JPS60172637A - 絞りしごき罐 - Google Patents
絞りしごき罐Info
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- JPS60172637A JPS60172637A JP59024401A JP2440184A JPS60172637A JP S60172637 A JPS60172637 A JP S60172637A JP 59024401 A JP59024401 A JP 59024401A JP 2440184 A JP2440184 A JP 2440184A JP S60172637 A JPS60172637 A JP S60172637A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、絞シしどき罐に関するもので、より詳細には
、分子配向されたポリエステルの被膜を鑵内面に密着し
た状態で備えた絞シしどき端に関する。本発明は、特に
内面被膜の密着性、耐腐食性及びフレーバー特性に優れ
た内面被覆絞シしどき罐に関する。
、分子配向されたポリエステルの被膜を鑵内面に密着し
た状態で備えた絞シしどき端に関する。本発明は、特に
内面被膜の密着性、耐腐食性及びフレーバー特性に優れ
た内面被覆絞シしどき罐に関する。
従来、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエ
ステルのフィルム全鋼板等の金属素材に熱接着させ、こ
の被覆金属構造物全絞シ加工或いは絞シしどき加工等に
付して、容器蓋や容器とすることは既に知られている。
ステルのフィルム全鋼板等の金属素材に熱接着させ、こ
の被覆金属構造物全絞シ加工或いは絞シしどき加工等に
付して、容器蓋や容器とすることは既に知られている。
しかしながら、公知の方法で製造される絞9容器は、絞
シ比が1.5程度の皿状乃至カップ状の浅絞シ容器であ
plまたしごき加工容器と言われるものでも、しごき率
が20%程度の加工の程度の概して低いものであり、現
在ビール鑵や炭酸飲料鑵に使用されるような罐高さが1
00乃至260順でしごき率が60%以上の高しごき率
の絞りしごきW’A’c製造するのに適用することは到
底困難であった。
シ比が1.5程度の皿状乃至カップ状の浅絞シ容器であ
plまたしごき加工容器と言われるものでも、しごき率
が20%程度の加工の程度の概して低いものであり、現
在ビール鑵や炭酸飲料鑵に使用されるような罐高さが1
00乃至260順でしごき率が60%以上の高しごき率
の絞りしごきW’A’c製造するのに適用することは到
底困難であった。
更に、このようなフィルム被0金属素材全絞フしどき成
形して成る容器に2いては、フィルム層と金属素材との
密着性が経時によジ著しく低下し、両者の界面での剥離
が容易に進行するようになる。
形して成る容器に2いては、フィルム層と金属素材との
密着性が経時によジ著しく低下し、両者の界面での剥離
が容易に進行するようになる。
この傾向はしごき加工の程度が大きくなるにつれて一層
顕著に光われるようになる。
顕著に光われるようになる。
エチレンテレフタレート単位を生体とする熱可塑性ポリ
エステルは、ポリブチレンテレフタレート等の他のポリ
エステルに比して優れた機械的性*’に’ffするにも
かかわらず、絞シしどき加工用の被覆金属素材の用途に
用いられていないのは、甚だ奇異な感を与えるが、これ
はしごき加工のような苛酷な加工には、樹脂の配向に関
して考慮が払われていなかったために、充分なバリヤー
性や経時密着性が得られなかったと考えられる。
エステルは、ポリブチレンテレフタレート等の他のポリ
エステルに比して優れた機械的性*’に’ffするにも
かかわらず、絞シしどき加工用の被覆金属素材の用途に
用いられていないのは、甚だ奇異な感を与えるが、これ
はしごき加工のような苛酷な加工には、樹脂の配向に関
して考慮が払われていなかったために、充分なバリヤー
性や経時密着性が得られなかったと考えられる。
本発明者等は、金属素材とポリエステルフィルムとを密
着させたものを、絞りしどき加工に付する場合、該フィ
ルムにむしろ積極的に分子配向を与えることによシ、金
属素材とフィルムとの経時密着性が顕著に向上し、諸物
件に優れた内面被覆絞りしどき罐が得られることを見出
した。
着させたものを、絞りしどき加工に付する場合、該フィ
ルムにむしろ積極的に分子配向を与えることによシ、金
属素材とフィルムとの経時密着性が顕著に向上し、諸物
件に優れた内面被覆絞りしどき罐が得られることを見出
した。
即ち、本発明の目的は、分子配向されたポリエステルの
内面被膜を備えた絞シしどき鑵ヲ提供する[ある。
内面被膜を備えた絞シしどき鑵ヲ提供する[ある。
本発明の他の目的は、内面被膜の経時密着性、耐腐食性
及びフレーバー特性に優れた内面被覆絞シしどき罐全提
供するにある。
及びフレーバー特性に優れた内面被覆絞シしどき罐全提
供するにある。
本発明の更に他の目的は、端内面のポリエステル被覆層
が絞ジしどき加工による金属の薄肉化と共に分子配向さ
