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JPS5943179A - 防染法 - Google Patents

防染法

Info

Publication number
JPS5943179A
JPS5943179A JP57151423A JP15142382A JPS5943179A JP S5943179 A JPS5943179 A JP S5943179A JP 57151423 A JP57151423 A JP 57151423A JP 15142382 A JP15142382 A JP 15142382A JP S5943179 A JPS5943179 A JP S5943179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
printed
printing
dyeing
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57151423A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335757B2 (ja
Inventor
文博 森島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYUUOU GIKEN KOGYO KK
CHUO GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
CHIYUUOU GIKEN KOGYO KK
CHUO GIKEN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIYUUOU GIKEN KOGYO KK, CHUO GIKEN KOGYO KK filed Critical CHIYUUOU GIKEN KOGYO KK
Priority to JP57151423A priority Critical patent/JPS5943179A/ja
Publication of JPS5943179A publication Critical patent/JPS5943179A/ja
Publication of JPS6335757B2 publication Critical patent/JPS6335757B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、着色防染、抜色防染等の捺染技術に関するも
のであり、特に多彩色の複雑な捺染模様を描写する高級
な友禅染の染色工程を合埋化することを目的とする。
友禅染の工程において、、所要の染料、抜染剤等を配合
した捺染糊を被染布帛に印捺し、次いで当該印捺部分に
防染皮膜を積層してこれを被覆した後、スクリーン、ロ
ーラ、刷毛引き、手書き等の方法により地染液をオーバ
ーコートし、その後、乾又は蒸熱発色、脱糊水洗、乾燥
等の後処理仕上が行われる。
この場合、防染皮膜の部分績層は、概して次のA、B、
C、Dの各法のいずれかにより行われている。
A法:パラフィン、ワックス等の発水性組成物を機械又
は手書き印捺する。
B法酢酸ビニル樹脂,アクリル樹脂等の非水溶性樹脂エ
マルジョン組成物を機械又は手書き印捺する。
C法:塩化錫、リン酸錫等の防染剤を適宜配合したポリ
ビニルアルコール、クリスタルガム等の水浴性糊剤組成
物を、前記A法、及びB法による場合比して分厚く機械 又は手書き印捺する。
D法:離形紙に仮粘着し担持させる等した酢酸ビニル樹
脂フィルム、アクリル樹脂フィルム等の非透水性ンート
を所要の捺染模様の輪郭に合わせて切取り、これを貼合
せ接着する。
これらの従来技法には、それぞれ次の様に一長一短があ
り、染色工程の合理化を推進する上で支障を来たしてい
る。
A法による場合: バラフィン、ワックス等の発水剤ぱ、非親水性であるが
故に完全な防染効果が期待されるが、脱糊処理において
有機溶剤による洗浄を必要とし、その揮発による環境汚
染や有機溶剤の回収・廃棄に高価な設備が必要となる等
、労働衛生、公害、設備コスト等の面で問題がある。
B法による場合: A法による場合と同様に完全な防染効果が期待されるが
、エマルジョンの印捺作業過程で水分が蒸発し、ズクリ
ーン、刷毛、筆等の機器や用具にエマルジョン6組成物
が固着スクリーンの目詰り等を起し、作業後の整理に手
間取る等、作業性の面でも問題がある。
C法による場合: オーバーコートの作業過程でスクリーン目詰りを起さず
、水溶性の感染膜が形成されるので、その後の脱糊処理
を水洗処理と兼ねて容易に行えるが、分厚い防染皮膜を
積層するには数回亘り印捺と乾燥とを繰り返し除々に分
厚く積上げなければならず、又、分厚い皮膜は非染布帛
を次の工程へと搬送する過程で亀裂や剥離脱落が生じ易
く完全な防染効果が期待されない。
D法による場合: 非透水4′1シ一トを捺染模様の輪郭に切合せ接着する
ということは、高度の熟練をもってしでもむつかしく極
めて非能率的であり、A法,B法,C法等により積層し
た防染皮膜に積層斑等の不具合を発見した場合の応急措
置として採られる方法であるため、染色工程の合理化に
馴染まない。
かかる不都合に加え、A法、B法、C法のいずれの場合
であっても、防染皮膜用組成物をスクリーン捺染装置を
用いて機械的に印捺するときは、その使用するスクリー
ン型が高価であり、先に印捺した捺染糊の印捺模様との
型ズレという点でも問題があり、又、防染皮膜用組成物
の手書き印捺は捺染模様が複雑化し繊細化ずればするほ
ど困難をきわめる。
そこで本発明は、防染皮膜の積層を、予め基材シートの
表面に均一無地に防染皮膜を積層しておき、そのシート
からの転写により行うこととし、かかる問題を解決しよ
うとするものである。
