JPS60159304A - 蒸気タ−ビンのデイスク冷却装置 - Google Patents
蒸気タ−ビンのデイスク冷却装置Info
- Publication number
- JPS60159304A JPS60159304A JP1210184A JP1210184A JPS60159304A JP S60159304 A JPS60159304 A JP S60159304A JP 1210184 A JP1210184 A JP 1210184A JP 1210184 A JP1210184 A JP 1210184A JP S60159304 A JPS60159304 A JP S60159304A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- steam
- blade
- cooling device
- inner ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
- F01D5/08—Heating, heat-insulating or cooling means
- F01D5/081—Cooling fluid being directed on the side of the rotor disc or at the roots of the blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は蒸気タービン、特に軸流タービンのディスク冷
却装置に関する。
却装置に関する。
従来の一般的な蒸気タービンの段落構造では、例えば第
1図に示すように、内部ケーシングIK固定されたノズ
ルダイアフラム2のノズル3と、この内部ケーシングの
軸心に設けたロータ4のディスク5に羽根植込部6を介
して取付けた羽根7とによって、蒸気通路を形成してい
る。羽根7の先acnシュラウド8を固定している。ノ
ズルダイアフラム2の内輪2aとロータ4との隙間は、
ラビリンスフィン9でシールすると共に、蒸気通路の内
外周はノズルダイアフラム2の内輪2aに取付けたシー
ルフィン[0および外輪2bに取付けたチップフィン1
1によってシールしている。なお、ディスク5にはター
ビン前後段側を貫通する導孔12を穿設している。
1図に示すように、内部ケーシングIK固定されたノズ
ルダイアフラム2のノズル3と、この内部ケーシングの
軸心に設けたロータ4のディスク5に羽根植込部6を介
して取付けた羽根7とによって、蒸気通路を形成してい
る。羽根7の先acnシュラウド8を固定している。ノ
ズルダイアフラム2の内輪2aとロータ4との隙間は、
ラビリンスフィン9でシールすると共に、蒸気通路の内
外周はノズルダイアフラム2の内輪2aに取付けたシー
ルフィン[0および外輪2bに取付けたチップフィン1
1によってシールしている。なお、ディスク5にはター
ビン前後段側を貫通する導孔12を穿設している。
蒸気は図示しないボイラがら各制御弁等を介して蒸気タ
ービンのタービン段落内へ矢印Aの如く流入させ、ノズ
ル3で絞って膨張させることにより、熱エネルギを速度
エネルギに変換する。その速度エネルギによって羽根7
を回転させ、その回転エネルギを動力として取り出すよ
うにしている。
ービンのタービン段落内へ矢印Aの如く流入させ、ノズ
ル3で絞って膨張させることにより、熱エネルギを速度
エネルギに変換する。その速度エネルギによって羽根7
を回転させ、その回転エネルギを動力として取り出すよ
うにしている。
ところで、ノズル3の上流におる高温蒸気は、ラビリン
スフィン9とロータ4との間を介してディスク5側へ矢
印aの如く漏洩する。一方、ノズル3の出口主流の一部
はシールフィン[0を介して内周側へ矢印すの如く漏洩
する。そして、これらの漏洩蒸気が合流して導孔[2へ
導かれる。
スフィン9とロータ4との間を介してディスク5側へ矢
印aの如く漏洩する。一方、ノズル3の出口主流の一部
はシールフィン[0を介して内周側へ矢印すの如く漏洩
する。そして、これらの漏洩蒸気が合流して導孔[2へ
導かれる。
一方、近時、蒸気タービンでは蒸気条件を高温、高圧化
することにより、タービン性能の飛躍的な向上を図り、
かつエネルギーの節約を図ることが考えられている。し
かし、前記従来の段落構造のものでは、漏洩蒸気が高温
のままノズルダイアフラム2の内輪2aとディスク5と
