JPS5986677A - 接着性樹脂組成物 - Google Patents
接着性樹脂組成物Info
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- JPS5986677A JPS5986677A JP19727582A JP19727582A JPS5986677A JP S5986677 A JPS5986677 A JP S5986677A JP 19727582 A JP19727582 A JP 19727582A JP 19727582 A JP19727582 A JP 19727582A JP S5986677 A JPS5986677 A JP S5986677A
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- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な接着性樹脂組成物に関するものである
。さらに詳しくは、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル
系樹脂などの合成樹脂、および、金属等に用いる接着性
樹脂組成物に関するものである。
。さらに詳しくは、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル
系樹脂などの合成樹脂、および、金属等に用いる接着性
樹脂組成物に関するものである。
一般に、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂は、優れた可
撓性、耐候性および各種基材に対して優れた接着性を有
しているために各種塗料、接着剤として広く用いられて
いる。とりわけ、ポリエステル系樹脂、軟質および硬質
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、へB8樹
脂、ポリウレタン樹脂等の合成樹脂類に対し、優れた接
着性を有していることが知られている。また、アルミニ
ウム、鉛、鉄等の金属に対しても接着性を有するが、前
記、合成樹脂類との接着性に比べると、かならずしも満
足し得るものではない。従って、熱可塑性共重合ポリエ
ステル樹脂単独を接着剤として合成樹脂類と金属との積
層体を製造したものでは、実用上充分満足しうるまでの
接着性を有するものは得がたく両方に対して、バランス
のとれた高い接着性を有する樹脂の開発が強く望まれて
いる。
撓性、耐候性および各種基材に対して優れた接着性を有
しているために各種塗料、接着剤として広く用いられて
いる。とりわけ、ポリエステル系樹脂、軟質および硬質
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、へB8樹
脂、ポリウレタン樹脂等の合成樹脂類に対し、優れた接
着性を有していることが知られている。また、アルミニ
ウム、鉛、鉄等の金属に対しても接着性を有するが、前
記、合成樹脂類との接着性に比べると、かならずしも満
足し得るものではない。従って、熱可塑性共重合ポリエ
ステル樹脂単独を接着剤として合成樹脂類と金属との積
層体を製造したものでは、実用上充分満足しうるまでの
接着性を有するものは得がたく両方に対して、バランス
のとれた高い接着性を有する樹脂の開発が強く望まれて
いる。
また、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂は、一般のプラ
スチックに用いられている成型・加工法(インフレーシ
ョン法、T−ダイ押出法、押出ラミネーション法等)に
よりフィルム、および金属等の基材面にラミネートする
際に、冷却ロールに粘着して剥離しなくなり成型・加工
出来ないばかりか、たとえ成型・加工出来たにしても、
フィルムのブロッキングが大きいため罠、一旦、コイル
状に巻き取って、オフライン方式で改めて積層体を製造
しようとする場合、フィルムの巻きはぐしか困難なため
加工性が悪い。このため、成型・加工性に優れ、かつ、
フィルムブロッキングの少ない樹脂の開発も強く望まれ
ている。
スチックに用いられている成型・加工法(インフレーシ
ョン法、T−ダイ押出法、押出ラミネーション法等)に
よりフィルム、および金属等の基材面にラミネートする
際に、冷却ロールに粘着して剥離しなくなり成型・加工
出来ないばかりか、たとえ成型・加工出来たにしても、
フィルムのブロッキングが大きいため罠、一旦、コイル
状に巻き取って、オフライン方式で改めて積層体を製造
しようとする場合、フィルムの巻きはぐしか困難なため
加工性が悪い。このため、成型・加工性に優れ、かつ、
フィルムブロッキングの少ない樹脂の開発も強く望まれ
ている。
本発明者らは、こうした状況を鑑み、各種の合成樹脂に
対する熱可塑性共重合ポリエステル樹脂特有の接着性を
保持しつつ、金属に対して高い接着性を有し、成型・加
工性に優れ、かつ、フィルムブロッキングの少ない接着
性樹脂について鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達し
たものである。
対する熱可塑性共重合ポリエステル樹脂特有の接着性を
保持しつつ、金属に対して高い接着性を有し、成型・加
工性に優れ、かつ、フィルムブロッキングの少ない接着
性樹脂について鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達し
たものである。
すなわち、本発明は、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂
(Alとエポキシ基含有エチレン共重合体fBl、ある
いはさらに、熱可塑性樹脂(C1の1種または2種以上
とからなる新規な接着性樹脂組成物を提供するものであ
る。
(Alとエポキシ基含有エチレン共重合体fBl、ある
いはさらに、熱可塑性樹脂(C1の1種または2種以上
とからなる新規な接着性樹脂組成物を提供するものであ
る。
以下に、本発明について詳しく説明する。
本発明において使用される熱可塑性共重合ポリエステル
樹脂iAlは、カルボン酸成分とグリコール成分を適当
に選択し、常法により共縮合することにより得られる。
樹脂iAlは、カルボン酸成分とグリコール成分を適当
に選択し、常法により共縮合することにより得られる。
