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JPS5984765A - 粉体の固結防止方法 - Google Patents

粉体の固結防止方法

Info

Publication number
JPS5984765A
JPS5984765A JP18795482A JP18795482A JPS5984765A JP S5984765 A JPS5984765 A JP S5984765A JP 18795482 A JP18795482 A JP 18795482A JP 18795482 A JP18795482 A JP 18795482A JP S5984765 A JPS5984765 A JP S5984765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
film
moisture
sample
moisture permeability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18795482A
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON SHIYOKUEN SEIZOU KK
Original Assignee
NIHON SHIYOKUEN SEIZOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON SHIYOKUEN SEIZOU KK filed Critical NIHON SHIYOKUEN SEIZOU KK
Priority to JP18795482A priority Critical patent/JPS5984765A/ja
Publication of JPS5984765A publication Critical patent/JPS5984765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主に食塩または、塩化アンモニウム等の潮
解性のあるわ)体の包装状態下におりる固結防止方法に
関するものである。
一般に潮解性のある物質は粉状になると、当該粉体とそ
の外部大気間で水分を吸収し、かつ放出し合うため、こ
のt5)体は潮解と再結晶の繰返しにより団塊状態(こ
れを固結という)になって粉体としての特性を失うこと
になる。従ってこれらの物質を包装状態下において固結
させないために、従来は吸湿剤を袋詰め(おもに布袋)
の状態にして直接包装状態下の粉体内に混入したり、ま
たは固結防止剤のリン酸ソーダ等を上記粉体内に混合し
たりした。しかし前者においては、袋が破れた場合には
内部の吸湿剤が粉体と混合してしまい、しかも双方は概
ね同系色であることが多いため、いったん混合すると分
離が殆ど不可能となる。またl&者においては、混合度
にもよるが、直接的な混合は粉体の純度を維持できない
ことになる等から、いずれも粉体としての商品価値が大
幅に低下するという問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、潮解性のある食塩
または塩化アンモニウム等の粉体を通常の透湿度による
フィルムで包装し、その外側を水蒸気は積極的に通さな
い透湿度が極めて小さなフィルムで密封状に包装すると
ともに、この両フィルム間には袋入の吸湿剤を入れてお
くことにより、上記の粉体に吸湿剤が直接触れることな
く、また固結防止剤の混合もなくて、高純度のもとて長
期的にわたり固結が容易確実に防止できる粉体の固結防
止方法を提供することにある。
以下この発明を図面に基づいて説明する。
例えば食塩等の潮解性のある粉体1を、水蒸気はある程
度通ずことが可能な範囲の透湿度5から1000g/m
2/24hrを有するポリエチレン材料製のフィルム2
で包装し、さらにこの外側を、水蒸気は積極的に通さな
い範囲の透湿度0.5〜100g/m2/24hrを有
する透明または半透明なポリエチレン材料製のフィルム
3により包装するとともに、この両フィルム2.3間の
内部空間域には塩化カルシウム等による吸湿剤4を袋入
の状態により収容したのち、上記外側フィルム3の収納
口5を熱溶着等で密封する。
上記により粉体lが、潮解性を有する食塩固有の性質で
含有水分をフィルム2内で発散しても、このフィルム2
ば、前記したように5〜1000g/m2/24hrの
透湿度を有しているため、上記水う)をフィルム面から
発散することを許容するが、このフィルム2の外側は、
水蒸気を積極的に通さない0.5〜100 g/m2/
24 h rの透堺度を有するフィルム3により密封態
様のもとで包囲され“ζいる。従ってわ)体1から発散
された上記の水分は、両フィルム2,3間に存在する吸
湿剤4によって積極的に吸収されることになる。これに
より粉体lは正規の粉状を長期的に維持することができ
る。
またわ)体lを包装したフィルム2の外側を透明または
半透明のフィルム3により包装し、かつ吸湿剤4は袋入
の状態にしたので、解装の際に吸湿剤4が、誤ってわ)
体1内に混入するのを確実に防止できるとともに、その
態様を外部から容易に認知できるという利点がある。
次にこの発明の第1実施例を表1において説明する。
この第1実施例では食塩20kgのむ)体lを、透湿度
がほぼ500g/m” /24hrを有するクラフト紙
で包装した。さらにこの外側を透湿度50 g/rn2
/ 24 h rを有する透明なポリエチレン材料製の
フィルム3で密封状に包装した。そしてこのフィルム2
.3間には塩化カルシウム50gの布製袋入による吸湿
剤4を収容した。上記の試料をrAJとし、またこの発
明のものと比較するために、包装様式は上記の試料rA
Jと全く同じで、そのフィルム2,3間には吸湿剤4を
入れないものを試料rBJとし、さらに包装様式は」二
記の試料rBJと全く同じで、フィルム2内の食塩20
kgによる第5)体1には固結防止剤であるリン酸2−
ナトリウム80gを、直接的に添加混合したものを試料
