JPS5941592Y2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPS5941592Y2 JPS5941592Y2 JP11810979U JP11810979U JPS5941592Y2 JP S5941592 Y2 JPS5941592 Y2 JP S5941592Y2 JP 11810979 U JP11810979 U JP 11810979U JP 11810979 U JP11810979 U JP 11810979U JP S5941592 Y2 JPS5941592 Y2 JP S5941592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excitation coil
- inverter
- induction heating
- iron core
- heating cooker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は誘導加熱調理器における出力可変装置の改良に
関するものである。
関するものである。
従来汎用されている誘導加熱調理器は、第1図に示すよ
うに、商用交番電源1′を整流平滑回路2′にて直流に
変換し1、該直流をインバータ3′にて例えば20KH
zの高周波電流に変換し、更に該高周波電流を励磁コイ
ルに流すことにより励磁コイル4′から発生する交番磁
界によって、第2図に示すように、上板13′に載置し
た磁性体製の鍋12′ を誘導加熱するようにしている
。
うに、商用交番電源1′を整流平滑回路2′にて直流に
変換し1、該直流をインバータ3′にて例えば20KH
zの高周波電流に変換し、更に該高周波電流を励磁コイ
ルに流すことにより励磁コイル4′から発生する交番磁
界によって、第2図に示すように、上板13′に載置し
た磁性体製の鍋12′ を誘導加熱するようにしている
。
この場合における出力を変化させる方法としてインバー
タ駆動回路14の出力信号によってインバータ3′の起
動停止を繰り返し、デユーティ−サイクルを変化させる
ことにより行なう方法がとられている。
タ駆動回路14の出力信号によってインバータ3′の起
動停止を繰り返し、デユーティ−サイクルを変化させる
ことにより行なう方法がとられている。
しかし、この方法によると、常にインバータの起動、停
止を繰り返すこととなる為、励磁コイルに流れる電流が
頻繁に急激な変化をし、サージ電圧が発生してインバー
タ内の半導体素子が破壊され、或はサージ電圧の発生に
よってインバータから雑音が発生され、他の機器に害を
及ぼすことがある等の欠点があったのである。
止を繰り返すこととなる為、励磁コイルに流れる電流が
頻繁に急激な変化をし、サージ電圧が発生してインバー
タ内の半導体素子が破壊され、或はサージ電圧の発生に
よってインバータから雑音が発生され、他の機器に害を
及ぼすことがある等の欠点があったのである。
本考案はインバータの起動、停止を繰り返すことなく出
力を変化させ得るようにして上記の欠点を解消したもの
であり、以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明
する。
力を変化させ得るようにして上記の欠点を解消したもの
であり、以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明
する。
第3図は本考案の誘導加熱調理器の電気結線図を示して
おり、商用交番電源1を人力として直流電流を出力する
整流平滑回路2と、該整流平滑回路2の直流出力電流を
所定周波数の高周波電流に変換するインバータ3と、該
インバータ3の高周波出力電流を人力として交番磁界を
出力する励磁コイル4と、該励磁コイル4を捲回する鉄
芯8に捲回される制御コイル5,6と、該制御コイル5
゜6に、励磁コイル4による交番磁界を打ち消す磁界を
出力するよう制御電流を印加する可変制御回路7とから
構成されている。
おり、商用交番電源1を人力として直流電流を出力する
整流平滑回路2と、該整流平滑回路2の直流出力電流を
所定周波数の高周波電流に変換するインバータ3と、該
インバータ3の高周波出力電流を人力として交番磁界を
出力する励磁コイル4と、該励磁コイル4を捲回する鉄
芯8に捲回される制御コイル5,6と、該制御コイル5
゜6に、励磁コイル4による交番磁界を打ち消す磁界を
出力するよう制御電流を印加する可変制御回路7とから
構成されている。
該可変制卸回路7は、第5図に示すように、前記励磁コ
イル4に数回捲回したコイル(図示せず)の出力をダイ
オード13にて整流し、コンデンサ14にて平滑化した
後、可変抵抗15にてトランジスタ16のベースバイア
スを変化させて、出力電流としてのエミッタ電池を変化
させるようにしている。
イル4に数回捲回したコイル(図示せず)の出力をダイ
オード13にて整流し、コンデンサ14にて平滑化した
後、可変抵抗15にてトランジスタ16のベースバイア
スを変化させて、出力電流としてのエミッタ電池を変化
させるようにしている。
前記鉄芯8は、第4図に示すように、鍋12との間にお
いて励磁コイル4を起磁力とし、且つギャップを有する
磁気回路を構成するU字形の鉄芯部9と、該鉄芯部9の
うち励磁コイル4を捲回した部分との間において、夫々
制御コイル5,6と励磁コイル4を起磁力とし、且つギ
ャップを有しない磁気回路を構成するU字形の鉄芯部1
0.11とから構成されている。
いて励磁コイル4を起磁力とし、且つギャップを有する
磁気回路を構成するU字形の鉄芯部9と、該鉄芯部9の
うち励磁コイル4を捲回した部分との間において、夫々
制御コイル5,6と励磁コイル4を起磁力とし、且つギ
ャップを有しない磁気回路を構成するU字形の鉄芯部1
0.11とから構成されている。
