JPS6018520A - 高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法Info
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- JPS6018520A JPS6018520A JP12669883A JP12669883A JPS6018520A JP S6018520 A JPS6018520 A JP S6018520A JP 12669883 A JP12669883 A JP 12669883A JP 12669883 A JP12669883 A JP 12669883A JP S6018520 A JPS6018520 A JP S6018520A
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- Japan
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- epoxy resin
- resin
- highly transparent
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエポキシ樹脂組成物、特にはトランスファー成
形が可能で透明な硬化物を与えるエポキシ樹脂組成物の
製造方法に関するもf)である。
形が可能で透明な硬化物を与えるエポキシ樹脂組成物の
製造方法に関するもf)である。
従来、各種の光学用機器−例えば発光ダイオード−受光
ダイオードの封止用としては% )−yンスファー成形
が可能で高温、高湿下でも安定な工d!キシ樹脂が汎用
されている。しかし、このエポキシ樹脂(ユついては、
硬化剤としてアミン化合物を使用すると−この組成物が
硬化中iニーあるし)は硬化後も経日と共に変色し−特
に高温σ)雰囲気下では茶褐色に着色するため、光学用
機器などのように透明性が要求される部位には使用する
ことができないという不利がある。そのため、この硬化
物に透明性が必要とされる場合には、硬化剤として無水
フタル酸、無水テトラヒドロフダル酸などの酸無水物を
使用するということが提案されており。
ダイオードの封止用としては% )−yンスファー成形
が可能で高温、高湿下でも安定な工d!キシ樹脂が汎用
されている。しかし、このエポキシ樹脂(ユついては、
硬化剤としてアミン化合物を使用すると−この組成物が
硬化中iニーあるし)は硬化後も経日と共に変色し−特
に高温σ)雰囲気下では茶褐色に着色するため、光学用
機器などのように透明性が要求される部位には使用する
ことができないという不利がある。そのため、この硬化
物に透明性が必要とされる場合には、硬化剤として無水
フタル酸、無水テトラヒドロフダル酸などの酸無水物を
使用するということが提案されており。
これC二よれば透明な硬化物が得られ、これは高温#囲
気下でもその透明性が維持されるけれども。
気下でもその透明性が維持されるけれども。
トランスファー成形時における金型からの離型性がわる
く、高温高湿下に長時間放置すると透明性がだんだんわ
るくなるという欠点がある。
く、高温高湿下に長時間放置すると透明性がだんだんわ
るくなるという欠点がある。
マタ、このエポキシ樹脂の硬化剤については一近時半導
体封止用としてノボラックフェノール樹脂を使用すると
いう方法も知られているが、これ■二は硬化時2二着色
し、高温下では茶褐色シー変色するという不利があるほ
か、この組成物にはトランスファー成形時の金型からの
離型がわるく一作業性が劣るという欠点がある。
体封止用としてノボラックフェノール樹脂を使用すると
いう方法も知られているが、これ■二は硬化時2二着色
し、高温下では茶褐色シー変色するという不利があるほ
か、この組成物にはトランスファー成形時の金型からの
離型がわるく一作業性が劣るという欠点がある。
本発明はこのような不利を解決したー特に透明性、耐湿
性、加工性のすぐれたエポキシ樹脂組成物の製造方法に
関するもので一エポキシ樹脂とノボラックフェノール樹
