JPS60156764A - カーボンブラツクの製造方法 - Google Patents
カーボンブラツクの製造方法Info
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- JPS60156764A JPS60156764A JP27056384A JP27056384A JPS60156764A JP S60156764 A JPS60156764 A JP S60156764A JP 27056384 A JP27056384 A JP 27056384A JP 27056384 A JP27056384 A JP 27056384A JP S60156764 A JPS60156764 A JP S60156764A
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- combustion gas
- injected
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軍費な適用が多数ある、ファーネスブラックの
製造に関するものである。これらはゴム及びプラスナッ
クでの増量剤、顔料、及び強化剤としての用途を包含す
る。一般に、カーボンブラックを製造するファーネス法
では、1256°K(1800”e )よりも高い温度
の密閉転化帯域で、天然ガス又は循環原料のような炭化
水素仕込み原料を熱分解及び(又は)不完全燃焼させて
、カーボンブラックを生成することを包含する。転化帯
域から出てくるがスに同伴されるカーボンブラックを、
次に、工業界で普通に使用する適切な任意の装置で冷却
して収集する。ゴム調製品に生じさせる履歴特性を改良
することのできる同様な特性のファーネス ブラックを
生成することも好ましい。
製造に関するものである。これらはゴム及びプラスナッ
クでの増量剤、顔料、及び強化剤としての用途を包含す
る。一般に、カーボンブラックを製造するファーネス法
では、1256°K(1800”e )よりも高い温度
の密閉転化帯域で、天然ガス又は循環原料のような炭化
水素仕込み原料を熱分解及び(又は)不完全燃焼させて
、カーボンブラックを生成することを包含する。転化帯
域から出てくるがスに同伴されるカーボンブラックを、
次に、工業界で普通に使用する適切な任意の装置で冷却
して収集する。ゴム調製品に生じさせる履歴特性を改良
することのできる同様な特性のファーネス ブラックを
生成することも好ましい。
更に、ある一定の場合には、カーボンブラックの着色力
を調節、あるいは制御する方法があることは非常に有利
である。
を調節、あるいは制御する方法があることは非常に有利
である。
従って、本発明の主要目的は、カーボンブラックの着色
力を抑制する、カーボンブラック製造の新規の改良方法
を提供することである。
力を抑制する、カーボンブラック製造の新規の改良方法
を提供することである。
本発明の別の目的は、着色力の弱いカーボンブラック製
造の改良方法を提供することである。
造の改良方法を提供することである。
本発明の他の異なった目的、利点及び特徴は、下記の詳
細な記載及び特許請求の範囲を考慮すれば、当業界の熟
達者には明白になるであろう。
細な記載及び特許請求の範囲を考慮すれば、当業界の熟
達者には明白になるであろう。
本発明によって、上記及び更に別の目的は、米国再発布
特許第28,974号明細書で開示し、且つ特許請求し
たタイプのカーボンブラックを生成するモジュラ−法、
すなわち段階化法を変更して達成されることが見い出さ
れた。段階化法は、高温のガス状燃焼生成物が生成され
る、最初に準備した主要(第一段階)燃焼帯域、中まで
詰った一様な流れ(凝集性ジェット)形態の液体炭化水
素仕込み原料を、燃焼ガス気流の外部又は内部の周辺か
ら、予備形成させた高温のガス気流中に、実質的に直角
に注入する第二、すなわち転移帯域、及び急冷によって
反応を停止させる前に、カーボンブラックの生成が起こ
る第三帯域(反応帯域)から成る。
特許第28,974号明細書で開示し、且つ特許請求し
たタイプのカーボンブラックを生成するモジュラ−法、
すなわち段階化法を変更して達成されることが見い出さ
れた。段階化法は、高温のガス状燃焼生成物が生成され
る、最初に準備した主要(第一段階)燃焼帯域、中まで
詰った一様な流れ(凝集性ジェット)形態の液体炭化水
素仕込み原料を、燃焼ガス気流の外部又は内部の周辺か
ら、予備形成させた高温のガス気流中に、実質的に直角
に注入する第二、すなわち転移帯域、及び急冷によって
反応を停止させる前に、カーボンブラックの生成が起こ
る第三帯域(反応帯域)から成る。
仕込み原料を燃焼ガス気流の外部周辺から注入する上記
のタイプの方法では、燃焼ガスを使用し切らないで装置
を流通させる可能性がある。これは、例えば、炭化水素
仕込み原料が、燃焼ガスの流通する領域を完全に満たさ
ないために、燃焼がス形態の未使用の熱を逃がす場合に
起こる。反応器の大きさが増大するにつれて、これの起
こる傾向が大きくなる。この不経済な燃焼ガスの損失を
防止するために、米国特許第3,922,335号明細
書では、転移帯域の外部周辺から注入された仕込み原料
が到達しない燃焼がス気流の内側領域に、追加の仕込み
原料を注入することを開示している。
のタイプの方法では、燃焼ガスを使用し切らないで装置
を流通させる可能性がある。これは、例えば、炭化水素
仕込み原料が、燃焼ガスの流通する領域を完全に満たさ
ないために、燃焼がス形態の未使用の熱を逃がす場合に
起こる。反応器の大きさが増大するにつれて、これの起
こる傾向が大きくなる。この不経済な燃焼ガスの損失を
防止するために、米国特許第3,922,335号明細
書では、転移帯域の外部周辺から注入された仕込み原料
が到達しない燃焼がス気流の内側領域に、追加の仕込み
