JPS5947609B2 - 圧延材の曲り防止圧延方法 - Google Patents
圧延材の曲り防止圧延方法Info
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- JPS5947609B2 JPS5947609B2 JP54051720A JP5172079A JPS5947609B2 JP S5947609 B2 JPS5947609 B2 JP S5947609B2 JP 54051720 A JP54051720 A JP 54051720A JP 5172079 A JP5172079 A JP 5172079A JP S5947609 B2 JPS5947609 B2 JP S5947609B2
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- JP
- Japan
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- rolling
- mill
- difference
- camber
- stiffness
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- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/38—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll bending
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2269/00—Roll bending or shifting
- B21B2269/02—Roll bending; vertical bending of rolls
- B21B2269/04—Work roll bending
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2271/00—Mill stand parameters
- B21B2271/06—Mill spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
- B21B31/203—Balancing rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/68—Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被圧延材の曲り(板材の場合キャンバ−と呼
ばれる)防止圧延方法に関するものである。
ばれる)防止圧延方法に関するものである。
一般に圧延中の圧延材例えば圧延板は圧延機センターか
らみてドライブサイドとワークサイドの板厚が対称とな
らず、第1図す、cに示す如くドライブサイド(以下D
Sと称す)とワークサイド(以下WSと略す)の板厚に
は差がつき、この板厚差は通常ウェッジと呼ばれている
。
らみてドライブサイドとワークサイドの板厚が対称とな
らず、第1図す、cに示す如くドライブサイド(以下D
Sと称す)とワークサイド(以下WSと略す)の板厚に
は差がつき、この板厚差は通常ウェッジと呼ばれている
。
第1図ではウェツジ量は、Atn二tn#−tn(o)
、 Atn+t(N−jn+1(D)である。
、 Atn+t(N−jn+1(D)である。
このウェツジ量が圧延のパス進行と共に変化してゆく時
、パス間の夫々のサイドの板厚変化率一定であれば圧延
板にはキャンバーが生じないことが知られている。
、パス間の夫々のサイドの板厚変化率一定であれば圧延
板にはキャンバーが生じないことが知られている。
即ち第1図の例で示すならば、
ことは衆知の事実である。
前述の如く圧延板製品に板曲りが生じると、この製品の
剪断後得る剪断成品歩留(=採取鋼板面積/圧延鋼板面
積)が低下するのみならず、キャンバ−が大きい時には
通板障害等が起こることもあり、設備の損傷、稼動率の
低下等の原因になることもあることも衆知である。
剪断後得る剪断成品歩留(=採取鋼板面積/圧延鋼板面
積)が低下するのみならず、キャンバ−が大きい時には
通板障害等が起こることもあり、設備の損傷、稼動率の
低下等の原因になることもあることも衆知である。
しかるに実際の圧延に於て前述の理論メカニズムで形成
されるキャンバ−を生じせしめる要因としては、 (1)圧延機センターに対して材料の通過位置がセンタ
ーリングされていない。
されるキャンバ−を生じせしめる要因としては、 (1)圧延機センターに対して材料の通過位置がセンタ
ーリングされていない。
(2)材料が偏熱等によりDS、W8両サイド間で変形
抵抗差をもつ。
抵抗差をもつ。
(3)素材寸法にアンバランスがある。
が一般的に考えら些ている。
上記(1)〜(3)項のこれら要因に対しては比較的容
易に対策をたてることが可能である。
易に対策をたてることが可能である。
