JPS6015251B2 - 光分波器 - Google Patents
光分波器Info
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- JPS6015251B2 JPS6015251B2 JP222679A JP222679A JPS6015251B2 JP S6015251 B2 JPS6015251 B2 JP S6015251B2 JP 222679 A JP222679 A JP 222679A JP 222679 A JP222679 A JP 222679A JP S6015251 B2 JPS6015251 B2 JP S6015251B2
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光伝送システムあるいは光集積回路において
用いられるTM・TEモード分波器に関するものである
。
用いられるTM・TEモード分波器に関するものである
。
偏波面が90o異なる直線偏波光を分離する素子として
は従来複屈折結晶からなるプリズム等が知られている。
は従来複屈折結晶からなるプリズム等が知られている。
例えばWallaston(ウオラストン)プリズム、
R比hon(ローション)プリズムがあり、これらのプ
リズムの平行光を入射すると、これを通過した方向は2
つに分かれ、各々が互いに垂直に振動する直線偏波光と
なる。しかしながら、これらのプリズムはバルク構造で
あり導波路化されていないため、光伝送システムあるい
は光集積回路に適用することは難かしい。光フアイバあ
るいは光導波路などの導波構造中を伝搬する光波に対し
て、偏波方向のちがし、により光分波の作用を有するも
のとしては第1図に示すものがある。
R比hon(ローション)プリズムがあり、これらのプ
リズムの平行光を入射すると、これを通過した方向は2
つに分かれ、各々が互いに垂直に振動する直線偏波光と
なる。しかしながら、これらのプリズムはバルク構造で
あり導波路化されていないため、光伝送システムあるい
は光集積回路に適用することは難かしい。光フアイバあ
るいは光導波路などの導波構造中を伝搬する光波に対し
て、偏波方向のちがし、により光分波の作用を有するも
のとしては第1図に示すものがある。
基板1の表面近傍に作成された光導波路2の表面に金属
膜3を装荷した構造になっている。基板に垂直な偏波面
5−1をもつTMモードの伝搬光に対して、金属膜は非
常に大きな吸収を生じる。一方、基板に平行な偏波面5
一2をもつTEモード‘こ対しては吸収をほとんど生じ
ない。したがってこの導波路2に入射された光はTEモ
ード成分のみが低い伝搬損失で通過し、TMモード成分
は通過するとはできない。すなわち、TEモード通過フ
ィル夕として作用する。この構造ではTMモード通過フ
ィル夕はできない。TMおよびTEモードのいずれか一
方のみを通過できるフィル夕としては、第2図に示すも
のがある。2本の導波路間の光結合を利用するものであ
り、基板1の表面に平面導波路2および4が作成され、
とくに平面光導波路4は、光の伝搬方向に対して垂直方
向に厚みが変化されテーパ状となっている。
膜3を装荷した構造になっている。基板に垂直な偏波面
5−1をもつTMモードの伝搬光に対して、金属膜は非
常に大きな吸収を生じる。一方、基板に平行な偏波面5
一2をもつTEモード‘こ対しては吸収をほとんど生じ
ない。したがってこの導波路2に入射された光はTEモ
ード成分のみが低い伝搬損失で通過し、TMモード成分
は通過するとはできない。すなわち、TEモード通過フ
ィル夕として作用する。この構造ではTMモード通過フ
ィル夕はできない。TMおよびTEモードのいずれか一
方のみを通過できるフィル夕としては、第2図に示すも
のがある。2本の導波路間の光結合を利用するものであ
り、基板1の表面に平面導波路2および4が作成され、
とくに平面光導波路4は、光の伝搬方向に対して垂直方
向に厚みが変化されテーパ状となっている。
6は両導波路より屈折率が小さい中間層である。
いま導波路2,4の伝搬定数を3,、32とし、光結合
係数をCとする。導波路の厚みおよび屈折率を適当に選
べば、TMモー日こ対して8,=82、またTMモード
に対してl3,一82AI》Cとすることができる。こ
の結果、両導波路の間でTMモードのみが結合され、光