れ、その結果として経時的に優れた被膜密着性及び耐腐
食性とが得られる絞シしどき罐を提供するにある。
が絞ジしどき加工による金属の薄肉化と共に分子配向さ
れ、その結果として経時的に優れた被膜密着性及び耐腐
食性とが得られる絞シしどき罐を提供するにある。
本発明によれば、樹脂被覆金属素材の絞シしどき加工に
より形成された絞りしどき罐であって、この罐は金属素
材の少なくとも端内面となる側に密着下地層を介して密
着されたエチレンテレフタレート単位を主体とする熱可
塑性ポリエステルの被膜を有し、儒の側壁部において、
金属素材は下記式 toは自底部被貴金属素材の厚み、tlは側壁部被覆金
属素材の厚みを夫々示す、で定義される総しごき”$(
R)が60乃至85%となるように薄肉化されていると
共に、側壁部のポリエステル被膜は下記式 式中、Hは該被膜をX線回折に付したときの罐円周方向
及びポリエステル被膜光面に平行にX線”l(照射して
得られる結晶面+100)干渉の頂上回折強度曲線から
めた半価中を衣わす、 で定義される配向度げC)が25〜90%となるように
分子配向されていることを特徴とする耐腐食性に優れた
絞りしごき罐が提供される。なお、本発明の配向度に関
しては、回転対陰極型強力X綴発生装置ICw−Ka、
N1−filter)を使用し、出力40KV、50m
AでX線回折強度を良く反映する条件下で写真撮影を行
って得たものである。
より形成された絞りしどき罐であって、この罐は金属素
材の少なくとも端内面となる側に密着下地層を介して密
着されたエチレンテレフタレート単位を主体とする熱可
塑性ポリエステルの被膜を有し、儒の側壁部において、
金属素材は下記式 toは自底部被貴金属素材の厚み、tlは側壁部被覆金
属素材の厚みを夫々示す、で定義される総しごき”$(
R)が60乃至85%となるように薄肉化されていると
共に、側壁部のポリエステル被膜は下記式 式中、Hは該被膜をX線回折に付したときの罐円周方向
及びポリエステル被膜光面に平行にX線”l(照射して
得られる結晶面+100)干渉の頂上回折強度曲線から
めた半価中を衣わす、 で定義される配向度げC)が25〜90%となるように
分子配向されていることを特徴とする耐腐食性に優れた
絞りしごき罐が提供される。なお、本発明の配向度に関
しては、回転対陰極型強力X綴発生装置ICw−Ka、
N1−filter)を使用し、出力40KV、50m
AでX線回折強度を良く反映する条件下で写真撮影を行
って得たものである。
本発明を、添付面図に示す具体例に基づき以下に詳細に
説明する。
説明する。
本発明に用いる被覆金属素材を示す第1図において、こ
の被覆金属素材1は、金属素材2とポリエステル樹脂層
3とから成っている。このポリエステル樹脂層6は、金
属素材2に対して熱接着されているのであるが、第1図
に示す具体例では、この樹脂層6は、密着下地層4を介
して金属素材2に接着されている。また、この具体例で
は、金属素材2の容器内面となるべき面にのみポリエス
テル樹脂層6が設けられているが、容器外面となるべき
面にもポリエステル樹脂層6が設けられていてもよい。
の被覆金属素材1は、金属素材2とポリエステル樹脂層
3とから成っている。このポリエステル樹脂層6は、金
属素材2に対して熱接着されているのであるが、第1図
に示す具体例では、この樹脂層6は、密着下地層4を介
して金属素材2に接着されている。また、この具体例で
は、金属素材2の容器内面となるべき面にのみポリエス
テル樹脂層6が設けられているが、容器外面となるべき
面にもポリエステル樹脂層6が設けられていてもよい。
金属素材2としては、従来絞シしどき罐の製造に使用さ
れている金属素材は全て使用でき、例えばブラックプレ
ート(次面未処理鋼板)、表面処理鋼板、或いはアルミ
ニウム板の如き軽金属板が全て使用される。表面処理鋼
板の適当な例は、リン酸処理及び/又はクロム酸処理等
の化学処理を行った鋼板;電解クロム酸処理鋼板等の化
成処理鍋板;錫メッキ鋼板、亜鉛メッキ鋼板、ニッケル
メッキ鉛板、アルミニウムメッキ鋼板等のメッキ処理鋼
版を挙げることができる。−1:た、錫メッキ鋼板は、
電解メッキ全施したま1のノーリフロー板(マット板ン
でもよいし、電解メッキ後溶融処理を行ったりフロー板
(ブライト板)でもよい。
れている金属素材は全て使用でき、例えばブラックプレ
ート(次面未処理鋼板)、表面処理鋼板、或いはアルミ
ニウム板の如き軽金属板が全て使用される。表面処理鋼
板の適当な例は、リン酸処理及び/又はクロム酸処理等
の化学処理を行った鋼板;電解クロム酸処理鋼板等の化
成処理鍋板;錫メッキ鋼板、亜鉛メッキ鋼板、ニッケル
メッキ鉛板、アルミニウムメッキ鋼板等のメッキ処理鋼
版を挙げることができる。−1:た、錫メッキ鋼板は、
電解メッキ全施したま1のノーリフロー板(マット板ン
でもよいし、電解メッキ後溶融処理を行ったりフロー板
(ブライト板)でもよい。
金属素材の厚みは、罐の太きさや、しごき加工の程度に
よっても相違するが、一般的に己って0.05乃至2.
5mm、特に肌1乃至1.0mmの厚みを有するものが
よい。
よっても相違するが、一般的に己って0.05乃至2.
