JPS6012309Y2 - シャ−シ基板取付構造 - Google Patents
シャ−シ基板取付構造Info
- Publication number
- JPS6012309Y2 JPS6012309Y2 JP17260880U JP17260880U JPS6012309Y2 JP S6012309 Y2 JPS6012309 Y2 JP S6012309Y2 JP 17260880 U JP17260880 U JP 17260880U JP 17260880 U JP17260880 U JP 17260880U JP S6012309 Y2 JPS6012309 Y2 JP S6012309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide groove
- chassis board
- groove
- cabinet
- guide member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、キャビネットにスライド溝を介してシャーシ
基板を取り付けるためのシャーシ基板取付構造に関する
。
基板を取り付けるためのシャーシ基板取付構造に関する
。
一般に、テレビキャビネットでは第1図に示されるよう
に、キャビネット1にシャーシ基板6、ブラウン管9等
が取り付けられている。
に、キャビネット1にシャーシ基板6、ブラウン管9等
が取り付けられている。
そして、前記シャーシ基板6は第2図に示されるように
、キャビネット1に一体成形で付設されたガイド部材2
に形成されたスライド溝3にシャーシ基板6の両サイド
の挿入部7を挿入して取り付けられている。
、キャビネット1に一体成形で付設されたガイド部材2
に形成されたスライド溝3にシャーシ基板6の両サイド
の挿入部7を挿入して取り付けられている。
しかし、キャビネット1に前記第2図に示されるごとき
スライド溝3をプラスチックの一体成形で作った場合、
金型の抜き勾配のため、スライド溝3の深さDは入口側
部分4では深く、奥側部分5では浅いテーパに形成せざ
るを得ない。
スライド溝3をプラスチックの一体成形で作った場合、
金型の抜き勾配のため、スライド溝3の深さDは入口側
部分4では深く、奥側部分5では浅いテーパに形成せざ
るを得ない。
したがって、シャーシ基板6のスライド溝3の挿入状態
では、スライド溝3に対して相当大きなギャップが発生
し、バンクカバー(図示せず)の取り付は等において、
キャビネット1に対するシャーシ基板6の固定位置が決
まらず、組立作業性が悪い欠点があり、さらにシャーシ
基板6上にはフライバックトランス8等の重量物が塔載
されている場合には、シャーシ基板6が抜は出して来た
りする欠点がある。
では、スライド溝3に対して相当大きなギャップが発生
し、バンクカバー(図示せず)の取り付は等において、
キャビネット1に対するシャーシ基板6の固定位置が決
まらず、組立作業性が悪い欠点があり、さらにシャーシ
基板6上にはフライバックトランス8等の重量物が塔載
されている場合には、シャーシ基板6が抜は出して来た
りする欠点がある。
本考案の目的は、前記従来技術の欠点をなくし、キャビ
ネットにシャーシ基板を確実に結合しうるシャーシ基板
取付構造を提供するにある。
ネットにシャーシ基板を確実に結合しうるシャーシ基板
取付構造を提供するにある。
本考案の特徴は、キャビネットの両側壁に、入口側部分
から奥側部分に向うに従い深さを漸減するテーパのスラ
イド溝を有するガイド部材と、前記形状のスライド溝お
よびこれと平行に形成され、かつ入口側部分から奥側部
分に向うに従い深さを漸減するテーパの切欠溝とを有す
るガイド部材とのいずれかを一体成形で付設しスライド
溝への嵌着状態においてキャビネットの両側壁の各スラ
イド溝の入口側寄り位置に密嵌する挿入部材を有するシ
ャーシ基板と、前記切欠溝の入口側寄り位置に密嵌する
挿入部材を有するシャーシ基板とのいずれかを、前記ガ
イド部材のスライド溝と切欠溝のいずれかに当該挿入部
材を圧入させ、嵌着したところに存し、この構成により
前記目的を確実に遠戚することができたものである。
から奥側部分に向うに従い深さを漸減するテーパのスラ
イド溝を有するガイド部材と、前記形状のスライド溝お
よびこれと平行に形成され、かつ入口側部分から奥側部
分に向うに従い深さを漸減するテーパの切欠溝とを有す
るガイド部材とのいずれかを一体成形で付設しスライド
溝への嵌着状態においてキャビネットの両側壁の各スラ
イド溝の入口側寄り位置に密嵌する挿入部材を有するシ
ャーシ基板と、前記切欠溝の入口側寄り位置に密嵌する
挿入部材を有するシャーシ基板とのいずれかを、前記ガ
イド部材のスライド溝と切欠溝のいずれかに当該挿入部
材を圧入させ、嵌着したところに存し、この構成により
前記目的を確実に遠戚することができたものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第3図は本考案の一実施例を示すもので、キャビネット
1の両側壁に、スライド溝3を有するガイド部材2がシ
ャーシ基板6の幅方向の両側挿入、支持しうるように対
向、付設されている。
1の両側壁に、スライド溝3を有するガイド部材2がシ
ャーシ基板6の幅方向の両側挿入、支持しうるように対