本発明者は厚板圧延機に於てキャンバ−発生防止のため
前記要因に対する対策を施し上記要因を消去したが、キ
ャンバ−発生を解消することは出来なかった。
前記要因に対する対策を施し上記要因を消去したが、キ
ャンバ−発生を解消することは出来なかった。
そこで本発明者は、キャンバ−は前記(1)〜(3)項
の要因以外の原因により発生しているとの考えにもとす
き、種々検討した結果、[(4)圧延機のDS。
の要因以外の原因により発生しているとの考えにもとす
き、種々検討した結果、[(4)圧延機のDS。
WS間の剛性(ミルスプリンゲM)に差がある]ことに
よりキャンバ−が発生することをつきとめた。
よりキャンバ−が発生することをつきとめた。
即ち第2図は圧延機のWS或ばDSの側面図を示したも
ので、図面に於て1はWS或はDSのミルハウジングで
、2は圧下スクリュー、3はロードセル、4はバックア
ップロール、5はワークロール、6はバックアップロー
ルチョック、7はワークロールチョックである。
ので、図面に於て1はWS或はDSのミルハウジングで
、2は圧下スクリュー、3はロードセル、4はバックア
ップロール、5はワークロール、6はバックアップロー
ルチョック、7はワークロールチョックである。
上下ワークロール5゜5を互いに接触させ、圧下スクリ
ュー2を更に移動させて圧下刃を加えてゆくとき、DS
、WSの各々のスクリュー移動量AS1その時の各々の
ロードセルの検出反力Fを検出したところ、X軸にスク
リュー移動量AS、Y軸に検出反力を取った第3図に示
す如く、DSがA−BD線、WSがA−Bw凸曲線なり
、それらの曲線の勾配は一致せずスクリュー移動量jS
の増加と共に両者の反力差ΔFヤニ(FD−Fw)が大
きくなる意外な現象が見られた。
ュー2を更に移動させて圧下刃を加えてゆくとき、DS
、WSの各々のスクリュー移動量AS1その時の各々の
ロードセルの検出反力Fを検出したところ、X軸にスク
リュー移動量AS、Y軸に検出反力を取った第3図に示
す如く、DSがA−BD線、WSがA−Bw凸曲線なり
、それらの曲線の勾配は一致せずスクリュー移動量jS
の増加と共に両者の反力差ΔFヤニ(FD−Fw)が大
きくなる意外な現象が見られた。
これからミル剛性を示す剛性係数(M=A−L)が、D
Sとwsで差がある即ちDW、WSs 間でミル剛性差があることが判明した。
Sとwsで差がある即ちDW、WSs 間でミル剛性差があることが判明した。
なお本発明者は、圧延機がDS、WSの両サイド対称に
設計されているにもかかわらず前記現象が生じるのは、
変形量ASはハウジング1の伸び、ワーク。
設計されているにもかかわらず前記現象が生じるのは、
変形量ASはハウジング1の伸び、ワーク。
バック各ロール5,6の曲り、偏平化等の他にチョック
の軸受内及び各部品接触部の間隙等がみかけ上変形とし
てあられれ、これらが両サイド一致していないこと力凋
u性差(ミルスプリングM)の原因と考えている。
の軸受内及び各部品接触部の間隙等がみかけ上変形とし
てあられれ、これらが両サイド一致していないこと力凋
u性差(ミルスプリングM)の原因と考えている。
こ\で圧延機のDS、WS間剛性差によるキャンバ−発
生のメカニズムを第4図A、Bで述べる。
生のメカニズムを第4図A、Bで述べる。
第4図はミル剛性曲線及び材料の塑性曲線を示し、Aは
剛性差のない場合即ちDSのミル剛性係数MD、WSの
ミル剛性係数MWがMD=Mwである場合を、BはDS
の剛性が相対的に高い場合即ち剛性係数MD、MWがM
D>MWの場合を示す。
剛性差のない場合即ちDSのミル剛性係数MD、WSの
ミル剛性係数MWがMD=Mwである場合を、BはDS
の剛性が相対的に高い場合即ち剛性係数MD、MWがM
D>MWの場合を示す。
第4図Aのミル剛性係数MD=Mwの場合は、当然のこ
とながら材料が均一(寸法、変形抵抗等)であれば、両
サイドの板厚はnパス目、n+1パス目で等しく変化し
、Nパス後のDS、WSの板厚tn(D) 、tn潴へ
n + 1パス後の板厚t n+1(D) 、t n+
1(5)はW= tr紫心ソが保たれ曲りは生じない。
とながら材料が均一(寸法、変形抵抗等)であれば、両
サイドの板厚はnパス目、n+1パス目で等しく変化し
、Nパス後のDS、WSの板厚tn(D) 、tn潴へ
n + 1パス後の板厚t n+1(D) 、t n+
1(5)はW= tr紫心ソが保たれ曲りは生じない。
第4図Bのミル剛性係数MD>Mwの場合はnパス後C
tn(D) −tn(w))のウェッジが生じ、又n+
1パス後(tn+t(D) −tn+t(5)〕のウェ
ッジが生じる。
tn(D) −tn(w))のウェッジが生じ、又n+
1パス後(tn+t(D) −tn+t(5)〕のウェ
ッジが生じる。
つまりウェツジ量はそのパスの反力と入側ウエツを叶1
(D) ジ量で決まるため、板が曲らない条件17道「=tn十
1(W) tn(W) を満たすためには、夫々のパスに於て唯
一の最適圧延荷重に合せる必要があるが、通常各パスの
圧延荷重は能率最大又は板クラウンコントロールの観点
