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JPS60182461A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPS60182461A
JPS60182461A JP59038344A JP3834484A JPS60182461A JP S60182461 A JPS60182461 A JP S60182461A JP 59038344 A JP59038344 A JP 59038344A JP 3834484 A JP3834484 A JP 3834484A JP S60182461 A JPS60182461 A JP S60182461A
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JP
Japan
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sheet
fixing device
water vapor
flow passage
curl
Prior art date
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Application number
JP59038344A
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English (en)
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JPH06103415B2 (ja
Inventor
Koji Sato
佐藤 康志
Masahiro Goto
正弘 後藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP59038344A priority Critical patent/JPH06103415B2/ja
Priority to US06/704,076 priority patent/US4652110A/en
Priority to DE19853507114 priority patent/DE3507114A1/de
Priority to GB08505251A priority patent/GB2156277B/en
Publication of JPS60182461A publication Critical patent/JPS60182461A/ja
Publication of JPH06103415B2 publication Critical patent/JPH06103415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/0067Damping device

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録等の画像記録装置、特に樹
脂、カーボン、顔料、染料等からなる所謂トナー像を紙
等の記録部材(以下、シートと略称する)−ヒに定着さ
せる定着装置を備えた画像記録装置に関する。
従来のこの種の画像記録装置に用いられる定着装置とし
ては、加熱手段を内部に有したチャンへ−内にシートを
通過させてシー1− にのトナー像を加熱融着させる加
熱定着装置、シートに圧力を加えてシート上のトナー像
を固化させる圧力定着装置、加熱ローラと加圧ローラと
の間にシートを通してシート上のトナー像を加熱融着さ
せる加熱定着装置等がある。しかし、いずれの定着装置
であっても、定着装置を通過したシートは熱または機械
的圧力を受けて変形しカールする問題がある。この現象
は加熱定着装置において顕著である。
特に、上記加熱定着装置はシートおよびトナーに多くの
熱量を加えている。このため、シートに含まれている水
分が蒸発し、シートは表裏面の水分蒸発量に不均衡を生
してカールする。また、シートの表裏面ともに十分な熱
量が加えられた場合には、シートの水分の蒸発とともに
シートの腰がなくなるため、カールの形状は加熱定着装
置を出たシートの排出直後の状態により決まる。
−1−記カールの発生は、通常の画像記録モードでは大
きな問題にならないが、例えば画像記録装置にソータを
連結して自動的にシート揃えを行う場合に不都合が生ず
ること、シートの表裏面にトナー像を転写する自動両面
プリントを行う場合にシートの搬送性、中間トレイへの
積載性に不都合が生ずること、像形成体からトナー像を
シートに転写した後、そのシートを像形成体から静電的
に分離を行う場合にシートの2面目に対する転写後にお
ける分離に不都合が生ずること等に問題がある。
従来、上記の問題を解決するために、例えばシートその
ものを改良してカール量を減らす工夫、具体例としては
特開昭57−81270号公報に開示されるように、シ
ートの含水率を5.5〜8,5%にして、そのときのシ
ートの腰の強さを適当に保つ試みがなされている。しか
し、この試みは、使用されるシートが限定されてしまう
