JPS5937866A - 円筒状巻線体 - Google Patents
円筒状巻線体Info
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- JPS5937866A JPS5937866A JP57147989A JP14798982A JPS5937866A JP S5937866 A JPS5937866 A JP S5937866A JP 57147989 A JP57147989 A JP 57147989A JP 14798982 A JP14798982 A JP 14798982A JP S5937866 A JPS5937866 A JP S5937866A
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- winding
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- winding body
- wire
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/04—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、発生するトルクの増大を図った円筒状巻線体
に関するものである。
に関するものである。
円筒状巻線体は、従来から種々のものが知られている。
たとえば、米国特許第4191,081号(5t1応特
許:特公昭68第2151号公報)には、羽根カムを使
用して、円筒状巻線体を製造する方法が開示され、米国
特許第3.360.668号(対応特許:特公昭51第
38881号公報)には、ビンを使用して巻心の軸方向
に線を振らせながら、飛び飛びに巻線を行なって行くス
テップ巻きの円筒状巻線体を製造する方法が開示され、
米国特許第へ694.684号、米国特許第へ694,
684号には、It面が菱形、六角彰の巻心に線輪を巻
き付けて、原始線輪を製作し、この原始線輪を押しつぶ
して円筒状巻線体を製造する方法が開示さ4、この他に
、矩形渦巻形の単線輪を円筒面に貼り付けて、円筒状巻
線体を製造する方法がある。
許:特公昭68第2151号公報)には、羽根カムを使
用して、円筒状巻線体を製造する方法が開示され、米国
特許第3.360.668号(対応特許:特公昭51第
38881号公報)には、ビンを使用して巻心の軸方向
に線を振らせながら、飛び飛びに巻線を行なって行くス
テップ巻きの円筒状巻線体を製造する方法が開示され、
米国特許第へ694.684号、米国特許第へ694,
684号には、It面が菱形、六角彰の巻心に線輪を巻
き付けて、原始線輪を製作し、この原始線輪を押しつぶ
して円筒状巻線体を製造する方法が開示さ4、この他に
、矩形渦巻形の単線輪を円筒面に貼り付けて、円筒状巻
線体を製造する方法がある。
いずわも、円筒状巻線体の形状を矩形にするべく、工夫
がなされている。
がなされている。
ところで、円筒状巻線体は、コアレスモータ、スロット
レスモータ等に使用されているが、周知のように、トル
クTは、 2 π α B2 ・・・ 空隙磁束密度 S ・・・ 面積 ■ ・・・ 璽、流 Z ・・・ 総導体数 α ・・・ 併動回路O で与えらi、トルクTは円筒状巻線体の形状か矩形の場
合で最大となり、菱形のものではその2分の1となる。
レスモータ等に使用されているが、周知のように、トル
クTは、 2 π α B2 ・・・ 空隙磁束密度 S ・・・ 面積 ■ ・・・ 璽、流 Z ・・・ 総導体数 α ・・・ 併動回路O で与えらi、トルクTは円筒状巻線体の形状か矩形の場
合で最大となり、菱形のものではその2分の1となる。
第1図は、矩形状の断面を有する円筒状巻線体を示すも
のであるが、この矩形状の断面を有する円筒状巻線体は
1円柱治具1の周面に沿って、その軸心と平行に素線2
を走らセ、端面6゜4において、中心を通るように直角
に祈り曲けて、これをその周回り方向に繰返し行なって
構成するものであるから、円柱治具1の軸線部5゜6の
部分で素線が集中して重なり、実用に供し難いという欠
点がある。
のであるが、この矩形状の断面を有する円筒状巻線体は
1円柱治具1の周面に沿って、その軸心と平行に素線2
を走らセ、端面6゜4において、中心を通るように直角
に祈り曲けて、これをその周回り方向に繰返し行なって
構成するものであるから、円柱治具1の軸線部5゜6の
部分で素線が集中して重なり、実用に供し難いという欠
点がある。
矩形状の断面を有する円筒状巻線体としては、端縁に沿
わせる構成のものもあるが、この場合には、端縁におい
て素線が集中して重なり台って実用に供し稚い。
わせる構成のものもあるが、この場合には、端縁におい
て素線が集中して重なり台って実用に供し稚い。
第20は円柱状治具1の周面に、素線2を菱形形状に巻
1L!、11.、円筒状巻線体を形成した図を示すもの
である。素線2を菱形形状に巻回して。
1L!、11.、円筒状巻線体を形成した図を示すもの
である。素線2を菱形形状に巻回して。
円筒状巻線体を形成した場合には、素線2が集中して重
なり合うということは避けられるが、発生トルクが矩形
のものの2分の1となり、効率の面において芳しくない
