JPS60168821A - 斜面緑化方法 - Google Patents
斜面緑化方法Info
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- JPS60168821A JPS60168821A JP2582784A JP2582784A JPS60168821A JP S60168821 A JPS60168821 A JP S60168821A JP 2582784 A JP2582784 A JP 2582784A JP 2582784 A JP2582784 A JP 2582784A JP S60168821 A JPS60168821 A JP S60168821A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/20—Securing of slopes or inclines
- E02D17/202—Securing of slopes or inclines with flexible securing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は傾斜面の崩壊防止と共に植生を促進するべく保
水性・保温性・吸水性を有し、かつ、それ自体で肥料と
なるワラマットを敷設し、各種の種子を含んだ土壌を吹
き付けて成る斜面緑化方法に関するものである。
水性・保温性・吸水性を有し、かつ、それ自体で肥料と
なるワラマットを敷設し、各種の種子を含んだ土壌を吹
き付けて成る斜面緑化方法に関するものである。
尚、本明細書では斜面と言う語は、緩斜面、急斜面、断
崖等も含む概念として使用する。
崖等も含む概念として使用する。
最近、大雨等による地部れ、崖崩れ等による事故や災害
が多(、全国の斜面の崩壊防止と大雨等の場合でも地部
れしないような安全対策かやかましく叫ばれている。こ
れら対策としては、傾斜面崩壊防止施工と呼ばれる処理
を、崩壊の危険性のある傾斜面に施すことによって成さ
れている。
が多(、全国の斜面の崩壊防止と大雨等の場合でも地部
れしないような安全対策かやかましく叫ばれている。こ
れら対策としては、傾斜面崩壊防止施工と呼ばれる処理
を、崩壊の危険性のある傾斜面に施すことによって成さ
れている。
従来より、この傾斜面崩壊防止施工法には種々のものが
知られ、また実施もされている。例えば崩壊する危険の
ある斜面にモルタル或いはコンクリートを吹き付けて斜
面の侵食を防止すると共に斜面を外気及び雨水等から遮
断することにより風化を防止し、斜面を形成する地盤の
強度低下を防ぐ所謂吹付工法や、斜面上にコンクリート
製等の法枠を網目状に構築し、斜面の表層部を保護強化
する所謂法枠工法等である。
知られ、また実施もされている。例えば崩壊する危険の
ある斜面にモルタル或いはコンクリートを吹き付けて斜
面の侵食を防止すると共に斜面を外気及び雨水等から遮
断することにより風化を防止し、斜面を形成する地盤の
強度低下を防ぐ所謂吹付工法や、斜面上にコンクリート
製等の法枠を網目状に構築し、斜面の表層部を保護強化
する所謂法枠工法等である。
しかし、吹付工法はその施工が比較的容易であるところ
から広く利用されているものの、施工後はたんにモルタ
ル或いはコンクリートを斜面に流しただけの様相を呈し
ており、周囲の景観を著しく阻害するという美観上好ま
しくないものであった。この点法枠工法は、網目状の法
枠ブロック等で押さえられた部分以外は、傾斜地の地表
そのものであり、これに植生を施すことによって緑化を
促進することができる。しかし、これも法枠施工自体が
手間が掛かるものであると共にさらに植生を施すともな
ると工期が長くなり、これに伴って工it等も上がる結
果となる。
から広く利用されているものの、施工後はたんにモルタ
ル或いはコンクリートを斜面に流しただけの様相を呈し
ており、周囲の景観を著しく阻害するという美観上好ま
しくないものであった。この点法枠工法は、網目状の法
枠ブロック等で押さえられた部分以外は、傾斜地の地表
そのものであり、これに植生を施すことによって緑化を
促進することができる。しかし、これも法枠施工自体が
手間が掛かるものであると共にさらに植生を施すともな
ると工期が長くなり、これに伴って工it等も上がる結
果となる。
また、本発明と同様に斜面の保護と緑化を同時に行なう
工法も知られている。この方法というのは、種子を含有
する土壌を直接斜面に吹き付けて行なう工法であって、
一般にファイバー吹付け・種肥土吹付けと呼ばれるもの
がある。ファイバー吹付けは木質セルロースに水および
種子を含有させたものを斜面に吹き付けることによって
行なわれる。これは比較的安価なものであるため手軽に
利用されているが、養分が少ないために切土面では植物
の充分な生育が望めず、盛土面にしか応用できないとい
う欠点がある。また、種肥土吹付けは、種子及び有機質
肥料・パーク堆肥・培養土等を含有する客土を吹き付け
るもので、植物の成長が比較的早く切上面にも応用でき
