JPS60159311A - 蒸気タ−ビンの起動方法 - Google Patents
蒸気タ−ビンの起動方法Info
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- JPS60159311A JPS60159311A JP1435184A JP1435184A JPS60159311A JP S60159311 A JPS60159311 A JP S60159311A JP 1435184 A JP1435184 A JP 1435184A JP 1435184 A JP1435184 A JP 1435184A JP S60159311 A JPS60159311 A JP S60159311A
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- 238000010792 warming Methods 0.000 claims abstract description 14
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/08—Cooling; Heating; Heat-insulation
- F01D25/10—Heating, e.g. warming-up before starting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K13/00—General layout or general methods of operation of complete plants
- F01K13/02—Controlling, e.g. stopping or starting
- F01K13/025—Cooling the interior by injection during idling or stand-by
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は蒸気タービン発電プラント等に適用する蒸気タ
ービンの起動方法に関する。
ービンの起動方法に関する。
近年、発電プラント用蒸気タービンにおいては、石炭焚
きボイラの増加および火力発電プラントの中間負荷運用
等に伴い、予め主蒸気をタービン迂回流路に流通させる
いわゆるタービンバイパス機能を付与したものが多くな
っている。しかも、このようなタービンバイパスの採用
は小容量機から大容量機へ、また低圧プラントから高圧
プラントへと及び、その適用範囲が次第に拡大される傾
向におる。
きボイラの増加および火力発電プラントの中間負荷運用
等に伴い、予め主蒸気をタービン迂回流路に流通させる
いわゆるタービンバイパス機能を付与したものが多くな
っている。しかも、このようなタービンバイパスの採用
は小容量機から大容量機へ、また低圧プラントから高圧
プラントへと及び、その適用範囲が次第に拡大される傾
向におる。
とこロカ、タービンバイパスシステムが大容量、高圧プ
ラントに適用されるようになると、高圧タービンおよび
中、低圧タービンに同時に蒸気を流入する従来のタービ
ン起動方法では、タービンバイパス運転からタービン起
動への切換に際して高圧タービンの排気温度が上昇して
、ロータの熱応力が大きくなり、耐用寿命が損なわれる
という問題が生じる。
ラントに適用されるようになると、高圧タービンおよび
中、低圧タービンに同時に蒸気を流入する従来のタービ
ン起動方法では、タービンバイパス運転からタービン起
動への切換に際して高圧タービンの排気温度が上昇して
、ロータの熱応力が大きくなり、耐用寿命が損なわれる
という問題が生じる。
例えば第1図は従来の起動方法を適用するタービン系統
の一例を示している。即ち、タービン負荷としての発電
機1に低圧タービン2、中圧タービン3および高圧ター
ビン4が連結されている。
の一例を示している。即ち、タービン負荷としての発電
機1に低圧タービン2、中圧タービン3および高圧ター
ビン4が連結されている。
ゼイン5には過熱器6および再熱器7が設けられ、過熱
器6には、主蒸気止め弁8および蒸気加減弁9を有する
高圧タービン4への主蒸気系4aが接続されており、こ
の主蒸気糸4aがら高圧バイパス弁10および減温器1
1を有する^圧パイ/eス系10aが高圧タービン4を
迂回するように接続される。高圧タービン4の蒸気排出
部は逆止弁12を介して高圧パイ/eス系と共にゼイン
5の再熱器7に接続されている。再熱器7からは中、低
圧タービン2.3にインターセプト弁13及び再熱止め
弁14を介して低圧の再熱蒸気系3aが接続されると共
