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JPS60112805A - 低結晶化度ポリオレフインの製造方法 - Google Patents

低結晶化度ポリオレフインの製造方法

Info

Publication number
JPS60112805A
JPS60112805A JP22808684A JP22808684A JPS60112805A JP S60112805 A JPS60112805 A JP S60112805A JP 22808684 A JP22808684 A JP 22808684A JP 22808684 A JP22808684 A JP 22808684A JP S60112805 A JPS60112805 A JP S60112805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transition metal
magnesium
soluble
hydrocarbon
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22808684A
Other languages
English (en)
Inventor
ジヨン・ハーヴイ・ジヨンソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hercules LLC
Original Assignee
Hercules LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hercules LLC filed Critical Hercules LLC
Publication of JPS60112805A publication Critical patent/JPS60112805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、オレフィンの重合、特にチーグラーナツタ
触媒系を用いた低結晶化度ポリオレフィンの製造に関す
る。
周期律城第1VB族の遷移金属化合物と1周期律表IA
族の有機金属化合物からなる活性剤とを組合せることに
よシ得られるようなチーグラーナツタ触媒系が1−オレ
フィンの重合に効果的な触媒系であることはよく知られ
ている。TiC4あるいは’rtcl、と、アルミニウ
ムアルキルあるいはアルミニウムアルキルクロリド活性
化剤とを含む触媒系が、結晶性のものと低結晶化度のも
のとの混ったポリプロピレンを提供することも知られて
い沼。
しかしながら、これらの触媒系を用いて10〜20チの
結晶化度をもつ低結晶化度ポリオレフィンを製造するこ
とはむずかしく、かつポリマーを十分な収量で得るため
には多量の触媒が要求され、このためえられた生成物を
回収する際残留触媒を除去するだめの特殊な技術が必要
になる。
1−オレフィンを重合するために+ T+Us及び’r
icl、で処理された塩化マグネシウムにより担持され
た触媒成分や、4価の7・ロケ゛ン化チタン化合物とマ
グネシウムアルコシートと有機アルミニツム化合物との
、炭化水素に不溶な反応生成物を用いることもまた従来
から知られている。このようなタイプの担持された触媒
成分は一般に65%あるいはそれ以上のレベルの高い結
晶化度をもつポリオレフィンを提供する。
更に、 Ba111yらに対する米国特許第3,933
,934号から金属マグネシウムとハロゲン化アルキル
とチタン化合物の吸応によシ遷移金属成分を形成しかつ
活性化剤が有機アルミニウム化合物であるようなチーグ
ラーナツタ触媒を用いてアタクチックなワックスが製造
できることもまた知られている。
Ba1llyらによシ触媒の遷移金属成分として用いら
れている。マグネシウムをベースとしたチタン化合物は
、別個に製造され重合に使用する前に単離される必要の
ある炭化水素に不溶性の物質である。またこの触媒成分
が不溶性の性質であるために、得られたポリマー中には
触媒が残留しておシ、すぐれた透明性1色、安定性を示
すポリマーを得るには費用と労力のかかる除去工程が必
