JPS59403B2 - 蝶結び結束方法及び結束機 - Google Patents
蝶結び結束方法及び結束機Info
- Publication number
- JPS59403B2 JPS59403B2 JP11199280A JP11199280A JPS59403B2 JP S59403 B2 JPS59403 B2 JP S59403B2 JP 11199280 A JP11199280 A JP 11199280A JP 11199280 A JP11199280 A JP 11199280A JP S59403 B2 JPS59403 B2 JP S59403B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- rod
- trigger
- lever
- gripping rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Basic Packing Technique (AREA)
- Supports For Plants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、各種各様の被結束物の周囲に紐を廻し紐の端
部で機械的に蝶結びをする手段並びに装置に関するもの
である。
部で機械的に蝶結びをする手段並びに装置に関するもの
である。
従来苗木と添え木を縛り合わせたり、高いところにある
ぶどうのつるを棚に縛つたり、果実の袋掛けのため袋の
端を紐で結束する作業は苦しく非能率な重労働であるか
ら、これを機械的に便利に結べるものが強く要望されて
いた。
ぶどうのつるを棚に縛つたり、果実の袋掛けのため袋の
端を紐で結束する作業は苦しく非能率な重労働であるか
ら、これを機械的に便利に結べるものが強く要望されて
いた。
特に結束が確実で、後にほどき易い蝶結びが、待望され
ていた。それは日用品や医療用器具その他各種物品に於
ても同様で、紐を掛け回し簡単に機械的に蝶結びをする
ことができる装置は広く要望されていた。たゞし余り複
雑で高価なものであつても困る。農作業などの場合は例
えば、ピストル型の装置で引金を引くだけで、蝶結び結
束が出来るというものであれば理想的であるとされてい
た。本願発明はこのような希望をかなえるため、永年苦
心の結果生れたもので、手動で引金を引くことにより、
蝶結びが簡単にでき、また動力を用いれば一層便利にな
ることは言うまでもない。結束装置については、被結束
物の性質により、幾つかの種類に分けられるが、本願発
明の結束の特徴とするところは、被結束物が各種各様ど
のようなものであれ、その周囲に紐を捲きつけた上被結
束物を確実に、即ち所望の強さで締ることができる点に
あり、従来の結束手段のように、紐は結んでも被結束物
が充分締め付けられなかつたり、強く締めつけることは
できても適度に締め付けることができない、というもの
とは、全く異なる便利なものである。
ていた。それは日用品や医療用器具その他各種物品に於
ても同様で、紐を掛け回し簡単に機械的に蝶結びをする
ことができる装置は広く要望されていた。たゞし余り複
雑で高価なものであつても困る。農作業などの場合は例
えば、ピストル型の装置で引金を引くだけで、蝶結び結
束が出来るというものであれば理想的であるとされてい
た。本願発明はこのような希望をかなえるため、永年苦
心の結果生れたもので、手動で引金を引くことにより、
蝶結びが簡単にでき、また動力を用いれば一層便利にな
ることは言うまでもない。結束装置については、被結束
物の性質により、幾つかの種類に分けられるが、本願発
明の結束の特徴とするところは、被結束物が各種各様ど
のようなものであれ、その周囲に紐を捲きつけた上被結
束物を確実に、即ち所望の強さで締ることができる点に
あり、従来の結束手段のように、紐は結んでも被結束物
が充分締め付けられなかつたり、強く締めつけることは
できても適度に締め付けることができない、というもの
とは、全く異なる便利なものである。
本願発明結束手段の基本的特徴を先づ述べると、本発明
装置の全形は第1図、第2図に示すところであるが、先
端が二股を成し、後部にはハンドルと引金41があり、
この引金を1回引くことにより第8図に示すように二股
の一方から他方へ紐を掛け渡し、この状態で第9図に示
すように張られた紐を被結束物に押しつけつ\被結束物
を二股内空間に入れ、第2回目の引金を引き、そして引
金を放すと、第19図、第20図のような片蝶結びが完
成するものである。
装置の全形は第1図、第2図に示すところであるが、先
端が二股を成し、後部にはハンドルと引金41があり、
この引金を1回引くことにより第8図に示すように二股
の一方から他方へ紐を掛け渡し、この状態で第9図に示
すように張られた紐を被結束物に押しつけつ\被結束物
を二股内空間に入れ、第2回目の引金を引き、そして引
金を放すと、第19図、第20図のような片蝶結びが完
成するものである。
本発明実施の一例を図面について述べる。
第1図、第2図は本発明結束機の全体形状を示し、1は
機台で、2はその先端部の二股を成す2つの角B,B′
の内側空間で、この空間の内奥部は半円形を成し、第2
図に示すように、該二股部は上下二層を形成し、機台1
(下層)に於て3は半円形の歯車で、該機台に形成した
半円形溝3′内に摺動自在に嵌入され、また半円歯車の
ほマ中央部に柱状連結杆4が突設され、この連結杆の上
辺には半円形の紐掴み杆6が固定され、これが二股の上
層を形成する。5は歯車3の回動に伴つて移動する連結
杆4が自由に通れるように溝3′のふたに設けた半円形
スリツトである。
機台で、2はその先端部の二股を成す2つの角B,B′
の内側空間で、この空間の内奥部は半円形を成し、第2
