JPS60176829A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPS60176829A JPS60176829A JP3309584A JP3309584A JPS60176829A JP S60176829 A JPS60176829 A JP S60176829A JP 3309584 A JP3309584 A JP 3309584A JP 3309584 A JP3309584 A JP 3309584A JP S60176829 A JPS60176829 A JP S60176829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- motor
- shift
- control shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、自動車の自動変速機の制御装置に関し、特に
、自動変速機の油圧制御部のコントロールバルブを駆動
制御するコントロールシャフトを回転駆動するモータの
制御装置に関する。
、自動変速機の油圧制御部のコントロールバルブを駆動
制御するコントロールシャフトを回転駆動するモータの
制御装置に関する。
し従来技術]
自動車の自動変速機において、従来、シフ1〜レバーは
リンク、ロッドあるいはケーブル等の連結部材ににり自
動変速機本体に設けたコントロールシャフト(油圧制御
部のコントロールバルブを駆動制御するシャフト)に連
結され、運転者がシフトレバ−を操作する力によって直
接コントロールシャフトつまりコントロールバルブを作
動して油圧制御部を制御している。
リンク、ロッドあるいはケーブル等の連結部材ににり自
動変速機本体に設けたコントロールシャフト(油圧制御
部のコントロールバルブを駆動制御するシャフト)に連
結され、運転者がシフトレバ−を操作する力によって直
接コントロールシャフトつまりコントロールバルブを作
動して油圧制御部を制御している。
一方、近年では、シフト操作の操作性白土やシフト動作
を迅速かつ確実に行うために、シフトレバ−に替えてス
イッチを使用し、スイッチ操作に応じて作動するモータ
により自動変速機本体のコントロールシャフトを動かす
自動変速機の制御部−2− 置が開発されている。
を迅速かつ確実に行うために、シフトレバ−に替えてス
イッチを使用し、スイッチ操作に応じて作動するモータ
により自動変速機本体のコントロールシャフトを動かす
自動変速機の制御部−2− 置が開発されている。
しかしながら、この秤のモータ駆動による自動変速機の
制御装置は、モータの駆動力を電磁クラッチ及び減速機
を介して自動変速機本体のコントロールシャツ1〜を所
定の角度だけ回転させる構成であるが、コントロールシ
ャフトをシフ1ル操作に対応した所定の角度位置に確実
に停止させるために電磁クラッチが必要となる。よって
、この電磁クラッチの使用によりモータを中心とするア
クチュエータの構造が大形化するため、電磁クラッチを
使用せずに減速Imとモータににってコン1へロールシ
ャフトをシフト操作に対応した角度位置に回動し停止さ
せることが試みられたが、コン1へロールシャフトはカ
ムによってその動きを規制される点、及び駆動系の慣性
により、モータの電流を単に遮断するだけでは正確な角
度位置に停止させることができず、また、停止時に逆電
流を流して逆転制動をかける制御も逆転制動時間をシフ
ト位置に応じて正確に制御する必要があって制御が複雑
化する問題があった。
制御装置は、モータの駆動力を電磁クラッチ及び減速機
を介して自動変速機本体のコントロールシャツ1〜を所
定の角度だけ回転させる構成であるが、コントロールシ
ャフトをシフ1ル操作に対応した所定の角度位置に確実
に停止させるために電磁クラッチが必要となる。よって
、この電磁クラッチの使用によりモータを中心とするア
クチュエータの構造が大形化するため、電磁クラッチを
使用せずに減速Imとモータににってコン1へロールシ
ャフトをシフト操作に対応した角度位置に回動し停止さ
せることが試みられたが、コン1へロールシャフトはカ
ムによってその動きを規制される点、及び駆動系の慣性
により、モータの電流を単に遮断するだけでは正確な角
度位置に停止させることができず、また、停止時に逆電
流を流して逆転制動をかける制御も逆転制動時間をシフ
ト位置に応じて正確に制御する必要があって制御が複雑
化する問題があった。
−3−
[発明の目的]
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、自動変速機
の油圧制御部を駆動制御するコントロールシャフトの回
転位置をシフトスイッチの操作に応じてモータにより正
確にかつ容易に制御することができ、また、駆動系に電
磁クラッチを使用せず、アクチュエータを小形化するこ
とができる自動変速機の制御装置を提供づることを目的
とする。
の油圧制御部を駆動制御するコントロールシャフトの回
