JPS6014086B2 - 自熱利用恒温焼鈍炉 - Google Patents
自熱利用恒温焼鈍炉Info
- Publication number
- JPS6014086B2 JPS6014086B2 JP2041381A JP2041381A JPS6014086B2 JP S6014086 B2 JPS6014086 B2 JP S6014086B2 JP 2041381 A JP2041381 A JP 2041381A JP 2041381 A JP2041381 A JP 2041381A JP S6014086 B2 JPS6014086 B2 JP S6014086B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant temperature
- hot air
- furnace
- temperature
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/26—Methods of annealing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Forging (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は目熱利用恒温焼鈍炉に関するものである。
約1100〜115030の熱間鍛造品(以下、処理材
という)の目熱を利用して恒温焼鈍する場合、処理材を
650oo前後に急冷し、その後、前記急冷温度で保持
する必要がある。
という)の目熱を利用して恒温焼鈍する場合、処理材を
650oo前後に急冷し、その後、前記急冷温度で保持
する必要がある。
ところで、この急冷方法には、冷風冷却と熱風冷却とが
あるが、前者では、処理材を過冷する傾向にあり、処理
材にベイナイト等の組織を発生させ好ましくない。
あるが、前者では、処理材を過冷する傾向にあり、処理
材にベイナイト等の組織を発生させ好ましくない。
一方、後者では、前記不具合はないが、通常、熱風冷却
帯とそれに続く垣温保持帯を長手方向に連続して配置す
る構成となるため、設置スペースが大であり、かつ、熱
風冷却時の冷却熱を炉外に排出するため、それだけ熱が
無駄であるとともに、陣温保持帯を一定温度に保持する
ため、熱源さらには循環ファン等を特別に設ける必要が
あり、高価になり、かつ合金鋼の恒温暁錨処理において
は、恒温保持時間が長くなり、そのため(■)熱量が増
大し、省エネルギーの点からも好まし・三二ない。本発
明は、前記の点に鑑みてなされたもので、炉内を上−:
(2段に設けた処理材搬送機構により2室に区分し、上
方を熱風急冷室に、下方を恒温保持室とし、かつ、炉天
井部に設けた雰囲気循環装置により、前記各室間にて炉
内雰囲気を循環させて、熱間鍛造品の目熱を恒温保持室
の熱源とする一方、制御ダンパ−を備えた給排気ダクト
のダンパー操作‘::て炉内雰囲気温度を所定温度に調
節することにこ:こり、設置スペースの減少と処理材自
体の熱を有効利用して省エネルギーを図る一方、雰囲気
循環装置を熱風急冷室と恒塩保持室と共通させ、安価な
目熱利用恒温暁鎚炉を提供しようとするものである。
帯とそれに続く垣温保持帯を長手方向に連続して配置す
る構成となるため、設置スペースが大であり、かつ、熱
風冷却時の冷却熱を炉外に排出するため、それだけ熱が
無駄であるとともに、陣温保持帯を一定温度に保持する
ため、熱源さらには循環ファン等を特別に設ける必要が
あり、高価になり、かつ合金鋼の恒温暁錨処理において
は、恒温保持時間が長くなり、そのため(■)熱量が増
大し、省エネルギーの点からも好まし・三二ない。本発
明は、前記の点に鑑みてなされたもので、炉内を上−:
(2段に設けた処理材搬送機構により2室に区分し、上
方を熱風急冷室に、下方を恒温保持室とし、かつ、炉天
井部に設けた雰囲気循環装置により、前記各室間にて炉
内雰囲気を循環させて、熱間鍛造品の目熱を恒温保持室
の熱源とする一方、制御ダンパ−を備えた給排気ダクト
のダンパー操作‘::て炉内雰囲気温度を所定温度に調
節することにこ:こり、設置スペースの減少と処理材自
体の熱を有効利用して省エネルギーを図る一方、雰囲気
循環装置を熱風急冷室と恒塩保持室と共通させ、安価な
目熱利用恒温暁鎚炉を提供しようとするものである。
つぎに、本発明を一実施例である図面にしたがって説明
する。
する。
第1図、第2図において、炉本体1には上下2段に、一
搬送機構であるベルトコンベァ5,7が設けてあり、第
1ベルトコンベア5で炉本体1の炉内は上部の熱風急冷
室2と下部の恒温保持室6とに区画こ言〔れている。
搬送機構であるベルトコンベァ5,7が設けてあり、第
1ベルトコンベア5で炉本体1の炉内は上部の熱風急冷
室2と下部の恒温保持室6とに区画こ言〔れている。
そして、熱風急冷室2の一方側には処理材装入口3が設
けられ、装入口3から投入された処理材Wは、熱風(6
CO〜65000)により急冷されながら第1ベルトコ
ンベア5により他方側に搬送され、転送機構「1;ある
落下口4から恒塩保持室6の第2ベルトコンベア7に受
け渡されて前記と逆方向に搬送され、この間に恒温暁鈍
されて陣温保持室6に設けた抽出口8から抽出されるよ
うになっている。
けられ、装入口3から投入された処理材Wは、熱風(6
CO〜65000)により急冷されながら第1ベルトコ