原料を注入することを開示している。
特許では、追加の液体炭化水素仕込み原料を、実質的に
横断するやり方で、且つ燃焼ガス気流の中心又は中心部
から外向きに反応器の壁に向かう方向に、燃焼ガス気流
の中心部に注入するのに通す探査子のような適切な装置
の使用を記載している。
横断するやり方で、且つ燃焼ガス気流の中心又は中心部
から外向きに反応器の壁に向かう方向に、燃焼ガス気流
の中心部に注入するのに通す探査子のような適切な装置
の使用を記載している。
イーうすることによって、燃焼がスカー小油滴をせん断
17、微粉砕し、且つ分散しようとする目的に完全に使
用されることを示t7ている。燃焼ガス気流の内側領域
への仕込み原料の注入は、仕込み原料を転移帯域の外部
周辺から燃焼がス気流の内側に向かって注入するのと同
一の平面で起こる。米国特許第6.922,335号明
細書に記載の方法では、格別に高い生産量と高い収率を
示すこと、及び高品位のカーボンブラックを生成する能
力のあることを示17ている。
17、微粉砕し、且つ分散しようとする目的に完全に使
用されることを示t7ている。燃焼ガス気流の内側領域
への仕込み原料の注入は、仕込み原料を転移帯域の外部
周辺から燃焼がス気流の内側に向かって注入するのと同
一の平面で起こる。米国特許第6.922,335号明
細書に記載の方法では、格別に高い生産量と高い収率を
示すこと、及び高品位のカーボンブラックを生成する能
力のあることを示17ている。
■7かしながら、上記の方法と同様な方式でカーボンブ
ラックを生成するが、特性の異なるカーボンブラックの
生成が要望される場合がある。詳細には、良好な履歴特
性があり、1つ着色力が普通よりも弱いカーボンブラッ
クの生成が好ましいことがある。履歴が改良され、且つ
着色力が制御されているカーボンブラックを製造できろ
ようにしている本発明の化ジュラー法、すなわち段階化
法の部分変更では、液体炭化水素仕込み原料の一部を、
中まで詰った一様な流れの形態で、燃焼ガス気流が最高
速度に到着していない位置で、すなわち転移帯域のほぼ
中間点の前で、燃焼ガス気流中に、それの周辺から実質
的に半径方向に注入することを包含している。仕込み原
料を燃焼ガス気流の外部又は内部の周辺から、障害のな
いオリフィスを通して、実質的に半径方向に、速度の遅
い気流中に注入する。しかl−ながら、仕込み原料は、
速度の遅い燃焼ガス気流中に、内部周辺から、半径方向
に外向きに燃焼ガス気流中に注入するのが好ましい。本
発明の段階化方法では、燃焼ガス気流は転移帯域のほぼ
中間点で最高速度に到達する。
ラックを生成するが、特性の異なるカーボンブラックの
生成が要望される場合がある。詳細には、良好な履歴特
性があり、1つ着色力が普通よりも弱いカーボンブラッ
クの生成が好ましいことがある。履歴が改良され、且つ
着色力が制御されているカーボンブラックを製造できろ
ようにしている本発明の化ジュラー法、すなわち段階化
法の部分変更では、液体炭化水素仕込み原料の一部を、
中まで詰った一様な流れの形態で、燃焼ガス気流が最高
速度に到着していない位置で、すなわち転移帯域のほぼ
中間点の前で、燃焼ガス気流中に、それの周辺から実質
的に半径方向に注入することを包含している。仕込み原
料を燃焼ガス気流の外部又は内部の周辺から、障害のな
いオリフィスを通して、実質的に半径方向に、速度の遅
い気流中に注入する。しかl−ながら、仕込み原料は、
速度の遅い燃焼ガス気流中に、内部周辺から、半径方向
に外向きに燃焼ガス気流中に注入するのが好ましい。本
発明の段階化方法では、燃焼ガス気流は転移帯域のほぼ
中間点で最高速度に到達する。
すなわち、例えば、探査子を通して注入をしようとする
場合には、仕込み原料が速度の遅い燃焼がス気流に入る
ように、探査子を最初の、すなわち主要な燃焼帯域中に
挿入することによる、部分変更を行うことができる。仕
込み原料を速度の遅い燃焼ガス気流中に注入する実際の
個所、すなわち平面は、所望のカーボンブラックの特定
の品位又はタイプによって、かなり変化させることがで
きる。
場合には、仕込み原料が速度の遅い燃焼がス気流に入る
ように、探査子を最初の、すなわち主要な燃焼帯域中に
挿入することによる、部分変更を行うことができる。仕
込み原料を速度の遅い燃焼ガス気流中に注入する実際の
個所、すなわち平面は、所望のカーボンブラックの特定
の品位又はタイプによって、かなり変化させることがで
きる。
本発明のカーボンブラックを製造するときに使用する高
温の燃焼ガスの製造では、適切な燃焼室内で、液体又は
気体の燃料及び、空気、酸素、空気と酸素との混合物な
どのような適切な酸化剤気流を反応させる。燃焼室内で
酸化剤気流と反応させて高温の燃焼がスを発生させるの
に使用する適切な燃料の中には、水素、−酸化炭素、メ
タン、アセチレン、アルコール及びケロシンのヨウナ、
すぐ燃え易いガス、蒸気又は液体の流れのどれでもを包
含する。しかしながら、炭素含有化合物の含有量の多い
燃料、詳細には、炭化水素を使用するのが一般に好まし
い。例えば、天然がス及び改良又は強化天然ガスのよう
なメタンの濃い気流、並びにエタン、プロパン、ブタン
、及びペンタン分画、燃料油などを包含する種々の炭化
水素ガス及び液体並びに製油所副生成物のような多量の
炭化水素を含有する他の流れは優れた燃料である。
温の燃焼ガスの製造では、適切な燃焼室内で、液体又は
気体の燃料及び、空気、酸素、空気と酸素との混合物な
どのような適切な酸化剤気流を反応させる。燃焼室内で
酸化剤気流と反応させて高温の燃焼がスを発生させるの
に使用する適切な燃料の中には、水素、−酸化炭素、メ
タン、アセチレン、アルコール及びケロシンのヨウナ、
すぐ燃え易いガス、蒸気又は液体の流れのどれでもを包
含する。しかしながら、炭素含有化合物の含有量の多い