5mm、特に肌1乃至1.0mmの厚みを有するものが
よい。
本発明において、樹脂被覆層として、エチレンテレフタ
レート単位を主体とする熱可塑性ポリエステルを使用す
る。このポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタ
レートの他に、エステル反復単位の70%以上、特に9
0%以上がエチレンテレフタレート単位から成力、他に
、イン7タル酸、ナフタレンジカルボン酸、2.2−ビ
ス(4−カルポキシフエニル)プロパン、ヘキサヒドロ
テレフタル酸、アジピン酸、セパチン酸等の他の二塩基
酸;プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、キシリレングリコール、ヘキサヒドロ
キシリレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ヘキサメチレングリコール等の他の
グリコール類;p−オキシ安息香酸、カプロラクトン等
のオキシカルボン戚成分等から誘導される改質用エステ
ル単位を含むコポリエステルが使用される。
レート単位を主体とする熱可塑性ポリエステルを使用す
る。このポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタ
レートの他に、エステル反復単位の70%以上、特に9
0%以上がエチレンテレフタレート単位から成力、他に
、イン7タル酸、ナフタレンジカルボン酸、2.2−ビ
ス(4−カルポキシフエニル)プロパン、ヘキサヒドロ
テレフタル酸、アジピン酸、セパチン酸等の他の二塩基
酸;プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、キシリレングリコール、ヘキサヒドロ
キシリレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ヘキサメチレングリコール等の他の
グリコール類;p−オキシ安息香酸、カプロラクトン等
のオキシカルボン戚成分等から誘導される改質用エステ
ル単位を含むコポリエステルが使用される。
このポリエステル樹脂は、フィルムを形成し得る分子i
t−を有するべきであシ、一般にオルトクロロフェノー
ル中で1.O?/100−の濃度及び60℃で測定して
0.7乃至2.8の範囲の固有粘度を有することが望ま
しい。
t−を有するべきであシ、一般にオルトクロロフェノー
ル中で1.O?/100−の濃度及び60℃で測定して
0.7乃至2.8の範囲の固有粘度を有することが望ま
しい。
本発明に用いるポリエステル樹脂の他の被0用樹脂には
認められない幾つかの特徴を有している。
認められない幾つかの特徴を有している。
先ず、このポリエステル樹脂はそれ自体強度及び伸び等
の機械的性質に優れていると共に、延伸による分子配向
の効果が最も太きい。即ち、分子配向によp剛性、バリ
ヤー性、耐熱性の向上が顕著である。
の機械的性質に優れていると共に、延伸による分子配向
の効果が最も太きい。即ち、分子配向によp剛性、バリ
ヤー性、耐熱性の向上が顕著である。
丑た、このポリエステルは金属腐食成分に対するバリヤ
ー性が犬であると共に、エステル反復単位から成るにも
かかわらず、この種の樹脂としては吸水率が小さく、A
STM D570−63(23℃で24時間〕で測定し
た吸水率が15%以下である。
ー性が犬であると共に、エステル反復単位から成るにも
かかわらず、この種の樹脂としては吸水率が小さく、A
STM D570−63(23℃で24時間〕で測定し
た吸水率が15%以下である。
更に、ポリエステル樹脂は、種々の樹脂の中でもフレー
バー(香味)4¥性に優れたもので、轍内容物に対し異
味異臭を与えることがなく、またポリオレフィンのよう
に悪臭成分を製造工程で吸着することかない。しかも、
このポリエステル樹脂は、均斉な分子量分布を有し、熱
硬化型樹脂塗料のように樹脂中の低分子量成分が内容物
中に溶出乃至抽出されることなく、衛生的特性にも顕著
に優れている。
バー(香味)4¥性に優れたもので、轍内容物に対し異
味異臭を与えることがなく、またポリオレフィンのよう
に悪臭成分を製造工程で吸着することかない。しかも、
このポリエステル樹脂は、均斉な分子量分布を有し、熱
硬化型樹脂塗料のように樹脂中の低分子量成分が内容物
中に溶出乃至抽出されることなく、衛生的特性にも顕著
に優れている。
ポリエステル樹脂層の厚みも、しごき加工の程度によっ
て相違するが、一般的に言って、5乃至1000ミクロ
ン、特に10乃至500ミクロンの厚みを有することが
望ましい〇 密着下地層4は、ポリエステル樹脂層乙の金属素材2へ
の電着性を向上させるものであシ、例えば、金属素材2
自体に施されているクロメート層、リン酸処理層、チタ
ネート層の無機酸化物層や、ウレタン接着剤層、エポキ
シ接着剤層、コポリエステル系或いはポリエステルエー
テル系の接着剤層、更には無機酸化物層と接M剤層との
組合せが挙げられる。
て相違するが、一般的に言って、5乃至1000ミクロ
ン、特に10乃至500ミクロンの厚みを有することが
望ましい〇 密着下地層4は、ポリエステル樹脂層乙の金属素材2へ
の電着性を向上させるものであシ、例えば、金属素材2
自体に施されているクロメート層、リン酸処理層、チタ
ネート層の無機酸化物層や、ウレタン接着剤層、エポキ
シ接着剤層、コポリエステル系或いはポリエステルエー
テル系の接着剤層、更には無機酸化物層と接M剤層との
組合せが挙げられる。
被俊金属素材1を製造するために、金属素材2に対して
ポリエステル樹脂層6全接着させる。この接着は、ポリ
エステル樹脂層自体を、密着下地としての無機酸化物層
を介して直接熱接着させることによシ行われ、或いは前
述した接着剤層を介して行うことができる。
ポリエステル樹脂層6全接着させる。この接着は、ポリ
エステル樹脂層自体を、密着下地としての無機酸化物層
を介して直接熱接着させることによシ行われ、或いは前
述した接着剤層を介して行うことができる。
この被覆金属素材においては、ポリエステル樹脂層が金
属素材に強固に接着されていることが必要であり、一般
的に言って、その接着強度は0.5稽/cm以1、特に
1.0kllJ/の以上であることが、高度のしごき加
工を行う上で必要である。
属素材に強固に接着されていることが必要であり、一般
的に言って、その接着強度は0.5稽/cm以1、特に
1.0kllJ/の以上であることが、高度のしごき加
工を行う上で必要である。
wll金金属素材製造する上で、注意しなければならな
い他の点は、ポリエステル樹脂層の延伸による分子配向
を可能にするために、この製造工程に2けるポリエステ
ル樹脂の球晶の生長を可及的に抑制することである。即
ち、この工程でポリエステル樹脂の 球晶 が過度に生
じている場合には、しごき工程での樹脂層の延伸が困彪
にな9、破断、剥離、クラック発生等のトラブルを生じ
るようになる。このために、例えば熱接着後の被狼素材
は、急冷して、樹脂層が過冷却状態にあるようにするの