脂とを150℃での溶融粘度が50〜60,000cP
となまで予備重合させたのち、これに硬化促進剤および
エポキシ樹脂と相溶する有機けい素化合物を添加するこ
とを特徴とするものである。
性、加工性のすぐれたエポキシ樹脂組成物の製造方法に
関するもので一エポキシ樹脂とノボラックフェノール樹
脂とを150℃での溶融粘度が50〜60,000cP
となまで予備重合させたのち、これに硬化促進剤および
エポキシ樹脂と相溶する有機けい素化合物を添加するこ
とを特徴とするものである。
本発明者らは高温下でも長時間透明性を維持することか
でt!−高温高湿下でも電気的特性の劣下しない成形品
を与え−しかもトランスファー成形時における離型にも
開織のないエポキシ樹脂について種々検討した結果、エ
ポキシ硬化剤としてノボラッグフェノール樹脂を選択す
ると共にこれを主剤としてのエポキシ樹脂と予かしめ重
合させておくと−この成形品が高温高湿下でも失透した
り一電気特性の劣下を起すことがなくなり、このトラン
スファー成形時の成形性が向上することを見出すと共g
二、この組成物l二有機げい素化合物を添加するとトラ
ンスファー成形時の離型性が向上することを見出し、こ
の硬化剤、有機けい素化合物などの種類−物性など直二
ついての検討を進め1本発明を完成させた。
でt!−高温高湿下でも電気的特性の劣下しない成形品
を与え−しかもトランスファー成形時における離型にも
開織のないエポキシ樹脂について種々検討した結果、エ
ポキシ硬化剤としてノボラッグフェノール樹脂を選択す
ると共にこれを主剤としてのエポキシ樹脂と予かしめ重
合させておくと−この成形品が高温高湿下でも失透した
り一電気特性の劣下を起すことがなくなり、このトラン
スファー成形時の成形性が向上することを見出すと共g
二、この組成物l二有機げい素化合物を添加するとトラ
ンスファー成形時の離型性が向上することを見出し、こ
の硬化剤、有機けい素化合物などの種類−物性など直二
ついての検討を進め1本発明を完成させた。
本発明の組成物の主剤となるエポキシ樹脂は一本発明の
目的が透明な硬化物を得るというものであることから、
無色または淡黄色透明なものとする必要がある。この樹
脂は液状、固形のいずれであってモヨいが、ビスフェノ
ールAとエピクロルヒドリンとの反応で得られるビスフ
ェノールAタイプのエポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂
、フェノールノボラッグ樹脂とエピクロルヒドリンとの
反応で得られるフェノールノボラッグ型エポキシ樹脂が
好適とされる。
目的が透明な硬化物を得るというものであることから、
無色または淡黄色透明なものとする必要がある。この樹
脂は液状、固形のいずれであってモヨいが、ビスフェノ
ールAとエピクロルヒドリンとの反応で得られるビスフ
ェノールAタイプのエポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂
、フェノールノボラッグ樹脂とエピクロルヒドリンとの
反応で得られるフェノールノボラッグ型エポキシ樹脂が
好適とされる。
マターコノ硬化剤としにはジアミノジフェニルメタン、
ジアミノフェニルスルフォンなどのアミン類、無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸などの酸無水物を使用
すると、この硬化物が高温高湿度下では失透し、電気特
性も著しくわるくなるが、ノボラックフェノール樹脂を
硬化剤とすると七の硬化物の高温高湿度下での失透、電
気特性の低下が上記アミン、酸無水物を使用した場合よ
りは軽減されるので一本発明においてはこの硬化剤とし
てノボラッグフェノール樹脂が選択使用される。このノ
ボラッグフェノール樹脂としてはフェノール、ブレゾー
ル−キシレノールナトのフェノール類とホルムアルデヒ
ドあるいはバラホルムアルデヒドなどのアルデヒド化合
物とを酸性融媒の存在下で反応させて得られるものがあ
げられるが、これらは十分C:精製された着色の少ない
