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JPS60116347A - 超音波血腫除去装置 - Google Patents

超音波血腫除去装置

Info

Publication number
JPS60116347A
JPS60116347A JP58223966A JP22396683A JPS60116347A JP S60116347 A JPS60116347 A JP S60116347A JP 58223966 A JP58223966 A JP 58223966A JP 22396683 A JP22396683 A JP 22396683A JP S60116347 A JPS60116347 A JP S60116347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hematoma
ultrasonic
probe
suction
brain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58223966A
Other languages
English (en)
Inventor
松本 圭蔵
関根 国夫
毅一郎 篠倉
浅田 昌弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON SEKIGAISEN KOGYO KK
NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
Original Assignee
NIHON SEKIGAISEN KOGYO KK
NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON SEKIGAISEN KOGYO KK, NIPPON SEKIGAISEN KOGYO KK filed Critical NIHON SEKIGAISEN KOGYO KK
Priority to JP58223966A priority Critical patent/JPS60116347A/ja
Publication of JPS60116347A publication Critical patent/JPS60116347A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脳血腫除去装置に関し、特に血腫を除去する際
に脳組織に与える損傷を低減し、かつ手術作業の簡便・
迅速化を図ることのできる超音波血腫除去装置に関する
頭部への打撃や損傷あるいは高血圧等により脳内の血管
が断裂することがある。この場合脳内出血を起こし、数
10−から100−の血腫が脳内に形成される。これら
は一般に脳溢血あるいは脳卒中等呼ばれている。
脳内に血腫が形成される過程はその経過順に、(1)急
性期、 (2)亜急性期、 (3)慢性期、 に大別される。急性期においては血腫は周囲組織と比較
して全体的に硬い。亜急性期においては血腫中心部が軟
化する。慢性期においては血腫の周囲まで軟化が進行す
る。
そして脳内出血後3日程経過して脳胛腫が形成される。
脳胛腫は脳内血腫体積の3倍程度まで膨張する。そのた
めに周囲組織を圧迫し、脳に多大な損傷を与える。従っ
て、脳血腫から脳胛腫へと病状が進行する前に、血腫を
除去する必要がある。
従来より脳血腫を除去する方法として、開頭法によるも
のがある。開頭法は、頭蓋骨を開き、脳を直接切開し脳
血腫を直視下に吸引除去する方法である。該方法による
と正常な脳組織までも切り開くことになり、正常脳に与
える損傷が太きい。
また、全身麻酔が必要になり、手術の危険性が増すこと
になる。加えて、手術に要する労力も太きい。
他の方法として、X線CT等を用いた定位的血腫除去法
がある。該方法は、脳血腫の位置をあらかじめCT装置
等により測定し、最適の位置及び方向から脳血腫を除去
する方法である。
本発明者は従来より該方法の範噴に属して手術を行なっ
ていた。具体的には、エアドリル等の手段で頭蓋骨に穴
を開け、血腫部位までシリコンチューブから成る吸引管
を刺入し、血腫を吸引除去するものである。
尚、ここで用いられるシリコンチューブは脳組織の損傷
を最小限に抑えるために、できるだけ径の細いものが用
いられている。また、頭部表層面への穿孔位置、吸引管
の挿入角度、及び吸引管の挿入距離等は、前述のCT下
の診断の下に予め決定される。
ところで、前記シリコンチューブによって血腫を吸引す
る場合、液状の血腫の吸引は可能であるが、凝固した急
性期の血腫の吸引は困難で、これを行うためには、幾度
かシリコンチューブ内に吸引されこれを閉塞した血腫を
、シリコンチューブを脳性にとり出して洗滌するという
操作を繰返さねばならない。またこの様な方法で除去さ