ンベア5により他方側に搬送され、転送機構「1;ある
落下口4から恒塩保持室6の第2ベルトコンベア7に受
け渡されて前記と逆方向に搬送され、この間に恒温暁鈍
されて陣温保持室6に設けた抽出口8から抽出されるよ
うになっている。
なお、9,10は駆動ローラで、11a〜11dは支持
ローラである。また、前記熱風急冷室2は、第1〜第4
帯城a〜dからなり、各帯城には、各別に、処理材に対
面して多数のノズル孔13を有する循間バッフル12と
循環ファン14とからなる雰囲気循環装置が天井部に配
置されているとともに、制御ダンパー15a,15b,
15c,15dを備えた給排気ダクト16a,16b,
16c,16dが設けられ、第1、第2帯城a,bでは
、外気を導入するため総排気ダクトの一端が天井内壁と
バッフル12間に、また、第3、第4帯城c,dでは、
炉気を放出するため、バツフル12内にそれぞれ関口し
ている。
ローラである。また、前記熱風急冷室2は、第1〜第4
帯城a〜dからなり、各帯城には、各別に、処理材に対
面して多数のノズル孔13を有する循間バッフル12と
循環ファン14とからなる雰囲気循環装置が天井部に配
置されているとともに、制御ダンパー15a,15b,
15c,15dを備えた給排気ダクト16a,16b,
16c,16dが設けられ、第1、第2帯城a,bでは
、外気を導入するため総排気ダクトの一端が天井内壁と
バッフル12間に、また、第3、第4帯城c,dでは、
炉気を放出するため、バツフル12内にそれぞれ関口し
ている。
17は各帯城に設けられたバーナで、このバーナ17は
操業初期において、各帯城a〜dを所定温度に昇温する
場合、あるいは、処理材Wが少なくて処理材Wの目熱が
不足し、処理材Wの目熱のみでは、各帯域a〜dが所定
温度に維持できない場合に使用するものである。
操業初期において、各帯城a〜dを所定温度に昇温する
場合、あるいは、処理材Wが少なくて処理材Wの目熱が
不足し、処理材Wの目熱のみでは、各帯域a〜dが所定
温度に維持できない場合に使用するものである。
つぎに、前記構成からなる擁錨炉の操業について説明す
る。
る。
まず、バーナ17の点火および循環ファン14の作動に
より各帯城をそれぞれ所定温度に昇温してバーナ17を
消火し、約1100〜1150午0の熱間鍛造品である
処理材Wを装入口3から熱風急冷室2へ投入する。
より各帯城をそれぞれ所定温度に昇温してバーナ17を
消火し、約1100〜1150午0の熱間鍛造品である
処理材Wを装入口3から熱風急冷室2へ投入する。
この処理材Wは、第1ベルトコンベア5により搬送され
るが、第1、第2帯城a,bにおいては、循環ファン1
4により下方の恒温保持室6へ供給される熱風が熱風急
冷室2の処理材Wを急冷し、熱風が約650℃になるよ
うに、制御ダンパー15a,15bを制御して、外気を
該帯域内に導入する。一方、約65000となった恒温
保持室6の熱風は循環ファン14により下方の陣温保持
室6を循環し、再度、熱風急冷室2に供給される。
るが、第1、第2帯城a,bにおいては、循環ファン1
4により下方の恒温保持室6へ供給される熱風が熱風急
冷室2の処理材Wを急冷し、熱風が約650℃になるよ
うに、制御ダンパー15a,15bを制御して、外気を
該帯域内に導入する。一方、約65000となった恒温
保持室6の熱風は循環ファン14により下方の陣温保持
室6を循環し、再度、熱風急冷室2に供給される。
また、第3、第4帯域c,dにおいては、前記同様に、
陣温保持室6における熱風がそれぞれ約62500、6
00qoとなるように、制御ダンパー1 5c,15d
を制御して、炉内雰囲気を排気する。
陣温保持室6における熱風がそれぞれ約62500、6
00qoとなるように、制御ダンパー1 5c,15d
を制御して、炉内雰囲気を排気する。
このようにして、処理材Wは約1100〜1150do
から約650℃に熱風急冷室2にて急冷され、落下口4
を介して垣溢保持室6の第2ベルトコンベァ7上に受け
渡される。この恒温保持室6の温度は、前述のように、
各帯城の雰囲気が処理材Wの冷却熱により、第3図に示
すように、第1、第2帯城a,bに対応する範囲では約
650℃、第3、第4帯城c,dに対応する範囲ではそ
れぞれ約625q0、約600こ0となっているため、
約650qoに冷却されていた処理材Wは、第2ベルト
コンベア7で搬送される過程中この状態に保持されて陣
温暁鈍され抽出口8から排出される。
から約650℃に熱風急冷室2にて急冷され、落下口4
を介して垣溢保持室6の第2ベルトコンベァ7上に受け
渡される。この恒温保持室6の温度は、前述のように、
各帯城の雰囲気が処理材Wの冷却熱により、第3図に示
すように、第1、第2帯城a,bに対応する範囲では約
650℃、第3、第4帯城c,dに対応する範囲ではそ
れぞれ約625q0、約600こ0となっているため、
約650qoに冷却されていた処理材Wは、第2ベルト
コンベア7で搬送される過程中この状態に保持されて陣
温暁鈍され抽出口8から排出される。
ベルトコンベアの搬送速度は第4図に示されるように、
処理材Wにより種々のヒートパターンを採用され、かつ
、急袷時間が陣溢保持時間より短かいため第1ベルトコ
ンベア5の方が、第2ベルトコンベア7より高速となっ
ている。
処理材Wにより種々のヒートパターンを採用され、かつ
、急袷時間が陣溢保持時間より短かいため第1ベルトコ