図に示すように、該二股部は上下二層を形成し、機台1
(下層)に於て3は半円形の歯車で、該機台に形成した
半円形溝3′内に摺動自在に嵌入され、また半円歯車の
ほマ中央部に柱状連結杆4が突設され、この連結杆の上
辺には半円形の紐掴み杆6が固定され、これが二股の上
層を形成する。5は歯車3の回動に伴つて移動する連結
杆4が自由に通れるように溝3′のふたに設けた半円形
スリツトである。
紐掴み杆6には最先端に紐把持フツタ7があり(第1図
,第12図)、該フツクは支点に支持された相対する一
対の把持片より成り、このフツクの足は該紐掴み杆の内
部に挿入されたスプリング7により引張られ、軽く互い
に接圧され、紐掴み杆6の先端部は上下にスリツトを形
成し(第1図)、紐の喰込みを可能にしたものである。
8は該杆6の先頭部内側に形成された凹欠部、9は同じ
く先頭部に穿設された細孔で、10は該杆6の背部に形
成されたくぼみである。
,第12図)、該フツクは支点に支持された相対する一
対の把持片より成り、このフツクの足は該紐掴み杆の内
部に挿入されたスプリング7により引張られ、軽く互い
に接圧され、紐掴み杆6の先端部は上下にスリツトを形
成し(第1図)、紐の喰込みを可能にしたものである。
8は該杆6の先頭部内側に形成された凹欠部、9は同じ
く先頭部に穿設された細孔で、10は該杆6の背部に形
成されたくぼみである。
11は機台1の二股の片方の付け根近くに設けた軸12
に嵌められたピニオンで、半円歯車3とかみ合い、ピニ
オンの回転により半円形歯車3は溝3′内を摺動して二
股の他方の角まで進出し、ピニオンの反転により元の位
置に戻る。
に嵌められたピニオンで、半円歯車3とかみ合い、ピニ
オンの回転により半円形歯車3は溝3′内を摺動して二
股の他方の角まで進出し、ピニオンの反転により元の位
置に戻る。
この半円歯車3の運動に伴ない、柱状連結杆4に取付け
た紐掴み杆6も同様に所定位置まで進出し、また後退す
る。次に13は二股の他方の角B′の付け根部に突設し
た固定メタル台で中空管14が貫通組込まれ11は該中
空管の後尾部である。
た紐掴み杆6も同様に所定位置まで進出し、また後退す
る。次に13は二股の他方の角B′の付け根部に突設し
た固定メタル台で中空管14が貫通組込まれ11は該中
空管の後尾部である。
15は中空管の先端部に取付けられた紐出しノズル、1
6は中空管の中間部でワイヤー47bの端部が捲付けら
れ、後述のようにワイヤーを捲き戻すと中空管が回転し
、ワイヤーを緩めるとスプリング18の力で元に戻る。
6は中空管の中間部でワイヤー47bの端部が捲付けら
れ、後述のようにワイヤーを捲き戻すと中空管が回転し
、ワイヤーを緩めるとスプリング18の力で元に戻る。
17は中空管の後尾部14′を支承する軸受である。
19,19′は固定メタル台13に組込まれた軸20に
取付けられ、台の両側面に沿つて軸20を中心に上下回
動する紐押上げ杆と紐引下げ杆で、21は紐押上げ杆1
9の先端に取付けた]型の紐押し片、22は紐引下げ杆
19′の先端に設けたフツクである。
取付けられ、台の両側面に沿つて軸20を中心に上下回
動する紐押上げ杆と紐引下げ杆で、21は紐押上げ杆1
9の先端に取付けた]型の紐押し片、22は紐引下げ杆
19′の先端に設けたフツクである。
23は該固定メタル台13の上に枢着24された水平回
動杆で、23′はその先端に設けられたL型紐引掛け片
である。
動杆で、23′はその先端に設けられたL型紐引掛け片
である。
つまり、固定メタル台13には、紐上げ下ろし機構と、
紐移動機構が取付けられている。上記各機構は時間差を
もつて作動する。機台1の後方上面にはスタンド26を
取付け、その上に軸27を有するボビンケース28を設
け、紐Kを巻いたボビンを収納し、29は天板である。
紐移動機構が取付けられている。上記各機構は時間差を
もつて作動する。機台1の後方上面にはスタンド26を
取付け、その上に軸27を有するボビンケース28を設
け、紐Kを巻いたボビンを収納し、29は天板である。
紐Kはケースより出て前記中空間14,14′内を通り
、先端部手前で管外に出てK′となり、ついで紐出しノ
ズル15内に入り、さらにノズルより出る。この部分を
〜とする。一方機台1後方下面には、ハンドル30を有
する支承台30′が取付けられ、該支承台には枢軸31
が設けられ、該軸には4本のレバー32a,32b,3
2c,32dが枢着され(第5図)、これは第1図に示
す機台の後部にあけた長方形の孔33内に組込まれる。
34は該孔の上を前後にスライドするスラスト台で、そ
の下面は第3図に示すような段付きカム35を形成し、
4段のカム面35a,35b,35c,35dを有する
。
、先端部手前で管外に出てK′となり、ついで紐出しノ
ズル15内に入り、さらにノズルより出る。この部分を
〜とする。一方機台1後方下面には、ハンドル30を有
する支承台30′が取付けられ、該支承台には枢軸31
が設けられ、該軸には4本のレバー32a,32b,3
2c,32dが枢着され(第5図)、これは第1図に示
す機台の後部にあけた長方形の孔33内に組込まれる。
34は該孔の上を前後にスライドするスラスト台で、そ
の下面は第3図に示すような段付きカム35を形成し、
4段のカム面35a,35b,35c,35dを有する
。
36,36′は該スラスト台34の両側面ガイドで、5
1はスラスト台の後面にあけたたて孔内に設けた小軸で
、この軸は、支承台30′のハンドル30の付け根上方
の枢軸37に一端を枢支されるレバー38の上端部に穿
設したたて溝39と係合する。
1はスラスト台の後面にあけたたて孔内に設けた小軸で
、この軸は、支承台30′のハンドル30の付け根上方
の枢軸37に一端を枢支されるレバー38の上端部に穿
設したたて溝39と係合する。
