JPS6016272Y2 - ブロ−ドキヤスタの粉砕装置 - Google Patents
ブロ−ドキヤスタの粉砕装置Info
- Publication number
- JPS6016272Y2 JPS6016272Y2 JP1981162031U JP16203181U JPS6016272Y2 JP S6016272 Y2 JPS6016272 Y2 JP S6016272Y2 JP 1981162031 U JP1981162031 U JP 1981162031U JP 16203181 U JP16203181 U JP 16203181U JP S6016272 Y2 JPS6016272 Y2 JP S6016272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- broadcaster
- crushing
- rotary disk
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Fertilizing (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、主として粉粒体を散布するブロードキャスタ
の粉砕装置に関腰特にホッパ供給部の撹拌軸頂部で回転
する回転盤をもった粉砕装置に関するものである。
の粉砕装置に関腰特にホッパ供給部の撹拌軸頂部で回転
する回転盤をもった粉砕装置に関するものである。
従来、周知のブロードキャスタは、粉粒体肥料や牧草、
麦類の種子などを全面散布するのに用いられ、ホッパ下
部の粉粒体に遠心方向の放出力を与える飛散盤を介して
散布するものであった。
麦類の種子などを全面散布するのに用いられ、ホッパ下
部の粉粒体に遠心方向の放出力を与える飛散盤を介して
散布するものであった。
そして、例えば実開昭54−80915号公報に開示さ
れているように、ホッパ内の粉粒体を攪拌するための攪
拌機構が上記飛散盤と同時に回転する攪拌軸に取付けら
れ、これにより固結した粉粒体を粉砕していた。
れているように、ホッパ内の粉粒体を攪拌するための攪
拌機構が上記飛散盤と同時に回転する攪拌軸に取付けら
れ、これにより固結した粉粒体を粉砕していた。
しかしながら、この従来のブロードキャスタを用いて、
例えば尿素入り複合肥料等を散布しようとする場合に、
肥料袋よりホッパへ供給する過程で固結した肥料を充分
に粉砕できないため、ホッパ下部の排出口でつまりを生
じることがしばしばあり、ホッパ内の攪拌機構だけでは
固結した肥料の粉砕は充分ではなかった。
例えば尿素入り複合肥料等を散布しようとする場合に、
肥料袋よりホッパへ供給する過程で固結した肥料を充分
に粉砕できないため、ホッパ下部の排出口でつまりを生
じることがしばしばあり、ホッパ内の攪拌機構だけでは
固結した肥料の粉砕は充分ではなかった。
また、この固結した肥料を肥料袋からホッパへ供給する
際に、重い肥料袋を上げ下げしながら足で踏みつけて固
結した肥料を粉砕したりするなど完全に粉砕するのに多
くの時間を要していた。
際に、重い肥料袋を上げ下げしながら足で踏みつけて固
結した肥料を粉砕したりするなど完全に粉砕するのに多
くの時間を要していた。
本考案は、上記の事情にかんがみ、ブロードキャスタに
おけるホッパへの粉粒体供給の段階で固結した粉体を完
全に粉砕できるブロードキャスタの粉砕装置を提供する
ことを目的とする。
おけるホッパへの粉粒体供給の段階で固結した粉体を完
全に粉砕できるブロードキャスタの粉砕装置を提供する
ことを目的とする。
この目的のため、本考案のブロードキャスタの粉砕装置
は、ブロードキャスタのホッパ供給部の攪拌軸の頂部に
粉砕刃を有する回転盤、および受刃を取付けた飛散防止
カバーを設けて、回転盤の回転により固結粉粒体を粉砕
するとともに、飛散防止カバーで粉砕効果をより高め、
固結しないさらさらした粉粒体をホッパ内に供給するよ
うにし、詰りのない散布作業が行えるようにしたことを
特徴とするものである。
は、ブロードキャスタのホッパ供給部の攪拌軸の頂部に
粉砕刃を有する回転盤、および受刃を取付けた飛散防止
カバーを設けて、回転盤の回転により固結粉粒体を粉砕
するとともに、飛散防止カバーで粉砕効果をより高め、
固結しないさらさらした粉粒体をホッパ内に供給するよ
うにし、詰りのない散布作業が行えるようにしたことを
特徴とするものである。
実施例
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
する。
第1図において、符号1は、ホッパ2、飛散盤3および