こと、シートそのものが環境変動の影響を受け易く、高
湿環境下で吸湿することによりシートの腰がなくなるこ
と、水分の蒸発量が多くなるためカール量を増すこと、
等の現象に対しては上記の改良では不充分であった。
シートは加熱定着装置から排出された直後の状態でカー
ル形状が決められるということから、定着装置のシート
排出部に工夫がされている。具体例としては米国特許第
4,375.327号明細書に開示されるように、加熱
定着ローラと加圧ローラからなる熱ローラ定着の場合に
、加圧ローラに接する分離爪とニップ部の距離を短くす
ること、特開昭51−113837号公報に開示される
ように、シートの定着ローラ排出後の搬送手段のシー)
・搬送速度を該定着ローラのシート搬送速度よりも大き
くすること等の試みがなされている。
しかし、これ等の試みは、シートの一部分のカール状態
を規制することができない。特に、両面プリントの場合
では1面目プリントのシートの後端が2面目プリントの
ときの先端にくることになるので、1面目のシート後端
のカール状態を規制する必要があるが、上記の試みでは
不充分である。すなわち、前例は波状のカールの規制に
対してのみ有効であり、後側はシートが定着ローラとそ
の排出後の搬送手段の間にあるときだけカール儀の規制
ができるもので、シートの先端および後端のカール量の
規制ができないどう問題がある。
上記例の他にも定着ローラの排出部でのカール量規制の
1−夫がなされているが、いずれもシートの先端から後
端に至る全ての部分のカール量を規制するという意味で
は不充分であった。
また、シートのカールが両面プリント時に最も問題にな
るということから、例えば特開昭53−143338号
公報に開示されるように、1面目のプリント像は仮定着
を行い2面目のプリン′ト像は本定着を行うというよう
な提案もなされている。しかし、仮定着した1面目は定
着ローラかもあまり熱量を供給されないため、シートの
カールは少なくなるが定着性が悪いために、2面目のシ
ート搬送時に搬送ローラ等によってトナー像が擦り落さ
れるという欠点を生ずる。つまり、実用上問題のない定
着性が得られる条件とカール量が少ない定着条件とは相
反し、両者がオーバーラツプする領域は狭く、環境変動
等を考慮すると、定着性を少し悪くしてカール量を減ら
すという考え方は実用上非常に困難である。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、定着装置を通過
することで生ずるシートのカールの低減を効率よく確実
に行うことを目的とする。また本発明はカールを水蒸気
によって防止するがその水蒸気の有効利用も目的とする
。特にシートの両面に画像を形成する両面プリントにお
いて1本発明はシートの搬送性を良くしてジャム発生を
低減するとともに2面目プリント後における像形成体か
らのシートの分離特性を良好にするものであって、この
種の用途としては特に好ましい。
上記の目的を達成するために、本発明は、トナー像を記
録部材上に定着する定着装置と、水蒸気を前記記録部材
に与えるように該定着装置の記録部材排出側近傍に設け
た水蒸気流路と、前記記録部材の種類、状態に応じて前
記水蒸気流路の流借を制御する流量制御手段と、を備え
たことを特徴とする画像記録装置である。
第1図は本発明画像記録装置としての両面レーザビーム
プリント装置の全体概略を示す図である。外部からの信
号または内部で発生する信号によって変調されたレーザ
光lは、スキャナ2によって走査されるとともに結像レ
ンズ3を通り、折り返しミラー4によって光路を曲げら
れ、像形成体としての感光ドラム5上に結像される。感
光ドラム5は帯電器6により均一なコロナ帯電を受けた
後、レーザ光lの照射により信号に従った静電化パター
ンつまり静電潜像を作る。この静電潜像は現像器7の位
置を通過することによりトナー像化される。
一方、転写紙としてのシート9はカセット給送コロ12
によりカセット13から送出された後、レジストローラ
14により感光ドラム5上の画像と同期をとって給送さ
れる。そして、転写コロナ帯電器8の位置通過時に感光
ドラム5上からトナー像を転写された後、分離コロナ帯
電器loにより感光体5から分離され、搬送ベルト15
により定着器16に搬送される。感光体5はその表面が
シート分離後にクリーナ11で清掃されて繰返し使用さ
れる。
定着器16から排出された定着器のシートは、片面プリ
ントの場合は排出コロ22によりトレイ23上に送出さ
れる。また、両面プリントの場合は分岐爪18により搬
送路を曲げられて搬送され、引続いて搬送ベル)19で
搬送されて中間トレイ20にトナー像形成面を上向きに
送り込まれる。
次に中間給ネローラ21により中間トレイ2゜から給送
され、レジストローラ14により画像と同期をとり、転
写コロナ帯電器8へ向ってトナー像形成面を下向きに給
送される。そして、転写コロナ帯電器8により1回目の
トナー像形成面とは反対側面に2回目のトナー像が転写
され、以後、片面プリントの場合と同様に分離、搬送、
定着された後、排出ローラ22により機外のトレイ23
上に送出される。
