[go: up one dir, main page]

JPS5935773Y2 - 可撓性容器内の圧力検出装置 - Google Patents

可撓性容器内の圧力検出装置

Info

Publication number
JPS5935773Y2
JPS5935773Y2 JP14123478U JP14123478U JPS5935773Y2 JP S5935773 Y2 JPS5935773 Y2 JP S5935773Y2 JP 14123478 U JP14123478 U JP 14123478U JP 14123478 U JP14123478 U JP 14123478U JP S5935773 Y2 JPS5935773 Y2 JP S5935773Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pot
container
detection device
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14123478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5557036U (ja
Inventor
格郎 吉田
克介 江上
Original Assignee
東レエンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東レエンジニアリング株式会社 filed Critical 東レエンジニアリング株式会社
Priority to JP14123478U priority Critical patent/JPS5935773Y2/ja
Publication of JPS5557036U publication Critical patent/JPS5557036U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5935773Y2 publication Critical patent/JPS5935773Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、食品を充填した可撓性容器を加熱殺菌処理す
るために釜内鮫よび容器内の圧力と温度を検出する装置
に関するものである。
一般にレトルト食品等はプラスチック材料で形成した可
撓性容器に食品を充填し、該容器を殺菌用釜に入れ加熱
加圧処理を行っている。
この時単に釜内の圧力と温度を検出して制御しただけで
は、釜内の圧力と容器内の圧力との間に圧力差を生じ該
容器は破損してしまう。
そのため、あらかじめ殺菌処理条件と全く同じ状態で釜
内を加熱、加圧しながら釜内の圧力と温度および容器内
の圧力と温度を夫々測定して、そのデータを殺菌用釜の
制御装置に記憶させ、釜内に収納した複数の容器のうち
の1個の容器内の温度を検出し先に入力しであるデータ
と対比しながら、釜内の圧力と容器内の圧力が常に一定
の関係になるように釜内の圧力と温度を制御すれば、良
いことを見出した。
そこで釜内と容器内の圧力と温度の関係を検出する装置
として第1図のような構成の装置を作成して種種試みた
が正確な圧力と温度を検出することができなかった。
その理由を図面に基づいて説明する。
すなわち、モニター用釜1内に圧力検出器2および温度
検出器3を装着し制御装置4に接続すると共に、食品充
填容器Aに圧力検出器5および温度検出器6を装着し、
夫々制御装置4に接続して殺菌用釜内で行う殺菌処理条
件と全く同一の条件で加熱、加圧処理を行い釜1内と容
器A内の圧力と温度の関係を測定した。
しかし上述のような装置では、モニター用釜1内を処理
条件に基づいて加熱、加圧すると食品充填容器Aがプラ
スチック材料の可撓性容器であるため、外側から押圧さ
れ容器の壁部が内側に変形し内容積を減少させることに
なり容器内の圧力は実際の圧力よりも高くなる。
該圧力に基づいて釜内の圧力を制御することになるため
更にその圧力差は大きくなり正確な圧力と温度の関係が
検出できないと共に、容器を破損してしまうという問題
があった。
本考案は、上述のような問題をなりシ、釜内および可撓
性容器内の圧力と温度の関係を正確に検出することがで
きる装置を提供することを目的に検討の結果得られたも
のである。
すなわち、本考案は圧力検出器および温度検出器を装着
した釜と、棚を一体に形成し該釜に装着せしめる蓋と、
該棚に載置する圧力検出装置および該圧力検出装置に保
持された可撓性容器に装着する温度検出器とで構成せし
めると共に、前記圧力検出装置を、可撓性容器を保持し
、該容器の変形部に当接する接触片を有する腕をその一
端に揺動自在に装着せしめる台盤と、該台盤の他端に装
着せしめた前記腕の移動量を検出する変位検出器とで形
成せしめた可撓性容器内の圧力温度検出装置を提供する
ものである。
ここで圧力検出装置の台盤は、可撓性容器を載置し変位
検出器を装着できる形状であればよく、その材質は耐蝕
性のあるものを使用する必要がある。
また腕は可撓性容器の変形を正確にしかも円滑に伝達す
るため、合成樹脂等のベアリングからなるヒンジにより
台盤に装着するとよい。
変位検出器は移動量を検出する接点が軸心長手方向に移
動する変位抵抗器あるいは回転式の変位抵抗器で、抵抗
値の変化を電気信号として取出せるものであればよい。
可撓性容器内の圧力と温度の経時的変化および測定値の
測定はモニター用釜で行なってもよく、実際に殺菌処理
する釜で行なってもよい。
また得られた測定データは直接殺菌処理する釜の制御装
置に記憶させることもできる。
以下本考案の圧力温度検出装置の1実施例の概略断面を
示した第2図に基づいてその構成を説明する。
台盤11は食品を充填した可撓性容器Aを保持するもの
であり、腕12がヒンジ13により揺動自在に装着され
ている。
接触片14は腕12にナツト15により装着されており
、容器Aの大きさに対応させてその位置を変えるように
なっている。
ねじ棒16は台盤11に固着されており、ナツト17が
螺着されている。
接触片14は腕12とナツト17の間に装着されたスプ
リング18により容器Aの可動部に一定の圧力で当接さ
せるようになっている。
変位検出器19は腕12の移動量を検出し電気信号とし
て制御装置32に送るようになっている。
温度検出器20は可撓性容器Aに装着され、容器内の温
度を制御装置32に送るようになっている。
モニター用釜21にはマンホール22が形成されており
、棚24を有する蓋23が装着されている。
捷た該釜21には熱水供給用弁25、冷却水供給用弁2
6、加圧気体供給用弁27、加圧気体排出用弁28、排
水用弁29むよび釜内の圧力を検出する圧力検出器30