るという利点を有するが、これらの肥料が割り高となっ
て極く限られた箇所しか利用することができない。その
上これらの工法は植物の生育に必要な養分が不足しがち
であるので、特に切上面では発芽しである程度成長した
後は、それ以上の生育が悪く、短期間の内に枯死してし
まうことが稀ではないという持続性に関しての大きな欠
点があワた。
工法も知られている。この方法というのは、種子を含有
する土壌を直接斜面に吹き付けて行なう工法であって、
一般にファイバー吹付け・種肥土吹付けと呼ばれるもの
がある。ファイバー吹付けは木質セルロースに水および
種子を含有させたものを斜面に吹き付けることによって
行なわれる。これは比較的安価なものであるため手軽に
利用されているが、養分が少ないために切土面では植物
の充分な生育が望めず、盛土面にしか応用できないとい
う欠点がある。また、種肥土吹付けは、種子及び有機質
肥料・パーク堆肥・培養土等を含有する客土を吹き付け
るもので、植物の成長が比較的早く切上面にも応用でき
るという利点を有するが、これらの肥料が割り高となっ
て極く限られた箇所しか利用することができない。その
上これらの工法は植物の生育に必要な養分が不足しがち
であるので、特に切上面では発芽しである程度成長した
後は、それ以上の生育が悪く、短期間の内に枯死してし
まうことが稀ではないという持続性に関しての大きな欠
点があワた。
さらにこれらの工法において斜面の崩壊防止・落石防止
等をより完全なものとするため、ネットを併用する方法
もあるが、ネット敷設時に斜面に吹き付けられた種子を
含有する土壌を踏み荒らしてしまうことになる。このた
め、種子の発芽が悪く、植物の発育も著しく阻害するこ
ととなる。さらに、均一に撒いた種子が偏ってしまい一
様に緑化できないことにもなっていた。かつ、先に吹き
付けられた種子入り土壌のためにネ・ノドの固定等の作
業性が低下するという作業上の欠点も大きいものであっ
た。
等をより完全なものとするため、ネットを併用する方法
もあるが、ネット敷設時に斜面に吹き付けられた種子を
含有する土壌を踏み荒らしてしまうことになる。このた
め、種子の発芽が悪く、植物の発育も著しく阻害するこ
ととなる。さらに、均一に撒いた種子が偏ってしまい一
様に緑化できないことにもなっていた。かつ、先に吹き
付けられた種子入り土壌のためにネ・ノドの固定等の作
業性が低下するという作業上の欠点も大きいものであっ
た。
しかも、岩肌等にはこの方法では緑化することができな
い。つまり、先に土壌を吹き付けるために、表面が平滑
な岩肌等には土壌が付かないということである。そして
、アンカーピンを最後に打ち込むため、アンカービンが
露出することになって、腐食され易いという欠点もあっ
た。
い。つまり、先に土壌を吹き付けるために、表面が平滑
な岩肌等には土壌が付かないということである。そして
、アンカーピンを最後に打ち込むため、アンカービンが
露出することになって、腐食され易いという欠点もあっ
た。
また他の工法として編組したイナワラに種子及び肥料を
付着させたり、紙に種子・土・肥料を包み込みこれをイ
ナワラに取り付けたりしたものを斜面に敷設することに
よって緑化させる方法もある。しかし、これらはイナワ
ラ取扱時に種子や肥料が税落し易すく取り扱いに注意を
要するし、種子等を下面にして斜面に敷設するものであ
るため種子等が流出してしまったり、又イナワラが表面
に露出するので乾燥してしまい充分な養分とならず、さ
らに風でめくれたり飛ばされたりすることも多い。
付着させたり、紙に種子・土・肥料を包み込みこれをイ
ナワラに取り付けたりしたものを斜面に敷設することに
よって緑化させる方法もある。しかし、これらはイナワ
ラ取扱時に種子や肥料が税落し易すく取り扱いに注意を
要するし、種子等を下面にして斜面に敷設するものであ
るため種子等が流出してしまったり、又イナワラが表面
に露出するので乾燥してしまい充分な養分とならず、さ
らに風でめくれたり飛ばされたりすることも多い。
また、種子がイナワラの保温効果によって高温となるた
め腐ってしまったり、このイナワラを敷設するときに種
子等が脱落することがあって、一定した発芽を望むこと
ができないことになる。その上、斜面との密着性が悪く
せっかく発芽した植物が浮いてしまうことになって、イ
ナワラを斜面に固定するための押さえ金具が必要となる
が、この押さえ金具も相当数必要となりコスト的にも高
くつくと共に作業性も悪くなってしまう。
め腐ってしまったり、このイナワラを敷設するときに種
子等が脱落することがあって、一定した発芽を望むこと
ができないことになる。その上、斜面との密着性が悪く
せっかく発芽した植物が浮いてしまうことになって、イ
ナワラを斜面に固定するための押さえ金具が必要となる
が、この押さえ金具も相当数必要となりコスト的にも高
くつくと共に作業性も悪くなってしまう。
しかも、この方法をもってしても比較的容易に発芽はす
るけれども生育が悪いという持続性の問題もあって、応
