JPS6010913Y2 - 作業車の操作構造 - Google Patents
作業車の操作構造Info
- Publication number
- JPS6010913Y2 JPS6010913Y2 JP1979118894U JP11889479U JPS6010913Y2 JP S6010913 Y2 JPS6010913 Y2 JP S6010913Y2 JP 1979118894 U JP1979118894 U JP 1979118894U JP 11889479 U JP11889479 U JP 11889479U JP S6010913 Y2 JPS6010913 Y2 JP S6010913Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- driver
- load
- seated
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、作業者の操作構造に関し、運転者が乗降に際
して不測に操作具に触れ、操作具が操作されて、誤って
装置を作動するといった事を回避して安全を図ると共に
、そのための構成に起因して派生する操作性低下の問題
を回避できるようにする事を目的とする。
して不測に操作具に触れ、操作具が操作されて、誤って
装置を作動するといった事を回避して安全を図ると共に
、そのための構成に起因して派生する操作性低下の問題
を回避できるようにする事を目的とする。
次に、本考案実施例を図面に基いて詳述する。
クローラ走行装置1を装備してなる走行車体に旋回台2
を縦軸芯1周りで旋回自在に設け、旋回台2に運転座席
3及び操作部4を配設すると共に、その前部に掘削装置
5を設け、前記走行装置1、旋回台2及び掘削装置5を
流体圧形式の一例としての油圧により駆動するべく構成
してあり、もって、対地掘削作業用の作業車を構威しで
ある。
を縦軸芯1周りで旋回自在に設け、旋回台2に運転座席
3及び操作部4を配設すると共に、その前部に掘削装置
5を設け、前記走行装置1、旋回台2及び掘削装置5を
流体圧形式の一例としての油圧により駆動するべく構成
してあり、もって、対地掘削作業用の作業車を構威しで
ある。
前記掘削装置5は、ブラケット6にブーム7を上下揺動
自在に枢支連結すると共に、ブーム7にアーム8を、そ
して、アーム8にパケット9を揺動自在に枢支連結し、
前記ブラケット6とブーム7、ブーム7とアーム8、及
びアーム8とパケット9夫々に油圧シリンダ10,11
.12を設け、ブーム7、アーム8及びパケット9夫々
を駆動揺動し、パケット9により対地掘削作業を行える
ように構威してあり、そして、前記ブラケット6を旋回
台2の前部に横手方向に摺動及び固定自在に設けて側溝
掘りをも行えるように構威しである。
自在に枢支連結すると共に、ブーム7にアーム8を、そ
して、アーム8にパケット9を揺動自在に枢支連結し、
前記ブラケット6とブーム7、ブーム7とアーム8、及
びアーム8とパケット9夫々に油圧シリンダ10,11
.12を設け、ブーム7、アーム8及びパケット9夫々
を駆動揺動し、パケット9により対地掘削作業を行える
ように構威してあり、そして、前記ブラケット6を旋回
台2の前部に横手方向に摺動及び固定自在に設けて側溝
掘りをも行えるように構威しである。
前記運転座席3を旋回台2に上下方向所定範囲にわたっ
て変位自在に設けると共に、両者2,3間に圧縮スプリ
ング13.13を介装し、運転者の非着座状態ではスプ
リング13.13の付勢力により上方に位置し、他方、
着座状態ではスプリング13.13の付勢力に抗して下
降変位されるように構威してあり、運転者が着座してい
るか否かを、運転座席3への荷重に基く、座席3の上下
変位により検出するべく構成しである。
て変位自在に設けると共に、両者2,3間に圧縮スプリ
ング13.13を介装し、運転者の非着座状態ではスプ
リング13.13の付勢力により上方に位置し、他方、
着座状態ではスプリング13.13の付勢力に抗して下
降変位されるように構威してあり、運転者が着座してい
るか否かを、運転座席3への荷重に基く、座席3の上下
変位により検出するべく構成しである。
前記座席3に操作部材14を突設し、その操作部材14
に近接させて開閉弁15を設け、操作部材14の上昇変
位に伴って閉じ状態に、他方、下降変位に伴って開き状
態にするべく構威し、そして、前記開閉弁15を、前記
走行装置1、旋回台2及び掘削装置5の油圧回路におけ
るメインバルブ■よりも上流側に介装してあり、運転座
席3への運転者の着座状態でのみ、前記走行装置1、旋
回台2及び掘削装置5を操作して作動可能に、他方、非
着座状態では、メインバルブ■を開き状態にしたまま座
席8から離れるような時に、たとえ操縦部4における操
作具16・・を不測に操作しても前記走行装置1、旋回
台2及び掘削装置5が作動される事の無いように安全機
構17を構成しである。
に近接させて開閉弁15を設け、操作部材14の上昇変
位に伴って閉じ状態に、他方、下降変位に伴って開き状
態にするべく構威し、そして、前記開閉弁15を、前記
走行装置1、旋回台2及び掘削装置5の油圧回路におけ
るメインバルブ■よりも上流側に介装してあり、運転座
席3への運転者の着座状態でのみ、前記走行装置1、旋
回台2及び掘削装置5を操作して作動可能に、他方、非
着座状態では、メインバルブ■を開き状態にしたまま座
席8から離れるような時に、たとえ操縦部4における操
作具16・・を不測に操作しても前記走行装置1、旋回
