JPS5949944B2 - 着色多孔性粉体 - Google Patents
着色多孔性粉体Info
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- JPS5949944B2 JPS5949944B2 JP674077A JP674077A JPS5949944B2 JP S5949944 B2 JPS5949944 B2 JP S5949944B2 JP 674077 A JP674077 A JP 674077A JP 674077 A JP674077 A JP 674077A JP S5949944 B2 JPS5949944 B2 JP S5949944B2
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- powder
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規に作られた多孔性粉体の表面に染料含浸の
水不溶性アルミニウム塩の薄膜を析出して構成される着
色多孔性粉体、詳しくは強度、耐熱性、耐光性、保香性
、保湿性、分散性、通気性、充填性、感触性に優れ、各
種化粧料基剤、塗料基剤、合成樹脂、陶磁器などの着色
料に好適する粒径1〜100μ程度の着色多孔性粉体に
関するものである。
水不溶性アルミニウム塩の薄膜を析出して構成される着
色多孔性粉体、詳しくは強度、耐熱性、耐光性、保香性
、保湿性、分散性、通気性、充填性、感触性に優れ、各
種化粧料基剤、塗料基剤、合成樹脂、陶磁器などの着色
料に好適する粒径1〜100μ程度の着色多孔性粉体に
関するものである。
従来使用されている粉体は、結晶の生長過程が複雑であ
るため結晶作用により構造が形成されるときに既に欠陥
を生じている場合が多く、特に天然鉱物では、例えば原
子配列の乱雑性、原子の脱落、結晶内の均質性の欠如な
どによつて不連続的なブロックの集合からなる構造を呈
していて理想的配列を有する結晶は殆んどない。
るため結晶作用により構造が形成されるときに既に欠陥
を生じている場合が多く、特に天然鉱物では、例えば原
子配列の乱雑性、原子の脱落、結晶内の均質性の欠如な
どによつて不連続的なブロックの集合からなる構造を呈
していて理想的配列を有する結晶は殆んどない。
このような天然鉱物からなる粉体は通常の粉体がもつ諸
物性の内で弾性、比熱、比重、透明度、硬度、電磁性、
展延性、耐熱性、骨間性、撓曲性などに固有の特性をも
ち、結晶構造およびその緻密性、結晶形から種々の性質
を与えるものである。例えば、鱗片状で三層構造をなし
た鉱物は層間の結合が弱く完全な骨間が発達しているた
め滑り感を与え、弾性に富んでいるが、逆にこれを製造
充填する場合は充填性を欠いているために製造上のトラ
ブルの一つの原因となつている。また二層構造の粉体は
骨間性の優れたものはごく一部にすぎないとともに、結
晶が不定形であるため粉体の有する撓曲性、結晶形の緻
密性の面から最密充填構造をとりにくゝ、充填性に劣る
と同時に滑り感において満足し得るものを入手すること
はできない。一方、天然鉱物には水分や不純物が存在し
、また生成条件に対し影響を受ける敏感性のものと影響
を受けない非敏感性のものとがある。結晶構造内の水分
には自由水、付着水、吸着水、結合水とがあるが、自由
水、付着水、吸着水は外的条条件により容易に脱着、付
着または吸着するものであり、特に結合水は脱着すると
結晶構造に変化を来たすものである。以上から理解され
るように天然鉱物は、本来保湿性の低いものが殆んどで
ある。このように構造面から捉えると天然鉱物は水分、
香料の保持性が低く、僅かの経時で香料の勾いが弱くな
る欠点を有していることが立証される。また、天然鉱物
は一層、二層或いは三層構造を示しているのが殆んどで
あるが、それらは多孔性を有しないため通気性に乏しく
、例えば化粧料に配合して皮膚に塗布したとき皮膚呼吸
を阻害しやすく皮膚に負担をかける原因となつている。
物性の内で弾性、比熱、比重、透明度、硬度、電磁性、
展延性、耐熱性、骨間性、撓曲性などに固有の特性をも
ち、結晶構造およびその緻密性、結晶形から種々の性質
を与えるものである。例えば、鱗片状で三層構造をなし
た鉱物は層間の結合が弱く完全な骨間が発達しているた
め滑り感を与え、弾性に富んでいるが、逆にこれを製造
充填する場合は充填性を欠いているために製造上のトラ
ブルの一つの原因となつている。また二層構造の粉体は
骨間性の優れたものはごく一部にすぎないとともに、結
晶が不定形であるため粉体の有する撓曲性、結晶形の緻
密性の面から最密充填構造をとりにくゝ、充填性に劣る
と同時に滑り感において満足し得るものを入手すること
はできない。一方、天然鉱物には水分や不純物が存在し
、また生成条件に対し影響を受ける敏感性のものと影響
を受けない非敏感性のものとがある。結晶構造内の水分
には自由水、付着水、吸着水、結合水とがあるが、自由
水、付着水、吸着水は外的条条件により容易に脱着、付
着または吸着するものであり、特に結合水は脱着すると
結晶構造に変化を来たすものである。以上から理解され
るように天然鉱物は、本来保湿性の低いものが殆んどで
ある。このように構造面から捉えると天然鉱物は水分、
香料の保持性が低く、僅かの経時で香料の勾いが弱くな