ものとなるう第3図は、第21図において示した円筒状
巻線体の改良形を示すものであるが、端@7. 8に沿
わせろ構成であるために、符号9.10で示すように、
この部分で素線2が集中して重なり合うために、実用に
供し難い。
なり合うということは避けられるが、発生トルクが矩形
のものの2分の1となり、効率の面において芳しくない
ものとなるう第3図は、第21図において示した円筒状
巻線体の改良形を示すものであるが、端@7. 8に沿
わせろ構成であるために、符号9.10で示すように、
この部分で素線2が集中して重なり合うために、実用に
供し難い。
本発明は、上記従来技術の有する欠点に鑑みてなされた
もので、本発明の目的は、実用に供することができ、か
つ、発牛寸ろトルクの増大化をも図った円筒状巻線体を
堤供することにある。
もので、本発明の目的は、実用に供することができ、か
つ、発牛寸ろトルクの増大化をも図った円筒状巻線体を
堤供することにある。
1;J下に本発明に係る円筒状%嘴体の実施例ケ図面に
基づいて説明゛する。
基づいて説明゛する。
第4図は本発明に係る円筒状巻線体の製造装置の要部ケ
示すもので、11け基台、12は円柱状治具、13けワ
インディングヘッド、14゜15はポストであって、こ
のポスト14は基台月に固定さね、ポスト15は案内筒
16を貫通して基台11に着脱51能に装着さ旧、円柱
状治具12は案内筒16に支承されて、図示を略すモー
タによって回転駆動されるようになっており、このボス
1−14.15には、ゴム、プラスチックス等の弾性体
から形成された弾性ローラ17,1Bが回転自在に支承
さ第1ている。ボス)1/j、15は、弾性ローラ17
,18が円柱状治具12に用接されるように、バネ注が
付与さ第1ておr)、弾性ローラ17,1Bは円柱状治
具12に圧接されて圧接変形するものである。円柱状治
具12の両端部には、肩部19と肩部20とが形成さ才
1、ここに、ワインディングヘラ1ぐ13によって案内
さ才また素線21が係止さ4るようになっている。この
n部20の傾斜は、肩部19の傾斜よりも大とされてお
り、弾性ローラ17,18&!。
示すもので、11け基台、12は円柱状治具、13けワ
インディングヘッド、14゜15はポストであって、こ
のポスト14は基台月に固定さね、ポスト15は案内筒
16を貫通して基台11に着脱51能に装着さ旧、円柱
状治具12は案内筒16に支承されて、図示を略すモー
タによって回転駆動されるようになっており、このボス
1−14.15には、ゴム、プラスチックス等の弾性体
から形成された弾性ローラ17,1Bが回転自在に支承
さ第1ている。ボス)1/j、15は、弾性ローラ17
,18が円柱状治具12に用接されるように、バネ注が
付与さ第1ておr)、弾性ローラ17,1Bは円柱状治
具12に圧接されて圧接変形するものである。円柱状治
具12の両端部には、肩部19と肩部20とが形成さ才
1、ここに、ワインディングヘラ1ぐ13によって案内
さ才また素線21が係止さ4るようになっている。この
n部20の傾斜は、肩部19の傾斜よりも大とされてお
り、弾性ローラ17,18&!。
肩部19.20に臨む位渭で、円柱状治具12の周面2
1に圧接されるものである。ワインディングヘラ1ζ1
3は、軸線l?中心軸にして、矢印入方向に回転するよ
うにさオ′【、素線21は円柱状治具12の軸心にヌ・
1して斜めに巻1ijlさ才するようになっている。素
線21としては、1口径が0.25 ミリメートル以下
のものが1史用されて(・る。
1に圧接されるものである。ワインディングヘラ1ζ1
3は、軸線l?中心軸にして、矢印入方向に回転するよ
うにさオ′【、素線21は円柱状治具12の軸心にヌ・
1して斜めに巻1ijlさ才するようになっている。素
線21としては、1口径が0.25 ミリメートル以下
のものが1史用されて(・る。
車脚21は、局部19の1lljにおいては、符号θ)
、■、■の11F1番に巻−Iさ才1ろものであり、M
部20の慴においては、符号■、 (′2)、■のI:
01番に巻回さiするもので、矢印B、矢印Cは、各属
音1119,20において、素a21が巻1−]ぴねる
方向を示すものであり、円柱状治具12ケ一定角度回転
t々停止Eさセてワインディングヘラ1マ13を0回転
させて、素線21?響き付け、rフインデインクヘッ1
?16の回転を停止さセ、こわを父互に繰返して行なう
ことにより、ステップ巻きの円筒状巻線体が製作さ第1
6もの−Cある。
、■、■の11F1番に巻−Iさ才1ろものであり、M
部20の慴においては、符号■、 (′2)、■のI:
01番に巻回さiするもので、矢印B、矢印Cは、各属
音1119,20において、素a21が巻1−]ぴねる
方向を示すものであり、円柱状治具12ケ一定角度回転
t々停止Eさセてワインディングヘラ1マ13を0回転
させて、素線21?響き付け、rフインデインクヘッ1
?16の回転を停止さセ、こわを父互に繰返して行なう
ことにより、ステップ巻きの円筒状巻線体が製作さ第1
6もの−Cある。
gg5図は、このようにして製作された円筒状巻線体の
q)視図を示1′ものt、円筒゛仏巻線イネは、素線が
集中して巻11〕1さ4た素線帯22乞有しており、こ