カルボン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソ
フタル酸、オルソフタル酸、2.6−ナフタレンジカル
ボン酸、ジフェニルジカルボン酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、例えば、コハ
ク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、≠カメ
チレンジカルボン酸、タイマー酸等の脂肪族ジカルボン
酸、例えば、l、4−シクロヘキサンジカルボン酸等の
脂環族ジカルボン酸、例えば、P−(2−ヒドロキシエ
トキシ)安息香酸等のオキシ酸、例えば、ε−カプロラ
クトン等の環状ラクトン等がある。これらは任意に選択
し使用することが出来る。カルボン酸成分としては、特
にテレフタル酸またはテレフタル酸とイソフタル酸が4
0〜100モル%および、テレフタル酸およびイソフタ
ル酸以外のジカルボン酸が60〜0モル%であることが
好ましい。
フタル酸、オルソフタル酸、2.6−ナフタレンジカル
ボン酸、ジフェニルジカルボン酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、例えば、コハ
ク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、≠カメ
チレンジカルボン酸、タイマー酸等の脂肪族ジカルボン
酸、例えば、l、4−シクロヘキサンジカルボン酸等の
脂環族ジカルボン酸、例えば、P−(2−ヒドロキシエ
トキシ)安息香酸等のオキシ酸、例えば、ε−カプロラ
クトン等の環状ラクトン等がある。これらは任意に選択
し使用することが出来る。カルボン酸成分としては、特
にテレフタル酸またはテレフタル酸とイソフタル酸が4
0〜100モル%および、テレフタル酸およびイソフタ
ル酸以外のジカルボン酸が60〜0モル%であることが
好ましい。
グリコール成分としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、1.2−プ
ロピレングリコール、1゜8−プロピレングリコール、
1.4−ブタンジオール、1.8−ブタンジオール、1
.4−シクロヘキサンジメタツール、ネオペンチルグリ
コール、1.5−ベンタンジオール、l、6−ヘキサン
ジオール、N−メチルジェタノールアミン等の1種また
は2種以上のグリコールからなる。グリコール成分とし
ては、特にエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ルおよび1.4−ブタンジオールが好ましい。
レングリコール、ポリエチレングリコール、1.2−プ
ロピレングリコール、1゜8−プロピレングリコール、
1.4−ブタンジオール、1.8−ブタンジオール、1
.4−シクロヘキサンジメタツール、ネオペンチルグリ
コール、1.5−ベンタンジオール、l、6−ヘキサン
ジオール、N−メチルジェタノールアミン等の1種また
は2種以上のグリコールからなる。グリコール成分とし
ては、特にエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ルおよび1.4−ブタンジオールが好ましい。
上記成分以外にさらに、トリメリット酸、トリメチロー
ルプロパン等の三価以上の酸または、三価以上のアルコ
ール成分を必要に応じて加えてもよい。
ルプロパン等の三価以上の酸または、三価以上のアルコ
ール成分を必要に応じて加えてもよい。
本発明における熱可塑性共重合ポリエステル樹脂(Al
の1合方法は、特に制限されるものではなく、通常の方
法に従って行うことが出来る。
の1合方法は、特に制限されるものではなく、通常の方
法に従って行うことが出来る。
例えば、テレフタル酸、イソフタル酸および他のジカル
ボン酸もしくは、それらのエステル形成誘導体をグリコ
ール類および触媒を加えた後、(5) 直接エステル化あるいはエステル交換反応させ、その後
、重合する方法がある。また、本発明の熱可塑性共重合
ポリエステル樹脂tAlは例えば、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂にグリコール類を添加して、グリコール類
によるエステル交換反応に基く解重合反応と再縮合反応
とを行なわせ、ポリエチレンテレフタレート中のエチレ
ングリコールを部分的にグリコールと置換させた変性エ
ーテル型ポリエステル樹脂を使用することが出来る。
ボン酸もしくは、それらのエステル形成誘導体をグリコ
ール類および触媒を加えた後、(5) 直接エステル化あるいはエステル交換反応させ、その後
、重合する方法がある。また、本発明の熱可塑性共重合
ポリエステル樹脂tAlは例えば、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂にグリコール類を添加して、グリコール類
によるエステル交換反応に基く解重合反応と再縮合反応
とを行なわせ、ポリエチレンテレフタレート中のエチレ
ングリコールを部分的にグリコールと置換させた変性エ
ーテル型ポリエステル樹脂を使用することが出来る。
本発明の熱可塑性共重合ポリエステル樹脂(Alの融点
は80〜200℃が好ましい。融点が200℃を超える
と加工性が悪く、50℃以下では本発明の組成物でもブ
ロッキングのないフィルムが得られない。
は80〜200℃が好ましい。融点が200℃を超える
と加工性が悪く、50℃以下では本発明の組成物でもブ
ロッキングのないフィルムが得られない。
本発明において使用されるエポキシ基含有エチレン共重
合体(Blは、高圧ラジカル重合法、溶液重合法、乳化
重合法などの公知の方法で、エチレンと共重合可能なエ
ポキシ基含有不飽和単量体、例えば、α、β−不飽和グ
リシジルニス(6) チル、α、β−不飽和グリシジルエーテル等の不飽和単
量体とを共重合することによって得られる。不飽和単量
体の具体例としては、グリシジルメタクリレート、グリ
シジルアクリレート、アリルグリシジルエーテル、2−
メチルアリルグリシジルエーテル等が例示される。
合体(Blは、高圧ラジカル重合法、溶液重合法、乳化
重合法などの公知の方法で、エチレンと共重合可能なエ
ポキシ基含有不飽和単量体、例えば、α、β−不飽和グ
リシジルニス(6) チル、α、β−不飽和グリシジルエーテル等の不飽和単