る欠点を有していることが立証される。また、天然鉱物
は一層、二層或いは三層構造を示しているのが殆んどで
あるが、それらは多孔性を有しないため通気性に乏しく
、例えば化粧料に配合して皮膚に塗布したとき皮膚呼吸
を阻害しやすく皮膚に負担をかける原因となつている。
本発明は前記のような従来の諸問題を解決し、すぐれた
物性の多孔性粉体に着色を施して得られた着色多孔性粉
体を提供するものである。即ち、本発明に係る着色多孔
性粉体は、無水珪酸化合物、アルミナ珪酸化合物、マグ
オシウム珪酸化合物、雲母類の一種または二種以上の微
粉末からなる被覆物質を金属炭酸化合物、水以外の揮発
性成分を含む無水アルミナ珪酸化合物、揮発性物質、燃
焼性物質の一種または二種以上の微粉末からなる内芯核
物質の表面に固着した多孔性粉体と、水酸化アルミニウ
ムまたはアルミニウム塩のゲル溶液と染刺との反応によ
つて得られ前記多孔性粉体の表面に析出した染料含浸の
水不溶性アルミニウム塩の薄膜とからなることを第一の
特徴としている。
物性の多孔性粉体に着色を施して得られた着色多孔性粉
体を提供するものである。即ち、本発明に係る着色多孔
性粉体は、無水珪酸化合物、アルミナ珪酸化合物、マグ
オシウム珪酸化合物、雲母類の一種または二種以上の微
粉末からなる被覆物質を金属炭酸化合物、水以外の揮発
性成分を含む無水アルミナ珪酸化合物、揮発性物質、燃
焼性物質の一種または二種以上の微粉末からなる内芯核
物質の表面に固着した多孔性粉体と、水酸化アルミニウ
ムまたはアルミニウム塩のゲル溶液と染刺との反応によ
つて得られ前記多孔性粉体の表面に析出した染料含浸の
水不溶性アルミニウム塩の薄膜とからなることを第一の
特徴としている。
また、前記において多孔性粉体は内芯核物質が除去また
は収縮させられ中空となつていることを第二の特徴とし
ている。
は収縮させられ中空となつていることを第二の特徴とし
ている。
以下、本発明の詳細を具体的に説明すると、第一に先ず
多孔性粉体の被覆物質を構成する天然鉱物としては、陽
イオン交換能が20〜500ミリ当量のものが好適であ
り、その好ましい具体例は次表の通りであつて、平均粒
径1〜50μ程度のものを一種または二種以上混合して
用いるものである。
多孔性粉体の被覆物質を構成する天然鉱物としては、陽
イオン交換能が20〜500ミリ当量のものが好適であ
り、その好ましい具体例は次表の通りであつて、平均粒
径1〜50μ程度のものを一種または二種以上混合して
用いるものである。
次に、多孔性粉体の内芯核物質を構成する金属炭酸化合
物としては炭酸マグネシウム、炭酸ベリリウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸第二鉄、炭酸バリウム、炭酸マンガン、
炭酸リチウム、炭酸コバルト、炭酸水素マグネシウムカ
リウム、炭酸ストロンチユーム、炭酸水素リチウム、炭
酸亜鉛、゜炭酸クロムなどが例示さわ、天然鉱物として
存在する金属炭酸化合物としては、ドロマイト、方解石
、アラレ石、ストロンチアン石、リヨクドウ石、ドクジ
ユウド石などが例示される。
物としては炭酸マグネシウム、炭酸ベリリウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸第二鉄、炭酸バリウム、炭酸マンガン、
炭酸リチウム、炭酸コバルト、炭酸水素マグネシウムカ
リウム、炭酸ストロンチユーム、炭酸水素リチウム、炭
酸亜鉛、゜炭酸クロムなどが例示さわ、天然鉱物として
存在する金属炭酸化合物としては、ドロマイト、方解石
、アラレ石、ストロンチアン石、リヨクドウ石、ドクジ
ユウド石などが例示される。
水以外の揮発性成分を含む無水アルミナ珪酸化合物とし
ては角内石、黒雲母、黄玉デユモリチーライト、ズニ石
などが例示され、これらは加熱によつて揮発成分を失い
容易にムライトに移化し体積を収縮する鉱物であり、加
熱によつて膨張する真珠石、黒躍石、松脂石などは好ま
しくないので使用しない。また、揮発性物質としては干
均粒径l〜50μのものが好ましく、メントール、ガン
フル、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラ
ベン、ブチルパラベン、ナフタリン、イオウゾルピン酸
、デヒドロ醋酸、安息香酸、サルチル酸、ケイ皮酸、パ
ラクロル安息香酸、パラオキシ安息香酸などが例示され
、更に燃焼性物質としてはナイロン、ポリスチレン、テ
フロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフイ
ン、デルリン、ジスチルベンゼンピンホールポリマ、ベ
ンゾグアナミンパウダなどの合成樹脂或いはこれらの共
重合体、または澱粉、炭素、イオウなどが例示され、こ
れらは球体または多孔性球体のものが好ましい。本発明
に適用される多孔性粉体を製造する場合、被覆物質と内
芯核物質との重量割合は8:2〜1:9程度であり、こ
れらの混合物を水系中で常温にして好ましくは700〜
760mmHg程度の減圧下下で撹拌すると、内芯核物
質の表面に吸着イオン層を生じ、これらに被覆物質であ
る負電荷の鉱物が吸引され内芯核物質の表面に被覆物質
が付着凝して平均粒径1〜50μ程度の有芯多孔性の粉
体が作られるのである。