れる血腫量はきわめて少い。また残存しだ血腫に溶解剤
を注入し、血腫を乳化させた上で吸引を行なわなければ
ならない。実際には一度の溶解剤の注入によっては血腫
の溶解が完遂されないので、はぼ6時間おきに吸引管を
抜去し、溶解剤を注入した後回刺入する刺入する作業が
繰り返される。それ故、この点に関してはまず急性期の
凝固した血腫を吸引除去するためには、これを直ちに液
化し吸引可能とするような新たな方法が望まれる。
本発明はこのような実情のもとに勘案されたものであり
、細管によって脳血腫を吸引する方法の利点を継承し、
脳組織に与える損傷を更に低減しかつ操作が簡便であり
短時間のうちに脳血腫を除去することのできる血腫除去
装置の提供を目的とする。
以下本発明について、添付図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図である。
同図において、1は超音波プローブを、2はホーン部材
を、3は超音波振動子を示す。
超音波グローブlは中空の金属細管より成る。
該細管の一端部はホーン部材2及び超音波振動子3を貫
通し、堅固に固定される。該細管の他端部はホーン部材
2の先端よシ突出する。言うまでもなく、ホーン部材2
からの突出部が超音波グローブとして機能する。
超音波振動子3は、例えばランジュバン型の振動子が用
いられる。該振動子3とホーン部材2とは堅固に固定さ
れる。
振動子3はフランジ部を有しており、該フランジ部をハ
ンドピース4.押え筒5.及び押えナツト6で固定する
。尚、該フランジ部は、該装置を駆動させた際の超音波
振動の節の位置に設けられる。
図中7は吸引チューブを、8は採血びんを、10は吸引
ポンプを示す。また、図中11は、前記振動子に電力を
供給する電源を示す。図中9は電源コードを示す。
このように構成された装置において、後記する理由によ
り超音波プローブ1の外径は1.5Mないし3mの範囲
内に、また長さは50w以上、望ましくは80覇以上の
範囲内に設定されてなければならない。
次に該実施例装置の動作運びに操作方法について説明す
る。まず脳内血腫位置をあらかじめX線CT等で確認し
ておき、超音波プローブ1の刺入方向及び刺入深さを決
める。次に頭蓋骨上に穴を穿け、紋穴から脳内に超音波
プローブ1を刺入する。
電源11より超音波振動子3に電力が供給されると、こ
の電力が超音波としての機械的振動エネルギーに変換さ
れる。該振動エネルギーはホーン部材2を経て増幅され
、超音波プローブ1に伝達される。
超音波プローブ1の先端部から血腫へ機械的振動エネル
ギーが伝わることでキャビテーションが起き先端数簡の
領域の血腫が乳化される。乳化されだ血腫は吸引ポンプ
10によって吸引される。すなわち、超音波プローブ1
内部、及び吸引チューブ7を通り、採血びん8に溜まる
。吸引する血腫の量はあらかじめCT等によりその大体
の量を測定しておき、吸引された量をもとに脳内に残っ
ている血腫の量を推定し、それによって吸引力及び超音
波出力を調整する。
血腫がほぼ完全に除去された後は、吸引系の大気との圧
力差によっては系のリークを行なう。これは図示されて
いないが、吸引系の超音波振動子に到る前の箇所に例え
ばリーク弁を設ければよい。
本発明装置において、超音波振動を加えながら吸引を行
なうと、超音波プローブ先端近傍の血腫が吸引除去され
る。ところで、脳内には脳圧が存在する。それ故、吸引
を続行している限り該プローブの先端部に常に血腫が接
触することになり、連続的に血腫が吸引除去される。
例えば、超音波プローブとして外径2mm、内径1w1
1のものを用い、超音波出力10W、吸引圧力フ0Hg
の条件で30rnlVの血腫を吸引したところ、数分の
内に血腫の除去が完遂された。しかも、超音波グローブ
の刺入は1回のみで済む。
また、本発明装置では、超音波グローブ1の外径は3r
IrIn以下に設定されており、しかも前記したように
刺入回数は1回だけで済む。それ故、脳に与える損傷は
極く僅かなものとなる。事実、プローブ1の外径3mm
を超えると脳に与える損傷が拡大され、生体にとって不
都合な事態が生じやすくなる。
同時に、超音波プローブlの外径はII+++++以上
望ましくは1.5 mm以上の大きさに設定されること
を必要としている。これは、外径が1mm以下になると
、脳組織への刺入時に血管を貫通する危険性が増大する
からである。加えて、外径がIIIII++以下になる
と構造的に弱くなり、超音波振動によって使用時にプロ
ーブが破損する危険がある。まだ、内径も小さくならざ
るを得ないので、管内が血腫の凝固によって閉塞するこ
とすら起き、使用不能に陥ることもある。
本発明者らの行なった実験によれば、外径が1.5闘な
いし3I+lI++の範囲内にあれば、前記したような
事態を免かれることが確認されている。