から決められるため一= tn+1(W)。
(D) ジ量で決まるため、板が曲らない条件17道「=tn十
1(W) tn(W) を満たすためには、夫々のパスに於て唯
一の最適圧延荷重に合せる必要があるが、通常各パスの
圧延荷重は能率最大又は板クラウンコントロールの観点
から決められるため一= tn+1(W)。
■ I■「とはならず、キャンバ−が発生する。
一方唯一の最適圧延荷重に合せると圧延能率が減少し、
板クラウンコントロールが不可能となる。
板クラウンコントロールが不可能となる。
か\る究明を基にして本発明者は、従来提案されている
キャンバ−防止、制御方法とその問題点を検討した。
キャンバ−防止、制御方法とその問題点を検討した。
従来キャンバ−を防止する方法として、■特公昭38−
14477号公報ではキャンバ−の原因が上下水平ロー
ルの平行度のくるい、或は入側素材断面の不均一にあり
、DS、WSのロール間隙差によるか或はDS、WSの
圧下率差によりキャンバーが発生すると考え、前記圧下
率差により異なる圧延ロール両端部の圧延圧力を検出し
、両圧延圧力(圧下率)が等しくなるようにいずれか一
方のロール間隙を調整する。
14477号公報ではキャンバ−の原因が上下水平ロー
ルの平行度のくるい、或は入側素材断面の不均一にあり
、DS、WSのロール間隙差によるか或はDS、WSの
圧下率差によりキャンバーが発生すると考え、前記圧下
率差により異なる圧延ロール両端部の圧延圧力を検出し
、両圧延圧力(圧下率)が等しくなるようにいずれか一
方のロール間隙を調整する。
しかしこの方法では前述の如く、圧延機のDS、WS間
に剛性差がある場合、DS、WSの圧延圧力を等しくす
ることは両サイドの圧下率が等しいことにならないこと
は言うまでもなく、キャンバ−解消に至らない。
に剛性差がある場合、DS、WSの圧延圧力を等しくす
ることは両サイドの圧下率が等しいことにならないこと
は言うまでもなく、キャンバ−解消に至らない。
一方WS、DSに剛性差がある場合にも適用可能なキャ
ンバ−防止法として考えられるものとして、■圧延機出
側に特別なキャンバ−検出器を配置し、キャンバ−を直
接検出して圧下設定値をキャンバ−零になる様にフィー
ドバック操作する方法は数多く提案されているが、これ
は必ず検出部は圧延部に対してタイムラグがあるため充
分なキャンバ−制御が出来ないばかりか、設備配置上限
られた場合にしか応用できないか或は多大の設備投資を
招くことになる。
ンバ−防止法として考えられるものとして、■圧延機出
側に特別なキャンバ−検出器を配置し、キャンバ−を直
接検出して圧下設定値をキャンバ−零になる様にフィー
ドバック操作する方法は数多く提案されているが、これ
は必ず検出部は圧延部に対してタイムラグがあるため充
分なキャンバ−制御が出来ないばかりか、設備配置上限
られた場合にしか応用できないか或は多大の設備投資を
招くことになる。
又、フィードバック操作方式中に於ける、■両サイドの
張力差を検出し、これをフィードバックし張力差零にす
る方法については、更に薄板の連続式圧延機等のように
実用化の範囲が限定される。
張力差を検出し、これをフィードバックし張力差零にす
る方法については、更に薄板の連続式圧延機等のように
実用化の範囲が限定される。
こればかりか圧延板内部張力を板幅方向に分離して測定
するセンサーに実用化されたものがなく、実施困難であ
る。
するセンサーに実用化されたものがなく、実施困難であ
る。
前記究明点にもとづき、かつ前記の欠点を排除すること
を目的として本発明を開発した。
を目的として本発明を開発した。
即ち、本発明の被圧延材の曲り防止圧延方法の要旨は、
ロール分離力を、ワーク・ドライブサイドで独立して調
整可能に構成された圧延機で圧延するに際し、ミル剛性
の小さなサイドに大きなローyv5’)−離力を与え、
小さなミル剛性曲線を平行移動させて上記両サイドのロ
ール分離力差による両サイドのロール開度差を解消し、
両サイドのミル剛性曲線をほぼ合致せしめておくことに
ある。
ロール分離力を、ワーク・ドライブサイドで独立して調
整可能に構成された圧延機で圧延するに際し、ミル剛性
の小さなサイドに大きなローyv5’)−離力を与え、
小さなミル剛性曲線を平行移動させて上記両サイドのロ
ール分離力差による両サイドのロール開度差を解消し、
両サイドのミル剛性曲線をほぼ合致せしめておくことに
ある。
上記分−ル分離力は、一般的に圧延機に具備されている
ワークロールチョック間バランス装置、ベンディング装
置により与える。
ワークロールチョック間バランス装置、ベンディング装
置により与える。
以下本発明の方法を詳細に述べる。
まず、ミル剛性曲線を示す第5図に基づき、本発明の原
理を述べる。
理を述べる。
第1に油圧等によりDS、WSの無負荷(材料を噛んで
ない)状態でのDS、WSのロール分離力を変えてDS
、WSのミル剛性曲線をシフトし、合致せしめる方法
につき述べる。
ない)状態でのDS、WSのロール分離力を変えてDS
