JPS597983B2 - デ−タシヨリホウシキ - Google Patents
デ−タシヨリホウシキInfo
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- JPS597983B2 JPS597983B2 JP13867875A JP13867875A JPS597983B2 JP S597983 B2 JPS597983 B2 JP S597983B2 JP 13867875 A JP13867875 A JP 13867875A JP 13867875 A JP13867875 A JP 13867875A JP S597983 B2 JPS597983 B2 JP S597983B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- data processing
- cycle
- gate
- memory unit
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は定められたマシンサイクルタイムを持つデータ
処理装置とそのマシンサイクルタイムとは必ずしも同期
していない外部装置の間のデータの授受を制御するデー
タ処理方式に関するものである。
処理装置とそのマシンサイクルタイムとは必ずしも同期
していない外部装置の間のデータの授受を制御するデー
タ処理方式に関するものである。
ここにいう外部装置とはたとえばメモリユニットや入力
装置のように独立のタイミングで動作するユニットや装
置をいう。本発明は上記のようにマシンサイクルタイム
に関係があるので、はじめこの点につき説明しておくと
、データ処理装置の多くは或る定められたマシンサイク
ルを持つていて、1マシンサイクルに1つの基本動作を
行う。
装置のように独立のタイミングで動作するユニットや装
置をいう。本発明は上記のようにマシンサイクルタイム
に関係があるので、はじめこの点につき説明しておくと
、データ処理装置の多くは或る定められたマシンサイク
ルを持つていて、1マシンサイクルに1つの基本動作を
行う。
この基本動作は制御記憶ユニットから読み出されたマイ
クロプログラムにより規定される。具体的にはマシンサ
イクルを周期としてくり返すタイミングパルスが作られ
、そのタイミングパルスによつて制御記憶ユニットにユ
ニット番地が送られ、その番地のデータが読み出され、
そのデータで示される動作が実行される。実行中または
実行結果は前記タイミングパルスによる各種レジスタや
フリツプフロツプの状態が変更されることにより基本動
作が実行される。このマシンサイクルは演算サイクルと
も呼ばれている。或る定められたマシンサイクルタイム
を持つデータ処理装置と或る決められたアクセスタイム
を持つメモリユニツトを組み合わせてデータ処理を行う
場合、メモリのアクセスタイムがデータ処理装置のマシ
ンサイクルタイムの整数倍になつていることが望ましい
。そして一般にメモリユニツトのアクセスタイムは一定
に作られている。しかしこのような構成にしてもデータ
処理装置から見たアクセスタイムは一定とはいえない。
それは、メモリユニツトにはデータ処理装置のほかにチ
ヤンネル装置などが接続されていて、データ処理装置か
らの使用要求は、チヤンネル装置などが使用中はそのア
クセスが終了するまで待たされることになるからである
。したがつてこのような構成の従来装置では、あとから
詳しく説明するが、マイク口プログラムが大きくなり又
作成にあたつてメモリユニツトのアクセスタイムとの関
係に深い注意を払わねばならず、またタイミングパルス
の停止によつて種々の不都合を生じていた。したがつて
本発明の目的は、マイクロプログラムが小さくてすみ而
も作成し易くし、またタイミングパルスを停止しなくて
すむデータ処理方式を提供しようとするものである。
クロプログラムにより規定される。具体的にはマシンサ
イクルを周期としてくり返すタイミングパルスが作られ
、そのタイミングパルスによつて制御記憶ユニットにユ
ニット番地が送られ、その番地のデータが読み出され、
そのデータで示される動作が実行される。実行中または
実行結果は前記タイミングパルスによる各種レジスタや
フリツプフロツプの状態が変更されることにより基本動
作が実行される。このマシンサイクルは演算サイクルと
も呼ばれている。或る定められたマシンサイクルタイム
を持つデータ処理装置と或る決められたアクセスタイム
を持つメモリユニツトを組み合わせてデータ処理を行う
場合、メモリのアクセスタイムがデータ処理装置のマシ
ンサイクルタイムの整数倍になつていることが望ましい
。そして一般にメモリユニツトのアクセスタイムは一定
に作られている。しかしこのような構成にしてもデータ
処理装置から見たアクセスタイムは一定とはいえない。
それは、メモリユニツトにはデータ処理装置のほかにチ
ヤンネル装置などが接続されていて、データ処理装置か
らの使用要求は、チヤンネル装置などが使用中はそのア
クセスが終了するまで待たされることになるからである
。したがつてこのような構成の従来装置では、あとから
詳しく説明するが、マイク口プログラムが大きくなり又
作成にあたつてメモリユニツトのアクセスタイムとの関
係に深い注意を払わねばならず、またタイミングパルス
の停止によつて種々の不都合を生じていた。したがつて
本発明の目的は、マイクロプログラムが小さくてすみ而
も作成し易くし、またタイミングパルスを停止しなくて
すむデータ処理方式を提供しようとするものである。
本発明のデータ処理方式は、記憶素子を用いてデータを
格納するメモリユニツトにデータ処理装置から信号が送
られ、この信号に基づいて前記記憶素子からデータが読
出されデータ処理装置に送られるようにしてデータ処理
が行われるデータ処理方式において、読出し指定を主体
とするメモリユニツト起動信号をメモリユニツトに送出
する第51の信号送出手段(データ処理装置内)と、メ
モリユニツト起動信号に基づいて記憶素子から指定され
たデータを読み出しセツトとして記憶する第1の記憶手
段(メモリユニツト内ノと、前述のデータをセツトする
時刻よりも一定時間前に間もなくデータを第1の記憶手
段にセツトします」という予告である応答信号をデータ
処理装置に送出する第2の信号送出手段(メモリユニツ
ト内)と、この応答信号をセツトし記憶しておく第2の
記憶手段(データ処理装置内)と、この第2の記憶手段
に記憶手段が記憶されているか否かの判定を行う判定手
段(データ処理装置内)と、この状態判定の結果応答信
号が記憶されていると判断されたら、そのまま続いて或
いは任意のサイクルの演算のあと或いは任意の時間のあ
と、データ読取りゲート信号を主体とした信号を第1の
記憶手段に送出してこの記憶手段に記憶されているデー
タを読み取るようにしたデータ読取り手段(データ処理
装置内)を含んでいるデータ処理方式である。
格納するメモリユニツトにデータ処理装置から信号が送
られ、この信号に基づいて前記記憶素子からデータが読
出されデータ処理装置に送られるようにしてデータ処理
が行われるデータ処理方式において、読出し指定を主体
とするメモリユニツト起動信号をメモリユニツトに送出
する第51の信号送出手段(データ処理装置内)と、メ
モリユニツト起動信号に基づいて記憶素子から指定され
たデータを読み出しセツトとして記憶する第1の記憶手
段(メモリユニツト内ノと、前述のデータをセツトする
時刻よりも一定時間前に間もなくデータを第1の記憶手
段にセツトします」という予告である応答信号をデータ
処理装置に送出する第2の信号送出手段(メモリユニツ
ト内)と、この応答信号をセツトし記憶しておく第2の
記憶手段(データ処理装置内)と、この第2の記憶手段
に記憶手段が記憶されているか否かの判定を行う判定手
段(データ処理装置内)と、この状態判定の結果応答信
号が記憶されていると判断されたら、そのまま続いて或
いは任意のサイクルの演算のあと或いは任意の時間のあ
と、データ読取りゲート信号を主体とした信号を第1の
記憶手段に送出してこの記憶手段に記憶されているデー
タを読み取るようにしたデータ読取り手段(データ処理
装置内)を含んでいるデータ処理方式である。
上記のデータ処理装置において、第2の記憶手段の状態
を判定して応答信号が記憶されていないと判断されたと
きは、結果的にはデータを読み取ることにはならなくて
もデータ読取りゲート信号の送出と応答信号の記憶の有
無の判定を交互に繰返えすか、或いは応答信号の記憶の
有無の判定のみを繰返すかして、判定の結果応答信号が
記憶されていると判断されたときに至つて前述のデータ
読取り動作を行うようにしたものである。次に図面を参
照して詳細に述べる。
を判定して応答信号が記憶されていないと判断されたと
きは、結果的にはデータを読み取ることにはならなくて
もデータ読取りゲート信号の送出と応答信号の記憶の有