量体とを共重合することによって得られる。不飽和単量
体の具体例としては、グリシジルメタクリレート、グリ
シジルアクリレート、アリルグリシジルエーテル、2−
メチルアリルグリシジルエーテル等が例示される。
該共重合体におけるエポキシ基含有不飽和単量体の量は
、一般に0.01〜20モル%、好ましくは、0.1−
10モル%である。さらに該エチレン共重合体tB1は
、ポリエチレン、または、エチレンとの共重合体に前述
の不飽和単量体をグラフト変性させることによっても製
造することが出来る。
、一般に0.01〜20モル%、好ましくは、0.1−
10モル%である。さらに該エチレン共重合体tB1は
、ポリエチレン、または、エチレンとの共重合体に前述
の不飽和単量体をグラフト変性させることによっても製
造することが出来る。
本発明に使用されるエポキシ基含有エチレン共重合体f
Blは、上記2成分共重合体に限定されるものではない
。すなわち、第8成分として不飽和エステル単量体、例
えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリ
ル酸メチル、アクリル酸ブチル等の不飽和カルボン酸エ
ステルおよび酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の不飽
和ビニルエステルから選ばれた13以上を共重合させた
共重合体も使用出来る。
Blは、上記2成分共重合体に限定されるものではない
。すなわち、第8成分として不飽和エステル単量体、例
えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリ
ル酸メチル、アクリル酸ブチル等の不飽和カルボン酸エ
ステルおよび酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の不飽
和ビニルエステルから選ばれた13以上を共重合させた
共重合体も使用出来る。
エポキシ基含有エチレン共重合体(Blのメルトインデ
ックスは、一般に加工し易い範囲であればよく、通常0
.1〜800P/10分、好ましくは、0,5〜80)
/10分である。
ックスは、一般に加工し易い範囲であればよく、通常0
.1〜800P/10分、好ましくは、0,5〜80)
/10分である。
本発明において使用される熱可塑性樹脂(C)はビニル
芳香族炭化水素重合体、(メタ)アクリル酸エステル系
重合体、ゴム状物質、およびエチレン系重合体から選ば
れた1gまたは2種以上である。
芳香族炭化水素重合体、(メタ)アクリル酸エステル系
重合体、ゴム状物質、およびエチレン系重合体から選ば
れた1gまたは2種以上である。
熱可塑性樹脂+01の1つであるビニル芳香族炭化水素
重合体としては、炭素数8〜2o特に8〜12のビニル
芳香族炭化水素の単独あるいは共重合体であろう具体的
には、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、ポリ
ビニルトリエン、ポリ−β−メチルスチレン、スチレン
−アクリルニトリル共重合体、スチレン−アクリルニト
リル−ブタ′ジエン共重合体等である。好ましいビニル
芳香族炭化水素重合体としては、ポリスチレンである。
重合体としては、炭素数8〜2o特に8〜12のビニル
芳香族炭化水素の単独あるいは共重合体であろう具体的
には、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、ポリ
ビニルトリエン、ポリ−β−メチルスチレン、スチレン
−アクリルニトリル共重合体、スチレン−アクリルニト
リル−ブタ′ジエン共重合体等である。好ましいビニル
芳香族炭化水素重合体としては、ポリスチレンである。
熱可塑性樹脂(C1の1つである(メタ)アクリル酸エ
ステル系重合体としては、一般式(但し、式中R,は水
素またはメチル基、R2は炭素数1〜4のアルキル基を
示す。) で示されろ単独重合体あるいは共重合体である。
ステル系重合体としては、一般式(但し、式中R,は水
素またはメチル基、R2は炭素数1〜4のアルキル基を
示す。) で示されろ単独重合体あるいは共重合体である。
具体的には、アクリル酸メチル重合体、メタクリル酸メ
チル重合体、アクリル酸エチル重合体、アクリル酸ブチ
ル重合体、メタクリル酸メチル−アクリル酸ブチル共重
合体等である。本発明1こおいて、最も好ましい(メタ
)アクリル酸エステル系重合体は、メタクリル酸メチル
重合体およびメタクリル酸メチルを主体とする共重合体
である。(メタ)アクリル酸エステル系重合体は、他の
不飽和単量体、たとえば、スチレン、アクリロニトリル
などをさらに共重合したもの(9) でもよい。
チル重合体、アクリル酸エチル重合体、アクリル酸ブチ
ル重合体、メタクリル酸メチル−アクリル酸ブチル共重
合体等である。本発明1こおいて、最も好ましい(メタ
)アクリル酸エステル系重合体は、メタクリル酸メチル
重合体およびメタクリル酸メチルを主体とする共重合体
である。(メタ)アクリル酸エステル系重合体は、他の
不飽和単量体、たとえば、スチレン、アクリロニトリル
などをさらに共重合したもの(9) でもよい。
熱可塑性樹脂to+の1つであるゴム状物質としては、
エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエン共重合体ゴム、エチレン−ブテン共
重合体コム、ポリ−1−ブテン共重合体ゴム、エチレン
−イソブチレン共重合体ゴム、ポリイソブチレン、ポリ
イソプレン、ポリブタジェン、スチレン−ブタジェンラ
ンダム共重合体ゴム、スチレン−ブタジェンブロック共
重合体ゴム、スチレン−ブタジェン共重合体ゴムの水添
物、天然ゴム、アタクチ、クポリプロピレン等である。
エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエン共重合体ゴム、エチレン−ブテン共
重合体コム、ポリ−1−ブテン共重合体ゴム、エチレン
−イソブチレン共重合体ゴム、ポリイソブチレン、ポリ
イソプレン、ポリブタジェン、スチレン−ブタジェンラ
ンダム共重合体ゴム、スチレン−ブタジェンブロック共
重合体ゴム、スチレン−ブタジェン共重合体ゴムの水添
物、天然ゴム、アタクチ、クポリプロピレン等である。
中でも、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン
