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JPS5934174B2 - 塩素でメタ置換されたアニリンの製造方法 - Google Patents

塩素でメタ置換されたアニリンの製造方法

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Publication number
JPS5934174B2
JPS5934174B2 JP638576A JP638576A JPS5934174B2 JP S5934174 B2 JPS5934174 B2 JP S5934174B2 JP 638576 A JP638576 A JP 638576A JP 638576 A JP638576 A JP 638576A JP S5934174 B2 JPS5934174 B2 JP S5934174B2
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JP
Japan
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reaction
carried out
noble metal
chlorine
compound
Prior art date
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Application number
JP638576A
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English (en)
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カールフリート・ベデマイヤー
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS51125329A publication Critical patent/JPS51125329A/ja
Publication of JPS5934174B2 publication Critical patent/JPS5934174B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/02Impregnation, coating or precipitation
    • B01J37/03Precipitation; Co-precipitation
    • B01J37/031Precipitation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、選択的脱ハロゲン化により塩素でメタ置換さ
れたアニリン又は更に高度にハロゲン化されたアニリン
の製造法に関する。
ポリクロルアニリンを気相で接触脱ノ・ロゲン化するこ
とによつてメタ置換クロルアニリンを製造する方法は公
知である(独国公開特許第2258769号)。
この場合ポリクロルアニリンは、管状反応器中において
、例えば300℃以上の温度下に塩化銅()/酸化アル
ミニウム触媒上で脱・・ロゲン化される。この脱ハロゲ
ン化では、常に混合物が分離され、その混合物は主に出
発化合物及びオルト及びパラ位が不完全に脱ハロゲン化
された化合物からなつている。塩素でメタ位だけが置換
されたアニリンは低収率でしか生成しない。今回、元素
状形又は化合物形であり且つ随時担体に担持されている
貴金属の存在下及び硫黄、無機硫黄化合物、二硫化炭素
又は低級チオアルコールもしくはその塩の存在下に、式
〔上式中、X1及びX2は同一でも異なつてもよく且つ
塩素、水素、又は随時置換されたアルキル、アリール、
アラルキル、アルコキシもしくはアラルコキシ基を表わ
し、但しX1又はX2の1つは3−クロルアニリンを製
造するとき塩素を表わしそしてX1又はX2は3・5−
ジクロルアニリンを製造するとき塩素を表わし、そして
R1、R2及びR3は同一でも異なつてもよく且つ塩素
、水素又は随時置換されたアルキル、アリール、アラル
