JPS5934072Y2 - 高周波加熱装置における給電装置 - Google Patents
高周波加熱装置における給電装置Info
- Publication number
- JPS5934072Y2 JPS5934072Y2 JP1979124843U JP12484379U JPS5934072Y2 JP S5934072 Y2 JPS5934072 Y2 JP S5934072Y2 JP 1979124843 U JP1979124843 U JP 1979124843U JP 12484379 U JP12484379 U JP 12484379U JP S5934072 Y2 JPS5934072 Y2 JP S5934072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high frequency
- heating chamber
- drive shaft
- waveguide
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/72—Radiators or antennas
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波加熱装置の給電装置に関するもので、回
転アンテナにより高周波電磁波を加熱室内へ供給する方
式において、特に軽量化の為に薄肉の金属性パイプを使
用したものにお・いてもスパーク等を起こさない品質、
性能の安定した回転アンテナを提供するものである。
転アンテナにより高周波電磁波を加熱室内へ供給する方
式において、特に軽量化の為に薄肉の金属性パイプを使
用したものにお・いてもスパーク等を起こさない品質、
性能の安定した回転アンテナを提供するものである。
従来からこの種の回転アンテナは、その回転動作寿命を
長くし、しかも駆動源であるモーター等の小型化、低コ
スト化を図る為に、金属性の中空パイプに低損失誘電体
材料よりなる回転駆動軸を接合する構成がとられている
。
長くし、しかも駆動源であるモーター等の小型化、低コ
スト化を図る為に、金属性の中空パイプに低損失誘電体
材料よりなる回転駆動軸を接合する構成がとられている
。
ところが前記のように薄肉の金属パイプを使用したアン
テナではどうしてもその端面にシャープなエツジが出来
、これが導波管内に挿入されるとアンテナ近傍は高電界
になるが、特に先端部のシャープなエツジ部に電界が集
中するという現象が起こるため、軽負荷時等の反射係数
が大きい動作時に、この部分でスパークを起こし、動作
が不安定になるばかりか、連続的なスパークが起こると
アンテナ自体を損傷してしまうという問題があった。
テナではどうしてもその端面にシャープなエツジが出来
、これが導波管内に挿入されるとアンテナ近傍は高電界
になるが、特に先端部のシャープなエツジ部に電界が集
中するという現象が起こるため、軽負荷時等の反射係数
が大きい動作時に、この部分でスパークを起こし、動作
が不安定になるばかりか、連続的なスパークが起こると
アンテナ自体を損傷してしまうという問題があった。
そこで本考案は簡単な構成により上記従来の欠点を解消
するものであり、以下本考案の一実施例について添付図
面とともに説明する。
するものであり、以下本考案の一実施例について添付図
面とともに説明する。
第1図において、1は加熱室、2は高周波発振器、3は
高周波発振器2と加熱室1間を結ぶ導波管、4は導波管
3と加熱室1との結合口、5は誘電体で構成された結合
口4のカバー、6は駆動モータ7により回転駆動される
回転アンテナで、第2図に示すように低損失性の材料、
例えば陶器で構成された回転駆動軸8と金属性パイプ9
で構成されている。
高周波発振器2と加熱室1間を結ぶ導波管、4は導波管
3と加熱室1との結合口、5は誘電体で構成された結合
口4のカバー、6は駆動モータ7により回転駆動される
回転アンテナで、第2図に示すように低損失性の材料、
例えば陶器で構成された回転駆動軸8と金属性パイプ9
で構成されている。
上記回転駆動軸8は一端が駆動モータ7に連結され導波
管3で軸支され、かつ他端が金属パイプ9に取付けられ
ている。
管3で軸支され、かつ他端が金属パイプ9に取付けられ
ている。
そして上記金属パイプ9はカバー5で軸支されており、
回転アンテナは全体として2点支持で回転するものであ
る。
回転アンテナは全体として2点支持で回転するものであ
る。
上記駆動軸8と金属性パイプ9は第3図に示すように駆
動軸8の端部を金属性パイプ9の端部に嵌入した状態で
接続されている。
動軸8の端部を金属性パイプ9の端部に嵌入した状態で
接続されている。
さらに金属性パイプ9の端部は第3図aに示すように9
9則へ折り返されている。
9則へ折り返されている。
また第3図すではパイプ9の接合端部の径を大きくし、
その端面を内側に折り返している。
その端面を内側に折り返している。
さらに第3図Cではパイプ9の接合端部の径を大きくし
、その端面に別の金属リング10をかぶせている。
、その端面に別の金属リング10をかぶせている。
上記のような構造ではアンテナの端面にまるみを持たせ
であるので、この部分に電界が集中してスパークを起こ
すことはない。
であるので、この部分に電界が集中してスパークを起こ
すことはない。
なお夕印lへ折り返した部分の先端にはシャープなエツ
ジがあるが、これはアンテナの端部よりはずれた所にあ
るため、ここではスパークしない。
ジがあるが、これはアンテナの端部よりはずれた所にあ
るため、ここではスパークしない。
以上説明したように本考案によれば次のような効果が期
待できる。
待できる。
(1) アンテナの端面には全てまるみを持たせてい
るので軽負荷時等の反射の高い条件でもスパークを起こ
すことはない。
るので軽負荷時等の反射の高い条件でもスパークを起こ
すことはない。
(2)アンテナ端部を内側及び夕4r−4¥!1に折り