向、付設されている。
両ガイド部材2は、キャビネット1とプラスチックで一
体成形により形成されている。
体成形により形成されている。
またスライド溝3は成形金型の抜き勾配の関係で、入口
側部分4から奥側部分5に向うに従い、深さDを漸減す
るテーパに形成されている。
側部分4から奥側部分5に向うに従い、深さDを漸減す
るテーパに形成されている。
一方、シャーシ基板6は一半部の両側部である挿入部7
を介して前記スライド溝3に挿入され、他学部の上面に
はフライバックトランス8が塔載され、かつ補強部材1
2が取り付けられている。
を介して前記スライド溝3に挿入され、他学部の上面に
はフライバックトランス8が塔載され、かつ補強部材1
2が取り付けられている。
また、スライド溝3の奥側部分の端部の深さは、前記シ
ャーシ基板6の厚さにほぼ等しい深さに形成されている
。
ャーシ基板6の厚さにほぼ等しい深さに形成されている
。
前記補強部材12には、シャーシ基板6のスライド溝3
への嵌着状態においてキャビネット1の両側壁の各スラ
イド溝3の入口側部分4に密嵌する挿入部材13が穿設
されている。
への嵌着状態においてキャビネット1の両側壁の各スラ
イド溝3の入口側部分4に密嵌する挿入部材13が穿設
されている。
この実施例の取付構造では、キャビネット1に付設され
たガイド部材2のスライド溝3に、シャーシ基板6の挿
入部7を挿入した際、スライド溝3の入口側部分4と前
記シャーシ基板6の挿入部7間のギャップ、補強部材1
2に設けられた挿入部材13が圧入され、シャーシ基板
6はかかるスライド溝3の入口側部分4と補強部材12
の挿入部材13との密嵌を介して確実に結合されるとと
もに、キャビネット1に対して位置決めされる。
たガイド部材2のスライド溝3に、シャーシ基板6の挿
入部7を挿入した際、スライド溝3の入口側部分4と前
記シャーシ基板6の挿入部7間のギャップ、補強部材1
2に設けられた挿入部材13が圧入され、シャーシ基板
6はかかるスライド溝3の入口側部分4と補強部材12
の挿入部材13との密嵌を介して確実に結合されるとと
もに、キャビネット1に対して位置決めされる。
なお、第3図中9はブラウン管、10はボリウム、11
はそのつまみを示す。
はそのつまみを示す。
次に、第4図は本考案の他の実施例を示すもので、この
実施例のものはスライド溝15と切欠溝17とを有する
ガイド部材14が設けられている。
実施例のものはスライド溝15と切欠溝17とを有する
ガイド部材14が設けられている。
前記スライド溝15は、入口側部分16から奥側部分に
向うに従い、深さを漸減するテーパに形成されている。
向うに従い、深さを漸減するテーパに形成されている。
一方、切欠溝17はガイド部材14の側壁に、前記スラ
イド溝15よりもシャーシ基板6の厚さに相当する高さ
h1高い位置にスライド溝15と平行に形成され、かつ
入口側部分18から奥側部分19に向うに従い、深さD
′を漸減するテーパに形成されている。
イド溝15よりもシャーシ基板6の厚さに相当する高さ
h1高い位置にスライド溝15と平行に形成され、かつ
入口側部分18から奥側部分19に向うに従い、深さD
′を漸減するテーパに形成されている。
ソシて、この実施例ではガイド部材14のスライド溝1
5へのシャーシ基板6の嵌着時に、切欠溝17の入口側
部分18に補強部材12に設けられた挿入部材13等が
圧入され、該切欠溝17と挿入部材13等との密嵌を介
して前記シャーシ基板6が結合されると同時に、位置決
めされるように構成されている。
5へのシャーシ基板6の嵌着時に、切欠溝17の入口側
部分18に補強部材12に設けられた挿入部材13等が
圧入され、該切欠溝17と挿入部材13等との密嵌を介
して前記シャーシ基板6が結合されると同時に、位置決
めされるように構成されている。
ついで、第5図は本考案の別の実施例を示すもので、こ
の実施例ではシャーシ基板6の挿入部7に、スライド溝
3への挿入部材であるジャンパ線20を取り付け、該ジ
ャンパ線20の弾発性を介してスライド溝3にシャーシ
基板6を結合するとともに位置決めしうるようにしてい
る。
の実施例ではシャーシ基板6の挿入部7に、スライド溝
3への挿入部材であるジャンパ線20を取り付け、該ジ
ャンパ線20の弾発性を介してスライド溝3にシャーシ
基板6を結合するとともに位置決めしうるようにしてい
る。
なお、本考案ではスライド溝3または切欠溝17に圧入
する挿入部材は、図示の補強部材12に突設された挿入
部材13およびシャーシ基板6に直接取り付けたジャン
パ線20に限らず、スライド溝3,15へのシャーシ基
板6の嵌着状態においてスライド溝3または切欠溝17
に密嵌しうる形状、構造のものであればよい。
する挿入部材は、図示の補強部材12に突設された挿入
部材13およびシャーシ基板6に直接取り付けたジャン
パ線20に限らず、スライド溝3,15へのシャーシ基
板6の嵌着状態においてスライド溝3または切欠溝17
に密嵌しうる形状、構造のものであればよい。
また、第1図〜第5図にわたって、同一部材には同一符
号を付して説明している。
号を付して説明している。
本考案は、以上説明した構成、作用のもので本考案によ
ればキャビネットに対してシャーシ基板を確実に固定で
き、その固定位置に位置決めできるので、組立工程にお
ける作業性を著しく向上しうる効果がある。