と釜内の温度を検出する温度検出器31が所定の位置に
装着されている。
制御装置32は記憶回路、比較回路動作指令回路等で形
成され、釜内の圧力と温度を制御するようになっている
上述の圧力温度検出装置による可撓性容器内の圧力と温
度の検出操作を行う場合は、 まずナツト17を緩めて腕12を持上げ食品を充填した
可撓性容器Aを台盤11の上に載せ腕12が水平な状態
で容器Aの可動部(容器壁面で最も変形する面)に接触
片14が当接するようナツト15により調節して位置決
めする。
次いでナツト17を締め込みスプリング18の押圧力に
より所定の力で接触片14を容器Aの可動部に押圧させ
ると共に、変位検出器19の検出用接点が腕12に接触
するように調節する。
次にモニター用釜21の蓋23をマンホール22から取
外し、鏡蓋23の棚24に上述の圧力検出装置10を載
せ、変位検出器19と温度検出器20のリード線を夫夫
所定のターミナルに結線しマンホール22に取付ける。
上述の操作が済むと制御装置32に殺菌処理条件である
温度トよび圧力等を入力する。
これらの準備ができるとモニター用釜1内の温度を常温
に、圧力を1気圧の状態にして変位検出器19でその時
の抵抗値を電気信号として制御装置32に送り、記憶回
路に記憶させる。
次いで殺菌処理始動用スイッチを押して制御装置32を
作動させ、制御装置32から加圧気体供給用弁27に動
作信号を送り開栓させ、モニター用釜21内を所定の圧
力にすると共に、熱水供給用弁25に動作信号を送って
開栓させ、釜21内に熱水を所定位置まで供給し該弁2
5を閉栓する。
この時のモニター用釜21内の圧力と温度は圧力検出器
30と温度検出器31により検出して制御装置32に送
ると共に、容器A内の圧力と温度は変位検出器19と温
度検出器20により検出して制御装置32に送る。
もし容器A内の圧力がモニター用釜21内の圧力より低
いと、容器が外方より押圧され内側に変形し、該可動部
に当接している接触片14が下方に移動する。
該接触片14の移動により接触片14と一体的に連結さ
れた腕12も下方に揺動して変位検出器19の接点を押
し下げる。
そのためその移動量を電気信号に変えて制御装置32に
送り、予め制御装置32に記憶させである常温、1気圧
における測定値と比較し、該測定値と等しくなるように
加圧気体排出用弁28に動作信号を送り、絞弁28を開
栓させて釜21内の加圧気体を放出させる。
もし容器A内の圧力が高い場合には、上述の動作とは逆
に加圧気体供給用弁27を開栓させて加圧気体を釜21
内に供給する。
このように釜内の圧力と容器内の圧力が常に一定の範囲
内になるよう圧力気体供給用弁27および圧力気体排出
用弁28を開閉させて制御する。
一方釜内の圧力と温度は圧力検出器30と温度検出器3
1により検出し制御装置32に入力しである裁菌処理温
度と圧力になるよう制御される。
所定時間の加熱加圧処理が済むと排出弁29に動作信号
を送り絞弁29を開栓させてモニター用釜21内の熱水
を排出させ、次いで冷却水供給用弁26に動作信号を送
り絞弁26を開栓させて冷却水を釜内に供給する。
該冷却処理においても上述の加熱処理と同じように容器
内の圧力と温度を検出し、あらかじめ測定しである常温
、1気圧の時の測定値と比較し、圧力気体供給用弁27
および圧力気体排出用弁28を開閉動作させながら容器
内の圧力と温度の関係について制御装置32に記憶させ
、処理過程における測定値の再現性を確認した上、該デ
ータを磁気テープに収録する。
本考案は上述のように圧力検出器および温度検出器を装
着した釜と、棚を一体に形成し該釜に装着せしめる蓋と
、該棚に載置する圧力検出装置あ・よび該圧力検出装置
に保持された可撓性容器に装着する温度検出器とで構成
せしめると共に、前記圧力検出装置を、可撓性容器を保
持し、該容器の変形部に当接する接触片を有する腕をそ
の一端に揺動自在に装着せしめる台盤と、該台盤の他端
に装着せしめた前記腕の移動量を検出する変位検出器と
で形成せしめることにより次のような効果を奏する。
(1)釜内および可撓性容器内の圧力と温度を同時に検
出し、釜内の圧力と温度を制御しながら加熱加圧処理で
きるため、可撓性容器を破損することがなくなる。
(2)殺菌処理過程における釜内および可撓性容器内の
圧力と温度の関係を正確にしかも迅速に検出できるため
、磁気テープあるいは制御装置等に記憶させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力温度検出装置の概略断面図である。 第2図は本考案の圧力温度検出装置の1実施例を示す概
略断面図である。 11・・・台盤、12・・・腕、13・・・ヒンジ、1
4・・・接触片、15.17・−・ナツト、16・・・
ねじ棒、18・・・スプリング、19・・・変位検出器
、20゜31・・・温度検出器、21・・・モニター用
釜、22・・・マンホール、23・・・蓋、24・・・
棚、30・・・圧力検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力検出器むよび温度検出器を装着した釜と、棚を一体
    に形成し該釜に装着せしめる蓋と、該棚に載置する圧力
    検出装置釦よび該圧力検出装置に保持された可撓性容器
    に装着する温度検出器とで構成せしめると共に、前記圧
    力検出装置を、可撓性容器を保持し、該容器の変形部に
    当接する接触片を有する腕をその一端に揺動自在に装着
    せしめる台盤と、該台盤の他端に装着せしめた前記腕の
    移動量を検出する変位検出器とで形成せしめたことを特
    徴とする可撓性容器内の圧力温度検出装置。
JP14123478U 1978-10-13 1978-10-13 可撓性容器内の圧力検出装置 Expired JPS5935773Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14123478U JPS5935773Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 可撓性容器内の圧力検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14123478U JPS5935773Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 可撓性容器内の圧力検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5557036U JPS5557036U (ja) 1980-04-17
JPS5935773Y2 true JPS5935773Y2 (ja) 1984-10-03