ては角内石、黒雲母、黄玉デユモリチーライト、ズニ石
などが例示され、これらは加熱によつて揮発成分を失い
容易にムライトに移化し体積を収縮する鉱物であり、加
熱によつて膨張する真珠石、黒躍石、松脂石などは好ま
しくないので使用しない。また、揮発性物質としては干
均粒径l〜50μのものが好ましく、メントール、ガン
フル、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラ
ベン、ブチルパラベン、ナフタリン、イオウゾルピン酸
、デヒドロ醋酸、安息香酸、サルチル酸、ケイ皮酸、パ
ラクロル安息香酸、パラオキシ安息香酸などが例示され
、更に燃焼性物質としてはナイロン、ポリスチレン、テ
フロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフイ
ン、デルリン、ジスチルベンゼンピンホールポリマ、ベ
ンゾグアナミンパウダなどの合成樹脂或いはこれらの共
重合体、または澱粉、炭素、イオウなどが例示され、こ
れらは球体または多孔性球体のものが好ましい。本発明
に適用される多孔性粉体を製造する場合、被覆物質と内
芯核物質との重量割合は8:2〜1:9程度であり、こ
れらの混合物を水系中で常温にして好ましくは700〜
760mmHg程度の減圧下下で撹拌すると、内芯核物
質の表面に吸着イオン層を生じ、これらに被覆物質であ
る負電荷の鉱物が吸引され内芯核物質の表面に被覆物質
が付着凝して平均粒径1〜50μ程度の有芯多孔性の粉
体が作られるのである。
また本発明に適用されを多孔性粉体を水系中の代りに不
活性溶媒を用いて製造することもできる。この場合は被
覆物質と内芯核物質との重量割合は8:2〜2:8であ
り、被覆物質および内芯核物質と不活性溶媒との重量割
合を9:1〜6:4、好ましくは8.3:1.7とする
。不活性溶媒としてはシリコンオイル、ポリブラン、ポ
リオキシエチレントール油誘導体などが例示さへこれら
の不活性溶媒に被覆物質と内芯核物質とを加え常温にし
て好ましくは700〜76011Hg程度の減圧下で強
力に撹拌すると、被覆物質と内芯核物質とが不活性溶媒
で包囲され物理的に合一化し、それらを吸引済過すると
有芯多孔性の粉体が得られるのである。次で、前記のよ
うにして作られた粉体を酸化気粒中で50〜1500℃
程度で1〜24時間程度焼成すると、被覆物質を構成す
る微粉末の粒子は互いに強固に結着すると同時に内芯核
物質とも互いに強固に結着し容易に破砕しない粉体とな
るのである。
活性溶媒を用いて製造することもできる。この場合は被
覆物質と内芯核物質との重量割合は8:2〜2:8であ
り、被覆物質および内芯核物質と不活性溶媒との重量割
合を9:1〜6:4、好ましくは8.3:1.7とする
。不活性溶媒としてはシリコンオイル、ポリブラン、ポ
リオキシエチレントール油誘導体などが例示さへこれら
の不活性溶媒に被覆物質と内芯核物質とを加え常温にし
て好ましくは700〜76011Hg程度の減圧下で強
力に撹拌すると、被覆物質と内芯核物質とが不活性溶媒
で包囲され物理的に合一化し、それらを吸引済過すると
有芯多孔性の粉体が得られるのである。次で、前記のよ
うにして作られた粉体を酸化気粒中で50〜1500℃
程度で1〜24時間程度焼成すると、被覆物質を構成す
る微粉末の粒子は互いに強固に結着すると同時に内芯核
物質とも互いに強固に結着し容易に破砕しない粉体とな
るのである。
ここで内芯核物質が揮発生物質で構成されている場合は
焼成時に揮発して中空の多孔性粉体となる。内芯核物質
が金属炭酸化合物で構成されている場合は、焼成後に濃
度1〜20重量%程1度の塩酸、硝酸、硫酸などの酸液
で洗浄して内芯核物質を溶出し中空の多孔性粉体とする
ものである。また、内芯核物質が燃焼性物質特に合成樹
脂で構成されている場合は、被覆物質と内芯核物質とを
7:3〜3:7の割合で遠心ボールミルの攪拌粉砕機内
で1〜24時間摩擦混合し被覆物質のみを摩砕して更に
これを微細化すると同時に内芯核物質を摩擦によつて帯
電させ、内芯核物質の表面に微細化した被覆物質を単粒
子または凝集体として付着させる。
焼成時に揮発して中空の多孔性粉体となる。内芯核物質
が金属炭酸化合物で構成されている場合は、焼成後に濃
度1〜20重量%程1度の塩酸、硝酸、硫酸などの酸液
で洗浄して内芯核物質を溶出し中空の多孔性粉体とする
ものである。また、内芯核物質が燃焼性物質特に合成樹
脂で構成されている場合は、被覆物質と内芯核物質とを
7:3〜3:7の割合で遠心ボールミルの攪拌粉砕機内
で1〜24時間摩擦混合し被覆物質のみを摩砕して更に
これを微細化すると同時に内芯核物質を摩擦によつて帯
電させ、内芯核物質の表面に微細化した被覆物質を単粒
子または凝集体として付着させる。
次で、この有芯多孔性の粉体を取出し、酸化気流中で常
圧下で150〜1600℃間に徐々に昇温加熱すると、
内芯核物質は燃焼するとともに被覆物質を構成する微粉
末の粒子が互いに強固に結着して容易に破砕しない中空
の多孔性粉体となる。更に、内芯核物質が水以外の揮発
性成分を含有する無水アルミナ珪酸化合物で構成されて
いる場合は、前記の如き焼成処理、酸処理を行なうこと
によつて体積を収縮させて半中空の多孔性粉体となる。
尚、内芯核物質を二種以上の微粉末で構成するときは、
