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JPS60168929A - 位置変更装置 - Google Patents

位置変更装置

Info

Publication number
JPS60168929A
JPS60168929A JP2108184A JP2108184A JPS60168929A JP S60168929 A JPS60168929 A JP S60168929A JP 2108184 A JP2108184 A JP 2108184A JP 2108184 A JP2108184 A JP 2108184A JP S60168929 A JPS60168929 A JP S60168929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
movable body
shaft
spring clutch
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2108184A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kanemitsu
金光 伸二
Mototada Chokai
鳥海 基忠
Seiichi Namekata
行方 清一
Tomohiro Aoki
青木 友洋
Akiyoshi Torikai
鳥飼 昭嘉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2108184A priority Critical patent/JPS60168929A/ja
Publication of JPS60168929A publication Critical patent/JPS60168929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D71/00Mechanisms for bringing members to rest in a predetermined position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物 本発明は可動体を選択された位置に変動させ、その位置
に位置決めする為の位置変更装置に関する。
可動体を選択された位置に移動させる為の駆動力をばね
クラッチを介して伝達する場合、ばねクラッチの断にの
み頼って可動体の停止位置決めを行うと、その停止位置
がばらついてしまう。これは、使用する個々のばねの精
度のばらつき等により、制御環への係止部材の係脱時点
と、駆動力が実際に断、続される時点とが個々のクラッ
チ間でかなり変動するからである。
そこで本発明は如上の不都合を解決し、ばねクラッチを
介して駆動力を伝達することにより可動体を移動させる
位置変更装置で、はねクラッチの藻 作動点に護差があっても、可動体を正確な位置に位置決
めできる装置を提供することである。
以下図面を診照して本発明の詳細な説明する。
以下に示す例は変速装置の駆動伝達ギア部の位置変更に
本発明を適用した例を示すものである。
第1図は変速装置の主要ギア列を示し、煩雑を避ける為
、各ギアは全て夫々のピッチ円で示している。第2図は
第1図のA−A方向に見た装置の一部の説明図である。
各図に於いて、1は定位置に配置された入力側ギア、2
は定位置に配置された出力側ギア、3.4,5.6は駆
動力伝達用ギアグループである。各ギアグループ3,4
,5゜6は夫々第1ギア3’′、4’a 5’j6’及
び第2ギア3″。
4”、5“、6“を有している。そして各グループの第
1ギアと第2ギアのギア比、即ち第1ギアの歯数と第2
ギアの歯数の比は、グループごとに汝なる。
この実施例ではギアグループ3の第1ギアと第2ギアの
ギア比はlであるが、別にこれに限る必要け々い。また
第1図、第2図実施例では、各ギアグループの第1ギア
、第2ギアは相互に固定されてお1′l、従って第1ギ
アが回転すわば第2ギアもそれと一体的に回転するよう
になっている。
各ギアグループの第1ギア、第2ギアは、夫々支持板1
1.12に支持された軸7,8,9.10に回転自在に
支持されている。11117,8,9.10は夫々支持
した第1ギア、第2ギアにとって共通の軸であるが、一
方に於いては支持板11.12を、各ギアを収納する間
隔をおいて一体的に同定連結する連結部材も兼ねている
。ここで後述の機構により支持板11.12は第1図の
矢印R方向(これと逆方向でもよい)に回動可能であり
、前記ギアグループ3.4,5.6は、回転方向に関し
、間隔をおいて支持板11.12上に支持されている。
上記間隔は各ギアグループが相互に干渉しない範囲で任