−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム、エチレン−
ブテン共重合体ゴム、ポリブタジェンが特に好ましい。
−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム、エチレン−
ブテン共重合体ゴム、ポリブタジェンが特に好ましい。
熱可塑性樹脂(C1の1つであるエチレン共重合体とし
ては、ポリエチレンおよびエチレンー不飽和エステル共
重合体から選ばれた少なくとも1種の重合体である。こ
れらの重合体の製法に(lO) は、特に限定はなく高圧ラジカル重合法、溶媒重合法、
溶液重合法など公知方法が適用出来る。
ては、ポリエチレンおよびエチレンー不飽和エステル共
重合体から選ばれた少なくとも1種の重合体である。こ
れらの重合体の製法に(lO) は、特に限定はなく高圧ラジカル重合法、溶媒重合法、
溶液重合法など公知方法が適用出来る。
エチレンー不飽和エステル共重合体としては、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピオン酸ビニル
共重合体などのエチレン−ビニルエステル共重合体およ
びエチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−
アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体等の
エチレンー不飽和カルボン酸エステル共重合体を挙げる
ことが出来る。このエチレン系重合体が共重合体の場合
、そのエチレン含有量は50モル%以上、好ましくは7
0〜99モル%である。エチレン共重合体のメルトイン
デックスは0.01〜800y/10分、好ましくは0
.1〜80y/10分である。
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピオン酸ビニル
共重合体などのエチレン−ビニルエステル共重合体およ
びエチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−
アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体等の
エチレンー不飽和カルボン酸エステル共重合体を挙げる
ことが出来る。このエチレン系重合体が共重合体の場合
、そのエチレン含有量は50モル%以上、好ましくは7
0〜99モル%である。エチレン共重合体のメルトイン
デックスは0.01〜800y/10分、好ましくは0
.1〜80y/10分である。
本発明の接着性樹脂組成物の各成分の割合は特に限定す
るものではないが、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂(
Al成分が80〜90!ffi%、好ましくは40〜8
0重量%、エポキシ基含有エチレン共重合体(13)成
分と熱可塑性樹脂(01成分の合計量が70〜IO重量
%、好ましくは60〜20重量%であり、かつ、エポキ
シ基含有エチレン共重合体(Bl成分と熱可塑性樹脂(
C)成分の合計量中のエポキシ基含有エチレン共重合体
fBl成分の割合が3〜100重量%である。熱可塑性
共重合ポリエステル樹脂(Al成分が30重量未満およ
びエポキシ基含有エチレン共重合体(Bl成分と熱可塑
性樹脂1cI成分の合計量が70重量%を超えると熱可
塑性共重合ポリエステル樹脂IAI特有の各種合成樹脂
、特に軟質ポリ塩化ビニル樹脂に対する接着性が大巾に
低下する。また、エポキシ基含有エチレン共重合体fB
l成分と熱可塑性樹脂(C’l成分の合計量が10重量
%未満および熱可塑性共重合ポリエステル樹脂fAl成
分が90重量%を超えると金属との接着性改良効果が認
められないばかりか、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂
tAlの押出加工性およびフィルムのブロッキング性を
改良出来ない。さらに、エポキシ基含有エチレン系重合
体凹成分を添加しない熱可塑性共重合ポリエステル樹脂
fAl成分と熱可塑性樹脂tc+成分の組成物では、各
種基材との接着性が低下する。
るものではないが、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂(
Al成分が80〜90!ffi%、好ましくは40〜8
0重量%、エポキシ基含有エチレン共重合体(13)成
分と熱可塑性樹脂(01成分の合計量が70〜IO重量
%、好ましくは60〜20重量%であり、かつ、エポキ
シ基含有エチレン共重合体(Bl成分と熱可塑性樹脂(
C)成分の合計量中のエポキシ基含有エチレン共重合体
fBl成分の割合が3〜100重量%である。熱可塑性
共重合ポリエステル樹脂(Al成分が30重量未満およ
びエポキシ基含有エチレン共重合体(Bl成分と熱可塑
性樹脂1cI成分の合計量が70重量%を超えると熱可
塑性共重合ポリエステル樹脂IAI特有の各種合成樹脂
、特に軟質ポリ塩化ビニル樹脂に対する接着性が大巾に
低下する。また、エポキシ基含有エチレン共重合体fB
l成分と熱可塑性樹脂(C’l成分の合計量が10重量
%未満および熱可塑性共重合ポリエステル樹脂fAl成
分が90重量%を超えると金属との接着性改良効果が認
められないばかりか、熱可塑性共重合ポリエステル樹脂
tAlの押出加工性およびフィルムのブロッキング性を
改良出来ない。さらに、エポキシ基含有エチレン系重合
体凹成分を添加しない熱可塑性共重合ポリエステル樹脂
fAl成分と熱可塑性樹脂tc+成分の組成物では、各
種基材との接着性が低下する。
本発明の接着性樹脂組成物は、熱可塑性共重合ポリエス
テル樹脂(Alとエポキシ基含有エチレン共重合体(B
lとの組成物でも改良効果が認められるが、熱可塑性共
重合ポリエステル樹脂tAlとエポキシ基含有エチレン
共重合体FB+と熱可塑性樹脂lotの1種または2種
以上とからなる組成物を用いる方が改良効果は大きい。
テル樹脂(Alとエポキシ基含有エチレン共重合体(B
lとの組成物でも改良効果が認められるが、熱可塑性共
重合ポリエステル樹脂tAlとエポキシ基含有エチレン
共重合体FB+と熱可塑性樹脂lotの1種または2種
以上とからなる組成物を用いる方が改良効果は大きい。
すなわち、熱可塑性樹脂(C1の1種または2種以上を
添加することにより、押出加工性、フィルムのブロッキ
