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JPS5939896A - 5−メチル−7−ジエチルアミノ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの精製法 - Google Patents

5−メチル−7−ジエチルアミノ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの精製法

Info

Publication number
JPS5939896A
JPS5939896A JP15005882A JP15005882A JPS5939896A JP S5939896 A JPS5939896 A JP S5939896A JP 15005882 A JP15005882 A JP 15005882A JP 15005882 A JP15005882 A JP 15005882A JP S5939896 A JPS5939896 A JP S5939896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trapidil
crude
acid
triazolo
pyrimidine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15005882A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsukazu Ishida
石田 達麗
Teijiro Morimoto
森本 悌次郎
Shigeji Shimizu
清水 茂二
Noriaki Kihara
木原 則昭
Onori Fukuoka
大典 福岡
Taira Harada
原田 平
Shigeru Isayama
諌山 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP15005882A priority Critical patent/JPS5939896A/ja
Publication of JPS5939896A publication Critical patent/JPS5939896A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、5−メチル−7−ダニチルアミノ−8−トリ
アゾロ(1,5−a)ピリミジン(以下、トラピジルと
略称する。)の精製方法に関する。
トラピジルは冠拡張剤として優れた薬効を有することが
知られている。このトラピジルを製造する方法は、例え
ば英国特許第 1148629号、特開昭56−7’9674号、特開
昭56−108772号などの公報明細書に提案されて
いる。またこれらの先行技術文献には、粗製のトラピジ
ルを各種の溶剤を用いて、抽出、11)結晶などの諸操
作を繰り返すことによって精製しようとする試みも記載
されている。しかしながら、これらに具体的に開示され
ている方法によっても粗製のトラピジルは充分には精製
されず、例えば得られるトラピジルが着色不純物で汚染
されていたり、あるいは充分に純度が高くなく、医薬品
として供するには不充分な品質であることが多い。
本発明者らは、粗製のトラピジルから医薬品として適合
しうる高品質の精製品を得る方法を鋭意検討した結果、
粗製のトラピジルと酸とを水の存在下に接触させる簡単
な操作により着色不純物の除去を行うことができ、従来
の方法よりも優れたトラピジルの精製法を見出し、本発
明に到達した。
本発明を概説すれば、本発明は、粗製のトラピジルと酸
とを水の存在下に接触させることを特徴とする該化合物
の精製法、を要旨とするものである。
前記粗製のトラピジルは如何なる方法で製造されたもの
であってもよく、例えば、7位がハロゲン、メルカプト
基、アルキルメルカプト基、アルコキシル基等で置換さ
れた5−メチル−7−置換−s−トリアゾロ(1,5−
a)ピリミジンとジエチルアミンを反応させる方法、N
、N−ジエチル酢酸アミドと6−アミノ−1,2,4−
)リアゾールとを脱水剤の存在下で反応させる方法、5
−ノ・口(またはアルコキシ)クロトン酸ジエチルアミ
ドと6−アミノ−1、,2,4−) IJアゾールを縮
合剤の存在下で反応させる方法などを例示することがで
きるが、これらの方法に特定されない。
本発明の方法において使用される酸としては、塩酸、硫
酸、リン酸などの鉱酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸を例示することができる。
これらの酸のうちでは、塩酸を使用することが好ましい
。これらの酸の使用量は、粗製トラピジルに対して通常
0.1ないし20モル%の範囲、好ましくは0.5ない
し10モル%の範囲である。前記粗製トラピジルと該酸
との接触は水の存在下で行うことが必要であり、その水
の使用量は粗製トラピジル1重量部に対し通常0゜01
ないし50重量部の範囲、好ましくは0・1ないし30
重量部の範囲である。
本発明の方法において、前記粗製のトラピジルと酸とを
水の存在下に接触処理する際、粗製トラピジルは溶液状
態であることが好適であり、水溶液または酸およびトラ
ピジルに対して不活性な有機溶媒の溶液としておくこと
が好ましい。前記粗製のトラピジルを有機溶媒溶液のJ
し態で使用する際、その有機溶媒は水と混和しない溶媒
の溶液であることが好ましい。該有機溶媒としては、ヘ
キサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の炭化水素、1,2−ジクロロエタン、ジクロロメタン
、クロロホルム、クロロベンゼンなどのノーロゲン化炭
化水素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルな
どのエーテル、メタノール、エタノール飄イソプロパツ
ールなどのアルコ−ルナ。
どを例示することができる。該溶媒は単独溶媒として用
いることができるほか、2柾類以−トの混合溶媒系であ
pてもよい。これらの有機溶媒のうちでは、炭化水素が
好適に使用される。