燃料、詳細には、炭化水素を使用するのが一般に好まし
い。例えば、天然がス及び改良又は強化天然ガスのよう
なメタンの濃い気流、並びにエタン、プロパン、ブタン
、及びペンタン分画、燃料油などを包含する種々の炭化
水素ガス及び液体並びに製油所副生成物のような多量の
炭化水素を含有する他の流れは優れた燃料である。
本明細書に関する限り、主要燃焼では、モジュラ−法の
第一段階で使用する酸化剤の量を、第一段階の炭化水素
が完全燃焼して二酸化炭素と水とを生成するのに理論上
必要とする酸化剤の量に対応して示す。このようにして
、高い線速度で流れる高温の燃焼ガス気流カー発生する
。その上更に、燃焼室と反応室との間の圧力差は、少な
くとも1.0ホント/平方インチ(6,9キロパスカル
)、好ましくは約1.5ホント/平方インチ(1,03
キロパスカル)から10ボンド/平方インチ(6,9キ
ロノやスカル)が好ましいことを見い出した。これらの
条件下で、所望のカーボンブラック生成物を生成するの
に十分適切な、カーボンブラックを生成する液体炭化水
素質仕込み原料を微粉砕するのに十分な運動エネルギー
のあるガス状燃焼生成物の気流が生成される。結果とし
て生じる、主要燃焼帯域から出てくる燃焼ガス気流は少
なくとも約2400”’F(1316°C)の温度に達
し、最も好ましい温度は少なくとも約3000”F’(
1649℃)よりもトである。高温の燃焼がスは、所望
によっては、例えば通常のベンチュリー管によって、先
細にするか、又は制限することのできる、直径の小さい
囲われた転移段階に燃焼がスを導入することによって、
加速される高い線速度で下流方向に推進される。
第一段階で使用する酸化剤の量を、第一段階の炭化水素
が完全燃焼して二酸化炭素と水とを生成するのに理論上
必要とする酸化剤の量に対応して示す。このようにして
、高い線速度で流れる高温の燃焼ガス気流カー発生する
。その上更に、燃焼室と反応室との間の圧力差は、少な
くとも1.0ホント/平方インチ(6,9キロパスカル
)、好ましくは約1.5ホント/平方インチ(1,03
キロパスカル)から10ボンド/平方インチ(6,9キ
ロノやスカル)が好ましいことを見い出した。これらの
条件下で、所望のカーボンブラック生成物を生成するの
に十分適切な、カーボンブラックを生成する液体炭化水
素質仕込み原料を微粉砕するのに十分な運動エネルギー
のあるガス状燃焼生成物の気流が生成される。結果とし
て生じる、主要燃焼帯域から出てくる燃焼ガス気流は少
なくとも約2400”’F(1316°C)の温度に達
し、最も好ましい温度は少なくとも約3000”F’(
1649℃)よりもトである。高温の燃焼がスは、所望
によっては、例えば通常のベンチュリー管によって、先
細にするか、又は制限することのできる、直径の小さい
囲われた転移段階に燃焼がスを導入することによって、
加速される高い線速度で下流方向に推進される。
本発明の方法では、使用する液体仕込み原料全量の残部
を、燃焼ガス気流が最高速度に達した個所、すなわち転
移帯域のほぼ中間で、燃焼ガス気流の内部又は外部の周
辺から、実質的に半径方向に、外向き又は内向きの方向
に、燃焼ガス中に注入する。仕込み原料は障害のないオ
リフィスを通して、中まで詰った一様な流れの形態で、
転移帯域で、燃焼がス中にそれの外部又は内部の周辺か
ら、実質的に半径方向に注入するが、燃焼がス気流の外
部周辺から注入するのが好ましい。液体仕込み原料を注
入する、この技法によって、ゴム配合物に履歴の改良を
生じさせることのできるカーボンブラックを生成する。
を、燃焼ガス気流が最高速度に達した個所、すなわち転
移帯域のほぼ中間で、燃焼ガス気流の内部又は外部の周
辺から、実質的に半径方向に、外向き又は内向きの方向
に、燃焼ガス中に注入する。仕込み原料は障害のないオ
リフィスを通して、中まで詰った一様な流れの形態で、
転移帯域で、燃焼がス中にそれの外部又は内部の周辺か
ら、実質的に半径方向に注入するが、燃焼がス気流の外
部周辺から注入するのが好ましい。液体仕込み原料を注
入する、この技法によって、ゴム配合物に履歴の改良を
生じさせることのできるカーボンブラックを生成する。
本発明の方法の第二段階では、燃焼ガスは高速度で流れ
、且つガスの速度頭は少なくとも約1,0ポンド/平方
インチ(6,9キロパスカル)である。
、且つガスの速度頭は少なくとも約1,0ポンド/平方
インチ(6,9キロパスカル)である。
転移帯域すなわち第二帯域の燃焼がス中罠注入する、カ
ーボンブラック生成液体炭化水素仕込み原料は、妥尚な
貫通ができて、高温の燃焼がス及び液体炭化水素仕込み
原料を確実に高率に混合し、且つせん断するのに十分な
圧力で注入しなければならない。液体仕込み原料は、燃
焼ガス気流の内側領域、すなわち中心部の中に十分貫通
ずる複数の中まで詰った一様な流れ(凝集性ジェット)
の形態で、高温の燃焼ガス気流の外部又は内部の周辺か
ら、実質的に直角に注入する。
ーボンブラック生成液体炭化水素仕込み原料は、妥尚な
貫通ができて、高温の燃焼がス及び液体炭化水素仕込み
原料を確実に高率に混合し、且つせん断するのに十分な
圧力で注入しなければならない。液体仕込み原料は、燃
焼ガス気流の内側領域、すなわち中心部の中に十分貫通
ずる複数の中まで詰った一様な流れ(凝集性ジェット)
の形態で、高温の燃焼ガス気流の外部又は内部の周辺か
ら、実質的に直角に注入する。
反応条件下で容易に揮発することのできる炭化水素仕込
み原料として、本明細書で使用に適切なのは、アセチレ
ンのような不飽和炭化水素、エチレン、プロピレン及び
ブチレンのようなオレフィン、ベンゼン、トルエン及び
キシレンのヨウナ芳香族、一定の飽和炭化水素、及びケ
ロシン、ナフタリン、テレピン、エチレン タール、芳
香族環式原料のような揮発性炭化水素などである。
み原料として、本明細書で使用に適切なのは、アセチレ