また、支承台30′には、枢軸40に枢支された引金4
1が設けられ、引金41と前記レバー38とは夫々に設
けられたピン42とピン43を連結する連杆44で連結
され、45はバネである。
1が設けられ、引金41と前記レバー38とは夫々に設
けられたピン42とピン43を連結する連杆44で連結
され、45はバネである。
従之つて引金41を引けば連杆44、レバー38、小軸
51を介してスラスト台34及びこれと一体の段付きカ
ム35を前進させ、カムはレバー機構32と係合して各
レバーを時間差をもつて前方へ押し、レバーに連動する
各機構を作動し、引金を放すと1各スプリングの反発力
で各機構は元の位置に復帰するのである。さてカムとレ
バーの係合、並びに各レバーに連動する機構のモーシヨ
ンを、作動の早いものから順に説明すると、(第3、第
4、第1、第2図) 1(j)カム山35aが先づレバ
ー32aに接触しこれを押すと、該レバーに連結46a
されたワイヤー47aはワイヤーガイド48aを経て、
矢印方向に引張られる。
51を介してスラスト台34及びこれと一体の段付きカ
ム35を前進させ、カムはレバー機構32と係合して各
レバーを時間差をもつて前方へ押し、レバーに連動する
各機構を作動し、引金を放すと1各スプリングの反発力
で各機構は元の位置に復帰するのである。さてカムとレ
バーの係合、並びに各レバーに連動する機構のモーシヨ
ンを、作動の早いものから順に説明すると、(第3、第
4、第1、第2図) 1(j)カム山35aが先づレバ
ー32aに接触しこれを押すと、該レバーに連結46a
されたワイヤー47aはワイヤーガイド48aを経て、
矢印方向に引張られる。
ワイヤー端はピニオン軸12に捲付けられているから、
ピニオンは回転2iさせられ、結局半円歯車3の前進及
び柱状連結杆4を介して紐掴み杆6の前進を達成する(
紐把持機構)。(11)同様に、カム山35bとレバー
32bの接触から、ワイヤー47bがワイヤーガイド4
8b2を経て引張られ、これは中空管上16に捲付けら
れたワイヤーを引張つて、中空管に回転を与え、結局中
空管の先端に取付けられた紐出しノズル15に回転運動
を与える(ノズル回動機構)。
ピニオンは回転2iさせられ、結局半円歯車3の前進及
び柱状連結杆4を介して紐掴み杆6の前進を達成する(
紐把持機構)。(11)同様に、カム山35bとレバー
32bの接触から、ワイヤー47bがワイヤーガイド4
8b2を経て引張られ、これは中空管上16に捲付けら
れたワイヤーを引張つて、中空管に回転を与え、結局中
空管の先端に取付けられた紐出しノズル15に回転運動
を与える(ノズル回動機構)。
(111)カム山35cとレバー32cの接触により、
3(ワイヤー47cはワイヤーガイド48cを経て引張
られるが、ワイヤー端末は紐押上げ杆19の後端部50
に止着されている(第2図)から、該杆並びに軸20に
取付けた紐引下げ杆19′を、共に軸20を中心にその
先端部を上昇回動させ3、る。このとき紐掴み杆6が所
定位置まで前進しているから、紐引下げ杆19′のフツ
ク22は紐掴み杆6の細孔9内を通つてその上方まで出
る(紐上げ引下ろし機構)。0V)カム山35dとレバ
ー32dとの接触により、4(ワイヤー47dがワイヤ
ーガイド48dを経て引張られ、該ワイヤーの端末力5
水平回動杆23の後端部52に止着されているから、該
杆を支軸24を中心に水平に回動させる(紐移動機構)
。
3(ワイヤー47cはワイヤーガイド48cを経て引張
られるが、ワイヤー端末は紐押上げ杆19の後端部50
に止着されている(第2図)から、該杆並びに軸20に
取付けた紐引下げ杆19′を、共に軸20を中心にその
先端部を上昇回動させ3、る。このとき紐掴み杆6が所
定位置まで前進しているから、紐引下げ杆19′のフツ
ク22は紐掴み杆6の細孔9内を通つてその上方まで出
る(紐上げ引下ろし機構)。0V)カム山35dとレバ
ー32dとの接触により、4(ワイヤー47dがワイヤ
ーガイド48dを経て引張られ、該ワイヤーの端末力5
水平回動杆23の後端部52に止着されているから、該
杆を支軸24を中心に水平に回動させる(紐移動機構)
。
上記(1)〜(V)の運動は、引金41を引くことによ
りカムが前進して達成されるものであるが、次に引金を
解放することにより、達成される運動を述べると、()
紐引下げ杆19′が下降する際、水平回動杆23により
移動された紐K3部を細孔9の中へ引き込む。
りカムが前進して達成されるものであるが、次に引金を
解放することにより、達成される運動を述べると、()
紐引下げ杆19′が下降する際、水平回動杆23により
移動された紐K3部を細孔9の中へ引き込む。
(V{ 最後に紐掴み杆6が紐輪K3を把持したまま後
退し蝶結びを完成する。
退し蝶結びを完成する。
本発明機は上述の構造になるもので、次にその一連の作
用について第6図〜第22図に基いて述べる。
用について第6図〜第22図に基いて述べる。
既に述べたように本機は2回引き金を引くことにより完
全な蝶結びが完成するという独特の作動をするもので、
第1回目の引金を引き、そして放すと、上記(1),(
11),(1!1),4V)の動作が行なわれるもので
あるが、第1図のような状態、即ち初めて紐結びをする
場合は紐端を手指でつまんで紐把持フツク7に把持させ
るので、各図、つまり第6〜第21図までの作用図はこ
の初回の場合を示している。また第22図イ以下二迄は
、この初回の全工程が終了した後の次回以後の作用状態
を主体に示した第6図〜第8図に対応する作用説明図で
ある。初回と次回以後の紐結びの作用は全く同じである
が、紐遊端、つまりフツク7に把持された部位から紐端
にわたる部分の紐掴み杆6に対する掛り具合が相違して
いるのみであり、この相違は以下に述べる具体的な作用