要である。
最近1反応媒体に可溶な触媒系が示されてきている。例
えばvan den Bergは米国特許第4.519
.010号において反応溶媒中でチタン化合物、可溶性
マグネシウム塩又は錯体及び有機アルミニウムハロゲン
化物を混合して得られる触媒を用いて、低触媒量で高分
子量結晶性のエチレンホモポリマーを得ることを示して
いる。また英国特許第2 、039 、501 Aには
、電子供与体で可溶化されたハロゲン化マグネシウム、
遷移金属化合物及び有機アルミニウム化合物を含む触媒
系を、エチレンあるいはエチレンと少量の他のα−オレ
フィンとの混合物を炭化水素溶媒中で連続重合するのに
用いることも示されている。
反応媒体に可溶なチーグラーナツタ型触媒を用いて低結
晶化度高分子量のポリオレフィンを高収率で得、それに
より不溶性タイプのものを使用した時におこる欠点をさ
けるのが望ましい。
本発明は、低いレベルでチーグラーナツタ型触媒を存在
させ少なくとも3個の炭素原子を含む1−オレフィンを
不活性液状炭化水素稀釈剤中で厘合し、約25%未満の
結晶化度をもつポリオレフィンを製造する方法を提供す
るものである。本方法は9重合を約25°C〜約90℃
の範囲の温度で行い、かつ触媒混合物が本質的に (am) 炭化水素に不溶性でノ・ロケ゛ン化物を含ま
ないカルボン酸マグネシウムと (2) 4価のチタン、ジルコニウム及ヒノ・ノニウム
よシなる群から選択される遷移金属の。
炭化水素に可溶な塩 との不活性液状炭化水素中における。炭化水素に可溶に
反応生成物と。
(b) 一般式 RnAlX3−n (式中、Rは炭素原子数1〜18のアルキル基。
nは1,5〜2.5の数を表わす) をもつアルキルアルミニウムハロゲン化物活性化剤 とからなシ、遷移金属塩とカルボン戚マグネシウムとの
モル比が0.003〜6.アルキルアルミニウムハロゲ
ン化物活性化剤と遷移金属塩とのモル比が少なくとも1
でかつアルキルアルミニウムハライド活性剤とカルボン
酸マグネシウムとのモル比が2.5よ)も大きいことを
条件とする触媒系であることを特徴としている。
本発明に用いられる触媒系の遷移金属成分は。
(1)炭化水素に可溶なカルボン酸マグネシウムと(2
)周期律表■B族遷移金属の炭化水素に可溶な塩とを接
触させることによ多形成された炭化水素に可溶な反応生
成物又は錯体である。
炭化水素に可溶な反応生成物又は錯体を提供するカルボ
ン酸マグネシウムは、ハロゲン化物を営まず、かつ溶液
重合反応において溶媒として用いられる炭化水素稀釈剤
にiiJ溶である。代表的なマグネシウム化合物は、一
般式Mg (OOC几′)2 (式中。
Wは各々同じ又は異なって、少なくとも2個の炭素原子
を含むカルボン酸に由来し、好ましくは炭素原子数が5
〜17のアルキル基である。)をもつ。好ましいカルボ
ン酸マグネシウムは、2−メチル−,3−メチル−12
,2−ジメチル−及び2,2,4,4−テトジメチルー
はノタン酸;2−エチルー92−メチル−及び5,5.
5−トリメチル−ヘキサン酸;2−エチル−2−メチル
−酪酸: 2 + 5−:)メチル−2−イソプロピル
酪酸;2,2−ジメチル−へブタン酸;2,2−ジメチ
ル−オクタン酸:2.2−ジメチルノナン醒;デカン酸
;2,2−:5メチル−デカン酸;ウンデカン酸;2,
2−:)メチルウンデカン酸;ドデカン酸;2,2−ジ
メチルドデカン酸;トリデhン酸:2,2−ジメチルト
リデカンll ; 2 、2−ジメチルペンタデカン酸
;オレイン酸;フェニル酢酸;4−シクロヘキシルフェ
ニル酢酸;α−7クロはメチルフェニル酢酸;ろ−シク
ロベキ/ルー6−シクロズンチルーおよび6−フェニル
プロピオン酸:2−.3−および4−シクロヘキ/、ル
およびフェニル酪酸および5−シクロヘキシル−および
フェニル−ペンタン酸からつくられるものである。これ
らの酸の混合物もまた炭化水素に可溶性のカルボン酸マ
グネシウムを形成するのに役立つ。例えば石油蒸留物の
精製時に副生成物として回収されるす7テン酸のような
混合物である。最も好ましい酸は、α−4級炭素原子を
含むモノカルボン酸で+ Exxon Chemiba
l Co、の”Neoo。
酸及び5hell Chemical Co、のVer