ング性および金属との接着性を改良する効果が顕著であ
る。なかでも特に、ビニル芳香族炭化水素重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体およびゴム状物質から
選ばれた1種とエチレン系重合体から選ばれた1種とを
組み合せて用いることが好ましい。ビニル芳香族炭化水
素重合体、(メタ)アクリル酸エステル系重合体および
ゴム状物質の添加は、本発明の目的を達(1B) 成するために非常に効果的であるが、あまり多く添加す
ると加工時の流れ性およびフィルム強度が低下する。こ
のため、エチレン系重合体をさらに添加することにより
加工時の流れ性およびフィルム強度を適当にコントロー
ルすることが出来る。
添加することにより、押出加工性、フィルムのブロッキ
ング性および金属との接着性を改良する効果が顕著であ
る。なかでも特に、ビニル芳香族炭化水素重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体およびゴム状物質から
選ばれた1種とエチレン系重合体から選ばれた1種とを
組み合せて用いることが好ましい。ビニル芳香族炭化水
素重合体、(メタ)アクリル酸エステル系重合体および
ゴム状物質の添加は、本発明の目的を達(1B) 成するために非常に効果的であるが、あまり多く添加す
ると加工時の流れ性およびフィルム強度が低下する。こ
のため、エチレン系重合体をさらに添加することにより
加工時の流れ性およびフィルム強度を適当にコントロー
ルすることが出来る。
本発明の接着性樹脂組成物は、−軸押出機、二軸押出機
、バンバリーミキサ−1熱ロールなどにて溶融混練する
方法を用い製造することが出来る。各成分の混合は同時
に行なってもよく、また、分括して行なってもよい。溶
融混線に必要な温度は100〜250℃であり、時間は
80秒〜10分で充分である。
、バンバリーミキサ−1熱ロールなどにて溶融混練する
方法を用い製造することが出来る。各成分の混合は同時
に行なってもよく、また、分括して行なってもよい。溶
融混線に必要な温度は100〜250℃であり、時間は
80秒〜10分で充分である。
本発明の接着性樹脂組成物には必要に応じて、酸化防止
剤、紫外線吸収剤等の安定剤、滑剤、無機充填剤、界面
活性剤、帯電防止剤、銅害防止剤、難燃剤、発泡剤、顔
料等の着色剤、可塑剤等を添加混合して使用することが
出来る。
剤、紫外線吸収剤等の安定剤、滑剤、無機充填剤、界面
活性剤、帯電防止剤、銅害防止剤、難燃剤、発泡剤、顔
料等の着色剤、可塑剤等を添加混合して使用することが
出来る。
本発明の接着性樹脂組成物は、ポリエチレン、エチレン
ー不飽和エステル共重合体、ポリフロ(14) ピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体等のオレフ
ィン系重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビニリデンあるいはアク
リル酸エステル系単量体との共重合体、塩化ビニルグラ
フトエチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリオレフ
ィン、クロロスルフォン化ポリオレフィン、エチレン−
テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体等のハロゲン含有重合体、ポ
リエステル系樹脂、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリウレタン樹脂等の合成樹脂類、アルミニウム、鉄
、ニッケル、亜鉛、銅、クロム等の金属、ガラス、陶磁
器、紙および木材などの接着に用いることが出来る。な
かでも、軟質および硬質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエス
テル系樹脂、 ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リウレタン樹脂等の合成樹脂類とアルミニウム、鉄、鉛
、銅等の金属の両者に対して特に好適な接着性を有した
ものである。
ー不飽和エステル共重合体、ポリフロ(14) ピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体等のオレフ
ィン系重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビニリデンあるいはアク
リル酸エステル系単量体との共重合体、塩化ビニルグラ
フトエチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリオレフ
ィン、クロロスルフォン化ポリオレフィン、エチレン−
テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体等のハロゲン含有重合体、ポ
リエステル系樹脂、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリウレタン樹脂等の合成樹脂類、アルミニウム、鉄
、ニッケル、亜鉛、銅、クロム等の金属、ガラス、陶磁
器、紙および木材などの接着に用いることが出来る。な
かでも、軟質および硬質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエス
テル系樹脂、 ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リウレタン樹脂等の合成樹脂類とアルミニウム、鉄、鉛
、銅等の金属の両者に対して特に好適な接着性を有した
ものである。
また、本発明の接着性樹脂組成物は、一般のプラスチッ
クに用いられる成型・加工法(インフレーション法、T
−ダイ押出法、押出ラミネート法等)により、優れた成
型・加工性を有するとともに、フィルムブロックキング
の少ないものである。
クに用いられる成型・加工法(インフレーション法、T
−ダイ押出法、押出ラミネート法等)により、優れた成
型・加工性を有するとともに、フィルムブロックキング
の少ないものである。
本発明の接着性樹脂組成物を用いて積層体を製造する方
法は、特に規定されるものでなく、公知の積層法または
塗装法あるいは両者の組合せなど任意の技術を適用する
ことが出来る。たとえば、基材と基材の間にフィルム状