の隙間および導孔12を通過する結果、回転部分である
ディスク5及び羽根植込部6の温度が非常に高くなり、
応力条件がきわめて厳しいものとなる。このように、蒸
気条件が高くなると、タービンを構成する部材に格別の
高温強度等を要求されることになるが、これまでの材料
では十分な信頼性を得るのが困難である。そこで、従来
では比較的低圧、低温となった蒸気を利用してタービン
構成部材を冷却する手段が考えられた。。
することにより、タービン性能の飛躍的な向上を図り、
かつエネルギーの節約を図ることが考えられている。し
かし、前記従来の段落構造のものでは、漏洩蒸気が高温
のままノズルダイアフラム2の内輪2aとディスク5と
の隙間および導孔12を通過する結果、回転部分である
ディスク5及び羽根植込部6の温度が非常に高くなり、
応力条件がきわめて厳しいものとなる。このように、蒸
気条件が高くなると、タービンを構成する部材に格別の
高温強度等を要求されることになるが、これまでの材料
では十分な信頼性を得るのが困難である。そこで、従来
では比較的低圧、低温となった蒸気を利用してタービン
構成部材を冷却する手段が考えられた。。
即ち、第2図に示すように、タービン段落内で膨張した
羽根7出口の蒸気温度が低くなることから、この低温蒸
気をディスク5内や羽根7の根元部に導くものである。
羽根7出口の蒸気温度が低くなることから、この低温蒸
気をディスク5内や羽根7の根元部に導くものである。
この場合、羽根7の根元部の反動度を負とすることによ
り、羽根7出口の根元部圧力をノズル3出口の根元部圧
力よりも高くし、これによって矢印Cの如く羽根7から
出た低温蒸気の一部を導孔12を介してノズルダイアフ
ラム2の内輪2aとディスク5の空間に矢印dの如く導
くようにし、ノズル3出口の根元部に矢印eの如く流出
させるものである。そして、冷却蒸気の循環によってデ
ィスク5および羽根植込部6を冷却し、許容応力の低下
防止、熱応力の低減を図るものである。しかしながら、
この従来の冷却手段では、導孔[2を通った冷却蒸気(
矢印d)が、ラビリンスフィン29から漏洩した高温の
蒸気(矢印a)と混流して温度上昇するため、冷却効果
が急減し、高温、高圧という蒸気条件のもとでは回転部
における応力の厳しい部分の局所冷却対策として必ずし
も十分といえないものでちった。
り、羽根7出口の根元部圧力をノズル3出口の根元部圧
力よりも高くし、これによって矢印Cの如く羽根7から
出た低温蒸気の一部を導孔12を介してノズルダイアフ
ラム2の内輪2aとディスク5の空間に矢印dの如く導
くようにし、ノズル3出口の根元部に矢印eの如く流出
させるものである。そして、冷却蒸気の循環によってデ
ィスク5および羽根植込部6を冷却し、許容応力の低下
防止、熱応力の低減を図るものである。しかしながら、
この従来の冷却手段では、導孔[2を通った冷却蒸気(
矢印d)が、ラビリンスフィン29から漏洩した高温の
蒸気(矢印a)と混流して温度上昇するため、冷却効果
が急減し、高温、高圧という蒸気条件のもとでは回転部
における応力の厳しい部分の局所冷却対策として必ずし
も十分といえないものでちった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、高温
、高圧という蒸気条件のもとでも確実にディスク及び羽
根植込部等の局所冷却を行なえ、タービンの信頼性を十
分確保することができる蒸気タービンのディスク冷却装
置を提供することを目的とする。
、高圧という蒸気条件のもとでも確実にディスク及び羽
根植込部等の局所冷却を行なえ、タービンの信頼性を十
分確保することができる蒸気タービンのディスク冷却装
置を提供することを目的とする。
本発明に係る蒸気タービンのディスク冷却装置は、ノズ
ルダイアフラム内輪とディスクとの間に2ビリンスフイ
ンからの漏洩蒸気を羽根側に流通させる防熱板を設け、
これによって高温蒸気がディスクに直接さらされること
がなく、またディスク冷却用蒸気と混流しないように構
成したことを特徴とするものである。
ルダイアフラム内輪とディスクとの間に2ビリンスフイ
ンからの漏洩蒸気を羽根側に流通させる防熱板を設け、
これによって高温蒸気がディスクに直接さらされること
がなく、またディスク冷却用蒸気と混流しないように構
成したことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実捲例を第3図〜第5図を参照して説