がよい。筐だ、樹脂層が結晶化温度を溶融−固化の段階
で急速に通過するようにする。
い他の点は、ポリエステル樹脂層の延伸による分子配向
を可能にするために、この製造工程に2けるポリエステ
ル樹脂の球晶の生長を可及的に抑制することである。即
ち、この工程でポリエステル樹脂の 球晶 が過度に生
じている場合には、しごき工程での樹脂層の延伸が困彪
にな9、破断、剥離、クラック発生等のトラブルを生じ
るようになる。このために、例えば熱接着後の被狼素材
は、急冷して、樹脂層が過冷却状態にあるようにするの
がよい。筐だ、樹脂層が結晶化温度を溶融−固化の段階
で急速に通過するようにする。
本発明において、ポリエステル樹脂層としてT−ダイ法
で製造された、結晶化度が低く、未配向のフィルムを用
いることができる。また、このポリエステル樹脂層とし
ては、配向による微結晶音生じたもの、例えば既に一軸
延伸或いは二軸延伸で配向されたポリエステルフィルム
を用いることもできる。例えば、二軸延伸によシ配向さ
れたポリエチレンテレフタレートフィルムを、この樹脂
層として用いると、面内配向度が低下し、しごき方向へ
の一軸配向がより大きく生じるようになる。
で製造された、結晶化度が低く、未配向のフィルムを用
いることができる。また、このポリエステル樹脂層とし
ては、配向による微結晶音生じたもの、例えば既に一軸
延伸或いは二軸延伸で配向されたポリエステルフィルム
を用いることもできる。例えば、二軸延伸によシ配向さ
れたポリエチレンテレフタレートフィルムを、この樹脂
層として用いると、面内配向度が低下し、しごき方向へ
の一軸配向がより大きく生じるようになる。
本発明によれば、このようにして製造された成形用の被
0金属素材1を、ポリエステル樹脂層乙の適性延伸温度
において、ポンチとダイスとの間で絞シしどき加工に付
する。この絞りしどき加工で、被0金属素材はカップ状
の無継目筒体の形に絞り成形されると共に、側壁部が薄
肉化されることによってしごき加工が行われる。本発明
においては、この際樹脂層が適性延伸温度に保持される
ことによシ、樹脂層に顕著な分子配向が与えられ、この
分子配向により樹脂層の諸物性が顕著に向上するのであ
る。また樹脂層の金」素材に対する経時密着性乃至接着
性が顕著に向上するのみならず、罐としての耐腐食性も
顕著に向上する。この経時@着性及び耐腐食性の向上は
、顕著であや、例えば常温でのしごき成形では、1分程
度の放置で、フィルムの剥離が既に発生するのに対して
、本発明による成形では、内容物充填、長期の保存後に
も、このような剥離は殆んど認められない。
0金属素材1を、ポリエステル樹脂層乙の適性延伸温度
において、ポンチとダイスとの間で絞シしどき加工に付
する。この絞りしどき加工で、被0金属素材はカップ状
の無継目筒体の形に絞り成形されると共に、側壁部が薄
肉化されることによってしごき加工が行われる。本発明
においては、この際樹脂層が適性延伸温度に保持される
ことによシ、樹脂層に顕著な分子配向が与えられ、この
分子配向により樹脂層の諸物性が顕著に向上するのであ
る。また樹脂層の金」素材に対する経時密着性乃至接着
性が顕著に向上するのみならず、罐としての耐腐食性も
顕著に向上する。この経時@着性及び耐腐食性の向上は
、顕著であや、例えば常温でのしごき成形では、1分程
度の放置で、フィルムの剥離が既に発生するのに対して
、本発明による成形では、内容物充填、長期の保存後に
も、このような剥離は殆んど認められない。
絞りしごき罐、即ち側面無継目金属餞の加工の順序全説
明するための添付図面法2−A図において、先ず、前述
した成形用素材1を、円板の形状に打抜く(第1工程−
剪FfjT)。この被覆金属素材1の大きさは、後述す
る絞9比やしごき’4に考慮して、最終容器に必要な金
属素材が確保嘔れるように決定する。
明するための添付図面法2−A図において、先ず、前述
した成形用素材1を、円板の形状に打抜く(第1工程−
剪FfjT)。この被覆金属素材1の大きさは、後述す
る絞9比やしごき’4に考慮して、最終容器に必要な金
属素材が確保嘔れるように決定する。
次いで第2−B図に示す絞9工程で、剪断された素材を
、絞pダイス5とポンチ6との間で絞シ加工し、浅絞p
されたカップ状成形物7に成形する。絞りダイス5とポ
ンチ6とのクリアランスは、前述した被覆金属素材1の
肉厚にほぼ等しいか或いはこれよシ若干大きい。本発明
の被覆金属素材を用いる場合、下記式 %式%) 式中りは剪断した被覆金属素材の最小径であり、ctは
ポンチの最小径である、 で定義される絞シ比R1)は、金属素材の種類によって
もかな9相違するが、実用的には一段では1.1乃至6
.0、好適には1.2乃至2.8の範囲にあるのがよい
。
、絞pダイス5とポンチ6との間で絞シ加工し、浅絞p
されたカップ状成形物7に成形する。絞りダイス5とポ
ンチ6とのクリアランスは、前述した被覆金属素材1の
肉厚にほぼ等しいか或いはこれよシ若干大きい。本発明
の被覆金属素材を用いる場合、下記式 %式%) 式中りは剪断した被覆金属素材の最小径であり、ctは
ポンチの最小径である、 で定義される絞シ比R1)は、金属素材の種類によって
もかな9相違するが、実用的には一段では1.1乃至6
.0、好適には1.2乃至2.8の範囲にあるのがよい
。
次いで、第1段の絞り工程で得られたカップ状成形物7
を、第2−C図に示す再校多工程において、より小径の
再校シダイス8と再収pポンチ9との間で再絞り力日工
し、深絞りされたカップ状成形物10に成形する。勿論
、この再校多工程における絞夛比、即ちカップ状成形物
7の径と再校シポンチ9の径との比も、絞り工程におい
て前述した値の範囲内にあることが多くの場合必要であ
る。
を、第2−C図に示す再校多工程において、より小径の
再校シダイス8と再収pポンチ9との間で再絞り力日工
し、深絞りされたカップ状成形物10に成形する。勿論
、この再校多工程における絞夛比、即ちカップ状成形物
7の径と再校シポンチ9の径との比も、絞り工程におい
て前述した値の範囲内にあることが多くの場合必要であ
る。
再校シポンチ9と再絞りダイス8との間のクリアランス
は、被覆金属素材1の厚さと実質的に等しくして素材に
しごきが加わらないようにすることができ、或いは前記
クリアランスを被覆金属素材1の厚さよりも小さくして
素材に若干のしごきが加わるようにすることもできる。
は、被覆金属素材1の厚さと実質的に等しくして素材に
しごきが加わらないようにすることができ、或いは前記
クリアランスを被覆金属素材1の厚さよりも小さくして
素材に若干のしごきが加わるようにすることもできる。
この絞り加工或いは再校シ加工には、通常使用されてい
る潤滑剤を用いることもできる。また再校シ加工で形成
された絞シ成形物を、6段目の絞り加工に賦してよp深
絞シされた成形物とすることもできる。
る潤滑剤を用いることもできる。また再校シ加工で形成
された絞シ成形物を、6段目の絞り加工に賦してよp深