無の判定を交互に繰返えすか、或いは応答信号の記憶の
有無の判定のみを繰返すかして、判定の結果応答信号が
記憶されていると判断されたときに至つて前述のデータ
読取り動作を行うようにしたものである。次に図面を参
照して詳細に述べる。
第1A図はおよび第1B図は本発明の特徴を明確にする
ために示した従来のデータ処理方式におけるアクセスタ
イムの1例を示した図である。
ために示した従来のデータ処理方式におけるアクセスタ
イムの1例を示した図である。
第1A図において、マシンサイクル2の時刻aでメモリ
ユニツトに読み出し指定のメモリユニツト起動信号を送
出する。データ処理装置内のタイミングパルスは、サイ
クル2の後サイクル3、サイクル4、サイクル5、・・
・・・・と連続して発生する。但しメモリユニツトより
データを読み出すまですることがなくなつたならば、タ
イミングパルスは発生したままでデータ処理装置の実行
動作は停止する。サイクル5の途中時刻bでメモリユニ
ツトからデータが送られて来たとすれば、サイクル5に
は間に合わずサイクル6以後で使われる。サイクル6以
後で使用されるためにはサイクル6の開始時点でデータ
処理装置内のレジスタにデータがセツトされなければな
らない。サイクル6の開始時点でレジスタにセツトする
ためには、サイクル4の終了時点あるいはサイクル5の
開始時点で読み出されたマイクロプログラムによりセツ
トすべきレジスタのゲートが開かなければならない。そ
して実質上のアクセスタイムは2〜5の4サイクルとな
る。しかしこの方法はメモリアクセスタイムが常にたと
えば4サイクルと一定の間はよいが、その数値が異なつ
てくると問題が生じる。すなわちたとえば第1B図に示
すようにサイクル2の時刻aでメモリユニツトに読み出
し指定のメモリユニツト起動信号を送出し、サイクル4
の時刻bでメモリユニツトからデータが送られて来たと
すれば、サイクル4には間に合わずサイクル5以後で処
理されるが、サイクル5以後で処理されるためには第1
A図におけると同じ考え方でサイクル3の終了時点ある
いはサイクル4の開始時点で読み出されたマイクロプロ
グラムによりセツトすべきレジスタのゲートが開かなけ
ればならない。すなわち実質上のアクセスタイムは2〜
4の3サイクルとなる。図示されていないが同様にメモ
リアクセスタイムがサイクル6の時刻bまでかかつた場
合には、サイクル7の開始時点でレジスタにセツトする
ためには先と同じ考え方でサイクル5の終了時点で読み
出されたマイクロプログラムによりセツトすべきレジス
タのゲートが開かなければならず、実質上のアクセスタ
イムは2〜6の5サイクルとなる。この事はデータ処理
装置内のセツトすべきレジスタのゲートを開くべきマイ
クロプログラムをサイクル3の終了時点からサイクル5
の終了時点までくり返し読み出さなければならない欠点
があることを示している。別の言い方をすればメモリア
クセスタイムの最小時間から最大時間までの間常にレジ
スタのゲートを開けるマイクロプログラムを読み出さな
ければならず、したがつて大きなマイクロプログラム必
要とする欠点を有する事である。第1C図は従来のデー
タ処理方式におけるアクセスタイムの他の例を示したも
のである。
ユニツトに読み出し指定のメモリユニツト起動信号を送
出する。データ処理装置内のタイミングパルスは、サイ
クル2の後サイクル3、サイクル4、サイクル5、・・
・・・・と連続して発生する。但しメモリユニツトより
データを読み出すまですることがなくなつたならば、タ
イミングパルスは発生したままでデータ処理装置の実行
動作は停止する。サイクル5の途中時刻bでメモリユニ
ツトからデータが送られて来たとすれば、サイクル5に
は間に合わずサイクル6以後で使われる。サイクル6以
後で使用されるためにはサイクル6の開始時点でデータ
処理装置内のレジスタにデータがセツトされなければな
らない。サイクル6の開始時点でレジスタにセツトする
ためには、サイクル4の終了時点あるいはサイクル5の
開始時点で読み出されたマイクロプログラムによりセツ
トすべきレジスタのゲートが開かなければならない。そ
して実質上のアクセスタイムは2〜5の4サイクルとな
る。しかしこの方法はメモリアクセスタイムが常にたと
えば4サイクルと一定の間はよいが、その数値が異なつ
てくると問題が生じる。すなわちたとえば第1B図に示
すようにサイクル2の時刻aでメモリユニツトに読み出
し指定のメモリユニツト起動信号を送出し、サイクル4
の時刻bでメモリユニツトからデータが送られて来たと
すれば、サイクル4には間に合わずサイクル5以後で処
理されるが、サイクル5以後で処理されるためには第1
A図におけると同じ考え方でサイクル3の終了時点ある
いはサイクル4の開始時点で読み出されたマイクロプロ
グラムによりセツトすべきレジスタのゲートが開かなけ
ればならない。すなわち実質上のアクセスタイムは2〜
4の3サイクルとなる。図示されていないが同様にメモ
リアクセスタイムがサイクル6の時刻bまでかかつた場
合には、サイクル7の開始時点でレジスタにセツトする
ためには先と同じ考え方でサイクル5の終了時点で読み
出されたマイクロプログラムによりセツトすべきレジス
タのゲートが開かなければならず、実質上のアクセスタ
イムは2〜6の5サイクルとなる。この事はデータ処理
装置内のセツトすべきレジスタのゲートを開くべきマイ
クロプログラムをサイクル3の終了時点からサイクル5
の終了時点までくり返し読み出さなければならない欠点
があることを示している。別の言い方をすればメモリア
クセスタイムの最小時間から最大時間までの間常にレジ
スタのゲートを開けるマイクロプログラムを読み出さな
ければならず、したがつて大きなマイクロプログラム必
要とする欠点を有する事である。第1C図は従来のデー
タ処理方式におけるアクセスタイムの他の例を示したも
のである。
この方式では、サイクル2の時刻aでメモリユニツトに
読み出し指定のメモリユニツト起動信号を送出してから
一定時間後(図では2つ目のサイクル)あるいは図示し
てないが直ちにタイミングパルスを停止し、メモリユニ
ツトからデータが送られてくる時刻bでタイミングパル
スを再起動するようにしてある。この方式においてはタ
イミングパルスを停止させる必要があるので、メモリア
クセスタイム中にデータ処理装置内の他の回路でタイミ
ングパルスを必要とする場合には不都合となる。またメ
モリアクセスに関係するタイミングパルスのみ停止し他
のタイミングパルスは発生したままにしておく場合は、
メモリアクセスに関係するタイミングパルスと他のタイ
ミングパルスとの間に位相差が生じ、メモリアンサーデ
ータを他のタイミングパルスの回路で使用することが出
来なくなる欠点を有する。第1D図は本発明のデータ処
理方式におけるアクセスタイムの1例の図を示したもの
で、サイクル2の時刻aでメモリユニツトに読み出し指
定を主体とする、メモリユニツト起動信号を送出した後
もタイミングパルスを停止せず、サイクル3、サイクル
4・・・・・・と連続してタイミングパルスを発生する
。
読み出し指定のメモリユニツト起動信号を送出してから
一定時間後(図では2つ目のサイクル)あるいは図示し
てないが直ちにタイミングパルスを停止し、メモリユニ
ツトからデータが送られてくる時刻bでタイミングパル
スを再起動するようにしてある。この方式においてはタ
イミングパルスを停止させる必要があるので、メモリア
クセスタイム中にデータ処理装置内の他の回路でタイミ
ングパルスを必要とする場合には不都合となる。またメ
モリアクセスに関係するタイミングパルスのみ停止し他
のタイミングパルスは発生したままにしておく場合は、
メモリアクセスに関係するタイミングパルスと他のタイ
ミングパルスとの間に位相差が生じ、メモリアンサーデ
ータを他のタイミングパルスの回路で使用することが出
来なくなる欠点を有する。第1D図は本発明のデータ処
理方式におけるアクセスタイムの1例の図を示したもの
で、サイクル2の時刻aでメモリユニツトに読み出し指
定を主体とする、メモリユニツト起動信号を送出した後
もタイミングパルスを停止せず、サイクル3、サイクル
4・・・・・・と連続してタイミングパルスを発生する
。
そしてメモリユニツトからデータが送られてくるサイク
ル4の時刻bより一定時間tだけ以前すなわちサイクル
4の開始時点でメモリユニツトから応答信号をもらう。
この応答信号はデータ処理装置で受け付けるのみで、何
ら処理装置内のデータ処理に能動的作用はしない。デー
タ処理装置内でメモリアクセス中に行うべき処理が終了
した時あるいはメモリアンサデータを使用する必要が生
じた時は、サイクル4の終了時あるいはサイタル5の開
始時点で、その時点で応答信号があつたことが分れば、
メモリアンサーデータをセツトすべきレジスタのグート
を開けるマイクロプログラムの入つている制御記憶ユニ
ツトのある番地(N)の内容を読み出すことによりただ