ものとすることがよく、この配合量はエポキシ樹脂に対
しエポキシ基/フェノール基の比率が0.5〜3.0の
範囲となるような量とすればよい。また、このノボラッ
クフェノール樹脂G工その遊離のフェノール量が1モル
係以下となるようにフェノールを除去したものとするこ
とがよく、これによれば120℃、2気圧の水蒸気雰囲
気に長時間放置しても。
ジアミノフェニルスルフォンなどのアミン類、無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸などの酸無水物を使用
すると、この硬化物が高温高湿度下では失透し、電気特
性も著しくわるくなるが、ノボラックフェノール樹脂を
硬化剤とすると七の硬化物の高温高湿度下での失透、電
気特性の低下が上記アミン、酸無水物を使用した場合よ
りは軽減されるので一本発明においてはこの硬化剤とし
てノボラッグフェノール樹脂が選択使用される。このノ
ボラッグフェノール樹脂としてはフェノール、ブレゾー
ル−キシレノールナトのフェノール類とホルムアルデヒ
ドあるいはバラホルムアルデヒドなどのアルデヒド化合
物とを酸性融媒の存在下で反応させて得られるものがあ
げられるが、これらは十分C:精製された着色の少ない
ものとすることがよく、この配合量はエポキシ樹脂に対
しエポキシ基/フェノール基の比率が0.5〜3.0の
範囲となるような量とすればよい。また、このノボラッ
クフェノール樹脂G工その遊離のフェノール量が1モル
係以下となるようにフェノールを除去したものとするこ
とがよく、これによれば120℃、2気圧の水蒸気雰囲
気に長時間放置しても。
七の硬化物が失透したり、電気特性の劣化するといつこ
とが極端に少なくなり、高温下での茶褐色への変色が著
しく少なくなるといつ有利性が与えられる。
とが極端に少なくなり、高温下での茶褐色への変色が著
しく少なくなるといつ有利性が与えられる。
本発明の方法はエポキシ樹脂と硬化剤としてのノボラッ
グフェノール樹脂を予かしめ重合させるのであるが−こ
れシニよれば硬化剤のエポキシ樹脂への分散性がよくな
ってエポキシ樹脂中に相溶したものとなり、このエポキ
シ樹脂を含む組成物から作られる成形品の透明性、電気
特性が改善され。
グフェノール樹脂を予かしめ重合させるのであるが−こ
れシニよれば硬化剤のエポキシ樹脂への分散性がよくな
ってエポキシ樹脂中に相溶したものとなり、このエポキ
シ樹脂を含む組成物から作られる成形品の透明性、電気
特性が改善され。
さらにはこの組成物の成形性が向上されるのであるが−
この予備重合はこの重合体の150℃での溶融粘度が5
0aP以下では粘度が低すぎてトランスファー成形した
ときにボイドなどの成形不良が発生したり一硬化性がわ
るくなって硬化時間が長くなって生産性、離形性が低下
するし−これを60.000oP以上とすると粘度が高
くなりすぎてトランスファー成形時に樹脂の金型内への
未充填が多発するよう(二なるので、150℃【二おけ
る溶融粘度が50〜60,000cPの範囲内とする必
要があり、これに好ましくは10,000〜50.00
0 a PI7)範囲とすることがよい。
この予備重合はこの重合体の150℃での溶融粘度が5
0aP以下では粘度が低すぎてトランスファー成形した
ときにボイドなどの成形不良が発生したり一硬化性がわ
るくなって硬化時間が長くなって生産性、離形性が低下
するし−これを60.000oP以上とすると粘度が高
くなりすぎてトランスファー成形時に樹脂の金型内への
未充填が多発するよう(二なるので、150℃【二おけ
る溶融粘度が50〜60,000cPの範囲内とする必
要があり、これに好ましくは10,000〜50.00
0 a PI7)範囲とすることがよい。
この予備重合されたエボキV樹脂C:添加される硬化促
進剤TL工公知のものでよく、第2級アミン。
進剤TL工公知のものでよく、第2級アミン。
第3級アミン−ベンジルジメチルアミン−トリス(ジメ
チルアミノメチル)フェノール−BF3−イミダゾール
系誘導体などが例示されるが、この添加量はエポキシ樹
脂と硬化剤との合計量に対し0.1〜5重量壬とすれば
