JPS599231Y2 - 電子複写装置 - Google Patents
電子複写装置Info
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- JPS599231Y2 JPS599231Y2 JP7605975U JP7605975U JPS599231Y2 JP S599231 Y2 JPS599231 Y2 JP S599231Y2 JP 7605975 U JP7605975 U JP 7605975U JP 7605975 U JP7605975 U JP 7605975U JP S599231 Y2 JPS599231 Y2 JP S599231Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、いわゆる可視像転写方式の湿式電子複写装置
に関するものである。
に関するものである。
第1図は、可視像転写方式の湿式電子複写装置の一例を
、その要部のみ略図的に示すものである。
、その要部のみ略図的に示すものである。
即ち、該電子複写装置の要部は、導電性のドラムの周面
に光導電体層を設けた感光体ドラム1を中心にして、帯
電用のコロナチャージャ−2、露光光学系3、除電用の
交流コロナチャージャー4、現像装置5、クリーニング
ロール6、クリーニングブレード7、スクイズロール8
、現像液を収容する現像液タンク9、転写装置10、除
電用のクエンチングランプ11,′原稿Oを搬送する搬
送装置12、光源ランプ13とからなっている。
に光導電体層を設けた感光体ドラム1を中心にして、帯
電用のコロナチャージャ−2、露光光学系3、除電用の
交流コロナチャージャー4、現像装置5、クリーニング
ロール6、クリーニングブレード7、スクイズロール8
、現像液を収容する現像液タンク9、転写装置10、除
電用のクエンチングランプ11,′原稿Oを搬送する搬
送装置12、光源ランプ13とからなっている。
この装置による複写は、次の様に行われる。
まず感光体ドラム1が反時計方向へ回動し、その表面を
チャージヤー2が一様に帯電させると、搬送装置12に
よって原稿Oが矢印方向へ移動し、光源ランプ13およ
び露光光学系3によって感光体ドラム1の表面には原稿
像に対応する静電潜像が形威される。
チャージヤー2が一様に帯電させると、搬送装置12に
よって原稿Oが矢印方向へ移動し、光源ランプ13およ
び露光光学系3によって感光体ドラム1の表面には原稿
像に対応する静電潜像が形威される。
この静電潜像は、いわゆるカスケード方式の液体現像装
置5において、現像液を供給され可視像化される。
置5において、現像液を供給され可視像化される。
この可視像は転写装置10によって記録シートS上へ転
写される。
写される。
このようにして、記録シートS上に原稿に応じた複写像
が得られる訳である。
が得られる訳である。
可視像が記録シートS上へ転写されたのち、感光体ドラ
ム1の光導電体層中に残留する電荷は、クエンチングラ
ンプ11によって、また、光導電体層の表面に残留する
電荷は、交流コロナチャージャ−4によって除電される
。
ム1の光導電体層中に残留する電荷は、クエンチングラ
ンプ11によって、また、光導電体層の表面に残留する
電荷は、交流コロナチャージャ−4によって除電される
。
このような、可視像転写方式の湿式電子複写装置におい
て、可視像が記録シートS上へ転写されたのち、感光体
ドラム1の表面上に残留する残留トナーを除去するクリ
ーニング工程は非常に重要である。
て、可視像が記録シートS上へ転写されたのち、感光体
ドラム1の表面上に残留する残留トナーを除去するクリ
ーニング工程は非常に重要である。
このような残留トナーが除去されぬままに、感光体ドラ
ムの表面に放置されると、次の複写工程において、記録
シートを汚したり、感光体ドラムの性能を劣化させる原
因となる。
ムの表面に放置されると、次の複写工程において、記録
シートを汚したり、感光体ドラムの性能を劣化させる原
因となる。
また、帯電が行われる前に、現像液膜がドラム表面上へ
存在していると、帯電作用によって上記液膜中のトナー
がドラム表面に付着し、次の転写時において現像された
像とともに転写され、いわゆるカブリ現象が生じること
になる。
存在していると、帯電作用によって上記液膜中のトナー
がドラム表面に付着し、次の転写時において現像された
像とともに転写され、いわゆるカブリ現象が生じること
になる。
さて、該電子複写装置においては、残留トナーの除去は
次の様にして行われる。
次の様にして行われる。
即ち、交流コロナチャージャ−4によって感光体ドラム