ちにメモリユニツトからのデータをデータ処理装置内の
レジスタにセツトできる回路を提供するものである。第
1E図は本発明のデータ処理方式におけるアクセスタイ
ムの更に他の例を示すもので、サイクル2の時刻aでメ
モリユニツトに読み出し指定のメモリユニツト起動信号
を送出した後タイミングパルスを停止することなくサイ
クル3、サイクル4・・・・・・と連続してタイミング
パルスを発生する。そしてメモリユニツトからデータが
送られてくる時刻bより一定時間tだけ前に応答信号を
もらう。この応答信号は第1D図の場合と同じようにデ
ータ処理装置で受け付けるのみで何らデータ処理装置内
のデータ処理に能動的作用はしない。第1E図における
応答信号はサイクル5の終了時点であり、第1D図にお
ける応答信号より2サイクル程長くなつている。この事
はデータ処理装置より見たメモリユニツトのアクセスタ
イムが延びた事を意味する。データ処理装置内でメモリ
アクセス中に行うべき処理が終了した時あるいはメモリ
アンサーデータを使用する必要が生じた時、すなわちサ
イクル4の終了時あるいはサイクル5の開始時点で、メ
モリアンサーデータをセツトすべきレジスタのデータを
開けるマイクロプログラムの入つている制御記憶ユニツ
トのある番地(N)の内容を読み出す。しかしこの時点
では応答信号がないのでメモリユニツトからのアンサー
データをデータ処理装置内のレジスタにセツトする事は
行わず、本発明の実施例で示す回路により再度制御記憶
ユニツトの番地(N)の内容を読み出す。これは応答信
号があるまで自動的に続けられる。そして第1E図に示
すようにサイクル5の終了時、サイクル6の開始時点で
応答信号があればデータ処理装置内のレジスタにサイク
ル6の終了時サイクル7の開始時点でメモリユニツトか
らのアンサーデータをセツトする。なおこの例および第
1D図の例において、メモリユニツトに最初に送る信号
として従来装置に使用されている信号と同じ表現の「読
み出し指定のメモリユニツト起動信号]を用いたが、上
記の説明から明らなように、本発明においては従来の信
号に含まれていた読み出しセツトしたデータをデータ処
理装置に送るための読取りゲート信号は必要ないことに
注意すべきであるoもつとも本発明において従来の信号
をそのまま用いることができるようにすることもできる
。第2図は本発明のデータ処理方式におけるデータ処理
装置を制御するマイクロプログラムの入つている制御記
憶ユニツトの一例を示した図である。アドレス作成10
0の入力はマイクロインストラクシヨンレジスタ(MI
R)103及びレジスタ(REG)101と接続されて
いる。アドレス作成100の出力は信号線200が「O
」の時はMIRlO3のあとの第3A図で説明されるN
A部を出力し、信号線200が「1」の時はREGlO
lを出力する。アドレス作成100の出力は、REGl
Olとの記憶部102に接続して記憶部102の番地と
なる。アドレス作成100で示された番地の内容は記憶
部102より読み出?虎1R103にセツトされる。R
EGlOlとMIRlO3は同一タイミングのI相のパ
ルスでセツトされる。1相のパルスについてはあとの第
6図の説明の所で説明する。
ル4の時刻bより一定時間tだけ以前すなわちサイクル
4の開始時点でメモリユニツトから応答信号をもらう。
この応答信号はデータ処理装置で受け付けるのみで、何
ら処理装置内のデータ処理に能動的作用はしない。デー
タ処理装置内でメモリアクセス中に行うべき処理が終了
した時あるいはメモリアンサデータを使用する必要が生
じた時は、サイクル4の終了時あるいはサイタル5の開
始時点で、その時点で応答信号があつたことが分れば、
メモリアンサーデータをセツトすべきレジスタのグート
を開けるマイクロプログラムの入つている制御記憶ユニ
ツトのある番地(N)の内容を読み出すことによりただ
ちにメモリユニツトからのデータをデータ処理装置内の
レジスタにセツトできる回路を提供するものである。第
1E図は本発明のデータ処理方式におけるアクセスタイ
ムの更に他の例を示すもので、サイクル2の時刻aでメ
モリユニツトに読み出し指定のメモリユニツト起動信号
を送出した後タイミングパルスを停止することなくサイ
クル3、サイクル4・・・・・・と連続してタイミング
パルスを発生する。そしてメモリユニツトからデータが
送られてくる時刻bより一定時間tだけ前に応答信号を
もらう。この応答信号は第1D図の場合と同じようにデ
ータ処理装置で受け付けるのみで何らデータ処理装置内
のデータ処理に能動的作用はしない。第1E図における
応答信号はサイクル5の終了時点であり、第1D図にお
ける応答信号より2サイクル程長くなつている。この事
はデータ処理装置より見たメモリユニツトのアクセスタ
イムが延びた事を意味する。データ処理装置内でメモリ
アクセス中に行うべき処理が終了した時あるいはメモリ
アンサーデータを使用する必要が生じた時、すなわちサ
イクル4の終了時あるいはサイクル5の開始時点で、メ
モリアンサーデータをセツトすべきレジスタのデータを
開けるマイクロプログラムの入つている制御記憶ユニツ
トのある番地(N)の内容を読み出す。しかしこの時点
では応答信号がないのでメモリユニツトからのアンサー
データをデータ処理装置内のレジスタにセツトする事は
行わず、本発明の実施例で示す回路により再度制御記憶
ユニツトの番地(N)の内容を読み出す。これは応答信
号があるまで自動的に続けられる。そして第1E図に示
すようにサイクル5の終了時、サイクル6の開始時点で
応答信号があればデータ処理装置内のレジスタにサイク
ル6の終了時サイクル7の開始時点でメモリユニツトか
らのアンサーデータをセツトする。なおこの例および第
1D図の例において、メモリユニツトに最初に送る信号
として従来装置に使用されている信号と同じ表現の「読
み出し指定のメモリユニツト起動信号]を用いたが、上
記の説明から明らなように、本発明においては従来の信
号に含まれていた読み出しセツトしたデータをデータ処
理装置に送るための読取りゲート信号は必要ないことに
注意すべきであるoもつとも本発明において従来の信号
をそのまま用いることができるようにすることもできる
。第2図は本発明のデータ処理方式におけるデータ処理
装置を制御するマイクロプログラムの入つている制御記
憶ユニツトの一例を示した図である。アドレス作成10
0の入力はマイクロインストラクシヨンレジスタ(MI
R)103及びレジスタ(REG)101と接続されて
いる。アドレス作成100の出力は信号線200が「O
」の時はMIRlO3のあとの第3A図で説明されるN
A部を出力し、信号線200が「1」の時はREGlO
lを出力する。アドレス作成100の出力は、REGl
Olとの記憶部102に接続して記憶部102の番地と
なる。アドレス作成100で示された番地の内容は記憶
部102より読み出?虎1R103にセツトされる。R
EGlOlとMIRlO3は同一タイミングのI相のパ
ルスでセツトされる。1相のパルスについてはあとの第
6図の説明の所で説明する。
第3A−1図〜第3A−3図およびこれらに関連した第
3B図〜第3E図は第2図におけるMIRlO3にセツ
トされるマイクロインストラクシヨンの構成および各部
の指示内容をそれぞれ示したものであり、また第4図は
データ処理装置内のメモリユニツト制御回路を示したも
のである。
3B図〜第3E図は第2図におけるMIRlO3にセツ
トされるマイクロインストラクシヨンの構成および各部
の指示内容をそれぞれ示したものであり、また第4図は
データ処理装置内のメモリユニツト制御回路を示したも
のである。
第3A1図〜第3A−3図の右端に示されているNA部
は次のマイクロインストラクシヨンのアドレスを示す。
M部は第3D図に示すように「O」ならメモリリクエス
トなし、「1]ならメモリリクエスト有りを示す。W部
は第3E図に示すように「00]なら指定なし、「01
」なら第4図中のIR2Ol指定、[10」なら第4図
中のバツフアーレジスタ(BR)202を指定する。A
C部は第3C図に示された様になつている。0P1部、
0P2部、およびD部については、第3B図に示された
様になつている。
は次のマイクロインストラクシヨンのアドレスを示す。
M部は第3D図に示すように「O」ならメモリリクエス
トなし、「1]ならメモリリクエスト有りを示す。W部
は第3E図に示すように「00]なら指定なし、「01
」なら第4図中のIR2Ol指定、[10」なら第4図
中のバツフアーレジスタ(BR)202を指定する。A
C部は第3C図に示された様になつている。0P1部、
0P2部、およびD部については、第3B図に示された
様になつている。
また第3A−1ないし第3A−3図の左端の400は第
4図のアンドゲート203と第2入力ゲート218とに
接続されている。なお本発明に関係するマイクロインス
トラクシヨンの構成は第3A−1図及び第3A−2図に