よい。
チルアミノメチル)フェノール−BF3−イミダゾール
系誘導体などが例示されるが、この添加量はエポキシ樹
脂と硬化剤との合計量に対し0.1〜5重量壬とすれば
よい。
本発明の組成物はこのエボキV樹脂、硬化剤および硬化
促進剤とからなる組成物≦二、さらにエポキシ樹脂と相
溶性のある有機けい素化合物を添加するものであり、こ
の添加は本願組成物の離形性を向上すると共に、この硬
化物の高温高湿度下での変色、失透−電気特性劣下を防
止するという効果を与えるものであるが、この有機けい
素化合物としては一般式 Rn5104−n で示され
るもの − とすることがよい。この式中のRは水素原子、−価炭化
水素基一水酸基、アルコキシ基から選択される原子また
は基とされる75−これはそのR基の100%が脂肪族
基のものであるとエポキシ樹脂および硬化剤との相溶性
がなく−これを離型性が向上される量だけ添加すると成
形物にシニごりが発生するので、このR基をその少なく
とも5モルチ。
促進剤とからなる組成物≦二、さらにエポキシ樹脂と相
溶性のある有機けい素化合物を添加するものであり、こ
の添加は本願組成物の離形性を向上すると共に、この硬
化物の高温高湿度下での変色、失透−電気特性劣下を防
止するという効果を与えるものであるが、この有機けい
素化合物としては一般式 Rn5104−n で示され
るもの − とすることがよい。この式中のRは水素原子、−価炭化
水素基一水酸基、アルコキシ基から選択される原子また
は基とされる75−これはそのR基の100%が脂肪族
基のものであるとエポキシ樹脂および硬化剤との相溶性
がなく−これを離型性が向上される量だけ添加すると成
形物にシニごりが発生するので、このR基をその少なく
とも5モルチ。
好ましくは10モルチが芳香族基であるものとすること
がよく−これ(二よればエポキシ樹脂および硬化剤との
相溶性が向上するので一上記した有機けい素化合物の添
加による効果がより確実になるという有利性が与えられ
る。
がよく−これ(二よればエポキシ樹脂および硬化剤との
相溶性が向上するので一上記した有機けい素化合物の添
加による効果がより確実になるという有利性が与えられ
る。
本発明の方法は上記したエポキシ樹脂とノボラッグフェ
ノール樹脂とを予備重合し、ついでこれに上記した硬化
促進剤と有機けい素化合物とを添加するのであるが−こ
れらは加熱ロールで均一に混合することがよく−この場
合(二はこれらに各種の染料、さらl二は老化防止剤な
どの公知の添加剤を目的を損なわない軍α囲で添加しC
もよく−これらの添加は任意とされる。
ノール樹脂とを予備重合し、ついでこれに上記した硬化
促進剤と有機けい素化合物とを添加するのであるが−こ
れらは加熱ロールで均一に混合することがよく−この場
合(二はこれらに各種の染料、さらl二は老化防止剤な
どの公知の添加剤を目的を損なわない軍α囲で添加しC
もよく−これらの添加は任意とされる。
つぎに本発明の実施例をあげるが1例中における物性は
つぎの方法での測定値または観察結果を示したものであ
る。
つぎの方法での測定値または観察結果を示したものであ
る。
1ン スパイラルフa−
・・・金型温度160℃、射出F[−力56に9/dで
測定。
測定。
2) 成形硬度
・・・金型温度160℃で4分間キュアーしたのちの表
面硬1隻をショアーD硬度計で測定。
面硬1隻をショアーD硬度計で測定。
3) 成形性
・・・300キヤビテイσ)ダイオード金型を使用して
lOvヨツト成形し−得られ た3、000個の成形品のうちのボイド、ピンホール、
未充填などの成形不良品 の割合をしらべた。
lOvヨツト成形し−得られ た3、000個の成形品のうちのボイド、ピンホール、
未充填などの成形不良品 の割合をしらべた。
4) 成形物の外観
・・・100mJ2fX2s+の円板を成形してその外
観で判断した。
観で判断した。
実施例1
160〜180℃に加熱した20tのゲートミキサーミ
ニとスフエノールA型のエポキシ樹脂エピコート100
1(シェル化学社製商品名、エポキシ当1450)7.
