- (1)被測定液を所定量採取して溶離液で分離カラムに
搬送し、該カラムの溶出液をバックグランド除去装置に
導いて該溶出液の検出信号バンクグランドを除去し、そ
の後、該除去装置から流出する液体の物理値を検出する
ことにより、前記被測定液中のイオン様を分析する方法
において、前記溶離液は、溶離力の輿い溶離原液と溶離
力の強い溶離原液とが経時的に混合され溶離力に所定の
勾配が付されることを特徴とするイオン棟分析方法。 - (2) 前記物理量は導′1狂率でなる特許請求範囲第
(1)項記載のイオン棟分析方法。 - (3)被測定液を所定量採取するインジェクタと、該被
測定液が溶離液で搬入されると該被測定液中のイオン様
を分離する分離カラムと、該カラムの溶出液が導びかれ
ると該溶出液の検出イH号バックグランドを除去するバ
ンクグランド除去装置と、該装置から流出する液体の物
理量を検出する検出器と、溶離力の弱い第1溶離原液を
送液する第1ポンプと、溶離力の強い第2溶離原液を送
液する第2ポンプと、該第1および第2ポンプの送液量
を制御するプログラマとを具備し、該プログラマの指令
によって前記第1および第2溶離原液の混合比を調節し
て前記溶離液となすことによシ、該溶離液の溶離力に所
望の勾配をもたせることを特徴とするイオン種分析装置
。 - (4) 前記検出器は、導電率検出器でなる特許請求範
囲第(3)項記載のイオン種分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59046894A JPS60190859A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | イオン種の分析方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59046894A JPS60190859A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | イオン種の分析方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190859A true JPS60190859A (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=12760066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59046894A Pending JPS60190859A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | イオン種の分析方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190859A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08502830A (ja) * | 1993-08-27 | 1996-03-26 | ダイオネックス コーポレイション | バッチ型サプレッサの頻繁な再生を使用するイオンクロマトグラフィ |
JP2012127804A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Tosoh Corp | イオンクロマトグラフ装置 |
GB2524148A (en) * | 2014-02-06 | 2015-09-16 | Waters Technologies Corp | Method of generating a gradient flow having a constant compositional noise characteristic |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5360291A (en) * | 1976-11-10 | 1978-05-30 | Hitachi Ltd | Ion exchange chromatography |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP59046894A patent/JPS60190859A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5360291A (en) * | 1976-11-10 | 1978-05-30 | Hitachi Ltd | Ion exchange chromatography |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08502830A (ja) * | 1993-08-27 | 1996-03-26 | ダイオネックス コーポレイション | バッチ型サプレッサの頻繁な再生を使用するイオンクロマトグラフィ |
JP2012127804A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Tosoh Corp | イオンクロマトグラフ装置 |
GB2524148A (en) * | 2014-02-06 | 2015-09-16 | Waters Technologies Corp | Method of generating a gradient flow having a constant compositional noise characteristic |
GB2524148B (en) * | 2014-02-06 | 2016-05-04 | Waters Technologies Corp | Method of generating a gradient flow having a constant compositional noise characteristic |
US10132306B2 (en) | 2014-02-06 | 2018-11-20 | Waters Technologies Corporation | Method of generating a gradient flow having a constant compositional noise characteristic |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3923460A (en) | Dual ion chromatograph using parallel columns for ionic analysis | |
JPS60219554A (ja) | 多量成分中の微量成分を測定する方法およびその装置 | |
CA2238549C (en) | Multi-cycle loop injection for trace analysis by ion chromatography apparatus and method | |
JPS60190859A (ja) | イオン種の分析方法およびその装置 | |
US5132018A (en) | Isoconductive gradient ion chromatography | |
Jonker et al. | Adaption of the ninhydrin reactor to highly efficient columns for amino acid analysis by chromatography | |
JP2612459B2 (ja) | 試薬自動調製装置 | |
JP2003222619A (ja) | タンタル系材料中の不純物分析方法及び分析装置並びに酸化タンタル粉末 | |
JPS55132952A (en) | Automatic measuring method of ammonium ion in water | |
JPH0329747Y2 (ja) | ||
US4556538A (en) | Chromatographic apparatus | |
CN204807521U (zh) | 用于痕量溴酸盐测定的浓缩柱及测定系统 | |
JPH06300742A (ja) | 遊離シアン測定装置 | |
JPS6153565A (ja) | 陰陽イオン種の分析方法およびその装置 | |
JPH076960B2 (ja) | イオンクロマトグラフ装置 | |
JPH08166378A (ja) | 水質モニター及び水質モニタリング方法 | |
JPS59190658A (ja) | イオンクロマトグラフ | |
JPS63247654A (ja) | 陰イオン分析方法 | |
JPS5923246A (ja) | クロマト液の分画方法 | |
JP3240507B2 (ja) | 被検水中の超微量ケイ酸イオンの自動測定方法 | |
JPS6066161A (ja) | 異種イオンの同時測定方法およびその装置 | |
JPH0219764A (ja) | 塩素イオンの分析装置 | |
CA1135338A (en) | Combination apparatus and method for chromatographic separation and quantitative analysis of multiple ionic species | |
JPH0552825A (ja) | 微量イオン種の分析方法 | |
JPS6156969A (ja) | 有機酸・無機陰イオンの分析方法およびその装置 |