satic ’酸等として市販されているものである。
とシわけ。
ネオデカン酸が好ましい。
カルボン酸マグネシウムは1本質的に化学量論菫の酸化
マグネシウムあるいは水酸化マグネシウムと所望のカル
ボン酸とを7好ましくは反応水を共沸させるためにケロ
センの様な高沸点炭化水素稀釈剤中において、加熱する
ことによυ、簡単に作られる。望むならば、カルボン酸
マグネシウムは稀釈剤から回収することもできるが、し
かし好ましくは所望の濃度に稀釈してそのまま使用する
のがよい。
本発明に示される触媒系の遷移金属成分は、炭化水素稀
釈剤中でカルボン酸マグネシウムと周期律表■B族遷移
金属の炭化水素に可溶な温とを接触させることによシつ
くられる。一般式Me (X4− n )(or)nま
たはMe(Xa−m) (OOCRm )m(式中、 
Meはチタン、ジルコニウムまたは))フニクム原子;
Xはハロゲン原子、好ましくは塩素;ビはアルキル、好
ましくは炭素原子数1〜約10のアルキル;n+rnは
0〜4の整数まだは小数) をもつ4価の遷移金属化合物が好ましい。これらの遷移
金属化合物は、チーグラナツタ触媒成分として良く知ら
れてお見特に好ましい遷移金属化合物の例としては、四
塩化チタン、ブトキシチタントリクロリド、四臭化チタ
ンおよび四ヨウ化チタンがあげられる。最も好ましい遷
移金属化合物は、四塩化チタンである。
カルボン酸マグネシウムおよび遷移金属化合物は、遷移
金属塩とカルボン酸マグネシウムとのモル比が0.00
5:1〜6:1.好ましくは[1,01:1〜2:1の
範囲となる様な相対的な濃度で不活性液状炭化水素稀釈
剤中で接触させられる。この接触は、20℃〜80℃好
ましくは5D’C〜60℃の様な都合の良い温度で行う
ことができる。精製を必要としないので、この接触はそ
の場でも行うことができる。すなわちマグネシウム塩及
びついで遷移金属化合物を、そのままあるいは溶液状で
、アルキルアルミニウムハロゲン化物活性化剤を含む稀
釈剤を導入した重合容器中に加えることによってもでき
る。好ましい方法は、カルボン酸マグネシウム及び遷移
金属化合物の適当な濃度の溶液を別々に形成し、えられ
た溶液または該溶液の一部を混合して、所望の溶媒中に
溶解した本発明触媒系の遷移金属成分をふくむプレミッ
クスを形成する。
重合時に溶媒として用いられる炭化水素は、いかなる液
状炭化水素でもまたそれらの混合物でも良い。代表的な
炭化水素溶媒は、C5〜1tの脂肪族炭化水素、 05
〜I2の脂環式炭化水素、C0〜12の単環式芳香族炭
化水素またはそれらのノ・ロゲン化誘導体およびこれら
炭化水素の混合物である。
好ましい炭化水素溶媒はイソブタン及びヘキサンである
。あるいはまた、いくつかの具体例においては1重合す
べき1−オレフィンを炭化水素溶媒として用いることも
できる。
触媒系の他の化合物を構成するアルキルアルミニウムハ
ロゲン化物活性化剤は一般式 %式% (式中、Rは炭素原子数1〜18のアルキル:Xはハロ
ゲン好ましくは塩素;nは1.5〜2.5.好ましくは
1.7〜2.2の整数または小数を各々表わす。) をもっている。几は9例えば、エチル、n−プロピル、
イノプロピル、n−ブチル、イソブチル。
5ec−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イン
アミル、n−ヘキシル、n−へブチルあるいはn−オク
チルであることができる。この活性剤は。
該活性剤中のアルミニウム金属と遷移金属とのモル比が
少なくとも1.好ましくは1〜約5000゜よシ好まし
くは約10〜約500となる様な量で用いる。アルミニ
ウムとマグネシウムとのモル比は2.5:1よシ大きく
、好ましくは約6=1〜約20:1.よシ好ましくは約
!1.5:1〜約10:1である。
本発明に用いられる触媒の量は、少なくとも6個の炭素
原子をふくむ1−オレフィンが低結晶化度ホモ−および
コーポリマーへ重合するのを触媒するのに十分な量であ
る。一般に、使用される触媒の量は重合反応の間、炭化
水素溶媒11当り約0.02〜約a、41モルの遷移金
属濃度を与えるであろう。
低結晶化度ホモポリマーは、好ましくは03〜1゜の1