キル、アルコキシもしくはアラルコキシ基を表わし、但
しR1、R2又はR3の少くとも1つは塩素を表わす〕
のクロルアニリンを中性又は酸媒体中の溶液で水素と反
応させる場合、塩素でメタ置換されたアニリンを製造で
きることが発見された。
本発明の方法を用いれば、ブ般に式 〔上式中、X1及びX2は上述と同義であり、R4、R
5及びR6は同一でも異なつてもよく且つ水素又は随時
置換されたアルキル、アリール、アラルキル、アルコキ
シ又はアラルコキシ基を表わす〕のメタ置換されたアニ
リンが製造される。
随時置換された脂肪族基(R1、R2、R3、R4、R
5及びR6)は、例えば炭素数1〜12、好ましくは1
〜6の直鎖又は分岐鎖脂肪族基、及び環の炭素数が5〜
8、好ましくは5及び6の脂環族基であつてよい。
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
及びシクロオクチルは例として挙げることができる。随
時置換された芳香族基R1、R2、R3、R4、R5及
びR6は、ベンゼン系からの基、好ましくはフエニル基
又はナフチル基を示してよい。
随時置換されたアラルキル基R1、R2、R3、R4、
R5及びR6は、例えば脂肪族部分の炭素数が1〜6、
好ましくは1〜3であり及び芳香族部分がベンゼン系の
基、好ましくはフエニル又はナフチル基を表わす炭素数
7〜18の基であつてよい。次のアラルキル基はその例
である:ベンジル、m−エチルフエニル、r−プロピル
フエニル、β−フエニル一n−ヘキシル、β−〔ナフチ
ル(1)〕一エチル、ω−ブチルフエニル、ω−ペンチ
ルフエニル及びω−ヘキシルフエニル基。随時置換され
たアルコキシ基R1、R2、R3、R4、R5及びR6
は、炭素数1〜12、好ましくは1〜6の直鎖及び分岐
鎖基、又は環の炭素数が5及び6の脂環族基であつてよ
い。メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ
、ブトキシ、Tert−ブトキシ、ペントキシ、ヘキソ
キシ、オクトキシ、ノノキシ、デコキシ、ドデコキシ、
シクロペントキシ及びシクロヘキソキシ基を例として挙
げることができる。ベンゼン系の基、好ましくはフエノ
キシ基は、随時置換されたアリーロキシ基R1、R2、
R3、R4、R5及びR6として例示しうる。
上述のアルキル、アリール、アラルキル、アルコキシ又
はアラルコキシ基の可能な置換基は、例えばアミノ基、
ヒドロキシル基、炭素数12まで、好ましくは6までの
直鎖又は分岐鎖アルキル基、環の炭素数が好ましくは5
及び6の脂環族基、及びアリール基、好ましくはフエニ
ル基である。
本方法で使用しうる特に好適なクロルアニリンは、式〔
上式中、X3及びX4は同一でも異なつてもよく且つ塩
素又は水素を表わし、但しX3及びX4の1つは3−ク
ロルアーリンを製造する場合塩素を表わし及びX3及び
X4は3・5−ジクロルアニリンを製造する場合塩素を
表わし、及びR7、R8及びR9は同一でも異なつても
よく且つ塩素、水素、メチルもしくはフエニル基、又は
基又は を表わし、但し基R7、R8又はR9の少くとも1つは
塩素を表わす〕の化合物である。
本方法で使用しうる式1のポリクロルアニリンは公知で
あり、容易に入手しうる。
その例は、2・3−ジクロルアニリン、2・5ジクロル
アニリン、3・4−ジクロルアニリン、2・3・4−ト
リクロルアニリン、2・3・5−トリクロルアニリン、
2・4・5−トリクロルアニリン、2・3・6−トリク
ロルアニリン、3・4・5−トリクロルアニリン、2・
3・4・6テトラクロルアニリン、2・3・4・5−テ
トラクロルアニリン、2・3・5・6−テトラクロルア
ニリン、ペンタクロルアニリン、4・5・6トリクロル
−2−メチルアニリン、2・5−ジクロル−4−メチル
アニワン、2・3・5・6−テトラクロル−4−メチル
アニリン、2・5−ジクロル−3・4−ジメチルアニリ
ン、2・5−ジクロル−4−エチルアニリン、2・5−
ジクロル4−プロピルアニリン、3・4・6−トリクロ
ル2−ベンジルアニリン、2・27−ジアミノ−3・5