前記処理を適宜組合せて除去または収縮させる。以上の
ようにして得られた有芯の多孔性粉体および中空の多孔
性粉体は電子顕微鏡観察(略)によると、微細な被覆物
質である天然鉱物が粒径1〜50μ程度の球状に近い形
状で互いに貼り合わさつた集合体となつて居り、各被覆
物質問に大小の空隙が認められ、この空隙またはこの空
隙と内芯核部の空隙とによつて液体、気体の吸収放散能
力が優れていることが判つた。
圧下で150〜1600℃間に徐々に昇温加熱すると、
内芯核物質は燃焼するとともに被覆物質を構成する微粉
末の粒子が互いに強固に結着して容易に破砕しない中空
の多孔性粉体となる。更に、内芯核物質が水以外の揮発
性成分を含有する無水アルミナ珪酸化合物で構成されて
いる場合は、前記の如き焼成処理、酸処理を行なうこと
によつて体積を収縮させて半中空の多孔性粉体となる。
尚、内芯核物質を二種以上の微粉末で構成するときは、
前記処理を適宜組合せて除去または収縮させる。以上の
ようにして得られた有芯の多孔性粉体および中空の多孔
性粉体は電子顕微鏡観察(略)によると、微細な被覆物
質である天然鉱物が粒径1〜50μ程度の球状に近い形
状で互いに貼り合わさつた集合体となつて居り、各被覆
物質問に大小の空隙が認められ、この空隙またはこの空
隙と内芯核部の空隙とによつて液体、気体の吸収放散能
力が優れていることが判つた。
そして、表層部は被覆物質の永久収縮、一部結晶質への
転化などにより高強度の膜体を形成している。第二に、
先ず水不溶性アルミニウム塩の薄膜に含浸される染料と
しては酸性染料、天然色素、塩基性染料が挙げられ、酸
性染料として赤色2号、赤色3号、黄色4号、黄色5号
、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色227号、赤色
203−1号、赤色203−2号、赤色232号、橙色
205号、橙色207号、黄色202−1号、黄色20
2−2、黄色203号、緑色201号、緑色204番、
青色205号、茶色201号、赤色401号、赤色40
5号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙
色402号、黄色402号、黄色403−1号、黄色4
06号、黄色407号などが例示され、天然色素として
ブラシリン、カルサミン、ヒキシン、ノルビキシン、ク
ロシン、β一カロチン、カブサンチン、サフラワーエロ
一、工ノンアニン、シソニン、デルフイニジン、カカオ
色奏、カルミン酸、カツカイン酸、クロロフイル、ベタ
ニン、グルクミン、カラメル、モナスコルプリンなどが
例示され、更に塩基性染料としてオーラミン、ベーシツ
クイエロ一、プリリアントイエロ一14、ベーシツクオ
レンジ2、ベーシツクオレンジ14、ベーシツクオレン
ジ22、ベーシツクレツド12、プリリアントレツド1
4、ベーシツクレツト14、ベーシツクレツド18、ベ
ーシツクレツド34、ベーシツクレツド37、クリスタ
ルバイオレツト3、クリスタルバイオレツト7、クリス
タルバイオレツト10)クリスタルバイオレツト14、
ベーシツクブル一1、ベーシツクブル一5、ベーシツク
ブル一21、ベーシツクグリーン4などが例示される。
転化などにより高強度の膜体を形成している。第二に、
先ず水不溶性アルミニウム塩の薄膜に含浸される染料と
しては酸性染料、天然色素、塩基性染料が挙げられ、酸
性染料として赤色2号、赤色3号、黄色4号、黄色5号
、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色227号、赤色
203−1号、赤色203−2号、赤色232号、橙色
205号、橙色207号、黄色202−1号、黄色20
2−2、黄色203号、緑色201号、緑色204番、
青色205号、茶色201号、赤色401号、赤色40
5号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙
色402号、黄色402号、黄色403−1号、黄色4
06号、黄色407号などが例示され、天然色素として
ブラシリン、カルサミン、ヒキシン、ノルビキシン、ク
ロシン、β一カロチン、カブサンチン、サフラワーエロ
一、工ノンアニン、シソニン、デルフイニジン、カカオ
色奏、カルミン酸、カツカイン酸、クロロフイル、ベタ
ニン、グルクミン、カラメル、モナスコルプリンなどが
例示され、更に塩基性染料としてオーラミン、ベーシツ
クイエロ一、プリリアントイエロ一14、ベーシツクオ
レンジ2、ベーシツクオレンジ14、ベーシツクオレン
ジ22、ベーシツクレツド12、プリリアントレツド1
4、ベーシツクレツト14、ベーシツクレツド18、ベ
ーシツクレツド34、ベーシツクレツド37、クリスタ
ルバイオレツト3、クリスタルバイオレツト7、クリス
タルバイオレツト10)クリスタルバイオレツト14、
ベーシツクブル一1、ベーシツクブル一5、ベーシツク
ブル一21、ベーシツクグリーン4などが例示される。
尚、本発明ではこれらの一種または二種以上を混合して
使用するものである。次に、水不溶性アルミニウム塩を
構成するアルミニウム塩としてはカリウム硫酸アルミニ
ウム、ナトリウム硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム
、酢酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、アルミン酸ナ
トリウムなどが例示される。
使用するものである。次に、水不溶性アルミニウム塩を
構成するアルミニウム塩としてはカリウム硫酸アルミニ
ウム、ナトリウム硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム
、酢酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、アルミン酸ナ
トリウムなどが例示される。
次に本発明の着色多孔性粉体の製造方法の骨子を説明す
る。
る。
乾燥水酸化アルミニウムゲル(以下DHAGと略称する
)1重量部を水3〜1000重量部に懸濁して40〜7
0℃に加温し、濃塩酸(36%)1〜5重量部を徐々に
加え40〜70℃で15〜60分間攪拌し、PHO.5
〜 3.5の水酸化アルミニウムのゲル溶液とする。
)1重量部を水3〜1000重量部に懸濁して40〜7
0℃に加温し、濃塩酸(36%)1〜5重量部を徐々に
加え40〜70℃で15〜60分間攪拌し、PHO.5
〜 3.5の水酸化アルミニウムのゲル溶液とする。
このゲル溶液に本発明に適用される例えば後述の製造例
1〜5で作られた多孔性粉体0.1〜50重量部を加え
均一となるまで撹拌し、次で染料0.001〜 0.2
5重量部を脱イオン水に完全に溶解して作つた染料液を
徐々に加え、多孔性粉体の表面に染料含浸の不溶性アル
ミニウム塩を析出せしめ、必要な場合はPHを3〜8に
調整し、更に50〜80℃に液温を上昇させて1〜3時
間保温撹拌し沈澱を熟成し、一晩放冷、静置した後に沈
澱物を炉別し、水洗してアセトン脱水、風乾して目的と
する着色多孔性粉体を得るものである。沈澱はDHAG
と粉体との比が小さい程濾別が容易であり、塊状となつ
た粉体は脆弱で粉砕しやすく光沢も増大する。〔方法
田〕 力リウム硫酸アルミニウム、ナトリウム硫酸アルミニウ
ム、塩化アルミニウム、酢酸アルミニウム、硝酸アルミ
ニウム、アルミン酸ナトリウムなどのアルミニウム塩の
0.1モル、水溶液0.01〜2.5重量部に多孔性粉
体1重量部を加え、更に脱イオン水を適宜に加えて多孔
性粉体が水中で、均一に懸濁するように調整する。
1〜5で作られた多孔性粉体0.1〜50重量部を加え
均一となるまで撹拌し、次で染料0.001〜 0.2
5重量部を脱イオン水に完全に溶解して作つた染料液を
徐々に加え、多孔性粉体の表面に染料含浸の不溶性アル
ミニウム塩を析出せしめ、必要な場合はPHを3〜8に
調整し、更に50〜80℃に液温を上昇させて1〜3時
間保温撹拌し沈澱を熟成し、一晩放冷、静置した後に沈
澱物を炉別し、水洗してアセトン脱水、風乾して目的と
する着色多孔性粉体を得るものである。沈澱はDHAG
と粉体との比が小さい程濾別が容易であり、塊状となつ
た粉体は脆弱で粉砕しやすく光沢も増大する。〔方法
田〕 力リウム硫酸アルミニウム、ナトリウム硫酸アルミニウ
ム、塩化アルミニウム、酢酸アルミニウム、硝酸アルミ
ニウム、アルミン酸ナトリウムなどのアルミニウム塩の
0.1モル、水溶液0.01〜2.5重量部に多孔性粉
体1重量部を加え、更に脱イオン水を適宜に加えて多孔
性粉体が水中で、均一に懸濁するように調整する。
これを充分に撹拌した後に、酸性洗料0.001〜0.
25重量部を1Nの炭酸ナトリウム、カセイソーダ、ア
ンモニア水などの加温アルカリ液に溶解して作つたアル
力り染料液を徐々に加える。このときのアルカリ液量は
先に用いたアルミニウム塩の規定量と同等量〜2倍量ま
でとする。混合物を撹拌混合しPHを4〜9に調整して
アルミニウム塩水溶液をゲル化するとともに多孔性粉体
の表面に染料含浸の不溶性アルミニウム塩を析出せしめ
る。充分に析出して反応が完了したときゲル溶液を90
℃に上昇し、60〜80℃で30分〜3時間沈澱を熟成
し、一晩放冷後沈澱物を濾別し、水洗してアセトン脱水
、風乾して目的とする着色多孔性粉体を得るものである
。得られた着色多孔性粉体の特性は方法Iによつて得ら
れたものと同様である。〔方法 〕 染料0.001〜 0.25重量部を0.INの方法に
示す加温アルカリ液に溶解して作つたアルカリ染料液に
多孔性粉体1重量部を加えて撹拌し均一に分散させる。
25重量部を1Nの炭酸ナトリウム、カセイソーダ、ア
ンモニア水などの加温アルカリ液に溶解して作つたアル
力り染料液を徐々に加える。このときのアルカリ液量は
先に用いたアルミニウム塩の規定量と同等量〜2倍量ま
でとする。混合物を撹拌混合しPHを4〜9に調整して
アルミニウム塩水溶液をゲル化するとともに多孔性粉体
の表面に染料含浸の不溶性アルミニウム塩を析出せしめ
る。充分に析出して反応が完了したときゲル溶液を90
℃に上昇し、60〜80℃で30分〜3時間沈澱を熟成
し、一晩放冷後沈澱物を濾別し、水洗してアセトン脱水
、風乾して目的とする着色多孔性粉体を得るものである
。得られた着色多孔性粉体の特性は方法Iによつて得ら
れたものと同様である。〔方法 〕 染料0.001〜 0.25重量部を0.INの方法に
示す加温アルカリ液に溶解して作つたアルカリ染料液に
多孔性粉体1重量部を加えて撹拌し均一に分散させる。
次で方法に示すアルミニウム塩の0.1モル水溶液0.