ンのような不飽和炭化水素、エチレン、プロピレン及び
ブチレンのようなオレフィン、ベンゼン、トルエン及び
キシレンのヨウナ芳香族、一定の飽和炭化水素、及びケ
ロシン、ナフタリン、テレピン、エチレン タール、芳
香族環式原料のような揮発性炭化水素などである。
モジュラ−法の第三段階は、急冷によって反応を停止さ
せる前に、カーボンブラック生成反応を起こすのに十分
な滞留時間のとれる反応帯域である。各場合の滞留時間
は、過程の特殊な条件、及び所望する特殊なカーボンブ
ラックによる。
せる前に、カーボンブラック生成反応を起こすのに十分
な滞留時間のとれる反応帯域である。各場合の滞留時間
は、過程の特殊な条件、及び所望する特殊なカーボンブ
ラックによる。
カーボンブラック生成反応が所望時間進行lまた後に、
少なくとも一組の噴霧ノズルを使用して、水のような急
冷液体を噴霧して、反応を停止させる。次に、懸濁して
いるカーボンブラック生成物を含有する高温の流出ガス
を下流に流し、ここでカーボンブラックの冷却、分離及
び収集の工程を通常の方法で行う。例えば、ガス気流か
らのカーボンブラックの分離は、沈殿装置、サイクロン
分離器、バッグフィルター、又はこれらの組み合わせの
ような通常の装置で容易に行われる・本発明を実施する
場合には、燃焼ガスが最高速度に到達した個所で、主要
燃焼帯域中に注入する仕込み原料の量は、着色力価の低
いカーボンブラックを生成する過程のためになり、且つ
カーボンブラックを含有するゴム組成物に対して履歴特
性に改良を加える、任意の量又は割合である。仕込み原
料の約20チから約80%までの量を、燃焼ガス気流が
最高速度に到達した個所よりも前に注入し、仕込み原料
の残りの量を、燃焼ガス気流が最高速度に到達した転移
帯域内の個所に注入するのが好ましい。特に好ましい実
施態様では、仕込み原料の約40%から約60%までの
量を、燃焼ガス気流が最高速度に到達した個所よりも前
に注入し、仕込み原料の残りの量を、燃焼ガス気流が最
高速度に到達した転移帯域内の個所に注入する。
少なくとも一組の噴霧ノズルを使用して、水のような急
冷液体を噴霧して、反応を停止させる。次に、懸濁して
いるカーボンブラック生成物を含有する高温の流出ガス
を下流に流し、ここでカーボンブラックの冷却、分離及
び収集の工程を通常の方法で行う。例えば、ガス気流か
らのカーボンブラックの分離は、沈殿装置、サイクロン
分離器、バッグフィルター、又はこれらの組み合わせの
ような通常の装置で容易に行われる・本発明を実施する
場合には、燃焼ガスが最高速度に到達した個所で、主要
燃焼帯域中に注入する仕込み原料の量は、着色力価の低
いカーボンブラックを生成する過程のためになり、且つ
カーボンブラックを含有するゴム組成物に対して履歴特
性に改良を加える、任意の量又は割合である。仕込み原
料の約20チから約80%までの量を、燃焼ガス気流が
最高速度に到達した個所よりも前に注入し、仕込み原料
の残りの量を、燃焼ガス気流が最高速度に到達した転移
帯域内の個所に注入するのが好ましい。特に好ましい実
施態様では、仕込み原料の約40%から約60%までの
量を、燃焼ガス気流が最高速度に到達した個所よりも前
に注入し、仕込み原料の残りの量を、燃焼ガス気流が最
高速度に到達した転移帯域内の個所に注入する。
一つ以上の平面又は個所で仕込み原料の注入を行う、本
発明の段階化反応器法を実施する場合には、仕込み原料
を注入するときに通すオリアイスは、角度を二分するよ
うな方法で、あらかじめ配置、あるいは設置した。こう
することによって、仕込み原料は、燃焼がス気流の広い
横断面積にくまなく注入される。しかしながら、今や、
仕込み原料を注入するときに通すオリフィスの角度を、
60°よりも小さい角度から、角度がθ°であるオリフ
ィスに重なるようになる方向に回転すれば、着色力の著
しく弱いカーボンブラックを生成することになることを
見い出した。オリフィス間の角度は0°から約600ま
での範囲にわたるのが好ましく、最も好ましい角度は0
°である。回転させるオリフィスは、仕込み原料を、燃
焼ガス気流中に最高速度の個所で注入するときに通すも
の、あるいは仕込み原料を速度の遅い燃焼ガス気流中に
注入するのに使用するもの、のどちらでもよい。
発明の段階化反応器法を実施する場合には、仕込み原料
を注入するときに通すオリアイスは、角度を二分するよ
うな方法で、あらかじめ配置、あるいは設置した。こう
することによって、仕込み原料は、燃焼がス気流の広い
横断面積にくまなく注入される。しかしながら、今や、
仕込み原料を注入するときに通すオリフィスの角度を、
60°よりも小さい角度から、角度がθ°であるオリフ
ィスに重なるようになる方向に回転すれば、着色力の著
しく弱いカーボンブラックを生成することになることを
見い出した。オリフィス間の角度は0°から約600ま
での範囲にわたるのが好ましく、最も好ましい角度は0
°である。回転させるオリフィスは、仕込み原料を、燃
焼ガス気流中に最高速度の個所で注入するときに通すも
の、あるいは仕込み原料を速度の遅い燃焼ガス気流中に
注入するのに使用するもの、のどちらでもよい。
しかしながら、仕込み原料を速度の遅い燃焼ガス気流中
に注入するときに通すオリフィスを回転するのが好まし
い。
に注入するときに通すオリフィスを回転するのが好まし
い。
本発明によって製造したカーボンブラックの分析並びに
物理特性の評価にあたって、下記の試験過程を使用する
。
物理特性の評価にあたって、下記の試験過程を使用する
。
ヨウ素吸着数
コレ&iA8TMD−i 510−70vc従って測定
する。
する。
着色力
カーポンプラック試料の着色力はASTM D5265
−76e−に従って、工業色合い標準黒色に比較して測
定する。
−76e−に従って、工業色合い標準黒色に比較して測
定する。