−オレフィンから、更に好ましくはC8〜、のトオレフ
インから製造される。最も好ましいのはプロピレン、1
−ブテンである。コポリマーは。
エチレン及びC3〜12の1−オレフィンからなる群か
ら選ばれる2釉又はそれ以上のモノマーを重合すること
により製造される。エチレンを含むコポリマーにおいて
は、エチレンは約67重i%未満好ましくは約60重量
%未満の量で存在しなければならない。その他のモノマ
ーはどの様な割合ででもコポリマー中に組み入れること
ができる。
優利に製造される低結晶化度コポリマーの代表例ハ、エ
チレン/フロピレン、エチレン/1−ifン及びプロピ
ノン/1−ブテンコポリマーである。
重合は炭化水素溶媒中で常法によシ行われる。
溶液重合温度は約り5℃〜約90℃、好ましくは60°
C〜75℃である。重合は典型的にはふつう60バール
以下の圧力で行なわれる。
重合を1種より多い種類のモノマーの存在下に行う場合
、該モノマーを一定の組成の混合物として反応器に導入
してもよいし、また混合物の組成を重合の間に変えても
かまわない。
重合は常法によ多1例えば、蒸気処理によシ。
あるいは反応混合物をとシ出しく venting )
かつ注ぎ出すことによシ、終結される。ポリマー生成物
は稀釈剤中に溶解して存在する溶媒に可溶なポリマーか
らな)、いくつかの例では更に少量の溶媒に不溶なポリ
マーをも含む。溶媒に可溶な成分は蒸発等の常法によシ
稀釈剤から容易に回収される。
本発明に従って製造されたポリオレフィンは。
一般に20 ppm (重量基準)より少ない遷移金属
を含んでいるにすぎない。このため、はとんどの用途に
対して、更に精製する必要がない。このポリオレフィン
は高分子量、低結晶化度のポリマーで全生成物について
X−線回折あるいは熱分析によシ試験した結果約、25
チ未満の結晶化度を示した。、該ポリマーの内、可溶性
(60’Cにおいてヘキサン中で測定)の部分は全生成
物の少なくとも75重童チをしめる。このポリマーのe
=工工性性部分固有粘度(155℃においてデカヒドロ
ナフタレン中で測定)は、典型的には約0.5〜約1.
8の範囲である。該ポリマーの分子裏を1例えば反応器
にモノマーを導入する前にモノマー中に水素を添加する
等の常法によシ、減らすことも可能である。
本発明に従って製造されたポリオレフィンは。
広範な用途を有し特に工業的分野に用いられる。
代表的な用途は、接着剤中において、粘度指数向上剤、
耐衝撃性改良剤、ワックス改良剤、非揮発性可塑剤及び
可塑化ポリビニルクロライドの代替品として使用するも
のである。
本発明を実行する現在考えられる最も良い方法を、好ま
しい時定の態様を示す次の実施例によシ例示する。この
発明は、これらの特定の実施例に制限されるものではな
い。
以下の実施例中で用いられるネオデカン酸マグネシウム
を、64.18g(1,10モル)の水酸化マグネシウ
ムと800mA’のケロセン(l5oparH)とを含
む撹拌混合物中に、544:is、!9(2,0モル)
のネオデカン酸を、1.5時間かけて115℃に加熱し
ながら、加えることによシ製造した。この混合物を徐々
に加熱して環流させ、もう水が集まらなくなるまで環流
条件下に維持した。その後、混合物を100℃に冷却し
、史にl5opar Hで稀釈した後、必要によすP遇
して不溶性物質を除いた。
次にこの混合物をネオデカン酸マグネシウムのモル濃度
が約0.6になるまでヘキサンで稀釈し1分析して貯蔵
した。このネオデカン酸マグネシウム溶液を用い、この
溶液を0.1モル濃度の四塩化チタンのへキサン溶液と
所望の割合で混合し、必要によシ所望の濃度に稀釈する
ことにより、実施例中に示されるプレミックスを製造し
た。
実施?!11−3 実施例1−3は、ネオデカン酸マグネシウムとTiC4
との、炭化水素に可溶な反応生成物を触媒系とし、:)
エチルアルミニウムクロリド(Et2A7cl)よりな
る活性化剤の割合を変化させて、低結晶化度ポリプロピ
レンを製造する好ましい態様を示すものである。
各実施例共、マグネチツクスクーラーをふくむ28オン
ス(828ml)のポツプ(pop )容器に400m
1のヘキサンを入れ1次いで60’Cにおいて不活性ガ
