JPS60110830A - 繊維強化複合部材の製造方法 - Google Patents
繊維強化複合部材の製造方法Info
- Publication number
- JPS60110830A JPS60110830A JP21926083A JP21926083A JPS60110830A JP S60110830 A JPS60110830 A JP S60110830A JP 21926083 A JP21926083 A JP 21926083A JP 21926083 A JP21926083 A JP 21926083A JP S60110830 A JPS60110830 A JP S60110830A
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- Japan
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- fiber
- molten metal
- molded body
- sectional area
- reinforced composite
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- Pending
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- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維強化複合部材の製造方法に関する。
本出願人は、先にこの種製造方法として鋳型のキャビテ
ィに充填された溶湯を静水的高圧力を以て加圧すること
により、キャビティの複合部に配設された棒状繊維成形
体に充填複合させる、高圧凝固鋳造法を適用した製造方
法を提案している(特願昭57−173687号参朋)
。
ィに充填された溶湯を静水的高圧力を以て加圧すること
により、キャビティの複合部に配設された棒状繊維成形
体に充填複合させる、高圧凝固鋳造法を適用した製造方
法を提案している(特願昭57−173687号参朋)
。
上記製造方法によシ高品質な複合部材を得るためには繊
維成形体と複合部の両横断面形状、繊維成形体外周面と
複合部外周面との間隔および繊維成形体と複合部の横断
面積の比率が問題となる。
維成形体と複合部の両横断面形状、繊維成形体外周面と
複合部外周面との間隔および繊維成形体と複合部の横断
面積の比率が問題となる。
即ち、繊維成形体と複合部の横断面形状いかんによって
は溶湯の流れがスムーズでなく、また前記間隔が狭いと
繊維成形体と複合部間において溶湯の温度が降下して湯
境を発生し、これを解消すべく前記間隔を広くするため
に複合部の横断面積に対する繊維成形体の横断面積の比
率を低下させると、繊維成形体の構成繊維本数が決めら
れている関係からそのかさ密度が高くなり、したがって
繊維相互の間隔が狭くなってそれらの間に溶湯が十分に
充填されず、期待した繊維強化能を得ることができなく
なる。
は溶湯の流れがスムーズでなく、また前記間隔が狭いと
繊維成形体と複合部間において溶湯の温度が降下して湯
境を発生し、これを解消すべく前記間隔を広くするため
に複合部の横断面積に対する繊維成形体の横断面積の比
率を低下させると、繊維成形体の構成繊維本数が決めら
れている関係からそのかさ密度が高くなり、したがって
繊維相互の間隔が狭くなってそれらの間に溶湯が十分に
充填されず、期待した繊維強化能を得ることができなく
なる。
本発明は上記に鑑み、高品質な繊維強化複合複利を得る
ことのできる前記製造方法を提供することを目的とし、
繊維成形体と複合部の横断面形状な略相似形とし、繊維
成形体外周面と複合部内周面との間隔を2龍以上に設定
し、且つ繊維成形体の(j′4断面積を複合部の横断面
積の25%以上に設定し!、二ところに特徴がある。
ことのできる前記製造方法を提供することを目的とし、
繊維成形体と複合部の横断面形状な略相似形とし、繊維
成形体外周面と複合部内周面との間隔を2龍以上に設定
し、且つ繊維成形体の(j′4断面積を複合部の横断面
積の25%以上に設定し!、二ところに特徴がある。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明
すると、第1.第2図は枠部を繊維強化した内燃機関用
コンロッドを鋳造する場合に用いられる高圧凝固鋳造装
置を示し、鋳型Mは固定の下型1と、その下型1に対し
て昇降可能な上型2とよりなり、両型1,2の合ぜ而に
より第1図左側より順次、湯口3、コンロッド成形用ギ
ャビデイ4および湯溜り部5が形成される。キャビティ
4は湯口3にゲート61を介して連通ずる大端部成形部
4aと、湯溜り部5にゲート62を介して連通ずる小端
部成形部4bと、両部4a、4hを連通ずる;複合部と
しての横断面円形をな−ず枠部成形部4Cとよりなシ、
湯溜り部5により小容積の小端部成形部4bを保温し得
るようになっている。
すると、第1.第2図は枠部を繊維強化した内燃機関用
コンロッドを鋳造する場合に用いられる高圧凝固鋳造装
置を示し、鋳型Mは固定の下型1と、その下型1に対し
て昇降可能な上型2とよりなり、両型1,2の合ぜ而に
より第1図左側より順次、湯口3、コンロッド成形用ギ
ャビデイ4および湯溜り部5が形成される。キャビティ
4は湯口3にゲート61を介して連通ずる大端部成形部
4aと、湯溜り部5にゲート62を介して連通ずる小端
部成形部4bと、両部4a、4hを連通ずる;複合部と
しての横断面円形をな−ず枠部成形部4Cとよりなシ、
湯溜り部5により小容積の小端部成形部4bを保温し得
るようになっている。
下型1には、先端部を小端部成形部4hに突入させたピ