返すために実質的にアンテナ端部の外径が大きくなり、
このことによりアンテナに広帯域な周波数特性を持たせ
ることが出来、周波数変動に対しても安定したアンテナ
機能を持たせることが出来る。
返すために実質的にアンテナ端部の外径が大きくなり、
このことによりアンテナに広帯域な周波数特性を持たせ
ることが出来、周波数変動に対しても安定したアンテナ
機能を持たせることが出来る。
(3)第3図す、 cの実施例のような場合において
はアンテナ端部が駆動軸と密着していないため肉厚の薄
いアンテナでは機械的強度が弱く、容易に変形すること
が考えられるが、折り返しを設けたり、別金属リングを
つけることにより補強になり、機能的強度が改善される
。
はアンテナ端部が駆動軸と密着していないため肉厚の薄
いアンテナでは機械的強度が弱く、容易に変形すること
が考えられるが、折り返しを設けたり、別金属リングを
つけることにより補強になり、機能的強度が改善される
。
(4)なお第3図す、cのようにアンテナ端部の内径を
折り返しの為に必要な寸法よりさらに大きく拡げて駆動
軸との間に部分的に隙間を設けたことによって、駆動軸
とその軸受との間の回転摩擦によって生じた鉄粉等がこ
の隙間部で受けられる。
折り返しの為に必要な寸法よりさらに大きく拡げて駆動
軸との間に部分的に隙間を設けたことによって、駆動軸
とその軸受との間の回転摩擦によって生じた鉄粉等がこ
の隙間部で受けられる。
第1図は本考案の一実施例を示す高周波加熱装置の縦断
面図、第2図は同要部の回転アンテナの拡大断面図、第
3図a、b、cは同要部辺各実施例を示す断面図である
。 2・・・・・・高周波発振器、3・・・・・・導波管、
6・・・・・・回転アンテナ、7・・・・・・モーター
、8・・・・・・駆動軸、9・・・・・・金属性パイプ
、10・・・・・・金属性リング。
面図、第2図は同要部の回転アンテナの拡大断面図、第
3図a、b、cは同要部辺各実施例を示す断面図である
。 2・・・・・・高周波発振器、3・・・・・・導波管、
6・・・・・・回転アンテナ、7・・・・・・モーター
、8・・・・・・駆動軸、9・・・・・・金属性パイプ
、10・・・・・・金属性リング。
Claims (1)
- 加熱室と、この加熱室内に高周波エネルギーを供給する
高周波発振器と、この高周波発振器で発振した高周波電
磁波を伝送する導波管と、この導波管で伝送された高周
波電磁波を加熱室内に放射する回転アンテナとよりなり
、上記回転アンテナは駆動源に連結された低損失性材料
よりなる回転駆動軸と、この回転駆動軸に連結される金
属性パイプで構成され、この金属性パイプの接合端部の
肉厚を厚くし、かつ接合端部の端面にまるみをもたせた
ことを特徴とする高周波加熱装置における給電装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979124843U JPS5934072Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 高周波加熱装置における給電装置 |
AU60302/80A AU517934B2 (en) | 1979-09-10 | 1980-07-10 | Energy supply in heating appliance |
CA000356543A CA1142601A (en) | 1979-09-10 | 1980-07-18 | High frequency energy supply in a high frequency heating appliance |
US06/173,496 US4327267A (en) | 1979-09-10 | 1980-07-29 | High frequency energy supply in a high frequency heating appliance |
DE3030627A DE3030627C2 (de) | 1979-09-10 | 1980-08-13 | Anordnung zum Ankoppeln einer rotierenden Antenne an eine Hochfrequenzleitung, insbesondere für Hochfrequenzheizgeräte |
CH6213/80A CH649620A5 (de) | 1979-09-10 | 1980-08-18 | Hochfrequenzheizeinrichtung zum behandeln von lebensmitteln. |
SE8006235A SE446293B (sv) | 1979-09-10 | 1980-09-08 | Energimataranordning for installering i en hogfrekvensuppvermningsapparat |
FR8019467A FR2465391A1 (fr) | 1979-09-10 | 1980-09-09 | Dispositif d'alimentation en energie haute frequence pour un appareil de chauffage haute frequence |
GB8029303A GB2058530B (en) | 1979-09-10 | 1980-09-10 | Microwave oven |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979124843U JPS5934072Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 高周波加熱装置における給電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5641997U JPS5641997U (ja) | 1981-04-17 |