パワーが他の導波路へ移る。したがって導波路2に光7
を入射すると、TEモードは結合されることなく導波路
2を光8として通過する。一方TMモードへ導波路4に
結合され、かつ導波路4はテーパ構造となっているため
、結合したTMモ−ドの伝搬光9は光路を曲げて進行す
るので、TMモードとTEモード‘ま空間的に分離され
る。TMモードとTEモードを入替えても、伝搬定数を
そのように設定すれば同じことが成立つ。この場合、導
波路を3次元化することが不可能であり、光フアィバと
の接続ができないという問題があった。従って本発明の
技術の上記各欠点を改善することを目的とし、その特徴
は、電気光学効果を有する物質による基板と、基板の表
面近傍にもうけられる平行近接した長さ1の結合領域を
有する1対の同じ構成の光導波路と、一方の光導波路の
表面に装荷される金属膜電極と、mlo<1く(m+2
)lo(mは自然数、loは結合領域のTEモード‘こ
対する100%結合長)を満足するmの値に従って長さ
1を光の伝播方向に(m+1)分割し、分割領域毎にバ
ッファ層を介してもう一つの光導波路の上又は光導波路
からずらして光導波路と平行にもうけられる電極と、該
電極と前記金属膜電極を介して少なくとも一方の光導波
路に分割領域毎に交互に符号の異なる電位差を与える手
段とを有するごとき光分波器にある。以下図面による実
施例を説明する。第3図は本発明の一実施例であり、電
気光学効果を有する物質から成る基板1の表面の2本の
直線導波路2,4が作成されている。
係数をCとする。導波路の厚みおよび屈折率を適当に選
べば、TMモー日こ対して8,=82、またTMモード
に対してl3,一82AI》Cとすることができる。こ
の結果、両導波路の間でTMモードのみが結合され、光
パワーが他の導波路へ移る。したがって導波路2に光7
を入射すると、TEモードは結合されることなく導波路
2を光8として通過する。一方TMモードへ導波路4に
結合され、かつ導波路4はテーパ構造となっているため
、結合したTMモ−ドの伝搬光9は光路を曲げて進行す
るので、TMモードとTEモード‘ま空間的に分離され
る。TMモードとTEモードを入替えても、伝搬定数を
そのように設定すれば同じことが成立つ。この場合、導
波路を3次元化することが不可能であり、光フアィバと
の接続ができないという問題があった。従って本発明の
技術の上記各欠点を改善することを目的とし、その特徴
は、電気光学効果を有する物質による基板と、基板の表
面近傍にもうけられる平行近接した長さ1の結合領域を
有する1対の同じ構成の光導波路と、一方の光導波路の
表面に装荷される金属膜電極と、mlo<1く(m+2
)lo(mは自然数、loは結合領域のTEモード‘こ
対する100%結合長)を満足するmの値に従って長さ
1を光の伝播方向に(m+1)分割し、分割領域毎にバ
ッファ層を介してもう一つの光導波路の上又は光導波路
からずらして光導波路と平行にもうけられる電極と、該
電極と前記金属膜電極を介して少なくとも一方の光導波
路に分割領域毎に交互に符号の異なる電位差を与える手
段とを有するごとき光分波器にある。以下図面による実
施例を説明する。第3図は本発明の一実施例であり、電
気光学効果を有する物質から成る基板1の表面の2本の
直線導波路2,4が作成されている。
両導波路が平行近接した結合領域10の長さを1とする
。導波路4の表面には金属膜11が、ストリップ状に装
荷されている。また導波路2の上にはフアイバ層12を
装荷した上に、長さ1/2のストリップ状電極13−1
,13−2が設けられている。ここで電気光学効果を有
する物質としては、LINO03に代表される強諺電体
結晶あるいはGaAsに代表される半導体結晶であり、
外部電界の印如によって物質の屈折率が変化する特性を
有する。以後LiNb03を例として説明を行う。Li
Nの3単結晶を基板とした場合は、導波路2,4はパタ
ーン化したTi金属等を熱拡散することによって作成す
ることができる。基板表面に垂直な偏波面5−1をもつ
導波光をTMモード、平行な偏波面5−2をもつ導波光
をTEモードを称する。TEモード光に対する100%
結合長をloとし、結合部長川こ対してloく1く乳o
の関係が成立すると仮定する。TMモード光に対する1
00%結合長に対する制限はない。一般に2本の導波路