の素線帯22は円柱状治具12の周l+5.lり方向に
所定間隔をあけて形成さ才1、素m21はその一部が局
部19に係止さ第1て、IP16図、第7図に示すよう
に、素内帝22の弧部23が構成され、肩部20の1則
においては、索a帯22の周部24が形成されている。
q)視図を示1′ものt、円筒゛仏巻線イネは、素線が
集中して巻11〕1さ4た素線帯22乞有しており、こ
の素線帯22は円柱状治具12の周l+5.lり方向に
所定間隔をあけて形成さ才1、素m21はその一部が局
部19に係止さ第1て、IP16図、第7図に示すよう
に、素内帝22の弧部23が構成され、肩部20の1則
においては、索a帯22の周部24が形成されている。
ここでは、円柱状治具12の直径とその軸長との関係で
1弦部23は素線21の巻回の進行に伴なって軸心に近
づくために、その弦長が断時増大するようになっている
。
1弦部23は素線21の巻回の進行に伴なって軸心に近
づくために、その弦長が断時増大するようになっている
。
肩部20の側に形成される局部24は、円錐台20′の
局面に沿って、その周回り方向に巻き付けら才1、肩部
19から離隔する方向に11h次形成されるので、その
周長が素線21の巻回の進行に伴々って断時増大する。
局面に沿って、その周回り方向に巻き付けら才1、肩部
19から離隔する方向に11h次形成されるので、その
周長が素線21の巻回の進行に伴々って断時増大する。
弧部23と周部24との間1.前斜部となっており、こ
の傾斜部を構成する各素線21は、第7図、第8図に示
すように互いに交差して一箇所で集中して5r f+り
合わないようになっていると共に、第6図に示すように
蛇行して円柱状治具12の周面に巻き付けられている。
の傾斜部を構成する各素線21は、第7図、第8図に示
すように互いに交差して一箇所で集中して5r f+り
合わないようになっていると共に、第6図に示すように
蛇行して円柱状治具12の周面に巻き付けられている。
第5図において% 25はタップ出しの端末線であり、
局部24は開口を形成するもので、245図において円
柱状治具12の局部19の側からこの円筒状巻線体を抜
き取りうるものである。
局部24は開口を形成するもので、245図において円
柱状治具12の局部19の側からこの円筒状巻線体を抜
き取りうるものである。
月上実施例について説明したが、本発明は、これに限ら
ずり下のものをも會むものである。
ずり下のものをも會むものである。
(]) 実施例においては、肩部20を円柱状治具1
2に設ける構成としたが、円柱状治具12の周面に直接
係止させる構成とすることもできる。
2に設ける構成としたが、円柱状治具12の周面に直接
係止させる構成とすることもできる。
(2、特許請求の範囲は、その配列111序に関しては
、全体としてのf゛6向を示すにとどまるもの実、配列
順序が全体としてこの傾向を呈する円筒状巻線体を含む
ものである。
、全体としてのf゛6向を示すにとどまるもの実、配列
順序が全体としてこの傾向を呈する円筒状巻線体を含む
ものである。
本発明は、以上説明したことから明らかなように、素線
が一箇所にお(・て集中して重なり合うことが防IJ:
できるから実用に供することができ、かつ、矩形状にで
きうる限り近づける形状となって(・るから、発生トル
クも菱形のものに較べて太きlものとすることができる
と(・う効果を奏する。
が一箇所にお(・て集中して重なり合うことが防IJ:
できるから実用に供することができ、かつ、矩形状にで
きうる限り近づける形状となって(・るから、発生トル
クも菱形のものに較べて太きlものとすることができる
と(・う効果を奏する。
第1図な(・し第6図&ゴ従来の円筒状巻線体の斜視図
、 第4図は本発明に係る円筒状巻線体の製作に使用する装
置の要部構成図、 第5図は円柱状治具に巻き付けらねた素線の巻回状態を
示す斜視図、 第6図は円柱状治具に巻回する状態を説明するための説
明図、 第7図はその素線の要部展開図、 第8図は第7図の部分拡大図 である。 12・・・円柱状治具 19.20・・・肩 21・・・素線 22・・・素線帯 23・・・弧部 −24・・・局部 (外1名2 3−5 FA 25 オフ 図 9 手続補正書 昭和58年11月26日 特許庁長官・轡利長殿 ■事件の表示11(イ和57年特許願第147989号
2°発″A″名杓゛8筒形巻線体 3、補f1・:する者 1j1゛イ′1との関係 特許出願人 名称 エンタック株式会社 (2) 添附図面(第1図、第4図、第5図、第7図
)7、補正の内容 (! (2)明細書全文を別紙の通り補正する。 (3) 第1図、第4図、第5図、第7 +:=lを
添附の通シ補正する。 明 細 書 1発明の名称 円筒形巻線体 2、特許請求の範囲 (1) 導線を複数回巻回して形成した線帯を順次回
転軸を中心に所定角度ずらせて積層するようになニー、
一方を肩部、他方を開口部、これらの中間を円筒部とし
た有底状円筒形巻線体であって、 前記巻線体の肩部は前記導瑯を弧状に巻回して形成した
前記線帯の弧部をずらして積層することによって、 前記巻線体の円筒部は前記導線を前記弧部に連続して円
筒面をなすように傾斜させて巻回して形成した前記線帯
の傾斜部をずらせて積層することによって、 前記巻線体の開ロ部tユ前記導線を前記傾斜部に連続し