ンベア5の方が、第2ベルトコンベア7より高速となっ
ている。
なお、実施例においては、処理材搬送機構としてベルト
コンベア方式の場合を説明したが、ローラハース方式等
の搬送機構を採用してもよく、また、処理材の転送機構
においても、搬送機構に対応して任意に構成することが
できる。以上の説明で明らかなように、本発明の目熱利
用恒温燐鈍装置によれば、炉内の上下部に熱風急袷室と
垣温保持室とを形成するため、炉の配置スペースが少な
く、かつ、恒温保持室の熱源は熱風冷却時の処理材の目
熱であり、しかも、両室に共通の循環ファンで炉内雰囲
気を循環するため、省エネルギーは勿論、安価な炉とす
ることができる。
コンベア方式の場合を説明したが、ローラハース方式等
の搬送機構を採用してもよく、また、処理材の転送機構
においても、搬送機構に対応して任意に構成することが
できる。以上の説明で明らかなように、本発明の目熱利
用恒温燐鈍装置によれば、炉内の上下部に熱風急袷室と
垣温保持室とを形成するため、炉の配置スペースが少な
く、かつ、恒温保持室の熱源は熱風冷却時の処理材の目
熱であり、しかも、両室に共通の循環ファンで炉内雰囲
気を循環するため、省エネルギーは勿論、安価な炉とす
ることができる。
第1図は本発明にかかる目熱利用恒温嘘錨炉の概略縦断
面図、第2図は第1図の断面図、第3図は処理材温度と
恒温保持室の温度とを示すグラフで、第4図は恒温暁錨
処理サイクルである。 1・・・炉、3・・・装入口、2・・・熱風急冷室、4
・・・転送機構、5・・・第1搬送機構、6・・・垣温
保持室、7・・・第2搬送機構、8・・・抽出口、12
・・・循環バッフル、14…循環ファン、16a〜16
d…ダクト、a〜d・・・第1〜第4帯城、W・・・処
理材。 第1図第2図 第3図 第4図
面図、第2図は第1図の断面図、第3図は処理材温度と
恒温保持室の温度とを示すグラフで、第4図は恒温暁錨
処理サイクルである。 1・・・炉、3・・・装入口、2・・・熱風急冷室、4
・・・転送機構、5・・・第1搬送機構、6・・・垣温
保持室、7・・・第2搬送機構、8・・・抽出口、12
・・・循環バッフル、14…循環ファン、16a〜16
d…ダクト、a〜d・・・第1〜第4帯城、W・・・処
理材。 第1図第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 炉内にそれぞれ搬送方向を異ならしめた処理材搬送
機構を2段配置して、上方を処理材装入口を有する熱風
急冷室と、下方を処理材抽出口を有する恒温保持室とし
、前記熱風急冷室の抽出側端部に前記上部搬送機構から
の処理材を恒温保持室の下部搬送機構へ供給する転送機
構を設けるとともに、炉内天井部にバツフルと循環フア
ンとからなる雰囲気循環装置を連設配置して複数ゾーン
を形成し、かつ、各ゾーンに制御ダンパーを備えた給排
気ダクトを連通させたことを特徴とする自熱利用恒温焼
鈍炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2041381A JPS6014086B2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | 自熱利用恒温焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2041381A JPS6014086B2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | 自熱利用恒温焼鈍炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57134512A JPS57134512A (en) | 1982-08-19 |
JPS6014086B2 true JPS6014086B2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=12026346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2041381A Expired JPS6014086B2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | 自熱利用恒温焼鈍炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014086B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030012140A (ko) * | 2001-07-30 | 2003-02-12 | 현대자동차주식회사 | 열간 단조품의 냉각 방법 및 냉각 장치 |
KR20030012258A (ko) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | 현대자동차주식회사 | 열간단조품의 제조 방법 |
-
1981
- 1981-02-13 JP JP2041381A patent/JPS6014086B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57134512A (en) | 1982-08-19 |
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