間の光結合を考える場合、それぞれの導波路(ここでは
2,4)の伝搬送数をa,、82とした時、l8,一3
2 l》Cならば両者間での光結合は生じない。Cは結
合係数であり、C=汀/21。で与えられる。また一般
に導波略の表面に金属膜を装荷するとTMモード光に対
して大きな吸収を生じるとともに伝搬定数が著しく小さ
くなる。TEモードに対しては金属膜装荷の影響は小さ
い。したがってTMモードに対してはI8,一82 l
》Cの条件が満たされ、導波勝間の光結合は生じない。
一方、TEモードに対しては金属膜装荷に伴う伝搬定数
の変化は小さいため、8,と82とはほぼ等しく光結合
が生じる。前述したごとくTEモードに関する結合は1
。く1く3。なる関係が成立している。この時結合領域
を2分割し、互いに符号が異なる位相差を導波路2,4
の間に誘起することにより、100%結合を実現するこ
とができる。これについては伍EE 、Joumal
of Q雌nt山m ElectronicsVol1
2、p396(1976)の日.Kogelnik氏ら
の論文に説明されている。このため導波路2の上に2枚
の蝿極13−1,13一2が設けられている。電極が導
波光に及ぼす影響、例えば光吸収と伝搬定数の変化、を
無くすため、屈折率や導波路より小さいバッファ層12
が設けられている。バッファ層としてはAI203やS
i02を用いることができる。導波路4の上に装荷され
た金属膜を共通接地のための電極として用い、電極13
−1,13−2にそれぞれ符号が逆の電圧V,,V2を
印放し、その電圧を調整することにより、TEモード‘
こ対して100%結合を実現できる。基板1において分
極軸14は基板表面に垂直とする。外部から電圧を印加
すると、電極の真下に符号が異なる電界が集中する。こ
の様子を第4図に示す。第4図は第3図の断面図であり
、第3図と同一のものは同じ番号をつけた。15は印加
電界である。
。導波路4の表面には金属膜11が、ストリップ状に装
荷されている。また導波路2の上にはフアイバ層12を
装荷した上に、長さ1/2のストリップ状電極13−1
,13−2が設けられている。ここで電気光学効果を有
する物質としては、LINO03に代表される強諺電体
結晶あるいはGaAsに代表される半導体結晶であり、
外部電界の印如によって物質の屈折率が変化する特性を
有する。以後LiNb03を例として説明を行う。Li
Nの3単結晶を基板とした場合は、導波路2,4はパタ
ーン化したTi金属等を熱拡散することによって作成す
ることができる。基板表面に垂直な偏波面5−1をもつ
導波光をTMモード、平行な偏波面5−2をもつ導波光
をTEモードを称する。TEモード光に対する100%
結合長をloとし、結合部長川こ対してloく1く乳o
の関係が成立すると仮定する。TMモード光に対する1
00%結合長に対する制限はない。一般に2本の導波路
間の光結合を考える場合、それぞれの導波路(ここでは
2,4)の伝搬送数をa,、82とした時、l8,一3
2 l》Cならば両者間での光結合は生じない。Cは結
合係数であり、C=汀/21。で与えられる。また一般
に導波略の表面に金属膜を装荷するとTMモード光に対
して大きな吸収を生じるとともに伝搬定数が著しく小さ
くなる。TEモードに対しては金属膜装荷の影響は小さ
い。したがってTMモードに対してはI8,一82 l
》Cの条件が満たされ、導波勝間の光結合は生じない。
一方、TEモードに対しては金属膜装荷に伴う伝搬定数
の変化は小さいため、8,と82とはほぼ等しく光結合
が生じる。前述したごとくTEモードに関する結合は1
。く1く3。なる関係が成立している。この時結合領域
を2分割し、互いに符号が異なる位相差を導波路2,4
の間に誘起することにより、100%結合を実現するこ
とができる。これについては伍EE 、Joumal
of Q雌nt山m ElectronicsVol1
2、p396(1976)の日.Kogelnik氏ら
の論文に説明されている。このため導波路2の上に2枚
の蝿極13−1,13一2が設けられている。電極が導
波光に及ぼす影響、例えば光吸収と伝搬定数の変化、を
無くすため、屈折率や導波路より小さいバッファ層12
が設けられている。バッファ層としてはAI203やS
i02を用いることができる。導波路4の上に装荷され
た金属膜を共通接地のための電極として用い、電極13
