JPS599504B2 - 瓦 - Google Patents
瓦Info
- Publication number
- JPS599504B2 JPS599504B2 JP49013919A JP1391974A JPS599504B2 JP S599504 B2 JPS599504 B2 JP S599504B2 JP 49013919 A JP49013919 A JP 49013919A JP 1391974 A JP1391974 A JP 1391974A JP S599504 B2 JPS599504 B2 JP S599504B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tiles
- continuous
- tile
- water
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は屋根材としての瓦の改良に関し、特(こ何枚か
の瓦をまとめに一単位とした連続瓦を材質の面から改良
したものである。
の瓦をまとめに一単位とした連続瓦を材質の面から改良
したものである。
瓦は従来より土瓦、レジンコンクリート製の瓦が一般的
であって最つともよく採用されている。
であって最つともよく採用されている。
しかし、土瓦は重い上に脆く、しかも吸水性があるため
厳寒地では吸収された水分が凍結して崩壊するという欠
点があり、レジンコンクリート製の瓦は重いという欠点
がある。
厳寒地では吸収された水分が凍結して崩壊するという欠
点があり、レジンコンクリート製の瓦は重いという欠点
がある。
また、近年においては上述の瓦の欠点を解決した硬質ビ
ニールを母材とした合成樹脂製の瓦が公知となっている
が、これは強度の面であまり満足することができない。
ニールを母材とした合成樹脂製の瓦が公知となっている
が、これは強度の面であまり満足することができない。
そして、これらのものを連続瓦とした場合、■ 土瓦、
レジンコンクリート製の瓦の場合はその重量が非常に大
きくなり運搬等に支障を来たすばかりか、連続瓦は単位
瓦と異なり幅広な構成となるため、均一荷重のものが得
られにくいという欠点がある。
レジンコンクリート製の瓦の場合はその重量が非常に大
きくなり運搬等に支障を来たすばかりか、連続瓦は単位
瓦と異なり幅広な構成となるため、均一荷重のものが得
られにくいという欠点がある。
■ また、硬質ビニールを母材とした合成樹脂製の瓦の
場合は強度が小さいため、連続瓦とすると連続瓦製作後
のみならず製作中Oこおいてもかえってクラツクの生じ
る可能性が多くなるという欠点を有している。
場合は強度が小さいため、連続瓦とすると連続瓦製作後
のみならず製作中Oこおいてもかえってクラツクの生じ
る可能性が多くなるという欠点を有している。
したがって、使用Cこ適する連続瓦を得るためζこは軽
量でかつ、強度の優れた性質を有する材質のものによっ
て製作するしか方法がない。
量でかつ、強度の優れた性質を有する材質のものによっ
て製作するしか方法がない。
ところが、かかる性質を有する材質のものは存在しない
ため、今日においては、あまり連続瓦は使用されていな
い。
ため、今日においては、あまり連続瓦は使用されていな
い。
本発明は、以上のようなことに鑑み、軽量でかつ強度の
優れた連続瓦を提供することを目的としたものである。
優れた連続瓦を提供することを目的としたものである。
そして、本発明者は種々検討した結果、本発明と同一出
願人が先に出願した特願昭49−5143号特公昭54
−37620号の耐火材で連続瓦を製作することにより
、前記目的を十分に達成できる連続瓦を提供したのであ
る。
願人が先に出願した特願昭49−5143号特公昭54
−37620号の耐火材で連続瓦を製作することにより
、前記目的を十分に達成できる連続瓦を提供したのであ
る。
ここに使用する耐火材は耐火性にすぐれることはもちろ
ん、軽量かつ強度で優れた性質を有するので、この優れ
た性質を瓦に発揮させれば材質的にも充分に満足できる
瓦を得ることができるわけである。
ん、軽量かつ強度で優れた性質を有するので、この優れ
た性質を瓦に発揮させれば材質的にも充分に満足できる
瓦を得ることができるわけである。
本発明の一実施例について述べる。
ケイ酸ソーダ(40%溶tL) 1 5 0 gをミキ
サーに入れ攪拌しながら、グラスバルーン350gを徐
々に加え、これにさらに炭酸ナトリウム4.1gを水8
0mlに溶かしたものをメタアクリル酸又はポリメタア
クリル酸3.5gで中和した溶液を加えて、後15〜2
0分間允分にミキシングを行い、でき上った混線物を所
定の連続瓦の金型につめ、加熱成形する。
サーに入れ攪拌しながら、グラスバルーン350gを徐
々に加え、これにさらに炭酸ナトリウム4.1gを水8
0mlに溶かしたものをメタアクリル酸又はポリメタア
クリル酸3.5gで中和した溶液を加えて、後15〜2
0分間允分にミキシングを行い、でき上った混線物を所
定の連続瓦の金型につめ、加熱成形する。
この成形物を50係のリン酸アルミニウム水溶液中に1
0分間浸漬し、230°±lO℃で30分間乾燥し第1
図に示すような連続瓦を得る。
0分間浸漬し、230°±lO℃で30分間乾燥し第1
図に示すような連続瓦を得る。
なお、水溶性モノマー又はポリマーのアルカリ金属塩と
してモノマー又はポリマーのメタアクリル酸を例示した
がこれに限定されるものではない。
してモノマー又はポリマーのメタアクリル酸を例示した
がこれに限定されるものではない。
ここで、前述実施例で得た連続瓦の圧縮強度、曲げ強度