、WSのミル剛性曲線をシフトし、合致せしめる方法
につき述べる。
ミル剛性は実際には非線形で第5図に示すような曲線を
示し、かつドライブサイド剛性曲線M’Dとワークサイ
ド剛性曲線MWは一致せず、各曲線の線形部の剛性係数
MD、MwはMD>MWで差がある。
示し、かつドライブサイド剛性曲線M’Dとワークサイ
ド剛性曲線MWは一致せず、各曲線の線形部の剛性係数
MD、MwはMD>MWで差がある。
上記剛性係数の大きなりS剛性曲線MDの通常反力域F
nDの剛性曲線MD部分を基準にして、係数の小さな曲
線Mwについて勾配が一致する反力領域FnWを求める
。
nDの剛性曲線MD部分を基準にして、係数の小さな曲
線Mwについて勾配が一致する反力領域FnWを求める
。
次に反力領域−の曲線Mw部分を反力域FnDで使用す
るためWSにAFなるロール分離力を伺らかの方法で予
じめ与えることにより、曲線MwはY軸(第5図S方向
)に沿って平行移動して曲線Mw’となり、この曲線M
w’は曲線MDをX軸(第5図S方向)に沿って平行移
動した形となる訳である。
るためWSにAFなるロール分離力を伺らかの方法で予
じめ与えることにより、曲線MwはY軸(第5図S方向
)に沿って平行移動して曲線Mw’となり、この曲線M
w’は曲線MDをX軸(第5図S方向)に沿って平行移
動した形となる訳である。
しかるのち、上記ロール分離力IFで形成されたロール
のWS、DS間の開度差A8を一般的な方法で調整する
ことにより、少なくとも通常圧延反力域でのミル剛性曲
線はDS、WS一致することになる。
のWS、DS間の開度差A8を一般的な方法で調整する
ことにより、少なくとも通常圧延反力域でのミル剛性曲
線はDS、WS一致することになる。
次に、一般的な圧延機のミルハウジングを除く正面図を
示す第6図により具体的に説明する。
示す第6図により具体的に説明する。
図面に於て8w、8Dは土、下ワークロールチョック7
−7 7−7間にWS DSに配置された通常のワー
クロールバランス装置又はワークロールベンダー装置で
、これらの装置8w、8Dは各々圧力調整弁11w、1
1Dを配置した圧力配管12で共通な圧力源13に接続
されている。
−7 7−7間にWS DSに配置された通常のワー
クロールバランス装置又はワークロールベンダー装置で
、これらの装置8w、8Dは各々圧力調整弁11w、1
1Dを配置した圧力配管12で共通な圧力源13に接続
されている。
9w、9Dは上バツクアップロール4とベンディングビ
ーム10間に、かつWSおよびDSに配置されたバック
アップベンダー装置で、これらの装置9W、9Dは各々
圧力調整弁14w、14Dを配置した圧力配管15で圧
力源に接続している。
ーム10間に、かつWSおよびDSに配置されたバック
アップベンダー装置で、これらの装置9W、9Dは各々
圧力調整弁14w、14Dを配置した圧力配管15で圧
力源に接続している。
前例の如く今WSqU性係数MwがMDより小さい場合
をとりあげると、曲線Mw〃・を曲線Mw′の如く曲線
式の平行移動曲線とするためWSに非圧延状態でロール
分離力AFを与えなければならない。
をとりあげると、曲線Mw〃・を曲線Mw′の如く曲線
式の平行移動曲線とするためWSに非圧延状態でロール
分離力AFを与えなければならない。
このためには圧力調整弁11w。11Dを調整し、装置
8w、8Dへ与える圧力Pw、。
8w、8Dへ与える圧力Pw、。
PDを変えてWSに(F+AF)、DSにFのロール分
離力を与える。
離力を与える。
これにより第5図に示す如く剛性曲線Mwが翫′に彦る
。
。
次に圧延材の噛み込みに際して行なう圧下スクリューに
よる圧下セットアツプに際し、WSのスクリューを第5
図のASだけDSよりも余分に移動せしめてワークロー
ル5,5間のWSとDSの開度差ΔSを解消し、WS、
DS間の両ミル剛性曲線MW、MDを合致せしめる。
よる圧下セットアツプに際し、WSのスクリューを第5
図のASだけDSよりも余分に移動せしめてワークロー
ル5,5間のWSとDSの開度差ΔSを解消し、WS、
DS間の両ミル剛性曲線MW、MDを合致せしめる。
このようにミル剛性曲線を合致せしめたのち圧延材の噛
み込みを行なうものであるから、ミル剛性差にもとづく
圧延材のキャンバ−は全く発生しない。
み込みを行なうものであるから、ミル剛性差にもとづく
圧延材のキャンバ−は全く発生しない。
従って前記キャンバ−発生要因、即ち■センタリング不
良、■変形抵抗差、■素材断面不均−等に対する対策を
講じ、かつ本発明法を採用すればキャンバ−発生は皆無
となり、通板障害の発生、設備の損傷、稼動率の低下等
も有効に防止される。
良、■変形抵抗差、■素材断面不均−等に対する対策を
講じ、かつ本発明法を採用すればキャンバ−発生は皆無
となり、通板障害の発生、設備の損傷、稼動率の低下等
も有効に防止される。
第1図は圧延材例えば圧延板のキャンバ−発生の一般的
理論説明図、第2図は圧延機ワーク・ドライブサイドの
側面図、第3図はワーク・ドライブサイドの実測ミル剛