−1,13−2にそれぞれ符号が逆の電圧V,,V2を
印放し、その電圧を調整することにより、TEモード‘
こ対して100%結合を実現できる。基板1において分
極軸14は基板表面に垂直とする。外部から電圧を印加
すると、電極の真下に符号が異なる電界が集中する。こ
の様子を第4図に示す。第4図は第3図の断面図であり
、第3図と同一のものは同じ番号をつけた。15は印加
電界である。
このため導波路2,4のそれぞれの伝搬定数が一方は増
加し、他方は減少する。この結果、両導波略の間に位相
差が生じ、かつ印加電圧y,,V2の符号により2分割
された結合領域で譲起される位相差の符号が異なる。し
たがって第3図において導波路2にレーザ光7を入射す
るとTMモード光は導波路4へ結合されることなく、導
波路2を進み出射光8として取出される。
加し、他方は減少する。この結果、両導波略の間に位相
差が生じ、かつ印加電圧y,,V2の符号により2分割
された結合領域で譲起される位相差の符号が異なる。し
たがって第3図において導波路2にレーザ光7を入射す
るとTMモード光は導波路4へ結合されることなく、導
波路2を進み出射光8として取出される。
一方TEモード光は導波路4へ100%結合し出射光9
として取出される。TEモード光に対して100%結合
を生じるための電圧を印加した時に生じる伝搬定数の変
化は、金属膜装荷による誘起されたTMモード光に対す
る伝搬定数の変化に比較して十分小さいため、TMモー
ド光への影響は小さい。したがって電圧印加によっても
TMモードの非結合の条件がくずされることはない。こ
こではTEモードに対する結合度がlo<1<3oの場
合について述べたが、mlo<1く(m十2)loの場
合も同様である。ここでm=1、2、3、……である。
つぎに第5図は本発明の別の実施例であり、第3図、第
4図と同じものは同一番号をつけている。
として取出される。TEモード光に対して100%結合
を生じるための電圧を印加した時に生じる伝搬定数の変
化は、金属膜装荷による誘起されたTMモード光に対す
る伝搬定数の変化に比較して十分小さいため、TMモー
ド光への影響は小さい。したがって電圧印加によっても
TMモードの非結合の条件がくずされることはない。こ
こではTEモードに対する結合度がlo<1<3oの場
合について述べたが、mlo<1く(m十2)loの場
合も同様である。ここでm=1、2、3、……である。
つぎに第5図は本発明の別の実施例であり、第3図、第
4図と同じものは同一番号をつけている。
この場合、分割電極はm=1の場合を示しているが、他
の場合でも同様である。分割電極13ーーおよび13−
2は導波路2の上にではなく、金属膜11を装荷した導
波路4の近傍に設けられている。したがって第3図の実
施例で示したバッファ層12は必要とされない。印加電
界15は、導波路4において集中し、その伝搬定数82
を変えることにより、導波路間に所望の位相差を与える
ことができる。導波路2へ入射された光7は、TMモー
ド光8は結合することなく導波路2より出射する。一方
TEモード光9は所定の電圧印加により導波路4へ10
0%結合する。第5図においては分割電極13一1.1
3一2は導波路4の外側に設けられているが、導波略2
の外側に設けても同様である。第6図は本発明の別の実
施例であり、基板1の分極軸14は基板表面に平行であ
る。
の場合でも同様である。分割電極13ーーおよび13−
2は導波路2の上にではなく、金属膜11を装荷した導
波路4の近傍に設けられている。したがって第3図の実
施例で示したバッファ層12は必要とされない。印加電
界15は、導波路4において集中し、その伝搬定数82
を変えることにより、導波路間に所望の位相差を与える
ことができる。導波路2へ入射された光7は、TMモー
ド光8は結合することなく導波路2より出射する。一方
TEモード光9は所定の電圧印加により導波路4へ10
0%結合する。第5図においては分割電極13一1.1
3一2は導波路4の外側に設けられているが、導波略2
の外側に設けても同様である。第6図は本発明の別の実
施例であり、基板1の分極軸14は基板表面に平行であ
る。
通常、電気光学効果は印放電界が分極軸と平行な場合に
もっとも効率よく屈折率変化を生じる。したがってこ一
の場合、分割電極13−1,13−2を導波路2をはさ