意に設定できるが、図示力では各ギアグループの軸?、
8.9.10が順に90度宛の間隔をおいて支持板11
.12に固定されている。
第1図において各ギアグループの第1ギア3′。
4/、5/、6/のピッチ円は1つの共通仮想円C1に
外接している。図示例ではこの日C1は入力端ギmlの
ピッチ円である。一方、各ギアグループの第2ギア3“
、4”、5“、6“のピッチ円は別の1つの共通仮想円
C!に内接しており、またこの円C7には出力軸23に
固定された出力側ギア2のピッチ円が外接している。そ
して上記仮想円C,、CIは同心円であり、前記支持板
11.12はこの仮想円C+ 、 C2の中心に位置す
る軸心を中心に回動する。かくして、各ギアグループの
第1ギア3′。
4/、5/、6/は、支持板11.12がどの回転位置
で停止せしめられていても、常に入力側ギアIK噛合し
ており、また支持板11.12が回転中も入力側ギア1
に噛合した状態で上記支持板11.12の軸心を中心に
公転する。そして各ギアグループの第2ギア3”、4“
 51′、 6“は、それの属するギアグループが作動
位置に来た時、出力側ギア2に噛合する。第1図ではギ
アグループ4が作動位置にあるが、いずれにせよ、作動
位置に来たギアグループは入力側ギアlからの駆動力を
、第1ギア、第2ギアを順に経て、出力側ギア釡に伝達
する。そして作動位置に来たギアグループの軸は入力側
ギアの軸と出力側ギアの軸を結ぶ直線上に並ぶ。
第2図に於いて、前記入力側ギアlは、枠体15に軸受
29を介して支持され、支持板12の孔12’を貫通し
た連結管28により、ギア30に固定連結されている。
そしてギア1130は一体的に、装置枠体14.34に
軸受32,33を介して回転自在に支持された軸31に
回転自在に支持されている。そしてギア30はギア35
に噛合っている。ギア35は、爪型37を有する緩み型
のばねクラッチ36を介して軸13に固定されたギア3
8に連結される。即ち、爪型37に制御爪58(第3図
)が係合してばねクラッチ36が作動するとギア35は
ギア38と一体的に回転し、上記制御爪58が爪型37
から離間してばねクラッチ36が非作動となるとギア3
8 、35間の連結が断たれ、ギア38が回転していて
もギア35け回転しない。尚、軸13は装置枠板34.
15に軸受16゜39を介して回転自在に支持されてい
る。1だ。
18は上記軸13に固定された歯付きプーリであり、一
方向に回転する駆動モータ20からの駆動力により回動
される面倒きペル)19により回転j 駆動される。而してモータ20が作動すれ、ギア38は
ベルト19、プーリ18、軸13を介して回動駆動され
る。かくして、モータ20が作動して軸13が回転して
いる場合に於いて、l of:ばねクラッチ37が作動
すると軸13の回転はギア35.30.1を経、更に前
記ギアグループ3゜4.5.6の内選択された変速比に
対応するギアグループ(第2図の場合はグループ4)を
介してギア2に伝達され、出力軸23が選択された速度
で回転駆動される。つまり入力側ギアlの回転駆動力は
作動位置にある駆動力伝ス辛ギアグループを介して出力
側プーリ2に伝達される。各ギアグループ3,4,5.
6は前記の如く第1ギア、第2ギアのギア比を異にして
いるので、入力側ギアlが一定速度で回転駆動されても
、出力側ギア2は。
作動位置にあるギアグループの第1ギア、第2ギアのギ
ア比に対応した速度で回転駆動される。而してギア2は
、装置枠体14,15.34に軸受21.22.57を
介して回転自在に支持された軸23に固定されており、
この軸23には歯付プーリ24が固定されている。ギア
2が回転すればプーリ24も回転し、そしてその選択さ
れた速度を有する回転駆動力は、プーリ24に掛けられ
た歯付ベルト25を介して所望の被駆動体26に伝達さ
れる。かくして被駆動体26は選択された速度で、換言
すれば作動位置にあるギアグループの第1ギア、第2ギ
アのギア比に対応する速度で駆動される。
一方、モータ20が作動して軸13が回転中であっても
、ばねクラッチ36が非作動であるならば、ギア35は
回転しないので、軸23は回転しない。従って被駆動体
も駆動されない。
前記軸31には速度切換え用ギア40が回動可能に遊嵌
されている。このギア40は軸31に対してばねクラッ
チ41で連結されるものであって、制御環42に設けら
れた立て爪43+ −43t 、43s。
434 、44+ 、 442.441 、444のい
ず九にも制御爪59(第3図)、60(第6図)が係合
していない時はばねクラッチ41が作動してギア40を
軸31に固定連結し、ギア3g 、46.47を介して
伝達されたモータ20からの駆動力を軸31に伝達して
、ギアグループ3,4,5.6を支持した支持板11.