即ち本発明は、捺染糊であを水溶性粘稠組成物を印捺し
た、被染布帛の当該印捺面に、防染皮膜積層、シートの
当該防染皮膜面を圧接し、次いで当該布帛と当該シート
とを分離することにより、被染布帛の当該印捺部分にの
み防染皮膜を転写して被膜することを要旨とするもので
ある。
転写に際しての圧接は、アイロン等の熱体の押圧による
伝熱加圧方式、高周波電極の押圧によるウェルダー加工
方式、高温域で行わない非加熱加圧方式、そしてこれら
の方式の組合せ方式等により行うことができる。予め防
染皮膜を槓層したシート(以下、転写シ一トという。)
は、概して離形性を有し強靭な紙、ポリエステルフィル
等を基材シ一トとし、その上に熱可塑性と非ないしは難
水溶性、又は、疎水性を有ずる樹脂組成物をウエットラ
ミネート又はドライラミネートし、或は当該物性の樹脂
フィルム、を貼合せて防染皮膜層(以下、単に防染層と
言う。)を積層して用意される。
伝熱加方式によると、捺染糊は低融点物質を混和して調
製され、その印捺した被染布帛に転写シートを重ねてア
イロン等により圧熱するとき、印捺部分に存在する低融
点物質の熱溶融により被染布帛と転写シートとが融着し
、その後これらを分離するとき、転写シートの基材シー
トから部分的に防染層が剥離し、捺染糊の印捺部分を被
染する様に被染布帛に転写される。
ウェルダー加圧方式によると、捺染糊は金属塩やポリ塩
化ビニル粉末等の高周波誘電発熱適性を有する化合物を
配合して調製され、ぞの印捺した被染布帛に転写シート
を重ね、高周波電極端子間で挾圧しつつ高周波を照射し
、印捺した捺染糊の 内部発熱によりその捺染糊を熱溶融させ、先に述べた伝
熱加圧方式と同様に転写シートの防染層を被染布帛へと
部分的に転写する。
非加熱加圧方式によると、捺染糊は有機溶剤や低分子量
可塑剤等の内部移行性を有する化合物を配合して調製さ
れ、その印捺した被染布帛を重ね合せて挾圧し、内部移
行性化合物を印捺した捺染糊から防染層へと移行させ、
その移行により被染布帛の印捺部分と転写シートとを接
着し、その後これらを分離させて、転写シ一トの防染層
を部分的に被染布帛へと部分的に転写し、それにより被
染布帛の印捺部分を防染層で被覆する。
上記いずれの圧接方式であっても、転写シートの防染層
には、第1に、被染布帛の捺染糊を印捺しない部分(以
下、生地部分という。)に、圧接の際に接着しない物性
を有すること、第二に、圧接後の分離において印捺部分
に切り取られるが如く基材シートから部分的に剥離する
程度に剪断強度が小さいこと、第三に、転写前にあって
は基材ジートの屈曲により、又、転写後にあっては被染
布帛の屈曲により亀裂、ヒビ破れを生じない程度の靭性
を有することという物性条件が要求される。
従って、防染層にはポリ酢酸ビニル、アクリル酸エステ
ル、ポリエステル、ポリアミド(ナイロン)等の非又は
難水溶性の可塑性合成樹脂が用いられなければならない
。然し、ボリスチレン、メラミン樹脂の如く硬質樹脂や
、メチルセルロース、カルボキシルメチルセルロースソ
ーダ塩の如く水溶性樹脂智、前記の熱可塑性樹脂と相容
性を示す他の樹脂を粘着性や剪断強度の低減のために配
合するとともでき、特にせん断強度の低減のためにはフ
ィラーを配合するとよい。ただし、多量のフィラーの配
合により靭性を失ってはならず、そのだめには完全な球
形をもった例えば人工のガラス中空球体粉末等をフィラ
ーとして採用することが推1奨される。
防染層の剪断強度や靭性という物性は、その厚さや積層
形態との関係、及び、転写被覆される印捺部分の捺染糊
の物性及び形態との関係においても検討されなければな
らず、靭性に富む防染層にあっては、その積層厚みを薄
くしてせん断強度を小さくさせる。
従って例えば転写シート1の防染層2を組成する樹脂と
してポリエステルやナイロンの様に強靭Vな樹脂を機材
3に積層するときは、第1図に図示する如くフィラー4
を多量に配合して積層すること、又、第2図に図示する
如くフィラーを配合し又は配合しない防染層樹脂をバイ
ンダー5として基材3に積層し、次いでその上に金属蒸
着や静電塗装方法に準じて微細粒6を接着ずることを、
或は又、第3図に図示する如く所要のバインター7を積
層し、次いでぞの上に微細粒6を積層し、次に防染層8
を積層し、この様に防染層の樹脂組成物の靭性を保持し
つつその積層部を実質的に少なくし、防染層のせん断強
度を小さくさせて用いるとよい。
捺染糊は、第一に、脱糊処理を容易にするために印捺に
より被染布帛の内部に余り浸透しないこと、第二に、転
写後の防染層の亀裂を誘発させない程度の柔軟性を保持
すること、第三に、特に前記伝熱加熱方式において転写
シート側にアイロンを圧接させるとき、捺染糊中の低融
点樹脂と被染布帛との融着を回避するための断熱性を有
することが要求される。ここに述べる第一の条件は、第
三の条件に関係するものである。即ち、捺線糊9の印捺
部分を模型的に拡大するとき第4図の如く図示され、捺
染糊9の印捺厚みがtであっても、被染布帛10への浸
透深さがbであれば、伝熱加圧方式による圧熱時の転写
シ一ト1と被布帛10との距離aはa=t−b、a<t
と浸透深さ分だけ接近することになり、転写シートから
捺染糊層9を通しての伝熱量が多くなり、捺染糊中の低
融点物質と被染布帛10とがする離着する危険がそれだ
け大きくなる。そして又、捺染糊の浸透により防染層1
1が被染布帛10へと接近ずることは防染上好ましくな
く、この様に第一の条件は防染効果をも左右するものと
して重要である。事実、捺染糊の浸透性は、微視的に見
て第4図の如く図示されるのであるが、現実問題として
微妙な影響を及ぼしている。
従って捺染糊を調製するには、クリスタルガム、アラビ
アガム、デンプン、デンプン誘導体等の固形分比率が3
0〜50%又はそれ以上となる固形分濃度の大きい元糊
を用い、グリセリン、ボリエチレングリコール、リプニ
