JPS5935022A - 硝酸アンモニウムの製造方法 - Google Patents
硝酸アンモニウムの製造方法Info
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- JPS5935022A JPS5935022A JP14248282A JP14248282A JPS5935022A JP S5935022 A JPS5935022 A JP S5935022A JP 14248282 A JP14248282 A JP 14248282A JP 14248282 A JP14248282 A JP 14248282A JP S5935022 A JPS5935022 A JP S5935022A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硝酸アンモニウム(以下硝安と略記する)の製
造方法に関し、詳しくはアンモニア含有量の少ない硝安
の爬造法に関する。
造方法に関し、詳しくはアンモニア含有量の少ない硝安
の爬造法に関する。
硝安は硝酸とアンモニアとを反応させて製造はれるが、
硝安中に硝酸が存在すると、硝安が分解しやすく、また
爆発の危険性があるので、通常アンモニアが若干過剰と
なるようにして反応が行なわれて、この為一般に硝安は
微量のアンモニアを含有する。か\る硝安は、含水爆薬
、硝安油剤爆薬、ダイナマイト等の添加原$:1など爆
薬用として従来例の痛痒もなく多用されてきたが、近時
、耐固結性、非帯電性、分散性、倣動性等、多様かつ精
細な特性が要求されるに至り、硝安中にアンモニアが存
在すると、爆薬の調製時、種々の添加剤を配合した場合
、アンモニアが添加剤に作用を及ぼして所望の性能が得
られないとか、所望のpH値の製品が得られない等の不
都合を招くことが見出でれた。
硝安中に硝酸が存在すると、硝安が分解しやすく、また
爆発の危険性があるので、通常アンモニアが若干過剰と
なるようにして反応が行なわれて、この為一般に硝安は
微量のアンモニアを含有する。か\る硝安は、含水爆薬
、硝安油剤爆薬、ダイナマイト等の添加原$:1など爆
薬用として従来例の痛痒もなく多用されてきたが、近時
、耐固結性、非帯電性、分散性、倣動性等、多様かつ精
細な特性が要求されるに至り、硝安中にアンモニアが存
在すると、爆薬の調製時、種々の添加剤を配合した場合
、アンモニアが添加剤に作用を及ぼして所望の性能が得
られないとか、所望のpH値の製品が得られない等の不
都合を招くことが見出でれた。
本発明者らは、硝安中のアンモニアを除去する方法につ
き種々研究を重ねた結果、固体の硝安に微量の硝酸を冷
加混合する方法はそのpl(制i卸がむずかしく工業的
に有利でないことを知得した。そして、固体の硝安は加
熱、減圧、通気あるい1171.それら全併用した処理
を行なっても、その硝安中のアンモニアを減少させるこ
とは困141Lであるのtc >Jt、、溶融している
硝安は、不活性ガスと接触させることによって、容易に
その硝安中のアンモニアが除去できることを見出し本発
明を完成した。
き種々研究を重ねた結果、固体の硝安に微量の硝酸を冷
加混合する方法はそのpl(制i卸がむずかしく工業的
に有利でないことを知得した。そして、固体の硝安は加
熱、減圧、通気あるい1171.それら全併用した処理
を行なっても、その硝安中のアンモニアを減少させるこ
とは困141Lであるのtc >Jt、、溶融している
硝安は、不活性ガスと接触させることによって、容易に
その硝安中のアンモニアが除去できることを見出し本発
明を完成した。
すなわち、本発明は、アンモニア含有量が少なく、工業
的価値の大きい硝安全製造することを目的とするもので
あシ、この目r白は、アンモニアを含有する硝安の融液
と、硝安に対して不活性なガスとを接触させて脱アンモ
ニアした後冷却固(ヒさせることによって達成される。
的価値の大きい硝安全製造することを目的とするもので
あシ、この目r白は、アンモニアを含有する硝安の融液
と、硝安に対して不活性なガスとを接触させて脱アンモ
ニアした後冷却固(ヒさせることによって達成される。
以下、本発明の詳細な説明する。
アンモニア全含有する硝安の融液としては、硝酸とアン
モニアとをアンモニアが若干過剰となるようにし−C反
応させて得た硝安の融液が代表的なものであるが、これ
に限られるものではなく、別途製造したアンモニアを含
有する固体の硝安全溶融したものでもよい。
モニアとをアンモニアが若干過剰となるようにし−C反
応させて得た硝安の融液が代表的なものであるが、これ
に限られるものではなく、別途製造したアンモニアを含
有する固体の硝安全溶融したものでもよい。
硝酸とアンモニアとの反応は発熱反応であり、通常反応
温度は硝安の融点以上となり反応生成物は溶融状、態で
あるので、本発明ではこれ全そのまま不活性ガスとの接
触処理に供するのが得唯である。
温度は硝安の融点以上となり反応生成物は溶融状、態で