5に9とエビニー)828(同社製、エポキシ当ill
80 ) 1.OKt、およびノボラックフェノール
樹脂TD−2090(大日本インキ社製商品名、軟化A
l2O℃、遊離フェノールit 0.2%)1.45K
fを入れ、窒素ガス雰囲気中で4時間攪拌してこれらを
重合させ一150℃での溶融粘度がlθ〜100,00
0cPである予備重合体7柚を作った。
ニとスフエノールA型のエポキシ樹脂エピコート100
1(シェル化学社製商品名、エポキシ当1450)7.
5に9とエビニー)828(同社製、エポキシ当ill
80 ) 1.OKt、およびノボラックフェノール
樹脂TD−2090(大日本インキ社製商品名、軟化A
l2O℃、遊離フェノールit 0.2%)1.45K
fを入れ、窒素ガス雰囲気中で4時間攪拌してこれらを
重合させ一150℃での溶融粘度がlθ〜100,00
0cPである予備重合体7柚を作った。
つぎl二この予備重合体300g+ニエビコート100
1 13.59.ノボラッグフェノール樹脂TD−20
902,4g−アイオノール3.69− 2−エチル、
4−メチルイミダゾール2.5gおよびジフェニルシラ
ンジオール12.6.9を添加し一子じめ70〜95℃
に加熱した8インチロールで10分間混練してから冷却
し一粉砕してエポキシ樹脂組成物(試料A1〜7)を作
ると共に、比較のために上記した予備重合を行なわない
ものについても同様に処理してエポキシ樹脂組成物(試
料A8)を作り、これらについての物性をしらべたとこ
ろ、つぎの第1表に示すとおりの結果が得られた。
1 13.59.ノボラッグフェノール樹脂TD−20
902,4g−アイオノール3.69− 2−エチル、
4−メチルイミダゾール2.5gおよびジフェニルシラ
ンジオール12.6.9を添加し一子じめ70〜95℃
に加熱した8インチロールで10分間混練してから冷却
し一粉砕してエポキシ樹脂組成物(試料A1〜7)を作
ると共に、比較のために上記した予備重合を行なわない
ものについても同様に処理してエポキシ樹脂組成物(試
料A8)を作り、これらについての物性をしらべたとこ
ろ、つぎの第1表に示すとおりの結果が得られた。
なお、この結果、予備重合しない場合(試料應8)は成
形利料の粘度が低すぎるため離型性−成形性がわるく、
この予備重合C二よって150℃の溶融粘度が60,0
00cP以上となると粘度が高すぎるためにトランスフ
ァー成形時に金型への未充填があり成形性のわるくなる
ことが硲認された。
形利料の粘度が低すぎるため離型性−成形性がわるく、
この予備重合C二よって150℃の溶融粘度が60,0
00cP以上となると粘度が高すぎるためにトランスフ
ァー成形時に金型への未充填があり成形性のわるくなる
ことが硲認された。
実施例2
実施例1で使用したノボラックフェノール樹脂TD−2
090を、ノボラッグフェノール樹脂バーカム1361
(大日本インキ社製商品名、遊離フェノール1116%
)とし、この遊離フェノール量を減圧蒸留で0.2%、
0.7%−i、oi%、5.0%とした4種のフェノー
ル樹脂を使用して実施例1と同様に予備重合したのちエ
ポキシ樹脂組成物(試料A9〜12)を作り、これらの
諸物性をしらべたところ、第2表に示したとおりの結果
が得られた。
090を、ノボラッグフェノール樹脂バーカム1361
(大日本インキ社製商品名、遊離フェノール1116%
)とし、この遊離フェノール量を減圧蒸留で0.2%、
0.7%−i、oi%、5.0%とした4種のフェノー
ル樹脂を使用して実施例1と同様に予備重合したのちエ
ポキシ樹脂組成物(試料A9〜12)を作り、これらの
諸物性をしらべたところ、第2表に示したとおりの結果
が得られた。
実施例3
エポキシ樹脂エピフート1001(前出)8.5紛とノ
ボラックフェノール樹脂TD−2090(前出)1.4
5KFを実施置局じように処理して、150℃の溶融粘
度が2,000cPである予備重合体を作り、つぎにこ
の300.9(=アイオノール(前出)0.4g、2−
フェニルイミダゾール0.259およびジフェニルシラ
ンジオール1.211を添加し、実施例1と同様(二処
理してエポキシ樹脂組成物(試料A13)を作った。
ボラックフェノール樹脂TD−2090(前出)1.4
5KFを実施置局じように処理して、150℃の溶融粘
度が2,000cPである予備重合体を作り、つぎにこ
の300.9(=アイオノール(前出)0.4g、2−
フェニルイミダゾール0.259およびジフェニルシラ
ンジオール1.211を添加し、実施例1と同様(二処
理してエポキシ樹脂組成物(試料A13)を作った。
また、上記g二おいて−ジフェニルシランジオールに代
えて、っぎの構造式 %式% で示される−そのフェニル基含轍(モル%)の異なる6
棟のポリシロキサンを添加し、上記と同様に処理してエ
ポキシ樹脂組成物(試料AI4〜19)を作った。
えて、っぎの構造式 %式% で示される−そのフェニル基含轍(モル%)の異なる6
棟のポリシロキサンを添加し、上記と同様に処理してエ
ポキシ樹脂組成物(試料AI4〜19)を作った。
つキシニーこの試料13〜19についてその物性なしら
べたところ、これらは下記第3表に示したとおりの結果
を示し、この有機けい素化合物(二ついてはその有機基
の5モル係以上が芳香族基であることがよいということ
が判った。
べたところ、これらは下記第3表に示したとおりの結果
を示し、この有機けい素化合物(二ついてはその有機基