むように設ける。バッファ層12は必要としない。導波
路2において分極軸と平行な印加電界15によって屈折
率が変化し、所望の位相差を与えることができる。導波
路2に光7を入射すると、TMモード光8は結合を生じ
ず、導波路2より出射する。またTEモード光9は10
0%結合を生じ、導波路4から出射する。つぎに第3図
に示した構造の実施例についての実験結果を述べる。
もっとも効率よく屈折率変化を生じる。したがってこ一
の場合、分割電極13−1,13−2を導波路2をはさ
むように設ける。バッファ層12は必要としない。導波
路2において分極軸と平行な印加電界15によって屈折
率が変化し、所望の位相差を与えることができる。導波
路2に光7を入射すると、TMモード光8は結合を生じ
ず、導波路2より出射する。またTEモード光9は10
0%結合を生じ、導波路4から出射する。つぎに第3図
に示した構造の実施例についての実験結果を述べる。
C板LiNb03を基板とし、Ti金属を約500人ス
パッタした後2本の直線導波路状にパターン化する。寸
法は導波路幅8仏肌、間隔51の結合部長1=16肋で
ある。これを1030℃、lq時間大気中にて熱拡散す
ると光方向性結合器が作成される。基板の両端面を研摩
た後、一方の導波路(■とする)上に約3000A厚の
AIをストリップ状に装荷する。つぎにバッファ層とし
て山203を約2000A厚蒸着した後、他方の導波路
(■とする)上に2分割電極をAIで形成する。各電極
の長さは8柵、幅10山肌である。金属膜および電極の
形成以前にレーザ光を入射し結合特性を把握した。この
結果1.15山肌光に対してTMモ−ドは10312欄
、TEモードは10ご8帆であることが判明した。した
がってTEモード‘こ対してloく1<乳oの関係が成
立している。各電極にV,ご18V、V2ご24V程度
を印加した時TEモードは100%結合を生じた。TM
モードは結合することなく入射導波路をそのまま通過し
た。得られたクロストークはTM・TEモードとも約2
MBであった。以上説明したように本発明は、‘1’3
次元の導波略緩造であること、‘2)TM・TEモード
を同時に分波できること及び{3}分波された各モード
が空間的に分離することなどの特徴を有しているので光
フアィバあるいは光集積回路において用いることができ
る。
パッタした後2本の直線導波路状にパターン化する。寸
法は導波路幅8仏肌、間隔51の結合部長1=16肋で
ある。これを1030℃、lq時間大気中にて熱拡散す
ると光方向性結合器が作成される。基板の両端面を研摩
た後、一方の導波路(■とする)上に約3000A厚の
AIをストリップ状に装荷する。つぎにバッファ層とし
て山203を約2000A厚蒸着した後、他方の導波路
(■とする)上に2分割電極をAIで形成する。各電極
の長さは8柵、幅10山肌である。金属膜および電極の
形成以前にレーザ光を入射し結合特性を把握した。この
結果1.15山肌光に対してTMモ−ドは10312欄
、TEモードは10ご8帆であることが判明した。した
がってTEモード‘こ対してloく1<乳oの関係が成
立している。各電極にV,ご18V、V2ご24V程度
を印加した時TEモードは100%結合を生じた。TM
モードは結合することなく入射導波路をそのまま通過し
た。得られたクロストークはTM・TEモードとも約2
MBであった。以上説明したように本発明は、‘1’3
次元の導波略緩造であること、‘2)TM・TEモード
を同時に分波できること及び{3}分波された各モード
が空間的に分離することなどの特徴を有しているので光
フアィバあるいは光集積回路において用いることができ
る。
第1図は従来のTEモード・フィル夕の構成図、第2図
は従来のTM・TEモード分波器の構成図、第3図は本
発明の一実施例の構成図、第4図は第3図の断面図、第
5図および第6図は本発明の他の実施例の構成図である
。 1・・・・・・基板、2・・・・・・導波路、3・・・
・・・金属膜、4・・…・導波路、5・・・・・・偏波
面、6・・・・・・中間層、7・・・・・・入射光、8
・・・・・・非結合光、9・・・・・・結合光、10・
・・・・・結合領域、11・・・・・・金属膜、12…
・・・バッファ層、13・・・・・・分割電極、14・
・・・・・分極軸、15・・・…印加電界。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第4図