12を回動させる。一方、上記立て爪のいずれか罠制御
爪59及び、又はCO6係合していればばねクラッチ4
1は非作動となり、ギア40は軸31を中心に空転して
軸31に回転力は伝達されない。尚、45は制御項42
に一端が係止され、軸31に他端が係止された締り型の
ばねである。(軸31の回転により支持板11゜12を
回転させる機構については彼達する)第3図に示すよう
にギア38には、枠体15゜34に固定された軸48に
回転自在に支持されたギア46が噛合っており、そして
このギア46には枠体15.34に固定された軸49に
回転自在に支持されたギア47が噛合っている。ギア4
7は前記ギア40に噛合っているから、軸13の回転時
、ギア4oけ前記矢印R方向に常時回転する。
さて第4図、第5図、第6図に於いて、支持板11.1
2の回転駆動とその位置決めについて説明する。
この支持板11.12は軸31に、この軸d対して相対
的に回動可能に装着されている。62け軸31に固定さ
れた駆動板であり、1つの方向(矢印R)に回転する。
この駆動板62にはピン63が固植されてbる。このピ
ン63は支持板11に設けられた。支持板110回動方
向に長い長孔64を貫通している。一方、支持板11に
はピン65が固植されている。そしてピン63.65の
間にはばね66が掛けられている。従ってばねクラッチ
41が作動して軸31が回転すれば駆動板62は支持板
11が回転停止した状態でも、ばね66を引き伸ばして
弾性力を蓄勢させながら支持板11に対して相対的に回
動可能である。
支持板11には、前記ギアグループ3,4,5゜6の夫
々に対応して溝67.68,69.70が設けられてい
る。この溝の各々にはストッパーピン71が落ち込み可
能であり、ピン71が溝に落ち込み、係合す石と支持板
11.12の回動は停止される。而して溝67がピン7
1に係合した時ギアグループ3が、溝68がピン71に
係合した時ギアグループ4が、溝69がピン71に係合
した時ギアグループ5が、溝7oがピン71に係合した
時ギアグループ6が、夫々前記作動位置に位置決めされ
る。
上記ピン71は、定位置に設けられた軸73を中心に揺
動可能に支持されているレバー72に設けられている。
レバー72と定位置に設けられたピン75の間にはばね
74が掛けられており、これによってレバー72は反時
計方向に付勢され、ストッパービン71を常時支持板1
1方向に弾性的に付勢している。
前記駆動板62には、上記支持板11の4個の溝に対応
して4個の突起76.77.78.79が設けられてい
る。各突起の回転方向Rについて前側の部分は斜面76
’、 77’、 78’、 79’となっている。これ
によって、支持板11が固定された状態で駆動板62が
矢印R方向に回転して前記支持板11の溝に係合したス
トッパーピン71に突起の上記斜面が当接すると、スト
ッパーピン71はこの斜面のカム作用によりばね74の
弾性力に抗して溝から押し上げられ、溝外に退避可能と
なる。かくして支持板11.12の停止状態は解除され
、軸31を中心に矢印R方向に回動可能となる。
前記ばねクラッチ41の制御環42の周上には、前記の
ギアグループ3,4,5.6に対応して爪44、 、4
4* 、44s −444が、制御環42の回転軸方向
に関し間隔をおいて設けられている。前記ギアグループ
の軸7,8,9.10は支持板11゜12に90度間隔
で設けられているので、爪44゜〜444もそれと同間
隔、つまり略90度間隔で環42上に設けられているが
、上記軸7〜lOの設置間隔が上記角度以外であれば、
爪44.〜444の設置間隔もそれに対応させる。これ
と同様な事は前記支持板11に設けた溝67〜70.駆
動板62に設けた突起76〜79についても言える。
いずれにせよ、ばねクラッチ41が作動してギア40と
軸31が連結され、軸31が回転すると。
上記制御環42も回転する。而して上紀爪44゜〜44
.のいずれかが制御ストッパー60に当接すると制御環
42の回転が停止される。制御環42の回転が停止せし
められるとげね45は緩むから、ギア40と軸31の連
結は断たれ、従って駆動板620回転も停止する。尚、
ギアグループ3が作動位1dにある時は爪441が、ギ
