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JPS5943630Y2 - 圧力スイツチ - Google Patents

圧力スイツチ

Info

Publication number
JPS5943630Y2
JPS5943630Y2 JP718580U JP718580U JPS5943630Y2 JP S5943630 Y2 JPS5943630 Y2 JP S5943630Y2 JP 718580 U JP718580 U JP 718580U JP 718580 U JP718580 U JP 718580U JP S5943630 Y2 JPS5943630 Y2 JP S5943630Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
electric wire
pressure switch
terminal
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP718580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56109244U (ja
Inventor
幸治 佐々
広樹 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP718580U priority Critical patent/JPS5943630Y2/ja
Publication of JPS56109244U publication Critical patent/JPS56109244U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5943630Y2 publication Critical patent/JPS5943630Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は気体または液体の圧力変化に応じて電気接点が
開閉する圧力スイッチに関する。
特に、ダイアフラムの変位に応じて開閉する接点を備え
た圧力スイッチの改良に関するものである。
この種の圧力スイッチは、自動車用バキューム警報スイ
ッチをはじめ、従来から広く用いられている。
その構造は、チャンバ内にダイアフラムが設けられ、そ
の−面に加えられる圧力によりダイアフラムが変位する
ように設定されその変位に従って電気接点が機械的に開
閉するように構成されたものである。
このような構造の圧力スイッチでは、ダイアフラムが適
正に変位するためには、ダイアフラムの圧力が加えられ
る面の裏面は外気に通じていることが必要である。
このため、従来構造の圧力スイッチはダイアフラムで仕
切られたチャンバ内の一方には、外気に通じる空気孔が
設けられている。
一般にチャンバの周囲は金属の鋳造により形成されるの
で、チャンバに通じる比較的大きな孔を鋳造時に造り、
この孔にタップを形成して、中空のビスをねじ込むよう
にしてこの空気孔が設けられる。
従って、この空気孔を設けるために圧力スイッチの構造
が複雑になり、製造工数も大きくなるとともに、この空
気孔から水滴がチャンバ内に浸入することがあり、これ
を防止するために外側から大型の防水ゴムスリーブなど
を覆せて使用することが必要であった。
本考案は、構造が簡単であって、小型で、防水構造の容
易な圧力スイッチを提供することを目的とする。
本考案は、ダイアフラムに対する固定接点のターミナル
リードは内部が中空構造のものを使用し、さらに、この
ターミナルリードに接続する電線にはビニル被覆の多芯
構造の電線を用い、この電線とビニル被覆との間に水蜜
構造のスリーブを被せ、この中空構造を通じてダイアフ
ラムが配置されたチャンバ内の気圧を電線の線間空間に
直接に連通させた構造を特徴とする。
この構造により、ダイアフラムの作動に応じてダイアフ
ラムチャンバ内に生じる気圧の変動は、ビニル被覆電線
の芯線間の空間に吸収される。
実施例図面により詳しく説明する。
第1図は本考案実施例の圧力スイッチの断面構造図であ
る。
1はボデーで金属の鋳造体である。ボデー1の下部は円
筒状に構成され、その円筒外面にはねじが形成されて、
圧力を検知する部分にねじ込まれて固定される。
2はターミナルベースで、絶縁体モールドにより形成さ
れる。
このターミナルベースには、ターミナルリード3が埋込
まれている。
このターミナルリード3は金属体である。
ボデー1とターミナルペース2はかしめにより固着され
この間に生じる空間がチャンバであり、ダイアフラム
4がこのチャンバを仕切るように、その周囲が0リング
5を介して固定される。
ダイアフラム4の中心部には可動接点6があり、スプリ
ング7および調整ねじ8により、適当な位置に調整設定
される。
調整ねじ8は本体円筒部にねじ込まへ調整ねじ8の内部
が中空の管状構造であって、矢印で示す圧力検出点の圧
力をダイアフラム4へ導くように構成されている。
ターミナルリード3の下端には固定接点9が設けられて
いる。
このターミナルリード3は中空の管状構造であって、そ
の上端には接続端子10がはめ込まれ、その接続端子1
0はビニル被覆の多芯構造の電線11に接続されている
この接続端子10は、合成樹脂製のスリーブ12により
水蜜構造となるように覆われている。
このスリーブ12は電線11のビニル被覆と13に示す
部分で溶着されている。
このような構造の圧力スイッチは、第1図に矢印で示す
ように検出点で圧力の変動があると、これに応じてダイ
アフラム4が変位し、可動接点6と固定接点9が開閉す