に、低圧バイパス弁15および減温器16を有する低圧
バイパス系15at”介して復水器17が接続されてい
る。タービンバイパス運転時には、加熱器6がらの高圧
蒸気は高圧バイパス弁10及び減温器11を介して再熱
器7へ流入し、低圧蒸気となって低圧バイパス弁15及
び減温器16を介して復水器17に回収される。この場
合、高圧バイパス弁1o及び低圧パイ/eス弁15はそ
れぞれの一次蒸気圧力を設計パイ/eス流量に相当する
一定の圧力に制御するようになっている。このようなタ
ービンバイパス運転からのタービン起動時は、蒸気加減
弁9、再熱止め弁14及びインターセプト弁13を徐々
に開き高圧タービン4、中圧タービン3及び低圧タービ
ン2に蒸気を流して昇速するものであるが、高圧バイパ
ス弁10.及び低圧バイパス弁15はそれぞれ一次圧力
を一定に制御するためその開度は蒸気加減弁11または
再熱止め弁14が開くに従って減少する。
器6には、主蒸気止め弁8および蒸気加減弁9を有する
高圧タービン4への主蒸気系4aが接続されており、こ
の主蒸気糸4aがら高圧バイパス弁10および減温器1
1を有する^圧パイ/eス系10aが高圧タービン4を
迂回するように接続される。高圧タービン4の蒸気排出
部は逆止弁12を介して高圧パイ/eス系と共にゼイン
5の再熱器7に接続されている。再熱器7からは中、低
圧タービン2.3にインターセプト弁13及び再熱止め
弁14を介して低圧の再熱蒸気系3aが接続されると共
に、低圧バイパス弁15および減温器16を有する低圧
バイパス系15at”介して復水器17が接続されてい
る。タービンバイパス運転時には、加熱器6がらの高圧
蒸気は高圧バイパス弁10及び減温器11を介して再熱
器7へ流入し、低圧蒸気となって低圧バイパス弁15及
び減温器16を介して復水器17に回収される。この場
合、高圧バイパス弁1o及び低圧パイ/eス弁15はそ
れぞれの一次蒸気圧力を設計パイ/eス流量に相当する
一定の圧力に制御するようになっている。このようなタ
ービンバイパス運転からのタービン起動時は、蒸気加減
弁9、再熱止め弁14及びインターセプト弁13を徐々
に開き高圧タービン4、中圧タービン3及び低圧タービ
ン2に蒸気を流して昇速するものであるが、高圧バイパ
ス弁10.及び低圧バイパス弁15はそれぞれ一次圧力
を一定に制御するためその開度は蒸気加減弁11または
再熱止め弁14が開くに従って減少する。
そして、タービン回転数が定格値に達したら併入し、更
に蒸気加減弁11及びインターセプト弁13を開くと、
高圧バイパス弁8.低圧バイパス弁15が全閉してター
ビンパイ・七ス運転が終了し、やがて定格負荷となる。
に蒸気加減弁11及びインターセプト弁13を開くと、
高圧バイパス弁8.低圧バイパス弁15が全閉してター
ビンパイ・七ス運転が終了し、やがて定格負荷となる。
以上の高、中圧タービンを起動する従来の起動方法では
、タービンが定格回転で無負荷状態の併入直前時におい
て次のような問題がある。
、タービンが定格回転で無負荷状態の併入直前時におい
て次のような問題がある。
即ち、中圧タービン3に流入した蒸気は中圧タービン3
.低圧タービン2にて十分仕事をした後、復水器17に
回収され、タービンバイパス運転を行なわない通常の運
転と特に変わりがない。しかし、高圧タービン4側では
、低圧バイパス弁15によって低温再熱ラインの逆止弁
■2出口圧が設計パイノξス蒸気量相当の烏い圧力に保
持されているため、高圧タービン4排気圧がタービンバ
イパス運転ヲ行なわない通常運転の場合に比べてかなり
高くなる。つまシ、高圧タービン4は高排気圧力、低流
量の粂件で高速回転させられることになる。このような
条件下では蒸気は十分膨張できず、また風損も多くなる
ため、高圧タービン4の温度、特に排気側の温度が過度
に上昇し、高圧タービン4各部の伸び、伸び差の増大お
よび熱応力の増大をもたらす。特に高圧排気部ロータの
表面熱応力により、ロータの寿命に悪影響が及ぶ。
.低圧タービン2にて十分仕事をした後、復水器17に
回収され、タービンバイパス運転を行なわない通常の運
転と特に変わりがない。しかし、高圧タービン4側では
、低圧バイパス弁15によって低温再熱ラインの逆止弁
■2出口圧が設計パイノξス蒸気量相当の烏い圧力に保
持されているため、高圧タービン4排気圧がタービンバ
イパス運転ヲ行なわない通常運転の場合に比べてかなり
高くなる。つまシ、高圧タービン4は高排気圧力、低流
量の粂件で高速回転させられることになる。このような
条件下では蒸気は十分膨張できず、また風損も多くなる
ため、高圧タービン4の温度、特に排気側の温度が過度
