JPS5937595Y2 - 冷却設備 - Google Patents
冷却設備Info
- Publication number
- JPS5937595Y2 JPS5937595Y2 JP12084779U JP12084779U JPS5937595Y2 JP S5937595 Y2 JPS5937595 Y2 JP S5937595Y2 JP 12084779 U JP12084779 U JP 12084779U JP 12084779 U JP12084779 U JP 12084779U JP S5937595 Y2 JPS5937595 Y2 JP S5937595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- water tank
- temperature
- radiator
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷却設備に関するものである。
水資源に恵寸れない中東など殆んどの発展途上国に設置
され且つ多量の冷却を必要とする各種のプラント(被冷
却装置)では、いわゆるラジェータ方式による冷却を採
用している。
され且つ多量の冷却を必要とする各種のプラント(被冷
却装置)では、いわゆるラジェータ方式による冷却を採
用している。
すなわち第1図に示すように、屋内に設けたパワープラ
ント1と、屋外に設けたラジェータ2との間に冷却水循
環配管3を設け、ラジェータ2で冷却した低温の冷却水
をパワープラント1に供給すると共に、パワープラント
1で使用し高温になった冷却水をラジェータ2に戻して
いる。
ント1と、屋外に設けたラジェータ2との間に冷却水循
環配管3を設け、ラジェータ2で冷却した低温の冷却水
をパワープラント1に供給すると共に、パワープラント
1で使用し高温になった冷却水をラジェータ2に戻して
いる。
しかしこの場合、ラジェータ2においては外気を冷却水
管に吹きつげて冷却する方式であるため、日中の気温の
高い地域で必要な温度の冷却水を得るには、日中の最高
気温のときにパワープラント1を満たすような設計が必
要であることから、美大な冷却面積をもつラジェータ2
が必要となり、設備費を高くする結果になる。
管に吹きつげて冷却する方式であるため、日中の気温の
高い地域で必要な温度の冷却水を得るには、日中の最高
気温のときにパワープラント1を満たすような設計が必
要であることから、美大な冷却面積をもつラジェータ2
が必要となり、設備費を高くする結果になる。
l!た砂漠地帯などでは、特に冬期の気温はかなり低く
なるが、第1図に示すような直結冷却方式を採用してい
る現状では、パワープラント1の稼動中においてはラジ
ェータ2を停止することはできず、モータ電力を節約で
きないのみならず、ラジェータ2の冷却水管内を循環す
る水量は僅少になり、メンテナンス上も好渣しくない。
なるが、第1図に示すような直結冷却方式を採用してい
る現状では、パワープラント1の稼動中においてはラジ
ェータ2を停止することはできず、モータ電力を節約で
きないのみならず、ラジェータ2の冷却水管内を循環す
る水量は僅少になり、メンテナンス上も好渣しくない。
本考案は上記問題点を解決し得る冷却設備を提案するも
ので、以下その一実施例を第2図〜第4図に基づいて説
明する。
ので、以下その一実施例を第2図〜第4図に基づいて説
明する。
10は被冷却装置の一例であるパワープラントで、建屋
11内に配設される。
11内に配設される。
12は地中に埋設した水槽で、パワープラント10との
間に冷却水循環配管13が設げられる。
間に冷却水循環配管13が設げられる。
この冷却水循環配管13は、ポンプ14を有する供給管
部15と、排出管部16とから構成され、さらに両管部
15゜16間の中間は、バイパス管部17と温調弁18
とを介して連通される。
部15と、排出管部16とから構成され、さらに両管部
15゜16間の中間は、バイパス管部17と温調弁18
とを介して連通される。
19は屋外に設けたラジェータで、水槽12との間に別
の冷却水循環配管20が設けられる。
の冷却水循環配管20が設けられる。
この別の冷却水循環配管20ば、ポンプ21を有する供
給管部22と排出管部23とから構成される。
給管部22と排出管部23とから構成される。
24は冷却水を示す。前記水槽12に並設して、地中に
埋設した補助水槽25が設げられる。
埋設した補助水槽25が設げられる。
この補助水槽25には補給水26が貯蔵されており、曾
た水槽12に、ポンプ27(省略してもよい)と弁28
とを有する補給水管29を介して連通している。
た水槽12に、ポンプ27(省略してもよい)と弁28
とを有する補給水管29を介して連通している。
前記補助水槽29は、例えば建屋11の屋根30などか
ら自然に回収できる雨水31などを長期間に貯蔵してい
る。
ら自然に回収できる雨水31などを長期間に貯蔵してい
る。
上記構成の冷却設備によると、パワープラント10の稼
動中において、ポンプ14を駆動させることにより、冷
却水循環配管13を介して冷却水24を循環させ、以っ
てこのパワープラント10を冷却させ得る。
動中において、ポンプ14を駆動させることにより、冷
却水循環配管13を介して冷却水24を循環させ、以っ