フタル酸ジプチル(DBP )吸収数
カ−ボンブラックのDBP吸収数はAS’E’M D2
414−76に従って測定する。報告した結果では、カ
ーボンブラックが綿毛状又は小球状の形態をしているか
否かを示す。
414−76に従って測定する。報告した結果では、カ
ーボンブラックが綿毛状又は小球状の形態をしているか
否かを示す。
破砕DBP ec収数(CDBP )
カーざンブラック ペレットに破砕タイプの処理を施し
てから、ASTM D −3493−79に従って構造
を測定する。
てから、ASTM D −3493−79に従って構造
を測定する。
モジュラス及び引っ張り強さ
これらの物理特性はASTM D−412に記載の手順
に従って測定する。要するに、モジュラス測定は、加硫
イム試料を、それの元の長さの600チまで引っ張る場
合に測定される、平方インチ当たりボンドの引っ張り強
さに関するものである。引っ張り強さの測定は加硫イム
試料を裂く、又は破るのに必要な引つ張りの平方インチ
当たりのボンド数をめることである。
に従って測定する。要するに、モジュラス測定は、加硫
イム試料を、それの元の長さの600チまで引っ張る場
合に測定される、平方インチ当たりボンドの引っ張り強
さに関するものである。引っ張り強さの測定は加硫イム
試料を裂く、又は破るのに必要な引つ張りの平方インチ
当たりのボンド数をめることである。
押し出し成形収縮
これはASTM D −2230−37(方法B)に従
って測定する。
って測定する。
反発力
これはASTMD−1054に記載の方法に従って測定
する。
する。
下記の実施例を参考にすることによって本発明は更に容
易に理解されるであろう。いったん本発明を十分に開示
すれば、本発明には、当然、当業界の熟達者にとっては
明白になる他の多くの形態があり、従って、これらの実
施例は単に説明のために示すものであって、決して本発
明の範囲を制限しようとするものでないことが是認され
るであろう。
易に理解されるであろう。いったん本発明を十分に開示
すれば、本発明には、当然、当業界の熟達者にとっては
明白になる他の多くの形態があり、従って、これらの実
施例は単に説明のために示すものであって、決して本発
明の範囲を制限しようとするものでないことが是認され
るであろう。
実施例1
本実施例では、燃焼ガス生成反応体、すなわち、別個の
流れとして、又は予備燃焼させたガス状反応生成物とし
て、のどちらかで、燃料及び酸化剤を主要燃焼帯域に供
給する装置、及び同様に、仕込み原料を燃焼ガス気流中
に、半径方向に内向き、又は外向きに注入する位置を調
節することができるように、縦方向と円周方向との両方
向に移動させることのできる、カーざンブランク生成炭
化水素質仕込み原料を供給する装置を装備しである適切
な反応装置を使用する。装置は金属のような適切な、ど
んな材料で組み立ててもよく、且つ耐熱性断熱材を設備
するか、又は水であるのが好ましい再循環液体のような
冷却媒介物で取り巻くかしてもよい。その上、反応装置
には、温度及び圧力の記録装置、噴霧ノズルのようなカ
ーボンブラック生成反応油止装置、カーボンブラック生
成物を冷却する装置、及びカーボンブランクを他の好ま
しくない副生成物から分離し、且つ採取する装置を装備
する。本実施例を実施するに当っては、主要燃焼240
係を得ることのできる、主要な、すなわち第一段階の燃
焼では、どんな適切なバーナーでも使用することができ
る。主要燃焼が240チの第一段階燃焼ガスは、400
キロ標準立方フィート/時(3,146m3/秒)の速
度で、680’L” (63ろ°K ) 1で予備加熱
した空気、及び17.2キロ標準立方フィート/時(0
,135m37秒)の速度で天然ガスを装置の燃焼帯域
中に仕込むことによって作り、これで高い線速度で下流
方向に流れる燃焼ガス気流を発生させる。各の寸法が0
.089インチ(2,26t=m )の障害のないオリ
フィス6個を通して、全流速63Of/時(0,662
t/秒)で導入しようとする適切な液体炭化水素質仕込
み原料の半量を、燃焼ガス気流が最高速度に到達する平
面の上流14インチ(355,6m+)の個所、すなわ
ち転移帯域のほぼ中間個所で、半径方向に、外向きに、
中まで詰った一様な流れとして燃焼ガス気流中に導入す
る。
流れとして、又は予備燃焼させたガス状反応生成物とし
て、のどちらかで、燃料及び酸化剤を主要燃焼帯域に供
給する装置、及び同様に、仕込み原料を燃焼ガス気流中
に、半径方向に内向き、又は外向きに注入する位置を調
節することができるように、縦方向と円周方向との両方
向に移動させることのできる、カーざンブランク生成炭
化水素質仕込み原料を供給する装置を装備しである適切
な反応装置を使用する。装置は金属のような適切な、ど
んな材料で組み立ててもよく、且つ耐熱性断熱材を設備
するか、又は水であるのが好ましい再循環液体のような
冷却媒介物で取り巻くかしてもよい。その上、反応装置
には、温度及び圧力の記録装置、噴霧ノズルのようなカ
ーボンブラック生成反応油止装置、カーボンブラック生
成物を冷却する装置、及びカーボンブランクを他の好ま
しくない副生成物から分離し、且つ採取する装置を装備
する。本実施例を実施するに当っては、主要燃焼240
係を得ることのできる、主要な、すなわち第一段階の燃
焼では、どんな適切なバーナーでも使用することができ
る。主要燃焼が240チの第一段階燃焼ガスは、400
キロ標準立方フィート/時(3,146m3/秒)の速
度で、680’L” (63ろ°K ) 1で予備加熱
した空気、及び17.2キロ標準立方フィート/時(0
,135m37秒)の速度で天然ガスを装置の燃焼帯域
中に仕込むことによって作り、これで高い線速度で下流
方向に流れる燃焼ガス気流を発生させる。各の寸法が0
.089インチ(2,26t=m )の障害のないオリ