台2及び掘削装置5が作動される事の無いように安全機
構17を構成しである。
前記開閉弁15に、シリンダ18に内装のピストン19
を、スプリング20により常時閉じ側に移動させるべく
付勢した状態で連動連結し、前記シリンダ18内にダン
パーオイルを充填させ、両シリンダ’IRs、R2にわ
たって一方弁21を介装したバイパス路Rを連結接続す
ると共に、ピストン19に両シリンダ室R□、R2に連
通ずる小孔22を穿設形成してあり、運転者の着座に伴
う座席3への荷重に基く座席3の下降変位に連係してシ
リンダ室R2からシリンダ室R□ヘバイパス路R及び小
孔22を通じてオイルを流動させ、開閉弁15を迅速に
開き状態に切換えながら、運転者の非着座状態等、座席
3に対して無荷重状態になった時には、前記スプリング
20の付勢力により、シリンダ室R1からシリンダ室R
2へ小孔22のみを通じてオイルを流動させ、開閉弁1
5を閉じ状態に緩速で切換えるべく構成してあり、もっ
て、運転座席3から離れる等、座席3への無荷重状態が
設定時間以上継続される場合には、開閉弁15を確実に
閉じ状態に切換えながら、走行振動とか掘削箇所の確認
のために立ち上がり気味になる等、運転者体重が短時間
浮上されるといったように座席3に対する無荷重状態が
設定時間以内の場合には、開閉弁15が閉じられるまで
に次の荷重が加わり、座席3への無荷重状態にかかわら
ず、前記走行装置1、旋回台2及び掘削装置5を作動操
作可能な状態に維持するべく維持機構23を構成しであ
る。
を、スプリング20により常時閉じ側に移動させるべく
付勢した状態で連動連結し、前記シリンダ18内にダン
パーオイルを充填させ、両シリンダ’IRs、R2にわ
たって一方弁21を介装したバイパス路Rを連結接続す
ると共に、ピストン19に両シリンダ室R□、R2に連
通ずる小孔22を穿設形成してあり、運転者の着座に伴
う座席3への荷重に基く座席3の下降変位に連係してシ
リンダ室R2からシリンダ室R□ヘバイパス路R及び小
孔22を通じてオイルを流動させ、開閉弁15を迅速に
開き状態に切換えながら、運転者の非着座状態等、座席
3に対して無荷重状態になった時には、前記スプリング
20の付勢力により、シリンダ室R1からシリンダ室R
2へ小孔22のみを通じてオイルを流動させ、開閉弁1
5を閉じ状態に緩速で切換えるべく構成してあり、もっ
て、運転座席3から離れる等、座席3への無荷重状態が
設定時間以上継続される場合には、開閉弁15を確実に
閉じ状態に切換えながら、走行振動とか掘削箇所の確認
のために立ち上がり気味になる等、運転者体重が短時間
浮上されるといったように座席3に対する無荷重状態が
設定時間以内の場合には、開閉弁15が閉じられるまで
に次の荷重が加わり、座席3への無荷重状態にかかわら
ず、前記走行装置1、旋回台2及び掘削装置5を作動操
作可能な状態に維持するべく維持機構23を構成しであ
る。
尚、維持機構23を構成するにあたっては、例えば、前
記ピストン19に穿設形成した小孔22の径を予め適宜
に設定すれば、所望の設定時間、開閉弁15を開き状態
に維持することができ、また、このような機械的な維持
機構によらず、前記開閉弁15を電磁バルブとして電気
的に作動させる場合には、座席3への無荷重状態検出の
後、タイマーを作動し、設定時間以上継続された時にの
み、ソレノイドを消磁して開閉弁15を閉じるようにす
る等、各種の構造変形が可能である。
記ピストン19に穿設形成した小孔22の径を予め適宜
に設定すれば、所望の設定時間、開閉弁15を開き状態
に維持することができ、また、このような機械的な維持
機構によらず、前記開閉弁15を電磁バルブとして電気
的に作動させる場合には、座席3への無荷重状態検出の
後、タイマーを作動し、設定時間以上継続された時にの
み、ソレノイドを消磁して開閉弁15を閉じるようにす
る等、各種の構造変形が可能である。
上記実施例では、座席3への荷重に基き、走行装置1、
旋回台2及び掘削装置5の全体を着座状態で操作可能状
態にするように構成しているが、走行装置1、旋回台2
及び掘削装置5のいずれか、更には、掘削装置5におけ
るブームシリンダ10だけ等、要するに、少なくとも一
部の操作系を着座状態で操作可能状態にするものであれ
ば良く、又、操作可能状態と不能状態とに切換えるのに
、前記諸装置1.2. 5に対する操作具16・・に対
して、座席3への荷重に基き、機械的にロック解除ある
いはロックするようにしても良い。
旋回台2及び掘削装置5の全体を着座状態で操作可能状
態にするように構成しているが、走行装置1、旋回台2
及び掘削装置5のいずれか、更には、掘削装置5におけ
るブームシリンダ10だけ等、要するに、少なくとも一
部の操作系を着座状態で操作可能状態にするものであれ
ば良く、又、操作可能状態と不能状態とに切換えるのに
、前記諸装置1.2. 5に対する操作具16・・に対
して、座席3への荷重に基き、機械的にロック解除ある
いはロックするようにしても良い。
以上要するに、本考案による作業車の操作構造は運転座
席3への荷重に基いて運転者が着座しているか否かを検
出して少な(とも一部の操作系を着座状態においてのみ
操作可能にする安全機構17を設けると共に、前記着座
状態において設定時間以内の前記運転座席3への無荷重
にかかわらず前記操作系を操作可能な状態に維持する機
構23を前記安全機構17に備えである事を特徴とする
。
席3への荷重に基いて運転者が着座しているか否かを検
出して少な(とも一部の操作系を着座状態においてのみ