JPS5934072Y2 true JPS5934072Y2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=14895463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979124843U Expired JPS5934072Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 高周波加熱装置における給電装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4327267A (ja) |
JP (1) | JPS5934072Y2 (ja) |
AU (1) | AU517934B2 (ja) |
CA (1) | CA1142601A (ja) |
CH (1) | CH649620A5 (ja) |
DE (1) | DE3030627C2 (ja) |
FR (1) | FR2465391A1 (ja) |
GB (1) | GB2058530B (ja) |
SE (1) | SE446293B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752094U (ja) * | 1980-09-10 | 1982-03-25 | ||
US4413167A (en) * | 1982-01-11 | 1983-11-01 | Raytheon Company | Microwave egg cooker |
JP2001244064A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子レンジ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3865301A (en) * | 1973-11-15 | 1975-02-11 | Trans World Services | Partially shielded food package for dielectric heating |
JPS543938A (en) * | 1977-06-09 | 1979-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High-frequency heating system |
US4132239A (en) * | 1977-07-05 | 1979-01-02 | Raytheon Company | Fluid valve for microwave devices |
CA1109526A (en) * | 1977-10-14 | 1981-09-22 | Junzo Tanaka | Microwave oven having l-shaped antenna |
DE2850236C2 (de) * | 1977-12-19 | 1981-10-08 | Bosch-Siemens Hausgeräte GmbH, 7000 Stuttgart | Mikrowellenofen |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP1979124843U patent/JPS5934072Y2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-07-10 AU AU60302/80A patent/AU517934B2/en not_active Ceased
- 1980-07-18 CA CA000356543A patent/CA1142601A/en not_active Expired
- 1980-07-29 US US06/173,496 patent/US4327267A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-08-13 DE DE3030627A patent/DE3030627C2/de not_active Expired
- 1980-08-18 CH CH6213/80A patent/CH649620A5/de not_active IP Right Cessation
- 1980-09-08 SE SE8006235A patent/SE446293B/sv not_active IP Right Cessation
- 1980-09-09 FR FR8019467A patent/FR2465391A1/fr active Granted
- 1980-09-10 GB GB8029303A patent/GB2058530B/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4327267A (en) | 1982-04-27 |
SE8006235L (sv) | 1981-03-11 |
CA1142601A (en) | 1983-03-08 |
JPS5641997U (ja) | 1981-04-17 |
DE3030627C2 (de) | 1981-10-01 |
FR2465391A1 (fr) | 1981-03-20 |
CH649620A5 (de) | 1985-05-31 |
AU6030280A (en) | 1981-04-30 |
FR2465391B1 (ja) | 1985-03-01 |
AU517934B2 (en) | 1981-09-03 |
DE3030627A1 (de) | 1981-03-19 |
SE446293B (sv) | 1986-08-25 |
GB2058530A (en) | 1981-04-08 |
GB2058530B (en) | 1983-02-16 |
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