は従来のTM・TEモード分波器の構成図、第3図は本
発明の一実施例の構成図、第4図は第3図の断面図、第
5図および第6図は本発明の他の実施例の構成図である
。 1・・・・・・基板、2・・・・・・導波路、3・・・
・・・金属膜、4・・…・導波路、5・・・・・・偏波
面、6・・・・・・中間層、7・・・・・・入射光、8
・・・・・・非結合光、9・・・・・・結合光、10・
・・・・・結合領域、11・・・・・・金属膜、12…
・・・バッファ層、13・・・・・・分割電極、14・
・・・・・分極軸、15・・・…印加電界。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第4図
Claims (1)
- 1 電気光学効果を有する物質による基板と、基板の表
面近傍にもうけられる平行近接した長さの1の結合領域
を有する1対の同じ構成の光導波路と、一方の光導波路
の表面に装荷される金属膜電極と、ml_0<l<(m
+2)l_0(mは自然数、l_0は結合領域のTEモ
ードに対する100%結合長)を満足するmの値に従つ
て長さlを光の伝播方向に(m+1)分割し、分割領域
毎にバツフア層を介してもう一つの光導波路の上又は光
導波路からずらして光導波路と平行にもうけられる電極
と、該電極と前記金属膜電極を介して少なくとも一方の
光導波路に分割領域毎に交互に符号の異なる電位差を与
える手段とを有することを特徴とする光分波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP222679A JPS6015251B2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 光分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP222679A JPS6015251B2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 光分波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5595928A JPS5595928A (en) | 1980-07-21 |
JPS6015251B2 true JPS6015251B2 (ja) | 1985-04-18 |
Family
ID=11523435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP222679A Expired JPS6015251B2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 光分波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015251B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945424A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-14 | Nec Corp | 導波形電気光学光変調器 |
JPS59105612A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-19 | Omron Tateisi Electronics Co | 光偏波面分離素子 |
JPS6391606A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | Nippon Kagaku Kogyo Kk | 集積型モ−ドスプリツタ |
JPH071358B2 (ja) * | 1986-12-10 | 1995-01-11 | 日本電信電話株式会社 | 光可変分岐器 |
-
1979
- 1979-01-16 JP JP222679A patent/JPS6015251B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5595928A (en) | 1980-07-21 |
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