JPS598014Y2 - ステアリング・シヤフト用自在継手のフオ−ク - Google Patents
ステアリング・シヤフト用自在継手のフオ−クInfo
- Publication number
- JPS598014Y2 JPS598014Y2 JP15649480U JP15649480U JPS598014Y2 JP S598014 Y2 JPS598014 Y2 JP S598014Y2 JP 15649480 U JP15649480 U JP 15649480U JP 15649480 U JP15649480 U JP 15649480U JP S598014 Y2 JPS598014 Y2 JP S598014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- fork
- universal joint
- support part
- steering shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ステアリング・シャフトに使用する自在継手
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
自動車特にF−F車では、室内の広さを大きくする必要
がら、ステアリング・シャフトを折曲げ可能としている
。
がら、ステアリング・シャフトを折曲げ可能としている
。
このため、シャフトの中間部に自在継手を介在させてい
るが、この自在継手Aは第1図に示すように、ニードノ
レ11とカツプ12とよりなるベアリング1を組付けた
十字軸2に、左右からそれぞれ二又状のフォーク3,3
を組付けたものである。
るが、この自在継手Aは第1図に示すように、ニードノ
レ11とカツプ12とよりなるベアリング1を組付けた
十字軸2に、左右からそれぞれ二又状のフォーク3,3
を組付けたものである。
従来使われているフォーク3は、一般に鍛造製のため、
材料費が高く且つ重い欠点がある。
材料費が高く且つ重い欠点がある。
このため、最近では薄鋼板をプレス加工して製作したフ
ォークが使われているが、これは製作が簡単であり、軽
量で且つ単価も安くあがる利点がある。
ォークが使われているが、これは製作が簡単であり、軽
量で且つ単価も安くあがる利点がある。
しかし、他面フォーク全体が肉薄となると同時に、第2
−3図に示すように十字軸2の軸部4を嵌合する支持部
5が肉薄となる。
−3図に示すように十字軸2の軸部4を嵌合する支持部
5が肉薄となる。
このため、十字軸2の軸部4の外端だけが、フォーク3
に嵌合され、軸部4の内端は支持がらはずれて露出する
こととなる。
に嵌合され、軸部4の内端は支持がらはずれて露出する
こととなる。
また、支持部5の外周の一部51をカシメて、ベアリン
グ1をとめていることと、十字軸2を装入する関係上、
第2〜3図に仮想線で示すようにフォーク3を小さくし
て、軸部4の中央部を支持するように設計変更すること
も出来ない。
グ1をとめていることと、十字軸2を装入する関係上、
第2〜3図に仮想線で示すようにフォーク3を小さくし
て、軸部4の中央部を支持するように設計変更すること
も出来ない。
このため自在継手Aに回転トルクが加わると、ベアリン
グ1と軸部4との外端部だけに大きな面圧がかかつて偏
荷重となるため、軸部4が摩耗しやすい欠点が生ずる。
グ1と軸部4との外端部だけに大きな面圧がかかつて偏
荷重となるため、軸部4が摩耗しやすい欠点が生ずる。
更には、フォーク3が回転トルクによって少しでも外側
に曲げられると、ベアリング1がフォーク3の支持部5
より外れやすくなる虞れもある。
に曲げられると、ベアリング1がフォーク3の支持部5
より外れやすくなる虞れもある。
本考案は、上記の欠点を解消するために提案したステア
リング・シャフト用自在継手のフォークで、以下にその
実施例を図面に基いて説明する。
リング・シャフト用自在継手のフォークで、以下にその
実施例を図面に基いて説明する。
第4図は本考案に於けるフォークと十字軸との組付状態
を示す横断面図、第5図は同縦断面図、第6図は同使用
状態を示す正面図である。
を示す横断面図、第5図は同縦断面図、第6図は同使用
状態を示す正面図である。
そしてフォーク3に、ニードノレ11とカツプ12とよ
りなるベアリング1を介して、十字軸2の軸部4を嵌合
して組付けることは従来と同じであるが、本考案ではフ
ォーク3を薄鋼板製とすると共に、十字軸2の軸部4を
嵌合するフォーク3支持部が、正面からみて山型状にな
るように内方へ彎曲させて彎曲支持部6とする。
りなるベアリング1を介して、十字軸2の軸部4を嵌合
して組付けることは従来と同じであるが、本考案ではフ
ォーク3を薄鋼板製とすると共に、十字軸2の軸部4を
嵌合するフォーク3支持部が、正面からみて山型状にな
るように内方へ彎曲させて彎曲支持部6とする。
そして該彎曲支持部6の頂部の中心61が、軸部4の中
心線41と一致するようにする。
心線41と一致するようにする。
本考案の自在継手のフォークは、以上説明したように十
字軸の軸部を嵌人するフォークの支持部を山型状に内方
へ彎曲させて彎曲支持部とすると共に、該彎曲支持部の