1の表面の残留電荷が除電されたのち、現像装置5によ
って供給される現像液によって洗われ上記表面上の残留
トナーの一部は現像液タンク9の中へ流され、他のトナ
ーは剥離しやすい状態になる。
1の表面の残留電荷が除電されたのち、現像装置5によ
って供給される現像液によって洗われ上記表面上の残留
トナーの一部は現像液タンク9の中へ流され、他のトナ
ーは剥離しやすい状態になる。
そして、クリーニングロール6が感光体ドラム1の表面
に圧接し、すでに剥離しやすい状態になっているトナー
が感光体ドラム1の表面から除去される。
に圧接し、すでに剥離しやすい状態になっているトナー
が感光体ドラム1の表面から除去される。
ところで、感光体ドラム1の回転方向に対し、クリーニ
ングブレード7の後方には、現像装置5による現像工程
において、感光体ドラム1の表面の余剰現像液を除去す
るスクイズロール8がドラム表面に対し極めて近接して
設けられているが、この間隙は例えば0.05mm程度
のものであり、この間隙には表面張力によって現像液の
溜りを生じている。
ングブレード7の後方には、現像装置5による現像工程
において、感光体ドラム1の表面の余剰現像液を除去す
るスクイズロール8がドラム表面に対し極めて近接して
設けられているが、この間隙は例えば0.05mm程度
のものであり、この間隙には表面張力によって現像液の
溜りを生じている。
そして、転写、除電が行われたのちのクリーニング工程
において、クリーニングロール6およびクリーニングブ
レード7がドラム1の表面に圧接し、これによって残留
トナーとともにクリーニング液としての現像液が除去さ
れ、感光体ドラム1の表面の、クリーニングブレード7
とスクイズロール8の間は、その表面が乾いた状態とな
っている。
において、クリーニングロール6およびクリーニングブ
レード7がドラム1の表面に圧接し、これによって残留
トナーとともにクリーニング液としての現像液が除去さ
れ、感光体ドラム1の表面の、クリーニングブレード7
とスクイズロール8の間は、その表面が乾いた状態とな
っている。
しかしながら感光体ドラム1とスクイズロール8との間
の間隙には、すでに現像液の溜りが生じており、ドラム
1の回動に伴ってその溜りの液が無くなるまで同ドラム
表面にその液を塗布することになり、最後の液切れ時に
おいて、感光体ドラム1の表面に、第2図に示す如く、
液状の液模様を生じ、次の複写時において、転写紙Sの
複写画像に異常汚れとなって表われる欠点がある。
の間隙には、すでに現像液の溜りが生じており、ドラム
1の回動に伴ってその溜りの液が無くなるまで同ドラム
表面にその液を塗布することになり、最後の液切れ時に
おいて、感光体ドラム1の表面に、第2図に示す如く、
液状の液模様を生じ、次の複写時において、転写紙Sの
複写画像に異常汚れとなって表われる欠点がある。
このような欠点を除去するために、感光体ドラム1とス
クイズロール8との間隙を大きくとって、現像液の溜り
を生じないようにすることも考えられるが、反面、転写
を行うのに必要な均一でしかも適正な厚さの現像液層を
得ることができない。
クイズロール8との間隙を大きくとって、現像液の溜り
を生じないようにすることも考えられるが、反面、転写
を行うのに必要な均一でしかも適正な厚さの現像液層を
得ることができない。
ところで、この種の複写装置において、他に、第1図に
示す如きクリーニングブレード7を感光体ドラム1の上
方側へ設け、このクリーニングブレードと転写装置の間
に配設せられた除電装置によって感光体ドラムの表面が
除電されたのち、上記クリーニングブレードをドラム表
面に接触させ残留トナーを除去するとともに、その接触
位置の近傍において、特別なクリーニング液を供給し、
そのトナーを流し去るようにした方式の複写装置がある
。
示す如きクリーニングブレード7を感光体ドラム1の上
方側へ設け、このクリーニングブレードと転写装置の間
に配設せられた除電装置によって感光体ドラムの表面が
除電されたのち、上記クリーニングブレードをドラム表
面に接触させ残留トナーを除去するとともに、その接触
位置の近傍において、特別なクリーニング液を供給し、
そのトナーを流し去るようにした方式の複写装置がある
。
しかしながら、このような複写装置においては、クリー
ニング部へのクリーニング液の供給装置が別途に必要と
なり、また、その液を回収するための特別な受皿を設け
る必要があり、そのために装置が複雑となることをまの
かれ得ない欠点がある。
ニング部へのクリーニング液の供給装置が別途に必要と
なり、また、その液を回収するための特別な受皿を設け