て円周方向に巻1p1シて形成1した前記線帯の周縁部
をずらせて積層することによってそれぞれ格成し、 前記導線の巻回の通行に伴って前記線帯の弧部および周
縁部を構成する導線はその長さを順次増大させるように
するとともに、 前記線帯の傾斜部は該傾斜部を構成する各導線が互いに
交叉していることを特徴とする円筒形@縁体。 3、明の詳細な説明 筒形巻線体に関するものである。 円筒形巻線体は、従来から押々のものが知られている。 たとえば、米国特許第3,1 9 1,0 8 1号(
対応特許:特公昭3B−21 51号公報)には、導線
をジグザグ状に整列巻きして円筒形巻線体を製造する方
法が開示され、米国特お第5,66 0,6 6 8号
(対応特許:特公昭51−38881号公報)には、導
線をビンに係止してジグザグ巻きをし、順次係合位置を
変えながら、巻線を行なって行くステップ巻きの円筒形
巻線体を製造する方法が開示され、米国特許第3,6
9 4,6 8 4号、米国特オ′1第5,4 4 1
,7 6 1号には、断面が菱形、六角形の巻心に線輪
を巻き付けて、原始線輪を製作し、この原始線輪を押し
つぶして円筒形巻線体を製造する方法が開示され、この
他に、特公昭55−2421号公報のように矩形渦巻形
の単線輪を円筒面に貼り付けて、円筒形巻線体を製造す
る方法がある。いずれの製造方法にも、コイルの厚さを
薄くして空助・を小さくするようになされているが、円
筒形巻線体の軸方向への投影形状Fi菱形又はそれに類
似した形状のものである。 周知のようにトルクTは、 2πa Bg・・・空隙磁束密度 S・・・空隙有効面積 ■・・・電流 2・・・総水体数 a・・・併動回路数 で与えられ、トルクTは円筒形巻線体の軸方向への投影
形状が矩形の場合が最大となり、上記投影形状が菱形の
ものでは、上記矩形のものに比較して2分の1となる。 よって、円筒形巻線体の巻回においては、その軸方向へ
の投影形状を矩形に近づけることが要求される。 第1図は、投影形状が矩形となる場合の円筒形巻線体の
構゛成を説明する模式図である。この矩形状の投影形状
を治する円筒形巻線体は、円柱治具1の周面に沿って、
その軸心と平行に導INIlj!2を巻回し、端面6,
4において、中心を辿るように直角に折り曲けて、これ
をその周回り方向に繰返し行なって構成するものである
から、円柱治具1の軸線部5,60部分で導線が集中し
て重なり、実用に供し鈎1いという欠点がある。 矩形状の投影( Projection )形状をイj
する円筒形巻線体としては、端縁に沿わせる構成のもの
も考えられるが、この場合には、端縁において導線が集
中して京なり合って実用に供し卸い。 第2図は米国特許第3,191,081号等で示される
円筒状巻線体の構成で、円柱状治具1の周面に、導線2
を菱形形状に巻回し、円筒形巻線体全形成した図を示す
ものである。導線2を菱形形状に巻回して、円筒状巻線
体を形成した場合には、導線2が集中して重なり合うと
いうことは避けられるが、発生トルクが投影形状が矩形
のものの2分の1となり、効率の血において芳しくない
ものとなる。 第6図は、米国特d1・第6,793,548号に示さ
れる円筒形巻線体の構成で、第2図において4<シた鉤
形形状の巻回による円筒形巻線体の改良形即ち投影肘状
を周方向に六角形状にして矩形に近づけるようにしたも
のを示すものであるが、端縁7,8に治わせる構成であ
るために、符号9゜10で示すように、この部分で導、
ti!2が集中してホなり合うために、線輪は円筒面か
ら浮き上った形となり、中空円筒形線輪の形成は1難で
あり、実用に供し難い。 本発明は、上記従来技術の有する欠点に艦みてなされた
もので、本発明の目的は、実用に供することができ、か
つ、発生するトルクの増大化をも図った有底状円筒形巻
線体を提供することにある。ここで有底状円筒形巻線体
とは、孔、間隙、凹凸Id、あるが概略カップ状を呈す
るものをいう。 以下に本発明に係る有底状円筒形巻線体の実施例を図m
1に基づいて、i9明する。 第4図は本発明に係る円筒形巻線体の製造製筒の要部を
示すもので、11は占1台、12Fi円柱状治具、16
はワインティングヘッド、14゜15はボストであって
、このボスト14は基台11に固定され、ボスト15は
案内筒16とともに基台11を貫通して基台11に着脱
可能に装着され、上下端に肩19.20をイ1する円柱
状治具12は案内筒16に支承されて、図示を略すモー
タによって回転駆動きれるようになっている。このボス
ト14.15には、ゴム、プラスチックス等の弾性体か
ら形成された弾性ローラ17.18が回転自在に支承さ
れている。 ボスト14.15は、弾1゛1−ローラ17,1Bが円
柱状治JA12に圧接さ才するように、・くネ性が付与
されでおυ、胛性ローラ1’7.18は円柱状治具12
に圧接されて圧接変形するものである。そして、この弾
性ローラ17,18は導線を巻回する際の導線の滑落防
止および後述の線帯形成の機能を翁する部材となる。円
柱状治具12の両端部に形成された肩19と肩20には
ワインディングヘッド16によって案内された導線21
が係止される。この肩20の傾斜は、肩19の傾斜より
も大とされており、弾性ローラ17,18は、肩19.