説明において理解される。そこで、初回の紐結び作用を
説明すると、まず、ボビンケース28にセツトされた紐
Kの遊端を中空管14の後端よりこれに挿入して先端よ
り引出し、更に紐出しノズル15の後端よりこれに挿入
して先端より引出す(第1図の状態)。
全な蝶結びが完成するという独特の作動をするもので、
第1回目の引金を引き、そして放すと、上記(1),(
11),(1!1),4V)の動作が行なわれるもので
あるが、第1図のような状態、即ち初めて紐結びをする
場合は紐端を手指でつまんで紐把持フツク7に把持させ
るので、各図、つまり第6〜第21図までの作用図はこ
の初回の場合を示している。また第22図イ以下二迄は
、この初回の全工程が終了した後の次回以後の作用状態
を主体に示した第6図〜第8図に対応する作用説明図で
ある。初回と次回以後の紐結びの作用は全く同じである
が、紐遊端、つまりフツク7に把持された部位から紐端
にわたる部分の紐掴み杆6に対する掛り具合が相違して
いるのみであり、この相違は以下に述べる具体的な作用
説明において理解される。そこで、初回の紐結び作用を
説明すると、まず、ボビンケース28にセツトされた紐
Kの遊端を中空管14の後端よりこれに挿入して先端よ
り引出し、更に紐出しノズル15の後端よりこれに挿入
して先端より引出す(第1図の状態)。
次いで引金41をや\ひくことによつて、カム山35a
がレバー32aを作動させ、ワイヤー47aを引張つて
ピニオン11を回転させて紐掴み杆6を所定位置まで前
進させる。こ\で引金41のひきを停止させた状態にし
ておいて、手指によつて、紐出しノズル15の先端より
出ている紐部分〜の中間を紐掴み杆6のフツク7に把持
させると共に、該部分より遊端までの間の部分を該杆6
の先端部に捲き掛けておく。これは最初に紐端を紐出し
ノズル15の先端より目分量にて引出すために、どうし
て長目となり、以後の紐結びに際し該紐部分が万一被結
束物や装置の部品等にひつか\つたりして紐結び作用に
支障を生じるのを防ぐためであり、初回の操作時のみに
採られる手段である。つまり第6図〜第21図では紐端
が紐掴み杆6の上方にあるに対して、第22図では該杆
の下方にある点のみにおいて初回と次回以後との相違が
あるにすぎず、その余の点はすべて同一であり、このフ
ツク7による紐把持操作は以後の作用工程において次回
以後も同一であるため、第22図も参酌して以下の作用
工程を説明する。先に途中まで引込んだ引金41を更に
引込むと(4)の運動即ち、紐出しノズル15が紐掴み
杆6の先端部を一回転してこれに紐を捲きつける(第6
図、第22図口)。
がレバー32aを作動させ、ワイヤー47aを引張つて
ピニオン11を回転させて紐掴み杆6を所定位置まで前
進させる。こ\で引金41のひきを停止させた状態にし
ておいて、手指によつて、紐出しノズル15の先端より
出ている紐部分〜の中間を紐掴み杆6のフツク7に把持
させると共に、該部分より遊端までの間の部分を該杆6
の先端部に捲き掛けておく。これは最初に紐端を紐出し
ノズル15の先端より目分量にて引出すために、どうし
て長目となり、以後の紐結びに際し該紐部分が万一被結
束物や装置の部品等にひつか\つたりして紐結び作用に
支障を生じるのを防ぐためであり、初回の操作時のみに
採られる手段である。つまり第6図〜第21図では紐端
が紐掴み杆6の上方にあるに対して、第22図では該杆
の下方にある点のみにおいて初回と次回以後との相違が
あるにすぎず、その余の点はすべて同一であり、このフ
ツク7による紐把持操作は以後の作用工程において次回
以後も同一であるため、第22図も参酌して以下の作用
工程を説明する。先に途中まで引込んだ引金41を更に
引込むと(4)の運動即ち、紐出しノズル15が紐掴み
杆6の先端部を一回転してこれに紐を捲きつける(第6
図、第22図口)。
これに続いて(111),●ψの運動即ち、カム山35
c,35dによつてレバー32c,32dが作動し、ワ
イヤー47c,47dが引張られ、これに連動する紐押
し上け杆19及ひ紐引下げ杆19′は上昇するが、未だ
押し上げるべき紐が無く、従つて水平回動杆23によつ
て移動させられる紐も無いため、該機構は空転するに止
まる。次に引金を解放すると、水平回動杆23が元の位
置(第1図に示す位置)に復帰すると共に紐押し上げ杆
19及び紐引下げ杆19′も共に下降し、次いで紐出し
ノズル15も逆回転して紐掴み杆6の先端部に捲きつけ
られる紐も捲きもどされ、その後紐掴み杆6が元の位置
への後退を開始する(第7図、第22図ハ)が紐掴み杆
6は紐を把持したま\元の位置まで後退するから、第8
図、第22図二のように、紐〜を二股の間に張り渡すこ
とになる。これが第1回目の引金による全作動である。
なお紐掴み杆の進出する所定の位置とは、紐引下げ杆1
9′のフツク22が細孔9内を通過し得る位置である。
続いて第2回目の引金を引くが、その前に第8図に第9
図に示すように、被結束物Aを紐〜に押し当てつ\二股
の空間2内へ押し入れる。
c,35dによつてレバー32c,32dが作動し、ワ
イヤー47c,47dが引張られ、これに連動する紐押
し上け杆19及ひ紐引下げ杆19′は上昇するが、未だ
押し上げるべき紐が無く、従つて水平回動杆23によつ
て移動させられる紐も無いため、該機構は空転するに止
まる。次に引金を解放すると、水平回動杆23が元の位
置(第1図に示す位置)に復帰すると共に紐押し上げ杆
19及び紐引下げ杆19′も共に下降し、次いで紐出し
ノズル15も逆回転して紐掴み杆6の先端部に捲きつけ
られる紐も捲きもどされ、その後紐掴み杆6が元の位置
への後退を開始する(第7図、第22図ハ)が紐掴み杆
6は紐を把持したま\元の位置まで後退するから、第8