てこのパワープラント10を冷却させ得る。
これにより冷却水24は次第に昇温するが、降温は、ラ
ジェータ19を作動し、ポンプ21を駆動して水槽12
内の冷却水24を別の冷却水循環配管20内を循環させ
ることにより可能となる。
ジェータ19を作動し、ポンプ21を駆動して水槽12
内の冷却水24を別の冷却水循環配管20内を循環させ
ることにより可能となる。
第3図は熱帯地方の気温の日較差が示されている。
ここでイは夏場の日較差で且つイ′はその平均値であり
、筐た口は冬場の日較差で且つ口′はその平均値である
。
、筐た口は冬場の日較差で且つ口′はその平均値である
。
また第4図に平均気温の年較差が示されている。
ここでハは地表面温度、二は地下0.2m温度、ホは地
下0.3 m温度、へは地下0.4m温度、トは地下0
.57FZ温度を示す。
下0.3 m温度、へは地下0.4m温度、トは地下0
.57FZ温度を示す。
地域にもよるが、熱帯地方の気温の日較差(第3図)は
20〜30℃、平均気温の年較差(第4図)は20℃も
ある。
20〜30℃、平均気温の年較差(第4図)は20℃も
ある。
さらに地質にもよるが、地中の土の温度は、地表面温度
の激しい変化にも拘らず50〜100cmの深さ普で掘
ると外気の平均温度にほぼ等しくなっている。
の激しい変化にも拘らず50〜100cmの深さ普で掘
ると外気の平均温度にほぼ等しくなっている。
これら日較差、年較差、そして地中温度に着目して、外
気温度が低い時刻に前述したようにラジェータ19を作
動させて冷却水24をつくり、これを水槽12に貯めて
おき、外気温度が高いときにはその貯えられた冷却水2
4は活用するようにする。
気温度が低い時刻に前述したようにラジェータ19を作
動させて冷却水24をつくり、これを水槽12に貯めて
おき、外気温度が高いときにはその貯えられた冷却水2
4は活用するようにする。
例えば年中で最も平均気温の高い日の日較差をペースに
、その日でも一定の温度をもつ一定量の冷却水24を供
給できるよう計算された水槽12を設ければ、ラジェー
タ19の冷却面積はほぼその日の平均気温をペースし選
定できるから、現装の容量ペースからは大幅に小型化で
きる。
、その日でも一定の温度をもつ一定量の冷却水24を供
給できるよう計算された水槽12を設ければ、ラジェー
タ19の冷却面積はほぼその日の平均気温をペースし選
定できるから、現装の容量ペースからは大幅に小型化で
きる。
加えて、このように定められたラジェータ19では、日
中の気温の低い日には、水槽12の冷却水温度が成る一
定の温度に上昇するlではラジェータ19の稼動を停止
し得、これにより大幅な電力節減ができる。
中の気温の低い日には、水槽12の冷却水温度が成る一
定の温度に上昇するlではラジェータ19の稼動を停止
し得、これにより大幅な電力節減ができる。
普た水槽12は、深さによって地中冷却も期待できるか
ら、この因子を考慮すると更にラジェータ19の小型化
、消費電力の節減ができる。
ら、この因子を考慮すると更にラジェータ19の小型化
、消費電力の節減ができる。
なお水槽12の冷却水24の温度よりも補助水槽25の
補給水26の温度が低いときのみ、この補給水26を水
槽12に供給、または冷却水24と置換すれば、その効
果分だげさらに小型のラジェータ19で消費電力の削減
ができる。
補給水26の温度が低いときのみ、この補給水26を水
槽12に供給、または冷却水24と置換すれば、その効
果分だげさらに小型のラジェータ19で消費電力の削減
ができる。
第5図〜第7図は別の実施例を示している。
すなわち第5図に示すように、パワープラント10の下
に水槽12を設けている。
に水槽12を設けている。
これによると、諸諸の事情で水槽を屋外地下に設けられ
ぬ場合に、パワープラント10の諸機械設置のために元
々必要な基礎の各台数間のスペースや基礎自体を活用し
て水槽12を設けている。
ぬ場合に、パワープラント10の諸機械設置のために元
々必要な基礎の各台数間のスペースや基礎自体を活用し
て水槽12を設けている。
すなわち第6図はコンクリート基礎32の中間スペース
を利用して水槽12を設けており、また第7図は基礎3
2自体に水槽12を設けている。
を利用して水槽12を設けており、また第7図は基礎3
2自体に水槽12を設けている。
このような活用の仕方によっては、地下水槽を作る費用
を、はとんど零が大幅に削減できることにもなる。
を、はとんど零が大幅に削減できることにもなる。
以上述べたように本考案によると、被冷却装置の稼動中
において、この被冷却装置と水槽とを連通ずる冷却水循
環配管のポンプのみを単独運転させることにより、この
冷却水循環配管を介して水槽から送られてくる冷却水に
よって被冷却装置による充分な冷却を行なうことができ
る。
において、この被冷却装置と水槽とを連通ずる冷却水循
環配管のポンプのみを単独運転させることにより、この
冷却水循環配管を介して水槽から送られてくる冷却水に
よって被冷却装置による充分な冷却を行なうことができ
る。
これにより水槽の冷却水は次第に昇降するが、その降温
は、外気温度などの条件から最も好ましい時間(例えば
夜間)に、2ジエータを作動させると共に、このラジェ
ータと水槽とを連通ずる別の冷却水循環配管のポンプを