あるので、本発明ではこれ全そのまま不活性ガスとの接
触処理に供するのが得唯である。
アンモニアを含有する硝安の融液は、/θ屯Pi−係4
!T!Ifi4以下の水を含有していてもよい。水の含
量j’ 、DIがあまシに多いと、脱アンモニアが内錐
となる。好ましくは水含有附は3〜2重用%である。
!T!Ifi4以下の水を含有していてもよい。水の含
量j’ 、DIがあまシに多いと、脱アンモニアが内錐
となる。好ましくは水含有附は3〜2重用%である。
硝安に利して不活性なガスとしては、空気、窒素、炭酸
ガスなどがあげられるが、1tn當空気で十分である。
ガスなどがあげられるが、1tn當空気で十分である。
硝安の融液と不活性ガスとの接触は1種々のから不活性
ガス全向流または併流で流通させる方法、硝安の融液に
不活性ガスを気泡として流通させる方法などがあげられ
る。
ガス全向流または併流で流通させる方法、硝安の融液に
不活性ガスを気泡として流通させる方法などがあげられ
る。
硝安の融液と不活性ガスとの接触の際の温度は、硝安の
融点以上23θ°C以下の範囲から選ぶことができる。
融点以上23θ°C以下の範囲から選ぶことができる。
例えば、はとんど水を含有しない硝安の場合は760〜
.230°C1好ましくは/70−コθ0 ’O程度、
水の含有量がjN鼠チ程度の硝安の鳴合は730〜.2
30 ’O,好ましくは//=θ〜200 ’o程度を
選ぶのがよい。
.230°C1好ましくは/70−コθ0 ’O程度、
水の含有量がjN鼠チ程度の硝安の鳴合は730〜.2
30 ’O,好ましくは//=θ〜200 ’o程度を
選ぶのがよい。
温度が、230°Cよりも高くなると硝安の分解が起る
ようになるので好ましくない。
ようになるので好ましくない。
不活性ガスの使用量は、硝安/ kg当り標準状態で7
01以上、好ましくは2θ〜、xoot程IWである。
01以上、好ましくは2θ〜、xoot程IWである。
この徴があまりに少ないと、アンモニア除去の効果が小
さくなる。逆に量が多いことは特に不都合はないが、多
くしたことによる特別の効果は期待できず、設備、熱的
な面などから得策ではない。
さくなる。逆に量が多いことは特に不都合はないが、多
くしたことによる特別の効果は期待できず、設備、熱的
な面などから得策ではない。
かくしてアンモニアを含有する硝安の融液と不活性ガス
とを接触させるときは、アンモニアをほとんど含まない
硝安の融液を得ることができるので、これを冷却固化し
て製品とする。
とを接触させるときは、アンモニアをほとんど含まない
硝安の融液を得ることができるので、これを冷却固化し
て製品とする。
冷却固化の方法としては、硝安の融液を哉拌機を有する
結晶機に導入し、攪拌しながら冷却して粉状硝安とする
方法、硝安の融液′fr:造粒塔の塔頂からスプレーし
、冷却用気体と接触をぜて粒状硝安とする方法などがあ
げられる。
結晶機に導入し、攪拌しながら冷却して粉状硝安とする
方法、硝安の融液′fr:造粒塔の塔頂からスプレーし
、冷却用気体と接触をぜて粒状硝安とする方法などがあ
げられる。
本発明方法によるときは、容易な操作で効率よく硝安中
のアンモニアを除去することかでき、硝安全IO重量%
水溶液にして測足したp)−] 値が、9.θ以下とい
う理論値のり、5に近いものが得られ、か\るp)I値
り、5〜!uO1より好1しくはq、S〜L9というア
ンモニア含量が極小量の硝安は工業的製品として本発明
によって留めて供給することが可能となったものである
。
のアンモニアを除去することかでき、硝安全IO重量%
水溶液にして測足したp)−] 値が、9.θ以下とい
う理論値のり、5に近いものが得られ、か\るp)I値
り、5〜!uO1より好1しくはq、S〜L9というア
ンモニア含量が極小量の硝安は工業的製品として本発明
によって留めて供給することが可能となったものである
。
そして、この様な硝安は前記した)t11’) % 工
業的利用の種々の局面において各科の条件に円滑に対応
することが可能であり、よって本発明はか\る工業的有
利な硝安全提供し、かつ、その製造方法を提供するもの
である。
業的利用の種々の局面において各科の条件に円滑に対応
することが可能であり、よって本発明はか\る工業的有
利な硝安全提供し、かつ、その製造方法を提供するもの
である。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はその要旨をこえない限!ll旬下の実施例に限定
てれるもので幻、ない。
発明はその要旨をこえない限!ll旬下の実施例に限定
てれるもので幻、ない。
なJ3・、実施例中1%」は「−重用係」を示−す。
実施例/
乙3−条硝酸に1理論搦より約/係過剰のアンモニアガ
スを吹き込んで反応を行ないflRl、 D、e /
90℃の硝安の融液を得た。
スを吹き込んで反応を行ないflRl、 D、e /
90℃の硝安の融液を得た。
この硝安の副I液は、水含有事り係で、10係水溶液と
して測定したp Hは3.9であった。