アグループ4が作動位置にある時は爪44.が、ギアグ
ループ5が作動位置にある時は爪44.が、ギアグルー
プ6が作動位置にある時は爪44.が、夫夫ストッパー
60に当接している。
第6図に示すように上記制御ストッパ60は、装置内の
定位置に設けられた軸81に回動可能に支持されたレバ
ー80に設けられている。レバー80には操作ノブ82
が設けられており、操作者けこのノブ82を矢印方向に
移動させることによりレバー80を矢印方向に回動させ
てストッパー60の位置を略平行方向に変位させること
ができる。かくして操作者はストッパー60を選択され
た変速比に対応する爪と保合可能な位置に変位させるこ
とができる。尚、ノブ82の移動路に沿って目盛り83
.〜834が刻設されている。目盛り83、〜83.は
夫々爪44.〜444に対応している。
(従って夫々ギアグループ3〜6に対応している。)そ
こでノブ82を例えば目盛83.の位置がら目盛83、
の位置に変位すれば、ストッパー60は爪44□に係合
していた位置から爪44.に係合可能な位置に変位する
次に上述機構の動作を説明する。
制御ストッパー60を、それが係合していた制御項42
のいずれかの爪から離し、所望の変速比に対応する位置
に変位させ、がり後述の爪59が制御環42の爪431
〜434から離間されると、バネ45により、モータ2
oからの駆動力が駆動板62に伝わる。と同時に、制御
環42が回転する。回転が続き、ストッパー60に制御
環爪441〜444のいずれが選択された変速比に対応
するものが係合すると、バネ45が緩み歯車終了する。
一方、所望のギアグループが作動位Ifに位置していゐ
時は第4図のような状態であるが、この状態ではばねク
ラッチ41が作動すると上記のように駆動板62が矢印
R方向に回転開始する。しかし支持板11は前記溝にス
トッパービン71が係合しているからまだ回転できない
。その間駆動板62はばね66を引き伸ばしながら回転
を続ける。
そして次に駆動板62に設けた前記突起のいずれかがビ
ン71に係合し、駆動板62の回転に従って上記突起が
ビン71を支持板11の溝からぼり出す。前記長孔64
は駆動板62の以上の動作を足 可能にするに定る長さを有するものであるが、ビン63
.65を駆動板62と支持板11の対向隙 隙 間隔中にのみ配置し、この対向間隔内でばね66を支持
するようにすれば長孔64は当然不要である。イスれに
せよストッパービン71が支持板11の溝から蹴り出さ
れると、それまでばね66に蓄勢されていた弾性力によ
り支持板11は矢印R方向に回転し、ビン71は支持板
11の円周部11’に乗る。この時作動位lit Kあ
ったギアグループは作動位置から外れる。そして支持板
11は牟反 第6図に示す如くばね66を介して駆動体62により矢
印R方向に回転を続ける。更に回転が続くと支持板11
の次の溝がビン71に係合する位置に来てビン71がば
ね74の作用により溝に落ち込み、支持板11.12の
回転は停止する。これによって次のギアグループが作動
位置に位置決めされるが、制御環42上の爪はまだスト
ッパA60と係合する位置に到っていない。この為ギア
40から軸31への駆動力伝達はまだ断たれず、駆動板
62は停止した支持板11に対して、はね66を引き伸
ばしつつ更に回転を続ける。而してストッパー60が制
御頂上の次の爪の回動経路に位置している場合は、駆動
板62の次の突起がストッパービン71を支持板11の
溝から蹴り出す前に、上記爪がストッパー60に係合し
、ばね45が緩んでギア40から軸31への駆動力伝達
は断たれ、駆動板620回転は停止する。新たに選択さ
れたギアグループがその前に選択されていたギアグルー
プ・よ;りも矢印R1と逆、方向、について1つ隣のギ
アグループであった場合は、上記で速度切換え動作は終
了する。
しかし、新たに選択されたギアグループが上述のギアグ
ループと異なる場合は、ストッパー60はその新たに選
択されたギアグループに対応する制御環爪の回動経路に
ないから、ストッパービン71が支持板11の溝に落ち
込んでいてもばねクラッチ41の作動は停止せず、駆動
板62は史に回転を続け、その次の突起部がビン71を
上記の溝から蹴り出す。かくして新たに選択されたギア
グループに対応する制御環爪がストッパ、60に当接し