ストンピン孔形成用中子7.が設けられ、その中子71
の先端部に形成された溝8に強化用丸棒繊維成形体Fの
一端部が圧入固定されており、その片持ち支持された成
形体F1は桿部成形部4c内に延びている。繊維成形体
F、は金属繊維等の繊維を用いて任意かさ密度に成形さ
れたものである。
ストンピン孔形成用中子7.が設けられ、その中子71
の先端部に形成された溝8に強化用丸棒繊維成形体Fの
一端部が圧入固定されており、その片持ち支持された成
形体F1は桿部成形部4c内に延びている。繊維成形体
F、は金属繊維等の繊維を用いて任意かさ密度に成形さ
れたものである。
第3図に示すように繊維成形体F、と枠部成形部4Cの
横断面形状は共に円形で略相似をなし、繊維成形体1′
°1外周面と秤部成形部4C外周面との間隔lは27f
i+π以上に設定され、且つ繊維成形体1“1の横断面
積は枠部成形部4Cの横断面積の25係以上に設定され
ている。
横断面形状は共に円形で略相似をなし、繊維成形体1′
°1外周面と秤部成形部4C外周面との間隔lは27f
i+π以上に設定され、且つ繊維成形体1“1の横断面
積は枠部成形部4Cの横断面積の25係以上に設定され
ている。
下型1には、先端部を大端部成形部4aに突入させたク
ランクビン孔形成用中子72が設けられる。
ランクビン孔形成用中子72が設けられる。
賜1」3には、溶湯供給管9がその湯口3に向けて下り
勾配に傾斜するように連結される。溶湯供給管9にホッ
パ11が取付けられ、溶湯をホッパ11および溶湯供給
管9を経て湯口3へ供給し得るようになっている。溶湯
供給管9には、溶湯な湯口3−1供給した後その管9内
をシールするシールプランジャ12が摺合される。
勾配に傾斜するように連結される。溶湯供給管9にホッ
パ11が取付けられ、溶湯をホッパ11および溶湯供給
管9を経て湯口3へ供給し得るようになっている。溶湯
供給管9には、溶湯な湯口3−1供給した後その管9内
をシールするシールプランジャ12が摺合される。
下型1には、先端部を湯口3に突入させたプランジャ1
3が摺動自在に設けられ、また上型2には先端部を大端
部成形部4a、小端部成形部4bおよび湯溜り部5−に
それぞれ突入させた局部加圧バンチ14.〜14.が摺
動自在に設けられる。
3が摺動自在に設けられ、また上型2には先端部を大端
部成形部4a、小端部成形部4bおよび湯溜り部5−に
それぞれ突入させた局部加圧バンチ14.〜14.が摺
動自在に設けられる。
コンロッド鋳造時には、アルミニウム合金hff)溶湯
を湯口3に供給した後シールプランジャ12妃より溶湯
供給管9内をシールする。次いで、プランジャ13を上
外させて溶湯をキャビティ4および湯溜シ部5に充填し
た後その溶湯な圧力600kg眉程度に1次加圧する。
を湯口3に供給した後シールプランジャ12妃より溶湯
供給管9内をシールする。次いで、プランジャ13を上
外させて溶湯をキャビティ4および湯溜シ部5に充填し
た後その溶湯な圧力600kg眉程度に1次加圧する。
溶湯充填時、繊維成形体l・”1と枠部成形部4Cの横
断面形状が相似形をなし、また両者F+ 、 4 cの
間隔が2mm以上に設定されているので、それらの間を
溶湯が層流状態となってスムーズに流れ、また溶湯が繊
維成形体p゛4、枠部成形部4Cより冷却されて湯境を
発生することがない。
断面形状が相似形をなし、また両者F+ 、 4 cの
間隔が2mm以上に設定されているので、それらの間を
溶湯が層流状態となってスムーズに流れ、また溶湯が繊
維成形体p゛4、枠部成形部4Cより冷却されて湯境を
発生することがない。
そして溶湯な前記加圧下に1〜10秒間保持して溶湯が
半凝固状態となった時点で各局部加圧バンチ1.’4
、〜’ 143によシ圧力1000〜2500kgA−
nlを以て大端部および小端部成形部4a、4bと湯溜
り部5を局部的に加圧し、同時にプランジャ13により
圧力1000〜t 20 ok囚を以て湯口3を加圧し
て2次hIJ圧を行い、繊維成形体F1に溶湯を充jj
N 4M合させ、この加圧状態下で溶湯な完全に凝固さ
せる。
半凝固状態となった時点で各局部加圧バンチ1.’4
、〜’ 143によシ圧力1000〜2500kgA−
nlを以て大端部および小端部成形部4a、4bと湯溜
り部5を局部的に加圧し、同時にプランジャ13により
圧力1000〜t 20 ok囚を以て湯口3を加圧し
て2次hIJ圧を行い、繊維成形体F1に溶湯を充jj
N 4M合させ、この加圧状態下で溶湯な完全に凝固さ
せる。
この充填複合時、繊維成形体F1の横断面積が枠部成形
部4cの横断面積の25%以上に設定されているので、
繊維成形体I°、のかさ密度が最適値となり、溶湯が構
成繊維相互間に容易に充填される。
部4cの横断面積の25%以上に設定されているので、
繊維成形体I°、のかさ密度が最適値となり、溶湯が構
成繊維相互間に容易に充填される。
上記工程によりコンロッド素材が得られるので、これに
所定の機械加工ケ施すことにより第4〜第6図に示す大
端部15σと、小端部15bと、それらを連結すると共
に繊維強化された枠部15(・とを備えたコンロッド1
すが得られる。
所定の機械加工ケ施すことにより第4〜第6図に示す大
端部15σと、小端部15bと、それらを連結すると共
に繊維強化された枠部15(・とを備えたコンロッド1
すが得られる。
第7図は繊維成形体F2と枠部成形部4c・′の横断面
形状をそれぞれ四角形に形成した例であり、また第8図
は両者r 3 * 4 cltの横断面形状をそれぞれ
楕円形に形成した例である。その他両者の横断兜形状が
略相似形をなす場合は本発明を適用し得る。
形状をそれぞれ四角形に形成した例であり、また第8図
