JPS6017674A - 急速凍結槽付凍結保存庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は急速凍結槽付凍結保存庫に関するものである。

〔発明の背景〕

凍結保存槽は物品（例えば医薬品や血液または食品等）
′ｆｃ凍結させたり保管するのに使用する。

槽の温度は一般には一３０°Ｃ〜−９０℃になる。この
凍結保存槽には通常物品が凍結された状態で保存されて
おシ、さらにその貯蔵温度を管理している。

しかるにこの状態で外部よシ常温の物品を投入すると保
存槽内の温度が一時的に上昇し、貯蔵品に悪影響を与え
るのみならず、常温で投入した物品の凍結速度を制御す
ることなどは不可能に近い。

投入する物品によってはその凍結温度が品質に及ぼす影
響は大である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は凍結保存槽と、急速凍結槽をあわせ持つ
装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴とするところは凍結保存槽の他に急速凍結
槽を設け、これを冷凍機によシ常温からプログラム冷却
運転を行わせたり、さらに急速凍結が必要な場合は液化
炭酸ガスを噴射したりして凍結速度を制御できるように
して、凍結保存槽内の温度に影響を与えないようにする
点にらる。

〔発明の実施例〕

以下にこの発明の一実施例全第１図、第２図によル説明
する。

凍結保存槽１および急速凍結槽５の冷却パイプ１２．１
５は圧縮機の凝縮器１０、キャピラリチューブ１１．１
４からなる冷凍サイクルの蒸発器である。２は凍結保存
槽１の蓋、５は機械室で、上記圧縮機９、凝縮器１０、
液電磁弁１６およびキャピラリーチューブ１１．１４等
が収納されている。４は上記圧縮機９、液電磁弁１３お
よび凝縮器１０用送風機等を運転制御するための機器が
収納されている。６は急速凍結槽５の蓋である。７は凍
結保存槽１を形成する断熱材、８は急速凍結槽５を形成
する断熱材である。１６は液化炭酸ガスボンベ、１７は
電磁弁で、配管１８によシ上記液化炭酸ガスボンベ１６
、蒸発器１５に接続されている。通常は凍結保存槽１の
内部温度は圧縮器９のＯＮ　、　ＯＦＦ運転で制御され
る。

常温の物品全凍結保存する場合はまず急速凍結槽５に物
品を入れて液電磁弁１３の開閉によシ冷媒の流れ全制御
しながら凍結速度を制御する。この場合凍結速度を上げ
るだめの補助手段として液化炭酸ガスボンベ１６（液化
チッ素ガスでもよい）を接続して電磁弁１７の開閉によ
シ凍結速度を制御してもよい。また別の手段として急速
凍結槽５の中にメタノール等のプラインを入れて冷却し
ておき、これに物品を浸漬させて急速凍結させる方法も
ある。凍結された物品は凍結保存槽１の中に移して凍結
保存し、温度管理を行う。

以上述べたように本発明によれば凍結保存槽と急速凍結
槽を一体にまとめた製品とし、急速凍結槽の方で常温の
物品を急速凍結させた）、凍結速度を制御することがで
きるため凍結保存槽の方に保存中の物品に温度上昇等の
悪影響を与えることがない。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く構成したので、急速凍結槽をあわせ
持つ凍結保存庫を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る凍結保存庫の外観図、第２図は第
１図の冷却サイクル系統図である。 １・・・凍結保存槽、２・・・フタ、３・・・機械室、
４０．。 制御機器、５・・・急速凍結槽、６・・・フタ、７，８
・・・断熱材、９・・・圧縮機、１０・・・凝縮器、１
１・・・キャピラリチューブ、１２・・・冷却パイプ、
１３・・・電磁弁（冷媒液用）、１４・・・キャピラリ
チューブ、１５・・・冷却パイプ、１６・・・液化炭酸
ガスボンベ、１７・・・電磁弁（液化炭酸ガス用）。 代理人　弁理士　秋　本　正　実 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器を直列に
   接続した冷凍サイクルを備え、上記蒸発器部分を分割し
   て一方全凍結保存槽、他方全急速凍結槽に接続し、上記
   急速凍結槽に上記冷凍サイクル以外の補助冷却手段を併
   設したことを特徴とする急速凍結槽付凍結保存庫。 ２、　補助冷却手段が、液化炭酸ガス容器と、これに接
   続した開閉弁からなる特許請求の範囲第１項記載の急速
   凍結槽付凍結保存庫。 ３、　補助冷却手段が、予め冷却されたブラインである
   特許請求の範囲第１項記載の急速凍結槽付凍結保存庫。