る必要があり、そのために装置が複雑となることをまの
かれ得ない欠点がある。
本考案の目的は、上述の諸点に鑑み、感光体ドラムの下
部側に、現像装置、クリーニング装置、余剰現像液除去
装置とをそれぞれ有機的に配置し、液溜りに起因する転
写紙の異常汚れなどを防止するとともに、現像装置によ
って供給される現像液を利用して感光体ドラムの表面の
クリーニングを行い、これにより上述の如きクリーニン
グ液に付随する諸装置を必要としない極めてシンプルな
クリーニング装置を具備した電子複写装置を伏供するこ
とにある。
部側に、現像装置、クリーニング装置、余剰現像液除去
装置とをそれぞれ有機的に配置し、液溜りに起因する転
写紙の異常汚れなどを防止するとともに、現像装置によ
って供給される現像液を利用して感光体ドラムの表面の
クリーニングを行い、これにより上述の如きクリーニン
グ液に付随する諸装置を必要としない極めてシンプルな
クリーニング装置を具備した電子複写装置を伏供するこ
とにある。
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する
。
。
第3図は、本考案を実施した電子複写装置のl例を、そ
の要部のみ示したものである。
の要部のみ示したものである。
即ち、図において、感光体ドラム20の周りには、この
回転方向に、クエンチングランプ11,コロナチャージ
ャー2、交流コロナチャージャー4、現像装置21,ク
リーニングロール22、スクイズロール23、クノーニ
ング部材としてのクリーニングブレード24、転写装置
10等が順次、配設されている。
回転方向に、クエンチングランプ11,コロナチャージ
ャー2、交流コロナチャージャー4、現像装置21,ク
リーニングロール22、スクイズロール23、クノーニ
ング部材としてのクリーニングブレード24、転写装置
10等が順次、配設されている。
このうちのクリーニングロール22、久クイズロール2
3およびクリーニングブレード24は、感光体ドラム2
0の下方側の周面近傍に配設されている。
3およびクリーニングブレード24は、感光体ドラム2
0の下方側の周面近傍に配設されている。
さらに、これらの下方側には現像液を収容する現像液タ
ンク25が置かれている。
ンク25が置かれている。
現像装置21は、いわゆるカスケード方式の液体現像装
置であって、ポンプ21 aと、給液管21 bと、湧
出部21 Cと、対向電極板21 dとからなっており
、ポンプ21 aによって給液管21 b中に、現像液
を汲みあげ、湧出部21 Cに湧出る現像液を感光体ド
ラム20と対向電極板21 dの間の間隙へ流すことに
より、現像を行なう。
置であって、ポンプ21 aと、給液管21 bと、湧
出部21 Cと、対向電極板21 dとからなっており
、ポンプ21 aによって給液管21 b中に、現像液
を汲みあげ、湧出部21 Cに湧出る現像液を感光体ド
ラム20と対向電極板21 dの間の間隙へ流すことに
より、現像を行なう。
クリーニングロール22は、多孔質の弾性体がらなって
いて、上記対向電極板21 dに比較的近い位置に配設
され、感光体ドラム20の表面に対し接離自在に構或さ
れている。
いて、上記対向電極板21 dに比較的近い位置に配設
され、感光体ドラム20の表面に対し接離自在に構或さ
れている。
そして、クリーニングロール22は、上記表面に接触し
たとき、同表面の残留トナーを除去する。
たとき、同表面の残留トナーを除去する。
スクイズロール23は、その表面が、感光体ドラム20
の表面に極めて近接するように配置され、反時計方向に
常時、回動して、感光体ドラム20の表面から余剰の現
像液を除去し、均一な厚さの現像液膜を形或すると共に
、余剰の現像液を現像液タンク25に落とし込む。
の表面に極めて近接するように配置され、反時計方向に
常時、回動して、感光体ドラム20の表面から余剰の現
像液を除去し、均一な厚さの現像液膜を形或すると共に
、余剰の現像液を現像液タンク25に落とし込む。
クリーニングブレード24は、例えば、ポリウレタンゴ
ム等の弾性体より戊っていて、クリーニングロール22
と共に、感光体ドラムの表面に対し接離自在に構威され
、接触時に現像液膜をその表面から除去し、同表面を清
浄な状態にする。
ム等の弾性体より戊っていて、クリーニングロール22
と共に、感光体ドラムの表面に対し接離自在に構威され
、接触時に現像液膜をその表面から除去し、同表面を清
浄な状態にする。
さて、ここで該電子複写装置による複写プロセスを第4
図に示すタイミングチャートを参照し乍ら説明する。