に上昇し、高圧タービン4各部の伸び、伸び差の増大お
よび熱応力の増大をもたらす。特に高圧排気部ロータの
表面熱応力により、ロータの寿命に悪影響が及ぶ。
タービンの大聖化、蒸気の高温高圧化およびバイパス容
量の増大が進むと、上記事態は東にきびしくなる。そこ
で従来の高、中圧タービン起動で生ずる高圧タービン4
の排気温度上昇を少なくするために考えられたのが中圧
タービン駆動方法である。
量の増大が進むと、上記事態は東にきびしくなる。そこ
で従来の高、中圧タービン起動で生ずる高圧タービン4
の排気温度上昇を少なくするために考えられたのが中圧
タービン駆動方法である。
第2図はこの中圧タービン起動方法f、実施する最も基
本的な系統を示している。この系統では、前述の高中圧
タービン起動と異なり、■タービン起動時、蒸気加減弁
9を閉じた状態とし、高圧タービン4には蒸気を流さず
、中圧タービン3、低圧タービン2のみで昇速するよう
にし、また、■高圧タービン4の排気側と復水器17と
をベンチレータ弁18を介して連絡している。
本的な系統を示している。この系統では、前述の高中圧
タービン起動と異なり、■タービン起動時、蒸気加減弁
9を閉じた状態とし、高圧タービン4には蒸気を流さず
、中圧タービン3、低圧タービン2のみで昇速するよう
にし、また、■高圧タービン4の排気側と復水器17と
をベンチレータ弁18を介して連絡している。
タービン起動に際しては、まず復水器17が定格バキュ
ームに達したら、ベンチレータ弁18ft全開して高圧
タービン4内を真空にする。次に、蒸気加減弁9を全閉
にしたまま再熱止め弁14およびインターセプト弁13
を徐々に開き、中圧タービン3、低圧タービン2に蒸気
を流入し、タービンを昇速する。この際、高圧パイ/七
゛ス弁8の開度は一定とし、低圧パイ・ぐス弁15の開
度は、−次圧力の一定制御を行うため、再熱止め弁14
の開度増加に従って減少する。
ームに達したら、ベンチレータ弁18ft全開して高圧
タービン4内を真空にする。次に、蒸気加減弁9を全閉
にしたまま再熱止め弁14およびインターセプト弁13
を徐々に開き、中圧タービン3、低圧タービン2に蒸気
を流入し、タービンを昇速する。この際、高圧パイ/七
゛ス弁8の開度は一定とし、低圧パイ・ぐス弁15の開
度は、−次圧力の一定制御を行うため、再熱止め弁14
の開度増加に従って減少する。
やがてタービンが定格回転数になると併入し、初負荷を
とる。この過程まではベンチレータ弁18が全開して為
圧タービン4がほぼ真空状態にあるため、風損等による
高圧タービン4排気温度の上昇がtlとんど起らない。
とる。この過程まではベンチレータ弁18が全開して為
圧タービン4がほぼ真空状態にあるため、風損等による
高圧タービン4排気温度の上昇がtlとんど起らない。
次に、ベンチレータ弁18を閉め高圧タービン4の排気
温度が過度に上昇しないように、迅速に蒸気加減弁9を
開き、高圧バイパス弁10を閉じて高圧パイノぞス系の
切換えを完了する。バイパス運転が終了したら蒸気加減
弁9を更に開いて負荷上昇し定格負荷を取る。
温度が過度に上昇しないように、迅速に蒸気加減弁9を
開き、高圧バイパス弁10を閉じて高圧パイノぞス系の
切換えを完了する。バイパス運転が終了したら蒸気加減
弁9を更に開いて負荷上昇し定格負荷を取る。
以上の如く、中圧タービン起動によると、高圧タービン
4の排気温度上昇が少なくなり、ロータの寿命消費を少
なくすることができ、大容量、高圧タービンへの対応も
容易となる。
4の排気温度上昇が少なくなり、ロータの寿命消費を少
なくすることができ、大容量、高圧タービンへの対応も
容易となる。
しかしながら、このような中圧起動方法では、起動時に
高圧タービン4に蒸気を流さないため、併入、初負荷後
、高圧タービン4に蒸気を入れる際にタービンが冷機状
態となっている場合があシ、高温の主蒸気の導入による
温度上昇が過大となって熱応力が極度に大きくなる問題
が生じる。
高圧タービン4に蒸気を流さないため、併入、初負荷後
、高圧タービン4に蒸気を入れる際にタービンが冷機状
態となっている場合があシ、高温の主蒸気の導入による
温度上昇が過大となって熱応力が極度に大きくなる問題
が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、中圧
タービン起動方式において、高圧タービンが冷機状態の
場合に適切に高圧タービンのウオーミングを行なうこと
ができ、熱応力を抑制して耐用寿命の長期化が図れるタ
ービン起動方法を提供するものである。
タービン起動方式において、高圧タービンが冷機状態の
場合に適切に高圧タービンのウオーミングを行なうこと