・6・31・5′・6′−ヘキサクロルジフエニルメタ
ン、3・4・5−トリクロル−2−アミノージフエニル
、4・4′−ジアミノオクタクロルジフエニル、3・4
−ジクロル−2−メトキシアニリン、3・6−ジクロル
−2−メトキシアニリン、4・5−ジクロル−2−メト
キシアニリン、5・6一ジクロル一2−メトキシアニリ
ン、3・4・6〜トリクロル−2−メトキシアニリン、
3・4・5トリクロル−2−メトキシアニリン、3・4
・5・6−テトラクロル−2−メトキシアニリン、4・
5−ジクロル−3−メトキシアニリン、5・6−ジクロ
ル−3−メトキシアニリン、2・5ジクロル−3−メト
キシアニリン、4・5・6トリクロル−3−メトキシア
ニリン、2・4・5・6−テトラクロル−3−メトキシ
アニリン、2・3−ジクロル−4−メトキシアニリン、
2・5ジクロル−4−メトキシアニリン、2・3・6ト
リクロル−4−メトキシアニリン、2・3・5トリクロ
ル−4−メトキシアニリン、2・3・5・6−テトラク
ロル−4−メトキシアニリン、4・5−ジクロル−2−
フエノキシアニリン、3・4・5・6−テトラクロル−
2−フエノキシアニリン、2・4・5・6−テトラクロ
ル−3−フエノキシアニリン、2・5−ジクロル−4−
フエノキシーアニリン及び2・3・5・6−テトラクロ
ル−4−フエノキシアニリンである。
本方法は、元素状形又は化合物形の貴金属触媒の存在下
及び硫黄及び/又は硫黄化合物の存在下に行なわれる。
言及しうる貴金属は、周期律表第族の元素、例えばルテ
ヱウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウ
ム及び白金、好ましくはパラジウム及び白金である。
酸化物、硫化物及び/又はポリスルフィド1ま使用しう
る貴金属の化合物例である。使用しうる硫黄化合物は、
無機及び有機硫黄化合物の双方である。それらは水又は
他の溶媒に可溶性、僅かに可溶性又は不溶性であつてよ
い。言及しうる無機硫黄化合物の例は、モノスルフイド
及びポリスルフイド、チオサルフエート及びチオシアネ
ート、好ましくはモノスルフイド及びポリスルフイドで
ある。一般にカチオンを所望に従つて選択しうる。言及
しうる無機硫黄化合物の例は、硫化ナトリウム、ポリ硫
化ナトリウム、硫化カリウム、硫化カルシウム、硫化マ
グネシウム、硫化鉄、硫化コバルト、硫化ニツケル、硫
化銅、硫化銀、硫化カドミウム、硫化アンチモン、硫化
鉛、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、ナトリウ
ムチオシアネート及びカリウムチオシアネートである。
使用しうる有機硫黄化合物は、二硫化炭素、低級チオア
ルコール及びその塩、たとえばナトリウムチオエチレー
ト又は銀チオエチレートである。
硫黄及び/又は硫黄化合物の貴金属又は貴金属化合物に
対する比は、貴金属又は貴金属化合物モル当り硫黄及び
/又は硫黄化合物0.5〜30、好ましくは1〜15、
特に好ましくは2〜5モルである。本方法に従う触媒は
勿論担体に担持されていてもよい。
この目的に対しては、水及び酸に対して不活性である限
りそれ自体公知のすべての担体を用いることができる。
言及しうるそのような担体の例は、硫酸バリウム及び活
性炭、好ましくは活性炭である。担持された貴金属触媒
はそれ自体公知の方法に従つて製造できる。
例えば、担体を貴金属化合物の水溶液中に懸濁させ、次
いで水素又はヒドラジンの如き還元剤を添加して貴金属
を担体上に沈殿させてもよい。硫黄及び/又は硫黄化合
物は、出発物質として用いられるクロルアニリンと一緒
に添加することができる。特に本方法を連続的に行なう
場合及び非プロトン性溶媒中で行なう場合、貴金属触媒
及び/又は硫黄化合物を反応室中に固定床又は流動床触
媒として配置せしめることが有利でありうる。
例えばそのような場合、硫黄及び/又は硫黄化合物を使
用に先立つて貴金属又は貴金属化合物と一緒に担体に適
用する。この目的に有利な方法は、随時担体に担持され
た貴金属、又は貴金属化合物を適当な金属塩の水溶液中
に懸濁させ、次いで硫化水素を導入することにより又は