の5モル係以上が芳香族基であることがよいということ
が判った。
なお、比較のため上記においてジフェニルシランジオー
ル、ポリシロキサンのいずれも添加せずに試料(試料屋
20)をつくり、これをトランスファー成形したところ
、この成形品の物性は第3表に併記したとおりであり、
この場合C二は成形品の離型性が非常にわるく、金型C
樹脂が付着するという現象が発生した。
ル、ポリシロキサンのいずれも添加せずに試料(試料屋
20)をつくり、これをトランスファー成形したところ
、この成形品の物性は第3表に併記したとおりであり、
この場合C二は成形品の離型性が非常にわるく、金型C
樹脂が付着するという現象が発生した。
1^^
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 エポキシ樹脂とノボラックフェノール樹脂とを1
50℃での溶融粘度が50〜60,000cPとなるま
で予備重合させたのち、これC二硬化促進剤およびエポ
キシ樹脂と相溶する有機けい素化合物を添加することを
特徴とする高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法。 2、 ノボラッグフェノール樹脂を遊離のフェノール基
量が1.0モル係以下のものとする特許請求の範囲第1
項記載の高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法。 3、有機けい素化合物が一般式R810n 4−n に−g二Rはその少なくとも5モル係が芳香族基である
。水素原子、1価炭化水素基、水酸基。 アルコキシ基から選択される基、nは1〜4)方法・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12669883A JPS6018520A (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12669883A JPS6018520A (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018520A true JPS6018520A (ja) | 1985-01-30 |
JPS6224007B2 JPS6224007B2 (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=14941630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12669883A Granted JPS6018520A (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | 高透明エポキシ樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187152A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | エポキシ樹脂成形材料、モールドコイルの製造方法及びモールドコイル |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4990800A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-29 | ||
JPS51118728A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-18 | Dow Corning | Process for manufacturing silicone resin |
JPS553474A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-11 | Dow Corning | Composition for improved molding of hardening siloxaneeepoxy |
-
1983
- 1983-07-12 JP JP12669883A patent/JPS6018520A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4990800A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-29 | ||
JPS51118728A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-18 | Dow Corning | Process for manufacturing silicone resin |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187152A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | エポキシ樹脂成形材料、モールドコイルの製造方法及びモールドコイル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6224007B2 (ja) | 1987-05-26 |
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