中心を軸部の中心線と一致させた。
字軸の軸部を嵌人するフォークの支持部を山型状に内方
へ彎曲させて彎曲支持部とすると共に、該彎曲支持部の
中心を軸部の中心線と一致させた。
このため、自在継手に回転トルクが加わった場合、従来
のフォークのように偏荷重がががることなく、軸部とベ
アリングに等分布荷重がかかることとなるので、ベアリ
ングの寿命と自在継手の破壊荷重を増加させることが出
来、且つベアリングがフォークからはずれやすいという
従来のフォークが有していた欠点を同時に解消しうるも
のである。
のフォークのように偏荷重がががることなく、軸部とベ
アリングに等分布荷重がかかることとなるので、ベアリ
ングの寿命と自在継手の破壊荷重を増加させることが出
来、且つベアリングがフォークからはずれやすいという
従来のフォークが有していた欠点を同時に解消しうるも
のである。
第1図は自在継手を示す分解斜視図、第2図は従来のス
テアリング・シャフト用自在継手のフオー・夕を示す横
断面図、第3図は同縦断面図、第4図は本考案のフォー
クを示す横断面図、第5図は同縦断面図、第6図は同
使用状態を示す正面図である。 1・・・・・・ベアリング、2・・・・・・十字軸、3
・・・・・・フォーク、4・・・・・・軸部、41・・
・・・・軸部4の中心線、5・・・・・・支持部、6・
・・・・・彎曲支持部、61・・・・・・彎曲支持部の
中心、A・・・・・・自在継手。
テアリング・シャフト用自在継手のフオー・夕を示す横
断面図、第3図は同縦断面図、第4図は本考案のフォー
クを示す横断面図、第5図は同縦断面図、第6図は同
使用状態を示す正面図である。 1・・・・・・ベアリング、2・・・・・・十字軸、3
・・・・・・フォーク、4・・・・・・軸部、41・・
・・・・軸部4の中心線、5・・・・・・支持部、6・
・・・・・彎曲支持部、61・・・・・・彎曲支持部の
中心、A・・・・・・自在継手。
Claims (1)
- 左右一対のフォークを十字軸を介して組付けてなる自在
継手に於て、フォークを薄鋼板製とすると共に、十字軸
の軸部を嵌合するフォークの支持部を正面からみて山型
状になるように内方へ彎曲させて彎曲支持部とし、該彎
曲支持部の中心を軸部の中心線と一致させてなるステア
リング・シャフト用自在継手のフォーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15649480U JPS598014Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | ステアリング・シヤフト用自在継手のフオ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15649480U JPS598014Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | ステアリング・シヤフト用自在継手のフオ−ク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5779228U JPS5779228U (ja) | 1982-05-15 |
JPS598014Y2 true JPS598014Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29515649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15649480U Expired JPS598014Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | ステアリング・シヤフト用自在継手のフオ−ク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598014Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103732475A (zh) * | 2011-08-29 | 2014-04-16 | 株式会社捷太格特 | 转向操作装置以及十字接头 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5382172B2 (ja) * | 2012-07-20 | 2014-01-08 | 日本精工株式会社 | 自在継手用ヨーク |
-
1980
- 1980-10-31 JP JP15649480U patent/JPS598014Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103732475A (zh) * | 2011-08-29 | 2014-04-16 | 株式会社捷太格特 | 转向操作装置以及十字接头 |
CN103732475B (zh) * | 2011-08-29 | 2016-02-17 | 株式会社捷太格特 | 转向操作装置以及十字接头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5779228U (ja) | 1982-05-15 |