なお、第1図例では光像露光は変調されたレーザ光であ
るが、複写装置のように光が照射された原稿からの光像
露光であってもよい。
第2図は本発明画像記録装置に適用する加熱定着装置の
1例を示す横断面図である。この加熱定着装置116は
定着ローラ162とこれに圧接する加圧ローラ163と
の1対のローラからなる。
に記定着ローラ162は5us−A!;L*鉄等の芯金
表面に四弗化エチレン等の非粘着性耐熱樹脂、HTV 
−RTV等のシリコンゴムあるいはシリコンゴムの表面
にフッ素ラテックスをコーティングしたFLC(商品名
二日東工業製)等の非粘着性耐熱弾性体層を被覆し、ハ
ロゲンヒータ169等の加熱源を内部に有する構成であ
る。
」−配属11:ローラ163はSus*鉄等の芯金表面
にHT V・LTV −FLC等の非粘着性耐熱弾性体
を被覆した構成である。
本実施例では加熱定着装置を用いているが、その温度は
定着ローラの方が加圧ローラよりも高いためカールが定
着ローラの周に沿った形で発生しつすい。このカール発
生は圧力定着の加圧の方法によっても生じるが、詳細は
後述する。
定着ローラ162の表面温度はサーミスタ164等の温
度センサによって検知され、既知の制御回路(不図示)
により一定温度に制御される。この定着ローラ上にオフ
セットしたトナーは、シリコンオイル含浸クリーニング
ウェブ161によってクリーニングされる。オイル塗布
部材およびクリーニング部材としては他のものを使用し
ても何ら差し支えない。
上記クリーニングウェブ161は供給リール24から送
出され、押圧ローラ25で定着ローラ162に押し付け
られた状態にて巻取りリール26で巻取られる。図中1
65は先端が定着ローラ表面に当接するように不図示の
ばねでイ1勢されたシート9の巻付は防止爪、166は
先端が加圧ローラ表面に当接するように不図示のばねで
伺勢されたシート9の巻伺は防止爪、167は定着器1
6の底部よりシート排出側近傍好ましくは排出コロ22
の外側に向って形成された水蒸気流路である。この水蒸
気流路167は、本例では定着器の底板の排出側部の側
壁を排出側に傾斜して作られている。
感光ドラム5からトナー像が転写されたシート9は加熱
定着装置16に搬送され、定着ローラ162と加圧ロー
ラ163との間を通過するとき定着装置162から熱を
供給され、シート9上のトナーは溶融し該シート上に固
着する。このとき、シート9からは上記の熱供給によっ
て含有水分の一部が蒸発し、定着器16内は一般空気中
に比べて水蒸気を多く含んだ状態になる。
定着器16内の水蒸気は温たかい空気の流れと一緒に一
ヒ方へ流れるが、定着器のと部は例えばモルトプレーン
等の弾性体168などで空気の流れが塞がれているため
該定着器内で対流をおこす。
この結果、定着器16内の温風および水蒸気は、水蒸気
流路167を通って矢示aのように流れる。
定着ローラ162、加圧ローラ163間を通過したシー
ト9は排出コロ17により排出され、通路を切換える分
岐爪18により矢示すの方向へ導かれる。このとき、シ
ート9は排出コロ17を出た直後に水蒸気流路167を
通った水蒸気に下面が曝されることはより、カールが矯
正され、中間トレイ20に送り込まれるときにはほぼ平
面状になり、中間トレイ20上での積載性および2面目
の転写後における感光ドラム5からの分離性がともに良
好な状態になる。
一方、上記水蒸気流路167に設けられたルーパー17
1は、制御信号をドライバ1123に人力し該ドライバ
を介してプランジャl 70が通電されると、復元ばね
1.72に抗して矢示(1方向に引かれ、図示例の状態
に水蒸気流路167を開く。
また、プランジャ170への通電が断たれると、ルーパ
ー171は復元ばね172の付勢力によって矢示C方向
に引かれ、鎖線示の状態に水蒸気流路167を閉じる。
この場合、シート9の種類、状態に応じた制御信号によ
り、プランジャ170への通電量を制御し、ルーパー1
71の開き角度を可変にしてシート9に供給される水蒸
気量を制御する。
第3図は定着装置16の変形例を示す1部の正面図であ
る。本例は定着装置16の底部と水蒸気流路167との
境界に、周面に貫通穴180aを有する丸棒状の流路開
閉部材180を回転自在に設けたもので、この流路開閉
部材180は第4図に示すように、ばね181で矢示C
の時計方向へのイ1勢力が付与され、貫通穴180aが
図示の状8(第3図では鎖線示)となって波路を閉じて
いる。
そして、プリント開始信号によってプランジャ182が
通電されて矢示d方向に移動すると、流路開閉部材18
0は上記矢示Cと反対の反時計方向に回動し、[6穴1
80aが第3図実線示の状態となって流路を開くもので
ある。この場合、シート9の種類、状態に応じて出力さ
れる制御信号により、ドライバ183を介してプランジ
ャ182への通電を制御して流路の開き量を調整し、シ
ート9に供給される水蒸気量をカールに最適になるよう
調整にする。
なお、排出コロ17の排出側近傍に゛配設したシート案
内部材179としては、水蒸気の通過できる網目状の穴
明き板、櫛目状のガイド棒とするを可とする。