20に臨む位置で、円柱状治具12の周面12aに圧接
されるものである。ワインディングヘッド16は、軸線
tを中心軸にして、矢印入方向に回転するように芒れ、
導19!J21は円柱状治具12の軸心に対して斜めに
巻回されるようになっている。導線21としては、直径
が0.25 ミIjメートル以下の溶着線を用いるのが
望捷しい。導線21は上述したように円柱状治具12の
軸心に対して斜めに巻回されるものであるが、この巻回
に従って肩19の側においては矢印B方向に、肩20の
側においては矢印C方向に導線が巻回位置からズレるよ
うにして移動するので肩19の側においては符号■、■
、■の順番に、また肩20の側においては、符号■′、
■′、■′のμm(1番に巻回され、さらに円柱状治具
の周面12aにおいては導線21が互いに交叉するよう
に巻回されて、線帯22が形成される。との線帯22は
例えばワインディングヘッド13を数十回回転させるこ
とにより導m21を帯状に溶着形成したもので、円柱状
治具12を所定分割角度ずつ間欠泊1転させながら、上
記線帯22を次々に形成し、これらを所定角度ずらせて
積層することによって第5図に示されるような円筒状巻
線体が形成される。 該巻線体の構成についてさらに畦しく述べると、円柱状
治具12の肩19の側においては、上記線帯22の弧部
23が上述したように所定角度ずらされた状態で積層さ
れて肩部27を構成するものであるが、上記弦部23i
’l:第7図に示すように導線21が■、Q)、■の順
番に肩19の外側から次第に中心方向の内側に向かつて
弧状にかつ整列状に巻回されて形成されるので、導線2
1は巻回の進行に伴なって弧部26の長さが順次増大す
るように巻回されることになる。 また円柱状治具12の肩20の側においては、上記線帯
21の周縁部24が上記と同様に所定角度ずらされた状
態で積層されて開口部28を構成するものであるが、上
記周縁部24は第7図に示すように導線21が■′、釘
、ヴの順番に円周方向に沿って、かつ軸方向に対しては
肩19からみて遠ざかる方向に積み重ねられるようにし
て巻回されるので、導線21の巻回の進行に伴なって周
縁部24はその長さがllllj次増大するように巻回
されることになる。 さらに、円柱状治具12の周面12aにおいては、導線
21が上記弧部23から周縁部24にわたって連続巻回
されるように円筒面12aに沿−て傾斜して巻回されて
形成された傾斜部22が上記と同様に所定角用−ずらさ
れた状態で積層されて円筒部29が構成される。上記傾
斜部22において、導線21は第7図に示すσ′。 @’、 ■”のように互に交叉して巻回されるものであ
るが、この交叉は第8図のようにその交叉点が少しずつ
ずれるので、巻線体の円筒部29の厚さがその半径方向
に今Pi、 くなることがirけられ、巻線体を薄く構
Iあすることができる。 上述したように上記弧部23が弧状に、また周縁部24
が円周方向にそれぞれ巻回されるようになるのは、弾性
ローラ17.iElが円柱状治具12のIi’i+而1
2a面圧接されて該周面12aに喰い込むように変形す
ることによるものである。このように弧部23が弧状に
寸た周縁部24が円周方向にそれぞれ巻回されることに
よって、この円筒状巻線体C11、ai+述した軸方向
への投影形状を、より矩形に近いものとすることができ
たものであり、しかも第5図の符号9゜10のように導
線の集中を生じるといった欠点を触法することができた
ものでろる。 また、円柱状治具12の円筒面は凸状である関係上・上
記傾斜部22における導線21の交叉Its lJi
fi1部22の中央で生ずるよりもむしろローラ17,
18と肩19,20の接触部に近いところに発生する現
象を呈するものであり、巻脚体の円筒部29においても
上記導体21が交叉するところを除いて整列状に形成さ
れた線帯によって大部分が構成されることになる。 第5図において、25はタップ出しの端末線であり、必
要に応じて開口部28を僅かに囲き、)r! 19の側
からこの円筒形巻線体を抜き取るものである。 以上のffv明においてはワインティングヘッドを用い
るいわゆるフライ巻きによる円筒形巻線体の形成につい
て説明したが、例えば第4P;4において円柱状治具1
2と弾性ローラ17,18を一体的にして治具12の軸
心を中心に回転させ、該軸心上を導線21を上記回転に
同期させて細心方向に揺動させるようにして導線21を
巻回するいわゆるジグザグ巻きの方法によっても、同様
な円筒形巻線体を形成することができ4)ことは勿1!