絞シされた成形物とすることもできる。
第2−B図の絞シ工程で得られたカップ状成形物7及び
第2−0図で得られたカップ状成形物10をしごき加工
に賦する。即ち、第2−D図において、しごきポンチ1
1の移動路に沿って、榎数個のしごきダイス12(図面
では1個のみが示されている)が配置され、カップ状成
形物7或いは10の側壁部がしごきポンチ11としごき
ダイス12との間でしごき加工される。しごきダイス1
2としごきポンチ11とのクリアランスは、被覆金属素
材の肉厚よシも小であシ、従ってカップ状成形物の側壁
16はしごきダイス12との噛み合いにより延伸され薄
肉化される。
第2−0図で得られたカップ状成形物10をしごき加工
に賦する。即ち、第2−D図において、しごきポンチ1
1の移動路に沿って、榎数個のしごきダイス12(図面
では1個のみが示されている)が配置され、カップ状成
形物7或いは10の側壁部がしごきポンチ11としごき
ダイス12との間でしごき加工される。しごきダイス1
2としごきポンチ11とのクリアランスは、被覆金属素
材の肉厚よシも小であシ、従ってカップ状成形物の側壁
16はしごきダイス12との噛み合いにより延伸され薄
肉化される。
この場合、下記式
式中、toは罐底部:被覆・金属素材、厚みであシ、j
lは側壁部范双な瀉曹穿被覆金属素材厚みである、 で定義されるしごき率11t)は、金属素材の種類や、
配向性樹脂被覆層の厚みによっても相違するが、一般的
に言って一段のしごきで、10乃至50%、全体として
のしごきで30乃至85%の範囲にあるのが望ましい。
lは側壁部范双な瀉曹穿被覆金属素材厚みである、 で定義されるしごき率11t)は、金属素材の種類や、
配向性樹脂被覆層の厚みによっても相違するが、一般的
に言って一段のしごきで、10乃至50%、全体として
のしごきで30乃至85%の範囲にあるのが望ましい。
本発明においては、少くともこのしごき工程、好適には
絞シ工程としごき工程との全部を、ポリエステル樹脂フ
ィルム層に分子配向を与えるため、その適性延伸温度に
おいて行う。ポリエステルフィルムの適性延伸温度とし
ては、40乃至100℃の温度、特に45乃至90℃の
温度が好ましい。
絞シ工程としごき工程との全部を、ポリエステル樹脂フ
ィルム層に分子配向を与えるため、その適性延伸温度に
おいて行う。ポリエステルフィルムの適性延伸温度とし
ては、40乃至100℃の温度、特に45乃至90℃の
温度が好ましい。
既に指摘した如く、シごき加工の温度が常温のように、
ポリエステルフィルムの延伸温度よりも低い場合には、
本発明の場合に比して、フィルム層自体に有効な分子配
向を与えることが困難であると共に、金属素材との@着
性や、耐腐食性も著しく劣るようになる。1だ、このし
ごき加工全ポリエステルフィルムの適性延伸温度よりも
高い温度で行う場合にも、フィルム層自体に有効な分子
配向を与えることが困難であり、かえって結晶化等によ
り加工性が低下して、破断、剥離等のトラブルが生じる
ことになる。
ポリエステルフィルムの延伸温度よりも低い場合には、
本発明の場合に比して、フィルム層自体に有効な分子配
向を与えることが困難であると共に、金属素材との@着
性や、耐腐食性も著しく劣るようになる。1だ、このし
ごき加工全ポリエステルフィルムの適性延伸温度よりも
高い温度で行う場合にも、フィルム層自体に有効な分子
配向を与えることが困難であり、かえって結晶化等によ
り加工性が低下して、破断、剥離等のトラブルが生じる
ことになる。
本発明に2いて、ポリエステルフィルムff1K付与さ
れる分子配向は、しごき方向に2ける一軸分子配向であ
シ、その配向の程度はしごき率と延伸温度に大きく関係
するものである。この分子配向の程度は、下記式 式中、Hは該被膜kX線回折に付したときの儲円局方向
及びポリエステル被膜表面C行にX線を照射して得られ
る結晶面(100)干渉の環上回折強度曲線からめた半
価[1コを表わす、 で定義される配向度げC)が25〜90%、特に65%
〜90%となるようなものであることが望ましい。
れる分子配向は、しごき方向に2ける一軸分子配向であ
シ、その配向の程度はしごき率と延伸温度に大きく関係
するものである。この分子配向の程度は、下記式 式中、Hは該被膜kX線回折に付したときの儲円局方向
及びポリエステル被膜表面C行にX線を照射して得られ
る結晶面(100)干渉の環上回折強度曲線からめた半
価[1コを表わす、 で定義される配向度げC)が25〜90%、特に65%
〜90%となるようなものであることが望ましい。
本発明によれば、被膜の密着性及び耐腐食性に優れた内
面被覆絞りしごき罐が容易に得られるばかシではなく、
成形中乃至は成形後における金属素材の発錆等が有効に
防止され、更に成形後の蛾に塗膜密着性向上の後処理全
行い、或いは個々の備の内部にスプレー塗装を行う煩し
さが解消される等極めて多くの利点がある。
面被覆絞りしごき罐が容易に得られるばかシではなく、
成形中乃至は成形後における金属素材の発錆等が有効に
防止され、更に成形後の蛾に塗膜密着性向上の後処理全
行い、或いは個々の備の内部にスプレー塗装を行う煩し
さが解消される等極めて多くの利点がある。
本発明を次の例で説明する。
実施例1゜
軟鋼板(板厚: Q、 126m++hテンパー:T−
1)鋼種ニアルミキルド】の両面に59/m2のニッケ
ルメッキ音節し、さらに片面(フィルム被覆面)にクロ
メート処理を施したメッキ金属素材ft310℃1で加
熱し、該加熱金属素材に、ポリエチレンテレフタレート
樹脂(分子量:2万5千)金製膜化してなるフィルム(
厚み:61μm1配向度:0%)をラミ不一トシ、急冷
して得た被覆金属素材を用いて以下の成形条件にて絞シ
しどき加工を行い絞りしどき罐を得た。該絞9しどき罐
を下記の条件にて保存試験全行った結果、良好であった
。
1)鋼種ニアルミキルド】の両面に59/m2のニッケ
ルメッキ音節し、さらに片面(フィルム被覆面)にクロ
メート処理を施したメッキ金属素材ft310℃1で加
熱し、該加熱金属素材に、ポリエチレンテレフタレート
樹脂(分子量:2万5千)金製膜化してなるフィルム(
厚み:61μm1配向度:0%)をラミ不一トシ、急冷
して得た被覆金属素材を用いて以下の成形条件にて絞シ
しどき加工を行い絞りしどき罐を得た。該絞9しどき罐
を下記の条件にて保存試験全行った結果、良好であった
。
く成形条件〉
(1)延伸温度(成形直前の樹脂温度):65℃(2)
ブランク径:139朋 (6)絞9条件;18を絞υ比:1.85.2nd絞9
比:1.42 (4)シごきポンチ径: 52.65mm(51総しご
き率;65% 〈保存試験条件〉 絞シしどき罐を脱脂洗浄後180℃で5分間乾燥し、フ
ランジ加工後、内容物(スプライト)ヲ罐高の9割の高
ざまで充填し、エポキシフェノール系塗料を乾燥厚みで
10μm塗装したアルミ蓋を巻締め、蓋面を下にして6
7℃の雰囲気中に6力月放置する。
ブランク径:139朋 (6)絞9条件;18を絞υ比:1.85.2nd絞9