フィス6個を通して、全流速63Of/時(0,662
t/秒)で導入しようとする適切な液体炭化水素質仕込
み原料の半量を、燃焼ガス気流が最高速度に到達する平
面の上流14インチ(355,6m+)の個所、すなわ
ち転移帯域のほぼ中間個所で、半径方向に、外向きに、
中まで詰った一様な流れとして燃焼ガス気流中に導入す
る。
迅速に流れる燃焼ガス気流は、燃焼ガス気流の線速度を
増大させるために、横断面の直径が小さくなっている第
二帯域、すなわち転移帯域中に流入する。次に、液体仕
込み原料の残り半分を、燃焼ガス気流が最高速度に到達
する転移帯域のほぼ中間の個所で、各の寸法が0゜08
9インチ(2,26m1)の障害のないオリフィス6個
を通して、燃焼ガスの中心部に向けて、外部周辺から内
方に、生じた高温の燃焼ガス気流中に、中まで詰った一
様な流れの形態で、実質的に直角に導入する。装置の転
移帯域は、直径が10.4インチであり、且つ長さは1
1インチ(279m )である。反応器の横断面の直径
は18インチ(457m )であり、且つ燃焼ガス気流
が最高速度に到達した平面、すなわち転移帯域のほぼ中
間個所、の下流7フイート(2,13簡)の個所で急冷
して反応を停止させる。工程全体の燃焼が65%になる
ように反応を行う。本実施例では、仕込み原料を低速度
の燃焼ガス気流中に導入するときに通すオリフィスは、
仕込み原料を転移帯域のほぼ中間個所に導入するときに
通すオリフィスに対して、仕込み原料の注入が60°の
角度で起こるようなやり方で周囲に設置した。このカー
ボンブラックの分析及び性能の特性を第1表〜第6表に
記載するが、表ではこのカーボンブラックを実施例20
カーボンブラツクに対する対照として使用する。
増大させるために、横断面の直径が小さくなっている第
二帯域、すなわち転移帯域中に流入する。次に、液体仕
込み原料の残り半分を、燃焼ガス気流が最高速度に到達
する転移帯域のほぼ中間の個所で、各の寸法が0゜08
9インチ(2,26m1)の障害のないオリフィス6個
を通して、燃焼ガスの中心部に向けて、外部周辺から内
方に、生じた高温の燃焼ガス気流中に、中まで詰った一
様な流れの形態で、実質的に直角に導入する。装置の転
移帯域は、直径が10.4インチであり、且つ長さは1
1インチ(279m )である。反応器の横断面の直径
は18インチ(457m )であり、且つ燃焼ガス気流
が最高速度に到達した平面、すなわち転移帯域のほぼ中
間個所、の下流7フイート(2,13簡)の個所で急冷
して反応を停止させる。工程全体の燃焼が65%になる
ように反応を行う。本実施例では、仕込み原料を低速度
の燃焼ガス気流中に導入するときに通すオリフィスは、
仕込み原料を転移帯域のほぼ中間個所に導入するときに
通すオリフィスに対して、仕込み原料の注入が60°の
角度で起こるようなやり方で周囲に設置した。このカー
ボンブラックの分析及び性能の特性を第1表〜第6表に
記載するが、表ではこのカーボンブラックを実施例20
カーボンブラツクに対する対照として使用する。
実施例2
実施例1の過程に従い、且つ同一装置を使用して、主要
燃焼帯域中に、速度400標準キロ立方フィート/時(
3,146m /秒)で、7001(644°K)に予
備加熱した空気、及び速度17.2標準キロ立方フィー
ト/時(0,135m”/秒)で天然ガスを仕込んで、
所望の240%の第一工程燃焼火炎を生成させる。次に
、全流速625 f/時C0,657t/秒)で導入し
ようとする液体仕込み原料の60%を、燃焼ガス気流が
その最高速度に到達した個所の上流14インチ(355
,6m+)の位置で、内部周辺から半径方向に外向きに
、燃焼ガス気流中に導入する。ここで使用する仕込み原
料は、炭素含有量が88.6重量%、水素含有量が7.
82重量%、硫黄含有量が6.2重量%、水素対炭素比
が1.05、BMCI相関指数が128、ASTM −
D −287による比重が1609、ASTM −D
−287によるAPI重量が−1,1,130°Fでの
BBU粘度(ASTM −D −88)が292.21
0°FでのSSU粘度(ASTM −D −88)が5
5、及びアスファルテン含有量が4.3重量%のエクソ
ン(EXXON )油である。仕込み原料は、各の直径
が0.1インチ(2,54m−)の障害のないオリフィ
ス6個を通して、半径方向に一様な流れとして注入する
。液体仕込み原料の残り40%は、燃焼ガス気流が最高
速度に到点した個所、すなわち転移帯域のほぼ中間個所
で、各の大きさが0.078インチ(1,98m)の障
害のないオリフィス6個を通して、燃焼ガス気流中に、
それの周辺から中まで詰った一様な流れとして、半径方
向に内向きに導入する。反応は総括燃焼百分率65.2
%で行い、燃焼ガス気流が最高速度に到達する平面の下
流7フイー) (2,13m )の個所で、反応を水で
油止する。この場合には、仕込み原料を、速度の遅い燃
焼ガス気流中に注入するときに通すオリフィスは、仕込
み原料を転移帯域の中間個所から燃焼ガス気流中に注入
するときに通すオリフィス九対して、15°の角度で仕
込み原料を注入するような方式で、周囲に設置する。カ
ーボンブラックの分析及び物理的特性を第1表〜第6表
に示す。
燃焼帯域中に、速度400標準キロ立方フィート/時(
3,146m /秒)で、7001(644°K)に予
備加熱した空気、及び速度17.2標準キロ立方フィー
ト/時(0,135m”/秒)で天然ガスを仕込んで、
所望の240%の第一工程燃焼火炎を生成させる。次に
、全流速625 f/時C0,657t/秒)で導入し
ようとする液体仕込み原料の60%を、燃焼ガス気流が
その最高速度に到達した個所の上流14インチ(355
,6m+)の位置で、内部周辺から半径方向に外向きに
、燃焼ガス気流中に導入する。ここで使用する仕込み原
料は、炭素含有量が88.6重量%、水素含有量が7.