1.のことでめυ、このジグザグ巻きによって2極用の
巻線体を形成するときにはローラを2個、また4極用の
巻線体を形成するときにはローラを4個対向して用いる
ようにすればヨい。さらに、巻心をその1\モータのロ
ータ鉄心とすればスロットレスモータ用円筒形巻線体と
して用いることができるものである。 以上実施例について説明したが、本発明は、コレに限ら
ず以下のものをも含むものである。 (1) 実施例においては、肩20f:円柱状治具1
2に設ける構成としたが、とくに肩を構成することなく
導線21を円柱状治具12のIN、j面に直接係止させ
る構成とすることもできる。 (2) 特許請求の範囲は、その配列順序に関しては
、全体としての傾向を示すにとどまるもので、その巻線
21の巻回に伴う配列順序が全体としてこの傾向を呈す
る円筒状巻線体を含むものである。 本発明位、以上説明したことから明らかなように、導線
が一箇所において年中して重なり合うことがなく円筒面
では線帯を形成し、コイル厚さが蒲<、エアギャップを
小さくすることができ、かつ、矩形状にできうる限υ近
づける形状となっているから、発生トルクも菱形のもの
に較べて大きなものとすることができるという効果を秦
する。 4図面の簡単な説明 第1図ないし第6図は従来の円筒形巻線体の斜視図、 第4図は本発明に係る円筒形巻線体の製作に使用する装
置の要部構成図、 第5図は円柱状治具に巻き何けられた導線の巻回状部を
示す斜視図、 第6図は円柱状治具に巻回する状態を説明するための説
明図、 第7図はその導線の要部展開図、 第8図は第7図の部分拡大図 である。 12・・・円柱状治具 19.20・・・眉 21・・・導線 23・・・技部 24・・・周縁部 特 許 出願人 エンタック株式会社(外1名)
、 第4図は本発明に係る円筒状巻線体の製作に使用する装
置の要部構成図、 第5図は円柱状治具に巻き付けらねた素線の巻回状態を
示す斜視図、 第6図は円柱状治具に巻回する状態を説明するための説
明図、 第7図はその素線の要部展開図、 第8図は第7図の部分拡大図 である。 12・・・円柱状治具 19.20・・・肩 21・・・素線 22・・・素線帯 23・・・弧部 −24・・・局部 (外1名2 3−5 FA 25 オフ 図 9 手続補正書 昭和58年11月26日 特許庁長官・轡利長殿 ■事件の表示11(イ和57年特許願第147989号
2°発″A″名杓゛8筒形巻線体 3、補f1・:する者 1j1゛イ′1との関係 特許出願人 名称 エンタック株式会社 (2) 添附図面(第1図、第4図、第5図、第7図
)7、補正の内容 (! (2)明細書全文を別紙の通り補正する。 (3) 第1図、第4図、第5図、第7 +:=lを
添附の通シ補正する。 明 細 書 1発明の名称 円筒形巻線体 2、特許請求の範囲 (1) 導線を複数回巻回して形成した線帯を順次回
転軸を中心に所定角度ずらせて積層するようになニー、
一方を肩部、他方を開口部、これらの中間を円筒部とし
た有底状円筒形巻線体であって、 前記巻線体の肩部は前記導瑯を弧状に巻回して形成した
前記線帯の弧部をずらして積層することによって、 前記巻線体の円筒部は前記導線を前記弧部に連続して円
筒面をなすように傾斜させて巻回して形成した前記線帯
の傾斜部をずらせて積層することによって、 前記巻線体の開ロ部tユ前記導線を前記傾斜部に連続し
て円周方向に巻1p1シて形成1した前記線帯の周縁部
をずらせて積層することによってそれぞれ格成し、 前記導線の巻回の通行に伴って前記線帯の弧部および周
縁部を構成する導線はその長さを順次増大させるように
するとともに、 前記線帯の傾斜部は該傾斜部を構成する各導線が互いに
交叉していることを特徴とする円筒形@縁体。 3、明の詳細な説明 筒形巻線体に関するものである。 円筒形巻線体は、従来から押々のものが知られている。 たとえば、米国特許第3,1 9 1,0 8 1号(
対応特許:特公昭3B−21 51号公報)には、導線
をジグザグ状に整列巻きして円筒形巻線体を製造する方
法が開示され、米国特お第5,66 0,6 6 8号
(対応特許:特公昭51−38881号公報)には、導
線をビンに係止してジグザグ巻きをし、順次係合位置を
変えながら、巻線を行なって行くステップ巻きの円筒形
巻線体を製造する方法が開示され、米国特許第3,6
9 4,6 8 4号、米国特オ′1第5,4 4 1
,7 6 1号には、断面が菱形、六角形の巻心に線輪
を巻き付けて、原始線輪を製作し、この原始線輪を押し
つぶして円筒形巻線体を製造する方法が開示され、この
他に、特公昭55−2421号公報のように矩形渦巻形
の単線輪を円筒面に貼り付けて、円筒形巻線体を製造す
る方法がある。いずれの製造方法にも、コイルの厚さを
薄くして空助・を小さくするようになされているが、円
筒形巻線体の軸方向への投影形状Fi菱形又はそれに類
似した形状のものである。 周知のようにトルクTは、 2πa Bg・・・空隙磁束密度 S・・・空隙有効面積 ■・・・電流 2・・・総水体数 a・・・併動回路数 で与えられ、トルクTは円筒形巻線体の軸方向への投影
形状が矩形の場合が最大となり、上記投影形状が菱形の
ものでは、上記矩形のものに比較して2分の1となる。 よって、円筒形巻線体の巻回においては、その軸方向へ
の投影形状を矩形に近づけることが要求される。 第1図は、投影形状が矩形となる場合の円筒形巻線体の
構゛成を説明する模式図である。この矩形状の投影形状
を治する円筒形巻線体は、円柱治具1の周面に沿って、
その軸心と平行に導INIlj!2を巻回し、端面6,
4において、中心を辿るように直角に折り曲けて、これ
をその周回り方向に繰返し行なって構成するものである
から、円柱治具1の軸線部5,60部分で導線が集中し
て重なり、実用に供し鈎1いという欠点がある。 矩形状の投影( Projection )形状をイj
する円筒形巻線体としては、端縁に沿わせる構成のもの
も考えられるが、この場合には、端縁において導線が集
中して京なり合って実用に供し卸い。 第2図は米国特許第3,191,081号等で示される
円筒状巻線体の構成で、円柱状治具1の周面に、導線2
を菱形形状に巻回し、円筒形巻線体全形成した図を示す
ものである。導線2を菱形形状に巻回して、円筒状巻線
体を形成した場合には、導線2が集中して重なり合うと
いうことは避けられるが、発生トルクが投影形状が矩形
のものの2分の1となり、効率の血において芳しくない
ものとなる。 第6図は、米国特d1・第6,793,548号に示さ
れる円筒形巻線体の構成で、第2図において4<シた鉤