てばねクラッチ41が作動停止するまで、前記動作が繰
り返される。
以上のようにして、ばねクラッチ41の作動を停止させ
る前に支持板11の、従ってギアグループの位置決めを
行うことにより、ばねクラッチ41自体による軸31の
停止位置決め精度が低いものであっても1選択されたギ
アグループ支持板、かつ確実に作動位置に保持でき1円
滑にかつ高精度に所望の出力速度を得ふことができる。
上記実施例では出力軸23をはねクラッチ36により選
択的に回転駆動できるようにし、かつその回転速度を変
えることができるようにした。そこで本実施例では軸2
3の選択されたギアグループを介しての選択された速度
での回転時にはレバー83を操作してストッパー60の
位置を変えても、前述した速度変更動作が行われるよう
に構成された。
即ち、第3図で、ばねクラッチ41の制御環42には、
前記爪44.〜444と離れた位置に於いて、前記各ギ
アグループ3〜6に夫々対応して爪43.〜434が設
けられている。この爪43.〜434は、環42の回転
時に同一の経路を通るように、環42の同一円周上に配
置されており、そしてギアグループ3が作動位置にあふ
時は爪43゜に、ギアグループ4が作動位置にある時は
爪43゜に、ギアグループ5が作動位置にある時は爪4
3゜に、ギアグループ6が作動位置にある時は爪434
に、夫々爪59が係合するようになっている。
而して爪59は定位置に設けられた軸85に回動可能に
支持されたレバー84に設けられている。
このレバー84はリンク板80に回動可能に軸着されて
いる。また、リンク板80にはレバー86も回動可能に
11]着されている。このレバー86にはばねクラッチ
36の制御爪型37に係合する制御爪58が設けられ、
定位置に設けられた@87に回動可能に支持されている
そしてリンク板80はばね87によって右方に付勢され
ている。従ってこのばね87は爪59゜58を制御環4
2の爪、爪型37の爪から離脱させる方向に付勢してい
る。一方、リンク板80には電磁プランジャー88が連
結されており、プランジャー88が作動すると、第4図
に示す如く、爪59.58はばね87の弾性力に抗して
制御環42の爪、爪型37の爪の回転経路中の位置に連
動して侵入する。プランジャー88が消勢すると爪59
.58は夫々上記経路外圧連動して退避する。而して爪
59が上記経路外に退避し、かつ前Beストッパー60
がいずれの爪にも係合していない状態に於いてばねクラ
ッチ41がつながってギア40の駆動力が軸31に伝達
され、爪59が上記圧43.〜434のいずれかに保合
しておれはス;・ツバ−60がいずれの爪にも係合して
いなくてもばねクラッチ41け作動せず、ギア40の駆
動力は軸31に伝達されない。また爪58が爪型37か
ら退避すると、ばねクラッチ36が作動停止してもモー
タ20からの駆動力のギア35への伝達が断たれ、軸2
3の回転は停止し、逆に爪58が爪型37に係合すると
げねクラッチ36が作動し゛〔軸23は選択された速度
で回転する。
以上により、プランジャー88が付勢し、軸23が正方
向に回転している状態では、爪59が制御復爪43.〜
43.のいずれかに係合しているからレバーBOを操作
して爪60の位置を変更しても・ばねクラッチ41は作
動せず、従ってギアグループ支持板11.12は回動し
ない。しかし、またプランジャー88を消勢した状態、
つまりl111123に鮎記入力側ギアl、出力側ギア
2を介しての回転駆動力が伝達されない状態に於いては
、爪59はいずれの爪43□〜434とも係合していな
いから、レバー80を操作してストッパー60の位置を
変更すると、前記の如くしてそのストッパー60の新位
置に対応するギアグループが作動位置にもたらされる。
尚、第3図で93は軸31に固定され、従ってギアグル
ープ3〜6の位置変更に連動して回転するカム環である
。カム93はギア列等を介して軸31に連結してもよい
。いずれにせよりム93のカム溝94の形状は上記ギア
グループ3〜6の夫夫の位置に対応されている。従って
このカム溝94に係合したカムフォロア95の位置を、
例えばこのフォロアに連結して摺動可変抵抗器96や。
フォロア95の移動方向に沿って配置された複数のマイ