82重量%、硫黄含有量が6.2重量%、水素対炭素比
が1.05、BMCI相関指数が128、ASTM −
D −287による比重が1609、ASTM −D
−287によるAPI重量が−1,1,130°Fでの
BBU粘度(ASTM −D −88)が292.21
0°FでのSSU粘度(ASTM −D −88)が5
5、及びアスファルテン含有量が4.3重量%のエクソ
ン(EXXON )油である。仕込み原料は、各の直径
が0.1インチ(2,54m−)の障害のないオリフィ
ス6個を通して、半径方向に一様な流れとして注入する
。液体仕込み原料の残り40%は、燃焼ガス気流が最高
速度に到点した個所、すなわち転移帯域のほぼ中間個所
で、各の大きさが0.078インチ(1,98m)の障
害のないオリフィス6個を通して、燃焼ガス気流中に、
それの周辺から中まで詰った一様な流れとして、半径方
向に内向きに導入する。反応は総括燃焼百分率65.2
%で行い、燃焼ガス気流が最高速度に到達する平面の下
流7フイー) (2,13m )の個所で、反応を水で
油止する。この場合には、仕込み原料を、速度の遅い燃
焼ガス気流中に注入するときに通すオリフィスは、仕込
み原料を転移帯域の中間個所から燃焼ガス気流中に注入
するときに通すオリフィス九対して、15°の角度で仕
込み原料を注入するような方式で、周囲に設置する。カ
ーボンブラックの分析及び物理的特性を第1表〜第6表
に示す。
第 1 表
分析特性
試料番号 12
ヨウ素数、■2■/カーボンブラックy 107 10
5着色力、% 112 109 DBP吸収、ペレット、CC/100タ 127 12
4cDBp(74M4)CC/100f 104 10
2下記の表では、本発明のカーボンブラックのイム組成
物に対する低履歴強化剤としての適合性を明確に示して
いる。カーボンブラックを評価するときには、ゴム調製
品は通常の方法で容易に作られる。例えば、確実に十分
分散させるために、パンプリー(Banbury )混
合機及び(又は)ロールミルのような、ゴム又はプラス
チックの混合に通常便するタイプの通常の混合機で、ゴ
ム及びカーボンブラックを緊密に混合する。ゴム調製品
は天然ゴム及び合成ゴム含有処方に対する標準工業処方
に従って配合する。得られる加硫物は、特定の物理特性
を測定するときに規定された時間の開破化させる。本発
明のカーボンブラックの性能を評価するときには、量を
重量部で規定しである下記の処方を使用する。
5着色力、% 112 109 DBP吸収、ペレット、CC/100タ 127 12
4cDBp(74M4)CC/100f 104 10
2下記の表では、本発明のカーボンブラックのイム組成
物に対する低履歴強化剤としての適合性を明確に示して
いる。カーボンブラックを評価するときには、ゴム調製
品は通常の方法で容易に作られる。例えば、確実に十分
分散させるために、パンプリー(Banbury )混
合機及び(又は)ロールミルのような、ゴム又はプラス
チックの混合に通常便するタイプの通常の混合機で、ゴ
ム及びカーボンブラックを緊密に混合する。ゴム調製品
は天然ゴム及び合成ゴム含有処方に対する標準工業処方
に従って配合する。得られる加硫物は、特定の物理特性
を測定するときに規定された時間の開破化させる。本発
明のカーボンブラックの性能を評価するときには、量を
重量部で規定しである下記の処方を使用する。
第1表から第3表までのデータを精査するに、仕込み原
料を燃焼ガス気流中に、速度の遅い領域で注入するとき
に通すオリフィスと、転移帯域で注入するときに通すオ
リフィスとの間の角度が減少すれば、生成するカーボン
ブラックの着色力を低下させることを示している。その
上、天然及び合成の両ゴム調製品の反発特性についての
値も又改善されることは注目に値する。
料を燃焼ガス気流中に、速度の遅い領域で注入するとき
に通すオリフィスと、転移帯域で注入するときに通すオ
リフィスとの間の角度が減少すれば、生成するカーボン
ブラックの着色力を低下させることを示している。その
上、天然及び合成の両ゴム調製品の反発特性についての
値も又改善されることは注目に値する。
実施例6
実施例6で使用する方法及び装置は実施例2のものと同
一である。この場合には、操作の目的は、仕込み原料を
速度の遅い燃焼がス気流中に注入するときと、最高速度
の個所で注入するときとのオリフィスの間の角度の変化
の影響を示すことであった。仕込み原料を速度の遅い燃
焼がス気流中に注入するときに通すオリフィスの位置を
円周に沿って回転することによって角度を変化させた。
一である。この場合には、操作の目的は、仕込み原料を
速度の遅い燃焼がス気流中に注入するときと、最高速度
の個所で注入するときとのオリフィスの間の角度の変化
の影響を示すことであった。仕込み原料を速度の遅い燃
焼がス気流中に注入するときに通すオリフィスの位置を
円周に沿って回転することによって角度を変化させた。
下記の第4表では、角度を60°の位置から、60゜の
位置まで、15°の位置まで、及び最後に00の位置(
重なる)まで変化させた場合に測定したデータを報告す
る。データでは、注入平面内のオリフィス間の角度の減
少につれて、着色力に関する値が低下し、角度が重なる
位置(θ°)で、最低着色力が起こることを示している
。その上、データでは綿毛状カーボンブラックのDBP
を減じる明確な傾向を示している。このように、本実施
例では、技法を使用することで、他の特性に悪影響を及
ぼすおそれのあるカリウム添加剤の使用以外の方法で、
カーボンブラックの構造を制御する作用をする。
位置まで、15°の位置まで、及び最後に00の位置(
重なる)まで変化させた場合に測定したデータを報告す
る。データでは、注入平面内のオリフィス間の角度の減
少につれて、着色力に関する値が低下し、角度が重なる
位置(θ°)で、最低着色力が起こることを示している
。その上、データでは綿毛状カーボンブラックのDBP
を減じる明確な傾向を示している。このように、本実施
例では、技法を使用することで、他の特性に悪影響を及
ぼすおそれのあるカリウム添加剤の使用以外の方法で、
カーボンブラックの構造を制御する作用をする。
第4表
仕込み原料を注入する
ときに通すオリフィス 60 30 15 0間の角度
、度 着色力、% 113 108 109 107本発明を
一定の実施態様に関して記載したが、本発明は、このよ
うに限定されるものではなく、且つ尚業界の熟達者にと
って明白な変化及び変更を本発明の理念及び範囲から逸
脱することなしに行うことができるものと解釈するべき
である。
、度 着色力、% 113 108 109 107本発明を
一定の実施態様に関して記載したが、本発明は、このよ
うに限定されるものではなく、且つ尚業界の熟達者にと
って明白な変化及び変更を本発明の理念及び範囲から逸
脱することなしに行うことができるものと解釈するべき
である。
代理人 漫 村 皓
Claims (9)
- (1)第一帯域で燃料と酸化剤とを反応させ、カーボン
ブラック生成液体炭化水素仕込み原料をカーボンブラッ
クに転化させるのに十分なエネルギーのある高温の燃焼
ガス気流を生成し、第二帯域で、液体炭化水素仕込み原
料を複数の中まで一様な流れ(凝集性ジェット)の形態
で、燃焼がス気流が最高速度に到達した個所で、ガス燃
焼生成物の気流中に、燃焼ガス気流の流れる方向に対し