比:1.42 (4)シごきポンチ径: 52.65mm(51総しご
き率;65% 〈保存試験条件〉 絞シしどき罐を脱脂洗浄後180℃で5分間乾燥し、フ
ランジ加工後、内容物(スプライト)ヲ罐高の9割の高
ざまで充填し、エポキシフェノール系塗料を乾燥厚みで
10μm塗装したアルミ蓋を巻締め、蓋面を下にして6
7℃の雰囲気中に6力月放置する。
実施例2゜
軟鋼板の板厚が0−25i1nで被り素材の厚みが62
μ常である他は実施例1と同様にして得た被0金属素材
を用いて以下の成形条件にて絞シしごき加工を行い絞シ
しどき罐を得た。この絞シしどき罐を実施例1と同様に
して保存試験を行った。
μ常である他は実施例1と同様にして得た被0金属素材
を用いて以下の成形条件にて絞シしごき加工を行い絞シ
しどき罐を得た。この絞シしどき罐を実施例1と同様に
して保存試験を行った。
その結果は表−1に示す通シであり、良好であった。
く成形条件〉
(1)延伸温度(成形直前の樹脂温度):65℃(21
ブランク径:105m (6)絞9条件: 1st絞り比: 1.40.21y
i絞9比:1.42 (4)シごきポンチ径;52.65龍 (5)総しごき率;68% 実施例6、 軟鋼板の板厚が0−40mmで仮値素材の厚みが100
μmである他は実施例1と同様にして得た被0金属素材
を用いて以下の成形条件にて絞シしどき加工を行い絞シ
しどき罐を得た。この絞シしどき端金実施例1と同様に
して保存試験を行った。
ブランク径:105m (6)絞9条件: 1st絞り比: 1.40.21y
i絞9比:1.42 (4)シごきポンチ径;52.65龍 (5)総しごき率;68% 実施例6、 軟鋼板の板厚が0−40mmで仮値素材の厚みが100
μmである他は実施例1と同様にして得た被0金属素材
を用いて以下の成形条件にて絞シしどき加工を行い絞シ
しどき罐を得た。この絞シしどき端金実施例1と同様に
して保存試験を行った。
その結果は表−1に示す通りであり、良好であった。
〈成形条件〉
(1)延伸温度(成形直前の樹脂温度ン;65℃(21
ブランク径;89期 (6) 絞9条件;18を絞9比:1.69(4)シご
きポンチ径; 52.65順(5)総しごき率;80% 実施例4 被覆素材が実施例1と同じポリエチレンテレフタレート
樹脂を用いて、製膜化し、さらに90℃の温度で同時二
軸延伸されたフィルム(厚み:61μm、配向度:16
%)である他は実施例1と同様の被覆金属素材及び成形
条件にて絞りしごき惚全得た。この絞りしごき端金実施
例1と同様にして保存試験を行った。その結果は表−1
に示す通シであり、良好であった。
ブランク径;89期 (6) 絞9条件;18を絞9比:1.69(4)シご
きポンチ径; 52.65順(5)総しごき率;80% 実施例4 被覆素材が実施例1と同じポリエチレンテレフタレート
樹脂を用いて、製膜化し、さらに90℃の温度で同時二
軸延伸されたフィルム(厚み:61μm、配向度:16
%)である他は実施例1と同様の被覆金属素材及び成形
条件にて絞りしごき惚全得た。この絞りしごき端金実施
例1と同様にして保存試験を行った。その結果は表−1
に示す通シであり、良好であった。
く成形条件〉
(1)延伸温度(成形直前の樹脂ff、度);65℃(
2) ブランク径;169鮨 (6)絞シ条件:18を絞り比; 1.85.2nd絞
り比:1.42 (4)シごきポンチ径; 52.65mm(5)総しご
き率:65% 実施例5゜ 軟鋼板の板厚が0.25mmで被U素材の厚みが62μ
mである他は実施例4と同様にして得た被覆金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞pしどき加工を行い絞りし
どき罐を得た。この絞りしごき端金英施例1と同様にし
て保存試験全行った。
2) ブランク径;169鮨 (6)絞シ条件:18を絞り比; 1.85.2nd絞
り比:1.42 (4)シごきポンチ径; 52.65mm(5)総しご
き率:65% 実施例5゜ 軟鋼板の板厚が0.25mmで被U素材の厚みが62μ
mである他は実施例4と同様にして得た被覆金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞pしどき加工を行い絞りし
どき罐を得た。この絞りしごき端金英施例1と同様にし
て保存試験全行った。
その結果は表−1に示す通りであシ、良好であった。
〈成形条件〉
(11延伸温度(成形直前の樹脂温度):65℃(2)
ブランク径;105闘 (6)絞り条件;1St絞り比:1.40.2ndf9
f)比:1.42 (4)シごきポンチ径; 52.65龍(5) 総しご
き率;68% 実施例6゜ 軟鋼板の板厚が0−40mmで被覆素材の厚みが100
μmである他は実施例4と同様にして得た被0金属素材
金用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工全行い絞シ
しどき罐を得た。この絞りしごき罐を実施例1と同様に
して保存試験を行った。
ブランク径;105闘 (6)絞り条件;1St絞り比:1.40.2ndf9
f)比:1.42 (4)シごきポンチ径; 52.65龍(5) 総しご
き率;68% 実施例6゜ 軟鋼板の板厚が0−40mmで被覆素材の厚みが100
μmである他は実施例4と同様にして得た被0金属素材
金用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工全行い絞シ
しどき罐を得た。この絞りしごき罐を実施例1と同様に
して保存試験を行った。
その結果は表−1に示す通りであり、良好であった。
〈成形条件ン
(1)延伸温度(成形直前の樹脂己度);65℃(2)
ブランク径;89mm (6)絞り条件;1st絞シ比:1.69(4)シごき
ポンチ径: 52.65mm(5)総しごき率;80X 比較例1゜ 軟鋼板の板厚が0.10mmで被4夏素材の厚みが25
μmである他は実施例1と同様にして得た被覆金属素材
を用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工を行い絞り
しどき罐を得た。この絞りしどき端金実施例1と同様に
して保存試験を行った。
ブランク径;89mm (6)絞り条件;1st絞シ比:1.69(4)シごき
ポンチ径: 52.65mm(5)総しごき率;80X 比較例1゜ 軟鋼板の板厚が0.10mmで被4夏素材の厚みが25
μmである他は実施例1と同様にして得た被覆金属素材
を用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工を行い絞り
しどき罐を得た。この絞りしどき端金実施例1と同様に
して保存試験を行った。
その結果は衣−1に示す通りであり、容器として不適で
あった。
あった。
く成形条件ン
(11延伸温度(成形直前の樹脂温度);65℃(2)
ブランク径;152龍 (6)絞シ争件:1st絞り比: 2.02.2nd絞
り比:1.42 (4)シごきポンチ径; 52.65mm(5)総しご