スでノξ−ジした。表1に示されるアルミニウム/マグ
ネシウム比をみたすのに十分な量\ のE【2AIC12を0.4モル濃度のヘギサン溶液と
して、スパーンされた稀釈剤中に加えた。次いでTiC
74に関して2.0ミルモル濃度、ネオデカン酸マグネ
シウムに関して10.0ミリモル濃度のプレミックス1
0#Ilを加えた。
不活性ガスをゾロピレンを用いてポツプ容器から追い出
し、プロピレンの圧力を40 psig (2,8kg
 / <、yd )にあわせ、60℃でろ時間重合した
。反応生成物を濾過し各フラクションからヘキサンを蒸
発させて、稀釈剤に可溶のポリプロピレンを回収した。
表1は各実施例のもつとくわしいデータおよび重合デー
タを示している。表1およびそれ以下の表において、特
に断わりのない限9.“収量g′は回収されたポリマー
生成物の全量をgで表わしたものであり、′可溶性“と
は全生成物のうち、60℃において稀釈剤に可溶な部分
を示し。
“効率“とけチタン1ミリモル当シの生成ポリマーのグ
ラム数、“1. V、 ”とは135℃においてデカヒ
ドロナフタレン中で測定した固有粘度。
“結晶%“とはX−線回折により決定された結晶性ポリ
マー生成物のパーセントを各々示す。
実施例4−8 実施例4−8は、ネオデカン酸マグネシウム(Mg(N
D)z )のヘキサン溶液と四塩化チタンのヘキサン溶
液とをいろいろな割合で接触させてえられたプレミック
スを触媒系として用い、ヘキサンに溶解したジエチルア
ルミニウムクロリド(EtzklJCll )を活性化
剤浜して、低結晶化度ポリプロピレンを製造する好まし
い態様を示すものである。
マグネチツクスターラーを含む28オンス(828d)
のポツプ容器に400プのヘキサンを入れ、60℃にお
いて不活性ガスでパージした。
次に1表2に示される量のEttAlcdを、このヘキ
サン中に加えた。次いで9表2に示される量のネオデカ
ン醒マグネシウムと四塩化チタンとを加えた。不活性ガ
スをプロピレンを用いて容器から追い出し、プロピレン
の圧力ヲ40 psig (2,8#/(−1d)に上
げた。撹拌がもうできなくなる時まで反応を行った。6
0℃におけるその時間が表2に示されている。その時点
で、えられた低結晶化度(15%未満)プ白ピレンポリ
マーを実施例1−6と同様に回収した。
実施例9−1に の実施例は、実施例1−6と同様につくられたネオデカ
ン酸マグネシウムと四塩化チタンとのプレミックスを触
媒として用い9種々のアルキルアルミニウムハロゲン化
物を活性化剤として用いて低結晶化度ポリプロピレンを
製造するものである。
各実施例共に、マグネチツクスターラーをふくむ28オ
ンス(823m!りのポツプ容器に400dのヘキサン
を入れ、60℃において不活性ガスでこのヘキサンザス
パーンされた。次に活性化剤がこのポツプ容器に加えら
れた。活性剤の組成及び量は表3に示されている。ヘキ
サン中のアルミニウム全濃度が1ミリモル濃度となる様
な十分な量の活性剤が加えられた。次に、TiCl4 
に関して20ミリモル濃度でネオデカン酸マグネシウム
に関して100ミリモルのプレミックス溶液1Mを加え
た。プロピレンでスパーンして不活性ガスを容器から除
き、プロピレンの圧力を40 psig(2,8kg/
Cd )に上ゆた。撹拌が不可能になるまで1表6に示
される時間重合を続けた。得られた低結晶化度(結晶化
度2o%未満)プロピレンポリマーを実施例1−5と同
様に回収した。これらの実施例の重合データを表6中に
示す。
比較のために、活性剤としてエチルアルミニウムジクロ
リド、ジエチルアルミニウムヒドリド又はジエチルアル
ミニウムクロリドとジエチルアルミニウムハロゲン化物
もしくはジエチルアルミニウムエトキシドとの5015
0 (重量)混合物を用いることだけを違えて上記の方
法rくシ返した。
どの場合も、おこったとしても、きわめて少しの重合し
かおこらず9回収しうる景のポリマーはえられなかった
実施例17−20 これらの実施例は9実施例1−′5の触媒系を用いて、
エチレン、プロピレンおよび1−ブテンのいろいろの組
合せから低結晶化度コポリマーを合成する好ましい態様
を示すものである。
各実施例共、乾燥した1ガロン(3,81)の撹拌され