01〜 2.5重量部を徐々に加えて攪拌混合し、PH
を4〜7に調整してアルミニウム塩水溶液をゲル化する
とともに多孔性粉体の表面に染料含浸の不溶性アルミニ
ウム塩を析出せしめる。アルカリ液の量は方法と同じで
あり、以後の処理も方法Hと同様であり、得られた着色
多孔性粉体の特性は前記の方法によるものと同様である
。本発明に係る着色多孔性粉体は、単に多孔性粉体の表
面に染料を付着した水不溶性アルミニウム塩を析出せし
めたものではなく、染料を含浸したきわめて薄い不溶性
アルミニウム塩の膜を析出形成したものであつて、この
薄膜は多孔性粉体と一体となつて挙動するものである。
01〜 2.5重量部を徐々に加えて攪拌混合し、PH
を4〜7に調整してアルミニウム塩水溶液をゲル化する
とともに多孔性粉体の表面に染料含浸の不溶性アルミニ
ウム塩を析出せしめる。アルカリ液の量は方法と同じで
あり、以後の処理も方法Hと同様であり、得られた着色
多孔性粉体の特性は前記の方法によるものと同様である
。本発明に係る着色多孔性粉体は、単に多孔性粉体の表
面に染料を付着した水不溶性アルミニウム塩を析出せし
めたものではなく、染料を含浸したきわめて薄い不溶性
アルミニウム塩の膜を析出形成したものであつて、この
薄膜は多孔性粉体と一体となつて挙動するものである。
一搬にアルミニウムレーキは耐熱性、耐光性、耐候性、
分散性、通気性、保香性、保湿性、充填性、感触性に優
れているとともに乾燥時に生ずる着色多孔性粉体の塊状
物は脆弱で容易に微粉砕されるから、化粧料成分、塗料
成分などとともに撹拌混練することによつて粉砕され、
従つて特に粉砕工程を必要としないものである。また媒
体によく分散し、化粧料、塗料、各種装飾物などの顔料
として有効に適用さへ偏析、色分かれ、色むら、顔料の
沈降を生じないものである。また染料のもつ鮮明な色調
が生かされ、染料の色調の選択によつて赤色系、橙色系
、緑色系、紫色系、肌色系その他任意の色調を得ること
ができるものである。更に、本発明に係る着色多孔性粉
体は皮膚刺激性、毒性が全くなく、健康肌の女性102
名の前搏部に対する貼布試験においても24時間、72
時間後の判定で何等の異常も認められなかつた。
分散性、通気性、保香性、保湿性、充填性、感触性に優
れているとともに乾燥時に生ずる着色多孔性粉体の塊状
物は脆弱で容易に微粉砕されるから、化粧料成分、塗料
成分などとともに撹拌混練することによつて粉砕され、
従つて特に粉砕工程を必要としないものである。また媒
体によく分散し、化粧料、塗料、各種装飾物などの顔料
として有効に適用さへ偏析、色分かれ、色むら、顔料の
沈降を生じないものである。また染料のもつ鮮明な色調
が生かされ、染料の色調の選択によつて赤色系、橙色系
、緑色系、紫色系、肌色系その他任意の色調を得ること
ができるものである。更に、本発明に係る着色多孔性粉
体は皮膚刺激性、毒性が全くなく、健康肌の女性102
名の前搏部に対する貼布試験においても24時間、72
時間後の判定で何等の異常も認められなかつた。
そして、斯る有色多孔性粉体を配合した化粧料は肌に負
担をかけずにしつかりとし滑らかであるばかりか密着性
が優れ、しかも保香力があり長時間に亘つて芳香を発し
すぐれた化粧効果を有するものであるとともに充填性を
大きく向上させるものである。また、塗料などに配合し
た場合、流動性を向上するとともに耐熱性、耐光性をも
向上し得るものであり、或いは合成樹脂の充填剤として
用いるときは、多孔性の故に製品の軽量化に役立つもの
である。尚、本発明によつて得られる着色多孔性粉体は
被覆物質と内芯核物質との結合時における両者の割合を
変化させることによつて粒径、被覆物質の強度を自由に
調整することができるものである。
担をかけずにしつかりとし滑らかであるばかりか密着性
が優れ、しかも保香力があり長時間に亘つて芳香を発し
すぐれた化粧効果を有するものであるとともに充填性を
大きく向上させるものである。また、塗料などに配合し
た場合、流動性を向上するとともに耐熱性、耐光性をも
向上し得るものであり、或いは合成樹脂の充填剤として
用いるときは、多孔性の故に製品の軽量化に役立つもの
である。尚、本発明によつて得られる着色多孔性粉体は
被覆物質と内芯核物質との結合時における両者の割合を
変化させることによつて粒径、被覆物質の強度を自由に
調整することができるものである。
次に本発明に適用される多孔性粉体の製造例を示す。〔
製造例 1〕 粒径3〜8μの白雲母5部と粒径2〜5μのセリサイト
40部とを100cpsのジメチルシキサン250部中
に攪拌しながら徐々に添加し、2時間常温で攪拌した後
に取出し、吸引アスピレータで淵過し、850℃で1時
間焼成し急冷して粒径5〜14μの有芯の多孔性粉体4
0部を得た。
製造例 1〕 粒径3〜8μの白雲母5部と粒径2〜5μのセリサイト
40部とを100cpsのジメチルシキサン250部中
に攪拌しながら徐々に添加し、2時間常温で攪拌した後
に取出し、吸引アスピレータで淵過し、850℃で1時
間焼成し急冷して粒径5〜14μの有芯の多孔性粉体4
0部を得た。
し製造例 2〕粒径0.3〜1.0μのベントナイト1
0部と粒径3〜7μのブチルパラベン10部とを100
cpsのジメチルシロキサン500部中に撹拌しながら
徐々に添加し、常温で30分間攪拌した後に取出し、吸
引アスピレータで吸引済過し、電気炉内で20℃より1
30℃まで3時間で昇温して内芯核物質であるブチルパ
ラベンを昇華させ、更に900℃で3時間の焼成を行つ
て粒径5〜9μの中空の多孔性粉体85部を得た。
0部と粒径3〜7μのブチルパラベン10部とを100