して測定したp Hは3.9であった。
この硝安のhi’l!液/θに9を内容田/Stのジャ
ケット加熱式の容器に仕込み、温度f / 7−+’e
に保ちながら標準状態でjθθlの空気を7時間かけて
吹き込み泡出させた。
ケット加熱式の容器に仕込み、温度f / 7−+’e
に保ちながら標準状態でjθθlの空気を7時間かけて
吹き込み泡出させた。
次いでこの硝安の融液を、徐々に二+lQbパドル型結
晶機に移しながら、冷却固化させて粉状硝安を得た。
晶機に移しながら、冷却固化させて粉状硝安を得た。
得られた粉状硝安は70%水溶液としてpHを測定した
ところグ、7であった。
ところグ、7であった。
実施例
充填層式反応塔に、にJ%硝酸および理論冴より絢、2
%過剰のアンモニアガスを導入しながら連続的に反応を
行なって、温度−〇〇“(3の硝安の融液を製造した。
%過剰のアンモニアガスを導入しながら連続的に反応を
行なって、温度−〇〇“(3の硝安の融液を製造した。
この硝安の融液は、水含有M、グチで、/θ係氷水溶液
しで測定したpHは乙、/であった。
しで測定したpHは乙、/であった。
この硝安の融液/θθkg/ hr f多孔板り段か
らなる脱アンモニア塔の頂部(lこ供給して液滴としで
流下させながら、開基の下部から標準状態でj、θθθ
t/hrの空気を導入し、温度を・/りθ゛Cに保って
硝安の融液と空気とを自流接触をぜた。
らなる脱アンモニア塔の頂部(lこ供給して液滴としで
流下させながら、開基の下部から標準状態でj、θθθ
t/hrの空気を導入し、温度を・/りθ゛Cに保って
硝安の融液と空気とを自流接触をぜた。
塔底かも抜き出した硝安の融液を造粒塔に導き空気の流
通下(てスプレーして冷却固化させ、粒径θ。I〜/、
5胴の粒状硝安全面た。
通下(てスプレーして冷却固化させ、粒径θ。I〜/、
5胴の粒状硝安全面た。
得られた粒状硝安は70%水溶液としてpHを測定した
ところ¥57であった。
ところ¥57であった。
出願人 三菱化成工業株式会社
代理人 弁理士 長谷用 −
(ほか7名)
189
Claims (3)
- (1)アンモニアを含有する硝酸アンモニウムの融液と
、硝酸アンモニウムに対して不活性なガスとを接触させ
て脱アンモニアした後冷却固化させることを特徴とする
硝酸アンモニウムの製造方法。 - (2)硝酸アンモニウムの融液と不活性がスとの接触の
際の温度が、硝酸アンモニウムの融点以上1.230’
o以下である特許請求の範囲第(1)項記載の硝酸アン
モニウムの製造方法。 - (3)不活性ガスを、硝酸アンモニウム/ kg当シ/
θを以):(標準状態)流通させて接触2行なう特許請
求の範囲第(11項または第(2)項記載(D (it
’J fW/アンモニウムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14248282A JPS5935022A (ja) | 1982-08-17 | 1982-08-17 | 硝酸アンモニウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14248282A JPS5935022A (ja) | 1982-08-17 | 1982-08-17 | 硝酸アンモニウムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935022A true JPS5935022A (ja) | 1984-02-25 |
JPH0424287B2 JPH0424287B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=15316342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14248282A Granted JPS5935022A (ja) | 1982-08-17 | 1982-08-17 | 硝酸アンモニウムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935022A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102469835B (zh) * | 2009-08-13 | 2014-07-02 | 株式会社华歌尔 | 带裤裆的衣服 |
-
1982
- 1982-08-17 JP JP14248282A patent/JPS5935022A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
THE NITROGEN INDUSTRY=1976 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424287B2 (ja) | 1992-04-24 |
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