ンスルホン酸ソーダ、尿素、共役ジエン・マレイン酸誘
導体共重合物等の吸湿柔軟剤、及びタルク、炭酸カルシ
ウム、人工ガラスバルーン(中空微粒体)等の充填剤を
配合して組成することが望ましく、特にエーテル化デン
プン、エステル化デンプン、架橋化デンプン、グラフト
共重合化デンプン等の常温にて混入し膨潤ないしは糊化
しない種類のデンプン誘導体を元糊とし、又は他の配合
する合することが適切である。
ぞして特に伝熱加圧方式において捺染糊を組成ずる低融
点物質としては、水浴性のポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコール、ポリアルキレンキシドコボリマー、
非水浴性のボリブロピレン、ポリエステル、ポリアミド
、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、そして更にこれら
の共重合樹脂が用いられる。これらの中でボリビニルピ
ロリドン等の水溶性樹脂は元糊としても用いられその配
合比率に特には制限されないが、ボリプロピレン等の非
水溶性樹脂は、水浴恰の元糊と共に組成ずる捺染糊が伝
熱加圧したとき難水溶皮膜を形成しない限度において配
合しなげればならず、その非水溶性樹脂が樹脂エマルジ
ョンとして用いるときは固形分比率において10〜50
%の範囲とし、樹脂粉末として用いるときは熱溶融点が
100〜200℃で好ましくは100〜150℃で粒径
が150〜300メッシュの低溶融点のポリエステル、
ナイロン等を固形分比率で10〜30%となる範囲で水
溶性元糊に配合するとよい。
次に本発明の効果を説明するに、既に明らかな如く、捺
染糊の印捺部分の防染層に、よる表面皮膜は、全面に均
一に防染層を積層した転写シ一トとの圧接→分離(剥離
・転写)によるため、転写シートの製造に捺染機等の特
別の装置を要せず簡便に製造することができ、印捺模様
が複雑であって も防染層を印捺部分に積層するため特別な捺染スクリー
ンを要するものでなく、印捺模様に柄ズレを生じること
がなく、印捺模様の各部分に個々に防染層を積層ずるも
のでなく防染層の積層忘れということもなくなり、被染
布帛の全面に描出され、た印捺模様の全ての部分を一度
に防染することかでき、従って防染処理を高速且つ確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明に係る転転
写シ一トを模型的に示す断面図、第4図は防染処理時の
転写シ一トと被染布帛との重ね合せ状態を模型的に示す
断面図である。 1…転写シ一ト 3…基材 2、5、8、11…防染層 9…捺染糊 10…扱染布帛

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水溶性粘稠組成物を印捺した被染布帛の当該印捺面に、
    防染皮膜積層シートの当該防染皮膜面を圧接し次いで当
    該布帛と当該シートとを分離し、被染布帛の当該印捺部
    分にのみ防染皮膜を転写し被覆させることを特徴とする
    防染法。
JP57151423A 1982-08-30 1982-08-30 防染法 Granted JPS5943179A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57151423A JPS5943179A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 防染法

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JP57151423A JPS5943179A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 防染法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5943179A true JPS5943179A (ja) 1984-03-10
JPS6335757B2 JPS6335757B2 (ja) 1988-07-15

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ID=15518291

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JP57151423A Granted JPS5943179A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 防染法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381572A (en) * 1991-01-09 1995-01-17 Park; Young-Go Twist rolling bed

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4893789A (ja) * 1972-03-17 1973-12-04

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4893789A (ja) * 1972-03-17 1973-12-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381572A (en) * 1991-01-09 1995-01-17 Park; Young-Go Twist rolling bed

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JPS6335757B2 (ja) 1988-07-15

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