き率;20% 比較例2゜ 軟鋼板の板厚が0.115+++mで被覆素材の厚みが
28μ常である他は実施例1と同様にして得た被覆金属
素材を用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工を行い
絞シしどき熾を得た。この絞υしどき罐を実施例1と同
様にして保存試験を行った。
ブランク径;152龍 (6)絞シ争件:1st絞り比: 2.02.2nd絞
り比:1.42 (4)シごきポンチ径; 52.65mm(5)総しご
き率;20% 比較例2゜ 軟鋼板の板厚が0.115+++mで被覆素材の厚みが
28μ常である他は実施例1と同様にして得た被覆金属
素材を用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工を行い
絞シしどき熾を得た。この絞υしどき罐を実施例1と同
様にして保存試験を行った。
その結果は表−1に示す通りであり、容器として不適で
あった。
あった。
く成形条件〉
(1)延伸温度(成形直前の樹脂温度ン;65℃(2)
ブランク径:143mm (61絞り条件;1st絞り比:1.90.2nd絞り
比:1.42 (4)シごきポンチ径;52.65龍 (5)総しごき率;60% 比較例6゜ 軟鋼板の板厚が0.66闘で被覆素材の厚みが170μ
mである他は実施例1と同様にして得た被覆金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞ジしどき加工全行い絞りし
どき罐を得た。この絞ジしどき罐を実施例1と同様にし
て保存試験を行った。
ブランク径:143mm (61絞り条件;1st絞り比:1.90.2nd絞り
比:1.42 (4)シごきポンチ径;52.65龍 (5)総しごき率;60% 比較例6゜ 軟鋼板の板厚が0.66闘で被覆素材の厚みが170μ
mである他は実施例1と同様にして得た被覆金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞ジしどき加工全行い絞りし
どき罐を得た。この絞ジしどき罐を実施例1と同様にし
て保存試験を行った。
その結果は表−1に示す通りであゃ、容器として不適で
あった。
あった。
く成形条件〉
(1) 延伸温度(成形条件の樹脂温度);65℃(2
)ブランク径;77%m (6)絞9条件:1st絞り比:1.46(4)シごき
ポンチ径; 52−65mm(5)総しごき率;88% 比較例4゜ 軟皓板の板厚が0.101mで被覆素材の厚みが25μ
mである他は実施例4と同様にして得た被覆金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞りしどき加工を行い絞りし
ごきffflを得た。この絞りしごき罐を実施例1と同
様にして保存試験を行った。
)ブランク径;77%m (6)絞9条件:1st絞り比:1.46(4)シごき
ポンチ径; 52−65mm(5)総しごき率;88% 比較例4゜ 軟皓板の板厚が0.101mで被覆素材の厚みが25μ
mである他は実施例4と同様にして得た被覆金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞りしどき加工を行い絞りし
ごきffflを得た。この絞りしごき罐を実施例1と同
様にして保存試験を行った。
その結果は表−1に示す通シであり、容器として不適で
あった。
あった。
く成形条件〉
(1)延伸温度(成形直前の樹脂温度);65℃(2)
ブランク径;152闘 (3) 絞!1%件:18を絞シ比:2.02.2nd
絞り比:1.42 (4)シごきポンチ径:52.65mm(5)総しごき
率:20% 比較例5゜ 軟鋼板の板厚が0.50朋で被覆素材の厚みが125μ
mである他は実施例4と同様にして得た被接金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工を行い絞りし
どき罐を得た。この絞りしごき端金実施例1と同様にし
て保存試験全行った。
ブランク径;152闘 (3) 絞!1%件:18を絞シ比:2.02.2nd
絞り比:1.42 (4)シごきポンチ径:52.65mm(5)総しごき
率:20% 比較例5゜ 軟鋼板の板厚が0.50朋で被覆素材の厚みが125μ
mである他は実施例4と同様にして得た被接金属素材を
用いて以下の成形条件にて絞りしごき加工を行い絞りし
どき罐を得た。この絞りしごき端金実施例1と同様にし
て保存試験全行った。
その結果は表−1に示す通りであり、容器として不適で
あった。
あった。
〈成形条件ン
(1)延伸温度(成形直前の樹脂温度):65℃(2)
ブランク径:86關 (6)絞り条件;18を絞夛比:1.58(4)シごき
ポンチ径; 52.65vrm(5) 総しごき率;8
4% (注ン 1) 試験した絞ジしどき罐は、すべて以下の条件に設
定した。
ブランク径:86關 (6)絞り条件;18を絞夛比:1.58(4)シごき
ポンチ径; 52.65vrm(5) 総しごき率;8
4% (注ン 1) 試験した絞ジしどき罐は、すべて以下の条件に設
定した。
(1)罐高:120間
(2)側壁部の厚み1100μm(被膜の厚みは20μ
沸) 2 クラック発生はフランジ部の状態を肉眼観桜により
評価した。
沸) 2 クラック発生はフランジ部の状態を肉眼観桜により
評価した。
第1図は本発明に用いる被覆金属素材の構成断面図、
第2−A図、第2−8図、第2−C図及び第2−D図は
、第1図の被覆金属素材を用いて絞りしごき罐を製造す
る工程を示す断面図である。 引照数字はそれぞれ、1は被覆金属素材、2は金属素材
、6は樹脂層、4は密着下地層、5は絞りダイス、6は
絞りポンチ、7はカップ状成形物、8は再収シダイス、
9は再収9ポンチ、10はカップ状成形物、11はしご
きポンチに 12はしごきダイス、16はカップ状成形
物の側壁部を示す。 第2−A図 第2−8図 \ 2 13
、第1図の被覆金属素材を用いて絞りしごき罐を製造す
る工程を示す断面図である。 引照数字はそれぞれ、1は被覆金属素材、2は金属素材
、6は樹脂層、4は密着下地層、5は絞りダイス、6は
絞りポンチ、7はカップ状成形物、8は再収シダイス、
9は再収9ポンチ、10はカップ状成形物、11はしご
きポンチに 12はしごきダイス、16はカップ状成形
物の側壁部を示す。 第2−A図 第2−8図 \ 2 13
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)樹脂被覆金属素材の絞シしどき加工によ多形成さ
れた絞シしどき鉋であって、この罐は金属素材の少なく
とも鑵内面となる側に密着下地層全弁して密着されたエ
チレンテレフタレート単位を主体とする熱可塑性ポリエ
ステルの被膜を有し、罐の側壁部において、金属素材は
下記式 toは罐底部被稙金成材の厚み、1.は側壁部被緯金属
素材の厚み全夫々示す、 で定義される総しごき率(R)が60乃至85%となる
ように薄肉化きれていると共に、側壁部のポリエステル