図に示すタイミングチャートを参照し乍ら説明する。
まず、複写操作が開始され、感光体ドラム20が矢印方
向に回転を始めると、これに伴なって、クエンチングラ
ンプ11,交流コロナチャージャー4、現像装置21,
クリーニングロール22、クリーニングブレード24お
よび転写装置1oが作動するようになっている。
向に回転を始めると、これに伴なって、クエンチングラ
ンプ11,交流コロナチャージャー4、現像装置21,
クリーニングロール22、クリーニングブレード24お
よび転写装置1oが作動するようになっている。
なお、このうちの現像装置21の作動は、ポンプ21
aの稼動により現像液の供給が行なわれることを意味す
る。
aの稼動により現像液の供給が行なわれることを意味す
る。
また、クリーニングロール22およびクリーニングブレ
ード24の作動は両者が感光体ドラム20に接すること
を意味する。
ード24の作動は両者が感光体ドラム20に接すること
を意味する。
一方、ドラム20の回転に伴なって、ドラム上の画像が
形或されるべき領域の先端がコロナチャージャー2の部
位に到達する直前に、コロナチャージャー2が作動し、
かつ、上記先端が露光光学系3に対向するドラム上の露
光位置に到達する直前に、光源ランプ13が点灯作動す
るようになっている。
形或されるべき領域の先端がコロナチャージャー2の部
位に到達する直前に、コロナチャージャー2が作動し、
かつ、上記先端が露光光学系3に対向するドラム上の露
光位置に到達する直前に、光源ランプ13が点灯作動す
るようになっている。
コロナチャージャ−2の作動によってドラム表面は一様
に帯電せしめられ、かつ、光源ランプ13の作動により
露光光学系3を介してドラム表面には静電潜像が形或さ
れる。
に帯電せしめられ、かつ、光源ランプ13の作動により
露光光学系3を介してドラム表面には静電潜像が形或さ
れる。
次いで、上記静電潜像は現像液装置21による力スケー
ド現像によって可視像化される。
ド現像によって可視像化される。
一方、上記先端がクリーニングロール22およびクリー
ニングブレード24に到達する直前に、両者の作動が解
除され、両者はドラムからそれぞれ離間する。
ニングブレード24に到達する直前に、両者の作動が解
除され、両者はドラムからそれぞれ離間する。
この間、スクイズロール23は反時計方向に回動して、
余剰現像液の除去作用を行なっている。
余剰現像液の除去作用を行なっている。
一方、ドラムの引続いての回転につれて、ドラム上に形
戊された可視像の、転写装置10による記録シー}S上
への転写が開始される。
戊された可視像の、転写装置10による記録シー}S上
への転写が開始される。
これに対し、画像形戊領域の後端が、コロナチャージャ
ー2および露光位置を通過した後、コロナチャージャー
2および光源ランプ13の作動が解除されるようになっ
ている。
ー2および露光位置を通過した後、コロナチャージャー
2および光源ランプ13の作動が解除されるようになっ
ている。
次いで、ドラム20の2回転目の回転時、画像形戊領域
の後端が交流コロナチャージャー2を通過しよた後、こ
れが作動し除電を行なうようになっている。
の後端が交流コロナチャージャー2を通過しよた後、こ
れが作動し除電を行なうようになっている。
また、上記後端がクリーニングロール22およびクリー
ニングブレード24をそれぞれ通過した後、両者が作動
し、ドラム表面にそれぞれ接するようになっている。
ニングブレード24をそれぞれ通過した後、両者が作動
し、ドラム表面にそれぞれ接するようになっている。
この間、現像装置21の引続いての作動に伴なう現像液
供給により、感光体ドラム20の表面が洗われこの表面
上の残留トナーの一部は現像液タンク25の中へ流され
、他のトナーは剥離しやすい状態になる。
供給により、感光体ドラム20の表面が洗われこの表面
上の残留トナーの一部は現像液タンク25の中へ流され
、他のトナーは剥離しやすい状態になる。
この剥離しやすい状態になっているトナーはドラム表面
に接したクリーニングロール22によって完全に除去さ
れ、さらに感光体ドラムに付着している現像液膜はクリ
ーニングブレード24によってあますことなく除去され
、感光体ドラム20の表面は清浄な状態になる。
に接したクリーニングロール22によって完全に除去さ
れ、さらに感光体ドラムに付着している現像液膜はクリ
ーニングブレード24によってあますことなく除去され
、感光体ドラム20の表面は清浄な状態になる。
なお、従来実施例のところで述べたように、スクイズロ
ール23と感光体ドラム20の表面との間に保持されて