転位置をシフトスイッチの操作に応じてモータにより正
確にかつ容易に制御することができ、また、駆動系に電
磁クラッチを使用せず、アクチュエータを小形化するこ
とができる自動変速機の制御装置を提供づることを目的
とする。
[発明の構成]
上記目的を達成するために、本発明は、第1図に示す如
く 自動車用自動変速機1Δの油圧制御部2Aを駆動制御す
るコン1ロールシヤフト3△がシフトスィッチ9△操作
に応じてモータ6Aにより所定の回転位置に駆動され、
該コントロールシャフト3Aには各シフト位置で安定静
止状態をつくる係合部材4Δが連結された自動変速機の
制御装置において、 前記シフトスイッチ9Aの操作状態を検出するシフト操
作検出器10Aと、 −4− 前記コントロールシャフト3Aの回転位置を検出する回
転位置センサ8Δと、 前記モータ6Aの回転駆動により前記コン1〜ロールシ
ヤフト3Δが目標シャフト位置の制動区間に達したとぎ
、該モータ6Aに発電制動をかける演算制御手段20△
と、 を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置をその
要旨としている。
く 自動車用自動変速機1Δの油圧制御部2Aを駆動制御す
るコン1ロールシヤフト3△がシフトスィッチ9△操作
に応じてモータ6Aにより所定の回転位置に駆動され、
該コントロールシャフト3Aには各シフト位置で安定静
止状態をつくる係合部材4Δが連結された自動変速機の
制御装置において、 前記シフトスイッチ9Aの操作状態を検出するシフト操
作検出器10Aと、 −4− 前記コントロールシャフト3Aの回転位置を検出する回
転位置センサ8Δと、 前記モータ6Aの回転駆動により前記コン1〜ロールシ
ヤフト3Δが目標シャフト位置の制動区間に達したとぎ
、該モータ6Aに発電制動をかける演算制御手段20△
と、 を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置をその
要旨としている。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明でる。
第2図は自動車用自動変速機の制御装置の構成図を示し
、1は自動変速機で、プラネタリギヤユニット等を制御
する公知の油圧制御部2が内蔵され、この油圧制御部2
に設けられたコントロールバルブ(シフトスイッチ操作
により作動するバルブ)には駆動用のコントロールシャ
フト3が連結されコン1ヘロールシヤフト3の例えば6
0度の回転でP、R,N、D、2、Lの6種類のシフト
位置に応じたバルブ作動が行われる。コントロール−5
− シ11フト3にはこの6つのシフ1へ位置に対応した滑
らかに変化する凹部4aをもつカム板4が係合部材とし
て軸着され、カム板4の四部4aには、板ばね5aの先
端にカムローラ5bを軸支する抑圧部材5が、カム板4
つまりコン1〜ロールシヤフ1〜3に対し、各シフト位
置(P〜L)で安定静止させるための回転負荷(トルク
に対する反力)をつくるために、カムローラ5bを凹部
4aに押圧して配設される。6はコントロールシャフト
3を回転駆動する直流モータで、その回転軸は減速機7
を介してコントロールシャフト3に接続される。
、1は自動変速機で、プラネタリギヤユニット等を制御
する公知の油圧制御部2が内蔵され、この油圧制御部2
に設けられたコントロールバルブ(シフトスイッチ操作
により作動するバルブ)には駆動用のコントロールシャ
フト3が連結されコン1ヘロールシヤフト3の例えば6
0度の回転でP、R,N、D、2、Lの6種類のシフト
位置に応じたバルブ作動が行われる。コントロール−5
− シ11フト3にはこの6つのシフ1へ位置に対応した滑
らかに変化する凹部4aをもつカム板4が係合部材とし
て軸着され、カム板4の四部4aには、板ばね5aの先
端にカムローラ5bを軸支する抑圧部材5が、カム板4
つまりコン1〜ロールシヤフ1〜3に対し、各シフト位
置(P〜L)で安定静止させるための回転負荷(トルク
に対する反力)をつくるために、カムローラ5bを凹部
4aに押圧して配設される。6はコントロールシャフト
3を回転駆動する直流モータで、その回転軸は減速機7
を介してコントロールシャフト3に接続される。
減速機7内にはコントロールシャフト3の回転位置(シ
フト位置P〜Lに対応した回転位置)を検出し、その位
置を示す検出信号を出力する回転位置センサ8が設けら
れる。9は自動車の運転席に設けられる押圧操作のシフ
トスイッチで、このシフトスイッチ9には、切り換えら
れる6つのシフト位置(P、、R1N1D12.1−)
を検出するシフト操作検出器10が設置される。11は
自動車の車速を検出する車速センサである。
フト位置P〜Lに対応した回転位置)を検出し、その位
置を示す検出信号を出力する回転位置センサ8が設けら
れる。9は自動車の運転席に設けられる押圧操作のシフ
トスイッチで、このシフトスイッチ9には、切り換えら
れる6つのシフト位置(P、、R1N1D12.1−)