、シート状、粉末状、ペレット状等の形態で、本発明の
接着性樹脂組成物を介在させ、溶融温度以上に加熱し、
圧着させる方法、あるいは、一方の基材表面にあらかじ
め、押出コーティング法、トライラミネート法、共押出
成型法、あるいは、粉末または溶液で塗布後加熱し本発
明の接着性樹脂組成物をコートしておき、他方の基材と
重ね合せ溶融温度以上に加熱し圧着する方法等がある。
法は、特に規定されるものでなく、公知の積層法または
塗装法あるいは両者の組合せなど任意の技術を適用する
ことが出来る。たとえば、基材と基材の間にフィルム状
、シート状、粉末状、ペレット状等の形態で、本発明の
接着性樹脂組成物を介在させ、溶融温度以上に加熱し、
圧着させる方法、あるいは、一方の基材表面にあらかじ
め、押出コーティング法、トライラミネート法、共押出
成型法、あるいは、粉末または溶液で塗布後加熱し本発
明の接着性樹脂組成物をコートしておき、他方の基材と
重ね合せ溶融温度以上に加熱し圧着する方法等がある。
接着温度は一般1こ7o〜250℃で行なわれる。
本発明の接着性樹脂組成物は、例えば、軟質ポリ塩化ビ
ニル樹脂をシース層とするアルミ、鉛あるいは銅等の金
属ラップケーブル(通信および電力用)の接着層に使わ
れるなど工業的意味は極めて大きいものである。
ニル樹脂をシース層とするアルミ、鉛あるいは銅等の金
属ラップケーブル(通信および電力用)の接着層に使わ
れるなど工業的意味は極めて大きいものである。
以下に本発明を実施例によって説明するが、本発明はこ
れらによって限定されるものではない。なお、実施例に
おいて物性の測定は以下の方法により行なった。
れらによって限定されるものではない。なお、実施例に
おいて物性の測定は以下の方法により行なった。
(1)軟質ポリ塩化ビニル樹脂とアルミニウムの接着性
(8−PVO/A/ ) 軟質ポリ塩化ビニル樹脂シート(8−PVC)と軟質ア
ルミニウム(A/)の間に接着性樹脂組成物フィルム(
50〜60μ)を介在させ、180℃X5分×101の
条件で接S t、 t: 後、101m巾に切断し、A
/を1800の角度に曲げ、10(1m/分の引張速度
で剥離強度を測定した。
(8−PVO/A/ ) 軟質ポリ塩化ビニル樹脂シート(8−PVC)と軟質ア
ルミニウム(A/)の間に接着性樹脂組成物フィルム(
50〜60μ)を介在させ、180℃X5分×101の
条件で接S t、 t: 後、101m巾に切断し、A
/を1800の角度に曲げ、10(1m/分の引張速度
で剥離強度を測定した。
(17)
(2)押出加工性
201mφT−タイ加工機(田辺プラスチック製)を1
40℃に設定し、50〜60μフィルム成型加工時にお
ける冷却ロールへの粘着状況を目安として加工性を評価
した。
40℃に設定し、50〜60μフィルム成型加工時にお
ける冷却ロールへの粘着状況を目安として加工性を評価
した。
冷却ロールへ粘着し加工出来ず : ×冷却ロールへや
や粘着する : Δ冷却ロールへ粘着なし
二 〇(3) フィルムのブロッキング性 (2)順向様に、140℃に設定したT−ダイ加工機で
、50〜60μのフィルムに成型しコイル状に巻く。1
日放置した後、フィルムの巻きほぐしを行ない、その容
易さを目安とシフロッキング性を評価した。
や粘着する : Δ冷却ロールへ粘着なし
二 〇(3) フィルムのブロッキング性 (2)順向様に、140℃に設定したT−ダイ加工機で
、50〜60μのフィルムに成型しコイル状に巻く。1
日放置した後、フィルムの巻きほぐしを行ない、その容
易さを目安とシフロッキング性を評価した。
巻きはぐしか非常に困難 : ×巻きほぐしかや
や困難 : △巻きほぐしが非常に容易
二 〇また、上記接着性試験に使用した基材は以下の
通りである。
や困難 : △巻きほぐしが非常に容易
二 〇また、上記接着性試験に使用した基材は以下の
通りである。
0軟質アルミニウム
(18)
J I 8− H4000、A−105OR−0(15
0μテープ) 0軟質ポリ塩化ビニル樹脂 ポリ塩化ビニル樹脂:スミリット■5X−18(住友化
学工業■製)100重量部、ジオクチルテレフタレート
60重量部、炭酸カルシウムloM量部、8塩基性硫酸
鉛(トリベース)8重量部、2塩基性亜すン酸鉛1重量
部を150℃ロールにて5分間混練した後、2層厚のシ
ート状に押出した。
0μテープ) 0軟質ポリ塩化ビニル樹脂 ポリ塩化ビニル樹脂:スミリット■5X−18(住友化
学工業■製)100重量部、ジオクチルテレフタレート
60重量部、炭酸カルシウムloM量部、8塩基性硫酸
鉛(トリベース)8重量部、2塩基性亜すン酸鉛1重量
部を150℃ロールにて5分間混練した後、2層厚のシ
ート状に押出した。
実施例1〜6および比較例1〜8
熱可塑性共重合ポリエステル樹脂として、東洋紡績■製
バイロン■80P(以下(A−1)と記す):融点12
5℃、エポキシ基含有エチレン共重合体として、メルト
インデックス7y/10分、グリシジルヌククリレート
2.2モル%および酢酸ビニル1.8モル%を含有する
エチレン共重合体(以下(B−1)と記す)。および、
熱可塑性樹脂として、日本ポリス、チレン工業■製ボリ
スチレン二二(19) あるいは、酢酸ビニル含有tto重量%、メルトインデ
ックス65’/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(以下(C−2)と記す)を混合し、20顛φ押出機を
用いて170℃の温度で再造粒した。得られた接着性樹
脂組成物を20藺φT−ダイ加工機で50〜60μのフ
ィルムに成型した。このフィルムを用い接着性試験を行
なった結果を第−表に示す。
バイロン■80P(以下(A−1)と記す):融点12
5℃、エポキシ基含有エチレン共重合体として、メルト
インデックス7y/10分、グリシジルヌククリレート
2.2モル%および酢酸ビニル1.8モル%を含有する
エチレン共重合体(以下(B−1)と記す)。および、
熱可塑性樹脂として、日本ポリス、チレン工業■製ボリ
スチレン二二(19) あるいは、酢酸ビニル含有tto重量%、メルトインデ
ックス65’/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体
(以下(C−2)と記す)を混合し、20顛φ押出機を
用いて170℃の温度で再造粒した。得られた接着性樹
脂組成物を20藺φT−ダイ加工機で50〜60μのフ