性曲線説明図、第4図は圧延機のワーク・ドライブサイ
ド間の剛性差によるキャンバ−発生メカニズムを述べる
ミル剛性、材料の塑性曲線図、第5,6図は本発明の詳
細な説明図であって第5図は原理説明図、第6図は一実
施例装置説明図である。 1・・・・・・ミルハウジング、2・・・・・・圧下ス
クリュー、3・・・・・・ロードセル、4・・・・・・
バックアップロール、5・・・・・・ワークロール、6
・・・・・・バックアップチョック、7・・・・・・ワ
ークローフチョック、8・・・・・・ワークロールバラ
ンス装置又ハワークロールベーダー装置、9・・・・・
・バックアップベンダー装置、10・・・・・・ベンデ
ィングビーム、11・・・・・・圧力調整弁、12・・
・・・・圧力配管、13・・・・・・圧力源、14・・
・・・・圧力調整弁、15・・・・・・圧力配管。
理論説明図、第2図は圧延機ワーク・ドライブサイドの
側面図、第3図はワーク・ドライブサイドの実測ミル剛
性曲線説明図、第4図は圧延機のワーク・ドライブサイ
ド間の剛性差によるキャンバ−発生メカニズムを述べる
ミル剛性、材料の塑性曲線図、第5,6図は本発明の詳
細な説明図であって第5図は原理説明図、第6図は一実
施例装置説明図である。 1・・・・・・ミルハウジング、2・・・・・・圧下ス
クリュー、3・・・・・・ロードセル、4・・・・・・
バックアップロール、5・・・・・・ワークロール、6
・・・・・・バックアップチョック、7・・・・・・ワ
ークローフチョック、8・・・・・・ワークロールバラ
ンス装置又ハワークロールベーダー装置、9・・・・・
・バックアップベンダー装置、10・・・・・・ベンデ
ィングビーム、11・・・・・・圧力調整弁、12・・
・・・・圧力配管、13・・・・・・圧力源、14・・
・・・・圧力調整弁、15・・・・・・圧力配管。
Claims (1)
- 1 ロール分離力を、ワーク・ドライブサイドで各々単
独で調整に構成された圧延機により圧延するに際し、ミ
ル剛性の小さなサイドに大きなロール分離力を与え、小
さなミル剛性曲線を平行移動させて上記サイドのロール
分離力差による両サイドのロール開度差を解消し、両サ
イドのミル剛性曲線をほぼ合致せしめておくことを特徴
とする圧延の曲り防止圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54051720A JPS5947609B2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 圧延材の曲り防止圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54051720A JPS5947609B2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 圧延材の曲り防止圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55144313A JPS55144313A (en) | 1980-11-11 |
JPS5947609B2 true JPS5947609B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=12894716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54051720A Expired JPS5947609B2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 圧延材の曲り防止圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947609B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6394909U (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-18 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10045259A1 (de) * | 2000-09-13 | 2002-03-21 | Sms Demag Ag | Regelverfahren zum Walzen eines Bandes in einem Walzgerüst |
-
1979
- 1979-04-26 JP JP54051720A patent/JPS5947609B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6394909U (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55144313A (en) | 1980-11-11 |
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