を検出するシフト操作検出器10が設置される。11は
自動車の車速を検出する車速センサである。
−6−
20は自動変速機1を運転状態に応じて制御する演算制
御処理で、マイクロコンビュータを中心に構成される。
御処理で、マイクロコンビュータを中心に構成される。
21はプログラムに基づき各種演算制御処理を実行する
CPU、22はプログラムデータや各種定数等を配憶す
る読み出し専用メモリのROM、23は読み出し書き込
み可能な一時メモリのRAM、2/Iは入出力回路であ
る。入出力回路24には回転位置レンジ−8、シフト操
作検出器10、車速センif 11等が接続され、各セ
ンリー鮮から入力された検出信号はここからCPU 2
1へ送られ、更に、入出力回路24からは直流モータ6
を制御する制御信号がモータ制御回路25へ出力される
ように接続される。を−夕制御回路25は、第3図に示
すように、4個のダイオードD1〜D4と4個の1〜ラ
ンジスタTr1〜Tr7Iをブリッジ接続して構成され
、1〜ランジスタTr2とTr3をオンする制御信号が
、各ベース端子に印加されたとぎ、電源Bから直流モー
タ6に正転用の電流が供給され、また、トランジスタT
r1とTr4をオンする制御信号が各ベース端子に−
7 − 印加されたとぎ、直流モータ6に逆転用の電流が供給さ
れ、更に、トランジスタTriとTr3あるいはTr2
とTr4をオン覆る制御信号が各ベース端子に印加され
たとき、直流モータ6の端子間を短絡させ、モータ6が
どちらかの方向に回転中であれば発電制動をかけるよう
に動作する。
CPU、22はプログラムデータや各種定数等を配憶す
る読み出し専用メモリのROM、23は読み出し書き込
み可能な一時メモリのRAM、2/Iは入出力回路であ
る。入出力回路24には回転位置レンジ−8、シフト操
作検出器10、車速センif 11等が接続され、各セ
ンリー鮮から入力された検出信号はここからCPU 2
1へ送られ、更に、入出力回路24からは直流モータ6
を制御する制御信号がモータ制御回路25へ出力される
ように接続される。を−夕制御回路25は、第3図に示
すように、4個のダイオードD1〜D4と4個の1〜ラ
ンジスタTr1〜Tr7Iをブリッジ接続して構成され
、1〜ランジスタTr2とTr3をオンする制御信号が
、各ベース端子に印加されたとぎ、電源Bから直流モー
タ6に正転用の電流が供給され、また、トランジスタT
r1とTr4をオンする制御信号が各ベース端子に−
7 − 印加されたとぎ、直流モータ6に逆転用の電流が供給さ
れ、更に、トランジスタTriとTr3あるいはTr2
とTr4をオン覆る制御信号が各ベース端子に印加され
たとき、直流モータ6の端子間を短絡させ、モータ6が
どちらかの方向に回転中であれば発電制動をかけるよう
に動作する。
次に、CPU21が実行でる制御処理のフローチャート
(第4図)を参照して制御装置の動作を説明する。
(第4図)を参照して制御装置の動作を説明する。
このルーチンに入ると、先ず、ステップ110を実行し
、シフ1へスイッチ9の切換操作があったか否かをシフ
I〜位置横位置10からの検出信号によって判定し、シ
フトスイッチ9の切換操作があった場合には、次に、ス
テップ120に進み、シフトスイッチの切換操作がなけ
れば、このルーチンを扱ける。ステップ120では、シ
フI−条件が成立1ノでいるか否かを判定し、例えば、
バックRのシフ1〜位置に切換操作が行われた場合、車
速センサ11からの車速信号により車速がほぼ零であれ
ばシフト条件が成立しているとして次にステツー 8
− プ130を実行し、前進車速があればシフト条件が不成
立としてこのルーチンを終える。また、前進車速がある
ときのシフトダウン、シフトアップ等の別設の危険な操
作でなければ本ステップを抜け、次のステップ130に
移る。ステップ130では、シフトスイッチの切換操作
の方向を判断し、例えば、パーキングPからニュー1〜
ラルN等を経てD−(L)の方向つまり正方向に切換操
作が行われた場合、次にステップ140へ進み、直流モ
ータ6を正転させるための制御信号をモータ制御回路2
5へ出力し、これによってモータ制御回路25のトラン
ジスタTr2とTr3がオンし直流モータ6に正転用の
電流が電源Bから供給され、直流モータ6は正回転を行
う。第5図は直流モータ6が正回転した際のコントロー
ルシャツ1〜3のトルク曲線と、上記トルクつまりねじ
りモーメントを回転距離で積分Jることによってめたコ
ントロールシャフト3のポテンシャルエネルギー曲線を
示している。この2つの曲線から、直流モータ6の正回
転によってコントロールシャフト3が−9− 正方向に回転され、あるシフh 4il 回(例えばニ
ュートラルN)から次の正方向のシフト位置(例えばド
ライブD)にシフトが行われた場合、カム板4と抑圧部
材5の作用によって生ずる回転反力により、ニュートラ
ルNの領域からドライブDの領域に入るA点(最高トル
ク点)まではコントロールシャツI〜3の1〜ルクが急