示されたとおりである。第3A−3図はデータ処理装置
内でメモリユニツト関係制御以外の制御を行うのに使用
される。もちろん第3A−1図、第3A−2、第3A−
3図の区別が厳密に存在するわけではなく第3A−3図
で第3A−1を、又は第3A−3図で第3A−2図を同
時に実行しても一向にかまわない。本発明を説明するた
め便利上第3A−1図、第3A−2図、第3A−3図は
区別したまでである。第4図のメモリユニツト制御回路
自体の動作については、あとに他の説明と関連して所々
に説明してある。
4図のアンドゲート203と第2入力ゲート218とに
接続されている。なお本発明に関係するマイクロインス
トラクシヨンの構成は第3A−1図及び第3A−2図に
示されたとおりである。第3A−3図はデータ処理装置
内でメモリユニツト関係制御以外の制御を行うのに使用
される。もちろん第3A−1図、第3A−2、第3A−
3図の区別が厳密に存在するわけではなく第3A−3図
で第3A−1を、又は第3A−3図で第3A−2図を同
時に実行しても一向にかまわない。本発明を説明するた
め便利上第3A−1図、第3A−2図、第3A−3図は
区別したまでである。第4図のメモリユニツト制御回路
自体の動作については、あとに他の説明と関連して所々
に説明してある。
第5図はメモリユニツト300を示す。
メモリユニツトにはデータ処理装置及びチヤンネル装置
等が接続されているが、この図からは省略してある。メ
モリアドレス301はデータ処理装置内の図示していな
いメモリアドレスレジスタの出力であり、書込みデータ
320は記憶素子311にメモリアドレス301で示す
番地に書き込むデータであり、コントロール信号302
はメモリユニツトに対して読み取り動作又は書き込み動
作等を行わしめる指定をする信号であり、これらメモリ
アドレス、書き込みデータ、コントロール信号はいずれ
も必要に応じて図示されていないデータ処理装置より供
給される。メモリユニツト起動信号303は第4図のア
ンドゲート215を通つて送られてきたものである。読
み取りゲート信号304は、第4図の遅延型フリツプフ
ロツプ209の出力であり、制御回路310及びアンド
ゲート313に接続されている。制御回路310はメモ
リユニツト内の各種制御を行う。すなわちデータ処理装
置よりメモリユニツト起動信号303を受けとり、メモ
リアドレス301を記憶素子311に送り、記憶素子3
11からデータが読み出される時刻にレジスタ312の
ゲートを開いてそのデータをレジスタ312にセツトす
る等の制御を行う。アンドゲート313は信号線304
に読取りゲート信号があると、レジスタ312の内容を
信号線307に読み取りデータとして出力する。応答信
号306は制御回路310より出力され、第4図のアン
ドゲート213の第2入力ゲートに接続されている。第
6図はマシンサイクルタイムと、第4図中のゲート又は
フリツプフロツプ等のタイムチヤートを示した図である
。マシンサイクルタイムはI相のパルスから次のI相の
パルスまでの期間を言う。このI相のパルスから次のI
相のパルスまでを4等分し、その各々を順に相のパルス
、相のパルス、相のパルスを呼ぶ。第7A図は第6図の
タイムチヤートに合うマイクロプログラムのタイムチヤ
ートを示したものである。
等が接続されているが、この図からは省略してある。メ
モリアドレス301はデータ処理装置内の図示していな
いメモリアドレスレジスタの出力であり、書込みデータ
320は記憶素子311にメモリアドレス301で示す
番地に書き込むデータであり、コントロール信号302
はメモリユニツトに対して読み取り動作又は書き込み動
作等を行わしめる指定をする信号であり、これらメモリ
アドレス、書き込みデータ、コントロール信号はいずれ
も必要に応じて図示されていないデータ処理装置より供
給される。メモリユニツト起動信号303は第4図のア
ンドゲート215を通つて送られてきたものである。読
み取りゲート信号304は、第4図の遅延型フリツプフ
ロツプ209の出力であり、制御回路310及びアンド
ゲート313に接続されている。制御回路310はメモ
リユニツト内の各種制御を行う。すなわちデータ処理装
置よりメモリユニツト起動信号303を受けとり、メモ
リアドレス301を記憶素子311に送り、記憶素子3
11からデータが読み出される時刻にレジスタ312の
ゲートを開いてそのデータをレジスタ312にセツトす
る等の制御を行う。アンドゲート313は信号線304
に読取りゲート信号があると、レジスタ312の内容を
信号線307に読み取りデータとして出力する。応答信
号306は制御回路310より出力され、第4図のアン
ドゲート213の第2入力ゲートに接続されている。第
6図はマシンサイクルタイムと、第4図中のゲート又は
フリツプフロツプ等のタイムチヤートを示した図である
。マシンサイクルタイムはI相のパルスから次のI相の
パルスまでの期間を言う。このI相のパルスから次のI
相のパルスまでを4等分し、その各々を順に相のパルス
、相のパルス、相のパルスを呼ぶ。第7A図は第6図の
タイムチヤートに合うマイクロプログラムのタイムチヤ
ートを示したものである。
第6図と第7A図のサイクル1,2,3,4,・・・・
・・は同一時刻を示す。第7A図はサイクル1の時刻a
から時刻bまでかかつて第2図中のアドレス作成100
でn番地を作成し、時刻bから時刻cまでかかつてその
内容を記憶部102より読み出すことを示している。読
み出されたデータは時刻cで第2図中のMIRlO3に
セツトされてデータ処理装置内の各種制御に使用される
。また時刻cにおいて第2図のアドレス作成100の出
力をREGlOlにセツトする。サイクル1の時刻cは
サイクル2の時刻aと同一時刻であり、サイクル2にお
いてもサイクル1と同様時刻aから時刻bまでかかつて
X番地を作成し、その内容を時刻cで読み出すことを示
す。以下同様に、サイクル3、サイクル4、サイクル5
・・・・・・と順次マイクロプログラムを読み出してデ
ータ処理装置はデータの処理を実行していくが、詳細に
ついては次の実施例のあとに詳しく説明する。第7B図
は或る特別の場合lこおけるマイクロプログラムのタイ
ムチヤートを示すものであるが、ノ詳細については次の
実施例のあとに説明する。
・・は同一時刻を示す。第7A図はサイクル1の時刻a
から時刻bまでかかつて第2図中のアドレス作成100
でn番地を作成し、時刻bから時刻cまでかかつてその
内容を記憶部102より読み出すことを示している。読
み出されたデータは時刻cで第2図中のMIRlO3に
セツトされてデータ処理装置内の各種制御に使用される
。また時刻cにおいて第2図のアドレス作成100の出
力をREGlOlにセツトする。サイクル1の時刻cは
サイクル2の時刻aと同一時刻であり、サイクル2にお
いてもサイクル1と同様時刻aから時刻bまでかかつて
X番地を作成し、その内容を時刻cで読み出すことを示
す。以下同様に、サイクル3、サイクル4、サイクル5
・・・・・・と順次マイクロプログラムを読み出してデ
ータ処理装置はデータの処理を実行していくが、詳細に
ついては次の実施例のあとに詳しく説明する。第7B図
は或る特別の場合lこおけるマイクロプログラムのタイ
ムチヤートを示すものであるが、ノ詳細については次の
実施例のあとに説明する。
次に本発明のデータ処理方式の動作を第2図から第7A
図を参照しながら第4図を中心に説明する。第2図のア
ドレス作成100でn番地を出力したとする。第7A図
のサイクル1でn番地は記憶部102に供給される。記
憶部102のn番地の内容が第7A図のサイクル1の時
刻cでMIRlO3に出力される。出力されたものが第
3A一1図で信号線400が「o」、Wが[00」、M
が[1」、NAがX番地を指しているものとする。Mが
「1]すなわちメモリリクエスト有りとなつているので
第4図の信号線210がイネーブルされる。信号線21
0はリクエスト制御回路250をイネーブルする。リク
エスト制御回路250は前回のメモリリクエストの制御
が終了しているかどうかを制御するものであるが、本発
明には無関係であり単なるスルー回路と考えてよい。こ
のリクエスト制御回路250の出力はアンドゲート21
5の第2入力ゲート及び遅延型フリツプフロツプ(以下
単にFFといい、図には単一の丸で画いてある)206
と接続してある。アンドゲート215の第1入力は相の
パルスであり、リクエスト制御回路250の出力がイネ
ーブルされて、相のパルスが出た時にメモリユニツト起
動信号線303はイネーブルされる。FF2O6はリク
エスト制御回路250の出力がイネーブルされてl相の
パルスが出た時にセツトし、その出力をセツトリセツト
型フリツプフロツプ(以下単にFFといい、図には二重
の丸で画いてある)207に伝える。
図を参照しながら第4図を中心に説明する。第2図のア