「C」とし、これらの試料「八」。
rBJ、rcJを自然環境のもとに保存した際、次の表
1に示す結果が得られた。
表   1 区分  試 料   試料   試料 rAJ      rBJ     rCJ保存期間 
 (kg / c艷)  (kg / c+J )  
(kg / +Jl )6日間   0    0.6
   015日間   0     1.3    0
30日間   0     1.5    0.260
日間   0     2.3    0.6注1)表
中の数字(kg / c+J )は、食塩の固まりを破
壊するのに要する圧力の強さを示す。
注2)使用した食塩は、全試料とも同じで、塩化り”ト
リウム純度99,9%の高純度食塩であり、粒径はO,
1mm以下で、平均粒径は0.07mmである。
またこの発明の第2実施例を表2において説明する。
このff12実施例では塩化アンモニウム粉末15kg
のむ)体lを、透湿度120g/m” /24hrを有
するポリエチレン材料製のフィルム2で包装した。さら
にこの外側を透湿度12g/m”/241i rを有す
る半透明なポリエチレン材料製のフィルム3で密封状に
包装した。そして上記フィルムク。3間には塩化カルシ
ウム40gの袋入による吸湿剤4を収容した。この試料
をrDJとし、またこの発明のものと比較するために、
包装様式は上記による試料rDJと全く同じで、そのフ
ィルム2.3間には吸湿剤4を入れないものを試料rE
Jとし、さらに包装様式は」二記の試料rEJと全く同
じで、フィルム2内の塩化アンモニウム粉末15kgに
よる粉体lには固結防止剤である塩化マグネシウム10
0gを、直接的に添加混合したものを試料rFJとし、
これらの試料rl)J。
rEJ、rFJを自然環境のもとに保存した際、次の表
2に示す結果が1qられた。
表2 区分  試 料   試料   試才1rDJ    
rlEJ   I’FJ保存期間  (kg/cd)(
眩/ cJ )  (kg/ C艷)6日間   0 
   0    0 15日間   0    0    030日間   
0     1.4    060日間   0   
  2.0   0.3注1)表中の数字(kg / 
cJ )は、塩化アンモニウムの固まりを破壊するのに
要する圧力の強さを示す。
注2)使用した塩化アンモニウムは、全試料とも同しで
、塩化アンモニウムの純度は99.0%であり、その粒
径はQ、 l m m以下で、平均粒径は0.05mm
である。
なおその他の実施例としては、塩化カリウム。
砂糖等の各粉末についても、前記の第1実施例と間し方
法で包装したところ、いずれも第1.第2実施例とほぼ
同様の効果が得られた。
以上に説明したようにこの発明は、潮解性のある食塩ま
たは塩化アンモニウム等の粉体を、透湿度5〜1000
 g/m” /24 h rを有するポリエチレンのフ
ィルムで包装し、その外側を透湿度0.5〜100 g
/m” /24 h rを有するポリエチレンのフィル
ムで密封状に包装するとともに、この両フィルム間には
袋入の吸湿剤を入れておくことにより、上記粉体は、例
えば食塩固有の性質で含有水分を発散しても、両フィル
ム間に存在する吸湿剤によりその水分が積極的に吸収さ
れて、上記粉体の固結を容易確実に防止することができ
るため、正規のむ)状を長期的に維持することができる
。そのうえ吸湿剤は両フィルム間に位置していて粉体と
は直接的に接触しないことがら、上記粉体は高純度が維
持されてこの種わ)体の商品価値を大幅に向上できる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の固結防止方法による粉体の包装態様を
示す断面図である。 ■・・・ 粉体     2.3・・・ フィルム4・
・・ 吸湿剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潮解性のある物質の粉体を透湿度5〜1000g
    /m”/24hrを有する材料製のフィルムで包装し、
    さらにそψ外側を透湿度0.5〜100 g/m” /
    、24 h rを有する材料製のフィルムで密封的に包
    装するとともに、前記両フィルム間の空間には湿、気吸
    収剤を存在さ−[て島期間にわたり粉体の固結を、防止
    することを特徴とするt5’j体の固結防止方法。
  2. (2)前記の透湿度0.5〜l O−Og/m2/24
    h「を有するフィルム材料を透明または半透明とするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の16)麹の
    固結防止方法。
JP18795482A 1982-10-26 1982-10-26 粉体の固結防止方法 Pending JPS5984765A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5858310B1 (ja) * 2015-01-23 2016-02-10 富田製薬株式会社 容器入り塩化ナトリウム、及び塩化ナトリウムの保存方法
JP2020164192A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 デンカ株式会社 窒化ホウ素粉末の梱包体、化粧料及びその製造方法
JP2021031148A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社トクヤマ 窒化ホウ素粉末の二重包装体

Cited By (4)

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WO2016117528A1 (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 富田製薬株式会社 容器入り塩化ナトリウム、及び塩化ナトリウムの保存方法
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