水溶性の硫黄化合物を添加することにより僅かにしか溶
解しない金属の硫黄化合物を随時担体に担持された貴金
属、又は貴金属化合物上に沈殿せしめる方法である。
言及しうる適当な水溶性金属塩の例は、例えばマンガン
、鉄、コバルト、ニツケル、銅、銀、カドミウム、アン
チモン、又は鉛、好ましくは鉄及びコバルトのハロゲン
化物、硫酸塩、硝酸塩、シユウ酸塩及び酢酸塩、好まし
くは塩酸塩、硫酸塩及び硝酸塩である。
言及することができ、且つ本方法に従い硫化金属を沈殿
させるのに適当である水溶性硫黄化合物の例は、硫化水
素、アルカリ金属のスルフイド及びポリスルフイド、及
びメルカプト基を含む有機化合物又はそのアルカリ金属
塩である。
言及しうる各化合物の例は、硫化ナトリウム、ポリ硫化
ナトリウム、硫化カリウム、ポリ硫化カリウム、チオエ
タノール、チオフエノール、チオ酢酸、ジチオ酢酸、及
びチオ酢酸ナトリウム、好ましくは硫化ナトリウム及び
ポリ硫化ナトリウムである。本方法を行なう際に使用し
うる触媒は、例えそれを繰返し使用しても又はそれを連
続式方法で使用しても長期間に亘つてその活性及び選択
性を保持し、メタクロルアニリンを一定の高収率で製造
する。揮発性及び/又は可溶性の硫黄化合物を用いて調
製した触媒を本方法を行なう際に使用する場合には、触
媒を新バツチに再使用する時又は本方法を連続式で行な
う時に硫黄及び/又は硫黄化合物を新しく添加すること
が可能であり且つ有利である。
本方法を連続式で行なう場合には、少量の硫黄及び/又
は硫黄化合物を連続的に添加する。本方法を行なうため
に使用する触媒量は、厳密でなく、広範囲に亘つて変化
させうる。一般に出発物質として用いられるクロルアニ
リンに対して0.1〜2重量%、好ましくは1〜1.5
重量%の量で用いられる。担体に担持された触媒を用い
る場合には、対応して多量の担持触媒を使用する。この
時一般には出発物質に対し1〜20重量%、好ましくは
10〜15重量%で用いられる。本方法は溶液中で行な
われる。
使用しうる溶媒は、反応条件下に不活性であるすべての
プロトン性及び非プロトン性溶媒である。言及しうるプ
ロトン性溶媒の例は、水、メチルアルコール及びエチル
アルコール、好ましくは水である。
言及しうる非プロトン性溶媒の例は、ベンゼン、トルエ
ン及びキシレン、好ましくはトルエンである。
非プロトン性溶媒を用いる場合には、好ましくは反応を
無水の条件下に行なう。この時勿論触媒も乾燥状態で使
用することが必要である。本方法は中性又は酸媒体中で
行なわれる。水溶液中で行なうときには、一般に8以下
、好ましくは6.5以下のPH値で反応を行なう。中性
(約PH7)媒体中で行なうときには、例えば酸受容体
の存在下に反応を行なう。炭酸カルシウムを酸受容体の
例として挙げることができる。本方法を酸媒体中で行な
うときには、無機及び有機酸を使用することができる。
言及しうる無機鉱酸は、塩酸、硫酸及び燐酸、好ましく
は塩酸及び硫酸であり、及び言及しうる有機酸は酢酸及
びプロピオン酸、好ましくは酢酸である。
特に3・5−ジクロルアニリンの製造に対しては、上述
の酸の混合物を用いることが有利である。好ましくは塩
酸及び硫酸の混合物をこの目的に使用する。用いる酸の
量は反応の収率に悪影響を与えずに広範囲に亘つて変え
ることができる。
一般に、全溶媒に対し5〜10%の水性塩酸中で、適当
には1〜10重量%の濃硫酸を添加して反応を行なうこ
とが有利である。更にトルエン中において、適当には溶
媒に対し0.5〜10重量%の濃硫酸を添加して反応を
行なうことも有利である。本方法はペンタクロルアニリ
ンの3・5−ジクロルアニリン−の脱・・ロゲン化に対
する下記方程式によつて例示することができる:ー般に
本方法は、最初に出発物質、触媒及び適当には酸を耐酸
性オートクレーブ中に導入し、オートクレーブを閉じた
後空気を窒素で置きかえ及び次いで窒素を水素で置きか
えることによつて行なわれる。
反応を行なうためには、気体水素を反応混合物中に通じ
る。
一般に反応は水素圧20〜200ゲージ気圧、好ましく
は40〜150ゲージ気圧、特に好ましくは60〜12