たオートクレーブをアルゴンでパージしシールした。次
に酸素を含まない乾燥したイソブタン1635mJをこ
のオートクレーブに導入し内容(12,2ミリモルに相
当)を加え、続いてTlC140,4ミリモルとネオデ
カン酸マグネシウム2ミリモルを提供するのに十分な量
のプレミックスを加えた。20分復温表4に示された量
のモノマーを反応容器に加え、圧力に注意した。更に表
4に示された重量割合で追加のモノマーを加えて一定圧
力を維持した。各重合を表4に示される時間続けた後、
大気圧にもどすことによシ終結した。えられた低結晶化
要コポリマーを蒸発によジイソブタンから回収した。
実施例21 この実施例は、低結晶化度のエチレン/ブテン−1コポ
リマーを大規模に製造するものである。
5350、!+’のイソブタンを導入した10ガロン(
381)のオートクレーブを用いて大規模に実施例17
−20の一般的な方法を〈シ返した。内容物を60℃に
加熱してジエチルアルミニウムクロ友ζド198ミリモ
ルを25チのヘキサン溶液として加えた。次に’rtc
g、 1.Oミ’Jモルおよびネオデカン戚マグネシウ
ム5.92ミリモルを別々のヘキサン溶液として加え、
内容物を20分間撹拌した後5150gの液状1−ブテ
ン及び206gのエチレンを加え−て、圧力に注意した
。一定の圧力を維持するために重量比2:1のブテン/
エチレンを追加のモノマーとして加えた。重合を55分
間続け、大気圧にすることによυ終結したつ収量は、1
−ブテンを62モル%宮み(NM几よシ決定)かつエチ
レンとしての結晶含有量が2.2チのコポリマー170
0 gであった。このコポリマーは1. V、 5.1
 、ガラス転移温度−67℃、融点範囲0°〜120℃
(いずれもDTAによシ決定)であった。
実施例22−25 これらの実施例は、実施例1−3の一般的な方法ヲ用い
、ゾロピレンとヘキセン−1(実施I+1122 )又
はプロピレンとオクテン−1(実施例23)のコポリマ
ーを製造するものである。1旦し、 Et2AICI!
!。
Ttcl、およびネオデカン酸マグネノウノ・を。
Et、AlCn l]、 2ミリモに、’rtCe、o
、 01 ミリモル。
ネオデカン酸マグネシウム0.05ミリモル及びヘキセ
ン−1またはオクテン−1,2,oyを提供する予備活
性化されたプレミックの形でヘキサン中に加えることと
1重合を5.6時間続けることを違えて行った。
この実施例中で用いる予備活性化されたプレミックスは
、マグネナツクスダ゛−ラーをふくむ8オンス(237
mJ)のポツプ容器中に、チッ素でスパーンされたヘキ
サン12omiとへキtン−1又はオクテン−1,12
,0,@をチッ素中で撹拌しながら入れ、ついで初めに
1.2 ミIJモルのEt2AlClをヘキサン溶液と
して1次にTiC40,06ミリモルおよびネオデカン
酸マグネシウム0.3ミリモルを提供するのに十分なヘ
キサンプレミックスを順次添加し室温で一夜撹拌を続け
ることにょシ製造した。
この実施例の重合データを表5中に示す。
表 5 22 57721 5770 82.825 55.4
21 554[] 82.9実施例24 この実施例は、高分子縁で1本質的に非結晶性のオクテ
ン−1ホモポリマーを製造するものである。
マグネチックスターラーを含み、チッ素でスパーンされ
た8オンス(257ml>のポツプ容器にオクテン−1
,5QmAとジエチルアルミニウムクロリド0.2ミリ
モルとを入れ、60℃の浴中においた。次に、0.01
1モルの四塩化チタン及び0.05ミリモルのネオデカ
ン酸マグネシウムを提供するのに十分な量の実施例9〜
16のプレミックスを加えた。重合を1.7時間行い、
その時点で撹拌をやめ、生成物をヘキ“ν゛ンで稀釈し
た。生成物は不溶性ポリマーを含まなかった。蒸発によ
シ回収されたヘキサンに可溶なポリマーは1重量平均分
子量262,000.数平均分子址4900゜分子量分
布Mw / Mn 53.38. ガラス転移温度−6
9℃のポリ(オクテン−1)、20.41.9であった
実施例25 この実施例は、実施例17−.2[]の一般的な方法を
用いて、低結晶化度のゾロピレン−エチレンコポリマー
を製造するものである。