クロスイッチ等で検知すれば、作動位置に位置決めされ
たギアグループに対応する。従って選択された変速比に
対応する信号を形成することができる。この信号は例え
ば設定された変速比の表示、或いは他の被駆動体を設定
された変速比に対応する位置に変位させる為等の信号と
して利用できる。またフォロア95を他の被駆動体に機
械的に連結してこの被駆動体の位置を選択された変速比
に対応して変更するようにしてもよい。ま、た支持板1
1又は12に、各ギアグループの夫々に対応する位置に
各々カムを設け、一方各カムに対応するマイクロスイッ
チを夫々定位置に固定し、各カムで各マイクロスイッチ
を作動させる等、別の手段によっても1作動位置に位置
決めされたギアグループに対応する信号を得ることがで
きる。
以上の例では駆動力伝達ギアグループの各第1ギアは全
て常時入力側ギアに常時噛合っている。
これは変速動作が円滑に行なえ乙点等で好ましいが、必
ずしも必要ではない。
また以上の実施例は入力側ギアlのピッチ円は円C8に
内接させ、出力側ギア2のピッチ円は円C2に外接させ
たが、出力側ギア2のピッチ円も円C2に内接させても
よい(この場合6第2ギアのピッチ円は仮想円C2に外
接する)し、或いは入力側ギア1のピッチ円も円C1に
外接させてもよい(この場合6第1ギアのピッチ円は仮
想円C1に内接する)。前者の例を第7図に、後者の例
を第8図に夫々示す。尚、いずれの場合も各ギアグルー
プの支持板11.12は円C,、C,の共通中心Xを軸
心にして回動する。
尚1以上の実施例は仮想円C,、C,とギアグループの
第1ギア、第2ギアのピッチ円が夫々内接、又は外接す
る理想的な例を示したが、各第1ギ、ア、第2ギアのピ
ッチ円が仮想円に夫々厳密に内接、又は外接する必要は
なく、また入力側ギアのピッチ円も厳密に仮想円C,と
一致させ或いは内接又は外接させる必要もなく、更に出
力側ギアのピッチ円も厳密に仮想円C2に外接又は内接
させる必要もなく各ギアグループが作動位置に来た時、
そのギアグループの第1ギアが入力側ギアに、第2ギア
が出力側ギアに係合する関係にあればよい。
つまり、入力側ギアは支持板11.12が回動する際の
各ギアグループの第1ギアの移動経路の内外、又は外側
の位置にあって各第1ギアの上記移動を阻止することは
ないが、作動位置に来たギアグループの第1ギアと噛合
し、−力出力側ギアは支持板11.12が回動する際の
各ギアグループの第2ギアの移動経路の外側又は内側の
位置にあって各第2ギアの上記移動を阻止することはな
いが1作動位置に来たギアグループの第2ギアと噛合す
るような位置にあればよい。このような各ギアの配置状
態、及び前記のように厳密に内、外接する状態をあわせ
て、各第1ギア、各第2ギア。
入力側ギア、出力側ギアのピッチ円が同心の仮想円C,
、C,に実質的に内接又は外接していると言うこともで
きる。
また前記各実施例では、lを入力側ギア、2を出力側ギ
アとしたが、これを入れ替えて2を入力側ギアとし、l
を出力側ギアとしてもよい。この場合に於いて前記各ギ
アグループで第1ギアとして符号を与えられたギアは第
2ギアとして、第2ギアとして符号を与えられたギアは
第1ギアとして読み変えられる。この場合、その第1ギ
アへの駆動力伝達手段、その第2ギアからの駆動力出力
手段は前記と同様な手段が使用できる。
また駆動源20からの軸13への駆動力伝達、及び軸2
3から被駆動体26への駆動力伝達は、歯付きベルト、
歯付きブーりによって行われたが、チェーン、スプロケ
ット機構、ギアトレーン等の機構によってもよい事は言
う迄もない。
また変速モードは以上の例では3又は4つであるが2で
もよく、5以上でも可能である。
また前述実施例では第4.5図のピン71を、駆動板6
2に設けた突起76〜79で、支持板11の溝67〜7
0から蹴り出すようにしたが、ビン71を電磁プランジ
ャー等、他の手段で上記谷溝から引き出すようにしても
よい。例えば第4図で2点鎖線で示した53,54.5
5は夫々マイクロスイッチ、タイマー、電磁プランジャ
ーで、マイクロスイッチ53は前記駆動板62に前記各
ギアグループ3〜6に対応して設けられた突起76〜7
9によって作用される。従ってこの場合突起76〜79