ドレス作成100でn番地を出力したとする。第7A図
のサイクル1でn番地は記憶部102に供給される。記
憶部102のn番地の内容が第7A図のサイクル1の時
刻cでMIRlO3に出力される。出力されたものが第
3A一1図で信号線400が「o」、Wが[00」、M
が[1」、NAがX番地を指しているものとする。Mが
「1]すなわちメモリリクエスト有りとなつているので
第4図の信号線210がイネーブルされる。信号線21
0はリクエスト制御回路250をイネーブルする。リク
エスト制御回路250は前回のメモリリクエストの制御
が終了しているかどうかを制御するものであるが、本発
明には無関係であり単なるスルー回路と考えてよい。こ
のリクエスト制御回路250の出力はアンドゲート21
5の第2入力ゲート及び遅延型フリツプフロツプ(以下
単にFFといい、図には単一の丸で画いてある)206
と接続してある。アンドゲート215の第1入力は相の
パルスであり、リクエスト制御回路250の出力がイネ
ーブルされて、相のパルスが出た時にメモリユニツト起
動信号線303はイネーブルされる。FF2O6はリク
エスト制御回路250の出力がイネーブルされてl相の
パルスが出た時にセツトし、その出力をセツトリセツト
型フリツプフロツプ(以下単にFFといい、図には二重
の丸で画いてある)207に伝える。
この第4図には遅延型フリツプフロツプとして前記20
6の他に208,209,204があり、セツトリセツ
ト型フリツプフロツプには前記207の他に205,2
01,202がある。FF2O7はその信号を保持する
とともに相のパルスが出たときに遅延型のFF2O8お
よびアンドゲート213の第1入力ゲートに伝える。F
F2O8はFF2O7がセツトされた後のl相のパルス
でセツトされる。アンドゲート213は応答信号306
が来るまで条件が成立せずセツトリセツト型のFF2O
5をセツトすることはない。FF2O8の出力はアンド
ゲ゛一ト211の第2入力ゲートおよびリクエスト制御
回路250に接続されている。アンドゲート211の第
1入力ゲート(古,FF2O5の出力である。FF2O
5は他にリクエスト制御回路250、アンドゲート21
8の第1入力ゲート、アンドゲート211の第1入力ゲ
ートとそれぞれ接続してある。FF2O5の入力はアン
ドゲート2・13の出力である。アンドゲート213の
.第1入カゲ゛一トはFF2O7であつて現在「1」で
あり、第2入力ゲートは信号線306であつて現在メモ
リより応答信号がないので「O」である。したがつてア
ンドゲート213は条件が成立せずFF2O5もセツト
されない。よつてアンドゲート211は、第2入力ゲー
トは208で「1」であるが第1入力ゲートが「o」の
ため、条件が成立しない。アンドゲ゛一ト211の出力
はオアゲ゛一ト212の第2入力ゲートに接続する。オ
アゲート212の第1入力ゲートはりセツト信号セあり
、この信号はこの回路に電源を投入した時等の本回路を
初期設定する場合にのみイネーブルする。すなわち初期
には「1」となつているが、本回路が正常に動作してい
る場合においては「o」である。すなわちオアゲート2
12の条件は成立せず、したがつてFF2O7はセツト
された状態を続ける。メモリユニツト起動信号線303
は第6図でよく分るようにサイクル2の相のパルスで、
第5図のメモリユニツト300中の制御回路310を起
動する。
6の他に208,209,204があり、セツトリセツ
ト型フリツプフロツプには前記207の他に205,2
01,202がある。FF2O7はその信号を保持する
とともに相のパルスが出たときに遅延型のFF2O8お
よびアンドゲート213の第1入力ゲートに伝える。F
F2O8はFF2O7がセツトされた後のl相のパルス
でセツトされる。アンドゲート213は応答信号306
が来るまで条件が成立せずセツトリセツト型のFF2O
5をセツトすることはない。FF2O8の出力はアンド
ゲ゛一ト211の第2入力ゲートおよびリクエスト制御
回路250に接続されている。アンドゲート211の第
1入力ゲート(古,FF2O5の出力である。FF2O
5は他にリクエスト制御回路250、アンドゲート21
8の第1入力ゲート、アンドゲート211の第1入力ゲ
ートとそれぞれ接続してある。FF2O5の入力はアン
ドゲート2・13の出力である。アンドゲート213の
.第1入カゲ゛一トはFF2O7であつて現在「1」で
あり、第2入力ゲートは信号線306であつて現在メモ
リより応答信号がないので「O」である。したがつてア
ンドゲート213は条件が成立せずFF2O5もセツト
されない。よつてアンドゲート211は、第2入力ゲー
トは208で「1」であるが第1入力ゲートが「o」の
ため、条件が成立しない。アンドゲ゛一ト211の出力
はオアゲ゛一ト212の第2入力ゲートに接続する。オ
アゲート212の第1入力ゲートはりセツト信号セあり
、この信号はこの回路に電源を投入した時等の本回路を
初期設定する場合にのみイネーブルする。すなわち初期
には「1」となつているが、本回路が正常に動作してい
る場合においては「o」である。すなわちオアゲート2
12の条件は成立せず、したがつてFF2O7はセツト
された状態を続ける。メモリユニツト起動信号線303
は第6図でよく分るようにサイクル2の相のパルスで、
第5図のメモリユニツト300中の制御回路310を起
動する。
制御回路310はメモリアドレス301を記憶素子31
1に送るとともに、コントロール信号302によつて記
憶素子311に対し読み出し又は書き込みを制御する。
今コントロール信号は読み出し指定とする。また制御回
路310は、読み出し動作を開始した後素子自身の遅れ
で定まる一定時間後に読み出しデータをレジスタ312
にセツトすることができるから、その時刻を予測してそ
の一定時間前に応答信号306をデータ処理装置に送出
する。ここに注意すべきはメモリユニツト起動信号30
3よりこの応答信号306までの時間は一定していない
ことである〇それはメモリユニツトにデータ処理装置以
外にチヤネル装置等が接続されており、チヤネル装置等
が使用中はデータ処理装置からの使用要求は前記チヤネ
ル装置等のアクセスが終了するまで持ち合わせることに
よるためである。この持ち合せ制御は制御回路310に
より行われる。そこで応答信号306が第6図に示すよ
うにサイクル3の中程よりサイクル4の中程にかけてあ
るとすると、応答信号306は第4図のアンドゲート2
13の第2入力ゲートに接続されているので、アンドゲ
ート213の条件が成立し、I相のパルスでFF2O5
をセツトする。アンドゲート213の第1入力ゲートは
FF2O7の出力であつて「1」である。FF2O5の
出力はアンドゲート203の第1入力ゲート、FF2O
5の信号を反転してアンドゲート218の第1入力ゲー
ト、アンドゲート211の第1入力ゲート、及びリクエ
スト制御回路250と接続してある。アンドゲート21
1の第2入カゲ゛一トはFF2O8の出力であり、サイ
クル4の間セツトされているので、アンドゲート211
の条件は成立し、オアゲート212の第2入力ゲートに
入る。オアゲート212の第1入力ゲートはりセツト信
号であつて「o」である。よつて第2入力ゲートによつ
てオアゲート212の出力は発生し、その後の相のパル
スでFF2O7をりセツトする。FF2O7がりセツト
されるとアンドゲート213は以後条件が成立しない。
これは以後の応答信号306を受付けないようにする。
FF2O7がりセツトされたことによりFF2O8も次
のI相のパルスでリセツトされる。したがつてアンドゲ
ート211はこれ以後条件は成立しない。以上のタイム
チヤートは第6図にまとめられているが、この図におい
てFF2O5から207への矢印a−+bはFF2O5
によつてFF2O7がりセツトされることを示す。また
FF2O5はあとに述べるように応答信号306により
セツトされる。故に207がセツトされ続ける時間は応
答信号306があるまでである0次に第7A図を見ると
、さきにも説明したように、サイクル1でアドレス作成
100によつて示されたn番地の内容はサイクル2の最
初でMIRlO3にセツトされる。
1に送るとともに、コントロール信号302によつて記
憶素子311に対し読み出し又は書き込みを制御する。
今コントロール信号は読み出し指定とする。また制御回
路310は、読み出し動作を開始した後素子自身の遅れ
で定まる一定時間後に読み出しデータをレジスタ312
にセツトすることができるから、その時刻を予測してそ
の一定時間前に応答信号306をデータ処理装置に送出
する。ここに注意すべきはメモリユニツト起動信号30
3よりこの応答信号306までの時間は一定していない
ことである〇それはメモリユニツトにデータ処理装置以
外にチヤネル装置等が接続されており、チヤネル装置等
が使用中はデータ処理装置からの使用要求は前記チヤネ
ル装置等のアクセスが終了するまで持ち合わせることに