ィルムに成型した。このフィルムを用い接着性試験を行
なった結果を第−表に示す。
比較例として、(A−1)およびCB−1>を単独に用
いた結果を第−表に示す。
いた結果を第−表に示す。
(21)
実施例7〜13および比較例4
実施例1で用いた熱可塑性共重合ポリエステル樹脂(A
−1)、エポキシ基含有エチレン共重合体(B−1)、
熱可塑性樹脂(C−1)および(C−2)を混合し、3
Qmφ押出機を用いて190℃の温度で再造粒した。
−1)、エポキシ基含有エチレン共重合体(B−1)、
熱可塑性樹脂(C−1)および(C−2)を混合し、3
Qmφ押出機を用いて190℃の温度で再造粒した。
なお、(C−1)は(A−1)と(0−1)のl=1重
量部の組成物を80厘φ押出機であらかじめ製造し、マ
スターバッチ方式で添加した。得られた接着性樹脂組成
物は実施例1と同様に評価した。結果を第2表に示す。
量部の組成物を80厘φ押出機であらかじめ製造し、マ
スターバッチ方式で添加した。得られた接着性樹脂組成
物は実施例1と同様に評価した。結果を第2表に示す。
比較例としてCB−1)を添加しない場合の結果を第2
表に示す。
表に示す。
(22)
実施例14〜17および比較例5.6
熱可塑性共重合ポリエステル樹脂として、東洋紡績■製
バイロン”0M900 (以下(A−2)と記す):融
点118℃、エポキシ基含有エチレン共重合体として、
メルトインデックス79710分、グリシジルメタクリ
レート2.2モル%および酢酸ビニル1゜8モル%を含
有するエチレン共重合体(B−1)、および、熱可塑性
樹脂として、日本ポリスチレン工業■製ポリスチレン:
ニスブライ1)s(0−1)、および酢酸ビニル含有量
lO重量%、メルトインデックス6g/10分のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(C−2)を混合し、80Wφ
押出機を用いて190℃の温度で再造粒した。なお、(
0−1)は(A−2)と((3−1)のl:1重量部の
組成物を80mφ押出機であらかじめ製造し、マスター
バッチ方式で添加した。得られた接着性樹脂組成物は実
施例1と同様に評価した。
バイロン”0M900 (以下(A−2)と記す):融
点118℃、エポキシ基含有エチレン共重合体として、
メルトインデックス79710分、グリシジルメタクリ
レート2.2モル%および酢酸ビニル1゜8モル%を含
有するエチレン共重合体(B−1)、および、熱可塑性
樹脂として、日本ポリスチレン工業■製ポリスチレン:
ニスブライ1)s(0−1)、および酢酸ビニル含有量
lO重量%、メルトインデックス6g/10分のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(C−2)を混合し、80Wφ
押出機を用いて190℃の温度で再造粒した。なお、(
0−1)は(A−2)と((3−1)のl:1重量部の
組成物を80mφ押出機であらかじめ製造し、マスター
バッチ方式で添加した。得られた接着性樹脂組成物は実
施例1と同様に評価した。
結果を第8表に示す。
比較例として(A−2)単独および(B−1)を添加し
ない場合の結果を第8表に示す。
ない場合の結果を第8表に示す。
(z5 )
(26)
実施例18〜22
熱可塑性共重合ポリエステル樹脂として、実施例1の(
A−1)50重量%、エポキシ基含有エチレン共重合体
として実施例1の(B−1)20重量%、および熱可塑
性樹脂(0)の2種を組み合せ、各々15重量%づつを
混合し、80履φ押出機を用いて190℃の温度で再造
粒した。得られた接着性樹脂組成物は実施例1と同様に
評価した。結果を第4表に示す。
A−1)50重量%、エポキシ基含有エチレン共重合体
として実施例1の(B−1)20重量%、および熱可塑
性樹脂(0)の2種を組み合せ、各々15重量%づつを
混合し、80履φ押出機を用いて190℃の温度で再造
粒した。得られた接着性樹脂組成物は実施例1と同様に
評価した。結果を第4表に示す。
手続補正書(方式)
%式%
1、事件の表示
昭和57年 特許順相197275 号2、発明の名
称 接着性樹脂組成物 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称 (
2OC+)住友化学工業株式会社代表者 土
方 武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地住友化学工業
株式会社内
称 接着性樹脂組成物 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称 (
2OC+)住友化学工業株式会社代表者 土
方 武 4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地住友化学工業
株式会社内
Claims (1)
- 熱可塑性共重合ポリエステル樹脂体)とエポキシ基含有
エチレン共重合体(Bl、あるいはさらに、熱可塑性樹
脂(01とからなる接着性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19727582A JPS5986677A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 接着性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19727582A JPS5986677A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 接着性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986677A true JPS5986677A (ja) | 1984-05-18 |
JPS645073B2 JPS645073B2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=16371750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19727582A Granted JPS5986677A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | 接着性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986677A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249085A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 接着用樹脂組成物 |