激に増大し、A点を通過してドライブDの領域に入ると
トルクが急激に減少することがわかる。従って、コント
ロールシャフト3の回転が最高トルク点を通過して目標
シフト位置となるドライブDの領1或に入ったところで
、直流モータ6に発電制動をかければ直ちに負のトルク
(制動力)がモータ6の回転速度に比例して発生し、コ
ントロールシャフト3を所定の安定静止位置に停止させ
ることができる。
、シフ1へスイッチ9の切換操作があったか否かをシフ
I〜位置横位置10からの検出信号によって判定し、シ
フトスイッチ9の切換操作があった場合には、次に、ス
テップ120に進み、シフトスイッチの切換操作がなけ
れば、このルーチンを扱ける。ステップ120では、シ
フI−条件が成立1ノでいるか否かを判定し、例えば、
バックRのシフ1〜位置に切換操作が行われた場合、車
速センサ11からの車速信号により車速がほぼ零であれ
ばシフト条件が成立しているとして次にステツー 8
− プ130を実行し、前進車速があればシフト条件が不成
立としてこのルーチンを終える。また、前進車速がある
ときのシフトダウン、シフトアップ等の別設の危険な操
作でなければ本ステップを抜け、次のステップ130に
移る。ステップ130では、シフトスイッチの切換操作
の方向を判断し、例えば、パーキングPからニュー1〜
ラルN等を経てD−(L)の方向つまり正方向に切換操
作が行われた場合、次にステップ140へ進み、直流モ
ータ6を正転させるための制御信号をモータ制御回路2
5へ出力し、これによってモータ制御回路25のトラン
ジスタTr2とTr3がオンし直流モータ6に正転用の
電流が電源Bから供給され、直流モータ6は正回転を行
う。第5図は直流モータ6が正回転した際のコントロー
ルシャツ1〜3のトルク曲線と、上記トルクつまりねじ
りモーメントを回転距離で積分Jることによってめたコ
ントロールシャフト3のポテンシャルエネルギー曲線を
示している。この2つの曲線から、直流モータ6の正回
転によってコントロールシャフト3が−9− 正方向に回転され、あるシフh 4il 回(例えばニ
ュートラルN)から次の正方向のシフト位置(例えばド
ライブD)にシフトが行われた場合、カム板4と抑圧部
材5の作用によって生ずる回転反力により、ニュートラ
ルNの領域からドライブDの領域に入るA点(最高トル
ク点)まではコントロールシャツI〜3の1〜ルクが急
激に増大し、A点を通過してドライブDの領域に入ると
トルクが急激に減少することがわかる。従って、コント
ロールシャフト3の回転が最高トルク点を通過して目標
シフト位置となるドライブDの領1或に入ったところで
、直流モータ6に発電制動をかければ直ちに負のトルク
(制動力)がモータ6の回転速度に比例して発生し、コ
ントロールシャフト3を所定の安定静止位置に停止させ
ることができる。
このようなことから、ステップ160では、回転位置セ
ンサ8から送られるコン1〜ロールシヤフト3の回転位
置検出信号に基づき、コントロールシャツh 3の回転
位置が目標シフト位置であるドライブDの領域つまり制
動区間に入ったか否かを−10− 判定し、A点を通過してドライブ領域の制動区間に入っ
た場合、次にステップ170を実行し、モータ制御回路
25に制動信号を送って直流モータ6に発電制動をかけ
る。即ち、モータ制御回路25では、トランジスタTr
1とTe3あるいはTe3とTe4がオンされることに
より直流モータ6の両端子間が短絡され、発電制動がか
けられる。
ンサ8から送られるコン1〜ロールシヤフト3の回転位
置検出信号に基づき、コントロールシャツh 3の回転
位置が目標シフト位置であるドライブDの領域つまり制
動区間に入ったか否かを−10− 判定し、A点を通過してドライブ領域の制動区間に入っ
た場合、次にステップ170を実行し、モータ制御回路
25に制動信号を送って直流モータ6に発電制動をかけ
る。即ち、モータ制御回路25では、トランジスタTr
1とTe3あるいはTe3とTe4がオンされることに
より直流モータ6の両端子間が短絡され、発電制動がか
けられる。
この発電制動は、モータに発生する誘導起電力の大きさ
に応じた制動力が発生ずることから、モータの回転速度
が速いほど大きな制動力がかかり、速度が低下するにつ
れて制動力が低下するために、目標シフト位置の制動区
間内であればどの位置で発電制動をかけた場合でも、カ
ム板4と押圧部材5による回転反力の安定位置静止作用
により所定のシフト位置に対応した正確な回転位置にコ
ントロールシャフト3を停止させることができる。また
、発電制動の制動力は直流モータ6の停止と共に無くな
るため、制動信号を切るタイミングを制御する必要はな
く、ステップ170で発電制動を一定時間かけた後はこ
の制御処理ルーチンを終了−11− づる。
に応じた制動力が発生ずることから、モータの回転速度
が速いほど大きな制動力がかかり、速度が低下するにつ
れて制動力が低下するために、目標シフト位置の制動区
間内であればどの位置で発電制動をかけた場合でも、カ