被膜は下記式 式中、Hは該被膜kX線回折に付したときの罐円周方向
及びポリエステル被膜表面に平行にX線を照射して得ら
れる結晶面 (100)干渉の頂上回折強度曲線からめた半価中を表
わす、 で定義される配向度<fC)が25〜90%となるよう
に分子配向されていることを特徴とする耐腐食性に優れ
た絞シしどき働。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024401A JPS60172637A (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | 絞りしごき罐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024401A JPS60172637A (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | 絞りしごき罐 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172637A true JPS60172637A (ja) | 1985-09-06 |
JPH0379252B2 JPH0379252B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=12137138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59024401A Granted JPS60172637A (ja) | 1984-02-14 | 1984-02-14 | 絞りしごき罐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172637A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990009321A1 (en) * | 1989-02-16 | 1990-08-23 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Thin, deep-drawn can |
WO1991001922A1 (en) * | 1989-08-02 | 1991-02-21 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Vessel lid comprising laminated material |
EP0747135A1 (en) * | 1995-06-06 | 1996-12-11 | Toyo Seikan Kaisha Limited | Drawn and wall-ironed can body having excellent corrosion resistance and flavor retention and production method thereof |
EP0748856A1 (en) * | 1995-06-15 | 1996-12-18 | Toyo Seikan Kaisha Limited | A can body having improved impact resistance |
US6136395A (en) * | 1995-06-07 | 2000-10-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd. | Can body having improved impact |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142688A (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-10 | Yoshizaki Kozo | |
JPS5825493A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-15 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 絞りしごき罐及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-02-14 JP JP59024401A patent/JPS60172637A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5142688A (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-10 | Yoshizaki Kozo | |
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Cited By (5)
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WO1990009321A1 (en) * | 1989-02-16 | 1990-08-23 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Thin, deep-drawn can |
WO1991001922A1 (en) * | 1989-08-02 | 1991-02-21 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Vessel lid comprising laminated material |
EP0747135A1 (en) * | 1995-06-06 | 1996-12-11 | Toyo Seikan Kaisha Limited | Drawn and wall-ironed can body having excellent corrosion resistance and flavor retention and production method thereof |
US6136395A (en) * | 1995-06-07 | 2000-10-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd. | Can body having improved impact |
EP0748856A1 (en) * | 1995-06-15 | 1996-12-18 | Toyo Seikan Kaisha Limited | A can body having improved impact resistance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379252B2 (ja) | 1991-12-18 |
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