明する。
明する。
なお、前述した従来の装置と共通する構成部分には第1
図および第・2図と同一符号を用いて説明する。
図および第・2図と同一符号を用いて説明する。
この実砲例に係る蒸気タービンのディスク冷却装置にお
いても、内部ケーシング1に固定した蒸気通路形成用の
ノズルダイアフラム2と、このノズルダイアフラム2の
下流側に羽根7を有して内部ケーシング1内に回転可能
に設けたロータ4との隙間を、ラビリンスフィン9でシ
ールすると共に、ロータ4の羽根支持用ディスク5に蒸
気タービンの前後段側を貫通する蒸気流通用の導孔12
を穿設している。このものにおいて、ノズルダイアフラ
ム2の内輪2aとディスク5との空間に位置して、ラビ
リンフイン9からの漏洩蒸気を羽根7側に流通させる防
熱板E3としての固定円板をノズルダイアフラム2の内
輪2aに取付金具L4によって取付けている。この防熱
板[3の内周縁にはシールフィンE5を設け、ロータ4
との間隙を漏洩する蒸気の量を低減させるようにしてい
る。また、防熱板E3の外周側にも異なるシールフィン
【6を設け、このシールフィン」6によって防熱板[3
と羽根7との間を漏洩す−る蒸気量も低減させるように
している。さらに、)ディスク5への羽根7の植込基部
7aには、防熱板【3の下流側にてディスク5の前後段
側を貫通する導孔17を周方向に複数穿設している。な
お、この導孔【7は、第4図に示すように、互いに隣設
する羽根ユニットの各植込基部7mの周方向の端面に刻
設した上流と下流を貫く溝[8を、組立てにより接合し
て形成したものである。また、ディスク5と、その後段
側のノズルダイアフラム21&の内輪2’ aとの間に
位置して、ディスク5の導孔12と、羽根植込基部7a
の導孔17との間の蒸気流通を阻止する別のシールフィ
ン[9を設けている。
いても、内部ケーシング1に固定した蒸気通路形成用の
ノズルダイアフラム2と、このノズルダイアフラム2の
下流側に羽根7を有して内部ケーシング1内に回転可能
に設けたロータ4との隙間を、ラビリンスフィン9でシ
ールすると共に、ロータ4の羽根支持用ディスク5に蒸
気タービンの前後段側を貫通する蒸気流通用の導孔12
を穿設している。このものにおいて、ノズルダイアフラ
ム2の内輪2aとディスク5との空間に位置して、ラビ
リンフイン9からの漏洩蒸気を羽根7側に流通させる防
熱板E3としての固定円板をノズルダイアフラム2の内
輪2aに取付金具L4によって取付けている。この防熱
板[3の内周縁にはシールフィンE5を設け、ロータ4
との間隙を漏洩する蒸気の量を低減させるようにしてい
る。また、防熱板E3の外周側にも異なるシールフィン
【6を設け、このシールフィン」6によって防熱板[3
と羽根7との間を漏洩す−る蒸気量も低減させるように
している。さらに、)ディスク5への羽根7の植込基部
7aには、防熱板【3の下流側にてディスク5の前後段
側を貫通する導孔17を周方向に複数穿設している。な
お、この導孔【7は、第4図に示すように、互いに隣設
する羽根ユニットの各植込基部7mの周方向の端面に刻
設した上流と下流を貫く溝[8を、組立てにより接合し
て形成したものである。また、ディスク5と、その後段
側のノズルダイアフラム21&の内輪2’ aとの間に
位置して、ディスク5の導孔12と、羽根植込基部7a
の導孔17との間の蒸気流通を阻止する別のシールフィ
ン[9を設けている。
このような構成であると、ラビリンスフィン9を矢印e
の如く漏洩した高温蒸気は、防熱板【3によって流れを
規制され、矢印fで示す如く、ノズルダイアフラム2の
内輪2aと防熱板13との間を介して羽根7側に、即ち
主蒸気の通路へと導かれる。つまり、漏洩蒸気がディス
ク5に直接衝突する事態が回避される。一方、羽根7の
出口側で膨張した低温蒸気は、羽根7の下流側と後段の
ノズルダイアフラム21との間のシールフィン[9によ
って後段側への漏洩を阻止されて、矢印gで示す如く、
羽根7の植込基部7aに設けた導孔17を流通して防熱
板【3とディスク5との空間隙に矢印りの如く流れ込み
、その後ディスク5の導孔[2を矢印lの如く流通して
、次段のラビリンスフィン部91へ流れ込む。
の如く漏洩した高温蒸気は、防熱板【3によって流れを
規制され、矢印fで示す如く、ノズルダイアフラム2の