図、第22図二のように、紐〜を二股の間に張り渡すこ
とになる。これが第1回目の引金による全作動である。
なお紐掴み杆の進出する所定の位置とは、紐引下げ杆1
9′のフツク22が細孔9内を通過し得る位置である。
続いて第2回目の引金を引くが、その前に第8図に第9
図に示すように、被結束物Aを紐〜に押し当てつ\二股
の空間2内へ押し入れる。
この状態で第2回目の引金を引く。第1回目と同様各機
構が作動するが、今度は第10図以下に示すように各機
構が紐と係合して(III),4V)の運動も行ない蝶
結びが完成する。これを順を追つて説明する。第3図及
び第10図〜第19図並びに第21図に於て、カム35
a1レバー32aの係合により、ワイオ一47aを介し
、(1)の運動が行なわれ、紐掴み杆6が再度紐出しノ
ズル15の位置まで進出する(第10図)。しかし紐は
被結束物の方へ向いているので紐把持はしない。次にカ
ム35bとレバー32bの係合により(Ii)の運動が
行なわれ、即ち紐掴み杆6の先端部に紐出しノズル15
が自らの回転により紐を一回捲きつける(第11図、第
21図イ)。この時紐は紐掴み杆6の背部に形成した前
記くぼみ10にも捲きつけられ、かくすることにより、
紐出しノズル15の自らの回転によつてこの紐掴み杆6
に捲きつけられた紐が紐掴み杆6から不必要に離脱する
のを防止すると共に紐が所定の位置に正しくセツトされ
た状態が的確に維持されることとなるのである。次にカ
ム35cとレバー32cの係合により(111)の運動
、即ち紐押し上げ杆19と紐引下げ杆19′の先端部を
上方へ押し上げるが、紐引下げ杆19′のフツク22は
紐掴み杆の細孔9を通る。一方紐押し上げ杆19の紐押
し片21は、既にフツク7に把持された紐のフツクに続
く部分K3を、第11図〜第14図及び第21図口に示
すように上方へ押し上げる。このとき紐押上げ片21は
紐掴み杆6の頭部内側の凹欠部8を通過するから紐の押
上げは確実にできる。続いてカム35dとレバー32d
の係合により●)の運動が行なわれ(第15図〜第17
図)、水平回動杆23が作動し(第15図)、前記した
紐押上げ片21により押上げた紐K3部分を、紐引掛け
片23′に引掛けて水平に移動し、紐引下げ杆19′の
先端に設けたフツク22に係合する位置まで運ぶ(第1
6図、第21図ハ)。そして、第21図口〜ハに示すよ
うに、この紐のフツク7に続く部分K3が紐押上げ杆1
9によつて押上げられることと、水平回動杆23によつ
て水平方向へ移動させられることに伴つて、紐端、つま
りフツク7に把持された部位から端までの部分は徐々に
スプリング7′圧に抗してフツク7から引づり上げられ
ていくことになるのである。以上が引金41を引いたこ
とによる作動である。次に、引金41を解放すると、前
記と逆の順序で各機構は元の位置に戻るが、第17〜第
19図に示すように、先づ水平回動杆23が元の位置に
戻り、このとき把持していた紐K3部分を紐引下げ杆1
9″のフツク22に掛け渡す。
構が作動するが、今度は第10図以下に示すように各機
構が紐と係合して(III),4V)の運動も行ない蝶
結びが完成する。これを順を追つて説明する。第3図及
び第10図〜第19図並びに第21図に於て、カム35
a1レバー32aの係合により、ワイオ一47aを介し
、(1)の運動が行なわれ、紐掴み杆6が再度紐出しノ
ズル15の位置まで進出する(第10図)。しかし紐は
被結束物の方へ向いているので紐把持はしない。次にカ
ム35bとレバー32bの係合により(Ii)の運動が
行なわれ、即ち紐掴み杆6の先端部に紐出しノズル15
が自らの回転により紐を一回捲きつける(第11図、第
21図イ)。この時紐は紐掴み杆6の背部に形成した前
記くぼみ10にも捲きつけられ、かくすることにより、
紐出しノズル15の自らの回転によつてこの紐掴み杆6
に捲きつけられた紐が紐掴み杆6から不必要に離脱する
のを防止すると共に紐が所定の位置に正しくセツトされ
た状態が的確に維持されることとなるのである。次にカ
ム35cとレバー32cの係合により(111)の運動
、即ち紐押し上げ杆19と紐引下げ杆19′の先端部を
上方へ押し上げるが、紐引下げ杆19′のフツク22は
紐掴み杆の細孔9を通る。一方紐押し上げ杆19の紐押
し片21は、既にフツク7に把持された紐のフツクに続
く部分K3を、第11図〜第14図及び第21図口に示
すように上方へ押し上げる。このとき紐押上げ片21は
紐掴み杆6の頭部内側の凹欠部8を通過するから紐の押
上げは確実にできる。続いてカム35dとレバー32d
の係合により●)の運動が行なわれ(第15図〜第17
図)、水平回動杆23が作動し(第15図)、前記した
紐押上げ片21により押上げた紐K3部分を、紐引掛け
片23′に引掛けて水平に移動し、紐引下げ杆19′の
先端に設けたフツク22に係合する位置まで運ぶ(第1
6図、第21図ハ)。そして、第21図口〜ハに示すよ
うに、この紐のフツク7に続く部分K3が紐押上げ杆1
9によつて押上げられることと、水平回動杆23によつ
て水平方向へ移動させられることに伴つて、紐端、つま
りフツク7に把持された部位から端までの部分は徐々に
スプリング7′圧に抗してフツク7から引づり上げられ
ていくことになるのである。以上が引金41を引いたこ
とによる作動である。次に、引金41を解放すると、前
記と逆の順序で各機構は元の位置に戻るが、第17〜第
19図に示すように、先づ水平回動杆23が元の位置に
戻り、このとき把持していた紐K3部分を紐引下げ杆1
9″のフツク22に掛け渡す。
続いてて紐引下げ杆19′が紐押上げ杆19と共に下降
回動し、そのフツク22が紐K3部分を引掛けたまま細
孔9内を下降する。そしてこの紐引下げ杆19′によつ
て紐K3が下方へ引下げられることによつて、紐端はフ