この実施例においては、オートクレーブに乾燥した酸素
を含まないインブタン2000 ml!を入れ。
内容物を60℃に加熱した。次に、ジエチルアルミニウ
ムクロリド溶液(12,2ミリモル)、続いて(四塩化
チタン0.4ミリモルとネオデカン酸マグネシウム2ミ
リモルに相当する)プレミックスを加えた。20分後、
92gのプロピレンと0、459のエチレンを加え、圧
力に注意した。一定圧力を維持するためにプロピレン:
エチレンの重量比が20=1の追加モノマーを加えた。
重合を15時間続けた後排気により終結した。えられた
ポリマー(1175g)は4.3チのエチレンを含み、
結晶化度は10.6チ、i、v、は2.26.ガラス転
移点は一25℃、融点は144℃、融解熱は0.8であ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不活性液状炭化水素稀釈剤中において、遷移金属化
    合物とマグネシウム化合物とアルキルアルミニウムハロ
    ゲン化物活性化剤との反応生成物を含む触媒混合物の触
    媒量の存在下に、少なくとも6個の炭素原子をふくむ1
    −オレフィンを重合してポリオレフィンを製造する方法
    であって1重合を25℃〜90℃の範囲の結反で行いか
    つ、触媒混合物が本質的に (a)fl) 炭化水素に可溶でハロゲン化物を含まな
    いカルボン酸マグネシウムと。 (2)四価のチタン、ジルコニウムおよびハフニウムに
    よシなる群から選ばれる遷移金属の炭化水素に可溶な塩 との、不活性液状炭化水素中における炭化水素に可溶な
    反応生成物と。 (b) 一般式 RnAlX5−n (式中、几は炭素原子数1〜18のアルキル基。 nは1.5〜2.5の数を示す) をもつアルキルアルミニウムハロゲン化物活性化剤 とから成シ、かつ遷移金属塩とカルボン酸マグネシウム
    とのモル比がO,Ll 05〜′5.アルキルアルミニ
    ウムハロゲン化物活性化剤と遷移金属塩とのモル比が少
    なくとも1で更にアルキルアルミニウムハロゲン化物活
    性化剤とカルボン酸マグネシウムとのモル比が2.5よ
    りも大であることを特徴とする方法 2.1−オレフィンがプロピレンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、遷移金属塩が四塩化チタンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、アルキルアルミニラムノ・ロゲン化物活性化剤がジ
    エチルアルミニウムクロリドであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項または第6項に記載の方法
JP22808684A 1983-11-01 1984-10-31 低結晶化度ポリオレフインの製造方法 Pending JPS60112805A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63275604A (ja) * 1987-05-06 1988-11-14 Mitsubishi Kasei Corp オレフィン重合体の製造法
JP2003509338A (ja) * 1999-06-30 2003-03-11 ユニオン・カーバイド・ケミカルズ・アンド・プラスティックス・テクノロジー・コーポレイション 混合した金属アルコキシド錯体及びそれらから製造された重合触媒

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JPS63275604A (ja) * 1987-05-06 1988-11-14 Mitsubishi Kasei Corp オレフィン重合体の製造法
JP2003509338A (ja) * 1999-06-30 2003-03-11 ユニオン・カーバイド・ケミカルズ・アンド・プラスティックス・テクノロジー・コーポレイション 混合した金属アルコキシド錯体及びそれらから製造された重合触媒

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