ム板4と押圧部材5による回転反力の安定位置静止作用
により所定のシフト位置に対応した正確な回転位置にコ
ントロールシャフト3を停止させることができる。また
、発電制動の制動力は直流モータ6の停止と共に無くな
るため、制動信号を切るタイミングを制御する必要はな
く、ステップ170で発電制動を一定時間かけた後はこ
の制御処理ルーチンを終了−11− づる。
尚、ステップ130にて、シフト方向が逆方向(例えば
ニュートラルNからバックRへ)と判定された場合、次
に、ステップ150に進み、直流モータ6を逆転駆動さ
せる。この逆転駆動はモータ制御回路25の1−ランジ
スタTriとTe4をオンすることにより行われ、これ
によって、コントロールシャツ1−3は逆方向にコート
ラルNがらバックRの方向)に回転し、そのトルク曲線
と回転反力曲線は第6図に示すように表われる。そ1ノ
で、上記と同様にステップ160を実行し、コントロー
ルシャフト3の回転が最大トルク点(8点)を通過して
目標シフト位置のバックR領域の制動区間に入ったとき
、ステップ170にて直流モータ6に発電制動をかけて
コントロールシャフト3をバックRの位置に停止させる
。この場合においても、上述の正回転と同様に発電制動
のタイミイグに対しての厳密な制御を必要とせず、所望
のシフト位置でコントロールシャフト3を停止させるこ
とができる。
ニュートラルNからバックRへ)と判定された場合、次
に、ステップ150に進み、直流モータ6を逆転駆動さ
せる。この逆転駆動はモータ制御回路25の1−ランジ
スタTriとTe4をオンすることにより行われ、これ
によって、コントロールシャツ1−3は逆方向にコート
ラルNがらバックRの方向)に回転し、そのトルク曲線
と回転反力曲線は第6図に示すように表われる。そ1ノ
で、上記と同様にステップ160を実行し、コントロー
ルシャフト3の回転が最大トルク点(8点)を通過して
目標シフト位置のバックR領域の制動区間に入ったとき
、ステップ170にて直流モータ6に発電制動をかけて
コントロールシャフト3をバックRの位置に停止させる
。この場合においても、上述の正回転と同様に発電制動
のタイミイグに対しての厳密な制御を必要とせず、所望
のシフト位置でコントロールシャフト3を停止させるこ
とができる。
−12=
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明の自動変速機の制御装置に
よれば、シフ1〜スイツチの切換操作に応じてモータに
にリコン1〜ロールシV71〜を回転駆動し、所定の位
置に停止制御する場合、コントロールシャフトに連結さ
れたカムと押圧部材にJ:り安定静止位置がつくられる
領域内にコントロールシャフトが達したとき、モータに
発電制動をかけてこれを停止制御するように構成したか
ら、制動をかけるタイミングを厳密に検出したり制御す
る必要がな(、また、制動時間も制御せずにコントロー
ルシャ71〜をシフトスイッチ操作に応じた正確なシフ
ト位置に停止させることができ、制御処理を簡単化し得
る。更に、従来使用していた電磁クラッチが不要となり
、モータを中心としたアクチュエータを小形化すること
ができる。
よれば、シフ1〜スイツチの切換操作に応じてモータに
にリコン1〜ロールシV71〜を回転駆動し、所定の位
置に停止制御する場合、コントロールシャフトに連結さ
れたカムと押圧部材にJ:り安定静止位置がつくられる
領域内にコントロールシャフトが達したとき、モータに
発電制動をかけてこれを停止制御するように構成したか
ら、制動をかけるタイミングを厳密に検出したり制御す
る必要がな(、また、制動時間も制御せずにコントロー
ルシャ71〜をシフトスイッチ操作に応じた正確なシフ
ト位置に停止させることができ、制御処理を簡単化し得
る。更に、従来使用していた電磁クラッチが不要となり
、モータを中心としたアクチュエータを小形化すること
ができる。
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は本発明の実施
例の全体構成図、第3図はモータ制御回路図、第4図は
制御処理を示すフローチャート、−13− 第5図と第6図はコントロールシャフトの正転時と逆転
時のトルク曲線と回転反力曲線である。 1・・・自動変速* 2・・・油圧制御部3・・・コン
トロールシャフト 4・・・カム板 5・・・押圧部材 6・・・直流モータ 8・・・回転位置センサ9・・・
シフトレバ−1o・・・シフト位置検出器20・・・演
算制御手段 代理人 弁理士 定立 勉 他1名 −14− 第3図 第4図 日替QK− 8を丑贅−
例の全体構成図、第3図はモータ制御回路図、第4図は
制御処理を示すフローチャート、−13− 第5図と第6図はコントロールシャフトの正転時と逆転
時のトルク曲線と回転反力曲線である。 1・・・自動変速* 2・・・油圧制御部3・・・コン
トロールシャフト 4・・・カム板 5・・・押圧部材 6・・・直流モータ 8・・・回転位置センサ9・・・