はスイッチ作動部材であって、ビン蹴1コ り出し部材でないから、ピン71に当接しない位す 置を移動するように設けられる。マイクロスイッチ53
は、ばねクラッチ41が作動して駆動板62が矢印R方
向に回転を開始して後、ばね66が若干引き伸ばされた
段階で、前記突起76〜79の内、ピン71が嵌合して
いた支持板11の溝67〜70の内の1つに対応する突
起によって作用され、閉成される。この時のスイッチ5
3からの信号はタイマー54に印加され、タイマー54
は上記スイッチ53の閉成時点から所要時間電磁グラン
ジャー55を作動させる。このプランジャー55はレバ
ー72に機械的に連結されており1作動するとげね74
の弾性力に抗してレバー72を時計方向に回動させ、ピ
ン71を前記溝から退避させ、これによって支持板11
を開放して前記と同様に回動開始させる。支持板11の
回動によりピン71の係合していた溝がピン71との係
合位置から移動して、次の溝がピン71との係合位置に
来る前に前記タイマー54は消勢し、プランジャ55の
作動を停止させる。これによってピン71はばね740
弾性力によって支持板11の周面11’に押圧される。
而して上記次の溝がピン7)との係合位置に来ると、ピ
ン71はこの溝に落ち込んで支持板11の回動を停止さ
せる。
以上の動作が、前記と同様に、選択されたギアグループ
が作動位置に位置決めされ、そのグループに対応する制
御環突起(44,〜444)に係止爪60が当接してば
ねクラッチ42が消勢されるまで繰り返される。
尚、マイクロスイッチ530代りに、前自己駆動板62
の各突起で間の光路が遮断されるように配置された、発
光素子、受光素子を対向して成るフォトカプラ等を使用
してもよい。
以上の実施例は変速装置の駆動力伝達ギアグループの位
置変更に本発明を適用した例であるが、本発明は、ばね
クラッチを介して移動されるOT m体ならば任意の可
動体の位置決めに適用できる。
第9図の例は往復直線移動する可動体89を位置変更す
る実施例である。この例ではギア38は一方向に回転す
るモータ20の出力軸に直結されている。そしてギア3
8はギア40に直接噛合されている。前記支持板11に
は、この例では円筒カム93が固定されている。カム9
3は軸31に対して相対的に回動可能である。支持板1
1.駆動板62は第4,5図に示したのと同様な構成で
ある。またばねクラッチ41.制御爪60、ピン71等
についても前記と同様の構成で可能である。
上記可動体89には摺動軸受97が固定されており、こ
の軸受97は直線ガイドレール90 K摺動可能に嵌合
している。一方、可動体89には突出片98が固定され
ており、この突出片98 K設けた長孔99にはレバー
91の先端部に設は九ピン100が嵌合している。この
レバー91は定位置に設けられた軸92を支点に回動可
能であり、軸92に関し、ピン100のある側とは反対
の側の端部が円筒カム93のカム溝94に係合されてい
る。従ってカム93が回転するとレバー91は往復動し
、可動体89も往復動することになる。
かくしてばねクラッチ41が作動してモータ20の駆動
力が駆動板62に伝達されると、前述したと同様な作動
が生じ、カム93が回動してレバー91を軸92を中心
に回動させ、ピン100が長孔99の側面を押して可動
体89を移動させる。
可動体89の移動方向、及び移動量はカム溝94の形状
によって規定されるが、−いずれにせよ、可動体89が
選択された位置に到達すると前記の如くピン71が支持
板11の上記選択された位置に対応する溝に落ち込み、
支持板11の回動が、従ってカム93の回動が停止し、
可動体89が上記位置に停止、位置決めされる。そして
この位置決め完了の短時間後に、ピン71が支持板11
の上記溝から猷り出される前に、ばねクラッチ41の制
御環42に設けられた突起44.〜444の内、可動体
89の選択された位置に対応する突起が爪60に当接し
、ばねクラッチ41の作動が停止する。
尚、ピン71の支持板11との係合を解除するのは、前
記の如く電磁プランジャー等を用いて行うこともできる
。モータ20は可動体89の位置変更時のみ駆動しても
よく、常時駆動しておいてもよい。また可動体89は工
作機械に於ける工作物載置台等としても使用できる。