よるためである。この持ち合せ制御は制御回路310に
より行われる。そこで応答信号306が第6図に示すよ
うにサイクル3の中程よりサイクル4の中程にかけてあ
るとすると、応答信号306は第4図のアンドゲート2
13の第2入力ゲートに接続されているので、アンドゲ
ート213の条件が成立し、I相のパルスでFF2O5
をセツトする。アンドゲート213の第1入力ゲートは
FF2O7の出力であつて「1」である。FF2O5の
出力はアンドゲート203の第1入力ゲート、FF2O
5の信号を反転してアンドゲート218の第1入力ゲー
ト、アンドゲート211の第1入力ゲート、及びリクエ
スト制御回路250と接続してある。アンドゲート21
1の第2入カゲ゛一トはFF2O8の出力であり、サイ
クル4の間セツトされているので、アンドゲート211
の条件は成立し、オアゲート212の第2入力ゲートに
入る。オアゲート212の第1入力ゲートはりセツト信
号であつて「o」である。よつて第2入力ゲートによつ
てオアゲート212の出力は発生し、その後の相のパル
スでFF2O7をりセツトする。FF2O7がりセツト
されるとアンドゲート213は以後条件が成立しない。
これは以後の応答信号306を受付けないようにする。
FF2O7がりセツトされたことによりFF2O8も次
のI相のパルスでリセツトされる。したがつてアンドゲ
ート211はこれ以後条件は成立しない。以上のタイム
チヤートは第6図にまとめられているが、この図におい
てFF2O5から207への矢印a−+bはFF2O5
によつてFF2O7がりセツトされることを示す。また
FF2O5はあとに述べるように応答信号306により
セツトされる。故に207がセツトされ続ける時間は応
答信号306があるまでである0次に第7A図を見ると
、さきにも説明したように、サイクル1でアドレス作成
100によつて示されたn番地の内容はサイクル2の最
初でMIRlO3にセツトされる。
セツトされたデータはサイクル2の期間でデータ処理装
置内の各種ゲート、フリツプフロツプ(FF)等を制御
するが、ここからあとについて詳しく説明すると、MI
RlO3にセツトされたデータは第3A−1図で示す構
成になつている。データ処理装置内においてメモリユニ
ツト読み出し中にメモリユニツトとは関係ない仕事があ
る場合には、マイクロプログラムのX番地、x+1番地
、x+2番地が実行されなければならない。よつてn番
地のデータ第3A−1図のNA部はx番地を示し、X番
地のデータのNA部はx+1番地を、x+1番地のデー
タのNA部はx+2番地をそれぞれ示す。X番地からx
+2番地のデータの構成は第3A−3図の様な構成をと
つており、400は「O」である。しかし第7A図のサ
イクル2、サイクル3、サイクル4においてマイクロプ
ログラムX番地、x+1番地、x+2番地のアドレスを
作成し、サイクル3、サイクル4、サイクル5において
データ処理装置内の各種ゲート、フリツプフロツプ等を
制御することにより、データ処理装置内において行うべ
き仕事がなくなつた場合、あるいはメモリユニツトから
のデータを使用する必要が生じた場合は、マイクロプロ
グラムのn+1番地が読み出される。n+1番地のマイ
クロプログラムはサイクル6の開始時点でMIRlO3
にセツトされる。MIRlO3にセツトされたデータは
第3A−2図で示す構成になつている。すなわち400
が「1」であり、W部にメモリユニツトからのデータを
セツトすべきレジスタを指定している。なお前記n+1
番地については必ずn+1番地である必要なく、何番地
であつてもよく、要は第3A−2図の様な構成になつて
いればよい。第4図のアンドゲート218及び203の
第2入力は信号線400を入力としているので信号線4
00が[0」の場合はいずれも条件は成立しない。第7
A図のサイクル6の始めlこはMIRlO3にn+1番
地の内容が読み出される。このn+1番地の内容を示し
た第3A−2図の400は「1」であり、信号線400
をイネーブルする。信号線400は第4図のアンドゲー
ト203の第2入力ゲートと接続してある。アンドゲー
ト203の第1入力ゲートはFF2O5であり、サイク
ル6の始めには第6図よりセツトされているのでアンド
ゲート203は条件が成立しアンドゲート204を次の
相のパルスでセツトする。アンドゲート218の第1入
力はFF2O5を反転したものであり、FF2O5がセ
ツトされておれば、すなわちメモリより応答信号があつ
た場合は、FF2O5が「1」となり218の第1入力
は「0」となる。
置内の各種ゲート、フリツプフロツプ(FF)等を制御
するが、ここからあとについて詳しく説明すると、MI
RlO3にセツトされたデータは第3A−1図で示す構
成になつている。データ処理装置内においてメモリユニ
ツト読み出し中にメモリユニツトとは関係ない仕事があ
る場合には、マイクロプログラムのX番地、x+1番地
、x+2番地が実行されなければならない。よつてn番
地のデータ第3A−1図のNA部はx番地を示し、X番
地のデータのNA部はx+1番地を、x+1番地のデー
タのNA部はx+2番地をそれぞれ示す。X番地からx
+2番地のデータの構成は第3A−3図の様な構成をと
つており、400は「O」である。しかし第7A図のサ
イクル2、サイクル3、サイクル4においてマイクロプ
ログラムX番地、x+1番地、x+2番地のアドレスを
作成し、サイクル3、サイクル4、サイクル5において
データ処理装置内の各種ゲート、フリツプフロツプ等を
制御することにより、データ処理装置内において行うべ
き仕事がなくなつた場合、あるいはメモリユニツトから
のデータを使用する必要が生じた場合は、マイクロプロ
グラムのn+1番地が読み出される。n+1番地のマイ
クロプログラムはサイクル6の開始時点でMIRlO3
にセツトされる。MIRlO3にセツトされたデータは
第3A−2図で示す構成になつている。すなわち400
が「1」であり、W部にメモリユニツトからのデータを
セツトすべきレジスタを指定している。なお前記n+1
番地については必ずn+1番地である必要なく、何番地
であつてもよく、要は第3A−2図の様な構成になつて
いればよい。第4図のアンドゲート218及び203の
第2入力は信号線400を入力としているので信号線4
00が[0」の場合はいずれも条件は成立しない。第7
A図のサイクル6の始めlこはMIRlO3にn+1番
地の内容が読み出される。このn+1番地の内容を示し
た第3A−2図の400は「1」であり、信号線400
をイネーブルする。信号線400は第4図のアンドゲー
ト203の第2入力ゲートと接続してある。アンドゲー
ト203の第1入力ゲートはFF2O5であり、サイク
ル6の始めには第6図よりセツトされているのでアンド
ゲート203は条件が成立しアンドゲート204を次の
相のパルスでセツトする。アンドゲート218の第1入
力はFF2O5を反転したものであり、FF2O5がセ
ツトされておれば、すなわちメモリより応答信号があつ
た場合は、FF2O5が「1」となり218の第1入力
は「0」となる。
よつて信号線200は「0]のままであり、n+1番地
のデータすなわち第3A−2図のNA部で示されるアド
レスがアドレス作成100の出力となり、データ処理装
置は先へ進んでいく。FF2O4がセツトされると、オ
アゲート214の第2入力ゲートをイネーブルする。オ
アゲート214の第1入力ゲートはリセツト信号であり
これは「o」である。よつてオアゲート214は第2入
力ゲートにより条件が成立し、FF2O5を次の相のパ
ルスでりセツトする。この様子は第6図の204から2
05への矢印C→Dで示してある。FF2O4はまたI
相のパルスでFF2O9をセツトする。FF2O9がセ
ツトされると信号線304をイネーブルする。信号線3
04は第5図のメモリユニツトへの読み取りゲート信号
となり、メモリユニツトのレジスタ312の内容を信号
線307に出力する。信号線307は第4図のアンドゲ
ート216と217の第2入力ゲートに接続されている
。一方アンドゲート216及び217の第1入力ゲート
は204と接続されている。第3A−2図のW部、くわ
しくいうならば第3A−2図が読み出された第2図のM
IRlO3のW部は、第4図のFF23O及び231を
セツト又はりセツトする。FF23O又.は231のデ
ータはデコーダー232によりデコードされて第3E図
の様に解釈され、IR指定の場合は信号線233をイネ
ーブルする。BR指定の場合は信号線234をイネーブ
ルする。信号線233はアンドゲート216の第3入力
ゲート、信号線234はアンドゲート217の第3入力
ゲートにそれぞれ接続されている。よつて第3A一2図
のデータが読み出されFF2O4がセツトされたことに
より、アンドゲート216又は217の条件が成立し、
IR2Ol又はBR2O2に第5図のメモリユニツト3