内輪2aと防熱板13との間を介して羽根7側に、即ち
主蒸気の通路へと導かれる。つまり、漏洩蒸気がディス
ク5に直接衝突する事態が回避される。一方、羽根7の
出口側で膨張した低温蒸気は、羽根7の下流側と後段の
ノズルダイアフラム21との間のシールフィン[9によ
って後段側への漏洩を阻止されて、矢印gで示す如く、
羽根7の植込基部7aに設けた導孔17を流通して防熱
板【3とディスク5との空間隙に矢印りの如く流れ込み
、その後ディスク5の導孔[2を矢印lの如く流通して
、次段のラビリンスフィン部91へ流れ込む。
したがって、ラビリンスフィン9から漏洩した高温蒸気
が、導孔17を介してディスク5の上流側に流れ込む低
温の冷却蒸気と混流することもなく、冷却蒸気の温度上
昇によって冷却効果が減少するおそれもない。ディスク
内部の温度分布を従来のディスク冷却装置と実砲例によ
るディスク冷却装置とについて比較したところ、第5図
に破線Aで示すように、従来では、ラビリンス漏洩蒸気
の影響によってディスク5の上流側で温度が高くなって
いたのに対し、実線Bで示すように、実砲例のディスク
装置では防熱板13の設置によってディスク5の上流部
分の温度が低下し、冷却効果が向上することが確認され
た。このように防熱板の設置によって、ラビリンスフィ
ン9を漏洩した高温蒸気とディスク5内を冷却する低温
蒸気とを完全に遮断させることにより、回転体の応力を
低減することが可能となシ、蒸気条件を高温、高圧化し
た場合でも、強度面での高信頼性が確保できる。
が、導孔17を介してディスク5の上流側に流れ込む低
温の冷却蒸気と混流することもなく、冷却蒸気の温度上
昇によって冷却効果が減少するおそれもない。ディスク
内部の温度分布を従来のディスク冷却装置と実砲例によ
るディスク冷却装置とについて比較したところ、第5図
に破線Aで示すように、従来では、ラビリンス漏洩蒸気
の影響によってディスク5の上流側で温度が高くなって
いたのに対し、実線Bで示すように、実砲例のディスク
装置では防熱板13の設置によってディスク5の上流部
分の温度が低下し、冷却効果が向上することが確認され
た。このように防熱板の設置によって、ラビリンスフィ
ン9を漏洩した高温蒸気とディスク5内を冷却する低温
蒸気とを完全に遮断させることにより、回転体の応力を
低減することが可能となシ、蒸気条件を高温、高圧化し
た場合でも、強度面での高信頼性が確保できる。
なお、前記実晦例では、防熱板【3をノズルダイアフラ
ム2の内輪に取付けた環状の固定円板としたが、これは
防熱板【3を非回転体とすることによって取付溝造の簡
便化を図ったものであって、高温の漏洩蒸気のディスク
5への接触防止を図るという機能を発揮するためには必
ずしもそのような構成に限らず、例えば第6図に示すよ
うに、防熱板13は、ディスク5に取付けら九ロータ4
と一体回転する回転円板としてもよい。この場合は例え
ばロータ4の外周面に防熱板植込溝【9を設け、この溝
[9に防熱板【3としての回転円板を固定すると共に、
この回転円板の周縁部を羽根7の植込基部7aの導孔1
7外周側位置に密接すればよい。
ム2の内輪に取付けた環状の固定円板としたが、これは
防熱板【3を非回転体とすることによって取付溝造の簡
便化を図ったものであって、高温の漏洩蒸気のディスク
5への接触防止を図るという機能を発揮するためには必
ずしもそのような構成に限らず、例えば第6図に示すよ
うに、防熱板13は、ディスク5に取付けら九ロータ4
と一体回転する回転円板としてもよい。この場合は例え
ばロータ4の外周面に防熱板植込溝【9を設け、この溝
[9に防熱板【3としての回転円板を固定すると共に、
この回転円板の周縁部を羽根7の植込基部7aの導孔1
7外周側位置に密接すればよい。
このような構成によっても防熱板【3による高温漏洩蒸
気のディスク5への衝突及び冷却蒸気との混流が防止で
き、前記実施例と同様の効果が奏せるものでおる。特に
このような回転円板による構成とした場合には、ディス
ク5の上流側を完全に遮蔽することができるので、回転
円板とする場合に比べて冷却効果がより向上できるとい
う利点がある。
気のディスク5への衝突及び冷却蒸気との混流が防止で
き、前記実施例と同様の効果が奏せるものでおる。特に
このような回転円板による構成とした場合には、ディス
ク5の上流側を完全に遮蔽することができるので、回転
円板とする場合に比べて冷却効果がより向上できるとい