攪拌軸4などを具備したブロードキャスタを示し、この
ブロードキャスタ4はフレーム5を介して図示しないト
ラクタの後部に装着されるようになっている。
攪拌軸4などを具備したブロードキャスタを示し、この
ブロードキャスタ4はフレーム5を介して図示しないト
ラクタの後部に装着されるようになっている。
上記攪拌軸4は、飛散盤3の中央に位置しホッパ2内に
おいてホッパの供給口近傍まで延び、その基部側外周に
螺旋状の攪拌金具6が取付けられている。
おいてホッパの供給口近傍まで延び、その基部側外周に
螺旋状の攪拌金具6が取付けられている。
そして、上記攪拌軸4は図示しないトラクタのPTO軸
から動力を受けて駆動される。
から動力を受けて駆動される。
また、上記攪拌軸4の頂部には円板状の回転盤7が設け
られ、攪拌軸4に対してボルト8により固定されている
。
られ、攪拌軸4に対してボルト8により固定されている
。
この回転盤7には第2図に示すように、はぼ水平で放射
方向に複数の粉砕金具9が等角度間隔に立設され、この
粉砕金具9は、粉砕刃10と粉砕くし刃11とにより構
成されて回転盤7に取付ボルト12で取付けられている
。
方向に複数の粉砕金具9が等角度間隔に立設され、この
粉砕金具9は、粉砕刃10と粉砕くし刃11とにより構
成されて回転盤7に取付ボルト12で取付けられている
。
上記粉砕刃10と粉砕くし刃11は直角に交差しており
、固結した肥料等の粉粒体は、大きいものは粉砕刃10
で粉砕され、小さい塊はその懐で受けとめられ遠心力で
放出される際に粉砕くし刃11に順次衝撃を受けながら
粉砕されて外方向へ放出される。
、固結した肥料等の粉粒体は、大きいものは粉砕刃10
で粉砕され、小さい塊はその懐で受けとめられ遠心力で
放出される際に粉砕くし刃11に順次衝撃を受けながら
粉砕されて外方向へ放出される。
また、上記回転盤7の上方には飛散防止カバー13が設
けられ、この飛散防止カバー13は、ホッパ2の上部外
周にクリップ14により取付けられ、中央に供給口15
が開口している。
けられ、この飛散防止カバー13は、ホッパ2の上部外
周にクリップ14により取付けられ、中央に供給口15
が開口している。
この飛散防止カバー13の裏面には、上記回転盤7の粉
砕金具9より外周側に位置するように、第3図に示す複
数の円環状に連結された受刃16が垂下するように取付
けられ、上記回転盤7から粉砕金具9により衝撃を受け
ながら外方向へ放出された粉粒体は、さらにこの受刃1
6に衝突して粉砕され、それでもなお固結しているもの
は粉砕されるまでもち回されるようにしている。
砕金具9より外周側に位置するように、第3図に示す複
数の円環状に連結された受刃16が垂下するように取付
けられ、上記回転盤7から粉砕金具9により衝撃を受け
ながら外方向へ放出された粉粒体は、さらにこの受刃1
6に衝突して粉砕され、それでもなお固結しているもの
は粉砕されるまでもち回されるようにしている。
このような構成において、例えば、施肥作業を行うには
、まずトラクタにブロードキャスタ1を装着し、トラク
タの円゛0軸を駆動させると攪拌軸4と回転盤7が回転
を始めるので、肥料を飛散防止カバー13の上に開口す
る供給口15より供給すると、回転盤7に供給された肥
料は遠心力により外方向へ放出力を与えられるが、この
とき粉砕金具9と受刃16により衝撃を受けながら固結
した肥料が粉砕され、さらさらした粉粒状にされた肥料
が受刃16の間よりホッパ2内に供給される。
、まずトラクタにブロードキャスタ1を装着し、トラク
タの円゛0軸を駆動させると攪拌軸4と回転盤7が回転
を始めるので、肥料を飛散防止カバー13の上に開口す
る供給口15より供給すると、回転盤7に供給された肥
料は遠心力により外方向へ放出力を与えられるが、この
とき粉砕金具9と受刃16により衝撃を受けながら固結
した肥料が粉砕され、さらさらした粉粒状にされた肥料
が受刃16の間よりホッパ2内に供給される。
なお、上記実施例では粉粒状肥料について説明したが、
固結しやすい種子でも有効であり、特に湿度の高い梅雨
時期や海洋性気候の湿潤地域あるいは吸湿性の高い尿素
入り複合肥料等を使用する場合は労働軽減効果が期待さ
れる。
固結しやすい種子でも有効であり、特に湿度の高い梅雨
時期や海洋性気候の湿潤地域あるいは吸湿性の高い尿素
入り複合肥料等を使用する場合は労働軽減効果が期待さ
れる。
以上説明したように、本考案のブロードキャスタの粉砕
装置によれば、肥料や種子などの粉粒体をブロードキャ
スタに供給する供給口位置において、固結した粉粒体を
時間や手間を要せず粉砕刃および受刃で完全に粉砕、攪