についての強度測定を行ない圧縮強度6 3. 1 k
g/Cut、曲げ強度3 0. 4 kg/一という優
れた結果を得た。
についての強度測定を行ない圧縮強度6 3. 1 k
g/Cut、曲げ強度3 0. 4 kg/一という優
れた結果を得た。
このようにして得た連続瓦は材質的には結局、グラスバ
ルーンを骨材とし、水ガラスをバインダーとした構成で
ある。
ルーンを骨材とし、水ガラスをバインダーとした構成で
ある。
なお、上記実施例において、グラスバルーンのみを骨材
として用いることは連続瓦の軽量化につながり、ある程
度までその厚さを増すことができるわけである。
として用いることは連続瓦の軽量化につながり、ある程
度までその厚さを増すことができるわけである。
炭酸ナトリウムをメタアクリル酸又はポリアクリル酸で
中和した溶i(メタアクリル酸又はポリアクリル酸のア
ルカリ金属塩)を添加することは、この材質を嵩比重、
強度の面でさらに向上させる。
中和した溶i(メタアクリル酸又はポリアクリル酸のア
ルカリ金属塩)を添加することは、この材質を嵩比重、
強度の面でさらに向上させる。
さらに、加熱成形後の連続瓦をリン酸アルミニウム溶液
中に浸漬した。
中に浸漬した。
乾燥するのは耐水性をもたせるためである。
水ガラスをバインダーとした成形物は耐水性の面で多少
問題となる点があることが指摘されているが、上記の浸
漬を行うことにより、耐水性は著しく改良される。
問題となる点があることが指摘されているが、上記の浸
漬を行うことにより、耐水性は著しく改良される。
この場合、水溶性モノマー又はポリマーのアルカリ金属
塩を添加しないものでは、浸漬処理後乾燥中にクラツク
が生じるのに対してモノマーの金属塩を添加したもので
は、このようなクラツクの発生は殆んど認められない。
塩を添加しないものでは、浸漬処理後乾燥中にクラツク
が生じるのに対してモノマーの金属塩を添加したもので
は、このようなクラツクの発生は殆んど認められない。
以上のように本発明によれば、連続瓦製作中にクラツク
が生じることがないため、連続瓦の製作が従来の合成樹
脂製のものに比べ簡単に行えるという効果を存する。
が生じることがないため、連続瓦の製作が従来の合成樹
脂製のものに比べ簡単に行えるという効果を存する。
また、本発明によれば、軽量で、かつ強度が犬の材質的
に吸水性のない連続瓦を得ることができ、したがって一
ケ所に生じたクラックが瓦全体に波及し一枚のものを台
なしにしてしまうという欠点を解決することができる。
に吸水性のない連続瓦を得ることができ、したがって一
ケ所に生じたクラックが瓦全体に波及し一枚のものを台
なしにしてしまうという欠点を解決することができる。
第1図は単位瓦の斜視図、第2図は連続瓦の斜視図であ
る。
る。
Claims (1)
- 1 水ガラスをバインダーとし無機質微小中空球体を骨
材として混練物中に水溶性モノマーまたはポリマーのア
ルカリ金属塩を少量加えて得られた材料から成りこれを
連続瓦の形状に加熱成形し、さらにリン酸アルミニウム
水溶液中で浸漬処理した連続瓦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49013919A JPS599504B2 (ja) | 1974-02-02 | 1974-02-02 | 瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49013919A JPS599504B2 (ja) | 1974-02-02 | 1974-02-02 | 瓦 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50108310A JPS50108310A (ja) | 1975-08-26 |
JPS599504B2 true JPS599504B2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=11846567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49013919A Expired JPS599504B2 (ja) | 1974-02-02 | 1974-02-02 | 瓦 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599504B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219706U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495143A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-17 |
-
1974
- 1974-02-02 JP JP49013919A patent/JPS599504B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS495143A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-17 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219706U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50108310A (ja) | 1975-08-26 |
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