JPS5936308Y2 - ゴムホ−スの表面に塗布した過剰の接着剤除去具 - Google Patents
ゴムホ−スの表面に塗布した過剰の接着剤除去具Info
- Publication number
- JPS5936308Y2 JPS5936308Y2 JP13505879U JP13505879U JPS5936308Y2 JP S5936308 Y2 JPS5936308 Y2 JP S5936308Y2 JP 13505879 U JP13505879 U JP 13505879U JP 13505879 U JP13505879 U JP 13505879U JP S5936308 Y2 JPS5936308 Y2 JP S5936308Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber hose
- cylinder
- tool
- adhesive
- excess adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はゴムホース製造ラインにおいて、接着剤を満
たした槽中にゴムホースを通過させて、ゴムホース表面
に接着剤を塗布せしめ、塗布に際し、過剰にゴムホース
表面に付着した接着剤を除去するための除去具の改良に
関するものである。
たした槽中にゴムホースを通過させて、ゴムホース表面
に接着剤を塗布せしめ、塗布に際し、過剰にゴムホース
表面に付着した接着剤を除去するための除去具の改良に
関するものである。
従来かかる除去具として、フェルト材で形成した板状物
の中央にゴムホースの外径とほぼ等しい径を有する孔を
設けたものがあり、孔の中をゴムホースを通過させるこ
とにより、孔の内径部にてゴムホースの表面に付着した
ゴム糊を除去することが行なわれていた。
の中央にゴムホースの外径とほぼ等しい径を有する孔を
設けたものがあり、孔の中をゴムホースを通過させるこ
とにより、孔の内径部にてゴムホースの表面に付着した
ゴム糊を除去することが行なわれていた。
ところが、かかるフェルト材は、軟らかいのでゴムホー
スの寸法の変動やゴムホースの孔の通過位置の変動に対
してゴムホース表面を傷つけることが少いが、短時間に
て孔の径が大きくなってしまい、ゴムホースの表面に均
一に必要な厚みの接着剤を残して過剰に付着した接着剤
を拭い取れない欠点があった。
スの寸法の変動やゴムホースの孔の通過位置の変動に対
してゴムホース表面を傷つけることが少いが、短時間に
て孔の径が大きくなってしまい、ゴムホースの表面に均
一に必要な厚みの接着剤を残して過剰に付着した接着剤
を拭い取れない欠点があった。
そこで、ゴムホースの表面に過剰に付着した接着剤を拭
う目的のためフェルト材にかえてゴム板を繊維にて補強
したもの(例えばゴムベルト片)や金属板が使用されて
いる。
う目的のためフェルト材にかえてゴム板を繊維にて補強
したもの(例えばゴムベルト片)や金属板が使用されて
いる。
ところがかかる除去具は、硬いのでゴムホースが通過す
る孔の位置がずれると片コスリ現象によって接着剤の不
均一を生ずるばかりかゴムホース表面を傷つけるという
欠点があった。
る孔の位置がずれると片コスリ現象によって接着剤の不
均一を生ずるばかりかゴムホース表面を傷つけるという
欠点があった。
この考案は、かかる点に鑑み考案したものであって、径
の小さい開口部と径の大きい開口部とを有する円錐状の
筒体と、筒体の径の大きい開口部側外周面に形成したフ
ランジ状固定部とよりなり、筒体を弾性体にて形成せし
めた除去具を提案することにより、上記欠点を解消せん
としたものである。
の小さい開口部と径の大きい開口部とを有する円錐状の
筒体と、筒体の径の大きい開口部側外周面に形成したフ
ランジ状固定部とよりなり、筒体を弾性体にて形成せし
めた除去具を提案することにより、上記欠点を解消せん
としたものである。
以下、この考案の実施の1例に基づいて説明する。
1は、筒体であって、筒体1は径の小さい開口部1aと
、径の大きい開口部1bとを有する円錐状の形状よりな
り、径の小さい開口部1a付近の筒部内にて、ゴムホー
スの表面に過剰に付着した接着剤を拭い取るもので、開
口部1aの内径は通過させるゴムホースの外径に応じ決
定され、通過させるゴムホースの外径とほぼ同等かやや
小さめの径となるようにあらかじめ製作するか、筒部を
軸に対して直角方向に切断してゴムホースの外径に応じ
た開口部1aを有する筒体に形成するとよい。
、径の大きい開口部1bとを有する円錐状の形状よりな
り、径の小さい開口部1a付近の筒部内にて、ゴムホー
スの表面に過剰に付着した接着剤を拭い取るもので、開