運転させることにより、この冷却水を別の冷却水循環配
管を介して循環させながらラジェータを通して行なうこ
とができる。
は、外気温度などの条件から最も好ましい時間(例えば
夜間)に、2ジエータを作動させると共に、このラジェ
ータと水槽とを連通ずる別の冷却水循環配管のポンプを
運転させることにより、この冷却水を別の冷却水循環配
管を介して循環させながらラジェータを通して行なうこ
とができる。
したがって、最も好ましい時間で且つ必要な時間だけラ
ジェータを作動させて冷却水を作り、この冷却水を水槽
にためておいて被冷却装置に活用することができること
から、昼夜をとわず常にラジェータを作動させる必要の
ある従来形式に比べて、ラジェータの小型化、消費電力
の節減を可能にできる。
ジェータを作動させて冷却水を作り、この冷却水を水槽
にためておいて被冷却装置に活用することができること
から、昼夜をとわず常にラジェータを作動させる必要の
ある従来形式に比べて、ラジェータの小型化、消費電力
の節減を可能にできる。
また水槽を地中に埋設することによって、その深さに応
じて埼却水の地中冷却ならびに外気による昇温防止も期
待できる。
じて埼却水の地中冷却ならびに外気による昇温防止も期
待できる。
第1図は従来の一例を示す概略正面図、第2図〜第4図
は本考案の一実施例を示し、第2図は概略正面図、第3
図、第4図はグラフ図、第5図〜第7図は別の実施例を
示し、第5図は概略正面図、第6図、第7図は要部の正
面図である。 10・・・・・・パワープラント(被冷却装置)、12
・・・・・・水槽、13・・・・・・冷却水循環配管、
15・・・・・・供給管部、 16・・・・・・排出管部、 19・・・・・・ラジェータ、 20・・・・・・別の冷却水循環配管、 24・・・・・・冷却水、 25・・・・・・補助水槽。
は本考案の一実施例を示し、第2図は概略正面図、第3
図、第4図はグラフ図、第5図〜第7図は別の実施例を
示し、第5図は概略正面図、第6図、第7図は要部の正
面図である。 10・・・・・・パワープラント(被冷却装置)、12
・・・・・・水槽、13・・・・・・冷却水循環配管、
15・・・・・・供給管部、 16・・・・・・排出管部、 19・・・・・・ラジェータ、 20・・・・・・別の冷却水循環配管、 24・・・・・・冷却水、 25・・・・・・補助水槽。
Claims (1)
- 水槽12を地中に埋設し、この水槽12と地上の被冷却
装置10とを、ポンプ14を有する供給管部15と排出
管部16とからなる冷却水循環配管13で連通し、さら
に水槽12と地上めラジェータ19とを、ポンプ21を
有する供給管部22と排出管部23とからなる別の冷却
水循環配管20で連通したことを特徴とする冷却設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12084779U JPS5937595Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 冷却設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12084779U JPS5937595Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 冷却設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5642680U JPS5642680U (ja) | 1981-04-18 |
JPS5937595Y2 true JPS5937595Y2 (ja) | 1984-10-18 |
Family
ID=29353014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12084779U Expired JPS5937595Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 冷却設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937595Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077231B2 (ja) * | 1986-12-29 | 1995-01-30 | 小野田セメント株式会社 | 複写機用熱定着ロ−ルおよびその製造方法 |
JP6344499B1 (ja) * | 2017-04-12 | 2018-06-20 | 株式会社オンダ製作所 | 冷却水システム |
JP2018179495A (ja) * | 2018-05-11 | 2018-11-15 | 株式会社オンダ製作所 | 冷却水システム |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12084779U patent/JPS5937595Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5642680U (ja) | 1981-04-18 |
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