JPH03283312A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | テープ電線の端末部 |
US5091478A (en) * | 1986-11-14 | 1992-02-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Partially grafted thermoplastic compositions |
US5889114A (en) * | 1988-05-13 | 1999-03-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermoplastic elastomeric compositions |
JP2008088390A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Efutekkusu Kk | ポリエチレンテレフタレート系樹脂のインフレーション法フィルムの製造方法 |
WO2009028477A1 (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-05 | Toagosei Co., Ltd. | 飽和ポリエステル系樹脂組成物及びホットメルト接着剤組成物 |
WO2011062248A1 (ja) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | 住友化学株式会社 | エポキシ基含有エチレン系共重合体及び樹脂組成物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020090053A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | シャープ株式会社 | 表示デバイスの製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142748A (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-12 | Toray Industries | Netsusetsuchakuseihoriesuterufuirumu |
JPS5232045A (en) * | 1975-09-08 | 1977-03-10 | Toray Ind Inc | Resin composition |
JPS55137154A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-25 | Toray Ind Inc | Polyester composition |
-
1982
- 1982-11-09 JP JP19727582A patent/JPS5986677A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142748A (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-12 | Toray Industries | Netsusetsuchakuseihoriesuterufuirumu |
JPS5232045A (en) * | 1975-09-08 | 1977-03-10 | Toray Ind Inc | Resin composition |
JPS55137154A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-25 | Toray Ind Inc | Polyester composition |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5091478A (en) * | 1986-11-14 | 1992-02-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Partially grafted thermoplastic compositions |
US5889114A (en) * | 1988-05-13 | 1999-03-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermoplastic elastomeric compositions |
JPH0249085A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 接着用樹脂組成物 |
JPH03283312A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | テープ電線の端末部 |
JP2008088390A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Efutekkusu Kk | ポリエチレンテレフタレート系樹脂のインフレーション法フィルムの製造方法 |
WO2009028477A1 (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-05 | Toagosei Co., Ltd. | 飽和ポリエステル系樹脂組成物及びホットメルト接着剤組成物 |
WO2011062248A1 (ja) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | 住友化学株式会社 | エポキシ基含有エチレン系共重合体及び樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS645073B2 (ja) | 1989-01-27 |
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