は両者r 3 * 4 cltの横断面形状をそれぞれ
楕円形に形成した例である。その他両者の横断兜形状が
略相似形をなす場合は本発明を適用し得る。
なお、本発明はコンロッドに限らず、長尺の繊維強化複
合部材の製造に適用し得るものである。
合部材の製造に適用し得るものである。
以上のように本発明によれば、繊維成形体と複合部の両
横断面形状、繊維成形体外周面と複合部内周面との間隔
および繊維成形体と複合部の横断面積の比率を特定する
ことにより、湯境な発生ずることがなく、また溶湯の充
填複合性の優れた、高品質な繊維強化複合部材を得るこ
とができる。
横断面形状、繊維成形体外周面と複合部内周面との間隔
および繊維成形体と複合部の横断面積の比率を特定する
ことにより、湯境な発生ずることがなく、また溶湯の充
填複合性の優れた、高品質な繊維強化複合部材を得るこ
とができる。
第1図はコンロッド用高圧凝固鋳造装置の縦断正面図、
第2図は第1図■−■矢視図、第3図は第1図III
−III線断面図、第4図はコンロッドの平面図、第5
図は第4図V−V線断面図、第6図は第4図Vl −V
l線断面図、第7.第8図は第3図と同様の位置で切断
した変形例の断面図である。 l“1〜l゛°3・・・繊維成形体、M・・・鋳型、4
・・・キャビティ、4 C,4C’、4C’・・・複合
部としての枠部成形部 特許出願人 本田技研工業株式会社
第2図は第1図■−■矢視図、第3図は第1図III
−III線断面図、第4図はコンロッドの平面図、第5
図は第4図V−V線断面図、第6図は第4図Vl −V
l線断面図、第7.第8図は第3図と同様の位置で切断
した変形例の断面図である。 l“1〜l゛°3・・・繊維成形体、M・・・鋳型、4
・・・キャビティ、4 C,4C’、4C’・・・複合
部としての枠部成形部 特許出願人 本田技研工業株式会社
Claims (1)
- 鋳型のキャビティに充填された溶湯を静水的高圧力を以
て加圧することにより、前記キャビティの複合部に配設
された棒状繊維成形体に充填複合させる、高圧凝固鋳造
法を適用した繊維強化複合部拐の製造方法において、前
記繊維成形体と前記i複合部の両横断面形状を略相似形
とし、前記繊維成形体外周面と前記複合部外周面との間
隔を2mm以上に設定し、且つ前記繊維成形体の横断面
積を前記複合部の横断面積の25%以上に設定したこと
を特徴とする繊維強化複合部拐の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21926083A JPS60110830A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 繊維強化複合部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21926083A JPS60110830A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 繊維強化複合部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60110830A true JPS60110830A (ja) | 1985-06-17 |
Family
ID=16732731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21926083A Pending JPS60110830A (ja) | 1983-11-21 | 1983-11-21 | 繊維強化複合部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60110830A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5195571A (en) * | 1991-02-25 | 1993-03-23 | General Motors Corporation | Method of die cast molding metal to fiber reinforced fiber plastic |
US5385421A (en) * | 1991-02-25 | 1995-01-31 | General Motors Corporation | Fail-safe composite-cast metal structure |
-
1983
- 1983-11-21 JP JP21926083A patent/JPS60110830A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5195571A (en) * | 1991-02-25 | 1993-03-23 | General Motors Corporation | Method of die cast molding metal to fiber reinforced fiber plastic |
US5385421A (en) * | 1991-02-25 | 1995-01-31 | General Motors Corporation | Fail-safe composite-cast metal structure |
US5392840A (en) * | 1991-02-25 | 1995-02-28 | General Motors Corporation | Method of casting fail-safe composite metal structure |
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