また前記例では軸31に駆動板62を直接固定したが、
軸31の回転駆動力をギア列等を介して駆動板62に伝
達するようにしてもよい。
以上1本発明によればばねクラッチを用いて可動体を移
動させるにもかかわらず、その可動体を選択された位置
に正確に位置決めでき、かつその為の機構も簡単であゐ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部説明図、第2図は第1
図A−A矢示の一部説明図、第3図は第2図実施例の一
部説明図、第4図、第5図は第2速 図実施例の変度切換機構の説明図、第6図は第4図、第
5図の機構の要部斜視図、第7図、第8図は変速機構の
他の例の説明図、第9図は本発明の他の実施例の説明図
である。 20は駆動モータ、41はばねクラッチ、42はその制
御環、62け駆動板、11は可動支提板、71は位置決
めビンである。 出願人 キャノン株式会社 75 74 73 7B’ 6’/

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動体の位置を選択された位置に変更する位置変
    更装置に於いて、 上記可動体を駆動する駆動部材と、 上記可動体の位置を変更するに際して上記駆動部材に駆
    動源からの駆動力を伝達するばねクラッチ手段と、 このばねクラッチ手段に選択的に係合し、ばねクラッチ
    手段を選択的に断続するばねクラッチ制御手段と、 上記ばねクラッチ手段を介して駆動源からの駆動力が上
    記駆動部材に伝達されている間に、上記可動体を選択さ
    れた位置に停止させる位置決め手段と、 を有することを特徴とする位置変更装置。
  2. (2)前記位置決め手段は前記可動体に弾性的に付勢さ
    れた保合部材を有し、 前記可動体は、上記係合部材がそこに係合した際、自身
    の移動が停止せしめられる係合部材停止部を有し。 前記駆動部材は弾性部材を介して前記可動体に連結され
    ており、かつ前記可動体の位置を変更するに際して前記
    可動体の係合部材係止部から上記係合部材を蹴り出す蹴
    り出し部を有している、 特#′f請求の範囲第1項記載の位置変更装置。
  3. (3) 前記位置決め手段は前記可動体に弾性的に付勢
    された係合部材を有し、 前記可動体は、上記係合部材がそこに係合した際、自身
    の移動が停止せしめられる係合部材係止部を有し、 前記駆動部材は弾性部材を介して前記可動体に連結され
    ており、 前記位置決め手段は、更に、前記可動部材の位置を変更
    するに際して上記係合部材を前記可動体の係合部材係止
    部から外す手段を有している、 特許請求の範囲第1項記載
  4. (4)前記ばねクラッチの制御環には、前記可動体を位
    置決め可能な位置の夫々に対応して検数の係合部を有し
    、 前記ばねクラッチ制御手段は上記係合部に係脱可能な係
    止部と、前記可動体の選択された位置決め位置に対応す
    る制御環係合部にこの係止部を係合させる手段とを有す
    る、特許請求の範囲第1項記載の位置変更装置。
JP2108184A 1984-02-08 1984-02-08 位置変更装置 Pending JPS60168929A (ja)

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JP2108184A JPS60168929A (ja) 1984-02-08 1984-02-08 位置変更装置

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ID=12044930

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240295A (ja) * 1986-04-10 1987-10-21 棚田 克紀 回転式バケツト装置のバケツト多角度回転止め装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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