操作可能にする安全機構17を設けると共に、前記着座
状態において設定時間以内の前記運転座席3への無荷重
にかかわらず前記操作系を操作可能な状態に維持する機
構23を前記安全機構17に備えである事を特徴とする
。
つまり、安全機構17の働きにより、運転者が座席3か
ら離れた状態では操作系が操作されないようにするから
、乗降に際して操作具16に不測に触れ、装置を誤って
作動するのを確実に回避できて安全を図れるに至った。
ら離れた状態では操作系が操作されないようにするから
、乗降に際して操作具16に不測に触れ、装置を誤って
作動するのを確実に回避できて安全を図れるに至った。
しかも、上述安全を図るのに、運転座席3への無荷重状
態が検出されたとしても、それが設定時間以内であれば
操作系を操作可能な状態に維持させるようにするから、
不整地で走行する事の多い作業者において、その走行振
動を受けて運転者の座席3に対する荷重が減少され、そ
れに伴う無荷重状態検出に伴って安全機構17が敏感に
作動し、操作系が断たれて操作が断続するといった不測
の事態を招くのを回避でき、操作性の低下を回避できる
に至った。
態が検出されたとしても、それが設定時間以内であれば
操作系を操作可能な状態に維持させるようにするから、
不整地で走行する事の多い作業者において、その走行振
動を受けて運転者の座席3に対する荷重が減少され、そ
れに伴う無荷重状態検出に伴って安全機構17が敏感に
作動し、操作系が断たれて操作が断続するといった不測
の事態を招くのを回避でき、操作性の低下を回避できる
に至った。
図面は本考案に係る作業者の操作構造の実施例を示し、
第1図は作業者の全体側面図、第2図は要部の一部切欠
側面図である。 3・・・・・・運転座席、17・・・・・・安全機構、
23・・・・・・維持機構。
第1図は作業者の全体側面図、第2図は要部の一部切欠
側面図である。 3・・・・・・運転座席、17・・・・・・安全機構、
23・・・・・・維持機構。
Claims (1)
- 運転座席3への荷重に基いて運転者が着座しているか否
かを検出して少なくとも一部の操作系を着座状態におい
てのみ操作可能にする安全機構17を設けると共に、前
記着座状態において設定時間以内の前記運転座席3への
無荷重にかかわらず前記操作系を操作可能な状態に維持
する機構23を前記安全機構17に備えである事を特徴
とする作業者の操作構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979118894U JPS6010913Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 作業車の操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979118894U JPS6010913Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 作業車の操作構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5635430U JPS5635430U (ja) | 1981-04-06 |
JPS6010913Y2 true JPS6010913Y2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=29351100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979118894U Expired JPS6010913Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 作業車の操作構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010913Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156028U (ja) * | 1982-04-10 | 1983-10-18 | セイレイ工業株式会社 | ディ−ゼルエンジンを搭載した乗用車輌のエンジン停止装置 |
JPS5938121U (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-10 | ヤンマーディーゼル株式会社 | フロントpto安全装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50153636U (ja) * | 1974-06-07 | 1975-12-20 | ||
JPS5179854U (ja) * | 1974-12-19 | 1976-06-24 | ||
JPS5179822U (ja) * | 1974-12-19 | 1976-06-24 | ||
JPS5849055Y2 (ja) * | 1976-04-30 | 1983-11-09 | ヤンマー農機株式会社 | 自動直進コンバイン |
-
1979
- 1979-08-28 JP JP1979118894U patent/JPS6010913Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5635430U (ja) | 1981-04-06 |
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