0ゲージ気圧で行なわれる。一般に本方法は100〜3
50′C1好ましくは150〜300℃、特に好ましく
は180〜270℃の温度で行なわれる。
反応速度は高温で増大するから、反応時間を一般的な時
間で規定することはできない。
しかしながらある転化率に必要な時間を超過したとして
も、脱塩素化の選択率も、また収率も悪影響を受けない
反応の完結後、水を溶媒として用いる場合には触媒を熱
時▲過する。
次いで3−クロルアニリン又は3・5−ジクロルアニリ
ンを水酸化アルカリ金属、例えば水酸化ナトリウムの添
加で遊離させ、水と混和しない溶媒、例えば塩化メチレ
ンで抽出する。次いでクロルアニリンを例えば蒸留によ
つて溶媒から得ることができる。水と混和しない溶媒を
反応に用いる場合には、3−クロルアニリン又は3・5
−ジクロルアニリンを水性アルカリ金属水酸化物の添加
で遊離させることができる。
次いで有機溶媒を分離し、クロルアニリンを例えば蒸留
によつて得る。本方法は不連続式でも連続式でも行なう
ことができる。
本方法は、高度に塩素化されたアニリンの選択的脱塩素
化によつて塩素でメタ置換されたアニリンを簡単な方法
で及び高収率で製造できるという利点を有する。
中でも両メタ位が塩素で置換されたアニリン、例えば3
・5−ジクロルアニリンは、従来法によると非常に労力
をかけ且つ費用をかけてしか製造することができなかつ
た。例えば3・5−ジクロルアニリンの従来の通常の製
造法は、p−ニトロアニリンの1−アミノ−2・6−ジ
クロル−4−ニトロベンゼン−の塩素化によつていた。
次いでアミノ基をジアゾ化し、還元によつて水素と置換
し、次いで得られた3・5−ジクロルニトロベンゼンを
3・5−ジクロルアニリン−還元した(Ber.dts
tck.Chem.Ges.8、143及び145)。
本方法の更なる利点は、分離が困難であり且つアミノ基
に対してm一位が塩素で置換されたポリクロルアニリン
に加えて更にアミノ基に対してm位が塩素化されてない
クロルアニリン又はポリクロルアニリンを含有するクロ
ルアニリン混合物も出発物質として使用できることであ
る。
これらの化合物は本方法によつてアニリンに脱塩素化さ
れるが、このアニリンは蒸留によつて容易に分離するこ
とができる。反対に、ポリクロルアニリン混合物の分離
は省略される。次のものは塩素でm位が置換されており
且つ本方法で製造しうるクロルアニリンの例である:3
−クロルアニリン、3・5−ジクロルアニリン、5−ク
ロル−2−メチルアニリン、5−クロル−3−メチルア
ニリン、3−クロル−4−メチルアニリン、3・5−ジ
クロル−4−メチルアニリン、5−クロル−3・4−ジ
メチルアニリン、3−クロル−4−エチルアニリン、3
−クロル2−ベンジルアニリン、4・4/−ジアミノ−
2・6・2′・6′−テトラクロルジフエニル、3−ク
カル一2−メトキシアニリン、5−クロル−2−メトキ
シアニリン、3・5−ジクロル−2−メトキシアニリン
、3−クロル−4−メトキシアニリン、5−クロル−3
−メトキシアニリン、3・5−ジクロル−4−メトキシ
アニリン、3−クロル−2一フエノキシアニリン、5−
クロル−2−フエノキシアニリン、3・5−ジクロル−
2−フエノキシアニリン及び3・5−ジクロル−4−フ
エノキシアニリン。
本方法によつて製造される3−クロルアニリン及び3・
5−ジクロルアニリンは、公知の中間体生成物であり、
植物保護剤の製造に使用できる(独国特許第10349
12号、独国公開特許第2021327号、第1812
206号及び第1958183号、及び米国特許第29
06614号、第2655445号及び第365273
7号)。
実施例A.触媒の調製 実施例 1〜11 5重量%までの貴金属を含有する活性炭107を3〜6
倍量(用いる貴金属1モルに対し)の金属塩の水200
me中溶液に懸濁させ、フラスコ中で攪拌しながら80
℃まで加熱した。
この懸濁液に水30m111Na2S・3H2027の
溶液をゆつくり滴々に添加した。添加の完了後、混合物
を更に30分間80℃で攪拌した。
次いで触媒を沢別し、スルフイドがなくなるまで蒸留水
で洗浄した。触媒を非プロトン性溶媒中で用いる場合に