形形状の巻回による円筒形巻線体の改良形即ち投影肘状
を周方向に六角形状にして矩形に近づけるようにしたも
のを示すものであるが、端縁7,8に治わせる構成であ
るために、符号9゜10で示すように、この部分で導、
ti!2が集中してホなり合うために、線輪は円筒面か
ら浮き上った形となり、中空円筒形線輪の形成は1難で
あり、実用に供し難い。 本発明は、上記従来技術の有する欠点に艦みてなされた
もので、本発明の目的は、実用に供することができ、か
つ、発生するトルクの増大化をも図った有底状円筒形巻
線体を提供することにある。ここで有底状円筒形巻線体
とは、孔、間隙、凹凸Id、あるが概略カップ状を呈す
るものをいう。 以下に本発明に係る有底状円筒形巻線体の実施例を図m
1に基づいて、i9明する。 第4図は本発明に係る円筒形巻線体の製造製筒の要部を
示すもので、11は占1台、12Fi円柱状治具、16
はワインティングヘッド、14゜15はボストであって
、このボスト14は基台11に固定され、ボスト15は
案内筒16とともに基台11を貫通して基台11に着脱
可能に装着され、上下端に肩19.20をイ1する円柱
状治具12は案内筒16に支承されて、図示を略すモー
タによって回転駆動きれるようになっている。このボス
ト14.15には、ゴム、プラスチックス等の弾性体か
ら形成された弾性ローラ17.18が回転自在に支承さ
れている。 ボスト14.15は、弾1゛1−ローラ17,1Bが円
柱状治JA12に圧接さ才するように、・くネ性が付与
されでおυ、胛性ローラ1’7.18は円柱状治具12
に圧接されて圧接変形するものである。そして、この弾
性ローラ17,18は導線を巻回する際の導線の滑落防
止および後述の線帯形成の機能を翁する部材となる。円
柱状治具12の両端部に形成された肩19と肩20には
ワインディングヘッド16によって案内された導線21
が係止される。この肩20の傾斜は、肩19の傾斜より
も大とされており、弾性ローラ17,18は、肩19.
20に臨む位置で、円柱状治具12の周面12aに圧接
されるものである。ワインディングヘッド16は、軸線
tを中心軸にして、矢印入方向に回転するように芒れ、
導19!J21は円柱状治具12の軸心に対して斜めに
巻回されるようになっている。導線21としては、直径
が0.25 ミIjメートル以下の溶着線を用いるのが
望捷しい。導線21は上述したように円柱状治具12の
軸心に対して斜めに巻回されるものであるが、この巻回
に従って肩19の側においては矢印B方向に、肩20の
側においては矢印C方向に導線が巻回位置からズレるよ
うにして移動するので肩19の側においては符号■、■
、■の順番に、また肩20の側においては、符号■′、
■′、■′のμm(1番に巻回され、さらに円柱状治具
の周面12aにおいては導線21が互いに交叉するよう
に巻回されて、線帯22が形成される。との線帯22は
例えばワインディングヘッド13を数十回回転させるこ
とにより導m21を帯状に溶着形成したもので、円柱状
治具12を所定分割角度ずつ間欠泊1転させながら、上
記線帯22を次々に形成し、これらを所定角度ずらせて
積層することによって第5図に示されるような円筒状巻
線体が形成される。 該巻線体の構成についてさらに畦しく述べると、円柱状
治具12の肩19の側においては、上記線帯22の弧部
23が上述したように所定角度ずらされた状態で積層さ
れて肩部27を構成するものであるが、上記弦部23i
’l:第7図に示すように導線21が■、Q)、■の順
番に肩19の外側から次第に中心方向の内側に向かつて
弧状にかつ整列状に巻回されて形成されるので、導線2
1は巻回の進行に伴なって弧部26の長さが順次増大す
るように巻回されることになる。 また円柱状治具12の肩20の側においては、上記線帯
21の周縁部24が上記と同様に所定角度ずらされた状
態で積層されて開口部28を構成するものであるが、上
記周縁部24は第7図に示すように導線21が■′、釘
、ヴの順番に円周方向に沿って、かつ軸方向に対しては
肩19からみて遠ざかる方向に積み重ねられるようにし
て巻回されるので、導線21の巻回の進行に伴なって周
縁部24はその長さがllllj次増大するように巻回
されることになる。 さらに、円柱状治具12の周面12aにおいては、導線
21が上記弧部23から周縁部24にわたって連続巻回
されるように円筒面12aに沿−て傾斜して巻回されて
形成された傾斜部22が上記と同様に所定角用−ずらさ
れた状態で積層されて円筒部29が構成される。上記傾
斜部22において、導線21は第7図に示すσ′。 @’、 ■”のように互に交叉して巻回されるものであ
るが、この交叉は第8図のようにその交叉点が少しずつ
ずれるので、巻線体の円筒部29の厚さがその半径方向
に今Pi、 くなることがirけられ、巻線体を薄く構
Iあすることができる。 上述したように上記弧部23が弧状に、また周縁部24
が円周方向にそれぞれ巻回されるようになるのは、弾性
ローラ17.iElが円柱状治具12のIi’i+而1
2a面圧接されて該周面12aに喰い込むように変形す
ることによるものである。このように弧部23が弧状に
寸た周縁部24が円周方向にそれぞれ巻回されることに
よって、この円筒状巻線体C11、ai+述した軸方向
への投影形状を、より矩形に近いものとすることができ
たものであり、しかも第5図の符号9゜10のように導
線の集中を生じるといった欠点を触法することができた
ものでろる。 また、円柱状治具12の円筒面は凸状である関係上・上
記傾斜部22における導線21の交叉Its lJi
fi1部22の中央で生ずるよりもむしろローラ17,
18と肩19,20の接触部に近いところに発生する現
象を呈するものであり、巻脚体の円筒部29においても
上記導体21が交叉するところを除いて整列状に形成さ
れた線帯によって大部分が構成されることになる。 第5図において、25はタップ出しの端末線であり、必
要に応じて開口部28を僅かに囲き、)r! 19の側
からこの円筒形巻線体を抜き取るものである。 以上のffv明においてはワインティングヘッドを用い
るいわゆるフライ巻きによる円筒形巻線体の形成につい
て説明したが、例えば第4P;4において円柱状治具1
2と弾性ローラ17,18を一体的にして治具12の軸
心を中心に回転させ、該軸心上を導線21を上記回転に
同期させて細心方向に揺動させるようにして導線21を
巻回するいわゆるジグザグ巻きの方法によっても、同様
な円筒形巻線体を形成することができ4)ことは勿1!