Family

ID=29116877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14123478U Expired JPS5935773Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 可撓性容器内の圧力検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5935773Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5557036U (ja) 1980-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0123273Y2 (ja)
CA1086572A (en) Audible alarm food thermometer
JPS5991925A (ja) 鍋と蓋からなる炊事用容器、とくに蒸気圧力鍋
EP0429677A4 (en) Measuring robot system
JPS5935773Y2 (ja) 可撓性容器内の圧力検出装置
CN207439591U (zh) 用于烹饪器具的压力检测装置和具有其的烹饪器具
JP2934701B2 (ja) 荷重設定機能付試料容器シーラー
US4910878A (en) Suspended-cable apparatus for measuring level of material in a storage vessel
JP2010148801A (ja) 電気炊飯器及び炊飯方法
CN219283837U (zh) 一种纺织材料回潮率检测用全自动通风式快速恒温烘箱
US5230157A (en) Touch lever closing mechanism
JPS635639Y2 (ja)
JPS627219Y2 (ja)
US2217474A (en) Control for electrically heated appliances
JPH0745595Y2 (ja) 糊またはワックス浴液位の自動制御装置
CN219224652U (zh) 一种湿度检测装置
JP2736777B2 (ja) 炊飯器
EP3402310B1 (en) Detecting system for a dry condition of a vessel
US4387593A (en) Powder level measurement probe
JPH0441006B2 (ja)
JPS61256249A (ja) 湿度センサによる測定デ−タの更正方法
JPS6125706Y2 (ja)
JPS63155997U (ja)
KR100348066B1 (ko) 온라인 이슬점 측정방법 및 측정장치
JPS6312974Y2 (ja)