は、これを約12時間80℃及び250mmHgで乾燥
した。この結果活性体に担持された貴金属上に僅かにし
か溶解しない金属塩のスルフイドが沈着した触媒が得ら
れた。
下表は上述の一般的な教示に従う触媒の製造例を示す;
貴金属は第2欄に、及び金属塩の量及び性質を第3欄に
示してある。
実施例 12〜19 貴金属及び硫黄化合物を一緒に簡単に担持せしめた触媒
の製造は実施例12〜19に記述される。
これらの場合、約5重量%の貴金属を含有する活性炭1
07を下表に示す量の硫黄又は硫黄化合物と混合した。
一般的方法1 溶媒としての水、ポリクロルアニリン、触媒及 1び適
当には酸を最初にタンタル製のオートクレーブ沖に導入
した。
オートクレーブを最初に窒素で及び次いで水素で満した
。水素化を行なつた後、触媒を反応混合物から▲別し、
熱水で2回洗浄した。反応溶液を洗浄水と一緒にアルカ
リ性にし、暖めた。冷却後反応生成物を塩化メチレンで
2回抽出した。塩化メチレンの留去及び分留後、対応す
る3−クロルアニリン又は3・5−ジクロルアニリンを
得た。一般的方法 〉
ポリクロルアニリン、触媒、溶媒としてのトルエン、及
び適当には酸をタンタル製のオートクレーブ沖へ導入し
た。
オートクレーブを最初に窒素で及び次いで水素で満した
。脱塩素化を行なつた後、熱水を反応混合物に添加し、
全体を暖めた。 闘触媒を沢別し、熱水で2回洗浄した
。反応溶液を洗浄水と一緒にアルカリ性にし、暖めた。
冷却後、トルエン相を分離し、水性相を更なるトルエン
で2回抽出した。トルエンの留去及び分留後、対応する
3−クロルアニリン又は3・5−ジクロルアニリンを得
た。実施例 20〜24 2・5−ジクロルアニリンの3−クロルアニリン−の水
素化が実施例20〜24に記述される。
一般的方法1及びに従つた。反応条件及び収率を下表V
に示す。実施例 25 一般的方法1に従い、実施例1からの触媒の存在下及び
220℃及びH2圧100ゲージ圧下に酸を添加しない
で2・5−ジクロルアニリン40.57(0.25モル
)を水250m1中で30分間水素化した。
次の組成の粗生成物287を得た:実施例 26実施例
26は、メタクロルアニリンの収率の低下なしに触媒を
繰返し脱塩素化反応に使用できることを示す。
一般的方法1に従い、水素圧100ゲージ気圧において
2・5−ジクロルアニリン40.5f7(0.25モル
)及び実施例1による触媒5yを水200m1及び濃塩
酸60mj中で30分間に亘り水素化した。
この触媒を8回の水素化反応に使用した。各使用後、硫
化鉄0.01モルを触媒に添加した。表に示すように、
触媒を8回使用した後も収率は凡そ同一のままであつた
。実施例 27 一般的方法1に従い、実施例1の触媒の存在下、及び2
20℃及び水素圧100ゲージ気圧下に2・4・5−ト
リクロルアニリン0.25モルを水200m1及び濃塩
酸60m1中で60分間に亘り水素化した。
3−クロルアニリンを収率84.1%及び純度99%で
得た。
実施例 28 一般的方法1に従い、実施例1の触媒の存在下、及び2
20℃及び水素圧100ゲージ気圧下に4・5−ジクロ
ル−2−メチルアニリン0.25モルを水200m1及
び濃塩酸60m1中で30分間に亘り水素化した。
5−クロル−2−メチルアニリンを収率82%及び純度
99%で得た。
実施例 29 一般的方法1に従い、実施例1の触媒の存在下、及び1
80℃及び水素圧100ゲージ気圧下に4・5−ジクロ
ル−2−メトキシアニリン0.25モルを水200m1
及び濃塩酸60m1中で45分間に亘り水素化した。
5−クロル−2−メトキシアニリンを収率40%及び純
度74%で得た。
実施例 30 一般的方法に従い、実施例1の触媒の存在下及び250
℃及び水素圧100ゲージ気圧下に、2・5・2′・5
1−テトラクロル−4・4′−ジアミノージフエニル0
25mtを水200m2及び濃塩酸60m1中で30分
間に亘り水素化した。
2・27ジクロル−4・41−ジアミノージフエニルを
収率84.5%及び純度99%で得た。
実施例 31 水250m1中2・5−ジクロルアニリン657(0.