用できる箇所も盛土面にしか行えないという欠点を有す
るものであった。
るけれども生育が悪いという持続性の問題もあって、応
用できる箇所も盛土面にしか行えないという欠点を有す
るものであった。
そこで、本発明者は鋭意研究の結果、傾斜面の崩壊防止
と、美観のための緑化とを合わせて行なえ、かつ全面に
緑化可能な施工方法を開発した。
と、美観のための緑化とを合わせて行なえ、かつ全面に
緑化可能な施工方法を開発した。
つまり、本発明は斜面に保水性・保温性・吸水性を有し
、かつ、それ自体で肥料となるワラマントを敷設し、そ
のワラマット上から草木等の種子および肥料を含有する
土壌を吹き付けることによって行なう斜面緑化方法であ
って種子の発育による根等の絡み合いで斜面の保護を行
なうと共に斜面全体の緑化を促進するという美観的にも
優れた斜面緑化方法といえるものである。
、かつ、それ自体で肥料となるワラマントを敷設し、そ
のワラマット上から草木等の種子および肥料を含有する
土壌を吹き付けることによって行なう斜面緑化方法であ
って種子の発育による根等の絡み合いで斜面の保護を行
なうと共に斜面全体の緑化を促進するという美観的にも
優れた斜面緑化方法といえるものである。
ここで特筆すべきことは、前述した法枠工法のように網
目状の法枠以外の箇所にしか植生できないものではなく
、斜面全体に渡って緑化することが可能なことで、斜面
の崩壊を防止するだめの種々の工事を施した形跡を留め
ることなく略自然な形で施工できることにある。
目状の法枠以外の箇所にしか植生できないものではなく
、斜面全体に渡って緑化することが可能なことで、斜面
の崩壊を防止するだめの種々の工事を施した形跡を留め
ることなく略自然な形で施工できることにある。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいてBY=細に説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例で、斜面(1)にソラマソl
−+21を敷設し、固定具(8)で固定した後、その上
から種子(3)及び肥料(4)を含んだ土壌(5)を吹
き付けたところを示している。種子(5)及び肥料(4
)を含んだ土壌(7)はワラマット(2)の空隙やその
表面に定着されるため、土壌(5)が流れ落ちたすせず
種子(3)の発芽は完全なものとすることができる。
−+21を敷設し、固定具(8)で固定した後、その上
から種子(3)及び肥料(4)を含んだ土壌(5)を吹
き付けたところを示している。種子(5)及び肥料(4
)を含んだ土壌(7)はワラマット(2)の空隙やその
表面に定着されるため、土壌(5)が流れ落ちたすせず
種子(3)の発芽は完全なものとすることができる。
勿論、撒いた種子(5)からの発芽だけでなく、風媒に
よって発芽するものもある。
よって発芽するものもある。
尚、ワラマント(2)を固定する固定具(8)は、本実
施例で示したようなU字形の金具の他に釘状のものを打
ち込んで、これにヒモを張って固定するようにしてもよ
い。
施例で示したようなU字形の金具の他に釘状のものを打
ち込んで、これにヒモを張って固定するようにしてもよ
い。
ワラマット(2)は、本実施例では第2図に示すように
イナワラを編組みしたものである。このワラマント(2
)の持つ特性としては保温性、保水性、吸水性を有して
いることで特に岩が露出している斜面(1)に施工する
場合に、種子(3)の発芽、育成のための温床とすると
共にワラマット(2)自体が肥料となるので緑化を促進
する上で極めてを益な効果を存するものである。また、
このワラマント(2)は遅効性の肥料としての効果を有
するので、植物の生育の持続性に関しても特に優れた効
果を有する。
イナワラを編組みしたものである。このワラマント(2
)の持つ特性としては保温性、保水性、吸水性を有して
いることで特に岩が露出している斜面(1)に施工する
場合に、種子(3)の発芽、育成のための温床とすると
共にワラマット(2)自体が肥料となるので緑化を促進
する上で極めてを益な効果を存するものである。また、
このワラマント(2)は遅効性の肥料としての効果を有
するので、植物の生育の持続性に関しても特に優れた効
果を有する。
第3図1a) (b) (C1は本発明の施工例を示す
もので、第3図(alに示すような斜面(11にワラマ
ット(2)を敷設した後、種子(3)及び肥料(41を
含んだ土壌(5)を吹き付ける(第3図(b))。
もので、第3図(alに示すような斜面(11にワラマ
ット(2)を敷設した後、種子(3)及び肥料(41を
含んだ土壌(5)を吹き付ける(第3図(b))。
本発明に係る斜面緑化方法は、第3図(C)に示す如く
斜面(1)を均一に緑化することが可能で従来のように
崩壊防止施工を行なったことが歴然としているものとは
異なり、周囲の景観との調和を図るという効果も大きく
、かつ最善の方法であると言えるものである。
斜面(1)を均一に緑化することが可能で従来のように