ができ、熱応力を抑制して耐用寿命の長期化が図れるタ
ービン起動方法を提供するものである。
本発明に係る蒸気タービンの駆動方法では、中圧タービ
ン起動後、畠圧タービンが冷機状態の場合、主蒸気よシ
も低温の蒸気を蒸気加減弁の下流側に流入させて高圧タ
ービンをウオーミングすることを特徴とする。好適には
、主蒸気よりも低い温度のウオーミング用蒸気として、
蒸気加減弁の下流部分に中、低圧タービンからの抽気を
導入するものである。
ン起動後、畠圧タービンが冷機状態の場合、主蒸気よシ
も低温の蒸気を蒸気加減弁の下流側に流入させて高圧タ
ービンをウオーミングすることを特徴とする。好適には
、主蒸気よりも低い温度のウオーミング用蒸気として、
蒸気加減弁の下流部分に中、低圧タービンからの抽気を
導入するものである。
以下、本発明の一実施例を第3図を参照して説明する。
第3図は本発明に係るタービン駆動方法を実施するだめ
のタービン系統を示している。なお、従来の中、低圧タ
ービン駆動方法を適用するタービン系統と同一部分に対
しては、第2図と同一符号を付してその説明を省略する
。
のタービン系統を示している。なお、従来の中、低圧タ
ービン駆動方法を適用するタービン系統と同一部分に対
しては、第2図と同一符号を付してその説明を省略する
。
第3図に示すタービン系統では第2図に示す構成に加え
、中圧タービン3と蒸気加減弁11の下流側とをウオー
ミング弁19を介して連絡管別によって連絡している。
、中圧タービン3と蒸気加減弁11の下流側とをウオー
ミング弁19を介して連絡管別によって連絡している。
パイ・ぞス運転からタービン運転に切換える場合は、中
圧タービン起動によるものとし、その併入、初負荷過程
は、ウオーミング弁19を閉状態として、第2図によっ
て示した場合と同様に行なう。
圧タービン起動によるものとし、その併入、初負荷過程
は、ウオーミング弁19を閉状態として、第2図によっ
て示した場合と同様に行なう。
即ち、復水器17が定格バキュームに達したら、ベンチ
レータ弁18を全開して高圧タービン4内を真空にする
。次に、蒸気加減弁9を全開にしたまま再熱止め弁14
およびインターセプト弁13を徐々に開き、中圧タービ
ン3、低圧タービン2に蒸気を流入し、タービンを昇速
する。この際、高圧バイパス弁10の開度は一定とし、
低圧バイパス弁15の開度は、−次圧力の一定制御を行
うだめ、再熱止め弁14の開度増加に従って減少する。
レータ弁18を全開して高圧タービン4内を真空にする
。次に、蒸気加減弁9を全開にしたまま再熱止め弁14
およびインターセプト弁13を徐々に開き、中圧タービ
ン3、低圧タービン2に蒸気を流入し、タービンを昇速
する。この際、高圧バイパス弁10の開度は一定とし、
低圧バイパス弁15の開度は、−次圧力の一定制御を行
うだめ、再熱止め弁14の開度増加に従って減少する。
やがてタービンが定格回転数になると併入し、初負荷を
とる。この過程まではベンチレータ弁18が全開して高
圧タービン4がほぼ真空状態にあるため、風損等による
高圧タービン4排気温度の上昇がほとんど起こらない。
とる。この過程まではベンチレータ弁18が全開して高
圧タービン4がほぼ真空状態にあるため、風損等による
高圧タービン4排気温度の上昇がほとんど起こらない。
併入、初負荷終了後、高圧タービン4が冷機状態の場合
には蒸気加減弁9を閉のまま、ウオーミング弁17を開
にする。これにより、高圧タービン4に主蒸気よりも低
温度の中圧タービンから抽出された蒸気が供給され、高
圧タービン4は暖気状態となるウオーミングの後、ウオ
ーミング蒸気はベンチレータ弁18を通って復水器17
に回収される。
には蒸気加減弁9を閉のまま、ウオーミング弁17を開
にする。これにより、高圧タービン4に主蒸気よりも低
温度の中圧タービンから抽出された蒸気が供給され、高
圧タービン4は暖気状態となるウオーミングの後、ウオ
ーミング蒸気はベンチレータ弁18を通って復水器17
に回収される。
高圧タービン4のウオーミングが終了後、ウオーミング
弁19およびベンチレータ弁18を閉じ、次に迅速に蒸
気加減弁9を開き、高圧バイパス弁10を閉じ、高圧パ
イノξス系10aの切換えを完了する。
弁19およびベンチレータ弁18を閉じ、次に迅速に蒸
気加減弁9を開き、高圧バイパス弁10を閉じ、高圧パ
イノξス系10aの切換えを完了する。
バイパス運転が終了したら、蒸気加減弁9を更に開いて
負荷上昇し定格負荷を取る。
負荷上昇し定格負荷を取る。
このような実施例に係る蒸気タービンの起動方法による
と、まず中、低圧タービン2,3に対する蒸気供給でタ
ービン起動を行なわせ、高圧タービン4には蒸気供給を