拌でき、よってさらさらした粉粒状体がホッパに供給で
き、散布性能が向上し、労働軽減と省力効果が得られる
。
装置によれば、肥料や種子などの粉粒体をブロードキャ
スタに供給する供給口位置において、固結した粉粒体を
時間や手間を要せず粉砕刃および受刃で完全に粉砕、攪
拌でき、よってさらさらした粉粒状体がホッパに供給で
き、散布性能が向上し、労働軽減と省力効果が得られる
。
第1図は本考案の装置を備えたブロードキャスタの実施
例を示す側面図、第2図は回転盤を示す斜視図、第3図
は飛散防止カバーを示す一部を切欠いた斜視図である。 1・・・・・・ブロードキャスタ、2・・・・・・ホッ
パ、3・・・・・・飛散盤、4・・・・・・攪拌軸、5
・・・・・・フレーム、6・・・・・・攪拌金具、7・
・・・・・回転盤、8・・・・・・ボルト、9・・・・
・・粉砕金具、10・・・・・・粉砕刃、11・・・・
・・粉砕くし刃、12・・・・・・取付ボルト、13・
・・・・・飛散防止カバー、14・・・・・・クリップ
、15・・・・・・供給口、16・・・・・・受刃。
例を示す側面図、第2図は回転盤を示す斜視図、第3図
は飛散防止カバーを示す一部を切欠いた斜視図である。 1・・・・・・ブロードキャスタ、2・・・・・・ホッ
パ、3・・・・・・飛散盤、4・・・・・・攪拌軸、5
・・・・・・フレーム、6・・・・・・攪拌金具、7・
・・・・・回転盤、8・・・・・・ボルト、9・・・・
・・粉砕金具、10・・・・・・粉砕刃、11・・・・
・・粉砕くし刃、12・・・・・・取付ボルト、13・
・・・・・飛散防止カバー、14・・・・・・クリップ
、15・・・・・・供給口、16・・・・・・受刃。
Claims (1)
- 1 ホッパに収容した粉粒体にほぼ水平面で回転する飛
散盤を介して放出力を与えて散布するようにし、飛散盤
と同時に回転する攪拌軸をホッパ内に設けてこの軸に攪
拌機構を装着したブロードキャスタにおいて、上記攪拌
軸はホッパの供給口近傍まで延び、この攪拌軸の頂部に
、ホッパ供給口に接近して水平面で回転する回転盤と、
この回転盤に放射方向等間隔に設けられた複数の粉砕刃
と、この回転盤の上方に、前記粉砕刃の外周に配設され
る受刃を取付けた飛散防止カバーとを設けたことも特徴
とするブロードキャスタの粉砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981162031U JPS6016272Y2 (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | ブロ−ドキヤスタの粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981162031U JPS6016272Y2 (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | ブロ−ドキヤスタの粉砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867546U JPS5867546U (ja) | 1983-05-09 |
JPS6016272Y2 true JPS6016272Y2 (ja) | 1985-05-21 |
Family
ID=29954366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981162031U Expired JPS6016272Y2 (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | ブロ−ドキヤスタの粉砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016272Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5852087B2 (ja) * | 1976-08-05 | 1983-11-19 | 株式会社東京螺子製作所 | ボルトとその製造方法 |
JPS5719452Y2 (ja) * | 1979-04-06 | 1982-04-23 |
-
1981
- 1981-10-30 JP JP1981162031U patent/JPS6016272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5867546U (ja) | 1983-05-09 |
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