シート9が水蒸気に曝されることにより、カールが矯正
されることを、第5.6図に基づいて詳述する。定着ロ
ーラ162と加圧ローラ163との間に進入したシート
9の先端は、溶融したl・ナーの粘着力で定着ローラ1
62に巻き付くが、巻付は防止爪165によって剥離さ
れる。このため、シート9の先端は上記の力を受けて第
5図aのように下方にカールする。
一方、シー)・9の後端は第5図すに示すように、定着
ローラ162と加圧ローラ163に挾まれている束縛力
を受けなくなったとき、排出コロ17のみにより支えら
れるため、重力により下方に垂ドして下向きにカールす
る。このように、シート9は定着器16を出ると、第6
図aのような下向きカールを生ずる。
上記の現象はシート9が吸湿した場合により顕著になる
。これはシート9の腰が吸湿により弱くなること、シー
ト内の水分の移動が常に上方向に向いていることにより
、シート下面の水分の移動がより多くなることにも起因
すると思われる。さらに、両面プリント時には第1.2
図に開示されるように、シート9は分岐爪18によりカ
ールと同じ方向に案内屈曲されて搬送される。この屈曲
作用はシート9が定着器16を出た直後の暖かいときに
生ずるので、シート9のカールに大きく影響して前記の
下向きカールはより大きいものとなる。
そこで、本発明はシートが水分を供給されて第6図(b
)の示すように伸びるという現象を利用して、前記のよ
うにカールにより縮んだシート面に水蒸気を当てるとい
う極めて簡単な手段により、シートのカールを矯正する
ようにしたものである。この場合、シート下面の延び量
は該シート下面に与えられる水蒸気量によって異なる。
従って、定着装置16から排出されたシート9のカール
を最適に矯正するためには、シート9の種類、状態に応
じてシート下面に供給する水蒸気量を制御する必要があ
る。すなわち、品温環境下に放置され吸湿量の多いシー
ト9は、前述のように下方向カールがきわめて大きく、
このカール矯正のためには水蒸気量を多くする必要があ
る。また、厚紙のような腰の強いシートは、定着装置か
ら排出されてもほとんどカールしないが、または、定着
ローラからの熱がシート下面に十分伝わらないため、定
着ローラが直接圧接するシート上面のみ水分が蒸発し、
シートは上方向カールとなる場合もある。このような場
合には、シートの下面に水蒸気を供給することはカール
を助長することになって好ましくない。
第7図はシートの種類、状態、特に、シートの厚さ、吸
湿量を検知する機構の1例を示すもので、シート9の搬
送路を挾んで対向配設した光源61とフォトダイオード
62により、シート9を透過する透過光量を検知してい
る。この透過光量はシート9の厚みに応じて変化するた
め、フォトダイオード62の出力はシート9の厚さとい
う情報を与える。
そこで、上記フォトダイオード62の出力を既知の増幅
器63、比較器64、制御回路65を通して、シート9
の厚さに応じた制御信号を前記第2図におけるドライバ
173または前記第4図におけるドライバ183に供給
し、シート9に供給される水蒸気量を制御する。
第8図はシートの厚みと吸湿状態を検知する機構の1例
を示すもので、給送ローラ12によってカセット13内
からシート9が送出されると、そのシート搬送路を挾ん
で対向する前記第7図のシート厚み検知機構によってシ
ートの厚みが検知される。さらに、シート9は1対のレ
ジストローラ74によって感光ドラム5の回転と同期を
とり、転写ガイド73を通って転写帯電器8と対向する
転写部へ送られる。
このとき、レジストローラ74にはバイアス電@72に
より、バイアス電圧(好ましくは転写帯電と同極性)が
印加されている。また、転写ガイド73は抵抗71を介
して接地されている。そこで、レジストローラ74から
シート9を通って転写ガイド73に流れる電流を検知す
ることにより、シート9の抵抗を知ることができ、その
結果、シート9の吸湿状態を知ることができる。つまり
、シート9の吸湿状態は抵抗71の電圧降下値として知
ることができる。
上記の構成により、フォトダイオード62から出力され
たシートの厚みを表わす出力電圧は、増幅器63、比較
器64を通して制御回路65へ、また、シート9の吸湿
状態を表わす抵抗71の電圧降下値は、増幅器66を通
して、上記制御回路65へ入力される。このため、制御
回路65からは上記内入力に基づいてシート9に供給す
る水蒸気量を制御する制御信号を出力する。 1さらに
、具体的に説明すると、フォトダイオード62から増幅
器63を通った出力vIは、比較器64で基準電圧vo
と比較される。このとき、V、>Voであれば(シート
9が薄く透過光量が多い)比較器64の出力はrlJと
なる。また、V、<Voであれば(シート9が厚く透過
光量が少ない)比較器64の出力はrQJとなる。
一方、シート9の吸湿状態に応じた出力信号■2は、抵
抗71の電圧降下を増幅することで得られるが、この出
力信号■2が大きいときは、シート9の抵抗が低くて吸
湿状態にあることを示し、出力信号v2が小さいときは
、シート9の抵抗が高くあまり吸湿していないことを示
す。