行なわないので、バイパス運転から切替える場合でも高
圧タービン4への過大な熱負荷が回避されるとともに、
併入、初負荷後、高圧タービンに高温、高圧蒸気の供給
に際しては、タービンが冷気状態にあれは、主蒸気よシ
も低温度の中圧タービン3からの抽出蒸気でウオーミン
グするので急激な温度上昇も避けることができ、過大な
応力の発生が防止でき、タービン寿命の長期化が有効に
図られる。
と、まず中、低圧タービン2,3に対する蒸気供給でタ
ービン起動を行なわせ、高圧タービン4には蒸気供給を
行なわないので、バイパス運転から切替える場合でも高
圧タービン4への過大な熱負荷が回避されるとともに、
併入、初負荷後、高圧タービンに高温、高圧蒸気の供給
に際しては、タービンが冷気状態にあれは、主蒸気よシ
も低温度の中圧タービン3からの抽出蒸気でウオーミン
グするので急激な温度上昇も避けることができ、過大な
応力の発生が防止でき、タービン寿命の長期化が有効に
図られる。
なお、実施例の如く、中圧タービン抽気を利用して高圧
タービンのウオーミングを行なうようにすれば、ウオー
ミング用の蒸気供給系を特別に用意する必要もなく、装
置構成の簡便化および熱の有効利用が図れるものである
。
タービンのウオーミングを行なうようにすれば、ウオー
ミング用の蒸気供給系を特別に用意する必要もなく、装
置構成の簡便化および熱の有効利用が図れるものである
。
但し、本発明は必ずしもそのような方法に限らず、他に
利用し易い蒸気源を有しているような場合など、中圧タ
ービン抽気以外のウオーミング用蒸気を適用してもよい
ことは勿論である。
利用し易い蒸気源を有しているような場合など、中圧タ
ービン抽気以外のウオーミング用蒸気を適用してもよい
ことは勿論である。
以上の実施例で詳述したように、本発明に係る蒸気ター
ビンの起動方法によれば、中、低圧タービン起動後、高
圧タービンが冷機状態の場合、その高圧タービンに主蒸
気供給前に主蒸気よυも低温度の蒸気を供給することに
より、高圧タービンをウオーミングするので、直接主蒸
気を供給する方法と異なシ高圧タービンの温度上昇が過
大となることがなく、従って熱応力を抑制して耐用寿命
の長期化を図ることができるという効果を奏する。
ビンの起動方法によれば、中、低圧タービン起動後、高
圧タービンが冷機状態の場合、その高圧タービンに主蒸
気供給前に主蒸気よυも低温度の蒸気を供給することに
より、高圧タービンをウオーミングするので、直接主蒸
気を供給する方法と異なシ高圧タービンの温度上昇が過
大となることがなく、従って熱応力を抑制して耐用寿命
の長期化を図ることができるという効果を奏する。
第1図は従来の方法を実施するタービンの系統図、第2
図は従来の中圧タービン起動式タービンの系統図、第3
図は本発明を実施するタービン系統の一実施例を示す系
統図である。 1・・・発電機、2・・・低圧タービン、3・・・中圧
タービン、4・・・高圧タービン、3a・・・再熱(低
圧〕蒸気系、4a・・・主蒸気系、10a、15a・・
・バイパス系、17・・・復水器。 出願人代理人 波 多 野 久
図は従来の中圧タービン起動式タービンの系統図、第3
図は本発明を実施するタービン系統の一実施例を示す系
統図である。 1・・・発電機、2・・・低圧タービン、3・・・中圧
タービン、4・・・高圧タービン、3a・・・再熱(低
圧〕蒸気系、4a・・・主蒸気系、10a、15a・・
・バイパス系、17・・・復水器。 出願人代理人 波 多 野 久
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 i、高圧タービンへの主蒸気系から上記高圧タービンを
パイ・ゼスする高圧ノくイノぞス系が、中、低圧タービ
ンへの再熱蒸気系から復水器への低圧バイパス系がそれ
ぞれ設けられ、ノセイAス運転からの起動時に高圧ター
ビンの排気部を復水器に連結して吸気するとともに中、
低圧タービンのみに蒸気を流して蒸気タービンを起動す
る方法において、中、低圧タービン起動後、高圧タービ
ンが冷機状態の場合、その高圧タービンに主蒸気供給前
に主蒸気よりも低温度の蒸気を供給することによυ、高
圧タービンをウオーミングすることを%徴とする蒸気タ
ービンの起動方法。 2、高圧タービンのウオーミング用蒸気として、中、低