以上の構成になる本考案の誘導加熱調理器の作用は次の
とおりである。
とおりである。
図示しない電源スィッチを投入することにより整流平滑
回路2から直流電流が出力され、該直流電流がインバー
タ3に印加されることにより、図示しないインバータ起
動装置により起動されたインバータ3から高周波電流が
出力され、該高周波電流が印加されることにより、励磁
コイル4から高周波磁界が出力されるのである。
回路2から直流電流が出力され、該直流電流がインバー
タ3に印加されることにより、図示しないインバータ起
動装置により起動されたインバータ3から高周波電流が
出力され、該高周波電流が印加されることにより、励磁
コイル4から高周波磁界が出力されるのである。
該励磁コイル4により発生する磁束は、鍋12と鉄芯部
9とにより構成される磁気回路と、鉄芯部9のうち励磁
コイル4を捲回した部分と鉄芯部1011とにより形成
される磁気回路とに分流されることとなる。
9とにより構成される磁気回路と、鉄芯部9のうち励磁
コイル4を捲回した部分と鉄芯部1011とにより形成
される磁気回路とに分流されることとなる。
制御コイル5,6に流れる電流が零の場合、磁束は励磁
コイル4と制御コイル5,6とを起磁力とする磁気回路
にのみ流れ、従って鍋12が誘導加熱されることはない
。
コイル4と制御コイル5,6とを起磁力とする磁気回路
にのみ流れ、従って鍋12が誘導加熱されることはない
。
制御コイル5,6に制御電流を流すと、励磁コイル4と
制御コイル5,6を起磁力とする磁気回路は飽和し、該
制御電流の大きさに対応して磁気抵抗が大きくなる。
制御コイル5,6を起磁力とする磁気回路は飽和し、該
制御電流の大きさに対応して磁気抵抗が大きくなる。
該磁気回路の磁気抵抗が大きくなると、励磁コイル4に
より発生する磁束のうち、該磁政回路に流れる磁束は減
少し、鍋12と鉄芯部9とによる磁気回路に流れる磁束
が増加し、鍋12の誘導加熱量が増加する。
より発生する磁束のうち、該磁政回路に流れる磁束は減
少し、鍋12と鉄芯部9とによる磁気回路に流れる磁束
が増加し、鍋12の誘導加熱量が増加する。
以上のようになる本考案の誘導加熱調理器は、インバー
タを常に起動させた状態で出力を変化させることができ
、出力を変化させる為の複雑な回路を省略し得るのみな
らず、半導体素子の破壊、雑音発生等を皆無とすること
ができるという実用的効果を奏する優れた考案である。
タを常に起動させた状態で出力を変化させることができ
、出力を変化させる為の複雑な回路を省略し得るのみな
らず、半導体素子の破壊、雑音発生等を皆無とすること
ができるという実用的効果を奏する優れた考案である。
第1図は従来例を示す誘導加熱調理器の電気結線図、第
2図は、同励磁コ〜イルと鍋との関係を示す縦断面図、
第3図は、本考案の誘導加熱調理器の電気結線図、第4
図は、同鉄芯とコイルとの関係を示す斜視図、第5図は
可変制御回路を示す電気結線図、第6図は鍋と鉄芯部9
とによる磁束の流れを示す図。 3・・・・・・インバータ、4・・・・・・励磁コイル
、5,6・・・・・・制御コイル、8・・・・・・鉄芯
。
2図は、同励磁コ〜イルと鍋との関係を示す縦断面図、
第3図は、本考案の誘導加熱調理器の電気結線図、第4
図は、同鉄芯とコイルとの関係を示す斜視図、第5図は
可変制御回路を示す電気結線図、第6図は鍋と鉄芯部9
とによる磁束の流れを示す図。 3・・・・・・インバータ、4・・・・・・励磁コイル
、5,6・・・・・・制御コイル、8・・・・・・鉄芯
。
Claims (1)
- 非磁性体製の上板に載置した鍋との間において、インバ
ータの高周波出力を印加される励磁コイルを起磁力とす
る磁気回路を構成する鉄芯部を上板の下位に設けるとと
もに、該励磁コイル及び、該励磁コイルによる磁束と逆
方向の磁束を発生させる制御コイルを起磁力とするギャ
ップのない磁気回路を構成する鉄芯部を上板の下位に設
け、更に制御コイルへの通電を制御する手段を設けたこ
とを特徴とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11810979U JPS5941592Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11810979U JPS5941592Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5635796U JPS5635796U (ja) | 1981-04-07 |
JPS5941592Y2 true JPS5941592Y2 (ja) | 1984-11-30 |
Family
ID=29350322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11810979U Expired JPS5941592Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941592Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219875Y2 (ja) * | 1985-08-23 | 1990-05-31 | ||
JPS63191932A (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 | Jeol Ltd | サ−モグラフイ装置 |
-
1979
- 1979-08-27 JP JP11810979U patent/JPS5941592Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5635796U (ja) | 1981-04-07 |
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