ツク7から完全に引ずり出され、その把持作用が完全に
解除されるに至る(第17図,第21図二)。続いて紐
出しノズル15が逆転して元に戻り(第21図ホ)、最
後に紐掴み杆6が後退するが、このとき該杆は細孔9内
に紐K3部分を摩擦力にて把持したま\後退し(第21
図へ)、また該杆6に捲付けられていた紐は外れて紐輪
Lを形成し、この輪の中を紐K3が通り抜けて結び目が
形成されるがこの時の結び目はいまだ緩い状態にあるた
めに、細孔9内にある紐K3はこれに対する摩擦による
把持力がまさつて、そのま\該杆6によつてその後退方
向に引つ張られ、結び目を徐々にひきしぼること\なる
と共に、一定以上にひきしぼると、結び目も小さくなり
、紐K3部分はそれ以上紐掴み杆6の後退につれて移動
できる緩みもなくなるため、細孔9内の摩擦力に抗して
細孔9より引ずり出されて行くことになる(第21図卜
)。さらに該杆が後退するにつれて、結び目は固く蝶結
びに形成されるのである。こ\に至つてはじめて細孔9
内にある紐K3はこれに対:する摩擦把持力に抗して細
孔9内から完全に引き出されて結束が完了する(第21
図チ)。なお結び目を確実にするため紐出しノズルから
紐の繰出しを停止するためボビンの回転にブレーキをか
けるブレーキ装置(図示しない)を設けることもできる
。
回動し、そのフツク22が紐K3部分を引掛けたまま細
孔9内を下降する。そしてこの紐引下げ杆19′によつ
て紐K3が下方へ引下げられることによつて、紐端はフ
ツク7から完全に引ずり出され、その把持作用が完全に
解除されるに至る(第17図,第21図二)。続いて紐
出しノズル15が逆転して元に戻り(第21図ホ)、最
後に紐掴み杆6が後退するが、このとき該杆は細孔9内
に紐K3部分を摩擦力にて把持したま\後退し(第21
図へ)、また該杆6に捲付けられていた紐は外れて紐輪
Lを形成し、この輪の中を紐K3が通り抜けて結び目が
形成されるがこの時の結び目はいまだ緩い状態にあるた
めに、細孔9内にある紐K3はこれに対する摩擦による
把持力がまさつて、そのま\該杆6によつてその後退方
向に引つ張られ、結び目を徐々にひきしぼること\なる
と共に、一定以上にひきしぼると、結び目も小さくなり
、紐K3部分はそれ以上紐掴み杆6の後退につれて移動
できる緩みもなくなるため、細孔9内の摩擦力に抗して
細孔9より引ずり出されて行くことになる(第21図卜
)。さらに該杆が後退するにつれて、結び目は固く蝶結
びに形成されるのである。こ\に至つてはじめて細孔9
内にある紐K3はこれに対:する摩擦把持力に抗して細
孔9内から完全に引き出されて結束が完了する(第21
図チ)。なお結び目を確実にするため紐出しノズルから
紐の繰出しを停止するためボビンの回転にブレーキをか
けるブレーキ装置(図示しない)を設けることもできる
。
しかし紐出しノズルが紐の引張られる方向に対しほぼ直
角をなすため(第19図)、かなりの抵抗力が働らき、
普通はこれだけでも充分である。さて、被結束物Aに紐
をかけ、端部で蝶結びを完了した後は、紐掴み杆6は完
全に後退しているから(第1図)、被結束物Aを二股か
ら離脱させるが、このため本機を手前へ引く。
角をなすため(第19図)、かなりの抵抗力が働らき、
普通はこれだけでも充分である。さて、被結束物Aに紐
をかけ、端部で蝶結びを完了した後は、紐掴み杆6は完
全に後退しているから(第1図)、被結束物Aを二股か
ら離脱させるが、このため本機を手前へ引く。
このとき機体を第20図のような状態にや\左方へ振る
と、紐端はカツタ一Hに喰込んで切断され、同時に紐端
は外部に保持されて、第22図イの実線に示すように、
紐出しノズル15の先端に向つて斜めに張りわたされて
、初回の結束の全作業工程が完了する。次いで次回以後
の作用工程を説明する。
と、紐端はカツタ一Hに喰込んで切断され、同時に紐端
は外部に保持されて、第22図イの実線に示すように、
紐出しノズル15の先端に向つて斜めに張りわたされて
、初回の結束の全作業工程が完了する。次いで次回以後
の作用工程を説明する。
次回以後は紐端を手指にて紐掴み杆6にセツトする必要
がないために、引金41を連続的に引き又開放すれば良
いのであるが、第1回目引金41を引くと、まず(1)
の運動即ち、紐掴み杆6が前進して、第22図イに示す
ように、紐出しノズル15先端からカツタ一H間で斜め
に張りわたされた紐〜の中間部を紐把持フツク7がスプ
リング7′の圧に抗して把持し、同図イ想像線に示すよ
うに、更に紐掴み杆6はや\前進するので、その引張り
作用で紐端はカツタ一Hと機台1の角B′との間に把持
されていた状態を解除されて下方にたれ下がる。そして
紐掴み杆6の先端部が所定の位置まで達する。以後は前
記初回の動作と同様に順次(4)〜(Vi)の運動によ
つて自動的に結束が行われる。この時の紐結びの作用工
程は第22図イ〜ニへそして更に第21図イ〜チへと進
行して第20図に至り、カツタ一Hにより紐切断が行わ
れた後、再び同様の工程を経て繰返し結束を行れる。上
に述べたのは、いわゆる引金式手動機であるが、動力を
用いることにより、レバー構造をさらに簡単化すること
もできるし、また、本機を据付けて置き、被結束物Aを
手で、或は自動機を用いて、二股空間内へ押し入れて結
束をする方式なども自由に実施可能である。
がないために、引金41を連続的に引き又開放すれば良
いのであるが、第1回目引金41を引くと、まず(1)
の運動即ち、紐掴み杆6が前進して、第22図イに示す
ように、紐出しノズル15先端からカツタ一H間で斜め
に張りわたされた紐〜の中間部を紐把持フツク7がスプ
リング7′の圧に抗して把持し、同図イ想像線に示すよ
うに、更に紐掴み杆6はや\前進するので、その引張り
作用で紐端はカツタ一Hと機台1の角B′との間に把持