00からのデータがセツトされる。これらのタイムチヤ
ートもまた第6図に示されている。第7B図はデータ処
理装置内においてメモリユニツト読み出し中に行うべき
仕事がない場合、あるいは次のサイクルでメモリユニツ
トからのデータを使用する場合のタイムチヤートを示す
。
のデータすなわち第3A−2図のNA部で示されるアド
レスがアドレス作成100の出力となり、データ処理装
置は先へ進んでいく。FF2O4がセツトされると、オ
アゲート214の第2入力ゲートをイネーブルする。オ
アゲート214の第1入力ゲートはリセツト信号であり
これは「o」である。よつてオアゲート214は第2入
力ゲートにより条件が成立し、FF2O5を次の相のパ
ルスでりセツトする。この様子は第6図の204から2
05への矢印C→Dで示してある。FF2O4はまたI
相のパルスでFF2O9をセツトする。FF2O9がセ
ツトされると信号線304をイネーブルする。信号線3
04は第5図のメモリユニツトへの読み取りゲート信号
となり、メモリユニツトのレジスタ312の内容を信号
線307に出力する。信号線307は第4図のアンドゲ
ート216と217の第2入力ゲートに接続されている
。一方アンドゲート216及び217の第1入力ゲート
は204と接続されている。第3A−2図のW部、くわ
しくいうならば第3A−2図が読み出された第2図のM
IRlO3のW部は、第4図のFF23O及び231を
セツト又はりセツトする。FF23O又.は231のデ
ータはデコーダー232によりデコードされて第3E図
の様に解釈され、IR指定の場合は信号線233をイネ
ーブルする。BR指定の場合は信号線234をイネーブ
ルする。信号線233はアンドゲート216の第3入力
ゲート、信号線234はアンドゲート217の第3入力
ゲートにそれぞれ接続されている。よつて第3A一2図
のデータが読み出されFF2O4がセツトされたことに
より、アンドゲート216又は217の条件が成立し、
IR2Ol又はBR2O2に第5図のメモリユニツト3
00からのデータがセツトされる。これらのタイムチヤ
ートもまた第6図に示されている。第7B図はデータ処
理装置内においてメモリユニツト読み出し中に行うべき
仕事がない場合、あるいは次のサイクルでメモリユニツ
トからのデータを使用する場合のタイムチヤートを示す
。
サイクル1において第2図の記憶部102にn番地が指
定され、サイクル2の初めに第3A−1図がMIRlO
3に読み出される。第3A−1図の構成におけるマイク
ロプログラムの内容は、前記の場合と異なつてNA部が
n+1番地を示していることであり、他は同じである。
すなわち400が「o」、Wが「00」、Mが「1」で
ある。Mが「1」であるのでメモリリクエスト有りとい
うことになり、よつて第4の信号線210がイネーブル
される。信号線210はリクエスト制御回路250をイ
ネーブルする。以下第4図の動作は前記説明した第6図
のタイムチヤートの様に行われる。第5図のメモリユニ
ツト300からの応答信号306の返送されるタイミン
グも第6図と同様サイクル3の中程よりサイクル4の中
程とする。サイクル2においては第3A−1図の400
は「O」であるから、第4図のアンドゲート218の条
件は成立せず、信号線200は「O」である。信号線2
00が[0」であると、第2図のアドレス作成100は
MIRlO3のNA部を出力する。この場合NA部はn
+1番地を指定している。サイクル2においてn+1番
地が指定され、第7B図のサイクル3の初めに第3A−
2図がMIRlO3に読み出される。第3A−2図の4
00は「1」となつており、信号線400をイネーブル
する。信号線400は第4図のアンドゲート203及び
218に接続されている。アンドゲート218の第1入
力はFF2O5の反転信号である。サイクル3の初めに
おいては、第6図よりFF2O5はセツトされていない
ことが分る。FF2O5がセツトされていない時、すな
わちメモリより応答信号がない場合は、FF2O5は「
O」であるからアンドゲート218の第1入力ゲートは
FF2O5の反転で[1」となる。今信号線400は「
1」であるからアンドゲート218の条件が成立し、信
号線200は「1」となる。信号線200が「1」とな
るとアドレス作成100はサイクル3の初めにおいてR
EGlOlの内容を記憶部102に送る。REGlOl
はサイクル3においてはn+1番地を指示するデータが
入つており、再度n+1番地のデータがMIRlO3に
読み出される。これは第7B図においてサイクル3でア
ドレス作成100の出力がn+1で示されている事によ
り理解できる。n+1番地のデータは第3A−2図のデ
ータであるから、400は「1」となつており、再度信
号線400をイネーブルする。そして再度アンドゲート
218の条件が確められる。これはメモリユニツト30
0から応答信号があるまで自動的に続けられる。当然の
事ながらアンドゲート211はFF2O5がセツトされ
ない限り条件が成立せず、オアゲート212をイネーブ
ルしない。よつてFF2O7および208はセツトされ
たままの状態を保つ。同様にアンドゲート203も条件
が成立せず、したがつてFF2O4はセツトされないで
いる。サイクル3の中程よりサイクル4の中程にかけて
応答信号306があると、次のI相のパルスでFF2O
5がセツトされる。
定され、サイクル2の初めに第3A−1図がMIRlO
3に読み出される。第3A−1図の構成におけるマイク
ロプログラムの内容は、前記の場合と異なつてNA部が
n+1番地を示していることであり、他は同じである。
すなわち400が「o」、Wが「00」、Mが「1」で
ある。Mが「1」であるのでメモリリクエスト有りとい
うことになり、よつて第4の信号線210がイネーブル
される。信号線210はリクエスト制御回路250をイ
ネーブルする。以下第4図の動作は前記説明した第6図
のタイムチヤートの様に行われる。第5図のメモリユニ
ツト300からの応答信号306の返送されるタイミン
グも第6図と同様サイクル3の中程よりサイクル4の中
程とする。サイクル2においては第3A−1図の400
は「O」であるから、第4図のアンドゲート218の条
件は成立せず、信号線200は「O」である。信号線2
00が[0」であると、第2図のアドレス作成100は
MIRlO3のNA部を出力する。この場合NA部はn
+1番地を指定している。サイクル2においてn+1番
地が指定され、第7B図のサイクル3の初めに第3A−
2図がMIRlO3に読み出される。第3A−2図の4
00は「1」となつており、信号線400をイネーブル
する。信号線400は第4図のアンドゲート203及び
218に接続されている。アンドゲート218の第1入
力はFF2O5の反転信号である。サイクル3の初めに
おいては、第6図よりFF2O5はセツトされていない
ことが分る。FF2O5がセツトされていない時、すな
わちメモリより応答信号がない場合は、FF2O5は「
O」であるからアンドゲート218の第1入力ゲートは
FF2O5の反転で[1」となる。今信号線400は「
1」であるからアンドゲート218の条件が成立し、信
号線200は「1」となる。信号線200が「1」とな
るとアドレス作成100はサイクル3の初めにおいてR
EGlOlの内容を記憶部102に送る。REGlOl
はサイクル3においてはn+1番地を指示するデータが
入つており、再度n+1番地のデータがMIRlO3に
読み出される。これは第7B図においてサイクル3でア
ドレス作成100の出力がn+1で示されている事によ
り理解できる。n+1番地のデータは第3A−2図のデ
ータであるから、400は「1」となつており、再度信
号線400をイネーブルする。そして再度アンドゲート
218の条件が確められる。これはメモリユニツト30
0から応答信号があるまで自動的に続けられる。当然の
事ながらアンドゲート211はFF2O5がセツトされ
ない限り条件が成立せず、オアゲート212をイネーブ
ルしない。よつてFF2O7および208はセツトされ
たままの状態を保つ。同様にアンドゲート203も条件
が成立せず、したがつてFF2O4はセツトされないで
いる。サイクル3の中程よりサイクル4の中程にかけて
応答信号306があると、次のI相のパルスでFF2O
5がセツトされる。
アンドゲート218の第1入力ゲートは205を反転し
たものであるため、アンドゲート218は成立せずした
がつて信号線200をイネーブルしない。信号線200
が「0」であると第2図のアドレス作成100はMIR
lO3のNA部すなわち第3A−2図のNA部をその出
力とする。第3A−2図のNA部がX+3番地を指定し
ているとx+3番地がアドレス作成100の出力となる
。これは第7B図のサイタル4におけるアドレス100
の出力がx+3番地となつていることにより示される。
これら第7B図の動作は、n+1番地における制御記憶
ユニツトのデータはその時にメモリ応答信号306があ