ればキャビネットに対してシャーシ基板を確実に固定で
き、その固定位置に位置決めできるので、組立工程にお
ける作業性を著しく向上しうる効果がある。
第1図は従来例を示す縦断側面図、第2図は同スライド
溝を有するガイド部材の拡大斜視図、第3図は本考案の
一実施例を示す一部縦断拡大側面図、第4図は本考案の
他の実施例を示すものであって、スライド溝と切欠溝と
を有するガイド部材の斜視図、第5図は別の実施例を示
す一部破断斜視図である。 1・・・・・・キャビネット、2・・・・・・ガイド部
材、3・・・・・・スライド溝、4・・・・・・スライ
ド溝の入口側部分、5・・・・・・同奥側部分、D・・
・・・・スライド溝の深さ、6・・・・・・シャーシ基
板、13・・・・・・挿入部材、14・・・・・・ガイ
ド部材、15・・・・・・スライド溝、16・・・・・
・スライド溝の入口側部分、17・・・・・・切欠溝、
18・・・・・・切欠溝の入口側部分、19・・・・・
・同奥側部分、D′・・・・・・切欠溝の深さ、 ジャンパ線。 20・・・・・・挿入部材である
溝を有するガイド部材の拡大斜視図、第3図は本考案の
一実施例を示す一部縦断拡大側面図、第4図は本考案の
他の実施例を示すものであって、スライド溝と切欠溝と
を有するガイド部材の斜視図、第5図は別の実施例を示
す一部破断斜視図である。 1・・・・・・キャビネット、2・・・・・・ガイド部
材、3・・・・・・スライド溝、4・・・・・・スライ
ド溝の入口側部分、5・・・・・・同奥側部分、D・・
・・・・スライド溝の深さ、6・・・・・・シャーシ基
板、13・・・・・・挿入部材、14・・・・・・ガイ
ド部材、15・・・・・・スライド溝、16・・・・・
・スライド溝の入口側部分、17・・・・・・切欠溝、
18・・・・・・切欠溝の入口側部分、19・・・・・
・同奥側部分、D′・・・・・・切欠溝の深さ、 ジャンパ線。 20・・・・・・挿入部材である
Claims (1)
- キャビネットの両側壁に、入口側部分から奥側部分に向
うに従い深さを漸減するテーパのスライド溝を有するガ
イド部材と、前記形状のスライド溝およびこれと平行に
形成されかつ入口側部分から奥側部分に向うに従い深さ
を漸減するテーパの切欠溝とを有するガイド部材とのい
ずれかを一体成形で付設し、スライド溝への嵌着状態に
おいてキャビネットの両側壁の各スライド溝の入口側寄
り位置に密嵌する挿入部材を有するシャーシ基板と、前
記切欠溝の入口側寄り位置に密嵌する挿入部材を有する
シャーシ基板とのいずれかを、前記ガイド部材のスライ
ド溝と切欠溝のいずれかに当該挿入部材を圧入させ、嵌
着したことを特徴とするシャーシ基板取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260880U JPS6012309Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | シャ−シ基板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17260880U JPS6012309Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | シャ−シ基板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5794995U JPS5794995U (ja) | 1982-06-11 |
JPS6012309Y2 true JPS6012309Y2 (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=29530901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17260880U Expired JPS6012309Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | シャ−シ基板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012309Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090889U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | ケ−スの基板取付け装置 |
JPS6135476U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-04 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | キヤビネツトの入出力端子板装置 |
JPH0323743Y2 (ja) * | 1985-11-29 | 1991-05-23 |
-
1980
- 1980-12-03 JP JP17260880U patent/JPS6012309Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5794995U (ja) | 1982-06-11 |
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