崩壊防止施工を行なったことが歴然としているものとは
異なり、周囲の景観との調和を図るという効果も大きく
、かつ最善の方法であると言えるものである。
m4図は本発明の他の実施例を示すもので、崩壊する危
険のある斜面(11には特に有効な緑化方法である。つ
まり、斜面(1)にワラマット(2)を敷設した後、ネ
ット(6)でワラマット(2)を覆うようにしたもので
ある。そしてその上から種子(3)及び肥料(4)を含
んだ土壌(5)の吹き付けを行なう、ネット(6)はア
ンカーピン(7)で斜面(1)に固定されているため、
斜面(1)の崩壊防止するだけの充分な機能を有してい
る。そして、このネット(6)は斜面(1)の崩壊防止
及び落石防止と同時にワラマント(2)を斜面+11に
固定する役目も兼ね備えている。 また、このネット(
6)でワラマント(2)を覆うことにより土壌(5)が
ワラマント(2)の空隙やネット(6)の網目に定着さ
れやすくなり、土壌(5)の流出を阻止することができ
るため、種子(3)の発芽をより完全なものとすること
ができる。
険のある斜面(11には特に有効な緑化方法である。つ
まり、斜面(1)にワラマット(2)を敷設した後、ネ
ット(6)でワラマット(2)を覆うようにしたもので
ある。そしてその上から種子(3)及び肥料(4)を含
んだ土壌(5)の吹き付けを行なう、ネット(6)はア
ンカーピン(7)で斜面(1)に固定されているため、
斜面(1)の崩壊防止するだけの充分な機能を有してい
る。そして、このネット(6)は斜面(1)の崩壊防止
及び落石防止と同時にワラマント(2)を斜面+11に
固定する役目も兼ね備えている。 また、このネット(
6)でワラマント(2)を覆うことにより土壌(5)が
ワラマント(2)の空隙やネット(6)の網目に定着さ
れやすくなり、土壌(5)の流出を阻止することができ
るため、種子(3)の発芽をより完全なものとすること
ができる。
尚、ネット(6)はひし形の網目を有する合成樹脂製の
ものを用いているが、ワイヤーラス等を利用してもよく
、大きさや形状は斜面(11の崩壊可能性や傾斜等によ
って決定すればよく本実施例に限定するものではない、
要は、押さえることができ、かつ草木が発芽したり、鉄
砲水が排水できるようなものであればどのようなもので
もよい。
ものを用いているが、ワイヤーラス等を利用してもよく
、大きさや形状は斜面(11の崩壊可能性や傾斜等によ
って決定すればよく本実施例に限定するものではない、
要は、押さえることができ、かつ草木が発芽したり、鉄
砲水が排水できるようなものであればどのようなもので
もよい。
勿論、本方法においても部分的にのみ施工することもで
きる。例えば、岩肌の部分等は施工しないとか、押え網
だけにするとかである。また、緑化についても、均一に
限るものでなく、上方はまばらに下方は密にというよう
に、不均一であっても何等問題がない。
きる。例えば、岩肌の部分等は施工しないとか、押え網
だけにするとかである。また、緑化についても、均一に
限るものでなく、上方はまばらに下方は密にというよう
に、不均一であっても何等問題がない。
本実施例では、アンカーピン(7)を打ち込んだ後に土
壌を吹き付けるため、アンカーピン(7)が空気にさら
されることがなく、腐食が非常に少ないという利点も有
する。
壌を吹き付けるため、アンカーピン(7)が空気にさら
されることがなく、腐食が非常に少ないという利点も有
する。
また、この他法枠工法によって法枠を施工した箇所であ
っても法枠以外の地表面にのみ本方法を施工できるのは
言うまでもない。この場合、第5図に示すようにワラマ
ット(2)の上面にネット(6)を取り付けて一体とし
たもの(2)′を用いれば施工作業が極めて容易となる
。勿論、法枠施工した箇所に限らずそれ以外の箇所でも
同様に実施することができる。
っても法枠以外の地表面にのみ本方法を施工できるのは
言うまでもない。この場合、第5図に示すようにワラマ
ット(2)の上面にネット(6)を取り付けて一体とし
たもの(2)′を用いれば施工作業が極めて容易となる
。勿論、法枠施工した箇所に限らずそれ以外の箇所でも
同様に実施することができる。
また、ここで本明細書で言うアンカーピン(7)とは、
ネット等を固定するための器具を言い、図面に示す形状
のものに限らず、固定という機能を有するものであれば
どのようなものでもよい。
ネット等を固定するための器具を言い、図面に示す形状
のものに限らず、固定という機能を有するものであれば
どのようなものでもよい。
以上詳細に説明した本発明に係る斜面緑化方法は、崩壊
防止と共に、従来の斜面崩壊防止方法では不可能であっ
た完全な全面均一緑化をも、成しえるものであって、か
つ、作業性に優れ施工費も極めて安価であるという有益
な斜面保護手段である。
防止と共に、従来の斜面崩壊防止方法では不可能であっ
た完全な全面均一緑化をも、成しえるものであって、か
つ、作業性に優れ施工費も極めて安価であるという有益
な斜面保護手段である。