口部1aの内径は通過させるゴムホースの外径に応じ決
定され、通過させるゴムホースの外径とほぼ同等かやや
小さめの径となるようにあらかじめ製作するか、筒部を
軸に対して直角方向に切断してゴムホースの外径に応じ
た開口部1aを有する筒体に形成するとよい。
そして、筒体1は接着剤の溶剤によって膨潤せず長時間
同一形状を維持させるため、耐油性に優れた例えば、二
l・リルゴムやふっ素ゴムなどの加硫ゴムにて形成され
ている。
同一形状を維持させるため、耐油性に優れた例えば、二
l・リルゴムやふっ素ゴムなどの加硫ゴムにて形成され
ている。
又、筒体の肉厚は同一肉厚であってもよいが第1閏に示
す如く、開口部1 bに向かうに従い肉厚に形成した方
が筒部の安定性がよい。
す如く、開口部1 bに向かうに従い肉厚に形成した方
が筒部の安定性がよい。
又、筒体1の内面側は、筒体の長手方向に沿った突条3
を間隔を置いて形成しである。
を間隔を置いて形成しである。
突条3がスペンサーの働きをし、ホース外周のどの面に
お・いても均一に必要な厚みの接着剤を通過せしめ、過
剰の接着剤を拭うことが出来る。
お・いても均一に必要な厚みの接着剤を通過せしめ、過
剰の接着剤を拭うことが出来る。
2は固定部であって筒体1の径の大きい開口部1ド側の
外周にフランジ状に筒体1と同一材料によって一体、或
は別材料にて一体に形成したものである。
外周にフランジ状に筒体1と同一材料によって一体、或
は別材料にて一体に形成したものである。
使用にあたっては、第3図にその1実施例を示す如く、
接着剤を満たした槽5の上部に筒体1を径の大きい開口
部側が下面側に、径の小さい開口部側を上面側になるよ
うに固定部2を基台6に取りつけ、接着剤を満たした槽
5を通過し、表面に過剰に接着剤が塗布されたゴムホー
ス7を筒体1の径の大きい開口側より、径の小さい開口
側へと通過させ、筒体1の径の小さい開口側の出口付近
の筒部内にて、過剰のゴム糊を拭い去るものである。
接着剤を満たした槽5の上部に筒体1を径の大きい開口
部側が下面側に、径の小さい開口部側を上面側になるよ
うに固定部2を基台6に取りつけ、接着剤を満たした槽
5を通過し、表面に過剰に接着剤が塗布されたゴムホー
ス7を筒体1の径の大きい開口側より、径の小さい開口
側へと通過させ、筒体1の径の小さい開口側の出口付近
の筒部内にて、過剰のゴム糊を拭い去るものである。
この考案の除去具はかかる槽底の如く、径の大きい開口
部と径の小さい開口部とを有する筒体となしたので、筒
体内を表面に過剰に接着剤が塗布されたゴムホースを径
の大きい開口部より径の小さい開口部に向かって通過さ
せると、筒体の内壁が少しずつ狭められて居るので筒体
の内壁の圧迫によって、引掛ることなくゴムホースの表
面に付着した接着剤を無理なく拭うことが出来る。
部と径の小さい開口部とを有する筒体となしたので、筒
体内を表面に過剰に接着剤が塗布されたゴムホースを径
の大きい開口部より径の小さい開口部に向かって通過さ
せると、筒体の内壁が少しずつ狭められて居るので筒体
の内壁の圧迫によって、引掛ることなくゴムホースの表
面に付着した接着剤を無理なく拭うことが出来る。
又、筒体を弾性体にて形成しであるので、固定部を基台
に固定して取りつけても、接着剤を拭う筒体の先端(開
口部が小さい側)が、ゴムホースの動きによく追従出来
、片コスリ現象やゴムホースの表面を傷つけることが全
くない。
に固定して取りつけても、接着剤を拭う筒体の先端(開
口部が小さい側)が、ゴムホースの動きによく追従出来
、片コスリ現象やゴムホースの表面を傷つけることが全
くない。
又筒体の内面側筒体の長手方向に沿った突条を間隔を置
いて形威しであるので、突条がスペーサーの働きをし、
ホース外周のどの面においても均一に必要な厚みの接着
剤を通過せしめると共に、過剰の接着剤は除去具とホー
スの接触人口部でバンクを形成し、該バンクの高粘度(
槽から除去具までの空気乾燥による)の接着剤を斬次前
記突条間の間隙に沿って通過せしめ新しく塗布されでく
る低い粘度の接着剤をホースに沿って滴下せしめて除去
出来る。
いて形威しであるので、突条がスペーサーの働きをし、
ホース外周のどの面においても均一に必要な厚みの接着
剤を通過せしめると共に、過剰の接着剤は除去具とホー
スの接触人口部でバンクを形成し、該バンクの高粘度(
槽から除去具までの空気乾燥による)の接着剤を斬次前
記突条間の間隙に沿って通過せしめ新しく塗布されでく
る低い粘度の接着剤をホースに沿って滴下せしめて除去
出来る。
更に筒体を軸方向に対して直角方向に切INすれば任意
の内径を有する除去具が得られ、ゴムホスの外径に合わ