本発明の方法において、粗製トラピジルと酸との接触は
攪拌、輝盪などの手段により実施される。
接触処理の際の温度は、通常20ないし100°C1好
ましくは40ないし90℃の範囲である。接触処理の際
の時間は、通常1時間以内で充分精製効果をあげること
ができる。
本発明の方法において、酸と接触させたのちの混合物に
、常法たとえば抽出、晶析操作を施すことにより、医薬
品として適合しうる高度に精製され、着色度のきわめて
低い精製トラピジルを得ることができる。
次に、本発明の方法を実施例により具体的に説明する。
参考例1〔粗トラピジルの製法〕 5−、メチル−7−ヒドロキシ−8−トリアゾロ(it
s−a)ピリミジン150g%ジクロロエタン300m
#、オキシ塩化リン168gを窒素雰囲気下5.5時間
攪拌した。その反応混合物を炭酸水素ナトリウム420
gと水1.54の中に50°Cで滴下し、0・5時間攪
拌したのち、クロロホルム500 meで抽出した。そ
の有機層の中に、ジエチルアミン161gを滴下し50
°Cで1時間攪拌した。反応混合物を水500Jで洗浄
し、有機層を減圧濃縮することにより、純度94%の粗
製トラピジル164gが得られた。この粗製トラピジル
は橙赤色に着色しており、427nmにおける吸光度E
1%(427nm)は1.02 C1n であった。
実施例1 参考例1で製造l、た粗製トラピジル50.を100m
5の水に溶かしたのち36%塩LW O15mlを加え
、キシレン200gとともに80’Cで15分間激しく
攪拌した。10分間静置後分液し、有機層を80重量%
濃縮した。20°Cに攪拌冷却し析出した結晶を戸別し
た。その結晶をキシレンから再結晶することにより、1
0%水溶液のハーゼン数(以下、単にハーゼン数と略記
)30、純度99.5%の無色のトラピジル35gが得
られた。
比較例1 実施例1において粗トラピジルを36%塩酸で処理する
ことなく処理する以外は同様の方法で実施した場合には
、ハーゼン数200、純度99.2%の微黄色のトラピ
ジル35gが得られた。
実施例2 実施例1において36%塩酸1mnを用いる以外は同様
の方法で処理したところ、ハーゼン数25、純度99.
7%の無色のトラピジル32gが得られた。
実施例3〜4 実施例1において表1の酸を用いる以外は同様の方法で
処理したところ、無色のトラピジルが得られた。
表     1 実施例5 参考例1に記載した粗製トラピジル50gをキシレン2
00gに溶かし、1N塩酸5mlとともに80°Cで1
5分間攪拌したのち分液した。有機層を80重量%濃縮
したのち20℃に冷却し、析出した結晶を戸別した。そ
の結晶をキシレンから再結晶することにより、10%水
溶液のハーゼン数30、純度99.5%の無色のトラピ
ジル33gが得られた。
比較例2 実施例5において1N塩酸の代わりに水5m5を用いて
攪拌し分液する以外は同様の方法で処理した場合には、
10%水溶液のハーゼン数250、純度99.2%の微
黄色トラピジル35gが得られた。
実施例6〜7 実施例5においてINHCeを用いる代わりに表2の酸
を用いる以外は同様の方法で処理したところ、無色のト
ラピジルが得られた。
表    2 出願人  三井石油化学工業株式会社 代理人  山  口     和

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  粗製の5−メチル−7−シエチルアミノー8
    −トリアゾロ(1,5−a )ピリミジンと酸とを水の
    存在下に接触させることを特徴とする該化合物の精製法
JP15005882A 1982-08-31 1982-08-31 5−メチル−7−ジエチルアミノ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの精製法 Pending JPS5939896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15005882A JPS5939896A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 5−メチル−7−ジエチルアミノ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの精製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15005882A JPS5939896A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 5−メチル−7−ジエチルアミノ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの精製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5939896A true JPS5939896A (ja) 1984-03-05

Family

ID=15488583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15005882A Pending JPS5939896A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 5−メチル−7−ジエチルアミノ−s−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの精製法

Country Status (1)

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JP (1) JPS5939896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104610266A (zh) * 2015-01-14 2015-05-13 湖北美林药业有限公司 一种曲匹地尔化合物及其药物组合物

Cited By (1)

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