そして、最終的な制御信号は、第9図のフローチャート
に示すようにV、>V、のとき、つまり、比較器64の
出力が「1」のときには■2に比例した値の出力信号を
出す。また、V、<V。
のときには出力信号■は「0」となる。
第1O図は定着装置の他の変形例を示す一部の正面図で
ある。本例は定着器16内の水蒸気を風量可変のクロス
フローファン190によって吸込み、定着器16から排
出直後のシート9の下面に吹付ける。上記クロスフロー
ファン190は前述の制御信号Vによりコントロールさ
れるドライ/く191の出力によって風量が調節される
。このときドライバ191の特性は制御信号Vが0(シ
ートカ十分に厚い)のとき、クロスフローファン190
がoffされ、■が大きくなる(シートが厚く、吸湿し
て抵抗が低い)につれて、クロスフローファン190の
風量が増加するような出力を出すようにする。
この結果、シートの種類、状態にかかわらず、常に確実
にカール矯正が行われる。また、定着器16から排出さ
れる水蒸気量は適宜制御されてしするため、無駄に使用
されることなく常にシート9のカール矯正のために有効
に使われる。
以上の各実施例においては、定着装置の排出近傍に該定
着装置内の水蒸気をシートに与える流路を設けたもので
あるが、排出近傍に水蒸気発生源を設け、この発生した
水蒸気をシートに与えるように構成することもできる。
上記水蒸気発生源として、例えばピエゾ素子等の振動素
子によって水を振動させ、水蒸気を発生させるものが適
当である。
定着装置は図示例の熱ロール定着装置だけではなく、チ
ャンへ一定着装置、誘導加熱定着装置、フラッシュ定着
装置、熱板等の各種の熱印加型の定着装置、圧力によっ
て定着を行う圧力定着装置が適用可能である。また、ト
ナー像をシートにプリン]・する方法としては、図示例
のように一旦別の像形成体にトナー像を形成した後、シ
ートに転写する方法の他、シートに直接静電像を形成す
ると同時またはその直後に現像する方法であってもよい
以上、詳述したように、未発明によれば、定着装置から
排出した直後のシートに水蒸気を与える流路を設け、シ
ート種類、状態に応じて該シートに供給する水蒸気量を
制御するようにしたから、次のようん種々の降下が得ら
れる。
(1)定着装置排出後のシートのカールを、シートの種
類、状態を問わず簡単な構成で確実に低減することがで
きる。
(2)カールが低減されたことにより、両面プリント時
におけるシートのカールに起因するジャム発生を低減で
き、安定した両面搬送特性を得ることができる。
(3)図示の実施例のように、感光ドラムからのシート
分離が静電分離の場合には、カールによる分離性低下が
防げられ、特に高湿環境下に放置された・々−トの場合
に有効である。
(4)シートに水蒸気つまり湿度を与えるから、1回目
の定着を受けた後でもシートの極度な表面抵抗のJ: 
Flが防げられるために、転写性、分離性が良くなり、
2回目も良好な画像記録が得られる。つまり、本発明は
カール防止ばかりでなく、シートの調湿効果にも良い結
果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明画像記録装置とし一部のレーザビームプ
リンタ装置の全体概略図、第2図はその装置に適用され
た定着装置の拡大横断面図、第3図はその定着装置の変
形例を示す一部の拡大横断面図、第4図は流路開閉部材
の端面図、285.6図はシートのカール矯正の説明図
、第7図はシートの厚み検知機構の概略図、第8図はシ
ートの厚みおよび吸湿状態を検知する機構の概略図、第
9図はフローチャート図、第10図は定着装置の他の変
形例を示す一部の拡大横断面図である。 9は記録部材(シート)、16は定着装置、167は水
蒸気流路。 特許出願人 キャノン株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トナー像を記録部材上に定着する定着装置と、水
    蒸気を前記記録部材に与えるように該定着装置の記録部
    材排出側近傍に設けた水蒸気流路と、前記記録部材の種
    類、状態に応じて前記水蒸気流路の流量を制御する流量
    制御手段と、を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. (2)定着装置として加熱定着装置を用いる特許請求の
    範囲第(1)項記載の画像記録装置。
  3. (3)記録部材に与える水蒸気として、加熱定着装置内
    の水蒸気を用いる特許請求の範囲第(2)項記載の画像
    記録装置。
JP59038344A 1984-02-29 1984-02-29 画像記録装置 Expired - Lifetime JPH06103415B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59038344A JPH06103415B2 (ja) 1984-02-29 1984-02-29 画像記録装置
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