cpsのジメチルシロキサン500部中に撹拌しながら
徐々に添加し、常温で30分間攪拌した後に取出し、吸
引アスピレータで吸引済過し、電気炉内で20℃より1
30℃まで3時間で昇温して内芯核物質であるブチルパ
ラベンを昇華させ、更に900℃で3時間の焼成を行つ
て粒径5〜9μの中空の多孔性粉体85部を得た。
〔製造例 3〕
平均粒径5μのジスチルベンゼンピンホールポリマ40
部と平均粒径2μのカオリン60部とを遠心回転型ボー
ルミルに投入し、15時間混合摩砕して取出し、700
℃まで1時間50℃の割合で昇温し、800℃で2時間
保持して内芯核物質であるジスチルベンゼンピンホール
ポリマを燃焼除去し、その後1000℃にて5時間焼成
し、冷却して平均粒径5μの中空の多孔性粉体56部を
得たO〔製造例 4〕 粒径2〜5μのカオリオナイト15部と粒径2〜5μの
珪藻土15部と粒径8〜10μの炭酸カルシウム10部
と粒径5〜9μの炭酸マグネシウム10部とを精製水5
00m1中に分散し、アジタ一で1時間撹拌した後に取
出し、吸引アスピレータで吸引済過し、1000℃で1
2時間焼成し粒径9〜18μの有芯の多孔性粉体40部
を得た。
部と平均粒径2μのカオリン60部とを遠心回転型ボー
ルミルに投入し、15時間混合摩砕して取出し、700
℃まで1時間50℃の割合で昇温し、800℃で2時間
保持して内芯核物質であるジスチルベンゼンピンホール
ポリマを燃焼除去し、その後1000℃にて5時間焼成
し、冷却して平均粒径5μの中空の多孔性粉体56部を
得たO〔製造例 4〕 粒径2〜5μのカオリオナイト15部と粒径2〜5μの
珪藻土15部と粒径8〜10μの炭酸カルシウム10部
と粒径5〜9μの炭酸マグネシウム10部とを精製水5
00m1中に分散し、アジタ一で1時間撹拌した後に取
出し、吸引アスピレータで吸引済過し、1000℃で1
2時間焼成し粒径9〜18μの有芯の多孔性粉体40部
を得た。
〔製造例 5〕粒径1〜2μのベントナイト15部と粒
径3〜5μの白雲母15部と粒径5〜7μのメチルバラ
ベン15部と粒径6〜9μの澱粉15部とを精製水20
0a中に分散せしめ、アジタ一で2時間攪拌した後に吸
引アスピレータで吸引P過し、電気炉内で室温より30
0℃まで4時間で昇温して内芯核物質であるメチルパラ
ベンを昇華するとともに澱粉を燃焼し、更に1000℃
で8時間の焼成を行つて粒径7〜15μの中空の多孔性
粉体28部を得た。
径3〜5μの白雲母15部と粒径5〜7μのメチルバラ
ベン15部と粒径6〜9μの澱粉15部とを精製水20
0a中に分散せしめ、アジタ一で2時間攪拌した後に吸
引アスピレータで吸引P過し、電気炉内で室温より30
0℃まで4時間で昇温して内芯核物質であるメチルパラ
ベンを昇華するとともに澱粉を燃焼し、更に1000℃
で8時間の焼成を行つて粒径7〜15μの中空の多孔性
粉体28部を得た。
更に、次に本発明の実施例を示す。
〔実施例 1〕
DHAG5O9を精製水5007!11中に懸濁し、濃
塩酸50dを徐々に加え40℃で1時度保温攪拌し、P
H3Oの水酸化アルミニウムゲルとする。
塩酸50dを徐々に加え40℃で1時度保温攪拌し、P
H3Oの水酸化アルミニウムゲルとする。
製造例1によつて作つた多孔性粉体3509を4%塩酸
中で30分間加温し、精製水で洗浄し乾燥して前記のゲ
ル溶液中に加え均一になるまで攪拌混合し、次で赤色5
04号0.5f!を脱イオン水100m1中に溶解して
作つた染料溶液を徐々に加え50℃に保温して1時間撹
拌を続け、多孔性粉体の表面に赤色405号を含浸した
不溶性アルミニウム塩の薄膜を析出する。
中で30分間加温し、精製水で洗浄し乾燥して前記のゲ
ル溶液中に加え均一になるまで攪拌混合し、次で赤色5
04号0.5f!を脱イオン水100m1中に溶解して
作つた染料溶液を徐々に加え50℃に保温して1時間撹
拌を続け、多孔性粉体の表面に赤色405号を含浸した
不溶性アルミニウム塩の薄膜を析出する。
その後一夜静置放冷して沈澱を済別し、水洗風乾して赤
色多孔性粉体3879を得た。〔実施例 2〕 製造例4によつて作つた多孔性粉体1009を3%硫酸
で30分間60℃に加温して水洗、乾燥し、0.1Mナ
トリウム硫酸アルミニウム水溶液100m1中に加え充
分に撹拌して均一な分散液とする。
色多孔性粉体3879を得た。〔実施例 2〕 製造例4によつて作つた多孔性粉体1009を3%硫酸
で30分間60℃に加温して水洗、乾燥し、0.1Mナ
トリウム硫酸アルミニウム水溶液100m1中に加え充
分に撹拌して均一な分散液とする。
カルミン酸109を40℃に加温した1モルのカセイソ
ーダ溶液601に溶解して作つたアルカリ性染料液を前
記の分散液に徐々に加え撹拌混合し、PHを6.0に調
整し混合液をゲル化して多孔性粉体の表面にカルミン酸
を含浸した不溶性アルミニウム塩の薄膜を析出する。そ
の後ゲル溶液を90℃に昇温し、次で70〜80℃に1
時間保持した後に一夜静置放冷して沈澱を淵別し、水洗
風乾して紫色多孔性粉体1589を得た。
ーダ溶液601に溶解して作つたアルカリ性染料液を前
記の分散液に徐々に加え撹拌混合し、PHを6.0に調
整し混合液をゲル化して多孔性粉体の表面にカルミン酸
を含浸した不溶性アルミニウム塩の薄膜を析出する。そ
の後ゲル溶液を90℃に昇温し、次で70〜80℃に1
時間保持した後に一夜静置放冷して沈澱を淵別し、水洗
風乾して紫色多孔性粉体1589を得た。
〔実施例 3〕
製造例5によつて作つた多孔性粉体1000f!を3%
硫酸で30分間60℃に加温して水洗、乾燥し、ラツカ
イン酸2.59と0.5モルの炭酸ナトリウム溶液30