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
本発明に用いるワラマットの実施例の斜視図、第3図(
al (b) (C)は夫々本発明の施工例を示す斜視
図で、第4図は本発明の他の実施例を示す概略断面図で
ある。また、第5図はワラマントにネットを取り付けた
ものの使用状態を示す斜視図である。 1・・・・・・斜面 2・・・・・・ワラマント 3・・・・・・種子 4・・・・・・肥料 5・・・・・・土壌 6・・・・・・ネット 7・・・・・・アンカーピン 8・・・・・・固定具
本発明に用いるワラマットの実施例の斜視図、第3図(
al (b) (C)は夫々本発明の施工例を示す斜視
図で、第4図は本発明の他の実施例を示す概略断面図で
ある。また、第5図はワラマントにネットを取り付けた
ものの使用状態を示す斜視図である。 1・・・・・・斜面 2・・・・・・ワラマント 3・・・・・・種子 4・・・・・・肥料 5・・・・・・土壌 6・・・・・・ネット 7・・・・・・アンカーピン 8・・・・・・固定具
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 編組したワラマットで傾斜地表面を覆い、該ワラ
マット上より種子及び肥料を含んだ土壌を吹き付けるこ
とを特徴とする斜面緑化方法。 2、 ワラマットは、固定具で傾斜地表面に固定される
ものである特許請求の範囲第1項記載の斜面緑化方法。 3、 ワラマットは、敷設後さらにネットで覆うもので
ある特許請求の範囲WJ1項又は第2項記載の斜面緑化
方法。 4、 ワラマットは、ネットを取り付けて一体としたも
のである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の斜面緑
化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2582784A JPS60168821A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 斜面緑化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2582784A JPS60168821A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 斜面緑化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168821A true JPS60168821A (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=12176688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2582784A Pending JPS60168821A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 斜面緑化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4819372A (en) * | 1984-08-01 | 1989-04-11 | DE-KO-WE Schurholz Teppichfabrik GmbH | Support for securing slope covers against slippage |
US5481827A (en) * | 1988-07-27 | 1996-01-09 | Buckeye Bluegrass Farms | Method for manufacturing sod |
KR100496118B1 (ko) * | 2004-02-02 | 2005-06-16 | 충청북도 | 접착성 도로비탈면 녹화공법 |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP2582784A patent/JPS60168821A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4819372A (en) * | 1984-08-01 | 1989-04-11 | DE-KO-WE Schurholz Teppichfabrik GmbH | Support for securing slope covers against slippage |
US5481827A (en) * | 1988-07-27 | 1996-01-09 | Buckeye Bluegrass Farms | Method for manufacturing sod |
KR100496118B1 (ko) * | 2004-02-02 | 2005-06-16 | 충청북도 | 접착성 도로비탈면 녹화공법 |
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