1.のことでめυ、このジグザグ巻きによって2極用の
巻線体を形成するときにはローラを2個、また4極用の
巻線体を形成するときにはローラを4個対向して用いる
ようにすればヨい。さらに、巻心をその1\モータのロ
ータ鉄心とすればスロットレスモータ用円筒形巻線体と
して用いることができるものである。 以上実施例について説明したが、本発明は、コレに限ら
ず以下のものをも含むものである。 (1) 実施例においては、肩20f:円柱状治具1
2に設ける構成としたが、とくに肩を構成することなく
導線21を円柱状治具12のIN、j面に直接係止させ
る構成とすることもできる。 (2) 特許請求の範囲は、その配列順序に関しては
、全体としての傾向を示すにとどまるもので、その巻線
21の巻回に伴う配列順序が全体としてこの傾向を呈す
る円筒状巻線体を含むものである。 本発明位、以上説明したことから明らかなように、導線
が一箇所において年中して重なり合うことがなく円筒面
では線帯を形成し、コイル厚さが蒲<、エアギャップを
小さくすることができ、かつ、矩形状にできうる限υ近
づける形状となっているから、発生トルクも菱形のもの
に較べて大きなものとすることができるという効果を秦
する。 4図面の簡単な説明 第1図ないし第6図は従来の円筒形巻線体の斜視図、 第4図は本発明に係る円筒形巻線体の製作に使用する装
置の要部構成図、 第5図は円柱状治具に巻き何けられた導線の巻回状部を
示す斜視図、 第6図は円柱状治具に巻回する状態を説明するための説
明図、 第7図はその導線の要部展開図、 第8図は第7図の部分拡大図 である。 12・・・円柱状治具 19.20・・・眉 21・・・導線 23・・・技部 24・・・周縁部 特 許 出願人 エンタック株式会社(外1名)
Claims (1)
- (1) 円柱状治具に巻回されて形成される円筒状巻
線体であって、該円筒状巻線体は、素線が集中して巻回
された素線帯を有し、前記円柱状治具は、その軸方向端
面に前記円筒状巻線体の素線を係止する肩部を有し、前
記素線帯は前記円柱状治具の周回り方向に所定間隔をあ
けて形成され、前記素線はその一部が前記肩部に係止さ
れて前記素線帯の弧部を構成すると共に、前記円柱状治
具の軸方向であって前記局部から離1%した前記円柱状
治具の周面にその周回り方向に沿って延びて前記素線帯
の周部ケ構成し、 前記弧部は前記素線の巻回の進行に伴なってその弦長が
断時増大する構成とされると共にml記局部も前記素砦
の巻回の進行に伴なって断時増大する構成とされ、 前記素線帯は、前記局部と前記弧部との間で、前記円柱
状治具の局面に沿って該円柱状治具の軸線に刻して斜め
に傾斜させる傾斜部を有し、 該傾斜部は、該傾斜部を構成する各素線が互いに交差し
ていることを性徴とする円筒状巻線体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57147989A JPS5937866A (ja) | 1982-08-26 | 1982-08-26 | 円筒状巻線体 |
GB08318387A GB2126797B (en) | 1982-07-07 | 1983-07-07 | Rotor/stator winding and method and apparatus for producing same |
US06/511,687 US4538083A (en) | 1982-07-07 | 1983-07-07 | Rotor/stator winding and method and apparatus for producing same |
US06/592,779 US4607803A (en) | 1982-07-07 | 1984-03-26 | Rotor/stator winding and method and apparatus for producing same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57147989A JPS5937866A (ja) | 1982-08-26 | 1982-08-26 | 円筒状巻線体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5937866A true JPS5937866A (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=15442639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57147989A Pending JPS5937866A (ja) | 1982-07-07 | 1982-08-26 | 円筒状巻線体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017187299A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 日立金属株式会社 | トルクセンサ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4992503A (ja) * | 1972-09-01 | 1974-09-04 | ||
JPS552205B2 (ja) * | 1977-02-22 | 1980-01-18 |
-
1982
- 1982-08-26 JP JP57147989A patent/JPS5937866A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4992503A (ja) * | 1972-09-01 | 1974-09-04 | ||
JPS552205B2 (ja) * | 1977-02-22 | 1980-01-18 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017187299A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 日立金属株式会社 | トルクセンサ |
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