されていた状態を解除されて下方にたれ下がる。そして
紐掴み杆6の先端部が所定の位置まで達する。以後は前
記初回の動作と同様に順次(4)〜(Vi)の運動によ
つて自動的に結束が行われる。この時の紐結びの作用工
程は第22図イ〜ニへそして更に第21図イ〜チへと進
行して第20図に至り、カツタ一Hにより紐切断が行わ
れた後、再び同様の工程を経て繰返し結束を行れる。上
に述べたのは、いわゆる引金式手動機であるが、動力を
用いることにより、レバー構造をさらに簡単化すること
もできるし、また、本機を据付けて置き、被結束物Aを
手で、或は自動機を用いて、二股空間内へ押し入れて結
束をする方式なども自由に実施可能である。
本発明は従来極めて困難とされた被結束物に紐を掛け渡
した後、その端部を直ちに蝶結びにする問題を解決した
優れた発明である。
した後、その端部を直ちに蝶結びにする問題を解決した
優れた発明である。
第1図は本発明結束機の一部切断平面図、第2図は同側
面図、第3図はカム連動機構を示す説明図(裏面図)、
第4図は同側面図、第5図はレバ、第6図、第7図、第
8図は第1回引金を引いたときの作動を示す説明図、第
9図は被結束物を二股空間に入れた状態の平面図、第1
0図、第11図、第12図は第2回目引金を引いたとき
の紐掴み杆及び紐出しノズルの運動を示す説明図(但し
、第12図は紐掴み杆6の内側から見た側面図)、第1
3図乃至第17図は、紐押上げ引下げ機構と紐移動機構
の運動を示す説明図(第15図〜第17図は斜視図)、
第18図、第19図は紐の最終結束段階を示す説明図、
第20図は被結束物を離脱させ、紐端をカツタ一に掛け
る状態を示す。 第21図イ〜チは紐結びが進行する経過を段階的にあら
れした作用図、第22図イ〜二は紐掴み杆と紐出しノズ
ルとの係合状態を示す説明図(但し、イ〜ハは側面図、
二は平面図である)。符号説明、1・・・・・・機台、
2・・・・・・二股部(機台の)3・・・・・・半円(
形)歯車、3″・・・・・・半円形歯車嵌合溝、4・・
・・・・連結杆、5・・・・・・半円形スリツト、6・
・・・・・紐掴み杆、7・・・・・・紐把持フツク、7
′・・・・・・スプリング、8・・・・・・凹欠部、9
・・・・・・細孔、10・・・・・・くぼみ、11・・
・・・・小歯車、12・・・・・・ピニオン歯車軸、1
3・・・・・・固定メタル台、14,14′・・・・・
・中空管、15・・・・・・紐出しノズル、15・・・
・・・ワイヤーロープ捲回部、17・・・・・・軸受け
、18・・・・・・スプリング、19・・・・・・紐押
上げ杆、19′・・・・・・紐引下げ杆、20・・・・
・・軸、21・・・・・・紐押上げ片、22・・・・・
・フツク、23・・・・・・水平回動杆、23ζ・・・
・・同紐引掛け片、24・・・・・・支軸、26・・・
・・・スタンド、27・・・・・・軸、28・・・・・
・ボビンケース、29・・・・・・天板、30・・・・
・・ハンドル、30ζ・・・・・支承台、31・・・・
・・枢軸、32,32a,32b,32c・・・・・・
レバー、33・・・・・・(機台)の長方形孔、34・
・・・・・スラスト台、35(A,b,c,d)・・・
・・・段付きカム、36,36ζ・・・・・側面ガイド
(34の)、37・・・・・・枢軸、38・・・・・ル
バ一、39・・・・・・たて溝、40・・・・・・枢軸
、41・・・・・・握りレバー、42・・・・・・ピン
、43・・・・・・ピン、44・・・・・・連杆、45
・・・・・・バネ、46(A,b,c,d)・・・・・
・ワイヤーの止着点、47(A,b,c,d)・・・・
・・ワイヤー、48(A,b,c,d)・・・・・・ワ
イヤーガイド、49・・・・・・− 50・・・・・・
止着部(ワイヤー47c端末)、51・・・・・・小軸
、52・・・・・・止着部(ワイヤー端)A・・・・・
・被結束物、B,B′・・・・・・二股の角、F・・・
・・・スプリング、H・・・・・・カツタ一、K,K′
,〜・・・・冊、K3・・・・・・紐の押上げ部分、L
・・・・・・紐輪。
面図、第3図はカム連動機構を示す説明図(裏面図)、
第4図は同側面図、第5図はレバ、第6図、第7図、第
8図は第1回引金を引いたときの作動を示す説明図、第
9図は被結束物を二股空間に入れた状態の平面図、第1
0図、第11図、第12図は第2回目引金を引いたとき
の紐掴み杆及び紐出しノズルの運動を示す説明図(但し
、第12図は紐掴み杆6の内側から見た側面図)、第1
3図乃至第17図は、紐押上げ引下げ機構と紐移動機構
の運動を示す説明図(第15図〜第17図は斜視図)、
第18図、第19図は紐の最終結束段階を示す説明図、
第20図は被結束物を離脱させ、紐端をカツタ一に掛け
る状態を示す。 第21図イ〜チは紐結びが進行する経過を段階的にあら
れした作用図、第22図イ〜二は紐掴み杆と紐出しノズ
ルとの係合状態を示す説明図(但し、イ〜ハは側面図、
二は平面図である)。符号説明、1・・・・・・機台、
2・・・・・・二股部(機台の)3・・・・・・半円(
形)歯車、3″・・・・・・半円形歯車嵌合溝、4・・
・・・・連結杆、5・・・・・・半円形スリツト、6・
・・・・・紐掴み杆、7・・・・・・紐把持フツク、7
′・・・・・・スプリング、8・・・・・・凹欠部、9
・・・・・・細孔、10・・・・・・くぼみ、11・・
・・・・小歯車、12・・・・・・ピニオン歯車軸、1
3・・・・・・固定メタル台、14,14′・・・・・
・中空管、15・・・・・・紐出しノズル、15・・・
・・・ワイヤーロープ捲回部、17・・・・・・軸受け
、18・・・・・・スプリング、19・・・・・・紐押
上げ杆、19′・・・・・・紐引下げ杆、20・・・・
・・軸、21・・・・・・紐押上げ片、22・・・・・
・フツク、23・・・・・・水平回動杆、23ζ・・・