また、本発明装置では、超音波グローブの長さが50m
m以上に設定されている。それ故、該装置を刺入した状
態でXmCTによる診断を行なっても、CT像がノイズ
に影響されることが少ない。これは、プローブがほぼ5
0調以上あれば、CT装置の視野内にプローブ以外の金
属物(例えばホーン部材等)が入るのを免かれるからで
ある。尚、この効果は、長さが80mm程度以上あれば
更に顕著になる。尚、この際、超音波プローブの材質と
してX線の透過の比較的よいアルミ等を用いればCT像
は更に鮮明なものとなる。
以上詳述してきたように、本発明の装置では超音波グロ
ーブを用い、脳内の血腫部位へ直接挿入し、超音波振動
によって血腫を乳化し吸引除去することを第1の特徴と
している。それ故、本発明によれば、脳血腫を簡単にか
つ短時間のうちに吸引除去できるものである。
捷だ、本発明装置では、超音波プローブの外径が1.5
 mmないし3I+++++の範囲内にあり、その長さ
がほぼ50叫以上であることを第2の特徴としている。
それ故、本発明によればプローブの刺入時に脳組織に与
える損傷は前記した第1の特徴とあい壕って極く僅かな
ものとなる。まだ、血管を貫通する危険もない。また、
CT装置との併用が可能になり、手術の進行状況をモニ
タすることが容易になる。
尚、第1図に示した実施例は本発明の一実施例に過ぎず
幾多の改変実施例が考えられる。例えば、ホーン部材の
途中に超音波プローブに連通ずる開口を設け、該開口に
吸引チューブを連結する構造にしても構わない。また、
超音波プローブ内に抜去自在の先導針を有する構造にし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図を示す。図中の符号
は、 l・・・超音波血腫除去装置用プローブ、2・・・ホー
ン部材、3・・・超音波振動子、4・・・ハンドビース
ケース、5・・・押え筒、6・・・押えナツト、7・・
・吸引チューブ、8・・・採血びん、9・・・電源コー
ド、10・・・吸引ポンプ、11・・・電源、を示す。 特許出願人 日本赤外線工業株式会社 代表者 末 永 徳 博 11−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 超音波振動を生起する超音波振動子と、前記振動子に電
    力を供給する電源と、前記振動子の発する超音波振動を
    次記の超音波プローブに伝達するホーン部材と、前記ホ
    ーン部材に固定されその先端部が血腫部位に至るまで脳
    内に挿入される中空細管状の超音波プローブと、超音波
    振動によって乳化された血腫を該グローブを介して吸引
    するだめの吸引ポンプ手段とを具備し、 前記プローブの外径がほぼ1.5wmないし3.0wm
    の範囲内であることを特徴とする超音波血腫除去装置。
JP58223966A 1983-11-28 1983-11-28 超音波血腫除去装置 Pending JPS60116347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58223966A JPS60116347A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 超音波血腫除去装置

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JP58223966A JPS60116347A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 超音波血腫除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60116347A true JPS60116347A (ja) 1985-06-22

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ID=16806473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58223966A Pending JPS60116347A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 超音波血腫除去装置

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JP (1) JPS60116347A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62167556A (ja) * 1986-01-18 1987-07-23 住友ベークライト株式会社 超音波手術装置
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