ろうがなかろうが同一のものが可能であつてメモリユニ
ツトのアクセスタイムを意識せずにマイクロプログラム
を作成することが出来ることを示している。以上説明し
たように、本発明によれば次のような利点が得られる。
たものであるため、アンドゲート218は成立せずした
がつて信号線200をイネーブルしない。信号線200
が「0」であると第2図のアドレス作成100はMIR
lO3のNA部すなわち第3A−2図のNA部をその出
力とする。第3A−2図のNA部がX+3番地を指定し
ているとx+3番地がアドレス作成100の出力となる
。これは第7B図のサイタル4におけるアドレス100
の出力がx+3番地となつていることにより示される。
これら第7B図の動作は、n+1番地における制御記憶
ユニツトのデータはその時にメモリ応答信号306があ
ろうがなかろうが同一のものが可能であつてメモリユニ
ツトのアクセスタイムを意識せずにマイクロプログラム
を作成することが出来ることを示している。以上説明し
たように、本発明によれば次のような利点が得られる。
すなわちレジスタのゲートを開けるマイクロプログラム
の読出しをメモリアクセスタイムの最小時間から最大時
間まで同一構成のマイクロプログラムを用意し実行する
ような必要がないこと、すなわちマイクロプログラムが
少なくて済み、またタイミングパルスの停止を必要とし
ないところからそのタイミングパルスを使用する他の回
路を妨害することがなく、更にマイクロプログラムの作
成時にメモリユニツトのアクセスタイムを全く意識しな
くてすむ。なお更に他の利点としてマイクロプログラム
を任意の時間連続して実行しても或いは1語づつ区切つ
て実行しても、メモリアクセスを円滑に行うことが可能
となる。
の読出しをメモリアクセスタイムの最小時間から最大時
間まで同一構成のマイクロプログラムを用意し実行する
ような必要がないこと、すなわちマイクロプログラムが
少なくて済み、またタイミングパルスの停止を必要とし
ないところからそのタイミングパルスを使用する他の回
路を妨害することがなく、更にマイクロプログラムの作
成時にメモリユニツトのアクセスタイムを全く意識しな
くてすむ。なお更に他の利点としてマイクロプログラム
を任意の時間連続して実行しても或いは1語づつ区切つ
て実行しても、メモリアクセスを円滑に行うことが可能
となる。
第1A図、第1B図、第1C図は従来方法のアクセスタ
イムを示す図、第1D図、第1E図は本発明のアクセス
タイムを示す図、以下すべて本発明に関するもので、第
2図は制御記憶ユニツトの一例を示すプロツク図、第3
A−1図、第3A一2図、第3A−3図はマイクロプロ
グラムの構成を示す図、第3B図、第3C図、第3D図
、第3E図は第3A−1図、第3A−2図、第3A−3
図中の各部の指示内容をそれぞれ示す図、第4図はデー
タ処理装置内のメモリユニツト制御回路の一例を示した
図、第5図はメモリユニツトの一例を示した図、第6図
は第4図中のゲートおよびフリツプフロツプのタイムチ
ヤートを示した図、第7A図、第7B図はマイクロプロ
グラムのアドレスとそのデータのタイムチヤートを2つ
の例についてそれぞれ示した図である。 記号の説明:1〜8はサイクルの番号、100はアドレ
ス作成、101はレジスタ(REG)、102は記臆部
、103はマイクロインストラクシヨンレジスタ(MI
R)、200は信号線、201はインストラクシヨンレ
ジスタ(R)、202はバツフアレジスタ(BR)、2
10は信号線、250はリクエスト制御回路、300は
メモリユニツト、301はメモリアドレス、302はコ
ントロール信号、303はメモリユニツト起動信号、3
04は読取りゲート信号、306は応答信号、307は
読取りデータ、310は制御回路、311は記憶素子、
312はレジスタを示す。
イムを示す図、第1D図、第1E図は本発明のアクセス
タイムを示す図、以下すべて本発明に関するもので、第
2図は制御記憶ユニツトの一例を示すプロツク図、第3
A−1図、第3A一2図、第3A−3図はマイクロプロ
グラムの構成を示す図、第3B図、第3C図、第3D図
、第3E図は第3A−1図、第3A−2図、第3A−3
図中の各部の指示内容をそれぞれ示す図、第4図はデー
タ処理装置内のメモリユニツト制御回路の一例を示した
図、第5図はメモリユニツトの一例を示した図、第6図
は第4図中のゲートおよびフリツプフロツプのタイムチ
ヤートを示した図、第7A図、第7B図はマイクロプロ
グラムのアドレスとそのデータのタイムチヤートを2つ
の例についてそれぞれ示した図である。 記号の説明:1〜8はサイクルの番号、100はアドレ
ス作成、101はレジスタ(REG)、102は記臆部
、103はマイクロインストラクシヨンレジスタ(MI
R)、200は信号線、201はインストラクシヨンレ
ジスタ(R)、202はバツフアレジスタ(BR)、2
10は信号線、250はリクエスト制御回路、300は
メモリユニツト、301はメモリアドレス、302はコ
ントロール信号、303はメモリユニツト起動信号、3
04は読取りゲート信号、306は応答信号、307は
読取りデータ、310は制御回路、311は記憶素子、
312はレジスタを示す。
Claims (1)
- 1 記憶素子を用いてデータを格納するメモリユニット
にデータ処理装置から信号が送られ、この信号に基づき
前記記憶素子からデータが読み出され前記データ処理装
置に送られるようにしてデータ処理が行われるデータ処
理方式において、前記データ処理装置に設けられ、前記
メモリユニットにメモリユニット起動信号を送出する第
1の信号送出手段と、前記メモリユニットに設けられ、
前記メモリユニット起動信号に基づき前記記憶素子から
データを読み出してセットし記憶する第1の記憶手段と
、前記メモリユニットに設けられ、前記データをセット
するより一定時間前に、前記セットすることを予告する
応答信号を前記データ処理装置に送出する第2の信号送
出手段と、前記データ処理装置に設けられ、前記応答信
号をセットし記憶する第2の記憶手段と、前記データ処
理装置は設けられ、前記第2の記憶手段に前記応答信号
が記憶されているか否かの判定を行う判定手段と、前記
データ処理装置に設けられ、前記判定により前記応答信
号が記憶されていると判定されたあと、データ読取りゲ
ート信号を前記第1の記憶手段に送出してこの記憶手段
に記憶されているデータを読み取るデータ読取り手段を
含むことを特徴とするデータ処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13867875A JPS597983B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | デ−タシヨリホウシキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13867875A JPS597983B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | デ−タシヨリホウシキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5263640A JPS5263640A (en) | 1977-05-26 |
JPS597983B2 true JPS597983B2 (ja) | 1984-02-22 |
Family
ID=15227537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13867875A Expired JPS597983B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | デ−タシヨリホウシキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597983B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0082903B1 (fr) * | 1981-12-29 | 1987-05-13 | International Business Machines Corporation | Unité de commande pouvant être connectée à deux mémoires de vitesses différentes |
-
1975
- 1975-11-20 JP JP13867875A patent/JPS597983B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5263640A (en) | 1977-05-26 |
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