いる現像液は、クリーニングブレード24によって完全
に除去されてしまい、上記表面が乾いた状態で次の複写
に入ることができるので、従来実施例のような波状の液
模様に起因する転写紙の複写画像の異常汚れや前述した
カブリ現象を生じるおそれがない。
ール23と感光体ドラム20の表面との間に保持されて
いる現像液は、クリーニングブレード24によって完全
に除去されてしまい、上記表面が乾いた状態で次の複写
に入ることができるので、従来実施例のような波状の液
模様に起因する転写紙の複写画像の異常汚れや前述した
カブリ現象を生じるおそれがない。
また、現像装置21,クノーニングロール22、スクイ
ズロール23およびクリーニングブレード24が、感光
体ドラム20の下部側に配置されているため、現像液の
回収が容易であり、かつクリーニング液として現像液を
用いることかで゛きるので、クリーニング液用としての
特別な供給装置や回収装置を備える必要がない。
ズロール23およびクリーニングブレード24が、感光
体ドラム20の下部側に配置されているため、現像液の
回収が容易であり、かつクリーニング液として現像液を
用いることかで゛きるので、クリーニング液用としての
特別な供給装置や回収装置を備える必要がない。
このようにして、感光体ドラム20の表面は現像液膜が
除去された乾いた状態でしかも残留トナーが除去された
静浄な状態で次の複写即ち、ドラム3回転目において次
の複写の作像工程に入ることができる。
除去された乾いた状態でしかも残留トナーが除去された
静浄な状態で次の複写即ち、ドラム3回転目において次
の複写の作像工程に入ることができる。
なお、l枚のみ複写を行なう場合は、ドラムが2回目を
終了したのち、当該複写装置が停止するとき、クリーニ
ングロール22およびクノーニングブレード24はドラ
ムから離間するようになっている。
終了したのち、当該複写装置が停止するとき、クリーニ
ングロール22およびクノーニングブレード24はドラ
ムから離間するようになっている。
また、連続複写を行なう場合は、ドラムが2回転目から
3回転目に移行するときも、クリーニングロール22お
よびクリーニングブレード24は、引続いてドラムに接
した状態に維持され、両者の接離タイミングは、ドラム
1回目のときのタイミングと同様にして行なわれるよう
になっている。
3回転目に移行するときも、クリーニングロール22お
よびクリーニングブレード24は、引続いてドラムに接
した状態に維持され、両者の接離タイミングは、ドラム
1回目のときのタイミングと同様にして行なわれるよう
になっている。
このように、本複写装置では、ドラムが2回転して1枚
の複写物が得られるようになっている。
の複写物が得られるようになっている。
なお、本考案でカスケード法による現像装置以外の他の
公知のものにも適用されることは勿論である。
公知のものにも適用されることは勿論である。
以上、本考案によれば、液溜りに起因する転写紙の異常
汚れの発生を防止することができ、また、現像液を利用
して感光体ドラム表面のクリーニングを行うことができ
るので、特別なクリーニング液用としての供給装置や回
収装置を必要とすることがなく、従って極めてシンプル
なクリーニング装置を具備した電子複写装置を提供する
ことができる。
汚れの発生を防止することができ、また、現像液を利用
して感光体ドラム表面のクリーニングを行うことができ
るので、特別なクリーニング液用としての供給装置や回
収装置を必要とすることがなく、従って極めてシンプル
なクリーニング装置を具備した電子複写装置を提供する
ことができる。
第1図は従来の可視像転写方式の湿式電子複写装置の1
例をその要部のみ示す正面図、第2図は、感光体ドラム
の表面に、同ドラムとスクイズローラとの間の現像液溜
りによって生ずる液切れ時の波状の液模様が発生してい
る状態を示す感光体ドラムの側面図、第3図は本考案を
実施した電子複写装置の1例をその要部のみ示す正面図
、第4図は同上電子複写装置の複写プロセスのタイミン
グチャートである。 2・・・コロナチャージャ− 4・・・交流コロナチャ
ージャー、10・・・転写装置、11・・・クエンチン
グランプ、13・・・光源ランプ、20・・・感光体、
21・・・現像装置、22・・・クリーニングロール、
23・・・スクイズロール、24・・・クリーニング部
材、S・・・記録シート。
例をその要部のみ示す正面図、第2図は、感光体ドラム
の表面に、同ドラムとスクイズローラとの間の現像液溜
りによって生ずる液切れ時の波状の液模様が発生してい
る状態を示す感光体ドラムの側面図、第3図は本考案を