う利点がある。
なお、以上の実施例の如く、ディスク5への羽根7の植
込基部6に、防熱板13の下流側にてディスク5の前後
段側を貫通する導孔【7を穿設すれば、ディスク5に設
けた導孔【2の外周側にて、羽根7出口からの低温蒸気
を防熱板」3とディスク5との空間に円滑に導くうえで
効果的である。
込基部6に、防熱板13の下流側にてディスク5の前後
段側を貫通する導孔【7を穿設すれば、ディスク5に設
けた導孔【2の外周側にて、羽根7出口からの低温蒸気
を防熱板」3とディスク5との空間に円滑に導くうえで
効果的である。
また、前記実施例の如く、導孔12.17間に位置して
、ディスク5とその後段側のノズルダイアフラム2′の
内輪21&との間にシールフィン19ヲffffておけ
ば、各導孔【2、[7を介しての冷却蒸気の流通規制を
確実に行なえるという効果がおる。
、ディスク5とその後段側のノズルダイアフラム2′の
内輪21&との間にシールフィン19ヲffffておけ
ば、各導孔【2、[7を介しての冷却蒸気の流通規制を
確実に行なえるという効果がおる。
以上で詳述したように、本発明に係る蒸気タービンのデ
ィスク冷却装置によれば、ノズルダイアフラム内輪とデ
ィスクとの間に防熱板を設け、ラビリンスフィンから漏
洩した高温の蒸気がディスクに直接、衝突するのを防止
すると共に、ディスク内の冷却用低温蒸気を漏洩高温蒸
気と混流することも防止し得るようにしたので、蒸気条
件を高温、高圧化する場合でも回転体における強度的に
厳しいディスクおよび羽根植込部の冷却効果が高められ
、応力低減等による蒸気タービンの信頼性の向上を図る
ことができる。
ィスク冷却装置によれば、ノズルダイアフラム内輪とデ
ィスクとの間に防熱板を設け、ラビリンスフィンから漏
洩した高温の蒸気がディスクに直接、衝突するのを防止
すると共に、ディスク内の冷却用低温蒸気を漏洩高温蒸
気と混流することも防止し得るようにしたので、蒸気条
件を高温、高圧化する場合でも回転体における強度的に
厳しいディスクおよび羽根植込部の冷却効果が高められ
、応力低減等による蒸気タービンの信頼性の向上を図る
ことができる。
第1図は蒸気タービンの段落構造を示す断面図、第2図
は従来の蒸気タービンのディスク冷却装置を示す断面図
、第3図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
3図は蒸気タービンのディスク冷却装置を示す断面図、
第4図は、羽根端面部の溝詳酵成を示す斜視図、第5図
はディスク内の冷却状態を疲来との比較において示す特
性図、第6図は、本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 1・・・ケーシング、2・・・ノズルダイアフラム。 2a・・・内輪、2b・・・外輪、3・・ノズル、4・
・・ロータ、5・・・ディスク、6・・・羽根植込部、
7・・・羽根、8・・シュラウド% 9・・・ラビリン
スフィン、 to、 ts、16、19・・・シールフ
ィン、Ll・・・チップフィン、[2,17・・・導孔
、[3・・・防熱板、[4・・・取付金具、[8・・・
馬。 出願人代理人 波 多 野 入 箱1図 / / / / / 第2図 第3図 f 第5図 第6図
は従来の蒸気タービンのディスク冷却装置を示す断面図
、第3図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
3図は蒸気タービンのディスク冷却装置を示す断面図、
第4図は、羽根端面部の溝詳酵成を示す斜視図、第5図
はディスク内の冷却状態を疲来との比較において示す特
性図、第6図は、本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 1・・・ケーシング、2・・・ノズルダイアフラム。 2a・・・内輪、2b・・・外輪、3・・ノズル、4・
・・ロータ、5・・・ディスク、6・・・羽根植込部、
7・・・羽根、8・・シュラウド% 9・・・ラビリン
スフィン、 to、 ts、16、19・・・シールフ
ィン、Ll・・・チップフィン、[2,17・・・導孔
、[3・・・防熱板、[4・・・取付金具、[8・・・
馬。 出願人代理人 波 多 野 入 箱1図 / / / / / 第2図 第3図 f 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ケーシングに固定した蒸気通路形成用のノズルダイ