4モル)、炭酸カルシウム20y1実施例1の触媒及び
二硫化炭素57をオートクレーブ沖に導入した。
水素化を260℃及び水素圧200ゲージ気圧下に15
0分間に亘つて行なつた。水素化中、反応混合物は約6
のPH値を有した。混合物を一般的方法1に従つて処理
した。次の組成の生成物52yを得た:3−クロルアニ
リンの収率は理論量の70%であつた。
実施例 32 一般的方法に従い、実施例1の触媒の存在下及び200
℃及び水素圧200ゲージ気圧下に2・3・5・6−テ
トラクロルアニリン20yをトルエン150m1及び濃
硫酸6m1中で60分間に亘り水素化した。
3・5−ジクロルアニリン58.2% を含有する粗生成物14.5yを得た。
残りの成分は主にトリクロルアニリン及び出発物質から
なつていた。実施例 33 (比較例、硫黄を含まない触媒) 2・5−ジクロルアニリン40.5y)水250me及
び5%パラジウム/活性炭触媒5Vを最初にタンタル製
の0.71オートクレーブ中に導入した。
このオートクレーブを最初に窒素で、次いで水素で満し
た。
水素化は水素圧200ゲージ気圧及び温度220℃下に
30分間に亘つて行なつた。反応後触媒をP別し、熱水
で2回洗浄した。反応液液を洗浄水と一緒にアルカリ性
にし、暖めた。冷却後、反応生成物を塩化メチレン20
0m1で抽出した。塩化メチレンの留去後アニリン23
.7y(理論量の90%、純度97%)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 元素状形又は化合物形であり且つ随時担体に担持さ
    れている貴金属触媒の存在下及び硫黄、無機硫黄化合物
    、二硫化炭素又は低級チオアルコールもしくはその塩の
    存在下に、式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、X^1及びX^2は同一でも異なつてもよく
    且つ塩素、水素、又は随時置換されたアルキル、アリー
    ル、アラルキル、アルコキシもしくはアラルコキシ基を
    表わし、但しX^1又はX^2の1つは3−クロルアニ
    リンを製造するとき塩素を表わし、3そしてX^1及び
    X^2は3・5−ジクロルアニリンを製造するとき塩素
    を表わし、そしてR^1、R^2及びR^3は同一でも
    異なつてもよく且つ塩素、水素又は随時置換されたアル
    キル、アリール、アラルキル、アルコキシもしくはアラ
    ルコキシ基を表わし、但しR^1、R^2又はR^3の
    少くとも1つは塩素を表わす〕のクロルアニリンを中性
    又は酸性媒体の溶液中において高温及び加圧下で水素と
    反応させることを特徴とする塩素でメタ置換されたアニ
    リンの製造法。 2 反応を150〜350℃の温度で行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 反応を180〜270℃の温度で行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項および第2項のいずれかに
    記載の方法。 4 反応を水素圧20〜200ゲージ気圧で行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 反応を水素圧60〜120ゲージ気圧で行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項および第4項のいず
    れかに記載の方法。 6式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、X^3及びX^4は同一でも異なつてもよく
    且つ塩素又は水素を表わし、但しX^3及びX^4の1
    つは3−クロルアニリンを製造する場合塩素を表わし及
    びX^3及びX^4は3・5−ジクロルアニリンを製造
    する場合塩素を表わし、そしてR^7、R^8及びR^
    9は同一でも異なつてもよく且つ塩素、水素、メチルも
    しくはフェニル基又は基▲数式、化学式、表等がありま
    す▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ を表わし、但し基R^7、R^8又はR^9の少くとも
    1つは塩基を表わす〕のクロルアニリンを用いることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載
    の方法。 7 用いる貴金属が元素状形の又は酸化物もしくは硫化
    物としての周期律表第VIII族の元素であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法
    。 8 パラジウム及び白金を貴金属として用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の
    方法。 9 貴金属を活性炭上に担持させて用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の方法
    。 10 反応を元素状硫黄の存在下に行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の方法
    。 11 反応を無機硫黄化合物の存在下に行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の
    方法。 12 反応をモノスルフィド又はポリスルフィドの存在
    下に行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項
    および第11項のいずれかに記載の方法。 13 反応を低級チオアルコール又はその塩の存在下に
    行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のい
    ずれかに記載の方法。 14 反応を二硫化炭素の存在下に行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜9項および第13項のいずれ
    かに記載の方法。 15 担体に担持された貴金属、又は貴金属化合物を金
    属塩の水溶液中に懸濁させ、次いで水溶性の硫化物化合
    物を添加することにより殆んど水に溶解しない金属の硫
    化物を担体に担持された貴金属、又は貴金属化合物上に
    沈殿せしめることによつて触媒を調製することを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜14項のいずれかに記載の方
    法。 16 担体に担持された貴金属、又は貴金属化合物を金
    属塩の水溶液中に懸濁させ、次いで水溶性のポリ硫化物
    化合物を添加することにより殆んど水に溶解しない金属
    のポリ硫化物を担体に担持された貴金属、又は貴金属化
    合物上に沈殿せしめることによつて触媒を調製すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜14項のいずれかに
    記載の方法。
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