・・同紐引掛け片、24・・・・・・支軸、26・・・
・・・スタンド、27・・・・・・軸、28・・・・・
・ボビンケース、29・・・・・・天板、30・・・・
・・ハンドル、30ζ・・・・・支承台、31・・・・
・・枢軸、32,32a,32b,32c・・・・・・
レバー、33・・・・・・(機台)の長方形孔、34・
・・・・・スラスト台、35(A,b,c,d)・・・
・・・段付きカム、36,36ζ・・・・・側面ガイド
(34の)、37・・・・・・枢軸、38・・・・・ル
バ一、39・・・・・・たて溝、40・・・・・・枢軸
、41・・・・・・握りレバー、42・・・・・・ピン
、43・・・・・・ピン、44・・・・・・連杆、45
・・・・・・バネ、46(A,b,c,d)・・・・・
・ワイヤーの止着点、47(A,b,c,d)・・・・
・・ワイヤー、48(A,b,c,d)・・・・・・ワ
イヤーガイド、49・・・・・・− 50・・・・・・
止着部(ワイヤー47c端末)、51・・・・・・小軸
、52・・・・・・止着部(ワイヤー端)A・・・・・
・被結束物、B,B′・・・・・・二股の角、F・・・
・・・スプリング、H・・・・・・カツタ一、K,K′
,〜・・・・冊、K3・・・・・・紐の押上げ部分、L
・・・・・・紐輪。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 頭部が二股を成し、尾部にハンドル及び引金機構を
設けた結束機の第1回目引金を引きまた解放することに
より、二股の一方に設けた紐出しノズルから出る紐を紐
掴み杆の作動により二股間に一直線に張り渡し、この状
態で被結束物を該紐に押し当てつつ二股空間内に入れ、
次に第2回目引金を引きまた解放することにより、4段
の時間差カム機構を作動させ(i)半円形紐掴み杆の頭
部を紐出しノズルに係合する位置まで進出させ、(ii
)紐出しノズルの1回転により紐掴み杆頭部に紐を捲回
し、(iii)紐押上げ、紐引下げ杆を上昇させ、紐掴
み杆のフックに把持された紐先端部分を押し上げ、(i
v)水平回動杆により、該押し上げられた紐輪を移動し
て紐引下げ杆に係合させ、引金の解放により、(v)該
紐輪を紐引下げ杆により、紐掴み杆の細孔内へ引き入れ
、(vi)該紐掴み杆の後退に伴つて、紐結び目を締め
ると共に被結束物を締めつゝ蝶結びを完成すると共に、
機台の二股の一方に設けたカッターにより紐尻を切断す
るようにしたことを特徴とする蝶結び結束方法。 2 機台の頭部が二股をなし、二股の内奥部機台上に設
けた半円形溝内に半円形歯車が摺動可能に組込まれ、該
半円形の歯車に突設した連結杆上辺に半円形紐掴み杆が
固定され、該紐掴み杆の頭部と相対する二股の一方角の
基部に設けた固定メタル台にこれを貫通して紐通し中空
管を回転可能に装着し、中空管の先端に紐出しノズルを
設け、また、台の両側には夫々紐押上げ杆と紐引下げ杆
を上下回動可能に枢着し、台の上面には水平回動杆を枢
着し、一方機台後方には、機台下面のハンドル及び引金
機構に連動する4段階の時間差カム機構を装着し、第1
段カム山を半円形歯車と噛合うピニオンに、第2段カム
山を中空管の回転機構に、第3段カム山を紐押上げ、引
下げ機構に第4段カム山を水平回動杆の後端部にそれぞ
れ連動させ、二股の一方の角にカッターを設けて成るこ
とを特徴とする蝶結び結束機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11199280A JPS59403B2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 蝶結び結束方法及び結束機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11199280A JPS59403B2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 蝶結び結束方法及び結束機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737517A JPS5737517A (en) | 1982-03-01 |
JPS59403B2 true JPS59403B2 (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=14575225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11199280A Expired JPS59403B2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 蝶結び結束方法及び結束機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59403B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60148419A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-08-05 | 清水惣株式会社 | 自動結束装置 |
JP7175557B2 (ja) * | 2018-07-06 | 2022-11-21 | 株式会社共和 | 結束機 |
-
1980
- 1980-08-13 JP JP11199280A patent/JPS59403B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737517A (en) | 1982-03-01 |
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