せた除去具を一々用意する必要もない等の効果がある。
の内径を有する除去具が得られ、ゴムホスの外径に合わ
せた除去具を一々用意する必要もない等の効果がある。
第1図はこの考案による除去具の縦断面図、第2図は第
1図のA−A[面図、第3図はこの考案による除去具の
1実施態様の説明図。 1・・・・・・筒体、2・・・・・・固定部、3・・・
・・・突条、5・・・・・・接着剤を満たした槽、6・
・・・・・基台、7・・・・・・ゴムホース、1a・・
・・・・径の小さい開口部、2b・・・・・・径の大き
い開口部。
1図のA−A[面図、第3図はこの考案による除去具の
1実施態様の説明図。 1・・・・・・筒体、2・・・・・・固定部、3・・・
・・・突条、5・・・・・・接着剤を満たした槽、6・
・・・・・基台、7・・・・・・ゴムホース、1a・・
・・・・径の小さい開口部、2b・・・・・・径の大き
い開口部。
Claims (1)
- ゴムホースを、該ゴムホースの長手方向を垂直方向の上
向きに移動せしめて、ゴムホースの表面に塗布した過剰
の接着剤を除去する過剰の接着剤の除去具であって、径
の小さい開口部の、径の大きい開口部とを有する円錐状
の筒体と、筒体の径の大きい開口部側外周面に形成した
フランジ状固定部とよりなり、筒体を弾性体に形成する
とともに、該筒体の内面側に筒体の長手方向に沿った突
条を間隔を置いて形成したことを特徴とするゴムホース
の表面に塗布した過剰の接着剤除去具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13505879U JPS5936308Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | ゴムホ−スの表面に塗布した過剰の接着剤除去具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13505879U JPS5936308Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | ゴムホ−スの表面に塗布した過剰の接着剤除去具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5652064U JPS5652064U (ja) | 1981-05-08 |
JPS5936308Y2 true JPS5936308Y2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=29366611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13505879U Expired JPS5936308Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | ゴムホ−スの表面に塗布した過剰の接着剤除去具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936308Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949996A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-22 | Hiroyuki Kawaguchi | 印刷用ゴム凸版 |
JPS59183869A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-19 | Shinko Kosen Kogyo Kk | 線材の塗装方法 |
JPH0635213B2 (ja) * | 1987-03-03 | 1994-05-11 | 大日本スクリーン製造株式会社 | フレキソ印刷版 |
JPH0642838Y2 (ja) * | 1987-11-02 | 1994-11-09 | レンゴー株式会社 | 印刷用印版 |
JPH0734695Y2 (ja) * | 1988-04-11 | 1995-08-09 | クレハエラストマー株式会社 | 段ボール印刷用版材 |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP13505879U patent/JPS5936308Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5652064U (ja) | 1981-05-08 |
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