シフトレバ−1o・・・シフト位置検出器20・・・演
算制御手段 代理人 弁理士 定立 勉 他1名 −14− 第3図 第4図 日替QK− 8を丑贅−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 自動車用自動変速機の油圧制御部を駆動制御するコント
ロールシャフトがシフトスイッチ操作に応じてモータに
より所定の回転位置に駆動され、該コントロールシャフ
トには各シフト位置で安定静止状態をつくる係合部材が
連結された自動変速機の制御装置において、 前記シフ1−スイッチの操作状態を検出するシフト操作
検出器と、 前記コントロールシャツI〜の回転位置を検出する回転
位置センサと、 前記モータの回転駆動により前記コントロールシャフト
が目標シャフト位置の制動区間に達したとき、該モータ
に発電制動をかける演算制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。 −1−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3309584A JPS60176829A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3309584A JPS60176829A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176829A true JPS60176829A (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=12377102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3309584A Pending JPS60176829A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176829A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124420U (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-17 | ||
USRE34064E (en) * | 1987-07-16 | 1992-09-15 | Automotive Products (Usa) Inc. | Electric shift apparatus |
US6253138B1 (en) | 1999-03-05 | 2001-06-26 | Shober's, Inc. | Shifting apparatus for an automatic transmission including a vehicle security system |
US6487484B1 (en) | 1999-03-05 | 2002-11-26 | Shobers, Inc. | Shifting apparatus for an automatic transmission that is adapted to provide installation flexibility where space is limited within a motor vehicle |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3309584A patent/JPS60176829A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE34064E (en) * | 1987-07-16 | 1992-09-15 | Automotive Products (Usa) Inc. | Electric shift apparatus |
JPH03124420U (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-17 | ||
US6253138B1 (en) | 1999-03-05 | 2001-06-26 | Shober's, Inc. | Shifting apparatus for an automatic transmission including a vehicle security system |
US6487484B1 (en) | 1999-03-05 | 2002-11-26 | Shobers, Inc. | Shifting apparatus for an automatic transmission that is adapted to provide installation flexibility where space is limited within a motor vehicle |
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