09とを溶解した脱イオン水10009に加え充分撹拌
して均一な分散液とし、これに0.1モルのカリウム硫
酸アルミニウム溶液5001を徐々に撹拌しながら加え
PHを6.0に調整して混合液をゲル化して多孔性粉体
の表面にラツカイン酸を含浸した不溶性アルミニウム塩
の薄膜を析出する。
硫酸で30分間60℃に加温して水洗、乾燥し、ラツカ
イン酸2.59と0.5モルの炭酸ナトリウム溶液30
09とを溶解した脱イオン水10009に加え充分撹拌
して均一な分散液とし、これに0.1モルのカリウム硫
酸アルミニウム溶液5001を徐々に撹拌しながら加え
PHを6.0に調整して混合液をゲル化して多孔性粉体
の表面にラツカイン酸を含浸した不溶性アルミニウム塩
の薄膜を析出する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)無水珪酸化合物、アルミナ珪酸化合物、マグ
ネシウム珪酸化合物、雲母類の一種または二種以上の微
粉末からなる被覆物質を金属炭酸化合物、水以外の揮発
性成分を含む無水アルミナ珪酸化合物、揮発性物質、燃
焼性物質の一種または二種以上の微粉末からなる内芯核
物質の表面に固着した多孔性粉体と、(b)水酸化アル
ミニウムまたはアルミニウム塩のゲル溶液と染料との反
応によつて得られ前記多孔性粉体の表面に析出した染料
含浸の水不溶性アルミニウム塩の薄膜とからなることを
特徴とする着色多孔性粉体。 2 (a)無水珪酸化合物、アルミナ珪酸化合物、マグ
ネシウム珪酸化合物、雲母類の一種または二種以上の微
粉末からなる被覆物質を金属炭酸化合物、水以外の揮発
性成分を含む無水アルミナ珪酸化合物、揮発性物質、燃
焼性物質の一種または二種以上の微粉末からなる内芯核
物質の表面に固着し、且つ内芯核物質を除去または収縮
した中空の多孔性粉体と、(b)水酸化アルミニウムま
たはアルミニウム塩のゲル溶液と染料との反応によつて
得られ前記多孔性粉体の表面に析出した染料含浸の水不
溶性アルミニウム塩の薄膜とからなることを特徴とする
有色多孔性粉体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP674077A JPS5949944B2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 着色多孔性粉体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP674077A JPS5949944B2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 着色多孔性粉体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5392842A JPS5392842A (en) | 1978-08-15 |
JPS5949944B2 true JPS5949944B2 (ja) | 1984-12-05 |
Family
ID=11646600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP674077A Expired JPS5949944B2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 着色多孔性粉体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949944B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02218764A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-08-31 | Mearl Corp | 染料の吸着により着色された真珠光択顔料および製法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56141362A (en) * | 1980-04-04 | 1981-11-05 | Pola Chem Ind Inc | Lake pigment, its preparation and cosmetic comprising it |
JPS5832660A (ja) * | 1981-08-22 | 1983-02-25 | Pentel Kk | 顔料の製造法 |
JPS5838764A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | Pentel Kk | 顔料の製造法 |
JPH0234669A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-05 | Kao Corp | 染料含有光沢顔料の製造法 |
-
1977
- 1977-01-26 JP JP674077A patent/JPS5949944B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02218764A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-08-31 | Mearl Corp | 染料の吸着により着色された真珠光択顔料および製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5392842A (en) | 1978-08-15 |
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