圧タービンからの抽気を用いることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の蒸気タービンの起動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1435184A JPS60159311A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 蒸気タ−ビンの起動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1435184A JPS60159311A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 蒸気タ−ビンの起動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159311A true JPS60159311A (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=11858644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1435184A Pending JPS60159311A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 蒸気タ−ビンの起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159311A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6487808A (en) * | 1987-09-30 | 1989-03-31 | Toshiba Corp | Starting method and device for two-stage reheat steam turbine plant |
JPS6487809A (en) * | 1987-09-30 | 1989-03-31 | Toshiba Corp | Starting method and device for two-stage reheat steam turbine plant |
EP2423459A3 (en) * | 2009-01-13 | 2013-01-02 | General Electric Company | Method and apparatus for varying flow source to aid in windage heating issue at FSNL |
CN105041388A (zh) * | 2015-07-04 | 2015-11-11 | 江曼 | 一种发电设备以及发电设备的电网同步方法 |
WO2017115132A1 (en) * | 2015-12-31 | 2017-07-06 | General Electric Technology Gmbh | Steam turbine warm keeping arrangement |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1435184A patent/JPS60159311A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6487808A (en) * | 1987-09-30 | 1989-03-31 | Toshiba Corp | Starting method and device for two-stage reheat steam turbine plant |
JPS6487809A (en) * | 1987-09-30 | 1989-03-31 | Toshiba Corp | Starting method and device for two-stage reheat steam turbine plant |
EP2423459A3 (en) * | 2009-01-13 | 2013-01-02 | General Electric Company | Method and apparatus for varying flow source to aid in windage heating issue at FSNL |
CN105041388A (zh) * | 2015-07-04 | 2015-11-11 | 江曼 | 一种发电设备以及发电设备的电网同步方法 |
WO2017115132A1 (en) * | 2015-12-31 | 2017-07-06 | General Electric Technology Gmbh | Steam turbine warm keeping arrangement |
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