実施した電子複写装置の1例をその要部のみ示す正面図
、第4図は同上電子複写装置の複写プロセスのタイミン
グチャートである。 2・・・コロナチャージャ− 4・・・交流コロナチャ
ージャー、10・・・転写装置、11・・・クエンチン
グランプ、13・・・光源ランプ、20・・・感光体、
21・・・現像装置、22・・・クリーニングロール、
23・・・スクイズロール、24・・・クリーニング部
材、S・・・記録シート。
Claims (1)
- 最大原稿の長さより大きい周面の長さを有する感光体を
回動させつつ、上記感光体の表面に、原稿に対応する静
電潜像を形威し、上記静電潜像を、現像液を以て可視像
とし、上記可視像を記録シート上へ転写する方式の電子
複写装置において、上記感光体の周りに、この回転方向
に、除電用のクエンチングランプ、帯電用のコロナチャ
ージャー、除電用の交流コロナチャージャー、現像液を
感光体表面に供給する現像装置、感光体表面に接離自在
であって同表面の残留トナーを除去するクリーニングロ
ール、感光体上の余剰現像液を除去して均一な厚さの現
像液膜を形戒するスクイズロール、感光体表面に接離自
在であって現像液膜を感光体表面から除去して同表面を
清浄にするクリーニング部材および転写装置を順次、配
設し、がっ、このうちのクリーニングロール、スクイズ
ロールおよびクリーニング部材を感光体の下部側に配設
し、上記感光体の1回転目の開始に伴なって、クエンチ
ングランプ、交流コロナチャージャー、現像装置、クリ
ーニングロール、クリーニング部材および転写装置を作
動し、画像形戊領域の先端が、コロナチャージャーおよ
び露光位置にそれぞれ到達する直前に、コロナチャージ
ャーおよび光源ランプを作動し、前記先端がクリーニン
グロールおよびクリーニング部材にそれぞれ到達する直
前に、クリーニングロールおよびクリーニング部材の作
動を解除し、前記画像形或領域の後端が、コロナチャー
ジャーおよび露光位置をそれぞれ通過した後、コロナチ
ャージャーおよび光源ランプの作動を解除し、次いで、
感光体の2回転目の回転時、前記後端が交流コロナチャ
ージャーを通過した後、これを作動し、前記後端がクリ
ーニングロールおよびクリーニング部材を通過した後、
クリーニングロールおよびクリーニング部材をそれぞれ
作動し、この状態で、現像装置の引続いての作動に伴な
う現像液供給により、感光体表面をクリーニングしつつ
、クリーニングロールおよびクリーニング部材により、
残留トナーおよび現像液膜を除去するようにしたことを
特徴とする電子複写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7605975U JPS599231Y2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 電子複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7605975U JPS599231Y2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 電子複写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51155647U JPS51155647U (ja) | 1976-12-11 |
JPS599231Y2 true JPS599231Y2 (ja) | 1984-03-23 |
Family
ID=28550720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7605975U Expired JPS599231Y2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 電子複写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599231Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631325Y2 (ja) * | 1980-04-02 | 1988-01-13 |
-
1975
- 1975-06-04 JP JP7605975U patent/JPS599231Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51155647U (ja) | 1976-12-11 |
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