て実質的に直角の方向に、且つ仕込み原料を適切にせん
断し、且つ混合するのに必要な程度に貫通させ2)のに
十分な圧力で周辺から注入し、且つ第三帯域で、カーボ
ンブラック生成反応を急冷で停止させる前に、仕込み原
料を分解させてカービンブラックに転化させ、次に生成
したカーボンブラックを冷却し、分離して採取するファ
ーネス カーボンブラックを製造するモジュラ一方法に
おいて、液体炭化水素仕込み原料の一部を複数の中まで
詰った一様な流れの形態で、燃焼ガス気流が最高速度に
到達する個所よりも前で、燃焼ガス気流中に、それの周
辺から実質的に半径方向に導入し、仕込み原料の残部を
複数の中まで詰った一様な流れの形態で、燃焼ガス気流
が最高速度に到達した転移帯域のほぼ中間個所で、燃焼
ガス気流中に、それの周辺から実質的に半径方向に導入
し、且つ各部の仕込み原料を導入するときに通すオリフ
ィス間の角度を60°よりも小さい角度に調節して、着
色力が通常のよりも弱く、且つイム組成物の履歴特性を
改良することのできるカーボンブラックを生成すること
を特徴とする、ファーネス カーボンブラックを製造す
るモジュラ一方法。 - (2)仕込み原料の一部を注入するときに通すオリフィ
ス間の角度が0°から約600までの範囲にわたる、上
記第(1)項に記載の方法。 - (3)仕込み原料の一部を注入するときに通すオリフィ
ス間の角度が0°である、上記第(1)項に記載の方法
。 - (4)燃焼がス気流が最高速度に到達する個所よりも前
で、燃焼がス気流中に導入する液体仕込み原料の量は、
注入する仕込み原料の全量の約20%から約80%まで
の範囲にわたり、液体仕込み原料の残部を転移帯域のほ
ぼ中間の個所で導入する、上記第(1)項に記載の方法
。 - (5)燃焼がス気流が最高速度に到達する個所よりも前
で、燃焼ガス気流中に導入する液体仕込み原料の量は、
注入する仕込み原料の全量の約40%から約60%まで
の範囲にわたり、液体仕込み原料の残部を転移帯域のほ
ぼ中間の個所で導入する、上記第(1)頂に記載の方法
。 - (6)燃焼ガス気流が最高速度に到達する個所よりも前
で、燃焼ガス気流中に注入する液体炭化水素仕込み原料
を、燃焼がス気流の内部周辺から外向きに実質的に直角
方向に注入する、上記第(1)項に記載の方法。 - (7)最高速度に到達する個所で燃焼がス気流中に注入
する液体炭化水素仕込み原料を、燃焼がス気流の外部周
辺から内向きに実質的に直角方向に注入する、上記第(
])項に記載の方法。 - (8)燃焼ガス気流が最高速度に到達する個所よりも前
で、燃焼ガス気流中に注入する液体炭化水素仕込み原料
を、燃焼ガス気流の内部周辺から外向きに実質的に直角
方向に注入し、且つ最大速度に到達する個所で、燃焼ガ
ス気流中に注入する液体炭化水素仕込み原料を、燃焼ガ
ス気流の外部周辺から内向きに実質的に1血角方向に注
入する、上記第(1)項に記載の方法。 - (9)仕込み原料の一部を注入するときに通1゛オリフ
ィス間の角度が00から約600までの範囲にわたる、
上記第(8)項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US56470783A | 1983-12-23 | 1983-12-23 | |
US564707 | 1983-12-23 | ||
US626703 | 1984-07-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156764A true JPS60156764A (ja) | 1985-08-16 |
JPH0126620B2 JPH0126620B2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=24255558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27056384A Granted JPS60156764A (ja) | 1983-12-23 | 1984-12-21 | カーボンブラツクの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60156764A (ja) |
IN (1) | IN163294B (ja) |
ZA (1) | ZA8410004B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6414107A (en) * | 1987-06-16 | 1989-01-18 | Cabot Corp | Manufacture of carbon black |
JPS6443569A (en) * | 1987-08-12 | 1989-02-15 | Tokai Carbon Kk | Production of magnetic carbon black |
JPH01190760A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-07-31 | Cabot Corp | ファーネスカーボンブラックの製造方法 |
JPH01230677A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-09-14 | Witco Corp | 改良カーボンブラックの製造法及び製造装置並びに該カーボンブラック製品 |
-
1984
- 1984-12-04 IN IN949/MAS/84A patent/IN163294B/en unknown
- 1984-12-21 JP JP27056384A patent/JPS60156764A/ja active Granted
- 1984-12-21 ZA ZA8410004A patent/ZA8410004B/xx unknown
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6414107A (en) * | 1987-06-16 | 1989-01-18 | Cabot Corp | Manufacture of carbon black |
JPS6443569A (en) * | 1987-08-12 | 1989-02-15 | Tokai Carbon Kk | Production of magnetic carbon black |
JPH01230677A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-09-14 | Witco Corp | 改良カーボンブラックの製造法及び製造装置並びに該カーボンブラック製品 |
JPH01190760A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-07-31 | Cabot Corp | ファーネスカーボンブラックの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0126620B2 (ja) | 1989-05-24 |
IN163294B (ja) | 1988-09-03 |
ZA8410004B (en) | 1985-08-28 |
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