アフラムと、このノズルダイアフラムの下流側に羽根を
有し、前記ケーシング内に回転可能に設けたロータとの
隙間を、ラビリンスフィンでシールすると共に、前記ロ
ータの羽根支持用ディスクに前後段側を貫通する蒸気流
通用の導孔を穿設し、前記羽根から出た蒸気を冷却用蒸
気として前記導孔に流通させるようにした蒸気タービン
のディスク冷却装置において、前記ノズルダイアフラム
の内輪と前記ディスクとの間にラビリンスフィンからの
漏洩蒸気を羽根側に流通させ、前記漏洩蒸気のディスク
への接触を防止する防熱板を設けたことを特徴とする蒸
気タービンのディスクの冷却装置。 2、防熱板はノズルダイアフラムの内輪に取付けた固定
円板であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の蒸気タービンのディスク冷却装置。 3、防熱板はディスクに取付けられロータと一体回転す
る回転円板であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の蒸気タービンのディスク冷却装置。 4、ディスクへの羽根の植込基部に、防熱板の下流側に
て前記ディスクの前後段側を貫通する導孔を穿設したこ
とを特徴とする特許請求の範囲81項記載の蒸気タービ
ンのディスク冷却装置。 5、ディスクと、このディスクの後段側ノズルダイアフ
ラムの内輪との間に、前記ディスクの導孔と羽根植込基
部の導孔との間の蒸気流通を阻止するシールフィンを設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の蒸気
タービンのディスク冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210184A JPS60159304A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 蒸気タ−ビンのデイスク冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210184A JPS60159304A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 蒸気タ−ビンのデイスク冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159304A true JPS60159304A (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=11796173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1210184A Pending JPS60159304A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 蒸気タ−ビンのデイスク冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159304A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997044568A1 (de) * | 1996-05-23 | 1997-11-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Turbinenwelle sowie verfahren zur kühlung einer turbinenwelle |
JP2004239262A (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-26 | Siemens Ag | 蒸気タービンロータと蒸気タービンおよび蒸気タービンロータの能動的冷却方法と能動的冷却の使用方法 |
WO2009106045A1 (de) * | 2008-02-28 | 2009-09-03 | Mtu Aero Engines Gmbh | Vorrichtung und verfahren zur umleitung eines leckagestroms |
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