JPS60111076A - 回転式ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気、水、モルタル、コンクリート等を圧送す
るのに適する回転式ポンプに関する。

従来のこの種ポ“ンプの１例が第１図に示され、ロータ
（２）が矢印方向に回転駆動されると、ロータ（２）に
穿設されたスリット（２α）に進退自由に嵌挿された羽
根（３）が遠心力により進出して、ケーシング（１）の
内周面及び案内縁（７）にその先端が摺接１７ながも回
転し、その際ケーシング（１）の内面とロータ（２）の
外周面とによって限界される流体流路（８）内に吸込口
（５）より流体を吸込み、これを吐出口（６）から吐出
する。（４）は吸込口（５）と吐出口（６）との短絡を
防止するための仕切板である。

上記ポンプにおいては、羽根（３）がケーシング（１）
の内周面に先端を摺接１７つＮ液体流路（８）内を移動
するとき、羽根（３）の前後面に圧力差が生じ、この圧
力差は吐出圧を高める程、大きくなるので、高圧吐出用
に対しては、羽根（３）の基部を厚く１〜てその曲げ強
さを増すまたは羽根（３）の基部を長くして、スリット
（２σ）による把み長を増す等の対策が必要である、そ
して、スリット（２σ）内を羽根（３）が進退する際に
、大きな摺り抵抗が生じて１羽根（３）の動きがしばし
ば不調になることかぁ）つた。

本発明は上記問題点に対処するために発明されたもので
あって、その要旨とするところは、吸込［１及び吐出口
な具えたケーシングと、該ケーシング内に収納されて回
転躯動されるロータと、上記ケーシングの内面と上記ロ
ータの外周面とによって限界さね２る流体流路中におい
て」１記吸込口と上記吐出口との短絡を防止する仕切フ
ロックと上記ロータの外周面に穿設した開口内に嵌合さ
れ、その１端が揺動可能に該ロータに枢支されて上記液
体通路中に進出しかつ、上記流体通路から上記ロータ内
へ退避する可動ブロックとを具備することを特徴とする
回転式ポンプにある。

本発明においては、流体通路中に進出し７、かつ、こ牙
１からロータ内に退避する可動ブロックの１端をロータ
に揺動可能に枢支しているσ）で、可動ブロックの支点
の強度を増大でさ′るとともにその進出５退避のＱ３１
１　ｇを安定化することができるので、ポンプの性能に
乱れが生ずるととはｔ、ｃ＜、かつ、高吐出圧用に用途
を拡大するととが可能となる、以下本発明を第２図にボ
す１実施例を参照１〜ながら具体的に説明する。

吸込口（１０５）及び吐出口（１０Ｇ）を有するケーシ
ング（１０１，）内にロータ（１０２）が回転可能に収
納されている。ケーシング（１０１）の内面とロータ（
ＨＩ３）の外周面によって環状の流体通路（１０８）が
限界され、この通路（１０８）内の吸入口（１０５）と
吐１旧１（１０６）との間には仕切ブロック（１（＋４
）が配設されている。ロータ（１，０２）の外周面には
周方向に所定間隔を隔てて複数（図では３ケ）の開口（
］　＋１０が設けられ、この各開口（１，１０）から可
動ブロック（１０：３）が流体流路（１，０８）へ進出
可能に１ｆン（１（１９）を介ｌ−でロータ（１０２）
に枢支されている。また、可動ブロック（１０３）には
、ピン（１１１）を介１７てアクチュエータ（１０７）
のロンドが連結され、このアクチュエータ（１０７）の
シリンダはピン（＋１２）を介してロータ（１０２）に
枢支されている。各可動プロ。

ツク（１０３）の外周面（１０３α）はロータ（１０２
）の外周面と同じ円筒面とされ、可動ブロック（１０３
）が後退したとき、この外周面（１０３りはロータ（１
０２）の外周面と面一となるようにされており、また、
開口（１１０）を限界する面（１１０α）と（１１ｏり
及びこれらと摺接する各可動ブロック（１０３）の摺動
面（ｘｏ３ｂ）　、　（４ｏ３Ｃ）はピン（１，０９）
を中心とする円筒面とされ、これらの間隙を微小として
この間隙から流体が洲洩するのを抑止している。

ロータ（１０２）が矢印方向に回転するとき、流体流路
（１０８）　＋７）中に進出する可動ブロワ／　（１０
３）　ハ、その摺動面（１０：ｌ）の前方の流体流路（
８）内の流体を吐出口（１０６）の方へ押圧し、その後
方の流体流路（８）内に吸込口（１０５）から流体を吸
込む、仕切ブロック（３０４）に−近づいた可動ブロッ
ク（１，０３）は、アクチュエータ（ｚｏ７）の短縮に
よってピン（１０９）まわりに回動せしめられてロータ
（１０２）内に退避して仕切ブロック（１０４）の内側
を通過する。そして、仕切ブロック（１０４）の内側を
通過した後、可動ブロック（１０３）はアクチュエータ
（’１０７）の伸長によってピン（，１０９）まわりに
回動して流体流路（１０８）の中へ進出せしめられ上記
の動作を繰返す、。

しかして−可動ブロック（１０３）とロータ（１０２）
をピン（Ｉｔ１９）を介して回転自在に連結したことに
より可動ブロック（１０３）の支点の許容強さが増し、
高吐出圧用に用途を拡げることが容易になる。また、可
動ブロック（１０３）の進出、退避の動きが安定化し、
ポンプの性能に乱れが生じることはない、なお、第３図
に示すように第１の実施例のアクチュエータ（１０７）
を除き、可動ブロック（１０３）をロータ（１０２）の
回転に伴って発生する遠心力によって流体流路（１，０
８）内に進出させ、流体流路（８）に設けられた案内縁
（１１３）に沿って可動ブロック（１０３）が移動する
際に案内縁（］−＋１３から加わるカによってロータ０
ｏ２）内に退避して仕切ブロック（１０４）の内側を通
過するようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転式ポンプの１例を示す略示的縦断面
図、第２図は本発明の１実施例を示す略示的縦断面図、
第３図は本発明の第２の実施例を示す略示的縦断面図で
ある。 吸込口・・・（１０５）　、吐出口・・・（１０ｆｉ）
、ケーシング・・・（１０１）、ローター・・（１０２
）　、仕切ブロック・・・（１０４）−可動ブロック・
・・（１，０３）、流体通路・・・（１０８） 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 吸込口及び吐出口を具えたケーシングと、該ケーシング
   内に収納されて回転駆動されるロータと、上記ケーシン
   グの内面と上記ロータの外周面とによって限界される流
   体流路中において上記吸込口と上記吐出口との短絡を防
   止する仕切ブロックと上記ロータの外周面に穿設した開
   口内に嵌合され、その１端が揺動可能に該ロータに枢支
   されて上記流体通路中に進出しかつ、上記流体通路から
   上記ロータ内へ退避する口「動ブロックとを具備するこ
   とを特徴とする回転式７１２ンプ。