る。
可動接点6はスプリング7および調整ねじ8を介して本
体1に連結されているので、通常の使用状態では接地電
位であり、電気的にはターミナルリード3に接地電位が
現われるか否かにより識別されることになる。
本考案の特徴はターミナルリード3の内部を通じて、チ
ャンバ内の気圧を電線11の芯線間の空間と連結すると
ころにあり、ダイアフラム4の変位により生じるチャン
バ上部の圧力変動は、接続端子10の部分から電線11
の芯線間の空間に逃げる。
スリーブ12は、ターミナルリード3と接続端子10の
接続点を覆うと同時に、空気孔の防水スリーブとしての
作用をなす。
スリーブ12の内部容積は小さいが、電線11の芯線間
室間と連結されているので、ダイアフラム4の変位によ
る圧力変動を十分に吸収することができる。
実施例の実験結果も極めてよい結果を得た。
第2図は本考案の第2実施例構造を示す図である。
この図はターミナルペース2から上の部分のみの断面構
造図であり、他の部分は第1図と同様であるので省略さ
れている。
この第2実施例は、ターミナルリード3の中空部分をそ
の上部でいく分大きく形成して、この中空部分に直接に
電線11の先端を挿入するように構成したものである。
スリーブ12はやや厚く、ターミナルリード3と電線1
1の接続点を覆う。
この構造では、チャンバ内の圧力変動はターミナルリー
ド3の中空部分から、電線11の芯線内に直接に逃れる
電線11の芯線は多数の細い銅線がゆるやかに撚り合わ
されたものであり、その隙間を通じて圧力変化は大気に
通じる。
実施例により実験結果は、この例でも十分によい結果を
得た。
この第2実施例では、スリーブ12による接続点の被覆
と防水構造がさらに容易になる。
上記例示以外にも、ターミナルリード3と電線11の接
続構造はさまざまに考えられ、これらによっても本考案
を同様に実施することができる。
以上述べたように、本考案の構造の圧力スイッチは、特
別に空気孔を設ける必要がないので、構造が簡単化され
、小型化されるとともに、製造の工数が小さく、安価で
ある。
また、空気孔の防水構造は、電気端子の接続点の被覆と
同時に同一構造により行うことができるので、簡単な構
造で優れた防水効果のある防水構造が得られる。
本考案の構造は従来慣用されている蛇腹構造のスリーブ
を被せるもの、あるいは下方に向けて設けた排水孔があ
るものに比べると、その容積が小さく破損しにくい利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例構造を示す断面図。 第2図は本考案の第2実施例構造を示す部分断面図。 1・・・・・・ボデー、2・・・・・・ターミナルベー
ス、3・・・・・・ターミナルリード、4・・・・・・
ダイアフラム、5・・・・・・0リング、6・・・・・
・可動接点、7・・・・・・スプリング、8・・・・・
・調整ねじ、9・・・・・・固定接点、10・・・・・
・接続端子、11・・・・・・電線、12・・・・・・
スリーブ、13・・・・・・溶着部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダイアフラムに接続された可動接点と、このダイアフラ
    ムの変位に応じてこの可動接点と接する固定接点と、 この固定接点の電位を外部に導くターミナルリードと を備え、 このターミナルリードが中空の管状構造に形成された圧
    力スイッチにおいて、 このターミナルリードに電気的に接続される電線がビニ
    ル被覆の多芯構造の電線であり、この電線のビニル被覆
    と上記ターミナルリード外表面との間に、上記ダイアフ
    ラムの配置されたチャンバ内の気圧を上記管状構造を通
    じて上記電線の多芯構造の線間空間に直接連通させる水
    蜜構造のスリーブが被せられた構造を特徴とする圧力ス
    イッチ。
JP718580U 1980-01-23 1980-01-23 圧力スイツチ Expired JPS5943630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP718580U JPS5943630Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23 圧力スイツチ

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JP718580U JPS5943630Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23 圧力スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56109244U JPS56109244U (ja) 1981-08-24
JPS5943630Y2 true JPS5943630Y2 (ja) 1984-12-25

Family

ID=29603845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP718580U Expired JPS5943630Y2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23 圧力スイツチ

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JPS56109244U (ja) 1981-08-24

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